JP7596109B2 - 水性インク、インクカートリッジ、及びインクジェット記録方法 - Google Patents
水性インク、インクカートリッジ、及びインクジェット記録方法 Download PDFInfo
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Description
本発明の水性インクは、第1の色材及び第2の色材を含有する。第1の色材は、下記一般式(1)で表される化合物である。第2の色材は、下記一般式(2)で表される化合物である。そして、水性インク中の第1の色材及び第2の色材の合計含有量に占める、第2の色材の含有量の割合(質量%)が、0.60質量%以上である。本発明のインクは、活性エネルギー線硬化型である必要はないので、重合性基を有するモノマーなどを含有させる必要もない。以下、本発明のインクを構成する成分やインクの物性について詳細に説明する。
本発明のインクは、第1の色材として下記一般式(1)で表される化合物、及び第2の色材として下記一般式(2)で表される化合物を含有する。これらの色材は水溶性の染料である。調色などのために、第1の色材及び第2の色材とは異なる構造の染料を併用してもよい。
本発明で用いる色材がインク中に含まれているか否かを検証するには、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いた下記(1)~(3)の検証方法を適用することができる。
(1)ピークの保持時間
(2)(1)のピークについての極大吸収波長
(3)(1)のピークについてのマススペクトルのm/z(posi)、m/z(nega)
・カラム:SunFire C18(日本ウォーターズ製)2.1mm×150mm
・カラム温度:40℃
・流速:0.2mL/min
・PDA:200nm~700nm
・移動相及びグラジエント条件:表1
・イオン化法:ESI
・キャピラリ電圧:3.5kV
・脱溶媒ガス:300℃
・イオン源温度:120℃
・検出器:
posi;40V 200~1500amu/0.9sec
nega;40V 200~1500amu/0.9sec
・上記化合物I-1のナトリウム塩(後記「化合物1-1」)
254nmでのHPLC純度=98.4%
m/z=350.5([M-2Na]2-)、702.1([M-2Na+H]-)
・上記化合物II-1のナトリウム塩(後記「化合物2-1」)
254nmでのHPLC純度=98.9%
m/z=322.5([M-2Na]2-)、644.0([M-2Na+H]-)
・上記化合物II-5のナトリウム塩(後記「化合物2-5」)
254nmでのHPLC純度=97.6%
m/z=304.7([M-2Na]2-)、610.1([M-2Na+H]-)
上述の通り、水性インク中の第1の色材及び第2の色材の合計含有量に占める、第2の色材の含有量の割合(質量%)は、0.60質量%以上であることを要する。また、水性インク中の第1の色材及び第2の色材の合計含有量に占める、第2の色材の含有量の割合(質量%)は、インクの吐出性の観点から、1.60質量%以下であることが好ましい。この割合は、より好ましくは1.50質量%以下、さらに好ましくは1.40質量%以下である。この割合(質量%)は、インク中の第1の色材の含有量をC1(質量%)、第2の色材の含有量をC2(質量%)で表すと、式:C2/(C1+C2)×100(質量%)により、算出することができる。前述の通り、第1の色材と比較して、第2の色材の水溶性は高いものの、水溶性有機溶剤への溶解性は低い。インクジェット記録装置において、インク中の水が蒸発することで、水溶性有機溶剤の含有量が相対的に増えると、第2の色材の溶解状態は不安定になりやすい。このような状態の第2の色材に吐出のエネルギーが加わると、凝集しやすくなる。この現象が吐出のたびに起こるため、凝集物が記録ヘッドのインク流路に付着し、これによってインクの吐出方向が曲がり、ヨレを引き起こす。このような事態を抑制してインクの吐出性を良好にするために、インク中の第2の色材の含有量の上記割合(質量%)を1.60質量%以下にすることが好ましい。
本発明において、マゼンタインクとして好ましい色相を有する画像とは、具体的には、以下のことを意味する。マゼンタインクのみを用いて、白色の記録媒体にインクの付与量を約0.06g/inch2として記録したベタ画像について、CIE(国際照明委員会)により規定されたL*a*b*表色系におけるa*及びb*を測定する。そして、得られたa*及びb*の値から、下記式(A)に基づいて算出される色相角(H°)が、16°以上26°以下である画像を、マゼンタインクとしての色相が良好な画像であるとする。また、そのような色相角(H°)を有する画像を記録することが可能なインクを、マゼンタインクとして好ましい色相を有するインクであるとする。マゼンタインクとしての色相がより良好である観点から、上記色相角(H°)は、18°以上24°以下であることがより好ましく、20°以上22°以下であることがさらに好ましい。a*及びb*の値は、例えば、分光光度計(商品名:Spectrolino;Gretag Macbeth製)を用いて測定することができる。勿論、本発明においては、これに限られるものではない。測色の際に用いる「白色の記録媒体」としては、拡散青色光反射率を利用するISO白色度(JIS P 8148)が約80%以上である記録媒体などを挙げることができる。
a*≧0、b*≧0(第一象現)では、H°=tan-1(b*/a*)
a*≦0、b*≧0(第二象現)では、H°=180+tan-1(b*/a*)
a*≦0、b*≦0(第三象現)では、H°=180+tan-1(b*/a*)
a*≧0、b*≦0(第四象現)では、H°=360+tan-1(b*/a*)
本発明のインクは、水性媒体として少なくとも水を含有する水性インクである。水としては、脱イオン水(イオン交換水)を用いることが好ましい。インク中の水の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、10.00質量%以上90.00質量%以下であることが好ましく、50.00質量%以上90.00質量%以下であることがさらに好ましい。
本発明のインクは、上記した成分以外にも必要に応じて、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンなどの多価アルコール類や、尿素、エチレン尿素などの尿素誘導体などの、常温で固体の水溶性有機化合物を含有してもよい。さらに、本発明のインクは、必要に応じて、界面活性剤、pH調整剤、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤、及び水溶性樹脂など、種々の添加剤を含有してもよい。これらのなかでも、インクには界面活性剤を含有させることが好ましい。水性インク中の界面活性剤の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.05質量%以上1.50質量%以下であることが好ましく、0.10質量%以上1.20質量%以下であることがさらに好ましい。
本発明のインクカートリッジは、インクと、このインクを収容するインク収容部とを備える。そして、このインク収容部に収容されているインクが、上記で説明した本発明の水性インクである。図1は、本発明のインクカートリッジの一実施形態を模式的に示す断面図である。図1に示すように、インクカートリッジの底面には、記録ヘッドにインクを供給するためのインク供給口12が設けられている。インクカートリッジの内部はインクを収容するためのインク収容部となっている。インク収容部は、インク収容室14と、吸収体収容室16とで構成されており、これらは連通口18を介して連通している。また、吸収体収容室16はインク供給口12に連通している。インク収容室14には液体のインク20が収容されており、吸収体収容室16には、インクを含浸状態で保持する吸収体22及び24が収容されている。インク収容部は、液体のインクを収容するインク収容室を持たず、収容されるインク全量を吸収体により保持する形態であってもよい。また、インク収容部は、吸収体を持たず、インクの全量を液体の状態で収容する形態であってもよい。さらには、インク収容部と記録ヘッドとを有するように構成された形態のインクカートリッジとしてもよい。
本発明のインクジェット記録方法は、上記で説明した本発明の水性インクをインクジェット方式の記録ヘッドから吐出して記録媒体に画像を記録する方法である。インクを吐出する方式としては、インクに力学的エネルギーを付与する方式や、インクに熱エネルギーを付与する方式が挙げられる。本発明においては、インクに熱エネルギーを付与してインクを吐出する方式を採用することが特に好ましい。本発明のインクを用いること以外、インクジェット記録方法の工程は公知のものとすればよい。
(化合物1-1)
300mL三口フラスコに8-アミノ-1-ヒドロキシナフタレン-3,6-ジスルホン酸(下記式(a1)参照)30g、純水30mLを加え、75℃で加熱撹拌した。この溶液に、25%水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを3に調整した。この溶液を25%水酸化ナトリウム水溶液でpHを3に保持しながら、p-トルエンスルホン酸クロリド(下記式(b1)参照)15gをゆっくり添加した。添加後、75℃で1時間撹拌した後、25%水酸化ナトリウム水溶液を添加し、pHを6に調整した。反応後、濃塩酸を加え、溶液のpHを1に調整した後、析出した沈殿をろ別し、ろ液を減圧留去することで濃縮した後、メタノールを添加し、析出した不溶物をろ別した。メタノールを減圧留去し、脱塩を行うことで、下記式(c1)で表される化合物(中間体)を得た。
化合物1-1の合成において、3-クロロ-6-フェノキシアニリン(上記式(d1)参照)を4-クロロ-2-フェノキシアニリンに変えた以外は、同条件で反応を行った。このようにして、前述の式(I-2)で表される化合物I-2のナトリウム塩(これを「化合物1-2」と記す。)を合成した(収率84%)。そして、純水を加え、化合物1-2(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物1-1の合成において、3-クロロ-6-フェノキシアニリン(上記式(d1)参照)を3-クロロ-6-(p-メチル)フェノキシアニリンに変えて、反応を行った。反応後、塩酸でpHを1未満まで下げ、固形物をろ別して200mL三角フラスコに入れ、25%水酸化カリウム水溶液を加え、溶液のpHを8に調整した後、塩析及び脱塩を行った。このようにして、前述の式(I-3)で表される化合物I-3のカリウム塩(これを「化合物1-3」と記す。)を合成した(収率75%)。そして、純水を加え、化合物1-3(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物1-1の合成において、3-クロロ-6-フェノキシアニリン(上記式(d1)参照)を3-クロロ-6-(p-メトキシ)フェノキシアニリンに変えて、反応を行った。反応後、塩酸でpHを1未満まで下げ、25%水酸化カリウム水溶液を加え、溶液のpHを8に調整した後、塩析及び脱塩を行った。このようにして、前述の式(I-4)で表される化合物I-4のカリウム塩(これを「化合物1-4」と記す。)を合成した(収率76%)。そして、純水を加え、化合物1-4(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物1-1の合成において、上記中間体の合成に用いたp-トルエンスルホン酸クロリド(上記式(b1)参照)をベンゼンスルホン酸クロリドに変えた以外は、同条件で一連の反応を行った。このようにして、前述の式(I-5)で表される化合物I-5のナトリウム塩(これを「化合物1-5」と記す。)を合成した(収率80%)。そして、純水を加え、化合物1-5(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物1-1の合成において、上記中間体の合成に用いたp-トルエンスルホン酸クロリド(上記式(b1)参照)をp-メトキシ-ベンゼンスルホン酸クロリドに変えて、一連の反応を行った。反応後、塩酸でpHを1未満まで下げ、25%アンモニア水溶液を加え、溶液のpHを8に調整した後、塩析及び脱塩を行った。このようにして、前述の式(I-6)で表される化合物I-6のアンモニウム塩(これを「化合物1-6」と記す。)を合成した(収率77%)。そして、純水を加え、化合物1-6(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物1-1の合成において、3-クロロ-6-フェノキシアニリン(上記式(d1)参照)を、2,5-ジクロロアニリン(下記式(g1)参照)に変えた以外は、同条件で反応を行った。このようにして、前述の式(II-1)で表される化合物II-1のナトリウム塩(これを「化合物2-1」と記す。)を合成した(収率85%)。そして、純水を加え、化合物2-1(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物2-1の合成において、2,5-ジクロロアニリン(上記式(g1)参照)を、2,4-ジクロロアニリンに変えた以外は、同条件で反応を行った。このようにして、前述の式(II-2)で表される化合物II-2のナトリウム塩(これを「化合物2-2」と記す。)を合成した(収率80%)。そして、純水を加え、化合物2-2(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物2-1の合成において、上記中間体の合成に用いたp-トルエンスルホン酸クロリド(上記式(b1)参照)をベンゼンスルホン酸クロリドに変えて、一連の反応を行った。反応後、塩酸でpHを1未満まで下げ、固形物をろ別して200mL三角フラスコに入れ、25%水酸化カリウム水溶液を加え、溶液のpHを8に調整した後、塩析及び脱塩を行った。このようにして、前述の式(II-3)で表される化合物II-3のカリウム塩(これを「化合物2-3」と記す。)を合成した(収率79%)。そして、純水を加え、化合物2-3(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物2-1の合成において、上記中間体の合成に用いたp-トルエンスルホン酸クロリド(上記式(b1)参照)をp-メトキシ-ベンゼンスルホン酸クロリドに変えて、一連の反応を行った。反応後、塩酸でpHを1未満まで下げ、固形物をろ別して200mL三角フラスコに入れ、25%アンモニア水溶液を加え、溶液のpHを8に調整した後、塩析及び脱塩を行った。このようにして、前述の式(II-4)で表される化合物II-4のアンモニウム塩(これを「化合物2-4」と記す。)を合成した(収率84%)。そして、純水を加え、化合物2-4(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物2-1の合成において、2,5-ジクロロアニリン(上記式(g1)参照)を、3-クロロアニリンに変えた以外は、同条件で反応を行った。このようにして、前述の式(II-5)で表される化合物II-5のナトリウム塩(これを「化合物2-5」と記す。)を合成した(収率89%)。そして、純水を加え、化合物2-5(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
化合物2-1の合成において、2,5-ジクロロアニリン(上記式(g1)参照)を、2-クロロアニリンに変えた以外は、同条件で反応を行った。このようにして、前述の式(II-6)で表される化合物II-6のナトリウム塩(これを「化合物2-6」と記す。)を合成した(収率83%)。そして、純水を加え、化合物2-6(染料)の含有量が10.0%である水溶液を得た。
比較化合物1として、特許文献1の実施例4の記載を参考にして、下記式(III-1)で表される化合物(特許文献1に記載の「式(13)の化合物」)を得た。そして、純水を用いて、比較化合物1(染料)の含有量が10.0%である水溶液を用意した。
比較化合物2として、市販されているC.I.アシッドレッド289(下記式(III-2)参照)を使用した。そして、この比較化合物2(C.I.アシッドレッド289)の含有量が10.0%である水溶液を用意した。
比較化合物3として、特許文献2の実施例1の記載を参考にして、下記式(III-3)で表される化合物(特許文献2に記載の「化合物(d-5)」)を得た。下記式(III-3)中の「Et」はエチル基を表す。そして、純水を用いて、比較化合物3(染料)の含有量が10.0%である水溶液を用意した。
表2(表2-1~表2-4)の上段に示す各成分(単位:%)を混合し、十分に撹拌した後、ポアサイズ0.20μmのフィルターで加圧ろ過して各インクを調製した。表2中の「アセチレノールE100」(川研ファインケミカル製)は、ノニオン性界面活性剤の商品名である。表2の下段には、インク中の、第1の色材(一般式(1)で表される化合物)の含有量C1(%)、第2の色材(一般式(2)で表される化合物)の含有量C2(%)、色材の合計含有量(%)、並びにC2/(C1+C2)×100の値(%)を示した。
上記で得られた各インクをそれぞれインクカートリッジに充填し、熱エネルギーの作用により記録ヘッドからインクを吐出するインクジェット記録装置(商品名「PIXUS iP8600」、キヤノン製)に搭載した。本実施例においては、1/2400インチ×1/1200インチの単位領域に2.6ngのインク滴を8滴付与して記録したベタ画像を「記録デューティが100%である」と定義する。但し、参考例1及び2では、解像度の条件は変えずに、ピエゾ素子を利用した力学的エネルギーの作用によりインクを吐出する記録ヘッドに変更したこと以外は同様にして評価した。本発明においては、下記の各項目の評価基準で、「AA」、「A」、及び「B」を許容できるレベル、「C」を許容できないレベルとした。評価結果を表3に示す。
温度23℃、相対湿度55%の条件で、記録媒体として光沢紙(商品名「キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード]PT201」、キヤノン製)に、記録デューティを0%から100%まで10%刻みで変化させた画像を記録した。この画像を温度23℃、相対湿度55%で24時間自然乾燥し、記録物を得た。得られた記録物における記録デューティが100%の画像の部分について、CIE(国際照明委員会)により規定されたL*a*b*表色系におけるa*及びb*を測定した。a*及びb*の値は、分光光度計(商品名「Spectrolino」、Gretag Macbeth製)を用いて、光源:D50、視野:2°の条件で測定した。得られたa*及びb*の値から、下記式(A)に基づいて色相角(H°)をそれぞれ算出した。
式(A)
a*≧0、b*≧0(第一象現)では、H°=tan-1(b*/a*)
a*≦0、b*≧0(第二象現)では、H°=180+tan-1(b*/a*)
a*≦0、b*≦0(第三象現)では、H°=180+tan-1(b*/a*)
a*≧0、b*≦0(第四象現)では、H°=360+tan-1(b*/a*)
AA:H°が20°以上22°以下であった。
A:H°が18°以上20°未満、又は、22°を超えて24°以下であった。
B:H°が16°以上18°未満、又は、24°を超えて26°以下であった。
C:H°が16°未満、又は26°を超えていた。
上記で得られたインクをカートリッジに充填して、上記インクジェット記録装置に装着した。PIXUS iP8600のノズルチェックパターンを記録後、記録デューティが100%の20cm×29cmのベタ画像を5000枚記録し、再度ノズルチェックパターンを記録した。5000枚記録前後のノズルチェックパターンを比較することで、吐出状態を確認した。以下の評価基準にしたがって、インクの吐出性を評価した。
AA:ノズルチェックパターンは正常に記録されていた。
A:ノズルチェックパターンにわずかなヨレがあったが、罫線は連続していた。
B:ノズルチェックパターンにややヨレがあり、罫線の一部が欠けていた。
C:ノズルチェックパターンに顕著な乱れがあり、不吐出もあった。
Claims (11)
- 第1の色材及び第2の色材を含有するインクジェット用の水性インクであって、
前記第1の色材が、下記一般式(1)で表される化合物であり、
前記第2の色材が、下記一般式(2)で表される化合物であり、
前記水性インク中の前記第1の色材及び前記第2の色材の合計含有量に占める、前記第2の色材の含有量の割合(質量%)が、0.60質量%以上1.60質量%以下であることを特徴とする水性インク。
(前記一般式(1)中、R1及びR2はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、又はアルコキシ基を表し、X1はハロゲン原子を表し、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムを表す。)
(前記一般式(2)中、R3は、水素原子、アルキル基、又はアルコキシ基を表し、X2はそれぞれ独立に、ハロゲン原子を表し、nは1又は2の整数を表し、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムを表す。) - 前記水性インク中の前記第1の色材及び前記第2の色材の合計含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、3.00質量%以上6.00質量%以下である請求項1に記載の水性インク。
- 前記一般式(1)におけるR2、及び前記一般式(2)におけるR3が同一である請求項1又は2に記載の水性インク。
- 前記第1の色材が、C.I.アシッドレッド249である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の水性インク。
- 前記水性インクが、熱エネルギーの作用を利用する方式のインクジェット用の水性インクであり、
前記水性インク中の前記第1の色材及び前記第2の色材の合計含有量に占める、前記第2の色材の含有量の割合(質量%)が、1.40質量%以下である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の水性インク。 - 前記水性インク中の前記第1の色材の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、0.10質量%以上10.00質量%以下である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の水性インク。
- 前記水性インク中の前記第2の色材の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、0.01質量%以上5.00質量%以下である請求項1乃至7のいずれか1項に記載の水性インク。
- 前記水性インク中のすべての色材の合計含有量(質量%)に占める、前記第1の色材及び前記第2の色材の合計含有量(質量%)の割合が、10.0質量%以上100.0質量%以下である請求項1乃至8のいずれか1項に記載の水性インク。
- インクと、前記インクを収容するインク収容部とを備えたインクカートリッジであって、
前記インクが、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の水性インクであることを特徴とするインクカートリッジ。 - インクをインクジェット方式の記録ヘッドから吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法であって、
前記インクが、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の水性インクであることを特徴とするインクジェット記録方法。
Priority Applications (3)
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