JP7566005B2 - 排ガス処理装置用筒状部材、排ガス処理装置用電気加熱型部材及び排ガス処理装置 - Google Patents

排ガス処理装置用筒状部材、排ガス処理装置用電気加熱型部材及び排ガス処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、排ガス処理装置用筒状部材、排ガス処理装置用電気加熱型部材及び排ガス処理装置に関する。
従来、車両などのエンジンから排出される排ガス中に含まれるHC、CO、NOx等の有害物質の浄化処理のため、柱状のハニカム構造体に触媒を担持したものが使用されている。ハニカム構造体に担持した触媒によって排ガスを処理する場合、触媒を活性温度まで昇温する必要があるが、エンジン始動時には、触媒が活性温度に達していないため、排ガスが十分に浄化されないという問題があった。特に、プラグインハイブリッド車(PHEV)やハイブリッド車(HV)は、その走行に、モーターのみによる走行を含むことから、エンジン始動頻度が少なく、エンジン始動時の触媒温度が低いため、エンジン始動直後の排ガス浄化性能が低下し易い。
そこで、電気加熱型担体(例えば、電気加熱型のハニカム構造体)に一対の電極を設けて通電させることにより、電気加熱型担体を加熱する電気加熱触媒(EHC:Electrically Heated Catalyst)が提案されている。この電気加熱触媒は、電気加熱型担体を筒状部材(筒状容器)に収容した状態で使用されている。電気加熱型担体を通電させると筒状部材にも電気が流れるため、電気加熱型担体と筒状部材との間には絶縁性のマット材が一般的に配置されている。また、マット材は、高温湿潤環境においてマット材が水分を吸収して絶縁性が低下する恐れがあるため、特許文献1及び2にはマット材と接する筒状部材の内周面に絶縁層を設けることが提案されている。
特許第5408341号公報 特許第5864213号公報
筒状部材に収容された電気加熱型担体は、筒状部材の内周面との間の摩擦力によって保持されている。筒状部材の所定の位置に電気加熱型担体を保持するためには、この摩擦力が、排ガスの圧力及び車両振動による外力の合計よりも大きくなければならない。
しかしながら、電気加熱型担体の外周面に設けられた一対の電極の存在によって、筒状部材の内周面と接する電気加熱型担体の外周面積が少なくなるため、電気加熱型担体の外周面と筒状部材の内周面との間の摩擦力を十分に確保することが難しい。また、絶縁層は摩擦係数が小さい傾向にあるため、筒状部材の内周面に絶縁層を設けると、電気加熱型担体の外周面との間の摩擦力が更に低下し易い。その結果、排ガスの圧力及び車両振動による外力によって、筒状部材の所定の位置に収容された電気加熱型担体がずれ易くなる。なお、電気加熱型担体の外周面と筒状部材の内周面との間の摩擦力を高めるために、電気加熱型担体に対する筒状部材の面圧を高めることが考えられるが、この場合、電気加熱型担体が割れる恐れがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、電気加熱型担体の外周面に対する摩擦力を高めることが可能な排ガス処理装置用筒状部材、及びこの排ガス処理装置用筒状部材を用いた排ガス処理装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、筒状部材の内周面に対する摩擦力を高めることが可能な排ガス処理装置用電気加熱型部材、及びこの排ガス処理装置用電気加熱型部材を用いた排ガス処理装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、筒状金属部材の内周面又は電気加熱型担体の外周面に、凹凸部を有し且つ静摩擦係数が0.30以上の絶縁層を設けることにより、電気加熱型担体の外周面と筒状部材の内周面との間の摩擦力を高め得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、筒状金属部材と、前記筒状金属部材の内周面に設けられた絶縁層とを備え、前記絶縁層の表面は、高低差が300μm以下の凹凸部を有し且つ静摩擦係数が0.30以上であり、前記絶縁層は、気孔率が10%以下であり、且つケイ酸塩ガラス又はホウケイ酸塩ガラスを少なくとも含む層である排ガス処理装置用筒状部材である。
また、本発明は、排ガスを加熱可能な柱状の電気加熱型担体と、前記電気加熱型担体を収容する前記排ガス処理装置用筒状部材とを備える排ガス処理装置である。
また、本発明は、排ガスを加熱可能な柱状の電気加熱型担体と、前記電気加熱型担体の少なくとも外周面に設けられた絶縁層とを備え、前記絶縁層の表面は、高低差が300μm以下の凹凸部を有し且つ静摩擦係数が0.30以上であり、前記絶縁層は、気孔率が10%以下であり、且つケイ酸塩ガラス又はホウケイ酸塩ガラスを少なくとも含む層である排ガス処理装置用電気加熱型部材である。
さらに、本発明は、前記排ガス処理装置用電気加熱型部材と、前記排ガス処理装置用電気加熱型部材を収容する筒状金属部材とを備える排ガス処理装置である。
本発明によれば、電気加熱型担体の外周面に対する摩擦力を高めることが可能な排ガス処理装置用筒状部材、及びこの排ガス処理装置用筒状部材を用いた排ガス処理装置を提供することができる。
また、本発明によれば、筒状部材の内周面に対する摩擦力を高めることが可能な排ガス処理装置用電気加熱型部材、及びこの排ガス処理装置用電気加熱型部材を用いた排ガス処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る排ガス処理装置用筒状部材の排ガスの流れ方向に垂直な断面図である。 図1の排ガス処理装置用筒状部材におけるa-a’線の断面の部分拡大図である。 図1及び2の排ガス処理装置用筒状部材における絶縁層の表面の一部の展開図である。 本発明の実施形態1に係る排ガス処理装置用筒状部材における別の絶縁層の表面の一部の展開図及びそのd-d’線の断面図である。 本発明の実施形態1に係る排ガス処理装置の排ガスの流れ方向に垂直な断面図である。 図5の排ガス処理装置におけるb-b’線の断面図である。 本発明の実施形態2に係る排ガス処理装置用電気加熱型部材の排ガスの流れ方向に垂直な断面図である。 図7の排ガス処理装置用電気加熱型部材におけるc-c’線の断面の部分拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施形態に対し変更、改良などが適宜加えられたものも本発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る排ガス処理装置用筒状部材の排ガスの流れ方向に垂直な断面図である。また、図2は、図1の排ガス処理装置用筒状部材におけるa-a’線の断面の部分拡大図である。図3は、図1及び2の排ガス処理装置用筒状部材における絶縁層の表面の一部の展開図である。
排ガス処理装置用筒状部材100は、筒状金属部材10と筒状金属部材10の内周面に設けられた絶縁層20とを備える。
筒状金属部材10は、柱状の電気加熱型担体を収容可能な部材である。筒状金属部材10の軸方向は柱状の電気加熱型担体の軸方向と一致し、筒状金属部材10の中心軸は柱状の電気加熱型担体の中心軸と一致することが好ましい。また、筒状金属部材10の軸方向の中央位置は、柱状の電気加熱型担体の軸方向の中央位置と一致することが好ましい。さらに、筒状金属部材10は、軸方向にわたって一様であってよいが、少なくとも一部(例えば、軸方向両端部など)が縮径又は拡径していてもよい。
筒状金属部材10は、内周面の算術表面粗さRaが、好ましくは10μm以下、より好ましくは8μm以下である。このような範囲に算術表面粗さRaを制御することにより、絶縁層20を筒状金属部材10の内周面に均一に形成することができる。また、内周面の算術表面粗さRaは、好ましくは1μm以上、より好ましくは2μm以上である。このような範囲に算術表面粗さRaを制御することにより、アンカー効果によって筒状金属部材10の内表面に対する絶縁層20の密着力を高めることができる。
ここで、本明細書において「算術表面粗さRa」とは、粗さ曲線の基準長さにおけるZ(x)の平均を表したものであり、JIS B0601:2013に準拠して測定されるものを意味する。
筒状金属部材10の材質は、特に限定されないが、製造性の観点から金属であることが好ましい。筒状金属部材10の材料の例としては、ステンレス、チタン合金、銅合金、アルミ合金、真鍮などが挙げられる。その中でも、耐久信頼性が高く、安価という理由により、ステンレスが好ましい。
筒状金属部材10の厚みは、特に限定されないが、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.3mm以上、更に好ましくは0.5mm以上である。筒状金属部材10の厚みを0.1mm以上とすることにより、耐久信頼性を確保することができる。また、筒状金属部材10の厚みは、好ましくは10mm以下が好ましく、5mm以下がより好ましく、3mm以下が更により好ましい。筒状金属部材10の厚みを10mm以下とすることにより、排ガス処理装置用筒状部材100を軽量化することができる。
絶縁層20の表面は、凹凸部21を有する。凹凸部21を設けることにより、絶縁層20の摩擦係数が大きくなるため、絶縁層20の表面と接する柱状の電気加熱型担体の外周面との摩擦力を高めることができる。
ここで、本明細書において「凹凸部21」とは、平坦面に対して窪んだ部分(凹部)及び/又は突出した部分(凸部)のことを意味する。なお、図1~3では、平坦面に対して窪んだ部分(凹部)のみを有する例を示している。
絶縁層20の表面は、静摩擦係数が0.30以上、好ましくは0.35以上、より好ましくは0.40以上である。このような範囲に静摩擦係数を制御することにより、排ガスの圧力及び車両振動による外力に伴う電気加熱型担体のずれ(排ガスの流れ方向への移動)を抑制し得る摩擦力を確保することができる。なお、静摩擦係数の上限値は、特に限定されないが、一般的に1.0以下である。
ここで、本明細書において「静摩擦係数」とは、JIS K7125:1999に準拠し、23℃にて測定される静摩擦係数を意味する。
絶縁層20は、凹凸部21の高低差が、好ましくは300μm以下、より好ましくは280μm以下、更に好ましくは250μm以下であることが好ましい。このような範囲に凹凸部21の高低差を制御することにより、絶縁層20の表面と柱状の電気加熱型担体の外周面との摩擦力を十分に確保することができる。なお、凹凸部21の高低差の下限値は、特に限定されないが、一般的に4μm以上、好ましくは10μm以上である。
ここで、本明細書において「凹凸部21の高低差」とは、排ガスの流れ方向に平行な絶縁層20の断面図において、最も低い部分と最も高い部分との高低差のことを意味する。
絶縁層20の表面は、凹凸部21の割合が、好ましくは30%以上、より好ましくは35%以上、更に好ましくは40%以上である。このような範囲に凹凸部21の割合を制御することにより、絶縁層20の表面と柱状の電気加熱型担体の外周面との摩擦力を十分に確保することができる。なお、凹凸部21の割合の上限値は、特に限定されないが、一般的に90%以下、好ましくは80%以下である。
ここで、本明細書において「凹凸部21の割合」とは、絶縁層20の表面全体に占める凹部及び凸部の合計の割合のことを意味する。凹凸部21の割合は、排ガスの流れ方向に平行な絶縁層20の断面図において、排ガスの流れ方向における絶縁層20の全体長さに対する凹凸部21の長さを求めることによって算出することができる。
絶縁層20の表面の構造(凹凸部21の形状)は、特に限定されないが、図2及び3に示されるような溝形状の凹部22を有することができる。また、絶縁層20の表面は、図4に示されるような略半球状の凸部23を有することができる。なお、図4(A)は、絶縁層20の表面の一部の展開図であり、図4(B)は、図4(A)のd-d’線の断面図である。さらに、図示していないが、絶縁層20の表面は、各種形状の凹部22と各種形状の凸部23との両方を有することもできる。このような凹部22及び/又は凸部23を表面に有する絶縁層20とすることにより、絶縁層20の表面と柱状の電気加熱型担体の外周面との摩擦力を十分に確保することができる。
ここで、本明細書において「略半球状」とは、半球状だけでなく、半楕円球状を含む概念である。
絶縁層20は、気孔率が、好ましくは10%以下、より好ましくは8%以下である。このような範囲の気孔率とすることにより、絶縁層20の緻密性を確保することができるため、水分の浸入による絶縁性の低下を抑制することができる。
ここで、本明細書において「気孔率」は、水銀圧入法によって測定される気孔率を意味する。
絶縁層20の厚さは、特に限定されないが、好ましくは600μm以下、より好ましくは450μm以下である。このような範囲に厚さを制御することにより、筒状金属部材10の内表面から絶縁層20を剥離し難くすることができる。また、絶縁層20の厚さは、好ましくは20μm以上、より好ましくは50μm以上である。このような範囲に厚さを制御することにより、柱状の電気加熱型担体と筒状金属部材10との間の絶縁性を安定的に確保することができる。
絶縁層20は、特に限定されないが、ガラスを含む層であることが好ましい。ガラスの例としては、ケイ酸塩ガラス、ホウケイ酸塩ガラスなどが挙げられる。その中でも、バリウムを含むケイ酸ガラスが好ましい。このようなガラスを含む層を用いることにより、高温でも耐久性に優れる絶縁層20を構築することができる。
絶縁層20の表面に凹凸部21を形成する方法としては、特に限定されず、当該技術分野において公知の方法に準じて行うことができる。例えば、平坦な表面を有する絶縁層20を形成した後、凹凸部21に対応する型を押し付けることによって凹凸部21を表面に形成することができる。また、平坦な表面を有する絶縁層20を形成した後、粘度が高い絶縁層形成用スラリーをスプレー塗布することによって凹凸部21を形成することができる。さらに、絶縁層20の形成材料として、各種フィラーを添加した材料を用いることにより、フィラーの形状に絶縁層20の表面形状を追従させた凹凸部21を形成することができる。なお、フィラーとしては、特に限定されず、当該技術分野において公知のもの(例えば、無機酸化物)などを用いることができる。
上記のような特徴を有する排ガス処理装置用筒状部材100は、排ガス処理装置に用いることができる。排ガスとしては、特に限定されないが、自動車などの車両の排ガスであることが好ましい。
ここで、本発明の実施形態1に係る排ガス処理装置の排ガスの流れ方向に垂直な断面図を図5に示す。また、図5の排ガス処理装置におけるb-b’線の断面図を図6に示す。
図5及び図6に示されるように、排ガス処理装置500は、排ガスを加熱可能な柱状の電気加熱型担体200(例えば、ハニカム構造体50)と、電気加熱型担体200を収容する排ガス処理装置用筒状部材100とを備える。
排ガス処理装置用筒状部材100は、上述の通り、筒状金属部材10の内周面に、凹凸部21を有し且つ静摩擦係数が0.30以上の絶縁層20を設けることにより、電気加熱型担体200の外周面との摩擦力を高めているため、排ガス処理装置500は、排ガスの圧力及び車両振動による外力に伴う電気加熱型担体200のずれ(排ガスの流れ方向への移動)を抑制することができる。
排ガス処理装置500は、排ガスの流れ方向に垂直な方向において、排ガス処理装置用筒状部材100から電気加熱型担体200の外周面にかかる把持圧力が0.2~2.0MPaであることが好ましい。このような範囲に把持圧力を制御することにより、排ガスの圧力及び車両振動による外力に伴う電気加熱型担体200のずれ(排ガスの流れ方向への移動)を安定して抑制することができる。
ここで、把持圧力は、薄型センサシートを用い、室温(25℃)で電気加熱型担体200の外周面にかかる圧力を測定することによって求めることができる。具体的には、把持圧力は、電気加熱型担体200の外周面にタクタイルセンサを巻いた状態で排ガス処理装置用筒状部材100に収容し、タクタイルセンサで読み取られる圧力から電気加熱型担体200の外周面にかかる圧力を測定する。
排ガス処理装置500は、電気加熱型担体200の外周面に接合された一対の電極部60を更に備えることが好ましい。一対の電極部60は、電気加熱型担体200の中心軸を挟んで、電気加熱型担体200の外周面に排ガスの流れ方向に帯状に延設される。このような構成とすることにより、電気加熱型担体200は、一対の電極部60間に電圧を印加することによって加熱することができる。
電気加熱型担体200としては、特に限定されないが、外周壁51と、外周壁51の内側に配設され、第1端面52から第2端面53まで流路を形成する複数のセル54を区画形成する隔壁55とを有するハニカム構造体50であることが好ましい。ハニカム構造体50は、第1端面52側又は第2端面53側のいずれか一方のセル54の端部に目封止部が形成されていてもよい。
ハニカム構造体50(外周壁51及び隔壁55)の材質としては、通電してジュール熱により発熱可能なものであれば特に限定されず、金属やセラミックスなどを用いることができる。
ハニカム構造体50の材質としてセラミックスを用いる場合、例えば、アルミナ、ムライト、ジルコニア及びコージェライトなどの酸化物系セラミックス、炭化珪素、窒化珪素及び窒化アルミなどの非酸化物系セラミックスからなる群から選択される少なくとも1種のセラミックスを用いることができる。また、炭化珪素-金属珪素複合材や炭化珪素/グラファイト複合材などを用いることもできる。これらの中でも、耐熱性と導電性との両立の観点から、ハニカム構造体50の材質は、珪素-炭化珪素複合材又は炭化珪素を主成分とするセラミックスを含有することが好ましい。ハニカム構造体50の材質が、珪素-炭化珪素複合材を主成分とするというときは、ハニカム構造体50が、珪素-炭化珪素複合材(合計質量)を、全体の90質量%以上含有することを意味する。ここで、珪素-炭化珪素複合材は、骨材としての炭化珪素粒子、及び炭化珪素粒子を結合させる結合材としての珪素を含有しており、複数の炭化珪素粒子が、炭化珪素粒子間に細孔を形成するようにして、珪素によって結合されていることが好ましい。ハニカム構造体50の材質が、炭化珪素を主成分とするというときは、ハニカム構造体50が、炭化珪素(合計質量)を、全体の90質量%以上含有することを意味する。
ハニカム構造体50が珪素-炭化珪素複合材を含む場合、ハニカム構造体50に含有される「骨材としての炭化珪素粒子の質量」と「結合材としての珪素の質量」との合計に対する、「結合材としての珪素の質量」の比率は、10~40質量%であることが好ましく、15~35質量%であることが更に好ましい。この比率が10質量%以上であると、ハニカム構造体50の強度が十分に維持される。また、この比率が40質量%以下であると、焼成時に形状を保持し易くなる。
ハニカム構造体50の熱膨張率は、特に限定されないが、耐熱衝撃性の観点から、好ましくは3.5~6.0ppm/K、より好ましくは3.5~4.5ppm/Kである。本明細書において「熱膨張率」は、特に断りのない限り、JIS R1618:2002に準拠した方法により測定される25~800℃の線熱膨張係数を指す。熱膨張計としては、BrukerAXS社製の「TD5000S(商品名)」を用いることができる。
ハニカム構造体50は、一対の電極部60間に電圧を印加すると通電してジュール熱により発熱することが可能である。よって、ハニカム構造体50はヒーターとして好適に用いることができる。印加する電圧は12~900Vが好ましいが、印加する電圧は適宜変更可能である。また、ハニカム構造体50に触媒を担持することにより、ハニカム構造体50をEHCとして使用することができる。
ハニカム構造体50は、ジュール熱により発熱することができれば、その体積抵抗率については特に限定されない。ハニカム構造体50の体積抵抗率は、用途応じて適宜選択すればよい。例示的には、ハニカム構造体50の体積抵抗率は、0.01~200Ωcmとすることができ、好ましくは0.05~50Ωcm、より好ましくは0.1~5Ωcmである。ハニカム構造体50の体積抵抗率は、四端子法により室温(25℃)で測定した値である。
隔壁55は多孔質であってもよいし、緻密質であってもよい。隔壁55が多孔質である場合、隔壁55の気孔率は、特に限定されないが、好ましくは35~60%、より好ましくは35~45%である。気孔率は、水銀ポロシメータにより測定した値である。
隔壁55の平均細孔径は、特に限定されないが、好ましくは2~15μm、より好ましくは3~8μmである。平均細孔径は、水銀ポロシメータにより測定した値である。
隔壁55の厚みは、特に限定されないが、好ましくは0.1~0.3mm、より好ましくは0.1~0.15mmである。
セル密度は、特に限定されないが、セル54の流路方向に直交する断面において、好ましくは40~150セル/cm2、より好ましくは60~100セル/cm2である。
セル54の流路方向に直交する断面におけるセル54の形状としては、特に限定されないが、四角形、六角形、八角形、又はこれらの組み合わせであることが好ましい。これらの中でも、正方形及び六角形が好ましい。セル54の形状をこのようにすることにより、ハニカム構造体50に排ガスを流したときの圧力損失が小さくなり、触媒による浄化性能を向上させることができる。
ハニカム構造体50の外形は、柱状であれば特に限定されず、例えば、端面が円形、オーバル形状、多角形(例えば、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形)などの柱状とすることができる。
ハニカム構造体50の大きさは、耐熱衝撃性の観点から、端面の面積が好ましくは2000~20000mm2、より好ましくは4000~17000mm2である。
ハニカム構造体50の中心軸方向の長さは、耐熱衝撃性の観点から、好ましくは30~200mm、より好ましくは30~120mmである。
ハニカム構造体50の製造方法としては、特に限定されず、当該技術分野において公知の方法に準じて行うことができる。例えば、まず、炭化珪素粉末(炭化珪素)に、金属珪素粉末(金属珪素)、バインダ、界面活性剤、造孔材、水などを添加して成形原料を作製する。次に、得られた成形原料を混練して坏土を形成した後、坏土を押出成形してハニカム成形体を作製する。押出成形に際しては、所望の全体形状、セル形状、隔壁厚み、セル密度などを有する口金を用いることができる。次に、得られたハニカム成形体について、乾燥を行った後、焼成することによってハニカム構造体50を作製することができる。
電極部60の材質としては、特に限定されないが、金属及び導電性セラミックスを用いることができる。金属の例としては、Ag、Cu、Ni、Au、Pd、Cr、Fe、Co、Ni、Si又はTiの単体金属又はこれらの金属よりなる群から選択される少なくとも一種の金属を含有する合金が挙げられる。導電性セラミックスの例としては、炭化珪素(SiC)や、珪化タンタル(TaSi2)及び珪化クロム(CrSi2)等の金属珪化物などの金属化合物が挙げられる。また、上記導電性セラミックスの一種以上と上記金属の一種以上の組み合わせからなる複合材(サーメット)を用いてもよい。サーメットの具体例としては、金属珪素と炭化珪素との複合材、珪化タンタルや珪化クロムなどの金属珪化物と金属珪素と炭化珪素の複合材、更には上記の一種又は二種以上の金属に熱膨張低減の観点から、アルミナ、ムライト、ジルコニア、コージェライト、窒化珪素及び窒化アルミ等の絶縁性セラミックスを一種又は二種以上添加した複合材が挙げられる。電極部60の材質としては、上記の各種金属及び導電性セラミックスの中でも、珪化タンタルや珪化クロムなどの金属珪化物と金属珪素と炭化珪素の複合材との組合せとすることが、ハニカム構造体50と同時に焼成できるので製造工程の簡素化に資するという理由により好ましい。
電極部60の厚みは、0.01~5mmであることが好ましく、0.01~3mmであることが更に好ましい。このような範囲とすることにより、ハニカム構造体50を均一に発熱させ易くなる。電極部60の厚みは、厚みを測定しようとする電極部60の箇所をセル54の延伸方向に垂直な断面で観察したときに、電極部60の外面の当該測定箇所における接線に対する法線方向の厚みとして定義される。
電極部60の電気抵抗率は、ハニカム構造体50の電気抵抗率よりも低いことが好ましい。このような構成とすることにより、電極部60に優先的に電気が流れ易くなるため、通電時に電気がセル54の流路方向及び周方向に広がり易くなる。電極部60の電気抵抗率は、ハニカム構造体50の電気抵抗率の1/10以下であることが好ましく、1/20以下であることがより好ましく、1/30以下であることが更により好ましい。ただし、両者の電気抵抗率の差が大きくなりすぎると、対向する電極部60の端部間に電流が集中してハニカム構造体50の発熱が偏ってしまう。そのため、電極部60の電気抵抗率は、ハニカム構造体50の電気抵抗率の1/200以上であることが好ましく、1/150以上であることがより好ましく、1/100以上であることが更により好ましい。本発明において、電極部60の電気抵抗率は、四端子法により25℃で測定した値とする。
電極部60の形成方法としては、特に限定されず、当該技術分野において公知の方法に準じて行うことができる。例えば、電極部形成用ペースト又はスラリーをハニカム構造体50の外周面にスクリーン印刷などの方法を用いて塗布した後、焼成すればよい。なお、電極部形成用ペースト又はスラリーの焼成は、ハニカム成形体の焼成と同時に行ってもよい。
電気加熱型担体200と排ガス処理装置用筒状部材100との間には、マット材を更に設けてもよい。マット材は、緩衝材として機能するため、電気加熱型担体200の破損を抑制することができる。また、マット材が絶縁性である場合、電気加熱型担体200を通電させた際に筒状金属部材10にも電気が流れることを抑制することができる。
マット材としては、特に限定されないが、セラミックス繊維などの無機繊維を含むことが好ましい。セラミックス繊維は、アルミナ、ムライト、炭化珪素、窒化珪素、ジルコニア、チタニアからなる群より選ばれる1種又はそれらの複合物を含むことが好ましい。
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2に係る排ガス処理装置用電気加熱型部材の排ガスの流れ方向に垂直な断面図である。また、図8は、図7の排ガス処理装置用電気加熱型部材におけるc-c’線の断面の部分拡大図である。
なお、本発明の実施形態1に係る排ガス処理装置用筒状部材100は、電気加熱型担体200の外周面と接する筒状金属部材10の内周面に絶縁層20が形成されていたが、本発明の実施形態2に係る排ガス処理装置用電気加熱型部材は、筒状金属部材10の内周面と接する電気加熱型担体200の外周面に絶縁層20が形成されている。すなわち、本発明の実施形態2に係る排ガス処理装置用電気加熱型部材は、本発明の実施形態1に係る排ガス処理装置用筒状部材100に対して、絶縁層20が形成される部材が異なること以外は基本的に同じである。よって、本発明の実施形態1の説明の中で登場した符号と同一の符号を有する構成要素は、本発明の実施形態2の構成要素と同一であるので、説明を省略する。
図7及び8に示されるように、排ガス処理装置用電気加熱型部材300は、排ガスを加熱可能な柱状の電気加熱型担体200と、電気加熱型担体200の少なくとも外周面に設けられた絶縁層20とを備える。
電気加熱型担体200の少なくとも外周面に設けられた絶縁層20は、本発明の実施形態1で説明した特徴を有する。特に、凹凸部21を有し且つ静摩擦係数が0.30以上である表面をもつ絶縁層20を設けることにより、絶縁層20の摩擦係数が大きくなるため、絶縁層20の表面と接する筒状金属部材10の内周面との摩擦力を高めることができる。その結果、排ガスの圧力及び車両振動による外力に伴う排ガス処理装置用電気加熱型部材300のずれ(排ガスの流れ方向への移動)を抑制し得る摩擦力を確保することができる。
排ガス処理装置用電気加熱型部材300は、電気加熱型担体200の外周面に接合された一対の電極部60を更に備えることが好ましい。この場合、絶縁層20は、電気加熱型担体200の外周面及び一対の電極部60上(ただし、外部接続部を除く)に形成される。
上記のような特徴を有する排ガス処理装置用電気加熱型部材300は、排ガス処理装置に用いることができる。
本発明の実施形態2に係る排ガス処理装置は、排ガス処理装置用電気加熱型部材300と、排ガス処理装置用電気加熱型部材300を収容する筒状金属部材10とを備える。
排ガス処理装置用電気加熱型部材300は、上述の通り、電気加熱型担体200の外周面に凹凸部21を有し且つ静摩擦係数が0.30以上の絶縁層20を設けることにより、筒状金属部材10の内周面との摩擦力を高めているため、排ガス処理装置は、排ガスの圧力及び車両振動による外力に伴う排ガス処理装置用電気加熱型部材300のずれ(排ガスの流れ方向への移動)を抑制することができる。
本発明の実施形態2に係る排ガス処理装置は、排ガス処理装置用電気加熱型部材300と筒状金属部材10との間にマット材を更に備えることができる。マット材は、緩衝材として機能するため、排ガス処理装置用電気加熱型部材300の破損を抑制することができる。また、マット材が絶縁性である場合、排ガス処理装置用電気加熱型部材300を通電させた際に筒状金属部材10にも電気が流れることを抑制することができる。マット材としては、上記で例示した材料を用いることができる。
本発明の実施形態2に係る排ガス処理装置は、本発明の実施形態1に係る排ガス処理装置用筒状部材100を筒状金属部材10として用いてもよい。このような構成とすることにより、排ガス処理装置用電気加熱型部材300の外周面と排ガス処理装置用筒状部材100の内周面との摩擦力をより一層高めることができる。
以下、本発明を実施例によって更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではない。
(実施例1)
SUS430平板の表面に対し、#24~60のアルミナ砥粒を用いてサンドブラスト処理を1分間施した。処理後の表面の算術表面粗さRaについて測定した結果、3.7μmであった。次に、バリウムを含むケイ酸ガラス粉末100質量部に対して水100質量部加え、ボールミル処理器で湿式混合して絶縁層形成用スラリーを得た。次に、絶縁層形成用スラリーをSUS430平板の表面にスプレー塗布して乾燥させることにより、平坦な表面を有する乾燥塗布層を得た。次に、この乾燥塗布層の表面に、図2及び3に示されるような溝形状の凹部22を形成するために、凹部22に対応する凸部を有する型を押し付けた後、860℃で10分間加熱することにより、凹部22を表面に有する絶縁層を形成した。この絶縁層は、厚さが300μm、気孔率が9%、凹凸部(凹部22)の高低差が23μm、凹凸部(凹部22)の割合が66%であった。
(実施例2)
SUS430平板の表面に対し、#24~60のアルミナ砥粒を用いてサンドブラスト処理を1分間施した。処理後の表面の算術表面粗さRaについて測定した結果、3.7μmであった。次に、バリウムを含むケイ酸ガラス粉末100質量部に対して水100質量部加え、ボールミル処理器で湿式混合して第1絶縁層形成用スラリーを得た。また、バリウムを含むケイ酸ガラス粉末100質量部に対して水45質量部加え、ボールミル処理器で湿式混合して第2絶縁層形成用スラリーを得た。次に、第1絶縁層形成用スラリーをSUS430平板の表面にスプレー塗布して乾燥させることにより、平坦な表面を有する乾燥塗布層を得た。次に、この乾燥塗布層上に第2絶縁層形成用スラリーをスプレー塗布して乾燥させることにより、図4に示されるような略半球状の凸部23を表面に形成した後、860℃で10分間加熱することにより、凸部23を表面に有する絶縁層を形成した。この絶縁層は、厚さが300μm、気孔率が5%、凹凸部(凸部23)の高低差が23μm、凹凸部(凸部23)の割合が80%であった。
(比較例1)
SUS430平板の表面に対し、#24~60のアルミナ砥粒を用いてサンドブラスト処理を1分間施した。処理後の表面の算術表面粗さRaについて測定した結果、3.7μmであった。次に、バリウムを含むケイ酸ガラス粉末100質量部に対して水100質量部加え、ボールミル処理器で湿式混合して絶縁層形成用スラリーを得た。次に、絶縁層形成用スラリーをSUS430平板の表面にスプレー塗布して乾燥させることにより、平坦な表面を有する乾燥塗布層を得た後、860℃で10分間加熱することにより、平坦な表面を有する絶縁層を形成した。この絶縁層は、厚さが300μm、気孔率が9%であった。比較例1では、絶縁層に凹凸部が形成されていなかった。
上記の実施例及び比較例で形成した絶縁層に対し、JIS K7125:1999に準拠し、23℃にて静摩擦係数を測定した。
その結果、実施例1及び2の絶縁層の静摩擦係数はそれぞれ0.33及び0.35であったのに対し、比較例1の絶縁層の静摩擦係数は0.24であった。したがって、実施例1及び2の絶縁層は、比較例1の絶縁層に比べて、静摩擦係数を1.35倍以上に高めることができた。
以上の結果からわかるように、本発明によれば、電気加熱型担体の外周面に対する摩擦力を高めることが可能な排ガス処理装置用筒状部材、及びこの排ガス処理装置用筒状部材を用いた排ガス処理装置を提供することができる。また、本発明によれば、筒状部材の内周面に対する摩擦力を高めることが可能な排ガス処理装置用電気加熱型部材、及びこの排ガス処理装置用電気加熱型部材を用いた排ガス処理装置を提供することができる。
10 筒状金属部材
20 絶縁層
21 凹凸部
22 凹部
23 凸部
50 ハニカム構造体
51 外周壁
52 第1端面
53 第2端面
54 セル
55 隔壁
60 電極部
100 排ガス処理装置用筒状部材
200 電気加熱型担体
300 排ガス処理装置用電気加熱型部材
500 排ガス処理装置

Claims (14)

  1. 筒状金属部材と、
    前記筒状金属部材の内周面に設けられた絶縁層と
    を備え、
    前記絶縁層の表面は、高低差が300μm以下の凹凸部を有し且つ静摩擦係数が0.30以上であり、
    前記絶縁層は、気孔率が10%以下であり、且つケイ酸塩ガラス又はホウケイ酸塩ガラスを少なくとも含む層である排ガス処理装置用筒状部材。
  2. 前記静摩擦係数が0.35以上である、請求項1に記載の排ガス処理装置用筒状部材。
  3. 前記絶縁層の表面における凹凸部の割合が30%以上である、請求項1又は2に記載の排ガス処理装置用筒状部材。
  4. 前記筒状金属部材の内周面の算術表面粗さRaが10μm以下である、請求項1~のいずれか一項に記載の排ガス処理装置用筒状部材。
  5. 前記絶縁層の表面は、溝形状の凹部又は略半球状の凸部を少なくとも有する、請求項1~のいずれか一項に記載の排ガス処理装置用筒状部材。
  6. 排ガスを加熱可能な柱状の電気加熱型担体と、
    前記電気加熱型担体を収容する請求項1~のいずれか一項に記載の排ガス処理装置用筒状部材と
    を備える排ガス処理装置。
  7. 前記電気加熱型担体と前記排ガス処理装置用筒状部材との間にマット材を更に備える、請求項に記載の排ガス処理装置。
  8. 排ガスを加熱可能な柱状の電気加熱型担体と、
    前記電気加熱型担体の少なくとも外周面に設けられた絶縁層と
    を備え、
    前記絶縁層の表面は、高低差が300μm以下の凹凸部を有し且つ静摩擦係数が0.30以上であり、
    前記絶縁層は、気孔率が10%以下であり、且つケイ酸塩ガラス又はホウケイ酸塩ガラスを少なくとも含む層である排ガス処理装置用電気加熱型部材。
  9. 前記静摩擦係数が0.35以上である、請求項に記載の排ガス処理装置用電気加熱型部材。
  10. 前記絶縁層の表面における凹凸部の割合が30%以上である、請求項8又は9に記載の排ガス処理装置用電気加熱型部材。
  11. 前記絶縁層の表面は、溝形状の凹部又は略半球状の凸部を少なくとも有する、請求項10のいずれか一項に記載の排ガス処理装置用電気加熱型部材。
  12. 請求項11のいずれか一項に記載の排ガス処理装置用電気加熱型部材と、
    前記排ガス処理装置用電気加熱型部材を収容する筒状金属部材と
    を備える排ガス処理装置。
  13. 前記排ガス処理装置用電気加熱型部材と前記筒状金属部材との間にマット材を更に備える、請求項12に記載の排ガス処理装置。
  14. 前記筒状金属部材が、請求項1~のいずれか一項に記載の排ガス処理装置用筒状部材である、請求項12又は13に記載の排ガス処理装置。
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