JP7602737B2 - 積層体、チューブ容器本体およびチューブ容器 - Google Patents
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Description
前記第1樹脂層と、前記第2の基材と、前記バリア性樹脂層と、前記第1の基材と、前記第2樹脂層とが、それぞれポリエチレンを主成分として含有し、
前記第2の基材および前記第1の基材のうち、少なくとも一方が、10%以上40%以下の全光線透過率を有するポリエチレンフィルムである、積層体。
[2]少なくとも、第1樹脂層と、バリア性樹脂層と、第1の基材と、第2樹脂層と、をこの順に備え、
前記第1樹脂層と、前記バリア性樹脂層と、前記第1の基材と、前記第2樹脂層とが、それぞれポリエチレンを主成分として含有し、
前記第1の基材および前記第1樹脂層のうち、少なくとも一方が、10%以上40%以下の全光線透過率を有するポリエチレンフィルムである、積層体。
[3]前記第1樹脂層と前記バリア性樹脂層との間、前記バリア性樹脂層と前記第1の基材との間、前記第1の基材と前記第2樹脂層との間に、押出樹脂層をそれぞれ備える、[1]に記載の積層体。
[4]前記第1樹脂層と前記第2の基材との間、前記第2の基材と前記バリア性樹脂層との間、前記バリア性樹脂層と前記第1の基材との間、前記第1の基材と前記第2樹脂層との間に、押出樹脂層をそれぞれ備える、[2]に記載の積層体。
[5]前記バリア性樹脂層が、エチレンビニルアルコールを含む、[1]~[4]のいずれかに記載の積層体。
[6]前記第2樹脂層または前記第1の基材の、少なくとも一方の表面に設けられた印刷層をさらに備える、[1]~[5]のいずれかに記載の積層体。
[7]前記第1の基材が、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンからなる群から選択される少なくとも1種を含有する、一軸もしくは二軸延伸されたポリエチレン基材である、[1]~[6]のいずれかに記載の積層体。
[8]前記第1樹脂層および前記第2樹脂層が、それぞれ独立に、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンから選択される少なくとも1種を含有する、[1]~[7]のいずれかに記載の積層体。
[9]前記積層体全体におけるポリエチレンの含有割合が、90質量%以上である、[1]~[8]のいずれかに記載の積層体。
[10]チューブ容器本体の胴部を形成するための積層体であって、前記第2樹脂層が胴部外面側のシーラント層であり、前記第1樹脂層が胴部内面側のシーラント層である、[1]~[9]のいずれかに記載の積層体。
[11]頭部と胴部とを備えるチューブ容器本体であって、
前記頭部が、前記胴部の一端に連接した肩部と、前記肩部に連接した抽出口部とを備え、前記胴部が、[1]~[10]のいずれかに記載の積層体により構成される、
チューブ容器本体。
[12]前記頭部が、ポリエチレンを含有する樹脂組成物により構成される、[11]に記載のチューブ容器本体。
[13][11]または[12]に記載のチューブ容器本体と、
キャップと
を備えるチューブ容器。
[14]前記キャップが、ポリエチレンを含有する樹脂組成物により構成される、[13]に記載のチューブ容器。
本開示の積層体は、少なくとも、第1のヒートシール層(第1樹脂層)と、バリア性樹脂層と、第2のヒートシール層(第2樹脂層)と、をこの順に備える。積層体が各層を「この順に備える」とは、積層体が各層を積層体の厚さ方向にこの順に備えることを意味する。
本開示の積層体は、第1のヒートシール層と、所望により接着層と、バリアフィルムと、所望により接着層と、印刷基材と、所望により接着層と、第2のヒートシール層と、をこの順に備えてもよい。この実施形態において、第1のヒートシール層は、全光線透過率が5%以上40%以下の、または白色顔料を含有するポリエチレンフィルムでもよい。
本開示の積層体は、第1のヒートシール層と、所望により接着層と、基材と、所望により接着層と、バリアフィルムと、所望により接着層と、印刷基材と、所望により接着層と、第2のヒートシール層と、をこの順に備えてもよい。この実施形態において、第1のヒートシール層および/または基材は、全光線透過率が5%以上40%以下の、または白色顔料を含有するポリエチレンフィルムでもよい。
本開示の積層体は、第1のヒートシール層(第1樹脂層)と、所望により接着層と、基材と、所望により接着層と、バリアフィルムと、所望により接着層と、印刷基材と、所望により接着層と、第2のヒートシール層(第2樹脂層)と、をこの順に備えてもよい。この実施形態において、基材は、全光線透過率が5%以上40%以下の、白色顔料を含有するポリエチレンフィルムでもよい。
図1の積層体1は、(第1の表面1S)第1のヒートシール層10と、バリア性樹脂層32と、第2のヒートシール層20(第2の表面2S)と、をこの順に備える。
図2の積層体1は、(第1の表面1S)第1のヒートシール層10と、接着層Adと、バリアフィルム30と、接着層Adと、第2のヒートシール層20(第2の表面2S)と、をこの順に備える。
図3の積層体1は、(第1の表面1S)第1のヒートシール層(第1樹脂層)10と、接着層(押出樹脂層)Adと、バリアフィルム30と、接着層(押出樹脂層)Adと、印刷基材40と、接着層(押出樹脂層)Adと、第2のヒートシール層(第2樹脂層)20(第2の表面2S)と、をこの順に備える。
図4の積層体1は、(第1の表面1S)第1のヒートシール層(第1樹脂層)10と、接着層(押出樹脂層)Adと、基材(第2の基材)50と、接着層(押出樹脂層)Adと、バリアフィルム30と、接着層(押出樹脂層)Adと、印刷基材40と、接着層(押出樹脂層)Adと、第2のヒートシール層(第2樹脂層)20(第2の表面2S)と、をこの順に備える。
バリア性樹脂層と積層体の第2の表面との間に位置する、ポリエチレンを主成分として含有する層の合計厚さを「Tout」と記載する。バリア性樹脂層の厚さを「Tb2」と記載する。バリア性樹脂層が2層以上存在する場合は、「Tout」の定義における上記バリア性樹脂層とは、バリア性樹脂層の中でも積層体の第2の表面に対して最も近くに位置するバリア性樹脂層を意味する。この場合のバリア性樹脂層の厚さ(Tb2)とは、バリア性樹脂層の中でも積層体の第2の表面に対して最も近くに位置するバリア性樹脂層の厚さを意味し、ただし、バリア性樹脂層の中でも積層体の第2の表面に対して最も近くに位置するバリア性樹脂層上に他の層を介さずに積層されたバリア性樹脂層が1層または2層以上存在する場合は、これらのバリア性樹脂層の厚さの合計、を意味する。
第1のヒートシール層は、ポリエチレンを主成分として含有する。第2のヒートシール層は、ポリエチレンを主成分として含有する。第1のヒートシール層に含まれるポリエチレンと、第2のヒートシール層に含まれるポリエチレンとは、同一でもよく、異なってもよい。第1のヒートシール層および第2のヒートシール層は、それぞれ加熱によって溶融し、相互に融着し得る。
第2のヒートシール層におけるポリエチレンの含有割合は、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上、特に好ましくは80質量%以上であり、99質量%以下でもよく、97.5質量%以下でもよく、95質量%以下でもよい。このような構成により、例えば、本開示の積層体を備える包装容器のリサイクル性を向上できる。
第2のヒートシール層の厚さは、好ましくは20μm以上、より好ましくは40μm以上であり、好ましくは140μm以下、より好ましくは120μm以下である。
上記厚さが下限値以上であると、そのヒートシール性をより向上できる。上記厚さが上限値以下であると、積層体の加工性を向上できる。
本開示の積層体は、バリア性樹脂層を備える。バリア性樹脂層は、ガスバリア性樹脂を主成分として含有する層である。このような積層体は、例えば、蒸着膜、蒸着フィルムおよびアルミニウム箔などの異種層を備えることなく、酸素バリア性および水蒸気バリア性などのバリア性に優れる。
バリア性樹脂層は、上記添加剤を含有してもよい。
ポリエチレン層は、リサイクルポリエチレンを含有してもよい。
ポリエチレン層は、上記添加剤を含有してもよい。
接着性樹脂としては、例えば、ポリエチレンなどのポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ビニル樹脂、ポリエーテル、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂およびフェノール樹脂が挙げられる。これらの中でも、リサイクル性および密着性という観点から、ポリオレフィンおよび変性ポリオレフィンが好ましく、酸変性ポリオレフィン等の変性ポリオレフィンがより好ましい。変性ポリオレフィンとしては、例えば、マレイン酸およびフマル酸等の不飽和カルボン酸、またはその酸無水物、エステルもしくは金属塩による、ポリオレフィンの変性物(特にポリオレフィンのグラフト変性物)が挙げられる。接着性樹脂の中でも、モノマテリアル包装材料に適した構成が得られるという観点から、変性ポリエチレンなどの変性ポリオレフィンが好ましく、酸変性ポリエチレンなどの酸変性ポリオレフィンがより好ましく、無水マレイン酸変性ポリエチレンがさらに好ましい。
本開示の積層体は、第1のヒートシール層とバリア性樹脂層との間、およびバリア性樹脂層と第2のヒートシール層との間から選ばれる1つ以上に、基材をさらに備えてもよい。
具体的には、図3に示すように、積層体1は、バリア性樹脂層32と第2のヒートシール層20との間に基材(第1の基材)42を備える構成が好ましい。また、図4に示すように、積層体1は、第1のヒートシール層10とバリア性樹脂層32との間に基材(第2の基材)50を、バリア性樹脂層32と第2のヒートシール層20との間に基材(第1の基材)42をそれぞれ備える構成が好ましい。
本開示の積層体は、第1のヒートシール層とバリアフィルムとの間、およびバリアフィルムと第2のヒートシール層との間から選ばれる1つ以上に、基材をさらに備えてもよい。
具体的には、図3に示すように、本開示の積層体1は、バリアフィルム30と第2のヒートシール層20との間に印刷基材40を備える構成が好ましい。また、図4に示すように、本開示の積層体1は、第1のヒートシール層10とバリアフィルム30との間に基材(第2の基材)50を、バリアフィルム30と第2のヒートシール層20との間に印刷基材40を備える構成が好ましい。
基材を構成する樹脂材料が、第1のヒートシール層および第2のヒートシール層を構成する樹脂材料と同種の樹脂材料であるポリエチレンであることにより、このような構成を有する積層体は、モノマテリアル包装容器を作製するための包装材料として好適に使用できる。
基材は、リサイクルポリエチレンを含有してもよい。
基材は、上記添加剤を含有してもよい。
また、本開示の積層体(例えば、図3に示す積層体1)は、印刷基材を構成する基材(第1の基材)が白色顔料を含有する構成であってもよい。
このような構成により、例えば、白インキなどのインキを用いずに積層体に隠蔽力(例えば白色の隠蔽感)を付与でき、環境負荷を低減できる。
このような構成により、後述するように、本開示の積層体を用いてチューブ容器本体を製造する際、製造装置のローラ等の金属部分と第1のヒートシール層とが接触して、第1のヒートシール層の表層(第1の表層1S)に白色顔料が露出するおそれがない。これにより、チューブ容器内の内容物と白色顔料とが接触して、内容物が変質(例えば、歯磨き粉の味が変わる等)することを防止することができる。
本開示の積層体は、印刷層を備えてもよい。印刷層は、画像を含む。
画像としては、例えば、文字、図形、記号、模様およびこれらの組合せが挙げられる。画像は、商品名、包装容器中の内容物の名称、製造者および原材料名等の文字情報を含んでもよい。画像は、単色無地(いわゆるベタ画像)でもよい。
印刷層は、高い金属光沢感を有する高輝度層でもよい。
印刷層は、例えば、昇華性染料を含有してもよい。この実施形態の印刷層は、例えば、熱転写シートを用いた昇華転写印刷により形成できる。
本開示の積層体は、印刷層と押出樹脂層との間に、アンカーコート層をさらに備えてもよい。このような積層体は、例えば、層間密着性に優れる。アンカーコート層は、例えば、アンカーコート剤により形成される。
本開示の積層体は、任意の層間、例えば、第2のヒートシール層とバリアフィルムとの間、バリアフィルムと第1のヒートシール層との間、第2のヒートシール層と基材との間、基材とバリアフィルムとの間、基材と第1のヒートシール層との間から選ばれる1つ以上に、接着層(押出樹脂層)を備えることができる。これにより、積層体中の層間密着強度を向上でき、したがって、例えば積層体およびチューブ容器におけるデラミネーションを抑制できる
具体的には、図3に示す積層体1では、第2のヒートシール層20と印刷基材40との間、印刷基材40とバリアフィルム30との間、バリアフィルム30と第1のヒートシール層10との間に、接着層をそれぞれ備えることが好ましい。
また、図4に示す積層体1では、第2のヒートシール層20と印刷基材40との間、印刷基材40とバリアフィルム30との間、バリアフィルム30と基材50との間、基材50と第1のヒートシール層10との間に、接着層をそれぞれ備えることが好ましい。
具体的には、図3および図4に示す積層体1では、押出樹脂層に含まれるポリエチレンのメルトフローレート(MFR)は、製膜性および加工性という観点から、好ましくは0.1g/10分以上、より好ましくは0.2g/10分以上、さらに好ましくは3g/10分以上であり、好ましくは50g/10分以下、より好ましくは30g/10分以下、さらに好ましくは20g/10分以下である。
ポリエチレンのMFRは、JIS K7210:1999に準拠し、温度190℃、荷重2.16kgの条件で、A法により測定する。
押出樹脂層は、リサイクルポリエチレンを含有してもよい。
押出樹脂層は、上記添加剤を含有してもよい。
本開示のチューブ容器本体は、上記積層体を備える。
以下、本開示のチューブ容器本体について図面を参照しながら説明する。図6は、チューブ容器100の構成を簡略的に示す図であり、図7は、図6のA-A断面図である。図6に示すように、チューブ容器本体101は、頭部102と胴部103とを備え、該胴部103が本開示の積層体により構成されている。
頭部102は、胴部103の一端に連接している肩部104と、肩部104に連接している抽出口部105と、を備える。一実施形態において、注出口部105は、キャップ106を螺合するための螺条107を備える。
上記樹脂組成物は、上記添加剤を含有してもよい。
本開示のチューブ容器本体101において、胴部103は、頭部102の肩部104に連接されている。胴部103は、例えば、本開示の積層体の一方の端部の第1のヒートシール層側表面と、他方の端部の第2のヒートシール層側表面とが接するように重ね合わせて筒状(例えば円筒状)に丸め、重ね合わされた部分をヒートシールすることにより形成された接合部108を備える。胴部103は、例えば、筒状に丸めた積層体の開口部をヒートシールすることにより形成された底接合部109を備える。
以下、本開示のチューブ容器について図面を参照しながら説明する。図6に示すように、本開示のチューブ容器100は、チューブ容器本体101と、頭部102に装着されるキャップ106とを備える。
チューブ容器本体については上述したため、ここでは記載を省略する。
キャップは、頭部の抽出口部に着脱可能に装着されており、抽出口部を閉鎖する役割を担う。一実施形態において、キャップは、熱可塑性樹脂を含有する樹脂組成物により形成されている。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレンおよびポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエステル、セルロース樹脂ならびにビニル樹脂が挙げられる。リサイクル性という観点から、ポリエチレンが特に好ましい。ポリエチレンとしては、例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンおよび超低密度ポリエチレンが挙げられる。これらの中でも、保型性および開封性という観点から、高密度ポリエチレンが好ましい。
上記樹脂組成物は、上記添加剤を含有してもよい。
図3に示すように、本開示の積層体1は、第1のヒートシール層10と、バリア性樹脂層32を含むバリアフィルム30と、基材(第1の基材)42を含む印刷基材40と、第2のヒートシール層10と、をこの順に備える4層構造の積層フィルムであって、第1のヒートシール層10と、バリアフィルム30と、印刷基材40と、第2のヒートシール層とが、それぞれポリエチレンを主成分として含有する構成であるため、リサイクル性に優れる。これにより、本開示の積層体1は、環境負荷の低減が可能となる。
また、本開示の積層体1は、基材(第1の基材)42および第1のヒートシール層10のうち、少なくとも一方が、10%以上40%以下の全光線透過率を有するポリエチレンフィルムであるため、隠蔽性に優れる。これにより、本開示の積層体1は、チューブ容器本体として用いた場合、直射日光に弱い内容物を保護することができる。
また、本開示の積層体1は、少なくとも基材(第2の基材)50が、10%以上40%以下の全光線透過率を有するポリエチレンフィルムであるため、隠蔽性に優れる。これにより、本開示の積層体1は、チューブ容器本体として用いた場合、直射日光に弱い内容物を保護することができる。
[101]少なくとも、第1のヒートシール層と、バリア性樹脂層と、第2のヒートシール層と、をこの順に備える積層体であって、前記第1のヒートシール層は、ポリエチレンを主成分として含有し、前記第2のヒートシール層は、ポリエチレンを主成分として含有し、前記バリア性樹脂層は、ガスバリア性樹脂を主成分として含有し、前記積層体は、第1の表面と、前記第1の表面に対向する第2の表面と、を有し、前記第1のヒートシール層が前記第1の表面を構成し、前記第2のヒートシール層が前記第2の表面を構成し、前記バリア性樹脂層と前記第1の表面との間に位置する、ポリエチレンを主成分として含有する層の合計厚さ(Tin)の、前記バリア性樹脂層の厚さ(Tb1)に対する比(Tin/Tb1)が、8.0以上であり、前記積層体全体におけるポリエチレンの含有割合が、90質量%以上である、積層体。
[102]前記バリア性樹脂層が、エチレン-ビニルアルコール共重合体を主成分として含有する、前記[101]に記載の積層体。
[103]前記積層体が、第1のポリエチレン層と、第1の接着性樹脂層と、前記バリア性樹脂層と、第2の接着性樹脂層と、第2のポリエチレン層と、を備えるバリアフィルムを備える、前記[101]または[102]に記載の積層体。
[104]前記バリアフィルムの厚さが、20μm以上100μm以下である、前記[103]に記載の積層体。
[105]前記合計厚さ(Tin)が、120μm以上250μm以下である、前記[101]~[104]のいずれか一項に記載の積層体。
[106]前記バリア性樹脂層と前記第2の表面との間に位置する、ポリエチレンを主成分として含有する層の合計厚さ(Tout)の、前記バリア性樹脂層の厚さ(Tb2)に対する比(Tout/Tb2)が、6.0以上14.0以下である、前記[101]~[105]のいずれか一項に記載の積層体。
[107]前記合計厚さ(Tout)が、100μm以上220μm以下である、前記[106]に記載の積層体。
[108]前記積層体が、前記第1のヒートシール層と前記バリア性樹脂層との間、および/または、前記バリア性樹脂層と前記第2のヒートシール層との間に、印刷基材をさらに備え、前記印刷基材が、ポリエチレンを主成分として含有する基材と、該基材の少なくともいずれか一方の表面に設けられた印刷層と、を備える、前記[101]~[107]のいずれか一項に記載の積層体。
[109]前記積層体が、前記バリア性樹脂層、前記印刷基材における基材、前記印刷基材における印刷層および前記第2のヒートシール層をこの順に備える、前記[108]に記載の積層体。
[110]前記印刷基材における基材が、中密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンから選択される少なくとも1種を含有する延伸フィルムである、前記[108]または[109]に記載の積層体。
[111]チューブ容器本体の胴部を形成するための積層体であって、前記第1のヒートシール層が前記胴部の内面側のシーラント層であり、前記第2のヒートシール層が前記胴部の外面側のシーラント層である、前記[101]~[110]のいずれか一項に記載の積層体。
[112]前記積層体が、前記第1のヒートシール層と前記バリア性樹脂層との間、および/または、前記バリア性樹脂層と前記第2のヒートシール層との間に、印刷基材をさらに備え、前記印刷基材が、ポリエチレンを主成分として含有する基材と、該基材の少なくともいずれか一方の表面に設けられた印刷層と、を備え、前記印刷基材において、前記チューブ容器本体の胴部を形成するためのヒートシールの予定領域に対応する領域に、前記印刷層が形成されていない、前記[111]に記載の積層体。
[113]前記積層体が、前記内面から順に、前記第1のヒートシール層と、所望により押出ポリエチレン層と、前記バリア性樹脂層を備えるバリアフィルムと、所望により押出ポリエチレン層と、ポリエチレンを主成分として含有する基材、および印刷層を備える印刷基材と、所望により押出ポリエチレン層と、前記第2のヒートシール層と、をこの順に備える、前記[111]または[112]に記載の積層体。
[114]前記第1のヒートシール層が白色顔料を含有する、前記[113]に記載の積層体。
[115]前記第1のヒートシール層が、5%以上40%以下の全光線透過率(JIS K7375:2008に準拠して測定)を有するポリエチレンフィルムである、前記[113]または[114]に記載の積層体。
[116]前記積層体が、前記内面から順に、前記第1のヒートシール層と、所望により押出ポリエチレン層と、ポリエチレンを主成分として含有する基材と、所望により押出ポリエチレン層と、前記バリア性樹脂層を備えるバリアフィルムと、所望により押出ポリエチレン層と、ポリエチレンを主成分として含有する基材、および印刷層を備える印刷基材と、所望により押出ポリエチレン層と、前記第2のヒートシール層と、をこの順に備える、前記[111]~[115]のいずれか一項に記載の積層体。
[117]前記第1のヒートシール層および前記ポリエチレンを主成分として含有する基材から選択される少なくとも一つが、白色顔料を含有する、前記[116]に記載の積層体。
[118]前記第1のヒートシール層および前記ポリエチレンを主成分として含有する基材から選択される少なくとも一つが、5%以上40%以下の全光線透過率(JIS K7375:2008に準拠して測定)を有するポリエチレンフィルムである、前記[116]または[117]に記載の積層体。
[119]頭部と胴部とを備えるチューブ容器本体であって、前記頭部が、前記胴部の一端に連接している肩部と、前記肩部に連接している抽出口部とを備え、前記胴部が、前記[101]~[118]のいずれか一項に記載の積層体により構成されている、チューブ容器本体。
[120]前記頭部が、ポリエチレンを含有する樹脂組成物により形成されている、前記[119]に記載のチューブ容器本体。
[121]前記[119]または[120]に記載のチューブ容器本体と、キャップと、を備えるチューブ容器。
[122]前記キャップが、ポリエチレンを含有する樹脂組成物により形成されている、前記[121]に記載のチューブ容器。
以下のポリエチレン基材を用いた。
・厚さ25μmの延伸基材、一軸延伸高密度ポリエチレン基材1(東京インキ製、ハイブロンSMKQW、乳白グレード)
・厚さ40μmの未延伸基材、未延伸ポリエチレン基材2(出光ユニテック製、HS―862CX3)
以下のEVOH含有ポリエチレンフィルムを用いた。
・バリアフィルム1:直鎖状低密度ポリエチレン(ダウケミカル製、DOWLEX2045G、密度0.920g/cm3)と、接着性樹脂(三井化学製、アドマーNF557)と、エチレン-ビニルアルコール共重合体(クラレ製、エバールH171B、密度1.17g/cm3、エチレン含有率38mol%)と、接着性樹脂(三井化学製、アドマーNF557)と、直鎖状低密度ポリエチレン(ダウケミカル製、DOWLEX2045G、密度0.920g/cm3)とを、インフレーション法により5層共押出成膜し、厚さ75μmのEVOH含有ポリエチレンフィルムを得た。該フィルムにおいて、フィルム総厚さに対して、エチレン-ビニルアルコール共重合体の層の厚さは約20%、直鎖状低密度ポリエチレンの層の厚さはそれぞれ約40%であった。
・バリアフィルム2:厚さ80μm(タマポリ製、マルチトロンZEX101)
以下のポリエチレンフィルムを用いた。
・厚さ50μmまたは80μmの帯電防止剤含有ポリエチレンフィルム1(ポリエチレン(密度:0.920g/cm3、MFR:1.9g/10分)および帯電防止剤の混合物を製膜)
・厚さ50μmの帯電防止剤含有ポリエチレンフィルム2(ポリエチレン(密度:0.931g/cm3、MFR:2.1g/10分)および帯電防止剤の混合物を製膜)
・厚さ50μmまたは100μmのポリエチレンフィルム3(ポリエチレン(密度:0.920g/cm3、MFR:1.9g/10分)および白色顔料の混合物を製膜、乳白タイプ、全光線透過率:約20%)
・厚さ50μmのポリエチレンフィルム4(ポリエチレン(密度:0.931g/cm3、MFR:2.1g/10分および白色顔料の混合物を製膜、乳白タイプ、全光線透過率:約20%)
・厚さ50μmのポリエチレンフィルム5(アイセロ製、L100N)
基材として、厚さ25μmの一軸延伸高密度ポリエチレン基材1を用いた。基材上に、ウレタン系グラビアインキ(東洋インキ製、NEW-LPスーパー)をグラビア印刷により塗布、乾燥して、厚さ1μmの印刷層を形成した。このようにして、印刷基材を得た。
一軸延伸高密度ポリエチレン基材1を未延伸ポリエチレン基材2に変更し、印刷の位置を変更した以外、実施例1と同様にして、積層体を得た。
バリアフィルム1と、厚さ50μmのポリエチレンフィルム3の下に厚さ50μmのポリエチレンフィルム5をラミネートした以外、実施例1と同様にして、積層体を得た。
一軸延伸高密度ポリエチレン基材1を未延伸ポリエチレン基材2に変更し、印刷の位置を変更した以外、実施例3と同様にして、積層体を得た。
最外層を厚さ50μmの帯電防止剤含有ポリエチレンフィルム2とし、最内層を厚さ50μmのポリエチレンフィルム4とした以外は実施例2と同様にして、積層体を得た。
一軸延伸高密度ポリエチレン基材1を未延伸ポリエチレン基材2に変更し、印刷の位置を変更した以外、実施例5と同様にして、積層体を得た。
押出ラミネート機を用いて、各層を積層した。具体的には、バリアフィルム1に335℃で溶融させた高圧法低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン製、ノバテックLD LC602A、密度:0.919g/cm3、融点:107℃、MFR:8.2g/10分、LDPE)を押し出して厚さ30μmの押出樹脂層を形成すると共に、この押出樹脂層上に、厚さ100μmの乳白ポリエチレンフィルム3をラミネートした。続いてバリアフィルム1の反対面に335℃で溶融させた高圧法低密度ポリエチレン(同上)を押し出して厚さ20μmの押出樹脂層を形成すると共に、基材として、厚さ25μmの一軸延伸高密度ポリエチレン基材1に厚さ25μmの一軸延伸高密度ポリエチレンフィルム1を貼り合わせ、さらに335℃で溶融させた高圧法低密度ポリエチレン(同上)を押し出して厚さ20μmの押出樹脂層と80μmのポリエチレンフィルム1を貼り合わせた。その後、積層体にフレキソ印刷加工及びニス加工を行った。以上のようにして、積層体を得た。
一軸延伸高密度ポリエチレン基材1を未延伸ポリエチレン基材2に変更した以外、実施例7と同様にして、積層体を得た。
バリアフィルム1とポリエチレンフィルム3との間の押出樹脂層の厚さを20μm、ポリエチレンフィルム3の厚さを50μmにそれぞれ変更し、ポリエチレンフィルム3の下に、厚さ30μmの押出樹脂層を介して厚さ50μmのポリエチレンフィルム5をラミネートした以外、実施例7と同様にして、積層体を得た。
一軸延伸高密度ポリエチレン基材1を未延伸ポリエチレン基材2に変更した以外、実施例9と同様にして、積層体を得た。
最外層をポリエチレンフィルム1から厚さ50μmのポリエチレンフィルム2に変更し、最内層をポリエチレンフィルム5から厚さ50μmのポリエチレンフィルム4に変更し、バリアフィルム1とポリエチレンフィルム5の間のポリエチレンフィルム3を厚さ50μmのポリエチレンフィルム4に変更した以外、実施例9と同様にして、積層体を得た。
一軸延伸高密度ポリエチレン基材1を未延伸ポリエチレン基材2に変更した以外、実施例11と同様にして、積層体を得た。
基材として、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム上に蒸着膜が形成された蒸着フィルム(大日本印刷製、IB-PET-WUB)を用いた。基材の蒸着膜上に、ウレタン系グラビアインキ(東洋インキ製、NEW-LPスーパー)をグラビア印刷により塗布、乾燥して、厚さ1μmの印刷層を形成した。このようにして、印刷基材を得た。
実施例および比較例で得られた積層体を、ボビンカッターを用いて幅120.0mmの積層体個片に加工し、幅方向の両端を、重ね幅が約1.2mmとなるようにして重ね合わせた後に、重ね合わせた両端同士をヒートシールすることにより、筒貼りした円筒状の原反を得た。得られた原反を長さ方向144.6mmとなるように切断して、チューブ容器の胴部となる筒状胴部を作製した。筒状胴部をチューブ容器成形用のマンドレルに装着し、筒状胴部の一方の端部に、円錐台形状の肩部とそれに連続する筒上の抽出口部とからなる頭部を、高密度ポリエチレン(旭化成製 サンテック J345、密度0.956g/cm3)を用いて圧縮成形法により成形し、図7に示すようなチューブ容器本体を作製した。得られたチューブ容器本体の頭部の注出口部は、口内径8.0mmであり、注出口部の側面には螺条を設けた。また、肩部の外径は50mmである。次いで、上記高密度ポリエチレンをキャップ成形用の金型内に射出すると共に成形してキャップを作製した。以上のようにして、チューブ容器を得た。
<チューブ容器の物性評価(シール強度およびラミネート強度)>
(サイドシーム強度)
上記チューブ容器の胴部を、そのサイドシーム(筒貼箇所)に対して垂直方向に15mm幅で帯状にカットして、試験片を得た。JIS K6854-2に準拠して、この試験片を引張試験機(オリエンテック社製、STA-1150)にて試験速度300mm/minで引っ張り、試験片が破断する際の強度(サイドシーム強度)を測定した。上記チューブ容器にNONIO(ライオン製)100gを充填し、40℃dry下に1か月間保存した。内容物保存後のチューブ容器の物性(シール強度)を測定した。以下の表1に測定結果をそれぞれ記す。
上記チューブ容器の胴部と肩部との接着箇所であって筒貼箇所およびその180°反対箇所の2箇所を、裾部方向に15mm幅で帯状にカットして、試験片を得た。この試験片を引張試験機(オリエンテック社製、STA-1150)にて試験速度300mm/minで引っ張り、胴部が肩部から剥離する際の剥離強度を測定した。以下の表1に測定結果を記す。
サイドシーム強度の測定で作製した上記試験片について、バリア下のラミネート強度を測定した。引張速度50mm/minの条件で、ラミネート強度の平均値を測定した。以下の表1に測定結果を記す。なお、初期のラミネート強度が2.0N以上である場合を合格と判断した。
上記チューブ容器にNONIO(ライオン製)100gを充填し、40℃dry下に1か月間保存した。内容物保存後のチューブ容器の物性(ラミネート強度)を測定した。ラミネート強度はいずれもバリア層下を測定した。以下の表1に測定結果を記す。
実施例および比較例で得られた積層体について、JIS K7375:2008に準拠して、ヘイズメーター(株式会社村上色彩技術研究所製、ヘーズ・透過率計HM-150)を用いて全光線透過率を測定した。測定は積層体3枚について行い、得られた値の平均値を算出した。以下の表1に結果を記す。
実施例および比較例で得られた積層体の各層を構成する材料の比重と各層の厚さとから、ポリエチレンの含有割合(モノマテリアル率)を算出した。以下の表1に結果を記す。また、実施例および比較例で得られた積層体について、CEFLEXのガイドラインに準拠して、モノマテリアルの判断を行った。CEFLEXのガイドラインに適合している場合を「〇」、適合していない場合を「×」と評価した。
試験例または参考例において使用したフィルムを以下に記載する。
・一軸延伸HDPEフィルム
東京インキ製、ハイブロンSMKQW、HDPE、厚さ25μm
・二軸延伸PETフィルム
東洋紡製、E5200、厚さ12μm
・アルミ蒸着二軸延伸PETフィルム
東レフィルム加工製、BR-PET1312、厚さ12μm
・透明蒸着二軸延伸PETフィルム
厚さ12μmのPETフィルムの一方の表面にCVD法によりシリカ蒸着膜が形成されたフィルム
・ポリエチレンフィルム
アイセロ製、スズロンL-100N、LLDPE、
厚さ30μm、50μmまたは80μm
・ポリエチレンフィルムA
厚さ50μmまたは80μm、ポリエチレン(密度:0.931g/cm3、MFR:2.1g/10分)を製膜して得られたフィルム
・ポリエチレンフィルムB
厚さ180μm、ポリエチレン(密度:0.920g/cm3、MFR:1.9g/10分)を製膜して得られたフィルム
・乳白ポリエチレンフィルムA
厚さ130μm、100μm、80μmまたは50μm、ポリエチレン(密度:0.920g/cm3、MFR:1.9g/10分)94質量%および白色顔料(酸化チタン系顔料)6質量%の混合物を製膜して得られたフィルム
・乳白ポリエチレンフィルムB
厚さ80μm、ポリエチレン(密度:0.924g/cm3、MFR:2.0g/10分)85質量%および白色顔料(酸化チタン系顔料)15質量%の混合物を製膜して得られたフィルム
・帯電防止剤含有ポリエチレンフィルムA
厚さ110μm、80μm、50μmまたは30μm、ポリエチレン(密度:0.920g/cm3、MFR:1.9g/10分)98質量%および帯電防止剤2質量%の混合物を製膜して得られたフィルム
・帯電防止剤含有ポリエチレンフィルムB
厚さ50μmまたは30μm、ポリエチレン(密度:0.930g/cm3、MFR:2.1g/10分)98.5質量%および帯電防止剤、アンチブロッキング剤1.5質量%の混合物を製膜して得られたフィルム
・帯電防止剤含有ポリエチレンフィルムC
厚さ130μm、50μmまたは30μm、ポリエチレン(密度:0.920g/cm3、MFR:1.9g/10分)98質量%および帯電防止剤2質量%の混合物を製膜して得られたフィルム
・EVOH系バリアフィルム
LLDPE(ダウケミカル製、DOWLEX2045G、密度:0.920g/cm3)と、接着性樹脂(三井化学製、アドマーNF557)と、EVOH(クラレ製、エバールH171B、密度:1.17g/cm3、エチレン含有割合:38モル%)と、接着性樹脂(三井化学製、アドマーNF557)と、LLDPE(ダウケミカル製、DOWLEX2045G、密度:0.920g/cm3)とを、インフレーション法により5層共押出成膜して、バリアフィルムを得た。バリアフィルムは、厚さ30μmのLLDPE層と、接着性樹脂層と、厚さ15μmのEVOH層と、接着性樹脂層と、厚さ30μmのLLDPE層と、をこの順に備え、総厚さ約75μmを有する。
基材として厚さ25μmの一軸延伸HDPEフィルム(ハイブロンSMKQW)の一方の表面に、ウレタン系グラビアインキ(東洋インキ製)をグラビア印刷により塗布および乾燥して、厚さ1μmの印刷層を形成した。このようにして、印刷基材を得た。ただし、後述する加工により得られる積層体個片の幅方向(原反の流れ方向に対して垂直な方向)において一方の端部4.0mmの領域および他方の端部2.0mmの領域に対応する箇所(筒貼り予定箇所)には、印刷層は形成しなかった。
積層体は、(最外層)帯電防止剤含有ポリエチレンフィルム(80μm、第2のヒートシール層)、押出ポリエチレン層(20μm)、アンカーコート層(1μm)、印刷層(1μm)、一軸延伸HDPEフィルム(25μm)、押出ポリエチレン層(20μm)、EVOH系バリアフィルム(75μm)、押出ポリエチレン層(30μm)および乳白ポリエチレンフィルム(100μm、第1のヒートシール層)(最内層)をこの順に備える。括弧内の数値は、厚さを示す。
最外層の帯電防止剤含有ポリエチレンフィルムおよび/または最内層の乳白ポリエチレンフィルムを表2に記載したとおりに変更したこと以外は試験例1と同様にして、積層体を作製した。
[試験例1-5]
上記筒貼り予定箇所にも印刷層を形成したこと以外は試験例1-1と同様にして、積層体を作製した。
基材として厚さ25μmの一軸延伸HDPEフィルム(ハイブロンSMKQW)の一方の表面に、ウレタン系グラビアインキ(東洋インキ製)をグラビア印刷により塗布および乾燥して、厚さ1μmの印刷層を形成した。このようにして、印刷基材を得た。ただし、上記筒貼り予定箇所には、印刷層は形成しなかった。
積層体は、(最外層)帯電防止剤含有ポリエチレンフィルム(50μm、第2のヒートシール層)、押出ポリエチレン層(20μm)、アンカーコート層(1μm)、印刷層(1μm)、一軸延伸HDPEフィルム(25μm)、押出ポリエチレン層(20μm)、EVOH系バリアフィルム(75μm)、押出ポリエチレン層(20μm)、乳白ポリエチレンフィルム(50μm)、押出ポリエチレン層(30μm)、ポリエチレンフィルム(50μm、第1のヒートシール層)(最内層)を順に備える。
最外層の帯電防止剤含有ポリエチレンフィルムおよび/または最内層のポリエチレンフィルムを表2に記載したとおりに変更したこと以外は試験例2-1と同様にして、積層体を作製した。
上記筒貼り予定箇所にも印刷層を形成したこと以外は試験例2-1と同様にして、積層体を作製した。
基材として厚さ25μmの一軸延伸HDPEフィルム(ハイブロンSMKQW)の一方の表面に、ウレタン系グラビアインキ(東洋インキ製)をグラビア印刷により塗布および乾燥して、厚さ1μmの印刷層を形成した。このようにして、印刷基材を得た。ただし、上記筒貼り予定箇所には、印刷層は形成しなかった。
積層体は、(最外層)帯電防止剤含有ポリエチレンフィルム(50μm、第2のヒートシール層)、押出ポリエチレン層(20μm)、アンカーコート層(1μm)、印刷層(1μm)、一軸延伸HDPEフィルム(25μm)、押出ポリエチレン層(20μm)、EVOH系バリアフィルム(75μm)、押出ポリエチレン層(20μm)、乳白ポリエチレンフィルム(50μm)、押出ポリエチレン層(30μm)、ポリエチレンフィルム(50μm、第1のヒートシール層)(最内層)を順に備える。
最外層の帯電防止剤含有ポリエチレンフィルムおよび/または最内層のポリエチレンフィルムを表2に記載したとおりに変更したこと以外は試験例3-1と同様にして、積層体を作製した。
[試験例3-4]
上記筒貼り予定箇所にも印刷層を形成したこと以外は試験例3-1と同様にして、積層体を作製した。
基材として厚さ25μmの一軸延伸HDPEフィルム(ハイブロンSMKQW)の一方の表面に、ウレタン系グラビアインキ(東洋インキ製)をグラビア印刷により塗布および乾燥して、厚さ1μmの印刷層を形成した。このようにして、印刷基材を得た。ただし、上記筒貼り予定箇所には、印刷層は形成しなかった。
積層体は、(最外層)帯電防止剤含有ポリエチレンフィルム(50μm、第2のヒートシール層)、押出ポリエチレン層(20μm)、アンカーコート層(1μm)、印刷層(1μm)、一軸延伸HDPEフィルム(25μm)、押出ポリエチレン層(20μm)、乳白ポリエチレンフィルム(50μm)、押出ポリエチレン層(20μm)、EVOH系バリアフィルム(75μm)、押出ポリエチレン層(30μm)、ポリエチレンフィルム(50μm、第1のヒートシール層)(最内層)を順に備える。
最外層の帯電防止剤含有ポリエチレンフィルムおよび/または最内層のポリエチレンフィルムを表2に記載したとおりに変更したこと以外は参考例1-1と同様にして、積層体を作製した。
上記筒貼予定り箇所にも印刷層を形成したこと以外は参考例1-1と同様にして、積層体を作製した。
基材として厚さ12μmの二軸延伸PETフィルム(E5200)の一方の表面に、ウレタン系グラビアインキ(東洋インキ製)をグラビア印刷により塗布および乾燥して、厚さ1μmの印刷層を形成した。このようにして、印刷基材を得た。
積層体は、(最外層)帯電防止剤含有ポリエチレンフィルム(130μm、第2のヒートシール層)、接着剤層(3μm)、二軸延伸PETフィルム(12μm)、印刷層(1μm)、接着剤層(3μm)、アルミ蒸着二軸延伸PETフィルム(12μm)、接着剤層(3μm)およびポリエチレンフィルム(180μm、第1のヒートシール層)(最内層)を順に備える。
基材として厚さ12μmの二軸延伸PETフィルム(E5200)の一方の表面に、ウレタン系グラビアインキ(東洋インキ製)をグラビア印刷により塗布および乾燥して、厚さ1μmの印刷層を形成した。このようにして、印刷基材を得た。
積層体は、(最外層)帯電防止剤含有ポリエチレンフィルム(80μm、第2のヒートシール層)、押出ポリエチレン層(25μm)、アンカーコート層(1μm)、二軸延伸PETフィルム(12μm)、印刷層(1μm)、押出ポリエチレン層(25μm)、乳白ポリエチレンフィルム(80μm)、接着剤層(3μm)、透明蒸着二軸延伸PETフィルム(12μm)、アンカーコート層(1μm)、押出樹脂層(25μm)およびポリエチレンフィルム(80μm、第1のヒートシール層)(最内層)を順に備える。
試験例および参考例で得られた積層体を、ボビンカッターを用いて幅120.0mmの積層体個片に加工し、幅方向の両端を、重ね幅が約1.2mmとなるようにして重ね合わせた後に、重ね合わせた両端同士を0.1MPa、120℃および1.0秒の条件でヒートシールすることにより、筒貼りした円筒状の原反を得た。得られた原反を長さ方向の長さが141.6mmとなるように切断して、チューブ容器の胴部となる筒状胴部を作製した。筒状胴部をチューブ容器成形用のマンドレルに装着し、筒状胴部の一方の端部に、円錐台形状の肩部とそれに連続する筒上の抽出口部とからなる頭部を、高密度ポリエチレン(旭化成製 サンテック J345、密度0.956g/cm3)を用いて圧縮成形法により成形し、図6に示すようなチューブ容器本体を作製した。次いで、上記高密度ポリエチレンをキャップ成形用の金型内に射出すると共に成形してキャップを作製した。以上のようにして、チューブ容器を得た。
上記チューブ容器の胴部を、そのサイドシーム部(筒貼り箇所)に対して垂直方向(積層体のTD方向)に15mm幅で短冊状にカットして、試験片を得た。この試験片を引張試験機(オリエンテック社製、STA-1150)にて試験速度300mm/minで引っ張った。サイドシーム引張時に端面箇所の剥がれ等の外観不良が無い場合を「A」と記載し、サイドシーム引張時に端面箇所の剥がれ等の外観不良が有る場合を「B」と記載した。
上記チューブ容器の胴部と肩部との接着箇所であってサイドシーム部(筒貼り箇所)およびその180°反対の箇所の2箇所を、裾部方向(積層体のMD方向)に15mm幅で短冊状にカットして、試験片を得た。この試験片を引張試験機(オリエンテック社製、STA-1150)にて試験速度300mm/minで引っ張った。肩部引張時にサイドシーム端面箇所の剥がれ等の外観不良が無い場合を「A」と記載し、肩部引張時にサイドシーム端面箇所の剥がれ等の外観不良が有る場合を「B」と記載した。
チューブ容器から、胴部の筒貼り箇所を含む60mm角の試験片を切り取った。試験片における筒貼り箇所の付近を胴部の外面側から見て筒貼り箇所に沿って山折りし、圧力を加えて折り目を付けた。顕微鏡で試験片の筒貼り箇所に対して垂直方向(積層体のTD方向)における断面を撮影して画像を取得し、撮影画像を目視して、筒貼り箇所の外面側にバリア性樹脂層が露出しているか否かを確認した。同様にして、チューブ容器から、胴部の筒貼り箇所を含む60mm角の試験片を切り取った。試験片における筒貼り箇所の付近を胴部の外面側から見て筒貼り箇所に沿って谷折りし、圧力を加えて折り目を付けた。顕微鏡で試験片の筒貼り箇所に対して垂直方向(積層体のTD方向)における断面を撮影して画像を取得し、撮影画像を目視して、筒貼り箇所の内面側にバリア性樹脂層が露出しているか否かを確認した。
筒貼り箇所における積層体の端面においてバリア性樹脂層が露出していない場合を「A」と記載した。筒貼り箇所における積層体の端面においてバリア性樹脂層が露出している場合を「B」と記載し、端面被覆が難しい場合を「C」と記載した。
試験例および参考例で得られた積層体の各層を構成する材料の比重と各層の厚さとから、ポリエチレンの含有割合(モノマテリアル率)を算出した。試験例および参考例で得られた積層体について、CEFLEXのガイドラインに準拠して、モノマテリアルであるか否かの判断を行った。CEFLEXのガイドラインに適合している場合を「A」、適合していない場合を「B」と評価した。
JIS K7375:2008に準拠して、ヘイズメーター(株式会社村上色彩技術研究所製、ヘイズ測定器HM-150)を用いて全光線透過率を測定した。測定は試験片3枚について行い、得られた値の平均値を算出した。
試験例および参考例で得られた積層体から100mm×100mmの大きさの試験片を切り出し、酸素透過度および水蒸気透過度を測定した。該積層体の、JIS K7126-2:2006に準拠して測定される、温度23℃、湿度90%RH環境下における酸素透過度は、いずれも1.0cc/m2・day・atm以下であった。該積層体の、JIS K7129-2:2019に準拠して測定される、温度40℃、湿度90%RH環境下における水蒸気透過度は、いずれも2.0g/m2・day以下であった。
1S:第1の表面
2S:第2の表面
10:第1のヒートシール層(第1樹脂層)
20:第2のヒートシール層(第2樹脂層)
30:バリアフィルム
34A:第1のポリエチレン層
34B:第2のポリエチレン層
36A:第1の接着性樹脂層
36B:第2の接着性樹脂層
32:バリア性樹脂層
40:印刷基材
42:基材(第1の基材)
44:印刷層
50:基材(第2の基材)
Ad:接着層(押出樹脂層)
100:チューブ容器
101:チューブ容器本体
102:頭部
103:胴部
104:肩部
105:抽出口部
106:キャップ
107:螺条
108:接合部
109:底接合部
Claims (14)
- 少なくとも、第1樹脂層と、ポリエチレンを主成分として含有する第2のフィルムと、バリア性樹脂層と、ポリエチレンを主成分として含有する第1のフィルムと、第2樹脂層と、をこの順に備え、
前記第1樹脂層と、前記第2樹脂層とが、それぞれポリエチレンを主成分として含有し、
前記第2のフィルムおよび前記第1のフィルムのうち、少なくとも一方が、白色顔料を含有するポリエチレンフィルムであり、
前記第1樹脂層が、前記白色顔料を含有しない、積層体。 - 前記白色顔料を含有するポリエチレンフィルムにおける白色顔料の含有割合は、1質量%以上50質量%以下である、請求項1に記載の積層体。
- 前記白色顔料を含有するポリエチレンフィルムが、10%以上40%以下の全光線透過率を有する、請求項1に記載の積層体。
- 前記第1樹脂層と前記第2のフィルムとの間、前記第2のフィルムと前記バリア性樹脂層との間、前記バリア性樹脂層と前記第1のフィルムとの間、前記第1のフィルムと前記第2樹脂層との間に、押出樹脂層をそれぞれ備える、請求項1に記載の積層体。
- 前記バリア性樹脂層が、エチレンビニルアルコールを含む、請求項1に記載の積層体。
- 前記第2樹脂層または前記第1のフィルムの、少なくとも一方の表面に設けられた印刷層をさらに備える、請求項1に記載の積層体。
- 前記第1のフィルムが、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンからなる群から選択される少なくとも1種を含有する、一軸もしくは二軸延伸されたポリエチレンフィルムである、請求項1に記載の積層体。
- 前記第1樹脂層および前記第2樹脂層が、それぞれ独立に、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンから選択される少なくとも1種を含有する、請求項1に記載の積層体。
- 前記積層体全体におけるポリエチレンの含有割合が、90質量%以上である、請求項1に記載の積層体。
- チューブ容器本体の胴部を形成するための積層体であって、前記第2樹脂層が胴部外面側のシーラント層であり、前記第1樹脂層が胴部内面側のシーラント層である、請求項1に記載の積層体。
- 頭部と胴部とを備えるチューブ容器本体であって、
前記頭部が、前記胴部の一端に連接した肩部と、前記肩部に連接した抽出口部とを備え、前記胴部が、請求項1に記載の積層体により構成される、
チューブ容器本体。 - 前記頭部が、ポリエチレンを含有する樹脂組成物により構成される、請求項11に記載のチューブ容器本体。
- 請求項11に記載のチューブ容器本体と、
キャップと
を備えるチューブ容器。 - 前記キャップが、ポリエチレンを含有する樹脂組成物により構成される、請求項13に記載のチューブ容器。
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