JP7614068B2 - 装置、グリッパ装置およびソフトロボットグリッパシステム - Google Patents
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Description
本開示は、ソフトロボット触手システムに関し、より具体的には、伝送システムによって独立して作動させる触手に関し、この伝送システムの上側ケーブルが、下側スペーサ経路を通り、伝達チャネルを通って上側リング経路へと延在することで、最小のケーブル伝送摩擦を独自に提供し、触手は作業空間内で物体を移動させる準完全または完全作動機構を含む。
従来のソフトロボットグリッパおよび/またはエンドポイントエフェクタは、空気圧グリッパ、油圧グリッパ、電磁モータグリッパ、および吸着・真空グリッパに分類することができる。従来の各ソフトロボットグリッパは、いくつかの利点を示すが、数多くの問題も伴う。たとえば、従来のソフトロボットグリッパが有する問題のいくつかは、総重量および設計が大きすぎること、耐久性が低いこと、長期にわたって動作摩耗および引裂きが生じること、グリッパが物体を握る時間という観点からグリップ作業が遅いことであり、制御性に限界がある、または、場合によっては巧妙な操作について制御不能である。その他のいくつかの問題は、応用分野を限定する、高いメンテナンス要件を含む。
本開示は、ソフトロボット触手システムに関し、より具体的には、伝送システムによって独立して作動させる触手に関し、この伝送システムの上側ケーブルが、下側スペーサ経路を通り、伝達チャネルを通って上側リング経路へと延在することで、最小のケーブル伝送摩擦を独自に提供し、触手は作業空間内で物体を移動させる準完全または完全作動機構を含む。
本開示は、ロボットマニピュレータに関し、より具体的には、独立して作動させる複数の触手グリッパを有するソフトロボットグリッパに関し、物体を移動させるための準完全または完全作動機構を有する複数の触手が集中制御によって調整される。
引き続き図2A~図2Cを参照して、本開示の実施形態は、各伝達チャネルの入口/出口開口用の構造的なケーブル経路設計の図2Aおよび図2Bの半径208、218をさらに増大した、数学的に構築した公式に基づいて最適化された伝達チャネルを含む。この公式は、ガイドディスクの通し穴、すなわちケーブルが出入りする通し穴と、弾性コネクタ241の入口/出口伝達チャネル開口との間の測定距離を得ることを含む。この距離を測定する理由は、この測定距離を、一定かつ等しい半径の一対の円弧とともに用いて、入口/出口伝達チャネル開口のための最適なケーブル経路を構築することである。測定距離内の一対の円弧の半径を最大にすると、ケーブルの動作から生じるケーブルの側方負荷が最小になり、同時に、触手グリッパの動作中の伝送摩擦およびケーブル屈曲疲労が最小になる。
最適なケーブル経路を構築するための公式は、触手に沿って長手方向に測定される入口/出口開口間の図2Aの軸方向距離(AD)と、触手の長軸に平行に測定される入口/出口開口間の図2Aの径方向距離(RD)とによって決まる。最適なケーブル経路は、入口開口位置で始まり、円弧に沿って、当初の入口開口から触手の遠位端に向かって位置AD/2に進み、当初の入口開口からRD/2だけ横方向にずれ、((AD/2)÷(RD/2))の逆正接に等しい角度でその位置に達する。最適なケーブル経路は、この位置から出口開口まで円弧に沿って続き、角度ゼロで出口開口に達する。ケーブル経路の直径は、潤滑剤を可能にする最小直径を加えたケーブル直径よりもわずかに大きくすることができる。
最適化された伝達チャネルの入口/出口開口ケーブル経路の開発にあたり、実験から分かったことは、ガイドディスクの通し穴、すなわちリング通し穴またはスペーサ通し穴と、入口/出口伝達チャネル開口との間に、最小のケーブル摩擦および最小の屈曲経路を有するケーブル経路を設計する観点から、克服しなければならない問題/課題がさらに見つかったことである。加えて、下側および上側ケーブルが弾性コネクタ241の中心通し穴の中で交差しない場合は、ケーブル摩擦が少なくなることを認識した。これは、弾性コネクタ241の中心通し穴に入る、触手ベース、すなわち掌ベースプレートの近位にある4つの開口を、弾性コネクタ241の遠位端の出口開口に確実に接続することと、弾性コネクタの中心貫通穴に入る、触手ベース、すなわち掌ベースプレートの遠位にある4つの開口を、弾性コネクタの近位端の出口開口に確実に接続することとによって達成することができる。したがって、最適化設計では、スペーサ通し穴を通るケーブルのための入口開口が、出口通し開口よりも触手ベースに近い中心通し穴に入るべきであるように、配置される。
引き続き図3Aを参照して、意図されているのは、移動させる物体の作業領域内に位置決めされた環境センサが環境データ(すなわち、水分、温度、塵など)を取得して、触手が超小型物体を握ることおよび放すことを補助できることである。たとえば、環境データは、測定された毛管力、静電力などの測定データを使用することを含み得る。作業領域内の空気から測定された水分は、触手が物体を移動させるために使用する予定の物体の表面上で凝縮して水の薄層になる。
引き続き図3Aを参照して、本開示の実施形態を開発するにあたり、いくつかの実験は、触手を含むいくつかの機械的構造、ならびにプロセッサおよびその他の構成要素を有するコントローラを介した制御能力を見つけ出すために、自然進化の着想、およびヒトの解剖学的調査の両方を含んでいた。いくつかの実験的局面では、イソギンチャク、タコ、イカおよび象を分析および調査した。これらはすべて、柔軟な操作器官の姿勢を含んでいたが、制御方法が根本的に異なっていた。人間が設計した触手実験のうちのいくつかは、数個のアクチュエータを有する単一の触手に基づく複数の駆動方法(空気圧、油圧、張力ケーブル)を含んでいた。しかしながら、これらの実験から得られた少なくとも別の認識は、数個のアクチュエータ構成を有する単一の触手は、多くの局面において制限的すぎることである。したがって、別の認識は、本開示のソフトグリッパは、すべての触手グリップ動作の動きを協調させる集中制御とともに、各触手が独立して作動される能力を有するように、単一の触手構成よりも触手の有用性を高める必要があったことである。
本開示の実施形態は、グリッパおよび非グリッパ業界におけるほとんどの市販ロボットコントローラと互換性があるように構成され、ターンキー統合を提供することにより、ユーザ/オペレータは、追加構成要素または制御ハードウェアがなくても、新規用途またはレトロフィット用途について革新的な多触手システムを迅速に設置して稼働させることができる。本開示の実施形態は、多種多様なグリッパおよび非グリッパ業界で動作するように構成される。たとえば、革新的な実施形態は、新たな触手設計およびコントローラ性質により、従来のグリッパシステムよりも速いペースで作業を実行可能である。革新的な実施形態が従来のグリッパシステムよりも優れた性能を発揮するグリッパ業界として、農作物収穫、果物および野菜の自動収穫およびパッケージングにおいて革新的な実施形態が人間と共同作業する協働型の人間/グリッパシステムを挙げることができる。革新的な実施形態は従来のグリッパシステムよりも優れている。その理由は、(a)複数の触手の高い巧妙性、(b)低コストで物理的な堅牢性および人に安全な動作を示し、高い生産性で作業を完了し、人に安全であること、(c)製品処理の製品損失がほとんどまたは全くなく、高度に衛生管理され、デリケートな操作を行うこと、(d)12DoFおよび任意の零空間を有する多触手把持により、リンゴまたは小さなチョコレートのようなデリケートな農産物および焼成食品、ならびに他の同様のデリケートな保存製品を伴う、分類およびパッケージング用途に高性能を提供すること、である。その他のグリッパ業界として、医療業界、ウェアハウスおよび製造業界を挙げることができ、革新的な多触手システムは、(a)高度の医療支援を提供することができ、(b)さまざまなサイズ、形状、重量および柔らかさ(すなわち、製品を詰めた袋)のパッケージを操作可能な高い巧妙性を必要とするグリッパを必要とする電子商取引用ウェアハウス、ならびに予測不能なサイズの物体を伴うウェアハウスロジスティック用途において優れた性能を発揮することができる。
実験用グリッパは、引張ばねと、4つの独立した2DoF区間を有する一定長さのクレビスジョイントロボットアームとを含むことにより、象の鼻のように巻き付いて把持する能力を含む、運動学的に予測可能かつ制御可能なロボットアームを達成した。しかし残念ながら、この単一触手アプローチ/設計は、内径がゼロに等しい最大曲率に駆動されても、触手自体の直径よりも小さい直径の物体を把持することができなかった。つまり、グリッパは、作業空間の表面からボルトを持ち上げることができず、または触手の直径よりも小さい球状の物体を把持することができなかった(270度未満のすべてのそのような把持は、運動学的に不安定な把持であることが証明され得る)。把持のために考えられた自動ソフトロボットおよび生体模倣把持の別の実験的設計は、物体認識に基づいて把持するように構成されたが、実際のグリップ要素は1DoFロボットペンチまたは1DoF空気圧ソフトフィンガーを有しており、これは十分に高いDoFの触手ではないことが後で分かった。したがって、分かったことは、本開示の実施形態にはより高いDoFが必要であることである。
実験からさらに分かったことは、触手の構成要素(すなわち、チューブ区間、チューブコネクタ、リングおよびスペーサ)の柔軟性の量または程度が、触手のケーブル伝送機構の性能に影響を及ぼし得ることである。触手構成要素の高い柔軟性は、他の局面の中でも特に、触手動作中の動作性能に関して、曲げ性、加えられるグリップ力などを低減させるように見えた。実験では、上側チューブ区間(上側チューブ、スペーサ付きリング)と、下側チューブ(下側チューブ、スペーサ付きリング)よりも柔軟性の高い触手のチューブコネクタとを用いて、いくつかのテスト実施形態をテストした。反対に、1組のテスト実施形態は、下側チューブ区間と、上側チューブ区間よりも柔軟性の高い触手のチューブコネクタとを含んでいた。別の1組のテスト実施形態は、下側および上側チューブ区間ならびにチューブコネクタの両方について高い柔軟性を含んでいた。本開示の触手設計者によって求められた所定の最適な触手性能閾値に基づいて最適な触手性能を特定するために、チューブ区間内の各構成要素(チューブ自体、リングおよびスペーサ)の材料を、異なる柔軟性、およびチューブコネクタ材料で置換した。いくつかのテスト実験は、ガイドリング設計におけるリング対スペーサのさまざまな剛性および柔軟性を含んでいた。いくつかのテスト結果は、リング材料の剛性を高くし、スペーサ材料の剛性を低くすると、性能向上が見られることを示した。さらに、いくつかのテスト結果は、リング材料の柔軟性を低くし、スペーサ材料の柔軟性を高くすると、性能向上が見られることを示した。図2D~図2Iに示すように、ガイドリングの幾何学的形状に基づく触手柔軟性は性能に影響を及ぼす可能性があり、テスト実験では、ガイドリングの幾何学的形状を変えて触手のさまざまな柔軟性を得ることによって触手性能をさらに最適化した。
以下の説明は、具体例としての実施形態を提供しているに過ぎず、本開示の範囲、適用可能性、または構成を限定することを意図していない。むしろ、具体例としての実施形態の以下の説明は、具体例としての1つ以上の実施形態を実現することを可能にする説明を当業者に提供するであろう。添付されている請求項に記載の、開示されている主題の精神および範囲から逸脱することなく、要素の機能および構成に対して行い得る、さまざまな変更が意図されている。
Claims (21)
- 装置であって、
前記装置は触手を備え、各前記触手は弾性コネクタによって接続された下側弾性部材と上側弾性部材とを含み、前記弾性コネクタは、中心貫通穴と、中心部分の伝達チャネルとを含み、各弾性部材はガイドディスクを含み、各前記ガイドディスクは通し穴を有するリングを含み、通し穴を有するスペーサが前記リングのドーナツ穴の中に位置し、前記リングおよび前記スペーサの通し穴が合わさってケーブル経路を画定し、前記下側弾性部材は、厚さが異なるガイドリングで構成され、厚さが小さいガイドリングの数は、中間厚さのガイドリングおよび厚さが大きいガイドリングの総数よりも多く、
前記下側弾性部材は、一方の端部から他方の端部に対し、前記厚さが大きいガイドリング、前記中間厚さのガイドリング、前記厚さが小さいガイドリングの順に配列され、
前記装置はケーブルをさらに備え、前記ケーブルは、前記下側弾性部材の外部にあるアクチュエータに結合された近位端を有し、前記アクチュエータから、前記下側弾性部材の近位端に位置する制御可能な掌ベースプレートの開口を通って延在する、装置。 - 各前記伝達チャネルは、前記中心貫通穴の内面と接線をなすケーブル入口経路を有する入口開口と、前記弾性コネクタの中心軸に平行なケーブル出口経路を有する出口開口とを有する幾何学的特徴を含む、請求項1に記載の装置。
- 前記ケーブル入口経路および前記ケーブル出口経路はともに、前記触手の動作中に前記ケーブルが動いている間の伝送摩擦の量を最小にしかつケーブル屈曲疲労の量を最小にする、請求項2に記載の装置。
- 前記幾何学的特徴は、前記ガイドディスクの通し穴から前記伝達チャネルまでの測定距離を取得し、前記測定距離と、半径が一定で等しい一対の円弧とを用いることにより、前記ケーブル入口経路と前記ケーブル出口経路とを構成して、最適伝達チャネル構成を決定することに、基づく、請求項2に記載の装置。
- 前記測定距離以内で前記一対の円弧の半径を最大にすることで、前記ケーブルの動きから発生した前記ケーブルの側方負荷の量を最小にし、同時に、前記触手の動作中の伝送摩擦の量およびケーブル屈曲疲労の量を最小にする、請求項4に記載の装置。
- 前記ケーブル入口経路は、鋭角をなして前記弾性コネクタの底面から上面まで延在し、前記ケーブル出口経路は、鋭角をなして前記上面から前記底面まで延在する、請求項2に記載の装置。
- 前記伝達チャネルの各入口開口は、遠位下側ガイドリングの下側スペーサの通し穴とほぼ整列し、前記伝達チャネルの各出口開口は、近位上側ガイドリングの上側リング通し穴とほぼ整列している、請求項2に記載の装置。
- 1つ以上の前記ガイドディスクが、凸状の底面および上面と、丸い周縁部または凸状縁部とを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記ガイドリングを形成する材料の、前記リングについての剛性は、前記スペーサを形成する材料の剛性と異なる、請求項1に記載の装置。
- 前記掌ベースプレートは、左右方向に対応するX軸および前後方向に対応するY軸に沿って制御可能である、請求項1に記載の装置。
- 一組の下側ケーブルが、下側リングの通し穴を通って延在して遠位下側ガイドディスクに結合し、一組の上側ケーブルが、下側スペーサの通し穴を通り、前記伝達チャネルを通って上側リングの通し穴まで延在して遠位上側ガイドリングに結合され、エンドキャップが前記上側弾性部材の遠位端に装着される、請求項1に記載の装置。
- 前記厚さが小さいガイドリングは、前記触手の最大負荷機能を与える前記厚さが大きいガイドリング、および、前記触手の等しいレベルの可撓性および負荷機能を与える前記中間厚さのガイドリングと比較して、前記触手の可撓性を最適化する、請求項1に記載の装置。
- 前記触手は、12の独立作動自由度を有する3つの触手を含み、張力ケーブルが、前記下側弾性部材および前記上側弾性部材の各々について120°の屈曲量範囲を有し、よって、前記触手は複数のグリップモードを提供し、前記複数のグリップモードは、内側から拡大する遠位ピンチグリップ、内側からの逆拡大巻き付き、近位包み込み巻き付き、および逆遠位巻き付きを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記触手に嵌合され前記掌ベースプレートに装着された部分グラブ装置をさらに備え、前記部分グラブ装置は、いくつかの下側部材ガイドリングに対して軸方向に整列する補強支持リブ部分を含み、前記部分グラブ装置が対象物と接触する面は、各触手間に配置された1つ以上のグリップ特徴を含む、請求項1に記載の装置。
- グリッパ装置であって、
前記グリッパ装置は触手を備え、各触手はコネクタによって接続された下側部材と上側部材とを含み、各部材はガイドディスクを有し、前記ガイドディスクは前記部材に沿って装着され前記ガイドディスク間の間隔を維持し、各前記ガイドディスクは通し穴を有するリングを含み、通し穴を有するスペーサが前記リングのドーナツ穴の中に位置し、前記リングおよび前記スペーサの通し穴が合わさってケーブル経路を画定し、各リングの前記通し穴は前記リングの周囲に沿って等間隔で配置され、前記コネクタは、中心貫通穴と、中心部分の伝達チャネルとを含み、各前記伝達チャネルは、前記中心貫通穴の内面と接線をなすケーブル入口経路を有する入口開口と、前記コネクタの中心軸に平行なケーブル出口経路を有する出口開口とを有する幾何学的特徴を含み、
前記グリッパ装置はケーブルをさらに備え、前記ケーブルは、前記下側部材の外部にあるアクチュエータに結合された近位端を有し、前記アクチュエータから、前記下側部材の近位端に位置する制御可能な掌ベースプレートの開口を通って延在し、一組の下側ケーブルが、下側リングの通し穴を通って延在して遠位下側ガイドディスクに結合し、一組の上側ケーブルが、下側ガイドリングの下側スペーサの通し穴を通り、前記伝達チャネルを通って上側リングの通し穴まで延在して遠位上側ガイドリングに結合し、エンドキャップが前記上側部材の遠位端に装着され、
前記グリッパ装置は部分グラブ装置をさらに備え、前記部分グラブ装置は、前記触手および前記掌ベースプレートに装着され、前記部分グラブ装置は、いくつかの下側部材ガイドリングに対して軸方向に整列する補強支持リブ部分を含む、グリッパ装置。 - 前記伝達チャネルの各入口開口は、遠位下側ガイドリングの下側スペーサの貫通穴と概ね整列しており、前記伝達チャネルの各出口開口は、近位上側ガイドリングの上側リングの通し穴と概ね整列しており、1つ以上の前記ガイドディスクが、凸状の底面および上面と丸い周縁部または凸状縁部とを含み、前記ガイドディスクを形成する材料の可撓性は、前記スペーサを形成する材料の可撓性と異なる、請求項15に記載のグリッパ装置。
- 前記部分グラブ装置は、作業領域内で対象物を動かすために選択された、弾性の量、剛性の量、またはこれら双方を有する材料から形成されている、請求項15に記載のグリッパ装置。
- ソフトロボットグリッパシステムであって、
前記ソフトロボットグリッパシステムは触手を備え、各触手はコネクタによって接続された下側部材と上側部材とを含み、各部材はガイドディスクを有し、前記ガイドディスクは前記部材に沿って装着され前記ガイドディスク間の間隔を維持し、各前記ガイドディスクは通し穴を有するリングを含み、通し穴を有するスペーサが前記リングのドーナツ穴の中に位置し、前記リングおよび前記スペーサの通し穴が合わさってケーブル経路を画定し、前記コネクタは、中心貫通穴と、中心部分の伝達チャネルとを含み、各前記伝達チャネルは、前記中心貫通穴の内面と接線をなすケーブル入口経路を有する入口開口と、前記コネクタの中心軸に平行なケーブル出口経路を有する出口開口とを有する幾何学的特徴を含み、
前記ソフトロボットグリッパシステムはケーブルをさらに備え、前記ケーブルは、前記下側部材の外部にあるアクチュエータに結合された近位端を有し、前記アクチュエータから、前記下側部材の近位端に位置する制御可能な掌ベースプレートの開口を通って延在し、一組の下側ケーブルが、下側リングの通し穴を通って延在して遠位下側ガイドディスクに結合し、一組の上側ケーブルが、下側ガイドリングの下側スペーサの通し穴を通り、前記伝達チャネルを通って上側リングの通し穴まで延在して遠位上側ガイドリングに結合し、エンドキャップが前記上側部材の遠位端に装着され、
前記ソフトロボットグリッパシステムは集中制御システムをさらに備え、前記集中制御システムは、
トランシーバから触手データとセンサデータとを受け、
前記センサデータを用いて、格納された物体構成を比較することにより、対応する、格納された物体構成を取得し、格納されたコマンドを比較することにより、前記格納された物体構成に対応する格納されたコマンドのセットを取得し、
受けた前記触手データを用いて、前記格納された物体構成と関連する格納された触手アクションを比較することにより、対応する、格納された触手アクションのセットを取得し、前記格納されたコマンドのセットを比較することにより、対応するコマンドの第1セットを取得し、前記触手データからの前記触手アクションが前記格納された物体構成に対応しない場合は、コマンドの第2セットを選択し、
対象物を動かすために、前記触手のうちの各触手のためのモータが、関連する、前記コマンドの第1セットもしくは前記コマンドの第2セットに従い一連の張力を各触手への伝送システムに与えるようにするための、一連の制御信号を生成する
ように、構成される、ソフトロボットグリッパシステム。 - 前記コマンドの第1セットおよび前記コマンドの第2セットは一連の予め定められたトルクを含み、前記トルクは、対応する張力とともに、1つ以上の関節部または屈曲関節部に与えられて前記触手のうちの各触手の複数の伝送システムに与えられ、各前記伝送システムは、前記モータに接続された第1端と前記関節部または前記屈曲関節部に接続された第2端とを有する、請求項18に記載のソフトロボットグリッパシステム。
- 前記センサデータは、少なくとも1つの触手の少なくとも1つの先端に位置する遠位関節センサを含み、前記遠位関節センサは、分散された形状センサまたは線形変位センサを含む、請求項18に記載のソフトロボットグリッパシステム。
- ソフトロボットグリッパシステムであって、
前記ソフトロボットグリッパシステムは触手を備え、各触手はコネクタによって接続された下側部材と上側部材とを含み、各部材はガイドディスクを有し、前記ガイドディスクは前記部材に沿って装着され前記ガイドディスク間の間隔を維持し、各前記ガイドディスクは通し穴を有するリングを含み、通し穴を有するスペーサが前記リングのドーナツ穴の中に位置し、前記リングおよび前記スペーサの通し穴が合わさってケーブル経路を画定し、
前記コネクタは、中心貫通穴と、中心部分の伝達チャネルとを含み、各前記伝達チャネルは、前記中心貫通穴の内面と接線をなすケーブル入口経路を有する入口開口と、前記コネクタの中心軸に平行なケーブル出口経路を有する出口開口とを有する幾何学的特徴を含み、
前記ソフトロボットグリッパシステムはケーブルをさらに備え、前記ケーブルは、前記下側部材の外部にあるアクチュエータに結合された近位端を有し、前記アクチュエータから、前記下側部材の近位端に位置する制御可能な掌ベースプレートの開口を通って延在し、一組の下側ケーブルが、下側リングの通し穴を通って延在して遠位下側ガイドディスクに結合し、一組の上側ケーブルが、下側ガイドリングの下側スペーサの通し穴を通り、前記伝達チャネルを通って上側リングの通し穴まで延在して遠位上側ガイドリングに結合し、エンドキャップが前記上側部材の遠位端に装着され、
前記ソフトロボットグリッパシステムは集中制御システムをさらに備え、前記集中制御システムは、
トランシーバから触手データとセンサデータとを受け、
前記センサデータを用いて、格納された物体構成を比較することにより、対応する、格納された物体構成を取得し、格納されたコマンドを比較することにより、前記格納された物体構成に対応する格納されたコマンドのセットを取得し、
受けた前記触手データを用いて、前記格納された物体構成と関連する格納された触手アクションを比較することにより、対応する、格納された触手アクションのセットを取得し、前記格納されたコマンドのセットを比較することにより、対応するコマンドの第1セットを取得し、前記触手データからの前記触手アクションが前記格納された物体構成に対応しない場合は、コマンドの第2セットを選択するように構成され、前記コマンドの第1セットおよび前記コマンドの第2セットは一連の予め定められたトルクを含み、前記トルクは、対応する張力とともに、1つ以上の関節部または屈曲関節部に与えられ、前記触手のうちの各触手の複数の伝送システムに与えられ、各前記伝送システムは、モータに接続された第1端と前記関節部または前記屈曲関節部に接続された第2端とを有し、前記集中制御システムはさらに、
対象物を動かすために、前記触手のうちの各前記触手のための前記モータが、関連する、前記コマンドの第1セットもしくは前記コマンドの第2セットに従い一連の張力を各前記触手への前記伝送システムに与えるようにする、一連の制御信号を生成するように構成される、ソフトロボットグリッパシステム。
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