JP7580312B2 - 低水素系被覆アーク溶接棒 - Google Patents

低水素系被覆アーク溶接棒 Download PDF

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Description

本開示は、低水素系被覆アーク溶接棒に関する。
近年、建築、橋梁及び船舶などの溶接構造物の大型化に伴って490MPa級高張力鋼以上の鋼板が使用されており、使用環境が低温であるパイプラインや海洋構造物は溶接金属の低温靭性向上の要求が高まっている。
金属炭酸塩及び金属弗化物を主成分とする低水素系被覆アーク溶接棒は、イルミナイト系被覆アーク溶接棒や高酸化チタン系被覆アーク溶接棒等の非低水素系被覆アーク溶接棒に比べて全姿勢における初層の裏波溶接が容易でかつガス発生剤によるCOガスで溶融池がシールドされ、機械的性能が優れ、溶着金属中の拡散性水素量が少なく耐割れ性に優れることから鋼パイプの円周溶接等の全姿勢での初層の裏波溶接にも多く用いられている。
裏波溶接用の低水素系被覆アーク溶接棒は、裏波ビードを形成させるために、通常の低水素系溶接棒に比べて被覆剤中のSiO含有量が多い。しかし、SiOは溶融スラグの塩基度を低くするので、溶接金属中に比較的多くの酸化物が残留し、溶接金属の靭性が低下する傾向がある。
靭性の良好な溶接金属が得られる低水素系被覆アーク溶接棒として、例えば、特許文献1には、被覆剤のSi、Mn、Ni、Ti及びB量を適量とすることで、溶接金属の靭性を確保する低水素系被覆アーク溶接棒が開示されている。
また、特許文献2には、Niを適量含有させると、靭性が改善する低水素系被覆アーク溶接棒が開示されている。
さらに、特許文献3には、心線に含有するN量を50ppm以下、Mn、Ni、Ti、B量を適量にすることで、脱酸やフェライト組織の強靭化を促し、溶接金属の低温靭性を確保する低水素系被覆アーク溶接棒が開示されている。
特開2016-203253号公報 特開平4-367393号公報 特開昭63-144895号公報
特許文献1に記載された低水素系被覆アーク溶接棒は、Si、Mnで溶接金属の酸素量を低減、Ni、Ti及びBでミクロ組織を細粒化して低温靭性が改善する反面、溶融スラグの流動性が悪くなり、溶接姿勢によっては裏波溶接のビード形状が乱れやすくなる。また、Niは高価であり、溶接棒のコスト上昇が避けられない。
特許文献2に記載された低水素系被覆アーク溶接棒は、特許文献1の低水素系被覆アーク溶接棒と同様に金属Niを含有させるため、溶接棒のコストが上昇する。また、Ni粉の粒度構成によっては溶接棒の被覆剤が乾燥時に割れやすい。
特許文献3に記載された低水素系被覆アーク溶接棒は、CaOを含まないのでアークが不安定となり、特に交流電源を用いたときにアーク切れが発生しやすくなる。また、特許文献3に記載された溶接棒もNiを含有するため、コストが上昇する。
本開示は、交流電源及び直流電源のどちらの電源を用いて鋼パイプの円周溶接等の全姿勢で裏波溶接をする場合においても、-40℃の低温で靭性が良好な溶接金属が得られ、低電流でもアークが安定し、良好な裏波溶接ビード形状が得られるなど溶接作業性にも優れ、Niを含まない低水素系被覆アーク溶接棒を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための本開示の要旨は、以下の通りである。
<1> 鋼心線と、前記鋼心線を被覆する被覆剤とを含み、
溶接棒全質量に対する前記被覆剤の質量割合が25%以上35%以下であり、
前記被覆剤が、被覆剤全質量に対する質量%で、
C:0.01~0.20%、
金属炭酸塩の合計:32~52%、
金属弗化物の合計:4~14%、
Ti酸化物のTiO換算値の合計:3~10%、
Si酸化物のSiO換算値の合計:8~22%、
Al酸化物のAl換算値の合計:0.5~3.0%、
Ca酸化物のCaO換算値の合計:0.5~3.0%、
金属Si及びSi合金のSi換算値の合計:2.0~6.0%、
金属Mn及びMn合金のMn換算値の合計:3.0~6.0%、
B合金及びB酸化物のB換算値の合計:0.05~0.25%、並びに
Na酸化物のNaO換算値及びK酸化物のKO換算値の合計:1.0~3.5%、を含み、残部は、塗装剤、Fe及び不純物からなる、低水素系被覆アーク溶接棒。
<2> 前記被覆剤が、前記被覆剤を構成する成分の一部に替えて、被覆剤全質量に対する質量%で、下記(A)及び(B)の一方又は両方を含む<1>に記載の低水素系被覆アーク溶接棒。
(A)金属Al及びAl合金のAl換算値並びに金属Mg及びMg合金のMg換算値の合計:3.0%以下
(B)金属Ti及びTi合金のTi換算値の合計:2.5%以下
本開示によれば、交流電源及び直流電源のどちらの電源を用いて鋼パイプの円周溶接等の全姿勢で裏波溶接をする場合においても、-40℃の低温で靭性が良好な溶接金属が得られ、低電流でもアークが安定し、良好な裏波溶接ビード形状が得られるなど溶接作業性にも優れ、Niを含まない低水素系被覆アーク溶接棒が提供される。
実施例において開先の溶接に用いた鋼板形状を示す概略図である。 裏波溶接された直後のビード表面の余盛り高さとビード幅を示す概略図である。
以下、本開示の一例である実施形態について説明する。
なお、本明細書中において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値に「超」又は「未満」が付されていない場合は、これらの数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。また、「~」の前後に記載される数値に「超」又は「未満」が付されている場合の数値範囲は、これらの数値を下限値又は上限値として含まない範囲を意味する。
本明細書中に段階的に記載されている数値範囲において、ある段階的な数値範囲の上限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値に置き換えてもよく、実施例に示されている値に置き換えてもよい。また、ある段階的な数値範囲の下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の下限値に置き換えてもよく、実施例に示されている値に置き換えてもよい。
含有量について、「%」は特に断りのない限り「質量%」を意味する。
また、含有量(%)について下限値を限定せずに「~%以下」として上限値のみを限定している場合は、0%超~上限値の範囲内で含み得ることを意味する。
本発明者らは、低水素系被覆アーク溶接棒の溶接金属の低温靭性の改善について鋭意研究した結果、B合金及びB酸化物を被覆剤中に含有させることによって溶接金属の低温靭性を改善できることを見出し、さらに検討を重ねて本発明を完成した。以下に詳述する。
通常、低水素系被覆アーク溶接棒は、低温で良好な溶接金属を確保する目的として、Si、Mnや強脱酸剤であるAl及びMg等を含有している。この中でもMnは溶接金属中に固溶することで、炭素当量が増加して、フェライトの結晶粒を細かくし、靭性向上に寄与する。そこで、本発明者らは被覆剤中のMn含有量を段階的に増加していくことで、溶接金属中に歩留まるMnが増加して低温靭性向上が図れるか検討したところ、低温靭性の向上効果は見られず、むしろ再熱部では低下するという結果が得られた。溶接金属の再熱部の劣化要因の一つとして、島状マルテンサイトが挙げられる。Mn添加の場合においても少なからず島状マルテンサイト生成に影響を与えたことで低温靭性の改善には至らなかった。また、被覆剤中のMn含有量が増加することで、溶融スラグの融点が低下して、裏波溶接ビード形状が乱れ、スラグ剥離性が劣化しやすくなる。
本発明者らは、低温靭性に有効な合金元素について検討した結果、B合金及びB酸化物の含有量を適量とすることで、溶接金属組織のアシキュラーフェライト生成が促進され、結晶粒が微細化し、低温靭性を向上できることを突き止めた。また、B合金及びB酸化物の含有量は少量であるため、裏波溶接作業性に大きな影響を与えることがなく、良好な溶接作業性を維持できた。前述に加えて、Si、Mnの脱酸剤以外にAl、Mg、Tiの強脱酸剤を適量添加することで、さらに低温靭性を向上できることを突き止めた。
溶接作業性に関しては、アーク吹付け及びアーク安定性はC、Ti酸化物、Ca酸化物、Na酸化物及びK酸化物を適量添加することで良好になることを見出した。また、スラグ被包性及びスラグ剥離性は、金属弗化物、Si酸化物を適量添加することで、ビード形状はTi酸化物、Si酸化物、Al酸化物を適量添加することで良好になることを突き止めた。
また、ブローホール等の溶接欠陥は、金属炭酸塩や金属弗化物、脱酸剤であるSi及びMnを適量添加することで、溶融池内の酸素と反応して十分に脱酸できるので、溶接欠陥を防止できることを見出した。
<低水素系被覆アーク溶接棒>
本開示に係る低水素系被覆アーク溶接棒(本開示において「被覆アーク溶接棒」又は単に「溶接棒」などと称する場合がある。)は、鋼心線と、鋼心線を被覆する被覆剤とを含んで構成されている。
(鋼心線)
鋼心線は、公知の低水素系被覆アーク溶接棒に使用される鋼心線を用いることができる。例えば、JIS G 3503:2006に規定されるSWRY11の線材から製造した心線を用いることが好ましい。
(被覆剤)
鋼心線の外周面を被覆する被覆剤は、被覆剤全質量に対する質量%で、
C:0.01~0.20%、
金属炭酸塩の合計:32~52%、
金属弗化物の合計:4~14%、
Ti酸化物のTiO換算値の合計:3~10%、
Si酸化物のSiO換算値の合計:8~22%、
Al酸化物のAl換算値の合計:0.5~3.0%、
Ca酸化物のCaO換算値の合計:0.5~3.0%、
金属Si及びSi合金のSi換算値の合計:2.0~6.0%、
金属Mn及びMn合金のMn換算値の合計:3.0~6.0%、
B合金及びB酸化物のB換算値の合計:0.05~0.25%、並びに
Na酸化物のNaO換算値及びK酸化物のKO換算値の合計:1.0~3.5%、を含み、残部は、塗装剤、Fe及び不純物からなる。
以下、本開示に係る被覆アーク溶接棒の被覆剤の成分組成及び成分組成の限定理由について詳細に説明する。なお、各成分の含有量は、被覆剤全質量に対する質量%で表すこととし、その質量%を表すときには単に%と記載することとする。
また、本開示に係る溶接棒の被覆剤を構成する成分に関し、例えば、「金属炭酸塩の合計」とは、金属炭酸塩を1種のみ含んでもよいし、2種以上含んでもよく、2種以上含む場合はそれらの合計含有量を意味する。また、例えば「金属Mn及びMn合金のMn換算値の合計:3.0~6.0%」とは、金属Mnのみ含んでもよいし、Mn合金のみ含んでもよいし、金属MnとMn合金を含んでもよく、Mn合金を含む場合は1種又は2種以上のMn合金を含んでもよいが、いずれの場合においてもMn換算値の合計が3.0~6.0%であることを意味する。金属Mn及びMn合金以外の成分についても同様である。
また、酸化物に関し、例えば「Ti酸化物のTiO換算値」とは、TiO以外のTi酸化物も含め、Ti酸化物として含まれるTiが全てTiOとして含まれているとみなして換算した値を意味する。
[C:0.01~0.20%]
Cは、被覆剤に含まれる金属粉及び合金粉等に含有されており、交流電源及び直流電源で溶接を行う場合においてアークの吹付け強さを確保する効果がある。また、溶接金属の強度を確保するためにも重要な成分である。Cが0.01%未満では、アークの吹付けが弱くなって、母材への溶け込みが不足し、溶接部の品質が低下する。また、溶接金属の強度が低くなる。一方、Cが0.20%を超えると、アークの吹付け強さが過剰となり、アンダーカットが発生しやすくなる。また、溶接金属の強度が過剰となり、低温靭性が低下する。したがって、Cは0.01~0.20%とする。
[金属炭酸塩の合計:32~52%]
金属炭酸塩は、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マンガン等として含有され、アーク雰囲気中で分解して炭酸ガスを発生して溶融池に侵入しようとする酸素、窒素及び水素等のガス成分から保護し、ピットやブローロール等の溶接欠陥を防止する効果がある。金属炭酸塩の合計が32%未満であると、溶融池のシールド効果が不足して、ピットやブローホール等の溶接欠陥が発生しやすくなる。一方、金属炭酸塩の合計が52%を超えると、特に交流電源を用いた場合に炭酸塩分解時の吸熱反応により、アークの吹付けが弱くなって低電流域のアークが不安定になり、良好な裏波ビードが形成され難くなる。したがって、金属炭酸塩の合計は32~52%とする。
[金属弗化物の合計:4~14%]
金属弗化物は、蛍石、弗化マグネシウム、弗化アルミニウム等として添加され、溶融スラグの流動性を調整するとともに、弗素の蒸気圧が高いので、酸素、窒素及び水素等のガス成分から溶融池を保護する効果がある。金属弗化物の合計が4%未満では、弗素による溶融池のシールド性が劣化して、ピットやブローホール等の溶接欠陥が発生しやすくなる。一方、金属弗化物の合計が14%を超えると、溶融スラグの融点が低下し、スラグ剥離性が不良となる。したがって、金属弗化物の合計は4~14%とする。
[Ti酸化物のTiO換算値の合計:3~10%]
Ti酸化物は、ルチール、酸化チタン、チタンスラグ、イルミナイト等として含有され、アーク安定剤及びスラグ粘性の調整剤として作用し、アークを安定にしてビード形状を良好にする効果がある。Ti酸化物のTiO換算値の合計が3%未満では、アークが不安定となり、ビード形状が不良となる。一方、Ti酸化物のTiO換算値の合計が10%を超えると、スラグが緻密になり、スラグ剥離性が不良となる。したがって、Ti酸化物のTiO換算値の合計は3~10%とする。
[Si酸化物のSiO換算値の合計:8~22%]
Si酸化物は、珪砂、長石、珪灰石、水ガラス等として含有され、スラグ粘性の調整剤及びスラグの被包性を良好にする効果がある。Si酸化物のSiO換算値の合計が8%未満では、溶融スラグの粘性が十分に得られず、裏波溶接ビードの形成が困難となり、ビード形状が不良となる。一方、Si酸化物のSiO換算値の合計が22%を超えると、スラグの粘性が過剰となり、溶融池と溶融スラグの距離が近くなるので、スラグ被包性が不良となる。したがって、Si酸化物のSiO換算値の合計は8~22%とする。
[Al酸化物のAl換算値の合計:0.5~3.0%]
Al酸化物は、アルミナ、長石、マイカ等として含有され、溶融スラグの粘性を調整してビード形状を良好にする効果がある。Al酸化物のAl換算値の合計が0.5%未満では、スラグの粘性が不十分で立向及び上向姿勢でのビード形状が不良になる。一方、Al酸化物のAl換算値の合計が3.0%を超えると、溶融スラグの粘性が過剰となり、溶融池と溶融スラグの距離が近くなるので、スラグ被包性が不良となる。したがって、Al酸化物のAl換算値の合計は0.5~3.0%とする。
[Ca酸化物のCaO換算値の合計:0.5~3.0%]
Ca酸化物は、珪灰石等として含有され、アーク安定剤として効果がある。Ca酸化物のCaO換算値の合計が0.5%未満では、アーク不安定となり特に交流電源を用いたときにアーク切れが発生しやすくなる。一方、Ca酸化物のCaO換算値の合計が3.0%を超えると、溶融スラグの融点が上がり、スラグの被包性が不良となる。したがって、Ca酸化物のCaO換算値の合計は0.5~3.0%とする。
[金属Si及びSi合金のSi換算値の合計:2.0~6.0%]
Siは、Fe-Si、金属Si、Fe-Si-Mn等として含有され、溶融池に入り込んだ酸素を脱酸させる目的として添加される。金属Si及びSi合金のSi換算値の合計が2.0%未満では、脱酸不足となり、溶接金属中にピットやブローホール等の溶接欠陥が発生しやすくなる。一方、金属Si及びSi合金のSi換算値の合計が6.0%を超えると、特に多層盛溶接金属の再熱部においてはSiの増加に伴い、島状マルテンサイトが生成しやすくなり、靭性が低下する。したがって、金属Si及びSi合金のSi換算値の合計は2.0~6.0%とする。
[金属Mn及びMn合金のMn換算値の合計:3.0~6.0%]
Mnは、金属Mn、Fe-Mn等の合金粉などとして含有され、脱酸剤として作用し、溶接金属の強度及び靭性を向上させる効果がある。金属Mn及びMn合金のMn換算値の合計が3.0%未満では、脱酸不足となり溶接金属の強度及び靭性が低下するとともに、ピットやブローホール等の溶接欠陥が発生しやすくなる。一方、金属Mn及びMn合金のMn換算値の合計が6.0%を超えると、溶接金属の強度が過剰に高くなる。したがって、金属Mn及びMn合金のMn換算値の合計は3.0~6.0%とする。
[B合金及びB酸化物のB換算値の合計:0.05~0.25%]
Bは、Fe-B、硼砂、コレマナイト等の合金や酸化物で含有され、溶接金属中に固溶することで、アシキュラーフェライトを生成させ、靭性を向上させる効果がある。B合金及びB酸化物のB換算値の合計が0.05%未満では、溶接金属中に固溶するBが不足して、靭性が低下する。一方、B合金及びB酸化物のB換算値の合計が0.25%を超えると、溶接金属の最終凝固域にBが偏析して割れが発生しやすくなる。したがって、B合金及びB酸化物のB換算値の合計は0.05~0.25%とする。
[Na酸化物のNaO換算値及びK酸化物のKO換算値の合計で1.0~3.5%]
Na酸化物及びK酸化物は、水ガラス中の珪酸ナトリウム及び珪酸カリウム、カリ長石、カリガラス及びソーダ長石等として含有され、アークを安定にしてスパッタ発生量を低減する効果がある。Na酸化物のNaO換算値及びK酸化物のKO換算値の合計が1%未満では、アークが不安定となってスパッタ発生量が多くなる。一方、Na酸化物のNaO換算値及びK酸化物のKO換算値の合計が3.5%を超えると、アークの吹付けが過剰に強くなり、アンダーカットが発生しやすくなり、ビード形状が不良となる。したがって、Na酸化物のNaO換算値及びK酸化物のKO換算値の合計は1.0~3.5%とする。
[金属Al及びAl合金のAl換算値並びに金属Mg及びMg合金のMg換算値の合計:3.0%以下]
Alは、金属Al、Fe-Al、Al-Mg等の合金粉等によって含有され、Mgは、金属Mg、Al-Mg、Ni-Mg等の合金粉等によって含有添加される。これらは強脱酸剤として作用し、ピットやブローホール等の溶接欠陥を防止し、溶接金属の靭性をさらに向上する効果がある。そのため、被覆剤は、金属Al、Al合金、金属Mg及び/又はMg合金を含んでも良い。しかし、被覆剤は、金属Al及びAl合金のAl換算値並びに金属Mg及びMg合金のMg換算値の合計が3.0%を超えると、溶接棒の製造時に、Al及びMgとバインダー中の水が反応して乾燥割れが発生しやすくなる。したがって、金属Al、Al合金、金属Mg及びMg合金の1種又は2種以上がAl換算値とMg換算値の合計で、すなわち、金属Al及びAl合金のAl換算値並びに金属Mg及びMg合金のMg換算値の合計で3.0%以下とする。なお、ブローホール等の溶接欠陥を防止し、溶接金属の靭性をさらに向上する効果を得るためには、金属Al及びAl合金のAl換算値並びに金属Mg及びMg合金のMg換算値の合計で0.4%以上とすることが好ましい。
[金属Ti及びTi合金のTi換算値の合計:2.5%以下]
Tiは、金属Ti、Fe-Ti等の合金粉等として含有され、強脱酸剤として作用して、ブローホール等の溶接欠陥を防止する。また、溶接金属の靭性をさらに向上する効果がある。そのため、被覆剤は金属Ti及び/又はTi合金を含んでも良い。しかし、金属Ti及びTi合金がTi換算値の合計で2.5%を超えると、溶接金属中にTiCやTiN等の介在物を生成して、靭性を低下させる。したがって、金属Ti及びTi合金がTi換算値の合計で2.5%以下とする。なお、ブローホール等の溶接欠陥を防止し、溶接金属の靭性をさらに向上する効果を得るためには、金属Ti及びTi合金がTi換算値の合計で0.10%以上とすることが好ましい。
[その他]
本開示に係る溶接棒の被覆剤は、上記の成分以外の残部として塗剤、Fe、及び不純物を含む。
剤は生産性の観点から含有されており、例えばアルギン酸ソーダ、ヘクトライトなどが挙げられる。塗剤の含有量は、例えば0.1~3.0%である。
Feは、Fe-Si、Fe-Mn、Fe-Si-Mn、Fe-B、Fe-Al、Fe-Tiなどの鉄合金として含まれる。
不純物は、原材料に含まれる成分や、製造の過程で混入される成分であって、被覆剤に意図的に含有させた成分ではない成分である。被覆剤に含まれる不純物としては、有機物、合金粉に含まれるPやSなどが挙げられる。不純物の総量は望ましくは2%以下、より望ましくは1%以下である。
[被覆剤の割合など]
本開示に係る溶接棒を用いた裏波溶接によって良好な機械性能を得る観点から、溶接棒全質量に対する被覆剤の質量割合は25~35%とする。
なお、溶接棒全質量に対する被覆剤の質量割合(被覆率:%)は、以下の式によって算出される値である。
被覆率%=被覆剤質量/溶接棒全質量×100
[溶着金属]
本開示に係る溶接棒を用いて形成される溶着金属は、好ましくは、引張強さが520~620MPaであり、かつJIS Z 3111:2005に規定されるシャルピー衝撃試験の-40℃でのシャルピー吸収エネルギーが40J以上である。
(引張強さ)
本開示に係る溶接棒を用いて作製した溶着金属試験体は、溶着金属の引張強さを520~620MPaの範囲とすることができる。
溶着金属の引張強さが520MPa以上であることで、高い継手強度を確保することができる。一方、溶着金属の引張強さが620MPa以下であることで裏波溶接で形成された溶着金属の割れ発生を抑制できる。溶着金属の引張強さは、JIS Z 3111:2005に準拠し、A2号試験片を用いた引張試験により測定される。試料片の採取位置など、具体的な測定方法については実施例において説明する。
(低温靭性)
本開示に係る溶接棒を用いて作製した溶着金属試験体は、溶着金属の-40℃でのシャルピー吸収エネルギーの平均値を40J以上とすることができる。好ましくは、60J以上、より好ましくは80J以上である。シャルピー衝撃試験はJIS Z 3111:2005に準拠し、試験温度-40℃で3回繰り返し、吸収エネルギーの平均値(算術平均)である。試料片の採取位置など、具体的な測定方法については実施例において説明する。
(溶接欠陥)
本開示に係る溶接棒を用いて作製した溶着金属試験体は、ブローホールなどの溶接欠陥が抑制されていることが好ましい。具体的には、JIS Z 3104:1995「鋼溶接継手の放射線透過試験方法」により溶着金属の透過写真から「附属書4表1 きずの種別」で第1種~4種のどのきずに該当するか判断し、「6.きずの分類」できずを1類~4類に分けた場合、1類又は2類、望ましくは1類に分類されることが好ましい。
[溶接継手]
本開示に係る溶接棒は、鋼材の被覆アーク溶接に用いられ、例えば、鋼パイプ、鋼板などの鋼材の裏波溶接を行う際、本開示に係る溶接棒を用いて被覆アーク溶接を行うことで、溶接作業性に優れ、溶接金属の強度及び低温での靭性が良好な溶接継手を製造することができる。なお、本開示に係る溶接棒を用いること以外は通常の条件を採用することができる。本開示に係る溶接棒の溶接作業性は、溶接継手を作製し、立向上進姿勢で裏波溶接を行い評価する。
(アーク吹付け)
本開示に係る溶接棒は、アーク吹付が一定で強さが適度であることが好ましい。
(アーク安定性)
本開示に係る溶接棒は、アークが安定してアーク切れが発生しないことが好ましい。
(ビード形状)
本開示に係る溶接棒を用いて作製した溶接継手は、溶接金属の余盛高さ及びビード幅の均一性に優れたビード形状を有することが好ましい。具体的には、溶接金属の裏波溶接直後の 第一層のビード表面において、余盛高さが1~3mmであり、かつビード幅が6~8mmである部分をビード良好部、ビード良好部以外の部分をビード不良部とした場合に、溶接全長に対してビード不良部が20%以下であることが好ましい。
(スラグ被包性)
本開示に係る溶接棒は、スラグ被包性の均一性が高く、溶融スラグが溶接時に溶融池に侵入することを抑制して溶接できることが好ましい。
(スラグ剥離性)
本開示に係る溶接棒は、溶接後の凝固スラグが除去時に容易に剥離することが好ましい。
以下、本開示の効果を実施例により更に詳細に説明するが、本開示は以下の実施例に限定されるものではない。
<被覆アーク溶接棒の製造>
直径3.2mm、長さ400mmのJIS G 3503:2006に規定されるSWRY11の鋼心線(鋼心線全質量に対し、C:0.07質量%、Si:0.10質量%、Mn:0.45質量%、P:0.010質量%、S:0.003質量%)に、表1及び表2に示す組成成分の被覆剤を溶接棒全質量に対して被覆率25~35質量%で塗布した後に400℃で焼成した溶接棒を各種試作した。なお、表1及び表2の被覆剤成分について「-」との表記はその成分を意図的に含有させていないことを意味する。また、下線は、本開示の範囲外であることを示す。
製造した溶接棒の生産性、溶接作業性、溶接欠陥及び機械的性質について調査した。

[生産性]
溶接棒製造時に溶接棒を乾燥した後に、被覆剤表面に亀裂が生じる乾燥割れが発生する場合がある。乾燥割れは溶接時に保護筒が均一に形成されなくなり、アークが偏向するなど、溶接作業性に悪影響を及ぼす。生産性は、溶接棒製造時に乾燥後の被覆割れの有無を調べた。乾燥割れが無い場合:A、個々の乾燥割れの大きさが1mmより小さい:B、個々の乾燥割れの大きさが1mm以上:Cとして、A及びBを合格、Cを不合格とした。
<溶着金属試験体の製造>
溶着金属試験体は、JIS G 3106:2017 SM490Aの板厚12mmの鋼板を用い、JIS Z 3211:2008に準じてDCで溶着金属試験体を作製した。
機械的性質の評価は、引張試験(A2号)とシャルピー衝撃試験片を採取して機械的性能を調査した。溶接欠陥(ブローホールなど)は、JIS Z 3104:1995に準じてX線透過試験を実施して評価をした。
<溶接継手の製造>
溶接継手は、図1に示すように、JIS G 3101:2017のSS400、板厚9mm×幅125mm×長さ160mm、片側開先角度30°の鋼板12A,12Bを突き合わせ、ギャップ2mm、ルートフェイス1.5mmの開先形状14とした。
溶接作業性の評価は、各種試作溶接棒を用い、全姿勢溶接で溶接作業性が最も問題となる立向上進姿勢で、溶接電源を交流電源(以下、ACという。)と直流電源(以下、DCという。)を用い、溶接電流85Aで裏波溶接を行った。
[溶接作業性]
(アーク吹付け)
溶接実施後、ビード止端部にアンダーカットの発生状況を確認した。0.5mm以上のアンダーカットが発生していない場合を良好、一つでも0.5mm以上のアンダーカットが発生した場合を不良とした。
(アーク安定性)
溶接時にアークが安定しており、アークが消失しなかった場合を良好、一度でもアークが消失した場合を不良とした。
(ビード形状)
前述した裏波溶接におけるビード形状を目視で評価した。溶接金属のビード形状は以下の基準で評価した。
図2に示すように裏波溶接直後のビード表面(裏波ビードとは反対側の面)において、余盛高さHが1~3mmであり、かつビード幅Wが6~8mmである部分を良好とし、それ以外の部分を不良部とした場合、溶接長全長に対して、不良部が20%より少ないものを良好、20%を超えるものを不良とする。
(スラグ被包性)
溶接中に溶融スラグが溶融池に侵入しなかった場合を良好、溶融スラグが溶融池に侵入し、アークの向きが乱れた場合は不良とした。
(スラグ剥離性)
溶接後、裏波溶接表面上の凝固スラグをチッピングハンマー(全長300mm、重さ350g)を用いて、持ち手を中心に円弧に軽い力で振り下ろして叩いた時に、スラグに亀裂が入りその後簡単に除去できる場合を良好、スラグに亀裂が入らない場合を不良とした。
[溶接欠陥]
具体的には、JIS Z 3104:1995「鋼溶接継手の放射線透過試験法」により溶接金属におけるきずを判定した。透過写真から「附属書4表1 きずの種別」で第1種~4種のどのきずに該当するか判断し、「6.きずの分類」できずを1類~4類に分ける。このうち1類:A、2類:B、3類及び4類:Cとして、AとBは合格、Cは不合格とした。
[機械的性質]
機械的性質の評価は、JIS G 3106:2017 SM490Aの板厚12mmの鋼板を用い、JIS Z 3211:2008に準じてDCで溶着金属試験体を作製し、引張試験(A2号)とシャルピー衝撃試験の各試験片を採取して機械的性能を調査した。
引張試験は引張強さが520~620MPaを良好とし、シャルピー衝撃試験は試験温度-40℃で各々繰り返し3回の吸収エネルギーの平均値が40J以上を良好とし、3段階で評価した。低温靱性の判定基準は以下のとおりである。
A:50J以上
B:40J以上50J未満
C:40J未満
これらの分析結果及び調査結果を表3にまとめて示す。
表1、表2及び表3中溶接棒No.1~No.14が本発明例、溶接棒No.15、No.16、No.18~No.20、No.22~No.28は比較例である。本発明例である溶接棒No.1~No.14は、被覆剤中のC、金属炭酸塩の合計、金属弗化物の合計、TiO換算値の合計、SiO換算値の合計、Al換算値の合計、CaO換算値の合計、Si換算値の合計、Mn換算値の合計、B換算値の合計、NaO換算値とKO換算値の合計が適量であるので、生産性が良好で、溶接作業性のアークの吹付けが良好であり、アークが安定して、ビード形状が良好であり、スラグの被包性及びスラグ剥離性が良好でであった。また、溶着金属試験の溶着金属中にブローホールの発生も無く、溶着金属の引張強さ及び吸収エネルギーともに良好であった。
なお、溶接棒No.1、No.2、No.3、No.8及びNo.14は、Al換算値とMg換算値の合計又はTi換算値の合計が適量添加されているので、溶着金属の吸収エネルギーが60J以上得られた。
さらに、溶接棒No.4、No.7、及びNo.9は、Al換算値とMg換算値の合計及びTi換算値の合計が適量添加されているので、溶着金属の吸収エネルギーが80J以上得られ極めて満足な結果であった。
溶接棒No.6及びNo.10は、Al換算値とMg換算値の合計又はTi換算値の合計が適量添加されているが、添加量が少ないので、溶着金属の吸収エネルギーを60J以上に高くする効果は得られなかった。
比較例中の溶接棒のNo.15は、Cが多いので、アークの吹付けが過剰に強くなり、アンダーカットが発生した。また、溶着金属の引張強さが高く、吸収エネルギーが低かった。さらに、Al換算値の合計が多いので、スラグの被包性が不良であった。
溶接棒No.16は、Cが少ないので、アークの吹付けが弱くなり溶け込み不良が発生した。また、Cが少ないので、溶着金属の引張強さが低かった。さらに、TiO換算値の合計が少ないので、被覆の導電性が悪く、アークが不安定となりビード形状が不良であった。
溶接棒No.18は、金属炭酸塩の合計が多いので、アークの吹付けが弱くなり、交流電源を使用した際に、ビード形状が不良となった。また、Al換算値とMg換算値の合計が多いので、溶接棒の製造時に水分と反応して、乾燥割れが発生した。
溶接棒No.19は、金属炭酸塩の合計が少ないので、溶融池のシールドが不足して溶着金属中にブローホールが発生した。また、CaO換算値の合計が多いので、スラグの被包性が不良であった。
溶接棒No.20は、金属弗化物の合計が多いので、溶融スラグの融点が下がり、特にDC使用時にスラグ剥離性が不良であった。また、Mn換算値の合計が少ないので、溶融金属の脱酸が不足してブローホールが発生した。さらに、Mn換算値の合計が少ないので、溶着金属の固溶強化が不足して、引張強さが低く、吸収エネルギーも低かった。
溶接棒No.22は、TiO換算値の合計が多いので、スラグが緻密になりスラグ剥離性が不良であった。また、B換算値の合計が多いので、最終凝固点にBが偏析して高温割れが発生した。
溶接棒No.23は、SiO換算値の合計が多いので、溶融スラグの粘性が高くなり、スラグの被包性が不良であった。また、Ti換算値の合計が多いので、溶着金属中にTiCやTiN等が析出し、吸収エネルギーが低かった。
溶接棒No.24は、SiO換算値の合計が少ないので、裏波溶接ビードの形成が困難となり、ビード形状が不良であった。また、NaO換算値とKO換算値の合計が少ないので、アーク安定性が不良であった。
溶接棒No.25は、Al換算値の合計が少ないので、溶融スラグに十分な粘性が得られず、ビード形状が不良であった。また、NaO換算値とKO換算値の合計が多いので、アークの吹付けが過剰となり、アンダーカットが発生した。
溶接棒No.26は、CaO換算値の合計が少ないので、ACでアークが不安定であった。また、Mn換算値の合計が多いので、引張強さが高かった。
溶接棒No.27は、SiO換算値の合計が多いので、溶融スラグの粘性が高くなり、スラグの被包性が不良であった。また、Si換算値の合計が多いので、溶着金属の再熱部に島状マルテンサイトを生成し、吸収エネルギーが低かった。
溶接棒No.28は、TiO換算値の合計が少ないので、被覆の導電性が悪く、アークが不安定となりビード形状が不良であった。また、B換算値の合計が少ないので、溶着金属中に十分なアシキュラーフェライトが得られず、吸収エネルギーが低かった。
12A,12B 鋼板
14 溝開先
16A 第一層(裏波溶接)

Claims (2)

  1. 鋼心線と、前記鋼心線を被覆する被覆剤とを含み、
    溶接棒全質量に対する前記被覆剤の質量割合が25%以上35%以下であり、
    前記被覆剤が、被覆剤全質量に対する質量%で、
    C:0.01~0.20%、
    金属炭酸塩の合計:32~52%、
    金属弗化物の合計:4~14%、
    Ti酸化物のTiO換算値の合計:3~10%、
    Si酸化物のSiO換算値の合計:8~22%、
    Al酸化物のAl換算値の合計:0.5~3.0%、
    Ca酸化物のCaO換算値の合計:0.5~3.0%、
    金属Si及びSi合金のSi換算値の合計:2.0~6.0%、
    金属Mn及びMn合金のMn換算値の合計:3.0~6.0%、
    B合金及びB酸化物のB換算値の合計:0.05~0.25%、並びに
    Na酸化物のNaO換算値及びK酸化物のKO換算値の合計:1.0~3.5%、を含み、残部は、塗装剤、Fe及び不純物からなる、低水素系被覆アーク溶接棒。
  2. 前記被覆剤が、前記被覆剤を構成する成分の一部に替えて、前記被覆剤全質量に対する質量%で、下記(A)及び(B)の一方又は両方を含む請求項1に記載の低水素系被覆アーク溶接棒。
    (A)金属Al及びAl合金のAl換算値並びに金属Mg及びMg合金のMg換算値の合計:3.0%以下
    (B)金属Ti及びTi合金のTi換算値の合計:2.5%以下


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