JP7611525B2 - システム天井 - Google Patents

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Description

本開示は、ステム天井に関し、より詳細には、バーを含むシステム天井に関する。
従来例として特許文献1記載のシステム天井を例示する。特許文献1記載のシステム天井は、第1のTバーと、第2のTバーと、第1のTバーと第2のTバーを結合するジョイナーとを有している。特許文献1記載のシステム天井では、第1のTバーの側面に、ジョイナーを介して第2のTバーの端部が結合される。
特開2018-3364号公報
ところで、システム天井の施工現場においては、ジョイナーを使用する特許文献1記載のシステム天井及びTバー(第1のTバー、第2のTバー)に対して、施工作業の更なる簡素化が望まれている。
本開示の目的は、施工作業の更なる簡素化を図ることができるステム天井を提供することである。
本開示の一態様に係るシステム天井は、複数種類のTバーを有する。前記複数種類のTバーは、一定の間隔を空けて平行に設置される複数のメインTバーと、前記複数のメインTバーと交差するように前記複数のメインTバーに結合される複数の第1クロスTバーとを有する。前記システム天井は、前記複数の第1クロスTバーと交差し、かつ、前記複数のメインTバーと平行するように前記複数の第1クロスTバーに結合される複数の第2クロスTバーを有する。前記メインTバー、前記第1クロスTバー及び前記第2クロスTバーを含む前記複数種類のTバーは、長尺の本体と、前記本体の長手方向の両端にそれぞれ設けられる第1結合部と、前記本体の側面に設けられた複数の第2結合部であって、前記Tバーと交差する他のTバーの端部に設けられ、前記第1結合部と同一の構造を有する結合部に結合可能である前記第2結合部と、を有する。前記本体は、長尺の平板状である主部を有する。前記第2結合部は、前記本体の側面から突きだした半筒状の差込部と、前記本体の側面から前記差込部と同じ方向に突き出した突片とを有する。前記第1結合部は、前記Tバーと交差する他のTバーの本体の側面に設けられ、前記第2結合部と同一の構造を有する結合部の前記差込部に差し込まれるかん合片を有する。前記かん合片の先端に溝が設けられ、前記溝は、前記Tバーと交差する他のTバーの本体の側面に設けられた、前記第2結合部と同一の構造を有する結合部の突片がはめ込まれる。
本開示のステム天井は、施工作業の更なる簡素化を図ることができるという効果がある。
図1は、本開示の実施形態に係るシステム天井の天井枠を斜め上から見た斜視図である。 図2は、同上の天井枠を斜め下から見た斜視図である。 図3は、同上のシステム天井を下から見た斜視図である。 図4は、本開示の実施形態に係るTバー(第1クロスTバー)の斜視図である。 図5Aは、同上の第1クロスTバーの正面図である。図5Bは、同上の第1クロスTバーの下面図である。図5Cは、図5Bにおいて一点破線で囲んだ部分の拡大図である。 図6は、同上の第1クロスTバーの側面図である。 図7は、同上の第1クロスTバーとメインTバーの結合箇所を上から見た斜視図である。 図8は、同上の第1クロスTバーとメインTバーの結合箇所を下から見た斜視図である。 図9は、同上の第1クロスTバーとメインTバーの結合前の状態を上から見た斜視図である。 図10は、同上の第1クロスTバーとメインTバーの結合前の状態を下から見た斜視図である。 図11は、同上の第1クロスTバーとメインTバーの結合箇所の下面図である。 図12は、同上の第1クロスTバーと第2クロスTバーの結合箇所の下面図である。
以下、本開示の実施形態に係るTバー及びシステム天井について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態に係るシステム天井の概要)
実施形態に係るシステム天井1(以下、システム天井1と略す。)は、図1-図3に示すように、格子状に結合される複数のTバーと、四辺形の平板状に形成されて4つの辺のそれぞれが複数のTバーに支持される複数の天井パネル12とを有する。また、システム天井1は、照明器具5及び空調の吹き出し口などの複数種類の設備を有する(図3参照)。
複数のTバーは、複数のメインTバー2と、複数の第1クロスTバー3と、複数の第2クロスTバー4とを含む(図1及び図2参照)。
複数のメインTバー2はそれぞれ、一定の間隔D1を空けて互いに平行に並ぶように複数のつりボルト11に支持される。具体的には、各メインTバー2は、建物の天井スラブに埋め込まれた複数のつりボルト11の各々に取り付けられた複数のTハンガ10によって各つりボルト11と結合されている。複数のTハンガ10の各々は、複数のつりボルト11のうちの対応する1つのつりボルト11にねじ締結され、かつ、メインTバー2の上端部(主部21)をその幅方向から挟み込むようにしてメインTバー2に取り付けられる。
複数の第1クロスTバー3はそれぞれ、複数のメインTバー2と交差(直交)し、かつ、一定の間隔D2(D2=D1/2)を空けて互いに平行に並ぶように2つのメインTバー2に支持される。
複数の第2クロスTバー4はそれぞれ、複数のメインTバー2と平行し、かつ、複数の第1クロスTバー3と交差(直交)するように2つの第1クロスTバー3と結合される。なお、これら3種類のTバーの基本構造は共通しているので、3種類のTバーを代表して第1クロスTバー3の基本構造について、図4-図6を参照して説明する。
第1クロスTバー3は、基本構造として本体30、主部31及び底部32を有している。本体30は、長尺の平板状に形成されている。主部31は、長手方向の両端が開放された中空の四角柱状に形成されている。また、主部31は、下面の短手方向の中央において、本体30の短手方向(上下方向)の上端とつながっている(図6参照)。底部32は、全体として中空の四角柱状に形成され、上面における短手方向の中央において、本体30の短手方向の下端とつながっている。ただし、底部32の下面における短手方向の中央には、底部32の長手方向に沿って長方形状の開口部320が設けられている(図6参照)。また、底部32の長手方向の両側の端部322はそれぞれ、底部32の長手方向の先端に向かって開口部320に近付く向きに45°の角度で傾斜した台形状に形成されている(図5B参照)。なお、以下の説明においては、メインTバー2の本体、主部、底部及び開口部をそれぞれ、本体20、主部21、底部22及び開口部220と表記する。同様に、第2クロスTバー4の本体、主部、底部、開口部及び底部の端部をそれぞれ、本体40、主部41、底部42、開口部420及び底部42の端部422と表記する。
複数の天井パネル12はそれぞれ、石こうボード又は木材などの板材により、正方形状(又は長方形状)の平板状に形成されている(図3参照)。天井パネル12の4つの側面は、天井パネル12の厚み方向(上下方向)に沿った段差を有している。なお、以下の説明では、天井パネル12の周縁において、天井パネル12の各側面の段差により、天井パネル12の中央部分よりも厚み方向の幅が狭くなった部分を周縁部と呼ぶ。各天井パネル12は、4つのTバー(1つのメインTバー2と2つの第1クロスTバー3と1つの第2クロスTバー4)で囲まれた正方形(又は長方形)の孔に挿入され、4辺の縁の周縁部を当該孔を囲む4つのTバーの底部の上に載せるようにして4つのTバーに支持される。つまり、4つのTバーに囲まれた孔が天井パネル12によって閉塞される(図3参照)。ただし、天井パネル12の代わりに照明器具及び空調の吹き出し口などの設備が孔に挿入されて4つのTバーに支持される場合もある。
(実施形態に係るTバーの説明)
本開示の実施形態に係るTバーは、3種類のTバーのうちの第1クロスTバー3である。
第1クロスTバー3は、上述した基本構造に加えて、本体30の長手方向の両端にそれぞれ1つずつ設けられる一対の第1結合部33と、本体30の側面に設けられ、かつ、第1結合部33と結合可能である複数の第2結合部34とを有している(図4)。ただし、第1クロスTバー3の一対の第1結合部33は、メインTバー2が有する第2結合部24(第1クロスTバー3の第2結合部34と同一の構造を有する結合部)とそれぞれ結合される(図7及び図8参照)。同様に、第1クロスTバー3の複数の第2結合部34は、第2クロスTバー4が有する第1結合部43(第1クロスTバー3の第1結合部33と同一の構造を有する結合部)とそれぞれ結合される(図1参照)。
第1結合部33は、四角形状の固定片330と、固定片330の一辺から固定片330の厚み方向に沿って突出するかん合片331とを有している。第1結合部33は、固定片330の表面から固定片330の厚み方向に突出する一対のハトメ部332を有している(図6参照)。一対のハトメ部332は、絞り加工(バーリング加工)によって円環状に形成されている。本体30の長手方向の両端部に、本体30を厚み方向に貫通する一対の貫通孔が設けられている。固定片330は、本体30の一対の貫通孔にそれぞれ1つずつ挿通される一対のハトメ部332の先端がかしめられることによって本体30に結合される(図6参照)。
かん合片331は、U字形状に形成されている(図6参照)。かん合片331の先端部に長方形の孔333が貫通している。また、かん合片331の先端に溝334が形成されている。溝334は、かん合片331の先端に向かって口を開くように形成されている。
ただし、一対の第1結合部33のうちの一方の第1結合部33の固定片330が本体30の片側の側面に結合され、他方の第1結合部33の固定片330が本体30の反対側の側面に結合される(図6参照)。ゆえに、一対の第1結合部33のそれぞれのかん合片331は、互いに本体30から反対方向に突き出ている(図6参照)。
第2結合部34は、差込部340、突部341及び突片342を有している(図6参照)。差込部340は、本体30の側面から本体30の厚み方向に突き出した半筒状に形成されている。突部341は、本体30の側面から差込部340と同じ方向に突き出した半筒状に形成されている。突片342は、本体30の側面から差込部340と同じ方向に、例えば、90°の角度で突き出すように切り起こされている。なお、差込部340、突部341及び突片342は、本体30の長手方向に沿って直線状に並び、かつ、差込部340と突片342の間に突部341を挟むように配置されている(図4参照)。なお、メインTバー2が有する第2結合部24は、第1クロスTバー3が有する第2結合部34と同一の構造(差込部240、突部241及び突片242)を有している(図7及び図8参照)。
ここで、第1クロスTバー3においては、本体30の長手方向の中央の位置と、本体30の長手方向の端部322と長手方向の中央の間の位置とにそれぞれ第2結合部34が2つずつ設けられている(図4及び図5B参照)。ただし、中央位置の2つの第2結合部34は、本体30の厚み方向における両側に1つずつ設けられている。同様に、端部322と中央の間の位置の2つの第2結合部34は、本体30の厚み方向における両側に1つずつ設けられている(図4及び図5B参照)。
さらに、第1クロスTバー3の底部32には2つの切欠部321が設けられている(図4及び図5A-図5C参照)。各切欠部321は、底部32の底面(下面)における開口部320の両側を45°の角度で傾斜した台形状に切り欠いて形成されている。ただし、1つの切欠部321は、底部32の長手方向の中央位置に設けられ、残り1つの切欠部321は、底部32の長手方向の一端と中央位置との間の位置に設けられている。つまり、2つの切欠部321はそれぞれ、底部32の長手方向において第2結合部34と対応する位置に設けられている。
(実施形態に係るシステム天井の施工手順)
次に、システム天井1の施工手順を簡単に説明する。
まず、施工作業を行う作業者は、メインTバー2の主部21をTハンガ10を介してつりボルト11に結合することにより、複数のメインTバー2を一定の間隔D1を空けて互いに平行に並ぶように施工する(図1及び図2参照)。
続いて、作業者は、第1クロスTバー3の第1結合部33をメインTバー2の第2結合部24に結合する。具体的には、作業者は、メインTバー2の第2結合部24の差込部240に、第1クロスTバー3の第1結合部33のかん合片331を差し込む(図9及び図10参照)。このとき、作業者は、かん合片331の孔333に第2結合部24の突部241をかん合し、かつ、かん合片331の溝334に第2結合部24の突片242をはめ込む(図7及び図8参照)。しかして、かん合片331の孔333に第2結合部24の突部241がかん合することにより、かん合片331が差込部240に対して抜け止めされる。また、かん合片331の溝334に第2結合部24の突片242がはめ込まれることより、第1結合部33と第2結合部24が位置決めされる。
ここで、メインTバー2の底部22には、第1クロスTバー3の底部32に設けられている切欠部321と同一形状の切欠部221が設けられている(図10参照)。したがって、メインTバー2の第2結合部24と第1クロスTバー3の第1結合部33が結合された状態では、第1クロスTバー3の端部322が、メインTバー2の底部22の切欠部221とかん合する(図8参照)。その結果、第1クロスTバー3の底部32の開口部320とメインTバー2の底部22の開口部220とがつながることになる。ゆえに、第1クロスTバー3は、メインTバー2と第1クロスTバー3のつなぎ目で開口部220、320が分断される場合に比べて、両者の開口部220、320をつなげることによって、システム天井1の外観上の見栄えの向上を図ることができる。
次に、作業者は、1つの第1クロスTバー3に対して2つの第2クロスTバー4を取り付ける。すなわち、作業者は、第1クロスTバー3の2つの第2結合部34のそれぞれに第2クロスTバー4の第1結合部43を1つずつ結合することにより、2つのメインTバー2の間に第2クロスTバー4を2つずつ配置する(図1参照)。
ここで、第1クロスTバー3の第2結合部34と第2クロスTバー4の第1結合部43が結合された状態では、第2クロスTバー4の端部422が、第1クロスTバー3の底部32の切欠部321とかん合する(図12参照)。その結果、第1クロスTバー3の底部32の開口部320と第2クロスTバー4の底部42の開口部420とがつながることになる。ゆえに、第1クロスTバー3は、第2クロスTバー4と第1クロスTバー3のつなぎ目で開口部420、320が分断される場合に比べて、両者の開口部420、320をつなげることによって、システム天井1の外観上の見栄えの向上を図ることができる。
最後に、作業者は、3種類のTバー(メインTバー2、第1クロスTバー3及び第2クロスTバー4)を格子状に組み合わせて構成した天井枠の複数の孔に天井パネル12及び照明器具5(設備)をはめ込む(図3参照)。このような手順でシステム天井1の施工が完了する。
(実施形態に係るTバー及びシステム天井の特徴)
実施形態に係るTバー(第1クロスTバー3)の一つの特徴は、長尺の本体30と、本体30の長手方向の両端にそれぞれ設けられる第1結合部33と、本体30の側面に設けられ、かつ、第1結合部33と結合可能である複数の第2結合部34とを有することである。第1クロスTバー3の第1結合部33は、第2結合部34と同一の構成を有してメインTバー2に設けられた第2結合部24に結合される。また、第1クロスTバー3の第2結合部34は、第1結合部33と同一の構成を有して第2クロスTバー4に設けられた第1結合部43と結合される。
したがって、第1クロスTバー3は、メインTバー2及び第2クロスTバー4と直接結合することができるので、従来例のようにジョイナーを使用して結合する構成に比べて、施工作業の更なる簡素化を図ることができる。そして、第1クロスTバー3を含むシステム天井1もまた、施工作業の更なる簡素化を図ることができる。
ここで、従来のシステム天井として、いわゆるグリッドタイプとラインタイプの2種類のシステム天井が提供されている。グリッドタイプのシステム天井は、複数のTバーを格子状に組み合わせ、Tバーで区切られた正方形の孔に正方形の天井パネル及び照明器具などの設備を設置するように構成されている。一方、ラインタイプのシステム天井は、複数のTバーを同一方向に並べて設置し、平行するTバーで区切られた長方形の孔に天井パネル及び照明器具などの設備を設置するように構成されている。そして、従来は、グリッドタイプとラインタイプのいずれか1種類のシステム天井しか施工できないため、設置可能な設備(照明器具及び空調の吹き出し口など)の種類も限定されている。
これに対して第1クロスTバー3は、複数(実施形態では2つ)の第2結合部34を有し、それぞれの第2結合部34に第1結合部(第2クロスTバー4の第1結合部43)が結合可能である。そして、第1クロスTバー3において、1つの第2結合部34が本体30の長手方向の中央の位置に設けられ、もう1つの第2結合部34が長手方向の中央位置と長手方向の端の位置との間に設けられている。そのため、第1クロスTバー3を用いたシステム天井1は、グリッドタイプのシステム天井にラインタイプのシステム天井を組み合わせることができる。その結果、システム天井1では、グリッドタイプのシステム天井用の設備とラインタイプのシステム天井用の設備を双方とも利用することができるので、施工作業の更なる簡素化を図りつつ多様なシステム天井を提供することができる。
(まとめ)
本開示の第1の態様に係るTバー(第1クロスTバー3)は、システム天井(1)に用いられる。第1の態様に係るTバーは、長尺の本体(30)と、本体(30)の長手方向の両端にそれぞれ設けられる第1結合部(33)と、本体(30)の側面に設けられ、かつ、第1結合部(第2クロスTバー4の第1結合部43)と結合可能である複数の第2結合部(34)とを有している。
第1の態様に係るTバーは、従来例のようにジョイナーを使用して結合する構成に比べて、施工作業の更なる簡素化を図ることができる。
本開示の第2の態様に係るTバーは、第1の態様との組合せにより実現され得る。第2の態様に係るTバーにおいて、複数の第2結合部(34)のうちの1つは、本体(30)の側面における長手方向の中央に設けられていることが好ましい。
第2の態様に係るTバーは、グリッドタイプのシステム天井とラインタイプのシステム天井を組み合わせたシステム天井(1)を実現することができる。
本開示の第3の態様に係るTバーは、第1又は第2の態様との組合せにより実現され得る。第3の態様に係るTバーにおいて、本体(30)は、長尺の平板状である主部(31)と、主部(31)の長手方向に沿って主部(31)の下端に設けられた底部(32)とを有していることが好ましい。底部(32)は、底部(32)の長手方向に沿った直線状の開口部(320)を有する角筒状に形成されることが好ましい。底部(32)の長手方向の端部(322)は、底部(32)の長手方向の先端に向かって開口部(320)に近付く向きに傾斜していることが好ましい。底部(32)は、複数の第2結合部(34)のうちの少なくとも1つの第2結合部(34)と対応する位置に、開口部(320)とつながる切欠部(321)を有することが好ましい。切欠部(321)は、端部(322)とかん合可能な形状及び寸法に形成されていることが好ましい。
第3の態様に係るTバーは、他の種類のTバー(メインTバー2及び第2クロスTバー4)と組み合わせたときに底部(32)の開口部(320)を他の種類のTバーの底部(底部22、底部42)の開口部(開口部220、開口部420)とつなげることができる。その結果、第3の態様に係るTバーは、開口部(320)と他の種類のTバーの開口部をつなげることによって、システム天井(1)の外観上の見栄えの向上を図ることができる。
本開示の第4の態様に係るTバーは、第3の態様との組合せにより実現され得る。第4の態様に係るTバーにおいて、切欠部(321)は、開口部(320)から遠ざかるに従って底部(32)の長手方向に沿った幅を広くするように形成されていることが好ましい。
第4の態様に係るTバーは、切欠部(321)に他の種類のTバーの端部(第2クロスTバー4の端部422)をかん合する作業、及び端部(322)を他の種類のTバーの切欠部(メインTバー2の切欠部221)にかん合する作業の作業性の向上を図ることができる。
本開示の第5の態様に係るシステム天井(1)は、一定の間隔を空けて平行に設置される複数のメインTバー(2)と、複数のメインTバー(2)と交差するように複数のメインTバー(2)に結合される複数の第1クロスTバー(3)とを有する。第5の態様に係るシステム天井(1)は、複数の第1クロスTバー(3)と交差し、かつ、複数のメインTバー(2)と平行するように複数の第1クロスTバー(3)に結合される複数の第2クロスTバー(4)を有する。複数の第1クロスTバー(3)はそれぞれ、第1-第4のいずれかの態様に係るTバーである。
第5の態様に係るシステム天井(1)は、施工作業の更なる簡素化を図りつつ、グリッドタイプのシステム天井とラインタイプのシステム天井を組み合わせたシステム天井(1)を実現することができる。
本開示の第6の態様に係るシステム天井(1)は、第5の態様との組合せにより実現され得る。第6の態様に係るシステム天井(1)において、複数の第1クロスTバー(3)はそれぞれ、第3又は第4の態様に係るTバーであることが好ましい。複数のメインTバー(2)が有する底部(22)の開口部(220)と、第1クロスTバー(3)が有する底部(32)の開口部(320)とがつながっていることが好ましい。
第6の態様に係るシステム天井(1)は、外観上の見栄えの向上を図ることができる。
本開示の第7の態様に係るシステム天井(1)は、第6の態様との組合せにより実現され得る。第7の態様に係るシステム天井(1)において、複数の第1クロスTバー(3)の第1結合部(33)は、メインTバー(2)が有する第2結合部(34)と結合されることが好ましい。第7の態様に係るシステム天井(1)は、複数の第1クロスTバー(3)の第2結合部(34)は、第2クロスTバー(4)が有する第1結合部(43)と結合されることが好ましい。
第7の態様に係るシステム天井(1)は、グリッドタイプのシステム天井とラインタイプのシステム天井を組み合わせることができる。
1 システム天井
2 メインTバー
3 第1クロスTバー(Tバー)
4 第2クロスTバー
22 底部
30 本体
31 主部
32 底部
33 第1結合部
34 第2結合部
43 第1結合部
220 開口部
320 開口部
321 切欠部
322 端部

Claims (6)

  1. 複数種類のTバーを有するシステム天井であって、
    前記複数種類のTバーは、
    一定の間隔を空けて平行に設置される複数のメインTバーと、
    前記複数のメインTバーと交差するように前記複数のメインTバーに結合される複数の第1クロスTバーと、
    前記複数の第1クロスTバーと交差し、かつ、前記複数のメインTバーと平行するように前記複数の第1クロスTバーに結合される複数の第2クロスTバーと、
    を有し、
    前記メインTバー、前記第1クロスTバー及び前記第2クロスTバーを含む前記複数種類のTバーは、
    長尺の本体と、
    前記本体の長手方向の両端にそれぞれ設けられる第1結合部と、
    前記本体の側面に設けられた複数の第2結合部であって、前記Tバーと交差する他のTバーの端部に設けられ、前記第1結合部と同一の構造を有する結合部に結合可能である前記第2結合部と、
    を有し、
    前記本体は、長尺の平板状である主部を有し、
    前記第2結合部は、前記本体の側面から突きだした半筒状の差込部と、前記本体の側面から前記差込部と同じ方向に突き出した突片とを有し、
    前記第1結合部は、前記Tバーと交差する他のTバーの本体の側面に設けられ、前記第2結合部と同一の構造を有する結合部の前記差込部に差し込まれるかん合片を有し、
    前記かん合片の先端に溝が設けられ、前記溝は、前記Tバーと交差する他のTバーの本体の側面に設けられた、前記第2結合部と同一の構造を有する結合部の突片がはめ込まれる、
    システム天井
  2. 前記複数の第2結合部のうちの1つは、前記本体の側面における長手方向の中央に設けられている、
    請求項1記載のシステム天井
  3. 前記本体は、前記主部の長手方向に沿って前記主部の下端に設けられた底部を更に有し、
    前記底部は、前記底部の長手方向に沿った直線状の開口部を有する角筒状に形成され、
    前記底部の長手方向の端部は、前記底部の長手方向の先端に向かって開口部に近付く向きに傾斜しており、
    前記底部は、前記複数の第2結合部のうちの少なくとも1つの第2結合部と対応する位置に、前記開口部とつながる切欠部を有し、
    前記切欠部は、前記Tバーと交差する他のTバーにおける前記本体と同一の構造を有する本体の端部とかん合可能な形状及び寸法に形成されている、
    請求項1又は2記載のシステム天井
  4. 前記切欠部は、前記開口部から遠ざかるに従って前記底部の長手方向に沿った幅を広くするように形成されている、
    請求項3記載のシステム天井
  5. 前記複数のメインTバーが前記本体と同一の構造を有する本体を備え、前記複数のメインTバーが有する前記底部の前記開口部と、前記第1クロスTバーが有する前記底部の前記開口部とがつながっている、
    請求項3又は4記載のシステム天井
  6. 前記複数の第1クロスTバーの第1結合部は、前記メインTバーの本体の側面に設けられ、前記第2結合部と同一の構造を有する結合部と結合され、
    前記複数の第1クロスTバーの第2結合部は、前記第2クロスTバーの端部に設けられ、前記第1結合部と同一の構造を有する結合部と結合される、
    請求項5記載のシステム天井。
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