JP7574679B2 - パウチ - Google Patents
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Description
おもて面フィルムと裏面フィルムの間に収容部を有するパウチであって、
第1縁部と、
前記第1縁部と対向する第2縁部と、
前記第1縁部と前記第2縁部の間に延びる2つの側縁部と、
各前記側縁部に沿って延びる側縁部シール部と、
前記側縁部の少なくともいずれか一方から、前記側縁部と交差する方向に突出する取出口部と、を有し、
前記取出口部は、前記収容部に連続する取出口空間を囲む取出口シール部と、前記取出口シール部に連接し、前記側縁部シール部の延伸方向に沿って延びる突出シール部と、を有し、
前記突出シール部の内縁が、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上または外側にある、パウチを提供する。
前記取出口シール部は、前記側縁部シール部の延伸方向と交差する方向に延びる取出口シール部第1部分、取出口シール部第2部分を有し、
前記突出シール部は、前記取出口シール部第1部分、前記取出口シール部第2部分にそれぞれ連接されていてもよい。
前記取出口シール部には、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上に位置し、前記取出口シール部の端部から前記取出口部の中央に向かって延びる切込みが設けられていてもよい。
前記取出口シール部には、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上に位置し、前記取出口シール部の端部に達しない貫通部が設けられていてもよい。
前記取出口シール部には、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上に位置し、前記取出口シール部の延伸方向と交差する方向に延びるミシン目が設けられていてもよい。
前記おもて面フィルム、前記裏面フィルムは、金属箔を含んでいてもよい。
<パウチの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るパウチを示す正面図である。図2は、取出し口を含む部分の部分平面図である。図1に示した本実施形態のパウチは、内容物が充填される前の状態(内容物が充填されていない状態)のパウチを示したものである。図1に示すように、本実施形態のパウチは、平面視において長方形状の本体部10と横向き台形状の取出口部30が一体に連接された形状である。本実施形態のパウチは、本体部10において、互いに対向する第1縁部4と第2縁部5と、第1縁部4と第2縁部5の間に延びる第1側縁部6と第2側縁部7と、を含む。
本実施形態のパウチは、図1に示すように、底部シール部15と、第1側縁部シール部16と、第2側縁部シール部17と、を備え、第1縁部4側は未シールで内容物の充填のための開口が形成されている。底部シール部15は、第1底部シール部15a、第2底部シール部15bと、を含んでいる。
底面フィルム3の第1部分と、おもて面フィルム1の底面フィルム3の第1部分に対応する部分が、第1底部シール部15aにより接合されて、第1ひだ部9aが形成されている。また、底面フィルム3の第2部分と、裏面フィルム2の底面フィルム3の第2部分に対応する部分が、第1底部シール部15aにより接合されて、第2ひだ部9bが形成されている。そして、第1ひだ部9aと第2ひだ部9bとで、底部ガセット部9が形成されている。図1の正面図においては、折込部3aより下方において、第1ひだ部9aが見える状態となっている。
第1縁部4側の開口を介して内容物が収容された後、図1において14aと示されている第1縁部シール予定部(二点鎖線より上側)に第1縁部シール部14が形成され、パウチが封止される(図4参照)。第1縁部シール部14は、第1縁部4に沿って第1側縁部シール部16から第2側縁部シール部17に亘って形成される。収容部11は、第1側縁部シール部16の内縁と、第2側縁部シール部17の内縁と、第1底部シール部15aの内縁と、第1縁部シール部14の内縁と、で画成されている。したがって、第1側縁部シール部16の内縁、第2側縁部シール部17の内縁、第1底部シール部15aの内縁、第1縁部シール部14の内縁は、収容部11の外縁となる。図4は、内容物を充填し、封止した後のパウチの正面図である。なお、図示の都合上、内容物は省略してある。
内容物としては、特に限定されないが、固形状の物品であることが好ましい。例えば、タブレット状の物品を内容物とすることができる。また、個包装された物品であってもよい。また、内容物は食品であっても、非食品であってもよい。
次に、開閉機構について説明する。図1に示すように、本実施形態のパウチでは、第1縁部4に沿ってパウチの開封および再封が可能な開閉機構である咬合具20が形成されている。図3は、図1に示すA-A線に対応する断面図である。図1、図3に示すように、パウチは、収容部11の第1縁部4寄りに、相互に咬合する第1部材と第2部材とからなる開閉自在な咬合具20を開閉機構として備える。本実施形態では、雄部材21を第1部材、雌部材22を第2部材として説明していくが、雌部材22を第1部材、雄部材21を第2部材としてもよい。図1に示すように、平面視で帯状の咬合具20は、第1縁部4に沿って設けられている。本実施形態では、咬合具20の長手方向が、第1縁部4に平行になるように設けられている。
上記のような咬合具20側の開口からも内容物を取り出すことができるが、内容物を取り出す際に、咬合具20に引っ掛かる場合もある。咬合具20はパウチの上部となる第1縁部4側に設けられているため、内容物からの距離が遠く、取り出し難い場合がある。また、咬合具20を通して固形物を取り出す場合は、内容物を指で摘まむなどして触れる機会もある。そこで、本実施形態では、内容物に触れることなく取り出すことができるよう、咬合具20側の開口とは別の、第1側縁部6の内容物に近い位置に取出口部30を設けている。取出口部30について説明する。取出口部30は、上記の開閉機構である咬合具20を用いずに、簡易に内容物を取り出し、再封するための機構である。上述のように、取出口部30は、第1側縁部6から、第1側縁部6と交差する方向(図1における左側)に突出するようにして設けられている。取出口部30は、収容部11に連続する取出口空間32を囲む取出口シール部31と、取出口シール部31に連接し、第1側縁部シール部16(16a、16b)の延伸方向(図1、図2における上下方向)に沿って延びる突出シール部33(33a、33b)と、を有している。
パウチのおもて面フィルム1、裏面フィルム2、底面フィルム3としては、積層フィルムを用いることができる。積層フィルムは、少なくとも、外側から、基材層、シーラント層を含む積層体である。例えば、積層フィルムは、外側から順に、基材層、印刷層、他の層(例えばバリア層)、シーラント層を積層して形成されている。シーラント層は、パウチの最内面を構成する層である。印刷層、他の層は必須ではない。また、これらの各層を積層するために接着剤層を用いることもできる。
・ポリエチレンテレフタレート(PET)12μm/印刷層(インキ)/接着剤/アルミニウム(ALM)箔7μm/接着剤/延伸ナイロン(ONY)15μm/接着剤/無延伸ポリプロピレン(CPP)70μm
・印刷層(インキ)/紙(坪量50g/m2)/PE15μm/アルミニウム(ALM)箔6μm/AC/PE40μm/PEフィルム30μm
・セロハン#300/印刷層(インキ)/AC/PE15μm/アルミニウム(ALM)箔7μm/AC/PE15μm/PEフィルム30μm
・延伸ポリプロピレン(OPP)25μm/印刷層(インキ)/接着剤/蒸着無延伸ポリプロピレン(VMCPP)30μm
図1に示したように、本実施形態では、第1縁部4と咬合具20の間に開封予定線12が形成されている。開封予定線12は、第1縁部4、咬合具20に平行に形成されている。また、取出口部30に開封予定線39が形成されている。開封予定線39は、取出口シール部第3部分31cの内縁より収容部11側に、第1側縁部6と平行に形成されている。開封予定線12、開封予定線39は、基材層を貫通し、且つ、シーラント層を貫通しないハーフカット線である。ハーフカット線の場合、開封予定線12は、刃物を用いて形成してもよいし、レーザー加工により形成してもよい。また、ハーフカット線の場合、開封予定線12、開封予定線39は、連続的に延びる線であってもよいし、断続的に延びる線であってもよい。また、開封予定線12は、パウチの第1側縁部6から第2側縁部7に至るように設けてもよい。
図4に示したような本実施形態に係るパウチの使用方法について説明する。まず、開封予定線12に沿って、第1縁部4側を切り取り、パウチを開封する。続いて、咬合具20の嵌合を外す。すなわち、雄部材21と雌部材22の嵌合を外すことにより、収容部11に開口を形成する。そして、この開口から、例えば固形物状の内容物を取り出すことができる。そして、パウチを再封する。すなわち雄部材21と雌部材22を嵌合させて、開口を閉じる。
次に、取出口部の変形例について説明する。図7は、取出口部の変形例を示す部分平面図である。図7に示す各変形例の取出口部は、図2に示した取出口部と同じ範囲を示している。図7(a)に示す変形例の取出口部30Bは、図2に示した取出口部30にさらに切込み34を有する。すなわち、図7(a)に示す変形例の取出口部30Bは、切込み34を有する点で図2に示した取出口部30と異なる。切込み34は、ノッチと呼ばれることもある。図7(a)の例では、切込み34として、第1切込み34aと第2切込み34bを有する。第1切込み34aは、取出口シール部第1部分31aに形成されている。第1切込み34aは、第1側縁部シール部16の外縁と同一直線上にあることが好ましい。第2切込み34bは、取出口シール部第2部分31bに形成されている。第2切込み34bは、第1側縁部シール部16の外縁と同一直線上にあることが好ましい。すなわち、切込み34は、取出口シール部31の端部から取出口部30の第1縁部4と第2縁部5を結ぶ方向における中央に向かって延びている。
基材層として厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、中間層としてアルミニウム(ALM)箔、シーラント層として厚み100μmの直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムを用いた。具体的には、まず、基材層となる厚み12μmのPETフィルムの内面側に印刷層を形成した。印刷層としては、開封予定線12の位置を示す線分の印刷も含まれている。その後、接着剤層を介して印刷層側の面と厚み7μmのALM箔を貼り合わせた。さらに、接着剤層を介してALM箔側の面と厚み100μmのLLDPEフィルムを貼り合わせた。この結果、ポリエチレンテレフタレート(PET)12μm/印刷層(インキ)/接着剤/アルミニウム(ALM)箔7μm/接着剤/LLDPE100μmの層構成となる積層フィルムである包装材料が得られた。接着剤層は、アクリルポリオールとイソシアネート化合物との硬化物である。包装材料は金属箔であるアルミニウム箔を含んでいる。
取出口部を、図7(a)に示したような、切込み34を有する取出口部30Bの形態とした以外は、実施例1と同様にして、本実施形態に係るパウチを形成した。
取出口部を、図7(b)に示したような、貫通部35を有する取出口部30Cの形態とした以外は、実施例1と同様にして、本実施形態に係るパウチを形成した。
取出口部を、図7(c)に示したような、ミシン目36を有する取出口部30Dの形態とした以外は、実施例1と同様にして、本実施形態に係るパウチを形成した。
取出口部を、図7(d)に示したような、突出シール部37を有する取出口部30Eの形態とした以外は、実施例1と同様にして、本実施形態に係るパウチを形成した。
取出口部を、図8(a)に示したような、突出シール部のない形態とした以外は、実施例1と同様にして、本実施形態に係るパウチを形成した。
取出口部を、図8(b)に示したような、突出シール部の位置を変更した形態とした以外は、実施例1と同様にして、本実施形態に係るパウチを形成した。図8(b)の比較例では、突出シール部が第1側縁部シール部16を延長したものとなっている。このため、図8(b)の比較例では、突出シール部の収容部11から遠い側の縁が、第1側縁部シール部16の外縁と同一直線上にある。したがって、突出シール部の内縁は、第1側縁部シール部16の外縁より内側(収容部11側)にある。
取出口部を、図8(c)に示したような、突出シール部の位置を変更した形態とした以外は、実施例1と同様にして、本実施形態に係るパウチを形成した。図8(c)の比較例では、突出シール部の内縁が第1側縁部シール部16の内縁を延長したものとなっている。このため、図8(c)の比較例では、突出シール部の収容部11から遠い側の縁が、第1側縁部シール部16の外縁より外側にある。したがって、突出シール部の内縁は、第1側縁部シール部16の外縁より内側(収容部11側)にある。
実施例と比較例のパウチについて、折り曲げ試験を行った。まず、開封予定線39に沿って、取出口シール部第3部分31c側を切り取り、取出口空間32に繋がる開口を形成した。その後、第1側縁部シール部16の外縁と同一直線上を折り曲げ線として、取出口部を収容部11側に折り曲げて再封(リクローズ)した。そして、取出口部を延ばして開口から内容物を取り出し可能な状態とした後、再び取出口部を収容部11側に折り曲げて再封した。このようにして、取出口部を収容部11側に折り曲げて再封する作業を繰り返して行った。そして、3回目、12回目の再封状態すなわち折り曲げた状態で放置し、取出口部の状態を目視確認した。この際、取出口部が戻らない場合を〇、取出口部がやや戻る場合を△、取出口部が戻ってしまう場合を×として評価した。評価結果を表1に示す。
2・・・裏面フィルム
3・・・底面フィルム
3a・・・折込部
4・・・第1縁部
5・・・第2縁部
6・・・第1側縁部
7・・・第2側縁部
9・・・底部ガセット部
9a・・・第1ひだ部
9b・・・第2ひだ部
10・・・本体部
11・・・収容部
12、39・・・開封予定線
14・・・第1縁部シール部
14a・・・第1縁部シール予定部
15・・・底部シール部
15a・・・第1底部シール部
15b・・・第2底部シール部
16・・・第1側縁部シール部
16a・・・第1側縁部シール部第1部分
16b・・・第1側縁部シール部第2部分
17・・・第2側縁部シール部
20・・・咬合具(開閉機構)
21・・・雄部材
21a・・・第1基部
21b・・・雄型咬合部
22・・・雌部材
22a・・・第2基部
22b・・・雌型咬合部
30・・・取出口部
31・・・取出口シール部
32・・・取出口空間
33、37、38・・・突出シール部
34・・・切込み
35・・・貫通部
36・・・ミシン目
Claims (5)
- おもて面フィルムと裏面フィルムの間に収容部を有するパウチであって、
第1縁部と、
前記第1縁部と対向する第2縁部と、
前記第1縁部と前記第2縁部の間に延びる2つの側縁部と、
各前記側縁部に沿って延びる側縁部シール部と、
前記側縁部の少なくともいずれか一方から、前記側縁部と交差する方向に突出する取出口部と、を有し、
前記取出口部は、前記収容部に連続する取出口空間を囲む取出口シール部と、前記取出口シール部に連接し、前記側縁部シール部の延伸方向に沿って延びる突出シール部と、を有し、
前記突出シール部の内縁が、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上または外側にあり、
前記取出口シール部には、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上に位置し、前記取出口シール部の端部から前記取出口部の中央に向かって延びる切込みが設けられている、パウチ。 - おもて面フィルムと裏面フィルムの間に収容部を有するパウチであって、
第1縁部と、
前記第1縁部と対向する第2縁部と、
前記第1縁部と前記第2縁部の間に延びる2つの側縁部と、
各前記側縁部に沿って延びる側縁部シール部と、
前記側縁部の少なくともいずれか一方から、前記側縁部と交差する方向に突出する取出口部と、を有し、
前記取出口部は、前記収容部に連続する取出口空間を囲む取出口シール部と、前記取出口シール部に連接し、前記側縁部シール部の延伸方向に沿って延びる突出シール部と、を有し、
前記突出シール部の内縁が、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上または外側にあり、
前記取出口シール部には、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上に位置し、前記取出口シール部の端部に達しない貫通部が設けられている、パウチ。 - おもて面フィルムと裏面フィルムの間に収容部を有するパウチであって、
第1縁部と、
前記第1縁部と対向する第2縁部と、
前記第1縁部と前記第2縁部の間に延びる2つの側縁部と、
各前記側縁部に沿って延びる側縁部シール部と、
前記側縁部の少なくともいずれか一方から、前記側縁部と交差する方向に突出する取出口部と、を有し、
前記取出口部は、前記収容部に連続する取出口空間を囲む取出口シール部と、前記取出口シール部に連接し、前記側縁部シール部の延伸方向に沿って延びる突出シール部と、を有し、
前記突出シール部の内縁が、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上または外側にあり、
前記取出口シール部には、前記側縁部シール部の外縁と同一直線上に位置し、前記取出口シール部の延伸方向と交差する方向に延びるミシン目が設けられている、パウチ。 - 前記取出口シール部は、前記側縁部シール部の延伸方向と交差する方向に延びる取出口シール部第1部分、取出口シール部第2部分を有し、
前記突出シール部は、前記取出口シール部第1部分、前記取出口シール部第2部分にそれぞれ連接されている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパウチ。 - 前記おもて面フィルム、前記裏面フィルムは、金属箔を含む、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のパウチ。
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