JP7576742B2 - 電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents
電解コンデンサおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7576742B2 JP7576742B2 JP2020216045A JP2020216045A JP7576742B2 JP 7576742 B2 JP7576742 B2 JP 7576742B2 JP 2020216045 A JP2020216045 A JP 2020216045A JP 2020216045 A JP2020216045 A JP 2020216045A JP 7576742 B2 JP7576742 B2 JP 7576742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main surface
- cathode
- anode
- capacitor element
- cathode terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
図4Aは、図2と同様、2つの第3陰極端子部14cを、コンデンサ素子の互いに対向する第2主面S2および第3主面S3に沿ってそれぞれが延在するように配置する場合の例である。しかしながら、図2と異なり、2つの第3陰極端子部14cは、第3陰極端子部14cに垂直な方向から見て互いに対向している。
陽極体は、弁作用金属、弁作用金属を含む合金、および弁作用金属を含む化合物(金属間化合物など)などを含むことができる。これらの材料は一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて使用できる。弁作用金属としては、アルミニウム、タンタル、ニオブ、チタンなどを用いることができる。陽極体は、弁作用金属、弁作用金属を含む合金、または弁作用金属を含む化合物の箔であってもよく、弁作用金属、弁作用金属を含む合金、または弁作用金属を含む化合物の多孔質焼結体であってもよい。
陰極部は、誘電体層の少なくとも一部を覆う固体電解質層と、固体電解質層の少なくとも一部を覆う陰極引出層とを備える。
固体電解質層は、例えば、導電性高分子を含む。導電性高分子としては、例えば、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリフラン、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリフェニレン、ポリパラフェニレンビニレン、ポリアセン、ポリチオフェンビニレン、ポリフルオレン、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルフェノール、ポリピリジン、あるいは、これらの高分子の誘導体などが挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、複数種を組み合わせて用いてもよい。また、導電性高分子は、2種以上のモノマーの共重合体でもよい。これらのうちでは、導電性に優れる点で、ポリチオフェン、ポリアニリン、ポリピロールなどが好ましい。なかでも、撥水性に優れる点で、ポリピロールが好ましい。
陰極引出層は、例えば、カーボン層8および銀ペースト層9を備える。カーボン層は、導電性を有していればよく、例えば、黒鉛などの導電性炭素材料を用いて構成することができる。カーボン層は、例えば、カーボンペーストを固体電解質層の表面の少なくとも一部に塗布して形成される。銀ペースト層には、例えば、銀粉末とバインダ樹脂(エポキシ樹脂など)とを含む組成物を用いることができる。銀ペースト層は、例えば、銀ペーストをカーボン層の表面に塗布して形成される。なお、陰極引出層の構成は、これに限られず、集電機能を有する構成であればよい。
陽極端子13の材質は、電気化学的および化学的に安定であり、導電性を有するものであれば特に限定されず、金属であっても非金属であってもよい。その形状は、例えば、長尺かつ平板状である。陽極端子の厚み(陽極端子の主面間の距離)は、低背化の観点から、25μm以上200μm以下が好ましく、25μm以上100μm以下がより好ましい。
陰極端子14の第1陰極端子部(搭載部)14aは、陰極部6と電気的に接続している。陰極端子14の材質も、電気化学的および化学的に安定であり、導電性を有するものであれば、特に限定されず、金属であっても非金属であってもよい。その形状も特に限定されず、例えば、長尺かつ平板状である。陰極端子の厚みは、低背化の観点から、25以上200μm以下が好ましく、25以上100μm以下がより好ましい。第1陰極端子部14aは、例えば、導電性接着材12を介して、陰極部6に接着される。第1陰極端子部14aに加えて、第3陰極端子部(側壁部)14cを、導電性接着材12を介して、陰極部6に接着してもよい。
外装体11は、陽極端子13と陰極端子14とを電気的に絶縁するために設けられており、絶縁性の材料から構成されている。外装体11は、例えば、熱硬化性樹脂の硬化物を含む。熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、ポリイミド、不飽和ポリエステル等が挙げられる。
本実施形態に係る電解コンデンサは、陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子を準備する工程と、陽極端子および陰極端子を準備する工程と、コンデンサ素子の陽極部を陽極端子と接続し、コンデンサ素子の陰極部を陰極端子と接続する工程と、陽極端子の一部、および、陰極端子の一部が露出するように、射出成型によりコンデンサ素子を外装体で封止する工程と、を有する。陰極端子は、コンデンサ素子が搭載される搭載部と、搭載部から屈曲して、搭載部の主面に交差する方向に延在する側壁部と、を有する。外装体で封止する工程では、外装樹脂を金型に流し入れるゲートを、コンデンサ素子の側壁部と対向させる。
第1に、陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子10を準備する。
先ず、表面に誘電体層が形成された陽極体を準備する。より具体的には、一方の端部を含む第1部分と一方の端部とは反対側の他方の端部を含む第2部分とを備え、少なくとも第2部分の表面に誘電体層が形成された陽極体が準備される。
導電性高分子を含む固体電解質層7は、例えば、誘電体層が形成された陽極体3に、モノマーやオリゴマーを含浸させ、その後、化学重合や電解重合によりモノマーやオリゴマーを重合させる方法、あるいは、誘電体層が形成された陽極体3に、導電性高分子の溶液または分散液を含浸し、乾燥させることにより、誘電体層上の少なくとも一部に形成される。
以上の方法により、コンデンサ素子10が準備される。
1枚の導電性の板材を、陽極端子および陰極端子の外形に沿った形状に打ち抜き、屈曲させる。これにより、第1陰極端子部(搭載部)14a、第2陰極端子部(リード部)14b、および第3陰極端子部(側壁部)14cを有する陰極端子14を得る。
陰極部6(銀ペースト層9)の所定の位置に導電性接着材を塗布する。
陽極端子13と陰極端子14とを所定の位置に配置して、陽極体3の第1部分が陽極端子13と接触し、陰極部6が第1陰極端子部14aと接触するように、コンデンサ素子10を載置する。このとき、コンデンサ素子10は、第3陰極端子部14cに挟まれる空間に位置決めされ得る。
陽極端子13および陰極端子14が接続されたコンデンサ素子10を金型に収容し、例えばトランスファー成型法等により、外装樹脂(外装体11の材料。例えば、未硬化の熱硬化性樹脂およびフィラー)を金型に流し入れ、コンデンサ素子10を封止する。成型の条件は特に限定されず、使用される熱硬化性樹脂の硬化温度等を考慮して、適宜、時間および温度条件を設定すればよい。このとき、液状の外装樹脂は、第3陰極端子部14cと衝突し、コンデンサ素子10と直接衝突しないように、金型に設けられた樹脂注入口(ゲート)が、コンデンサ素子の側壁部と対向した状態で、樹脂注入口から流し入れられる。
10:コンデンサ素子
1:第1部分(陽極引出部)
1a:第1端部
2:第2部分(陰極形成部)
2a:第2端部
3:陽極体
4:芯部
5:多孔質部
6:陰極部
7:固体電解質層
8:カーボン層
9:銀ペースト層
11:外装体
13:陽極端子
14:陰極端子
14a:第1陰極端子部(搭載部)
14b:第2陰極端子部(リード部)
14c:第3陰極端子部(側壁部)
15、15a、15b:陽極電極
16:陰極電極
Claims (10)
- 陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子と、
前記陽極部と電気的に接続する陽極端子と、
前記陰極部と電気的に接続する陰極端子と、
前記陽極端子の一部、および、前記陰極端子の一部を露出させた状態で、前記コンデンサ素子を覆う外装体と、を備え、
前記コンデンサ素子は、第1主面と、前記第1主面と一辺を共有する第2主面と、前記第1主面と一辺を共有し、且つ前記第2主面と反対側に位置する第3主面と、を有し、
前記陰極端子は、前記コンデンサ素子が搭載される、前記第1主面と対向する搭載部と、前記搭載部から屈曲して、前記第1主面に交差する方向に延在する側壁部と、を有し、
前記外装体は、樹脂注入痕を有し、
前記樹脂注入痕は、前記側壁部と対向する位置にある、電解コンデンサ。 - 前記側壁部を複数有し、
前記樹脂注入痕を複数有し、
複数の前記樹脂注入痕のそれぞれが、前記複数の側壁部のいずれか1つと対向する位置にある、請求項1に記載の電解コンデンサ。 - 前記側壁部を複数有し、
前記側壁部の少なくとも1つが前記第2主面に沿って延在している、請求項1または請求項2に記載の電解コンデンサ。 - 前記側壁部の少なくとも1つが前記第3主面に沿って延在している、請求項3に記載の電解コンデンサ。
- 前記第2主面に沿って延在する少なくとも1つの前記側壁部が、前記第3主面に沿って延在する少なくとも1つの前記側壁部と、前記コンデンサ素子を挟んで対向している、請求項4に記載の電解コンデンサ。
- 前記側壁部の少なくとも1つが、前記第2主面および前記第3主面と連結し、前記第1主面と交差する第4主面に沿って延在している、請求項1~5のいずれか1項に記載の電解コンデンサ。
- 前記側壁部を複数有し、
前記第2主面に沿って延在する側壁部の少なくとも1つと、前記第4主面に沿って延在する側壁部の少なくとも1つとが、前記第2主面と前記第4主面とを連結する角部において、近接または連続している、請求項6に記載の電解コンデンサ。 - 前記第2主面に沿って延在する前記側壁部の前記第1主面に平行な方向の延在長さは、前記コンデンサ素子を前記第1主面に垂直な方向から見たときの前記コンデンサ素子の長辺の寸法の5%~90%である、請求項3~7のいずれか1項に記載の電解コンデンサ。
- 前記側壁部に垂直な方向から見て、前記樹脂注入痕と前記側壁部とが重なる重なり部分の面積は、前記側壁部に垂直な方向から見た前記樹脂注入痕の投影面積の50%以上である、請求項1~8のいずれか1項に記載の電解コンデンサ。
- 陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子を準備する工程と、
陽極端子および陰極端子を準備する工程と、
前記コンデンサ素子の前記陽極部を前記陽極端子と接続し、前記コンデンサ素子の前記陰極部を前記陰極端子と接続する工程と、
前記陽極端子の一部、および、前記陰極端子の一部が露出するように、射出成型により前記コンデンサ素子を外装体で封止する工程と、を有し、
前記陰極端子は、前記コンデンサ素子が搭載される搭載部と、前記搭載部から屈曲して、前記搭載部の主面に交差する方向に延在する側壁部と、を有し、
前記外装体で封止する工程において、外装樹脂を金型に流し入れるゲートを、前記コンデンサ素子の前記側壁部と対向させる、電解コンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020216045A JP7576742B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | 電解コンデンサおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020216045A JP7576742B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | 電解コンデンサおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022101769A JP2022101769A (ja) | 2022-07-07 |
| JP7576742B2 true JP7576742B2 (ja) | 2024-11-01 |
Family
ID=82273119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020216045A Active JP7576742B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | 電解コンデンサおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7576742B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021153522A1 (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電解コンデンサ |
| WO2025150333A1 (ja) * | 2024-01-10 | 2025-07-17 | 株式会社村田製作所 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014038316A1 (ja) | 2012-09-05 | 2014-03-13 | 昭和電工株式会社 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
| JP2019067923A (ja) | 2017-09-29 | 2019-04-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59140433U (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-19 | 富士通株式会社 | 固体電解コンデンサにおけるコンデンサ素子と陰極端子との接続構造 |
| JPH0737306Y2 (ja) * | 1990-04-25 | 1995-08-23 | 関西日本電気株式会社 | 固体電解コンデンサ |
-
2020
- 2020-12-25 JP JP2020216045A patent/JP7576742B2/ja active Active
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014038316A1 (ja) | 2012-09-05 | 2014-03-13 | 昭和電工株式会社 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
| JP2019067923A (ja) | 2017-09-29 | 2019-04-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2022101769A (ja) | 2022-07-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6807045B2 (en) | Thin surface mounted type solid electrolytic capacitor | |
| KR100623804B1 (ko) | 고체 전해질 캐패시터 및 그 제조방법 | |
| US20250046526A1 (en) | Electrolytic capacitor | |
| JP7576742B2 (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 | |
| US12255027B2 (en) | Electrolytic capacitor | |
| US7706132B2 (en) | Solid electrolytic capacitor | |
| US11201016B2 (en) | Electrolytic capacitor | |
| WO2022163644A1 (ja) | 電解コンデンサ | |
| JP2019145726A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
| JP7029670B2 (ja) | 電解コンデンサ | |
| JP7706065B2 (ja) | 電解コンデンサ | |
| US12148576B2 (en) | Electrolytic capacitor | |
| JP6664087B2 (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 | |
| CN111095452A (zh) | 固体电解电容器及其制造方法 | |
| US12362102B2 (en) | Electrolytic capacitor | |
| JP7601054B2 (ja) | 電子部品及び電子部品の製造方法 | |
| JP2024142925A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
| JP7535719B2 (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 | |
| US20250014836A1 (en) | Electrolytic capacitor | |
| JP2024136855A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
| JP2025130168A (ja) | 電解コンデンサ | |
| JP2026059405A (ja) | 電解コンデンサ | |
| CN118160056A (zh) | 固体电解电容器 | |
| JP2009295604A (ja) | 固体電解コンデンサ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240416 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240612 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240917 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20241007 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7576742 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |