JP7614008B2 - 着脱式シャンプー台 - Google Patents
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Description
ところが、うつむき姿勢になることが困難な人にとっては、このようにして洗髪を行うことができないため、洗髪に大変な労力や苦痛が伴うという問題があった。
さらに、怪我をしているためにうつ向き姿勢になれない場合や、何らかの障害を抱えているためにうつ向き姿勢になることが難しい場合などもある。
これらのような場合、入浴者は、浴槽内に入って浴槽の縁に仰向けにもたれかけた状態でなければ、洗髪を行えないことがあった。
一方、このような問題を解消可能な用具を探しても、どこにも見当たらず、仰向け姿勢での洗髪を可能とするシャンプー台などの登場が望まれていた。
具体的には、浴槽の縁部に着脱可能に装着される装着部と、使用者の後頸部を支持可能な後頸支持部と、シャワーヘッドを支持可能なシャワーヘッド支持部等を備えた着脱式シャンプー台を案出し、本発明を完成させた。
具体的には、特許文献1には、浴槽の縁の部分にシャンプー用のネーブ台が取り付けられたシャンプー用ネーブ台付き浴槽が記載されている。また、特許文献2には、浴室内での髪の乾燥を可能とした入浴・洗髪装置が記載されている。さらに、特許文献3には、介護が必要な人の入浴を補助するための介護用入浴装置が記載されている。
さらに、特許文献4には、仰向けでの洗髪を可能にする移動式の洗髪台が記載されている。しかし、この洗髪台は、浴室で使用することを想定したものではなく、浴槽内における仰向け姿勢での洗髪を可能にするものではなかった。
本発明の着脱式シャンプー台をこのような構成にすれば、使用者は、シャンプー容器などを容易に取り出すことが可能となる。また、防水ケースにスマートフォンや飲み物などを入れておくことで、洗髪後、湯船に浸かりながらスマートフォンを使用したり、飲み物を飲んだりすることができ、お風呂で過ごす時間を快適に楽しむことが可能となる。
また、本発明の着脱式シャンプー台は、前記後頸支持部が、使用者の後頸部に沿って窪む凹部を備える構成とすることが好ましい。
また、本発明の着脱式シャンプー台は、シャンプー容器及びコンディショナー容器を設置可能な容器設置部をさらに備える構成とすることが好ましい。
また、本発明の着脱式シャンプー台は、物品を出し入れ可能な防水ケースをさらに備える構成とすることが好ましい。
第一実施形態の着脱式シャンプー台1は、図1~図5に示すように、装着部2、後頸支持部3、シャワーヘッド支持部4、容器設置部5、及び防水ケース6を備えている。
装着部2は、本実施形態の着脱式シャンプー台1を浴槽の縁部に取り付けて固定する部分である。
すなわち、図9及び図10に示すように、装着部2は、浴槽Tの縁部に着脱可能に装着される。装着部2は、下方に開口する嵌合凹部21を有しており、該嵌合凹部21を浴槽Tの縁部に上方から嵌合させることで、浴槽Tの縁部に装着されるようになっている。
さらに、本実施形態において、装着部2は、嵌合式に構成しているが、浴槽Tの縁部を内外から挟み込む挟持式や、吸盤を介して装着される吸着式であってもよい。
また、このような装着部2によれば、使用者が着脱式シャンプー台1に対して仰向けの状態で背中や首を押しつけた場合に、着脱式シャンプー台1が浴槽の縁から外れることを防止することが可能である。
後頸支持部3は、装着部2の上方に設けられ、装着部2を介して浴槽Tの縁部に支持される。後頸支持部3の形状は、浴槽T内のお湯につかりながら仰向けとなり、かつ頭部が浴槽T外に位置する姿勢となった使用者の後頸部を支持できるように設定される。
また、このような後頸支持部3によれば、使用者の後頸部を所定の位置に支持できるので、使用者のツボの位置に合わせてツボ押し用の凸部(図示せず)を設ければ、後頸支持部3にツボ押し機能を付加することができる。
さらに、後頸支持部3の材質や形態は、任意に変更することが可能であり、例えば、空気を充填して使用する空気枕(エアピロー)のような形態としてもよい。
シャワーヘッド支持部4は、装着部2の正面側(浴槽Tの外側)に設けられ、装着部2を介して浴槽Tの縁部に支持される。
また、シャワーヘッド支持部4は、後頸部が後頸支持部3に支持された使用者の頭部に向けて、お湯を噴射させるようにシャワーヘッドHを支持することができ、使用者はシャワーヘッドHを手で持つことなく、仰向け姿勢で洗髪を行うことが可能である。
さらに、止水ボタン付きのシャワーヘッドHを使用すれば、蛇口側の止水レバーを操作する場合に比べて、シャワーヘッドHの噴射/止水操作が容易になる。
また、シャワーヘッド装着部41とロッド部42との間に角度調整部(図示せず)を設ければ、シャワーヘッドHの向きをよりきめ細かく調整することが可能となる。
容器設置部5は、装着部2の正面側(浴槽Tの外側)に設けられ、装着部2を介して浴槽Tの縁部に支持される。
本実施形態において、容器設置部5は、図7に示すように、装着部2の正面側から浴槽Tの外側方に延在する底板部51と、底板部51の周縁部から立ち上がる壁部52とを有し、底板部51上に、シャンプー容器Sやコンディショナー容器Cを設置することができるようになっている。
また、壁部52は、網状に形成されており、シャンプー容器Sやコンディショナー容器Cの落下を抑止するだけでなく、底板部51上の水を排出する機能を備えている。
防水ケース6は、装着部2の正面側(浴槽Tの外側)に設けられ、装着部2を介して浴槽Tの縁部に支持される。
本実施形態において、防水ケース6は、図8に示すように、装着部2の正面側に固定される固定ケース61と、固定ケース61の底部に形成される開口部62と、開口部62を開閉可能に覆う開閉カバー63と、開閉カバー63を閉位置に係止する係脱可能な係止部64と、固定ケース61と開閉カバー63との間をシールするシール部材(図示せず)とを備えている。
例えば、装着部2の正面側において、防水ケース6に対応する面の上方と左右の3カ所に突起部を形成すると共に、この突起部に係合する3個のフックを防水ケース6に形成して、これらの突起部とフックを係合させ、又はこれらを取り外すことによって防水ケース6を着脱可能に設けることができる。
また、防水ケース6を使用しない場合のために、これを装着部2から容易に取り外し可能にすることもできる。
本実施形態の着脱式シャンプー台1の使用者としては、うつむき姿勢になることが困難な人が想定される。
具体的には、甲状線の病気や胃腸炎を患っている人、体調不良や怪我をしているためにうつむき姿勢になれない人、又は、何らかの障害を抱えているためにうつ向き姿勢になることが難しい人などにとっては、非常に有益である。
さらに、本実施形態の着脱式シャンプー台1は、これらの使用者以外であっても、仰向けになってリラックスして洗髪を行うことを望む使用者などにとってもまた有益なものであり、その使用者が特に限定されないことは言うまでもない。
次に、本実施形態の着脱式シャンプー台1の使用例について説明する。
着脱式シャンプー台1を用いて洗髪を行う場合、図9及び図10に示すように、装着部2を浴槽Tの縁部に嵌合させることで、浴槽Tの縁部に着脱式シャンプー台1を装着する。
次に、シャワーヘッド支持部4にシャワーヘッドHを装着し、シャワーヘッドHの高さ及び向きを調整する。シャワーヘッドHが止水ボタン付きの場合は、蛇口側の止水レバーを開き、シャワーヘッドH側の止水ボタンでお湯の噴射を停止させた状態とする。
また、本実施形態において、容器設置部5を用いれば、使用者は、仰向けになったままでシャンプー容器Sやコンディショナー容器Cを容易に取り出すことができ、仰向け姿勢で洗髪を好適に行うことが可能となる。
さらに、本実施形態において、防水ケース6を用いれば、スマートフォン、飲み物、食べ物などの物品を防水状態で収容できるため、お風呂で過ごす時間を快適に楽しむことが可能となる。
次に、第二実施形態に係る着脱式シャンプー台1Bについて、図12を参照して説明する。本実施形態の着脱式シャンプー台1Bは、頭部を洗い流したお湯が浴槽T内に流入することを抑止できる点で、第一実施形態と相違する。その他の点は、第一実施形態と同様であり、第一実施形態と共通の構成については、第一実施形態と同じ符号を用いて説明する。
流入抑止部7は、後頸支持部3の上面部から頭部の両側部に沿って立ち上がり、浴槽Tの内側と外側との間に仕切壁を形成する。
また、流入抑止部7は、折畳み可能とし(例えば、蛇腹構造)、使用しないときは、後頸支持部3の上面に沿って収納するようにしてもよい。
2 装着部
21 嵌合凹部
3 後頸支持部
31 凹部
4 シャワーヘッド支持部
41 シャワーヘッド装着部
42 ロッド部
43 パイプ部
5 容器設置部
51 底板部
52 壁部
6 防水ケース
61 固定ケース
62 開口部
63 開閉カバー
64 係止部
7 流入抑止部
T 浴槽
H シャワーヘッド
S シャンプー容器
C コンディショナー容器
Claims (6)
- 浴槽の縁部に着脱可能に装着される装着部と、
前記装着部を介して前記浴槽の縁部に支持され、使用者の後頸部を支持可能な後頸支持部と、
前記装着部を介して前記浴槽の縁部に支持され、シャワーヘッドを支持可能なシャワーヘッド支持部と、を備え、
前記後頸支持部が、前記浴槽内のお湯につかりながら仰向けとなり、かつ頭部が前記浴槽外に位置する姿勢となった使用者の後頸部を支持可能である
ことを特徴とする着脱式シャンプー台。 - 前記シャワーヘッド支持部が、後頸部が前記後頸支持部に支持された使用者の頭部に向けてお湯を噴射させるように前記シャワーヘッドを支持し、かつ、支持する前記シャワーヘッドの高さ及び向きを調整可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の着脱式シャンプー台。
- 前記後頸支持部が、使用者の後頸部に沿って窪む凹部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の着脱式シャンプー台。
- 頭部を洗い流したお湯が前記浴槽内に流入することを抑止する流入抑止部をさらに備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の着脱式シャンプー台。
- シャンプー容器及びコンディショナー容器を設置可能な容器設置部をさらに備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の着脱式シャンプー台。
- 物品を出し入れ可能な防水ケースをさらに備えることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の着脱式シャンプー台。
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| JP2000217625A (ja) | 1999-02-01 | 2000-08-08 | Ohiro Seisakusho:Kk | 洗髪用防水シート,及びそれを用いた自動洗髪機 |
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| JP2016052493A (ja) | 2014-09-03 | 2016-04-14 | 株式会社ノーブルライフ | 介護用組立式浴槽 |
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