JP7586207B2 - 包装材用積層フィルム、及び包装袋 - Google Patents
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Description
さらに、前記植物由来の低密度ポリエチレン樹脂は、バイオマス度を10~100%有することを特徴とする。
さらに、前記基材フィルムは、植物由来のエチレングリコールと、石油由来のテレフタル酸との縮合重合にて得られた植物由来のポリエチレンテレフタラート樹脂を含む樹脂組成物によるフィルムであることを特徴とする。
さらに、前記シーラントフィルムは、前記植物由来の低密度ポリエチレン樹脂を10~
100重量%と、石油由来の低密度ポリエチレン樹脂を0~90重量%とを含む前記樹脂組成物を使用して、下記の(A)、及び(B)のいずれかで構成してなることを特徴とする。
(A)前記樹脂組成物からなる単層構成
(B)中層を前記樹脂組成物とし、外層、及び内層を前記石油由来の低密度ポリエチレン樹脂とした多層構成
さらに、本発明の包装袋は、上記の包装材用積層フィルムを用いてなることを特徴とする。
(A)樹脂組成物と、石油由来の低密度ポリエチレン樹脂とを混合した単層構成
(B)中層を樹脂組成物と、石油由来の低密度ポリエチレン樹脂とを混合した層とし、外層、及び内層を石油由来の低密度ポリエチレン樹脂とした多層構成
のいずれかである構成によれば、包装材用積層フィルムを構成する石油由来の低密度ポリエチレン樹脂の使用比率を低下させることができ、石油資源の使用量を削減するとともに、フィルム製造時、及び廃棄時における石油由来の二酸化炭素排出量を抑制することができる。加えて、(B)のようなシーラントフィルムを構成する内外層に石油由来の低密度ポリエチレン樹脂が用いられることで、既存の製造工程が有する特性でフィルムを製造することができる。したがって、より優れた加工適性を有する包装材用積層フィルムを提供することができる。
エチレン樹脂等が用いられることは、石油化学製品の製造から廃棄に至るまでの間に、石油に固定されていた二酸化炭素が大気中に大量に排出されてしまうことを意味するため、環境に対して配慮がなされていないことになる。
8.0g/10分、より好ましくは0.7~5.0g/10分の範囲とした各物性を有することができる。
mmのシートが用いられ、JIS K 6760(1981)に準拠して測定された。更に、メルトフローレート(MFR、単位:g/10分)は、JIS K 7210(1995)に準拠して、試験温度が190℃、試験荷重が21.18Nの条件下で測定された。メルトフローレートの値は、底部に直径2mmの孔の開いたシリンダが190℃に加熱され、シリンダ内に入れられた測定対象が、21.18Nの荷重が加えられることによって10分間で押し出された量(g)である。そして、ポリマーの重合度が大きくなるほど溶融時の粘度が高くなるため、メルトフローレートの数値が小さくなる傾向がある。
NEC社製)に装着されることによって、14Cの計数、並びに13Cの濃度(13C/12C)、及び14Cの濃度(14C/12C)の測定が行われる。これらの測定値から、標準現代炭素に対する試料炭素の14C濃度の割合が算出される。なお、この測定では、14C測定の標準
試料であるアメリカ国立標準技術研究所(NIST:National Institute of Standards and Technology)から提供されるシュウ酸(HOx II)が用いられて定量が行われる。
フィルムF2の中層を構成する樹脂組成物は、10~100モル%のバイオ低密度ポリエチレン樹脂10と、0~90モル%の石油由来の低密度ポリエチレン樹脂11とを含有する。したがって、フィルムF2の中層は、石油由来の低密度ポリエチレン樹脂11の含有量が0モル%の場合にはバイオ低密度ポリエチレン樹脂10が単独の単層構成となる。
)フィルムが用いられても良い。更に、バリア材には例えば、バリア性樹脂の表面に、シリカや、アルミニウム等の蒸着膜が形成された蒸着フィルムが用いられても良い。更に、バリア材には例えば、アルミニウム等の金属箔が用いられても良い。
、2液硬化型のウレタン系接着剤が用いられることが好ましい。一方で、溶融押し出しラミネート法での溶融押し出し樹脂層となる接着層16、及び接着層17の材料としてはポリエチレンや、ポリプロピレン等があり、基材の種類によるものの基材接着性の観点から低密度ポリエチレンが用いられることが好ましい。更に、ドライラミネート法や、溶融押し出しラミネート法が併用されても良い。各層が接着される前の表面には密着性を向上させるために必要に応じてコロナ放電処理、オゾン処理、プラズマ処理等の表面改質処理が施されても良く、更にアンカーコート剤等が塗布されても良い。
バイオエチレン3が得られる。
0の割合が例えば70%に引き上げられる。このようにして、本実施形態では、包材全体でバイオマス度が少なくとも25%以上となるようになされる。
本発明は、包装材用積層フィルムであって、植物由来のエチレンを高圧法にて重合されて得られた植物由来の低密度ポリエチレン樹脂を含む樹脂組成物によるシーラントフィルムと、基材フィルムとを積層させ、前記包装材用積層フィルムは、放射性炭素年代測定14Cの測定値から算定するバイオマス度を少なくとも25%有することを特徴とする。
更に、前記植物由来の低密度ポリエチレン樹脂は、バイオマス度を10~100%有することを特徴とする。
更に、前記基材フィルムは、植物由来のエチレングリコールと、石油由来のテレフタル酸との縮合重合にて得られた植物由来のポリエチレンテレフタラート樹脂を含む樹脂組成物によるフィルムであることを特徴とする。
更に、前記シーラントフィルムは、前記植物由来の低密度ポリエチレン樹脂を10~100モル%と、石油由来の低密度ポリエチレン樹脂を0~90モル%とを含む前記樹脂組成物を使用して、下記の(A)、及び(B)のいずれかで構成してなることを特徴とする。
(A)前記樹脂組成物と、前記石油由来の低密度ポリエチレン樹脂とを混合した単層構成
(B)中層を前記樹脂組成物と、前記石油由来の低密度ポリエチレン樹脂とを混合した層とし、外層、及び内層を前記石油由来の低密度ポリエチレン樹脂とした多層構成
更に、前記シーラントフィルムと、前記基材フィルムとの間に更に中間層を備えることを特徴とする。
更に、本発明の包装袋は、上述の包装材用積層フィルムを用いてなることを特徴とする。
(1)樹脂組成物
低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC525:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=3.5g/10分)50.0重量部と、バイオマス低密度ポリエチレン(ブラスケム株式会社製SEB853:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=2.7g/10分)50.0重量部とを充分に混練して樹脂組成物を調製した。
次に、(1)で調製した樹脂組成物を使用し、単層の上吹き空冷インフレーション共押出製膜機を用いて、厚みが30μmの本実施例に係る単層フィルムを製造した。すなわち、実施例1に係る単層フィルムは、図2に示されるようなバイオ低密度ポリエチレンを含むフィルムF1である。製造した単層フィルムの一方の面にコロナ放電表面処理(以下ではコロナ処理と称する)を施した。
厚さが15μmの二軸延伸ナイロン6フィルムの片面にコロナ処理を施し、そのコロナ処理面に、通常のグラビアインキ組成物を使用し、グラビア印刷方式で所望の印刷模様を形成した後、その印刷模様を含む全面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネート用接着
剤をグラビアロールコート法を用いて厚さが4.0g/m2(乾燥状態)となるようにコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、次いで、ラミネート用接着剤層面に、(2)で製造した単層フィルムのコロナ処理面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネートして積層して、積層材を製造した。
次いで、(3)で製造した積層材の2枚を用意し、それぞれの(2)のフィルムの側の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部21を形成するとともに上方に開口部を有する三方シール型の軟包装用袋を製造した。三方シール型の軟包装用袋内に、その開口部からスナック菓子を充填包装し、しかる後、その開口部の端部をヒートシールしてシール部21を形成して軟包装製品を製造した。
(1)樹脂組成物
低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC522:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=4.0g/10分)30.0重量部と、バイオマス低密度ポリエチレン(ブラスケム株式会社製SPB681:密度d=0.922g/cm3、メルトフローレート(MFR)=3.8g/10分)70.0重量部とを充分に混練して樹脂組成物を調製した。
次に、(1)で調製した樹脂組成物を使用し、単層の上吹き空冷インフレーション共押出製膜機を用いて、厚みが50μmの本実施例に係る単層フィルムを製造した。すなわち、実施例2に係る単層フィルムは、図2に示されるようなバイオ低密度ポリエチレンを含むフィルムF1である。製造した単層フィルムの一方の面にコロナ処理を施した。
厚さが12μmの二軸延伸PETフィルムの片面にコロナ処理を施し、そのコロナ処理面に、通常のグラビアインキ組成物を使用し、グラビア印刷方式で所望の印刷模様を形成した後、その印刷模様を含む全面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネート用接着剤をグラビアロールコート法を用いて厚さが4.0g/m2(乾燥状態)となるようにコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、次いで、ラミネート用接着剤層面に、(2)で製造した単層フィルムのコロナ処理面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネートして積層して、積層材を製造した。
次いで、(3)で製造した積層材の2枚を用意し、それぞれの(2)のフィルムの側の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部21を形成するとともに上方に開口部を有する三方シール型の軟包装用袋を製造した。三方シール型の軟包装用袋内に、その開口部からスナック菓子を充填包装し、しかる後、その開口部の端部をヒートシールしてシール部21を形成して軟包装製品を製造した。
(1)樹脂組成物
まず、下記の(イ)、(ロ)、及び(ハ)の樹脂組成物を調製した。
(イ)第一層を構成する樹脂組成物
低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC522:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=4.0g/10分)100.0重量部と、合成シリカ0.5重量部と、エルカ酸アミド0.05重量部とを充分に混練して樹脂組成物を調製した。
(ロ)第二層を構成する樹脂組成物
バイオマス低密度ポリエチレン(ブラスケム株式会社製SPB681:密度d=0.922g/cm3、メルトフローレート(MFR)=3.8g/10分)100.0重量部を調製した。
(ハ)第三層を構成する樹脂組成物
低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC522:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=4.0g/10分)100.0重量部と、合成シリカ0.5重量部と、エルカ酸アミド0.05重量部とを充分に混練して樹脂組成物を調製した。
次に、(1)で調製した各樹脂組成物を使用し、これらを、3種3層の上吹き空冷インフレーション共押出製膜機を用いて、(イ)の樹脂組成物による層を10μm、(ロ)の樹脂組成物による層を30μm、(ハ)の樹脂組成物による層を10μmにそれぞれ共押し出しして製膜化して、3層の総厚が50μmの共押出インフレーションフィルムからなる本実施例に係る多層積層フィルムを製造した。すなわち、実施例3に係る多層積層フィルムは、図3に示されるような中層が、バイオ低密度ポリエチレン樹脂10とされた多層構造からなるフィルムF2である。製造した多層積層フィルムの第一層(イ)の面にコロナ処理を施した。
厚さが12μmの二軸延伸PETフィルムの片面にコロナ処理を施し、そのコロナ処理面に、通常のグラビアインキ組成物を使用し、グラビア印刷方式で所望の印刷模様を形成した後、その印刷模様を含む全面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネート用接着剤をグラビアロールコート法を用いて厚さが4.0g/m2(乾燥状態)となるようにコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、次いで、ラミネート用接着剤層面に、(2)で製造した多層積層樹脂フィルムの第一層(イ)の樹脂組成物による層のコロナ処理面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネートして積層して、積層材を製造した。
次いで、(3)で製造した積層材の2枚を用意し、それぞれの第三層(ハ)の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部21を形成するとともに上方に開口部を有する三方シール型の軟包装用袋を製造した。三方シール型の軟包装用袋内に、その開口部からスナック菓子を充填包装し、しかる後、その開口部の端部をヒートシールしてシール部21を形成して軟包装製品を製造した。
(1)樹脂組成物
低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC520:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=3.6g/10分)30.0重量部と、バイオマス低密度ポリエチレン(ブラスケム株式会社製SEB853:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=2.7g/10分)70.0重量部とを充分に混練して樹脂組成物を調製した。
次に、(1)で調製した樹脂組成物を使用し、単層の上吹き空冷インフレーション共押出製膜機を用いて、厚みが50μmの本実施例に係る単層フィルムを製造した。すなわち、実施例4に係る単層フィルムは、図2に示されるようなバイオ低密度ポリエチレンを含むフィルムF1である。製造した単層フィルムの一方の面にコロナ処理を施した。
厚さが12μmの二軸延伸PETフィルムの片面にコロナ処理を施し、そのコロナ処理面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネート用接着剤を厚さが3.0g/m2(乾燥状態)となるように塗布して接着剤層を形成し、その後、接着剤層の面に、両面にコロナ処理を施した厚さが12μmの二軸延伸PETフィルムを重ね合わせ、更に、上記と同様に、上記で積層した両面コロナ処理した二軸延伸PETフィルムの面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネート用接着剤を厚さが3.0g/m2(乾燥状態)となるように塗布して接着剤層を形成し、基材フィルム14を得た。基材フィルム14の接着剤層の面と、(2)で製造した単層フィルムのコロナ処理面とを対向させて重ね合わせ、本実施例の基材フィルム14を積層した多層積層フィルムを得た。
次いで、(3)で製造した積層材の2枚を用意し、それぞれの(2)のフィルムの側の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部21を形成するとともに上方に開口部を有する三方シール型の軟包装用袋を製造した。三方シール型の軟包装用袋内に、その開口部からスナック菓子を充填包装し、しかる後、その開口部の端部をヒートシールしてシール部21を形成して軟包装製品を製造した。
(1)樹脂組成物
まず、下記の(イ)、(ロ)、及び(ハ)の樹脂組成物を調製した。
(イ)第一層を構成する樹脂組成物
低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC522:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=4.0g/10分)100.0重量部と、合成シリカ0.5重量部と、エルカ酸アミド0.05重量部とを充分に混練して樹脂組成物を調製した。
(ロ)第二層を構成する樹脂組成物
バイオマス低密度ポリエチレン(ブラスケム株式会社製SPB681:密度d=0.922g/cm3、メルトフローレート(MFR)=3.8g/10分)100.0重量部を調製した。
(ハ)第三層を構成する樹脂組成物
低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC522:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=4.0g/10分)100.0重量部と、合成シリカ0.5重量部と、エルカ酸アミド0.05重量部とを充分に混練して樹脂組成物を調製した。
次に、(1)で調製した各樹脂組成物を使用し、これらを、3種3層の上吹き空冷インフレーション共押出製膜機を用いて、(イ)の樹脂組成物による層を10μm、(ロ)の樹脂組成物による層を30μm、(ハ)の樹脂組成物による層を10μmにそれぞれ共押し出しして製膜化して、3層の総厚が50μmの共押出インフレーションフィルムからなる本実施例に係る多層積層フィルムを製造した。すなわち、実施例5に係る多層積層フィルムは、図3に示されるような中層が、バイオ低密度ポリエチレン樹脂10とされた多層構造からなるフィルムF2である。製造した多層積層フィルムの第一層(イ)の面にコロナ処理を施した。
厚さが12μmの二軸延伸PETフィルムの片面にコロナ処理を施し、そのコロナ処理面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネート用接着剤を厚さが3.0g/m2(乾燥状
態)となるように塗布して接着剤層を形成し、その後、接着剤層の面に、両面にコロナ処理を施した厚さが15μmの二軸延伸ナイロン6フィルムを重ね合わせ、更に、上記と同様に、上記で積層した両面コロナ処理した二軸延伸ナイロン6フィルムの面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネート用接着剤を厚さが3.0g/m2(乾燥状態)となるように塗布して接着剤層を形成し、基材フィルム14を得た。基材フィルム14の接着剤層の面と(2)の共押出多層積層フィルムのコロナ処理面を対向させて重ね合わせ、本実施例の基材フィルム14を積層した多層積層フィルムを得た。
次いで、(3)で製造した積層材の2枚を用意し、それぞれの第三層(ハ)の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部21を形成するとともに上方に開口部を有する三方シール型の軟包装用袋を製造した。三方シール型の軟包装用袋内に、その開口部から急速冷凍した炒め炒飯を充填包装し、しかる後、その開口部の端部をヒートシールしてシール部21を形成して軟包装製品を製造した。
(1)樹脂組成物
低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC525:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=3.5g/10分)20.0重量部と、バイオマス低密度ポリエチレン(ブラスケム株式会社製SEB853:密度d=0.923g/cm3、メルトフローレート(MFR)=2.7g/10分)80.0重量部とを充分に混練して樹脂組成物を調製した。
次に、(1)で調製した各樹脂組成物を使用し、単層の上吹き空冷インフレーション共押出製膜機を用いて、厚みが30μmの本実施例に係る単層フィルムを製造した。すなわち、実施例6に係る単層フィルムは、図2に示されるようなバイオ低密度ポリエチレンを含むフィルムF1である。製造した単層フィルムの一方の面にコロナ処理を施した。
厚さが12μmの二軸延伸バイオマスPETフィルム(バイオPETフィルムF3)の片面にコロナ処理を施し、そのコロナ処理面に、通常のグラビアインキ組成物を使用し、グラビア印刷方式で所望の印刷模様を形成した後、その印刷模様を含む全面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネート用接着剤をグラビアロールコート法を用いて厚さが4.0g/m2(乾燥状態)となるようにコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、次いで、ラミネート用接着剤層面に、(2)で製造した単層フィルムのコロナ処理面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネートして積層して、積層材を製造した。
次いで、(3)で製造した積層材の2枚を用意し、それぞれの(2)のフィルムの側の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部21を形成するとともに上方に開口部を有する三方シール型の軟包装用袋を製造した。三方シール型の軟包装用袋内に、その開口部から急速冷凍した炒め炒飯を充填包装し、しかる後、その開口部の端部をヒートシールしてシール部21を形成して軟包装製品を製造した。
され、基材フィルム14と積層された包装材用積層フィルム12とされるとともに、包装袋は、この包装材用積層フィルム12からなるものである。
11 石油由来の低密度ポリエチレン樹脂
12 包装材用積層フィルム
13 シーラントフィルム
14 基材フィルム
19 バイオPET樹脂
20 四方シール袋(包装袋)
F1、F2 フィルム(シーラントフィルム)
F3 バイオPETフィルム
Claims (3)
- 包装材用積層フィルムであって、
植物由来のエチレンを高圧法にて重合されて得られた植物由来の低密度ポリエチレン樹脂を含む樹脂組成物によるシーラントフィルムと、
印刷模様を有する基材フィルムと
を有し、
前記基材フィルムは、ポリエステル系樹脂フィルムであり、
前記印刷模様を有する基材フィルムと前記シーラントフィルムはラミネート用接着剤を介して積層されており、
前記包装材用積層フィルムは、放射性炭素年代測定14Cの測定値から算定するバイオマス度を少なくとも25%有し、
前記植物由来の低密度ポリエチレン樹脂は、バイオマス度を10~100%有し、
前記シーラントフィルムは、0.2質量%以上のシリカ、5.0質量%以上の酸化チタン、アイオノマー、及びエチレン・メタクリル酸共重合体を含まず、
前記シーラントフィルムは、構成する樹脂が、前記植物由来の低密度ポリエチレン樹脂と、石油由来の低密度ポリエチレン樹脂とからなる前記樹脂組成物を使用して、下記の(A)、及び(B)のいずれかで構成してなること、を特徴とする包装材用積層フィルム。
(A)前記樹脂組成物からなる単層構成
(B)中層を前記樹脂組成物とし、外層、及び内層を前記石油由来の低密度ポリエチレン樹脂とした多層構成 - 前記基材フィルムは、植物由来のエチレングリコールと、石油由来のテレフタル酸との縮合重合にて得られた植物由来のポリエチレンテレフタラート樹脂を含む樹脂組成物によるフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の包装材用積層フィルム。
- 請求項1または2に記載の包装材用積層フィルムを用いてなることを特徴とする包装袋。
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