JP7615399B2 - 電気車制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、外部電源から電力を供給され、外部へ電力を放電する電気車制御装置に関する。
電気車は、直流電力をインバータで交流電力に変換して、補助電源装置に供給する。インバータを動作させる前に、フィルタコンデンサに電荷を充電する必要があり、また、インバータの動作停止後は、フィルタコンデンサに蓄積された電荷を放電する必要がある。特許文献1には、フィルタコンデンサを放電するための放電回路を備えることが開示されている。
特開2010-41806号公報
特許文献1には、インバータ停止動作時にフィルタコンデンサからの初期充電回路を介した放電電流を検出し、故障検出部は、停止動作時に電流検出センサで検出された放電電流が所定値を超えているときは、初期充電回路の逆流防止素子の短絡故障と判定することが開示されている。しかしながら、特許文献1において、放電回路を構成している部品の接触不良などで放電回路に異常がある場合、フィルタコンデンサの電荷が放電できないという問題がある。
本開示は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、放電回路に異常がある場合において、フィルタコンデンサの電荷を確実に放電することができる電気車制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係る電気車制御装置は、電気車に搭載され、電源から電力の供給を受けて、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置と、電源と電力変換装置との間を流れる電流の通電および遮断を切り替える第1のスイッチと、電力変換装置の直流側に接続されるコンデンサと、コンデンサの両端に接続され、放電用抵抗器および放電用接触器から構成される第1の放電回路と、コンデンサの両端に接続され、第2のスイッチおよび第1のスイッチとコンデンサとの間に直列に接続される充電抵抗かつ放電抵抗である第1の抵抗器から構成され、投入された第2のスイッチを介してコンデンサに接続される第1の抵抗器によってコンデンサを放電する第2の放電回路を備える。第1の放電回路の異常が検出された後、第1のスイッチが開放され、第1のスイッチの開放に連動して第2のスイッチが投入される。
本開示に係る電気車制御装置は、電気車に搭載され、電源から電力の供給を受けて、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置と、電源と電力変換装置との間を流れる電流の通電および遮断を切り替える第1のスイッチと、電力変換装置の直流側に接続されるコンデンサと、コンデンサの両端に接続され、放電用抵抗器および放電用接触器から構成される第1の放電回路と、コンデンサの両端に接続され、第2のスイッチおよび第1のスイッチとコンデンサとの間に直列に接続される第1の抵抗器から構成される第2の放電回路を備えることにより、フィルタコンデンサの電荷を確実に放電することができる。
実施の形態1にかかる電気車制御装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる電気車制御装置の動作の一例を示す図である。 実施の形態2にかかる電気車制御装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態にかかる電気車制御装置を実現するハードウェアの一般的な構成例を示す図である。
以下、本開示に係る電気車制御装置の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また、図面において、回路および装置の構成を示す図は、あくまで概略構成を示す図である。以下の説明において、接続されるとは、電気的に接続されることを意味する。
実施の形態1.
図1は、本開示の実施の形態1にかかる電気車制御装置の構成例を示すブロック図である。図1において、電気車制御装置は、電力変換装置10、フィルタコンデンサ20、電圧検出器21、第1のスイッチ30、第2のスイッチ31、遮断器40、フィルタリアクトル50、逆流防止サイリスタ60、第1の抵抗器70、放電用抵抗器80、81および放電用接触器90を備えて構成される。
電力変換装置10は、電源12から供給された電力を直流電力または交流電力に変換し、変換した電力を負荷(図示しない)に供給する。ここで、負荷は、例えば、補助電源装置である。電力変換装置10は、例えば、2レベル3相インバータ回路または3レベル3相インバータ回路などである。
集電装置11は、電源12を介して、外部回路である変電所(図示しない)から直流電力を取得し、電力変換装置100に電力を供給する。集電装置11は、例えば、架線からの電力の供給を受けるパンタグラフ、または、第三軌条から電力の供給を受ける集電靴である。
電源12は、変電所と接続されており、変電所から直流電力が供給される。電源12は、例えば、架線、または第三軌条である。
フィルタコンデンサ20は、電力変換装置10と並列に設けられる。フィルタコンデンサ20の一端は、電力変換装置10、電圧検出器21、逆流防止サイリスタ60、第1の抵抗器70、放電用抵抗器80および81に接続される。フィルタコンデンサ20の他端は接地される。フィルタコンデンサ20は、電力変換装置10の直流側に設けられる。
電圧検出器21は、電力変換装置10と並列に設けられる。電圧検出器21の一端は、電力変換装置10、フィルタコンデンサ20、逆流防止サイリスタ60、第1の抵抗器70、放電用抵抗器80および81に接続される。電圧検出器21の他端は接地される。
第1のスイッチ30は、集電装置11と電力変換装置10との間に電気的に直列に設けられる。第1のスイッチ30の一端は集電装置11に接続される。第1のスイッチ30の他端は遮断器40に接続される。第1のスイッチ30は、電気車への電力の供給を停止させる必要がある場合に、開放される。第1のスイッチ30が開放されることで、集電装置11および電力変換装置10は電気的に遮断され、集電装置11から電力変換装置10への電力の供給が停止される。電気車に電力の供給をする必要がある場合には、第1のスイッチ30は投入される。第1のスイッチ30が投入されることで、集電装置11および電力変換装置100は電気的に接続され、電源12から電力変換装置10に電力が供給される。
遮断器40は、集電装置11と電力変換装置10との間に電気的に直列に設けられる。遮断器40の一端は第1のスイッチ30に接続される。遮断器40の他端はフィルタリアクトル50に接続される。遮断器40は、電気車への電力の供給を停止させる必要がある場合に、開放される。遮断器40が開放されることで、集電装置11および電力変換装置10は電気的に遮断され、集電装置11から電力変換装置10への電力の供給が停止される。電気車に電力の供給をする必要がある場合には、遮断器40は投入される。遮断器40が投入されることで、集電装置11および電力変換装置10は電気的に接続され、電源12から電力変換装置100に電力が供給される。
フィルタリアクトル50は、集電装置11と電力変換装置10との間に電気的に直列に設けられる。フィルタリアクトル50の一端は遮断器40に接続される。フィルタリアクトル50の他端は第2のスイッチ31、逆流防止サイリスタ60および第1の抵抗器70に接続される。フィルタリアクトル50は、電源12から電力変換装置10に流れる電流を平滑する。フィルタリアクトル50およびフィルタコンデンサ20はLCフィルタ回路を構成し、電力変換装置10が電力変換を行う際に発生する高調波が電源12に流れることを抑制するために設けられる。
逆流防止サイリスタ60は、集電装置11と電力変換装置10との間に電気的に直列に設けられる。逆流防止サイリスタ60の一端は第2のスイッチ31、フィルタリアクトル50および第1の抵抗器70に接続される。逆流防止サイリスタ60の他端は電力変換装置10、フィルタコンデンサ20、電圧検出器21、第1の抵抗器70、放電用抵抗器80および81に接続される。逆流防止サイリスタ60は、第1の抵抗器70と並列に接続される。逆流防止サイリスタ60は、フィルタコンデンサ20から電源12に電流が流れることを防止する。
第1の抵抗器70は、集電装置11と電力変換装置10との間に電気的に直列に設けられる。第1の抵抗器70の一端は第2のスイッチ31、フィルタリアクトル50および逆流防止サイリスタ60に接続される。第1の抵抗器70の他端は電力変換装置10、フィルタコンデンサ20、電圧検出器21、逆流防止サイリスタ60、放電用抵抗器80および81に接続される。第1の抵抗器70は、逆流防止サイリスタ60と並列に接続される。第1の抵抗器70は、フィルタコンデンサ20へ充電する際に突入電流を防ぐための充電抵抗である。また、第1の抵抗器70は、フィルタコンデンサ20の放電異常の際に、放電抵抗となる。詳細は後述する。第1の抵抗器70は、第1のスイッチ30とフィルタコンデンサ20との間に直列に接続される。
放電用抵抗器80および81は、電力変換装置10と並列に設けられる。放電用抵抗器80および81は並列に接続される。放電用抵抗器80および81の一端は、電力変換装置10、フィルタコンデンサ20、電圧検出器21、逆流防止サイリスタ60、第1の抵抗器70に接続される。放電用抵抗器80および81の他端は、放電用接触器90に接続される。電気車制御装置は、放電用抵抗器を複数備えるため、放電用抵抗器のうちの一方が接触不良などにより異常があった場合であっても、接触不良がない他方の放電用抵抗器を通電することで放電は可能となる。放電用抵抗器は、3つ以上備えていてもよい。
放電用接触器90は、電力変換装置10と並列に設けられる。放電用接触器90の一端は、放電用抵抗器80および81に接続される。放電用接触器90の他端は接地される。放電用抵抗器80および81は放電用接触器90と直列に接続される。放電用抵抗器80、81および放電用接触器90は、コンデンサの両端に接続され第1の放電回路を構成する。
第2のスイッチ31は、電力変換装置10と並列に設けられる。第2のスイッチ31の一端は、フィルタリアクトル50、逆流防止サイリスタ60および第1の抵抗器70に接続される。第2のスイッチ31の他端は接地される。第2のスイッチ31は、第1の抵抗器70と直列に接続される。第2のスイッチ31および第1の抵抗器70は、第2の放電回路を構成する。第2のスイッチ31は、正常時には、開放されており通電はしない。第2のスイッチ31は、フィルタコンデンサ20の放電異常の際に投入される。第2のスイッチ31が投入されることで、フィルタコンデンサ20に充電された電荷は放電される。詳細は後述する。
本開示の実施の形態1にかかる電気車制御装置の動作を説明する。フィルタコンデンサ20に電荷を充電する充電動作について説明する。電力変換装置10を動作させるために、フィルタコンデンサ20が充電される。フィルタコンデンサ20を充電するためには電源12からの電力を供給する必要があり、第1のスイッチ30および遮断器40が投入される(閉じられる)。逆流防止サイリスタ60をOFFにして、逆流防止サイリスタ60を通電させずに、第1の抵抗器70を通電することで、フィルタコンデンサ20には突入電流が流れず充電することが可能となる。電圧検出器21において、予め定められた値以上の電圧を検出した後、逆流防止サイリスタ60をONにして、逆流防止サイリスタ60を通電させることで、短絡して、フィルタコンデンサ20を充電する。第1のスイッチ30および遮断器40は、フィルタコンデンサ20を充電している期間、投入されている。
次に、実施の形態1にかかる電気車制御装置のフィルタコンデンサ20が放電される動作を説明する図である。電気車制御装置の制御部(図示しない)は、フィルタコンデンサ20の放電を開始するために、遮断器40を開放する(S11)。遮断器40が開放されることで、電源12からの電力の供給が停止される。次に、電力変換装置10の動作が停止される(S12)。放電用接触器90が投入され(S13)、フィルタコンデンサに蓄積された電荷が放電される。予め定められた期間経過後に電圧検出器21の電圧値が、予め定められた値(所定値)以下になっているか確認される(S14)。予め定められた期間経過後に電圧検出器21の電圧値が、予め定められた値以下になっている場合(S14:Y)は、第1の放電回路に異常はないため、正常に放電が行われ、電圧検出器21の電圧値が0Vであることを確認して(S16)、放電動作は完了される。放電用接触器90が投入された後、予め定められた期間経過後に電圧検出器21の電圧値が、予め定められた値以下になっていない場合(S14:N)は、放電されていない状態であるため、第1の放電回路に異常があるとされる。つまり、第1の放電回路の異常が検出される。、そのため、確実に放電を行うために、第1のスイッチ30が開放され、第2のスイッチ31が投入される(S15)。第2のスイッチ31が投入されることで、第1の抵抗器70と第2のスイッチ31による第2の放電回路が形成される。第2の放電回路により、フィルタコンデンサ20の放電が行われ、電圧検出器21の電圧値が0Vであることを確認して(S16)、放電動作は完了される。
実施の形態1にかかる電気車制御装置は、第1の放電回路において、放電用抵抗器を複数備えることで、一方の放電用抵抗器が接触不良により通電しない場合であっても、接触不良がない他方の放電用抵抗器を通電することにより、放電が可能となる。また、放電用抵抗器に異常がない場合であっても、放電用接触器90に異常がある場合は、正常に放電できない。その場合であっても、電気車制御装置は、電圧検出器21の電圧値が監視されることで第1の放電回路の異常を検出し、第2の放電回路を形成する。第2の放電回路により放電が行なわれることにより、フィルタコンデンサ20の電荷を確実に放電できる。
電圧検出器21において予め定められた期間経過後に、電圧値が予め定められた値以下になっているか確認されるとしたが、ここで、予め定められた期間とは、例えば5分であり、予め定められた値とは、例えば50Vであるが、これに限られない。予め定められた期間および予め定められた値は、適宜設定されればよい。
実施の形態1にかかる電気車制御装置は、第2の放電回路を形成する際に、第1のスイッチ30と第2のスイッチ31を連動して動作させる。第1のスイッチ30と第2のスイッチ31が連動することで、第1のスイッチ30は開放されることにより電源12側に電流が流れることはなく、第2のスイッチ31は投入されることで、確実に接地側に電流を流すことが可能となる。また、第2の放電回路は、第1の抵抗器70を通電するため、電圧降下を伴うことで、放電時の低インピーダンス化を防止できる。低インピーダンス化とは、フィルタコンデンサ20の高圧側と低圧側が短絡するような場合である。放電時に低インピーダンス化すると、大電流が流れ、感電する危険性がある。しかしながら、実施の形態1にかかる電気車制御装置では、放電時の低インピーダンス化を防止できる。
実施の形態1にかかる電気車制御装置は、逆流防止サイリスタ60は、接触器(図示しない)が直列に接続されていてもよい。この場合において、接触器は、フィルタコンデンサ20が充電される場合に投入され、フィルタコンデンサ20が放電される場合に開放されてもよい。逆流防止サイリスタ60と直列に接触器を接続することで、第2の放電回路を形成して、フィルタコンデンサ20が放電される際に、接触器は開放されるため、放電電流は逆流防止サイリスタ60側を通電せず、第1の抵抗器70側を通電するため、逆流防止サイリスタ60が短絡した場合であっても、確実に第1の抵抗器70側を通電し、放電時の低インピーダンス化を防止できる。
実施の形態1にかかる電気車制御装置は、電気車に搭載され、電源から電力の供給を受けて、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置と、電源と電力変換装置との間を流れる電流の通電および遮断を切り替える第1のスイッチと、電力変換装置の直流側に接続されるコンデンサと、コンデンサの両端に接続され、放電用抵抗器および放電用接触器から構成される第1の放電回路と、コンデンサの両端に接続され、第2のスイッチおよび第1のスイッチとコンデンサとの間に直列に接続される第1の抵抗器から構成される第2の放電回路を備えることにより、フィルタコンデンサの電荷を確実に放電することができる。
実施の形態1にかかる電気車制御装置は、コンデンサと並列に接続される電圧検出器を備え、電圧検出器の電圧が監視されることで、第1の放電回路の異常が検出されることにより、第1の放電回路ではフィルタコンデンサの電荷は放電できないことを検出する。
実施の形態1にかかる電気車制御装置は、第1の放電回路の異常が検出された後、第1のスイッチの開放および第2のスイッチの投入は連動して制御されることにより、放電経路を第2の放電回路に変更することが可能となる。
実施の形態1にかかる電気車制御装置は、放電用抵抗器は、複数の抵抗器が並列で接続されることにより、一方の抵抗器が不良であったとしても、フィルタコンデンサの電荷を確実に放電することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、第1の抵抗器70および第2のスイッチ31により第2の放電回路を形成した。実施の形態2では、フィルタリアクトル50を含む第2の放電回路を形成する。
図3は、本開示の実施の形態2にかかる電気車制御装置の構成例を示すブロック図である。図3において、接触器100を備えているところが、実施の形態1と異なる。
接触器100の一端は、遮断器40およびフィルタリアクトル50に接続される。接触器100の他端は、第2のスイッチ31に接続される。接触器100は、フィルタコンデンサ20が充電される際は開放される。そのため、フィルタコンデンサ20が充電される制御は、実施の形態1と同じである。
接触器100は、フィルタコンデンサ20が放電される際に投入される。フィルタコンデンサ20が放電される際に、図2のS15において、第2のスイッチ31が投入されるのと併せて、接触器100が投入される。接触器100が投入されることで、第2の放電回路は、第1の抵抗器70、フィルタリアクトル50、接触器100および第2のスイッチ31により構成される。第2の放電回路において、フィルタリアクトル50を備えることにより、フィルタコンデンサ20の電荷が放電される際に、フィルタリアクトル50の時定数により、放電開始時の電流量を抑制でき、突入電流を抑えることが可能となる。
実施の形態2にかかる電気車制御装置は、第2のスイッチと第1の抵抗器との間に直列に接続されるフィルタリアクトルを備えることにより、フィルタコンデンサの電荷を放電する際に、放電開始時の電流量を抑制できる。
電気車制御装置の制御部(図示しない)は、少なくともプロセッサと、メモリと、受信器と、送信器とを備え、各装置の動作はソフトウェアにより実現することができる。図4は、実施の形態にかかる電気車制御装置の制御部を実現するハードウェアの一般的な構成例を示す図である。図4に示す装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、受信器1003および送信器1004を備え、プロセッサ1001は受信したデータを用いてソフトウェアによる演算および制御を行う。メモリ1002は受信したデータ、またはプロセッサ1001が演算および制御を行うに際して必要なデータを記憶し、ソフトウェアの記憶も行う。受信器1003は、電気車制御装置に入力される信号または情報を受信するインターフェースである。送信器1004は、電気車制御装置は出力される信号または情報を送信するインターフェースである。なお、プロセッサ1001、メモリ1002、受信器1003および送信器1004は、各々複数設けられていてもよい。
実施の形態1および2において、フィルタコンデンサ20の電荷が放電される際、第1の放電回路および第2の放電回路を切り替えて、一方の放電回路を使用して放電されることを説明したが、両方の放電回路を同時に使用してもよい。両方の放電回路を使用する場合、一方の放電回路が接触不良などにより放電ができない場合であっても、切り替えを行うことなく他方の放電回路により放電を続けることが可能となる。また、放電ができない放電回路がある場合は、放電ができない放電回路に通電しないように、接触器または第2のスイッチは開放される。具体的には、第1の放電回路により放電できない場合は、放電用接触器90は開放され、第2の放電回路により放電できない場合は、第2のスイッチ31が開放される。
実施の形態1および2において、第1の放電回路が異常であることを検知する手段は、自動であっても、手動であってもよい。電圧検出器21の電圧値を外部の装置に出力し、外部の装置が予め定められた期間経過後に電圧検出器21の電圧値が、予め定められた値以下になっているかを確認してもよい。
実施の形態1および2において、第1の放電回路の放電用接触器90および第2の放電回路の第2のスイッチ31が投入される制御および開放される制御は自動で行ってもよいし、手動で行ってもよい。
10 電力変換装置、11 集電装置、12 電源、20 フィルタコンデンサ、21 電圧検出器、30 第1のスイッチ、31 第2のスイッチ、40 遮断器、50 フィルタリアクトル、60 逆流防止サイリスタ、70 第1の抵抗器、80,81 放電用抵抗器、90 放電用接触器、100 接触器、1001 プロセッサ、1002 メモリ、1003 受信器、1004 送信器10。

Claims (4)

  1. 電気車に搭載され、電源から電力の供給を受けて、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置と、
    前記電源と前記電力変換装置との間を流れる電流の通電および遮断を切り替える第1のスイッチと、
    前記電力変換装置の直流側に接続されるコンデンサと、
    前記コンデンサの両端に接続され、放電用抵抗器および放電用接触器から構成される第1の放電回路と、
    前記コンデンサの両端に接続され、前記第1のスイッチと前記コンデンサとの間に直列に接続される充電抵抗かつ放電抵抗である第1の抵抗器および第2のスイッチから構成され、投入された前記第2のスイッチを介して前記コンデンサに接続される前記第1の抵抗器によって前記コンデンサを放電する第2の放電回路と、
    を備え
    前記第1の放電回路の異常が検出された後、前記第1のスイッチが開放され、前記第1のスイッチの開放に連動して前記第2のスイッチが投入される、
    気車制御装置。
  2. 前記コンデンサと並列に接続される電圧検出器を備え、
    前記電圧検出器の電圧が監視されることで、前記第1の放電回路の異常が検出される、
    請求項1に記載の電気車制御装置。
  3. 前記放電用抵抗器は、複数の抵抗器が並列で接続される、
    請求項1または2に記載の電気車制御装置。
  4. 第2の放電回路は、前記第2のスイッチと前記第1の抵抗器との間に直列に接続されるフィルタリアクトルを備えた、
    請求項1からのいずれか1項に記載の電気車制御装置。
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