JP7597109B2 - センサ及び電子機器 - Google Patents
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Description
センサ部は、互いに対向する表側の第1の圧力センサ及び裏側の第2の圧力センサを含み、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサによる面内方向での圧力の検出位置に基づいて、前記面内方向の力を検出する。
前記離隔層は、空隙部を有し、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサの間に介在される。
<全体構成及び各部の構成>
図1は、本技術の第1実施形態に係るロボットハンド10を示す図である。図1に示すように、ロボットハンド10は、アーム部1、リスト部2及びハンド部3を有している。
図2は、センサ20を側方から見た断面図である。図3は、センサ20におけるセンサ電極層30を示す平面図である。図4は、センサ20における離隔層23を裏側から見た図である。
センサ部21は、第1の圧力センサ22aによる面内方向での圧力中心位置(圧力検出位置)及び第2の圧力センサ22bによる面内方向での圧力中心位置(圧力検出位置)に基づいて、センサ20に対して面内方向に加えられた力(せん断力Fs)を検出する。また、センサ部21は、第1の圧力センサ22aによって検出された圧力の値に基づいて、センサ20に対して垂直方向の上側から加えられた力(荷重Fz)を検出する。
第1の圧力センサ22a及び第2の圧力センサ22bは、垂直方向で互いに対向するように配置される。第1の圧力センサ22aは、垂直方向において下層側から順番に、センサ電極層30a、変形層27a、電極フィルム層26aが積層された積層構造とされている。また、第2の圧力センサ22bは、垂直方向において下層側から順番に、電極フィルム層26b、変形層27b、センサ電極層30bが積層された積層構造とされている。
センサ電極層30(図2及び図3参照)は、フレキシブルプリント基板等により構成されている。センサ電極層30は、平面視で矩形の本体36と、本体36から外方に向けて延設された引き出し部37とを有する。引き出し部37は、圧力センサ22によって検出された圧力の情報を制御部等に出力するために設けられている。なお、センサ電極層の平面視での形状については、矩形に限られず、適宜変更することができる。
電極フィルム層26は、可撓性を有しており、フィルム層24と、フィルム層24の一方の面側(変形層27の面側)に設けられたリファレンス電極層25とを有している。リファレンス電極層25は、いわゆる接地電極であり、グランド電位とされている。
変形層27は、センサ電極層30と、電極フィルム層26(リファレンス電極層25)との間に介在されている。変形層27は、厚さが、例えば、50μm~300μm程度とされる。
変形層27の目付量[mg/cm2]=(質量M1-質量M2)/(変形層27の面積S)
離隔層23は、接着層(不図示)を介して、第1の圧力センサ22a及び第2の圧力センサ22bの間に固定されている。離隔層23は、外力に応じて変形可能とされている。離隔層23は、空隙部33を有しており、空隙部33によって形成された、垂直方向に延在する複数の柱部34を有している。空隙部33は、離隔層23の裏面側(第2の圧力センサ22b側)において、垂直方向で離隔層23を貫通しない溝状に設けられている。
次に、離隔層23の形状における各例について説明する。図5は、離隔層23の形状における各例を示す図である。図5には、離隔層23の形状について、形状A~形状Fの6パターンが示されている。なお、図5では、第1の圧力センサ22a及び第2の圧力センサ22bが簡略して図示されている。
形状Aは、図2及び図4において既に説明した形状である。
形状Bでは、形状Aと同様に、空隙部33が、離隔層23の裏面側(第2の圧力センサ22b側)において、垂直方向で離隔層23を貫通しない溝状に設けられている。また、形状Bでは、形状Aと同様に、埋め尽くし層31及び柱層32の2層構造とされている。
形状A及び形状Bでは、空隙部33が、垂直方向で離隔層23を貫通しない溝状とされていたが、形状Cでは、空隙部33が垂直方向で離隔層23を貫通する穴状とされている。この関係で、形状Cでは、柱部34の高さが形状A及び形状Bよりも高く、柱部34の高さが離隔層23の厚さと一致している。つまり、柱部34の高さが、離隔層23の厚さに対して100%とされている。
形状Dでは、形状Cと同様に、空隙部33が垂直方向で離隔層23を貫通する穴状とされている。また、形状Dでは、形状Cと同様に、柱部34の高さが離隔層23の厚さと一致しており、柱部34の高さが、離隔層23の厚さに対して100%とされている。
形状Eは、形状A~形状D等の組み合わせの一例を示している。つまり、形状A~形状D等は、適宜組み合わせることができる。
形状Fは、空隙部33を有しない比較例であり、離隔層23'は、その全体が埋め尽くし構造とされている。
図6は、離隔層23を裏面側から見た図であり、柱部34の平面視での形状の各パターンを示す図である。
次に、せん断力Fs(面内方向での力)の検出の原理について説明する。
σ=Fs=G×d
次に、比較例に係る離隔層23'及び本実施形態に係る離隔層23におけるせん断力Fsの検出感度のバラつきの評価について説明する。
まず、比較例に係る離隔層23'におけるせん断力Fsの検出感度のバラつきの評価について説明する。図9は、比較例に係る離隔層23'におけるせん断力Fsの検出感度のバラつきの評価を示す図である。図9の上側の図は、比較例に係るセンサ20を示す上面図であり、せん断力Fsが加えられた面内方向でのポイント及び方向を示している。図9の中央の図は、比較例に係るセンサ20を示す側面図である。
1.せん断力Fsの検出感度について、面内方向でのバラつきがある。
2.せん断力Fsの検出感度自体が悪い。
3.第2の圧力センサ22bによる圧力の検出感度が悪い。
次に、本実施形態に係る離隔層23におけるせん断力Fsの検出感度のバラつきの評価について説明する。図10は、本実施形態に係る離隔層23におけるせん断力Fsの検出感度のバラつきの評価を示す図である。図10の上側の図は、本実施形態に係るセンサ20を示す上面図であり、せん断力Fsが加えられた面内方向でのポイント及び方向を示している。図10の中央の図は、本実施形態に係るセンサ20を示す側面図である。
次に、離隔層23における各実施例及び各比較例について説明する。図11は、離隔層23における各実施例及び各比較例を示す図である。
実施例1では、離隔層23の厚さが2000μmとされ、離隔層23の材料として、針入度100°の硬度を有するシリコンゲルが用いられた。また、実施例1では、形状D(図5参照)のタイプの離隔層23であり、柱部34が縦横3×3で配列された離隔層23が用いられた。なお、離隔層23の材料については、各実施例及び各比較例で同じ材料が用いられている(針入度100°の硬度のシリコンゲル)。
実施例2では、離隔層23の厚さが4000μmとされた。また、実施例2では、形状D(図5参照)のタイプの離隔層23であり、柱部34が縦横3×3で配列された離隔層23が用いられた。
実施例3では、離隔層23の厚さが4000μmとされた。また、実施例3では、形状C(図5参照)のタイプの離隔層23であり、柱部34が縦横3×3で配列された離隔層23が用いられた。
(実施例4)
実施例4では、離隔層23の厚さが4000μmとされた。また、実施例4では、形状B(図5参照)のタイプの離隔層23であり、柱部34が縦横3×3で配列された離隔層23が用いられた。
実施例5では、離隔層23の厚さが4000μmとされた。また、実施例5では、形状A(図5参照)のタイプの離隔層23であり、柱部34が縦横3×3で配列された離隔層23が用いられた。
実施例6では、離隔層23の厚さが4000μmとされた。また、実施例6では、形状A(図5参照)のタイプの離隔層23であり、柱部34が縦横9×9で配列された離隔層23が用いられた。
比較例1では、離隔層23の厚さが2000μmとされた。また、比較例1では、形状F(図5参照)のタイプの離隔層23'、つまり、全体が埋め尽くし構造とされた離隔層23'が用いられた。
比較例2では、離隔層23の厚さが4000μmとされた。また、比較例2では、形状F(図5参照)のタイプの離隔層23'、つまり、全体が埋め尽くし構造とされた離隔層23'が用いられた。
図11から理解されるように、実施例1~6は、比較例1~2に比べて、せん断力Fsの検出感度、バラつき、分解能がそれぞれ向上している。なお、せん断力Fsの検出感度が向上し、せん断力Fsの面内方向における検出感度のバラつきが抑制される理由については、上記した通りであり(図10参照)、離隔層23に空隙部33が設けられているためである。
次に、変形層27における各実施例及び各比較例について説明する。本実施形態では、図2に示されているように、第1の圧力センサ22a及び第2の圧力センサ22bは、センサ電極層30、変形層27、電極フィルム層26(リファレンス電極層25)が積層された3層構造とされている。本実施形態では、変形層27の薄型化しつつ、変形層27を柔らかくすることで、垂直方向での荷重Fzに対する検出感度の向上を図っている。
実施例7では、変形層27の厚さが300μmとされ、目付量が7.2mg/cm2とされた。また、実施例7では、変形層27の材料として、ポリウレタンで構成された発泡フィルムであるPORON(登録商標)SS-24DPが用いられた。
実施例8では、変形層27の厚さが500μmとされ、目付量が12mg/cm2とされた。また、実施例8では、変形層27の材料として、ポリウレタンで構成された発泡フィルムであるPORON(登録商標)SS-24DPが用いられた。
実施例9では、変形層27の厚さが1000μmとされ、目付量が24mg/cm2とされた。また、実施例9では、変形層27の材料として、ポリウレタンで構成された発泡フィルムであるPORON(登録商標)SS-24DPが用いられた。
実施例10では、変形層27の厚さが150μmとされ、目付量が4mg/cm2とされた。また、実施例10では、変形層27の材料として、ポリウレタンで構成された発泡フィルムであるPORON(登録商標)SS-15DPが用いられた。
実施例11では、変形層27の厚さが500μmとされ、目付量が7.5mg/cm2とされた。また、実施例11では、変形層27の材料として、ポリウレタンで構成されたナノファイバーが用いられた。
実施例12では、変形層27の厚さが1000μmとされ、目付量が48mg/cm2とされた。また、実施例12では、変形層27の材料として、ポリウレタンで構成された発泡フィルムであるPORON(登録商標)SR-S-48が用いられた。
比較例3では、変形層27の厚さが100μmとされ、目付量が3mg/cm2とされた。また、実施例3では、変形層27の材料として、ポリウレタンで構成された発泡フィルムであるPurecell(登録商標)S010が用いられた。
比較例4では、変形層27の厚さが1000μmとされ、目付量が60mg/cm2とされた。また、実施例4では、変形層27の材料として、ポリウレタンで構成された発泡フィルムであるPORON(登録商標)NU60が用いられた。
比較例5では、変形層27の厚さが1200μmとされ、目付量が48mg/cm2とされた。また、実施例5では、変形層27の材料として、ポリウレタンで構成された発泡フィルムであるPORON(登録商標)MS40が用いられた。
以上説明したように、本実施形態では、離隔層23に空隙部33が設けられている。これにより、せん断力Fsの検出感度が面内方向で一様となり、せん断力Fsの検出感度が向上し、また、せん断力Fsの面内方向における分解能が向上する。
次に、本技術の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、圧力センサ22の他の例について説明する。図16は、第2実施形態に係る圧力センサ22'を側方から見た断面図である。
次に、第2実施形態における各実施例及び各比較例について説明する。図17は、第2実施形態に係る各実施例及び各比較例を示す図である。図17には、各実施例及び比較例における第1の変形層44の材料、商品名、厚さ、面積占有率、目付量が示されている。また、図17には、第2の変形層48の材料、商品名が示されている。
実施例13では、第1の変形層44の材料としてナノファイバーが用いられ、第1の変形層44の厚さが150μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例13では、目付量が4mg/cm2とされた。また、実施例13では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
実施例14では、第1の変形層44の材料としてナノファイバーが用いられ、第1の変形層44の厚さが400μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例14では、目付量が10mg/cm2とされた。また、実施例14では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
実施例15では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SR-S-32Pが用いられ、第1の変形層44の厚さが200μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例15では、目付量が6mg/cm2とされた。また、実施例15では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
実施例16では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SS-32Pが用いられ、第1の変形層44の厚さが500μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例16では、目付量が16mg/cm2とされた。また、実施例16では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
実施例17では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SS-24Pが用いられ、第1の変形層44の厚さが300μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例17では、目付量が7mg/cm2とされた。また、実施例17では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
実施例18では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SS-24Pが用いられ、第1の変形層44の厚さが500μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例18では、目付量が12mg/cm2とされた。また、実施例18では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
実施例19では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SS-15Pが用いられ、第1の変形層44の厚さが500μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例19では、目付量が8mg/cm2とされた。また、実施例19では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
実施例20では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SR-S-40Pが用いられ、第1の変形層44の厚さが1000μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例20では、目付量が40mg/cm2とされた。また、実施例20では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
実施例21では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)HH48が用いられ、第1の変形層44の厚さが1000μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例21では、目付量が50mg/cm2とされた。また、実施例21では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
実施例22では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SS-24Pが用いられ、第1の変形層44の厚さが500μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例22では、目付量が12mg/cm2とされた。また、実施例22では、第2の変形層48の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SS-24Pが用いられた。
実施例23では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SS-24Pが用いられ、第1の変形層44の厚さが500μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例23では、目付量が12mg/cm2とされた。また、実施例23では、第2の変形層48の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SS-32Pが用いられた。
実施例24では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)SS-24Pが用いられ、第1の変形層44の厚さが500μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、実施例24では、目付量が12mg/cm2とされた。また、実施例24では、第2の変形層48の材料としてシリコンゲルのFFG-42100-1tが用いられた。
比較例6では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPurecell(登録商標)S010が用いられ、第1の変形層44の厚さが100μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、比較例6では、目付量が3mg/cm2とされた。また、比較例6では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
比較例7では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)H48が用いられ、第1の変形層44の厚さが1500μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、比較例7では、目付量が70mg/cm2とされた。また、比較例7では、第2の変形層48の材料として両面テープのNeofix(登録商標)100が用いられた。
比較例8では、第1の変形層44の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)H48が用いられ、第1の変形層44の厚さが1500μmとされ、面積占有率が100%とされた。また、比較例8では、目付量が70mg/cm2とされた。また、比較例8では、第2の変形層48の材料として発泡フィルムのPORON(登録商標)H48が用いられた。
次に、本技術の第2実施形態について説明する。第3実施形態では、圧力センサ22のさらに別の例について説明する。第3実施形態に係る圧力センサ22'は、第2実施形態に係る圧力センサ22'と同様に、垂直方向において下層側から順番に、第2の電極フィルム層51(第2のリファレンス電極層50)、第2の変形層48、センサ電極層47、第1の変形層44、第1の電極フィルム層43(第1のリファレンス電極層42)が積層された積層構造とされている。
次に、第3実施形態における各実施例及び各比較例について説明する。図18は、第3実施形態に係る各実施例及び各比較例を示す図である。図18には、各実施例及び比較例における第1の変形層44の厚さ、目付量、商品名、材料が示されている。また、図18には、第2の変形層48の厚さ、目付量、商品名、材料が示されている。
実施例25では、第1の変形層44の厚さが100μmとされ、目付量が2.5mg/cm2とされた。また、実施例25では、第1の変形層44の材料として、ポリウレタンで構成されたナノファイバーが用いられた。
実施例26では、第1の変形層44の厚さが25μmとされ、目付量が0.9mg/cm2とされた。また、実施例26は、第1の変形層44の材料として、ポリウレタンで構成されたナノファイバーが用いられた。
実施例27では、第1の変形層44の厚さが25μmとされ、目付量が0.9mg/cm2とされた。また、実施例27では、第1の変形層44の材料として、ポリウレタンで構成されたナノファイバーが用いられた。
比較例9では、第1の変形層44の厚さが500μmとされ、目付量が12mg/cm2とされた。また、比較例9では、第1の変形層44の材料として、ポリウレタンで構成された発泡フィルムであるPORON(登録商標)SS-24DPが用いられた。
比較例10では、第1の変形層44の厚さが25μmとされ、目付量が0.9mg/cm2とされた。また、比較例10では、第1の変形層44の材料として、ポリウレタンで構成されたナノファイバーが用いられた。
以上の説明では、センサ20が搭載される電子機器の一例として、ロボットハンド10を例に挙げて説明した。一方、センサ20が搭載される電子機器は、ロボットハンド10に限られず、携帯電話機(スマートフォンを含む)、PC等の他の機器であっても構わない。典型的には、センサ20が搭載された機器であれば、どのような機器であっても電子機器と見做される。
(1) 互いに対向する表側の第1の圧力センサ及び裏側の第2の圧力センサを含み、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサによる面内方向での圧力検出位置に基づいて、前記面内方向の力を検出するセンサ部と、
空隙部を有し、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサの間に介在された離隔層と
を具備するセンサ。
(2) 上記(1)に記載のセンサであって、
前記離隔層は、前記空隙部によって形成され、前記面内方向に垂直な垂直方向に延在する複数の柱部を有する
センサ。
(3) 上記(2)に記載のセンサであって、
前記空隙部は、前記垂直方向で前記離隔層を貫通しない溝状に設けられる
センサ。
(4) 上記(2)に記載のセンサであって、
前記空隙部は、前記垂直方向で前記離隔層を貫通する穴状に設けられる
センサ。
(5) 上記(3)に記載のセンサであって、
前記離隔層は、前記空隙部を有しない第1の層と、前記空隙部を有し、かつ、前記空隙部によって形成された前記複数の柱部を有する第2の層とを含む
センサ。
(6) 上記(5)に記載のセンサであって、
前記第1の層は、前記第1の圧力センサ側の層であり、
前記第2の層は、前記第2の圧力センサ側の層である
センサ。
(7) 上記(6)に記載のセンサであって、
前記第2の層は、前記第1の層よりも相対的に硬い材料により構成される
センサ。
(8) 上記(2)~(7)のうちいずれか1つに記載のセンサであって、
前記複数の柱部は、それぞれ、前記第2の圧力センサに接し、
前記第2の圧力センサは、圧力を検出する複数のセンシング部を有し、
前記複数の柱部は、前記垂直方向で前記複数のセンシング部に対応する位置に設けられる
センサ。
(9) 上記(2)~(8)のうちいずれか1つに記載のセンサであって、
前記複数の柱部は、前記垂直方向で太さが一定の形状を有する
センサ。
(10) 上記(2)~(8)のうちいずれか1つに記載のセンサであって、
前記複数の柱部は、前記垂直方向で太さが異なる形状を有する
センサ。
(11) 上記(10)に記載のセンサであって、
前記複数の柱部は、前記垂直方向で表側から裏側にかけて太さが細くなる形状を有する
センサ。
(12) 上記(1)~(11)のうちいずれか1つに記載のセンサであって、
前記センサ部は、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサのうち少なくとも前記第1の圧力センサによって検出された圧力の値に基づいて、前記面内方向に垂直な垂直方向の力を検出する
センサ。
(13) 上記(12)に記載のセンサであって、
前記第1の圧力センサは、第1のリファレンス電極層と、圧力を検出する複数のセンシング部を含むセンサ電極層と、前記第1のリファレンス電極層及びセンサ電極層との間に介在された第1の変形層とを含み、
前記第1の変形層の目付量は、50mg/cm2以下であり、
前記第1の変形層の厚みは、100μmよりも大きく、かつ、1000μm以下である
センサ。
(14) 上記(13)に記載のセンサであって、
前記第1の変形層は、多孔質層を含む
センサ。
(15) 上記(13)又は(14)に記載のセンサであって、
前記第1の変形層は、ファイバー層を含む
センサ。
(16) 上記(13)~(15)のうちいずれか1つに記載のセンサであって、
前記第1の変形層は、ナノファイバーを含む
センサ。
(17) 上記(13)~(16)のうちいずれか1つに記載のセンサであって、
前記第1の圧力センサは、第2のリファレンス電極層と、前記第2のリファレンス電極層及びセンサ電極層との間に介在された第2の変形層とを含む
センサ。
(18) 上記(12)~(17)のうちいずれか1つに記載のセンサであって、
前記第2の圧力センサは、第1のリファレンス電極層と、圧力を検出する複数のセンシング部を含むセンサ電極層と、前記第1のリファレンス電極層及びセンサ電極層との間に介在された第1の変形層とを含み、
前記第1の変形層の目付量は、50mg/cm2以下であり、
前記第1の変形層の厚みは、100μmよりも大きく、かつ、1000μm以下である
センサ。
(19) 上記(12)に記載のセンサであって、
前記第1の圧力センサは、第1のリファレンス電極層と、圧力を検出する複数のセンシング部を含むセンサ電極層と、前記第1のリファレンス電極層及びセンサ電極層の間に介在された第1の変形層と、第2のリファレンス電極層と、前記第2のリファレンス電極層及びセンサ電極層の間に介在された第2の変形層とを含み、
前記第1の変形層の目付量は、3mg/cm2以下であり、
前記第1の変形層の厚みは、100μm以下であり、
前記第2の変形層の目付量は、50mg/cm2以下であり、
前記第2の変形層の厚みは、100μmよりも大きく、かつ、1000μm以下である
センサ。
(20) 互いに対向する表側の第1の圧力センサ及び裏側の第2の圧力センサを含み、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサによる面内方向での圧力の検出位置に基づいて、前記面内方向の力を検出するセンサ部と、
空隙部を有し、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサの間に介在された離隔層とを有するセンサ
を具備する電子機器。
20…センサ
21…センサ部
22…圧力センサ
22a…第1の圧力センサ
22b…第2の圧力センサ
23…離隔層
33…空隙部
34…柱部
Claims (19)
- 互いに対向する表側の第1の圧力センサ及び裏側の第2の圧力センサを含み、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサによる面内方向での圧力検出位置に基づいて、前記面内方向の力を検出するセンサ部と、
空隙部と、前記空隙部によって形成され、前記面内方向に垂直な垂直方向に延在する複数の柱部とを有し、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサの間に介在された離隔層と
を具備するセンサ。 - 請求項1に記載のセンサであって、
前記空隙部は、前記垂直方向で前記離隔層を貫通しない溝状に設けられる
センサ。 - 請求項1に記載のセンサであって、
前記空隙部は、前記垂直方向で前記離隔層を貫通する穴状に設けられる
センサ。 - 請求項2に記載のセンサであって、
前記離隔層は、前記空隙部を有しない第1の層と、前記空隙部を有し、かつ、前記空隙部によって形成された前記複数の柱部を有する第2の層とを含む
センサ。 - 請求項4に記載のセンサであって、
前記第1の層は、前記第1の圧力センサ側の層であり、
前記第2の層は、前記第2の圧力センサ側の層である
センサ。 - 請求項5に記載のセンサであって、
前記第2の層は、前記第1の層よりも相対的に硬い材料により構成される
センサ。 - 請求項1に記載のセンサであって、
前記複数の柱部は、それぞれ、前記第2の圧力センサに接し、
前記第2の圧力センサは、圧力を検出する複数のセンシング部を有し、
前記複数の柱部は、前記垂直方向で前記複数のセンシング部に対応する位置に設けられる
センサ。 - 請求項1に記載のセンサであって、
前記複数の柱部は、前記垂直方向で太さが一定の形状を有する
センサ。 - 請求項1に記載のセンサであって、
前記複数の柱部は、前記垂直方向で太さが異なる形状を有する
センサ。 - 請求項9に記載のセンサであって、
前記複数の柱部は、前記垂直方向で表側から裏側にかけて太さが細くなる形状を有する
センサ。 - 請求項1に記載のセンサであって、
前記センサ部は、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサのうち少なくとも前記第1の圧力センサによって検出された圧力の値に基づいて、前記面内方向に垂直な垂直方向の力を検出する
センサ。 - 請求項11に記載のセンサであって、
前記第1の圧力センサは、第1のリファレンス電極層と、圧力を検出する複数のセンシング部を含むセンサ電極層と、前記第1のリファレンス電極層及びセンサ電極層との間に介在された第1の変形層とを含み、
前記第1の変形層の目付量は、50mg/cm2以下であり、
前記第1の変形層の厚みは、100μmよりも大きく、かつ、1000μm以下である
センサ。 - 請求項12に記載のセンサであって、
前記第1の変形層は、多孔質層を含む
センサ。 - 請求項12に記載のセンサであって、
前記第1の変形層は、ファイバー層を含む
センサ。 - 請求項12に記載のセンサであって、
前記第1の変形層は、ナノファイバーを含む
センサ。 - 請求項12に記載のセンサであって、
前記第1の圧力センサは、第2のリファレンス電極層と、前記第2のリファレンス電極層及びセンサ電極層との間に介在された第2の変形層とを含む
センサ。 - 請求項11に記載のセンサであって、
前記第2の圧力センサは、第1のリファレンス電極層と、圧力を検出する複数のセンシング部を含むセンサ電極層と、前記第1のリファレンス電極層及びセンサ電極層との間に介在された第1の変形層とを含み、
前記第1の変形層の目付量は、50mg/cm2以下であり、
前記第1の変形層の厚みは、100μmよりも大きく、かつ、1000μm以下である
センサ。 - 請求項11に記載のセンサであって、
前記第1の圧力センサは、第1のリファレンス電極層と、圧力を検出する複数のセンシング部を含むセンサ電極層と、前記第1のリファレンス電極層及びセンサ電極層の間に介在された第1の変形層と、第2のリファレンス電極層と、前記第2のリファレンス電極層及びセンサ電極層の間に介在された第2の変形層とを含み、
前記第1の変形層の目付量は、3mg/cm2以下であり、
前記第1の変形層の厚みは、100μm以下であり、
前記第2の変形層の目付量は、50mg/cm2以下であり、
前記第2の変形層の厚みは、100μmよりも大きく、かつ、1000μm以下である
センサ。 - 互いに対向する表側の第1の圧力センサ及び裏側の第2の圧力センサを含み、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサによる面内方向での圧力の検出位置に基づいて、前記面内方向の力を検出するセンサ部と、
空隙部と、前記空隙部によって形成され、前記面内方向に垂直な垂直方向に延在する複数の柱部とを有し、前記第1の圧力センサ及び前記第2の圧力センサの間に介在された離隔層とを有するセンサ
を具備する電子機器。
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