JP7617439B2 - 油圧ユニット - Google Patents

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Description

本開示は、油圧ユニットに関する。
従来、油圧シリンダを駆動する油圧ユニットとしては、圧力検出器により検出された油圧シリンダのキャップ側の油圧とロッド側の油圧との差に基づいて油漏れを検出するものがある(例えば、特開昭61-55405号公報(特許文献1)参照)。
特開昭61-55405号公報
上記従来の油圧ユニットでは、油圧シリンダの油漏れを診断するために、油圧シリンダ毎に2つの圧力検出器を設ける必要があるので、油圧シリンダの数が増えるほど油圧ユニットの構成が複雑になるという問題がある。
本開示では、油圧シリンダにおける作動油の漏れを判定できる油圧ユニットを提案する。
本開示の油圧ユニットは、
油圧シリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、
上記油圧ポンプを駆動するモータと、
上記モータの回転数を検出する回転数センサと、
上記油圧ポンプが吐出する作動油の圧力を検出する圧力センサと、
上記油圧シリンダの動作を伴う工程を開始する動作開始信号を受けて、上記モータを制御する制御部と
を備え、
上記制御部は、
上記動作開始信号の入力から上記工程が終了するまでの期間において、上記回転数センサで検出された上記モータの回転数の総和を測定し、
上記期間の終了前に上記油圧シリンダによる保圧を行うときは、上記回転数センサにより上記保圧時の上記モータの単位時間あたりの回転数を測定すると共に、上記圧力センサにより上記保圧時の上記作動油の圧力を測定し、
上記モータの回転数の総和が所定の総回転数以上であるとき、または、上記保圧時の上記モータの単位時間あたりの回転数が所定の第1回転数以上であるとき、上記油圧シリンダで所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定する。
本開示によれば、油圧シリンダにおける作動油の漏れを判定できる。
また、本開示の1つの態様に係る油圧ユニットでは、
上記制御部は、
上記工程が繰り返し行われるときの上記モータの回転数の総和の変化の傾向を用いて、次に測定される上記モータの回転数の総和を推定し、
当該推定された上記モータの回転数の総和が上記所定の総回転数以上であるとき、上記油圧シリンダで所定量を超える作動油の漏れが次の上記工程で発生すると判定する。
本開示によれば、次に測定されるモータの回転数の総和を推定することにより、油圧シリンダでの作動油の漏れが深刻になる前に対策を行うことができる。
また、本開示の1つの態様に係る油圧ユニットでは、
上記制御部は、
上記工程が繰り返し行われるときの上記保圧時の上記モータの単位時間あたりの回転数の変化の傾向を用いて、次に測定される上記モータの単位時間あたりの回転数を推定し、
推定された上記モータの単位時間あたりの回転数が上記所定の第1回転数以上であるとき、上記油圧シリンダで所定量を超える作動油の漏れが次の上記工程で発生すると判定する。
本開示によれば、次に測定されるモータの単位時間あたりの回転数を推定することにより、油圧シリンダでの作動油の漏れが深刻になる前に対策を行うことができる。
また、本開示の1つの態様に係る油圧ユニットでは、
上記制御部は、
上記保圧時の上記モータの単位時間あたりの回転数が上記所定の第1回転数以上であり、かつ、上記保圧時の上記作動油の圧力が所定の圧力に到達しているとき、上記油圧シリンダにおける作動油の漏れの度合いは比較的軽度であると判定する一方、
上記保圧時の上記モータの単位時間あたりの回転数が上記所定の第1回転数以上であり、かつ、上記保圧時の上記作動油の圧力が上記所定の圧力未満であるとき、上記油圧シリンダにおける作動油の漏れの度合いは比較的重度であると判定する。
本開示によれば、油圧シリンダにおける作動油の漏れの度合いが比較的軽度であるか比較的重度であるかを容易に判定でき、その判定結果によって最適な対策を取ることができる。
また、本開示の1つの態様に係る油圧ユニットでは、
上記所定の圧力は、上記油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されている。
本開示によれば、油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時の少なくともいずれか一方で負荷がかかる動作を行うので、作動油の漏れを正確に判定できる。
また、本開示の1つの態様に係る油圧ユニットでは、
上記制御部は、
上記期間の時間を測定し、
上記モータの回転数の総和が上記所定の総回転数以上であり、かつ、上記期間の時間が所定の時間未満であるとき、上記油圧シリンダにおける作動油の漏れの度合いは比較的軽度であると判定する一方、
上記モータの回転数の総和が上記所定の総回転数以上であり、かつ、上記期間の時間が所定の時間以上であるとき、上記油圧シリンダにおける作動油の漏れの度合いは比較的重度であると判定する。
本開示によれば、油圧シリンダにおける作動油の漏れの度合いが比較的軽度であるか比較的重度であるかを容易に判定でき、その判定結果によって最適な対策を取ることができる。
また、本開示の1つの態様に係る油圧ユニットでは、
上記所定の時間は、上記油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されている。
本開示によれば、所定の時間は、油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されていることによって、油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時のどちらの場合でも、作動油の漏れを正確に判定できる。
また、本開示の1つの態様に係る油圧ユニットでは、
上記所定の総回転数は、上記油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されている。
本開示によれば、所定の総回転数は、油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されていることによって、油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時のどちらの場合でも、作動油の漏れを正確に判定できる。
また、本開示の1つの態様に係る油圧ユニットでは、
上記所定の第1回転数は、上記油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されている。
本開示によれば、所定の第1回転数は、油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されていることによって、油圧シリンダの順方向の駆動時と逆方向の駆動時のどちらの場合でも、作動油の漏れを正確に判定できる。
本開示の実施形態に係る油圧ユニットを用いた油圧システムの概略ブロック図である。 上記油圧ユニットの吐出圧力-吐出流量特性を示す図である。 上記油圧ユニットの保圧なしの工程における圧力・流量のグラフの一例である。 上記油圧ユニットの保圧ありの工程における圧力・流量のグラフの一例である。 上記油圧ユニットの異常診断制御を説明するためのメインフローチャートである。 上記油圧ユニットの診断処理を説明するためのフローチャートである。 上記油圧ユニットの動作時診断処理を説明するためのフローチャートである。 上記油圧ユニットの保圧時診断処理を説明するためのフローチャートである。 上記油圧ユニットの異常登録処理を説明するためのフローチャートである。 上記油圧ユニットの警告登録処理を説明するためのフローチャートである。 上記油圧ユニットの優先順位判断処理を説明するためのフローチャートである。 上記油圧ユニットの優先順位判断処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本開示の実施形態に係る油圧ユニットの実施形態を説明する。
図1は、本開示の実施形態に係る油圧ユニット1を用いた油圧システムの概略ブロック図である。
この実施形態の油圧ユニット1は、産業機械(例えば、射出成形機やプレス機械)のような主機2に流体的に接続される。
主機2は、3つの油圧シリンダ3A,3B,3Cと3つの方向切換弁4A,4B,4Cとを備える。油圧ユニット1の油圧回路10は、方向切換弁4A,4B,4Cを介して油圧シリンダ3A,3B,3Cと流体的に接続されている。油圧ユニット1は、油圧シリンダ3A,3B,3Cに作動油を供給して、油圧シリンダ3A,3B,3Cを駆動する。
この実施形態では、油圧シリンダ3A,3B,3Cは、複動形の片ロッドシリンダである。油圧シリンダ3A,3B,3Cは、シリンダチューブ31と、シリンダチューブ31内を往復動するピストン32と、ピストン32に一端が固定されたロッド33とを有する。油圧シリンダ3A,3B,3Cにおいて、ロッド33がシリンダチューブ31から突出している側をロッド側とし、ロッド33がシリンダチューブ31から突出していない側をキャップ側とする。ピストン32がロッド33と共にキャップ側からロッド側に押し出される順方向の駆動と、ピストン32がロッド33と共にロッド側からキャップ側に押し戻される逆方向の駆動とによりピストン32がシリンダチューブ31内を往復動する。
以下、実施形態の説明において、油圧シリンダ3A,3B,3Cのそれぞれを特に区別する必要がない場合と、油圧シリンダ3A,3B,3Cを単に油圧シリンダ3という場合がある。同様に、方向切換弁4A,4B,4Cのそれぞれを特に区別する必要がない場合と、方向切換弁4A,4B,4Cを単に方向切換弁4という場合がある。
方向切換弁4は、油圧シリンダ3の始動、停止、および運動方向を制御する。方向切換弁4は、電磁切換弁であり、方向切換弁4の動作状態を表すモニタ信号を出力する仕様であれば、より確実に方向切換弁4の状態を検知することが可能となる。
方向切換弁4は、第1ソレノイド4aが励磁かつ第2ソレノイド4bが非励磁の場合、左側の第1切換位置となる。第1切換位置では、油圧シリンダ3のキャップ側ポート31aと、油圧ユニット1の吐出側とが連通する。また、第1切換位置では、油圧シリンダ3のロッド側ポート31bと、油タンク11とが連通する。
一方で、方向切換弁4は、第1ソレノイド4aが非励磁かつ第2ソレノイド4bが励磁の場合、右側の第2切換位置となる。第2切換位置では、油圧シリンダ3のロッド側ポート31bと、油圧ユニット1の吐出側とが連通する。また、第2切換位置では、油圧シリンダ3のキャップ側ポート31aと、油タンク11とが連通する。
方向切換弁4は、第1ソレノイド4aが非励磁かつ第2ソレノイド4bが非励磁の場合、中立位置となる。中立位置では、方向切換弁4の全てのポートが閉鎖されている。
また、主機2は、主機制御装置5を備えている。主機制御装置5は、方向切換弁4のそれぞれに対して、第1ソレノイド4aを励磁する励磁信号と、第2ソレノイド4bを励磁する励磁信号とを出力する。これにより、主機制御装置5は、方向切換弁4の切換位置を切り換える。一方で、主機制御装置5には、方向切換弁4から動作状態を表すモニタ信号が入力される。
主機制御装置5は、主機2が通常の運転(例えば、射出成形やプレス加工)を行うときに、油圧シリンダ3を所定の工程に応じてそれぞれ動作させる。
油圧ユニット1は、油圧シリンダ3と流体的に接続された油圧回路10と、油圧回路10を制御するユニット制御装置20とを備える。ユニット制御装置20は、本開示に係る制御部の一例である。
<油圧回路>
油圧回路10は、作動油を貯留する油タンク11と、作動油を油タンク11から油圧シリンダ3に供給する油圧ポンプ12と、油圧ポンプ12を駆動するモータ13とを備える。また、油圧回路10は、油圧ポンプ12の吐出側と油圧シリンダ3とを流体的に接続する吐出流路14を備える。また、油圧回路10は、吐出流路14内の作動油の圧力を検出する圧力センサ15を備える。油圧ポンプ12は、油タンク11内の作動油を吸入して吐出する固定容量型ポンプである。
モータ13は、油圧ポンプ12に機械的に接続され、油圧ポンプ12を駆動する可変速モータである。モータ13は、IPM(Interior Permanent Magnet synchronous:埋込み磁石形同期)モータである。このモータ13には、パルスジェネレータ16が接続されている。パルスジェネレータ16は、モータ13の単位時間当たりの回転数を表すパルス信号を出力する。パルスジェネレータ16は、本開示に係る回転数センサの一例である。
吐出流路14は、方向切換弁4Aを介して油圧シリンダ3Aに流体的に接続されている。同様に、吐出流路14は、方向切換弁4Bを介して油圧シリンダ3Bに流体的に接続されている。吐出流路14は、方向切換弁4Cを介して油圧シリンダ3Cに流体的に接続されている。
圧力センサ15は、吐出流路14内の作動油の圧力を検出して、圧力信号を出力する。言い換えれば、圧力センサ15は、油圧ポンプ12の吐出圧力を検出して、圧力信号を出力する。
<ユニット制御装置>
ユニット制御装置20は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)と入出力回路などからなり、PQ制御部21と、速度検出部22と、速度制御部23と、インバータ24と、異常判定部25とを備える。ユニット制御装置20には、主機制御装置5から圧力指令信号と、流量指令信号と、油圧シリンダ3A,3B,3Cのいずれかにおいて動作を伴う工程を開始することを示す動作開始信号とが入力される。ここで、動作開始信号は、油圧シリンダ3A,3B,3Cのいずれが動作を開始するかを識別可能なシリンダ情報を含む。ユニット制御装置20は、動作開始信号に含まれるシリンダ情報に基づいて油圧シリンダ毎に診断処理を行う。なお、動作開始信号とは別に油圧シリンダ3A,3B,3Cを識別する識別信号が主機制御装置5からユニット制御装置20に入力されるようにしてもよい。
PQ制御部21には、圧力センサ15によって検出された圧力信号が入力される。PQ制御部21は、入力された圧力信号と、圧力指令信号と、流量指令信号と、図2に示す吐出圧力-吐出流量特性とに基づいて、速度制御部23に速度指令信号を出力する。
速度検出部22には、パルスジェネレータ16からパルス信号が入力される。速度検出部22は、パルス信号の入力間隔を測定することにより、モータ13の単位時間当たりの回転数(回転速度)として検出して、単位時間当たりの回転数を表す速度信号を出力する。
速度制御部23には、PQ制御部21から速度指令信号が入力され、速度検出部22から速度信号が入力される。速度制御部23は、入力された速度指令信号と速度信号とを用いて速度制御演算を行い、インバータ24に電流指令信号を出力する。
インバータ24は、速度制御部23から入力された電流指令信号に基づいて、モータ13に駆動信号を出力することにより、モータ13の単位時間当たりの回転数を制御する。
本実施形態では、PQ制御部21と、速度制御部23と、インバータ24とは、主機2が通常の運転を行うときに実行される油圧シリンダ3を動作する工程において、図2に示す吐出圧力-吐出流量特性に基づいて、油圧ポンプ12の流量制御と、圧力制御とを自律的に切り換えて行う。
油圧シリンダ3では、油圧シリンダ3のピストン32を目標位置に移動させるまで流量制御を行って1工程を終了する場合と、流量制御によりピストン32が目標位置に移動した後に圧力制御により保圧を行って1工程を終了する場合とがある。つまり、油圧シリンダ3の保圧を含む工程では、流量制御を実行した後に、流量制御に続いて圧力制御を実行する。なお、流量制御と圧力制御とは、同時に実行されない。
流量制御では、図2に示すように、油圧ポンプ12の吐出流量が流量設定値Qaとなるように、モータ13の単位時間当たりの回転数(油圧ポンプ12の単位時間当たりの回転数)が制御される。本実施形態では、油圧ポンプ12が固定容量型ポンプであるので、油圧ポンプ12の吐出流量は、ポンプ容量(1回転当たりの吐出流量)とモータ13の単位時間当たりの回転数の積で求められる。目標流量Qaは、主機制御装置5から入力される流量指令信号により決定される。
流量制御では、各吐出圧力において、油圧ポンプ12の吐出流量が目標流量Qaとなるように、モータ13の単位時間当たりの回転数(油圧ポンプの単位時間当たりの回転数)が設定されており、モータ13の単位時間当たりの回転数は、その設定された回転数Naになるように制御される。
流量制御における作動油の圧力の上昇(図2におけるA点からB点への遷移)は、例えば、油圧シリンダ3のピストン32と、ピストン32を収容するケーシングとの間に設けられたパッキンの劣化に起因する場合がある。パッキンが劣化すると、ピストン32が移動する際の摩擦抵抗が増加し、圧力センサ15により検出される圧力が上昇する場合がある。
圧力制御では、油圧ポンプ12の吐出圧力が目標圧力Paとなるようにモータ13の単位時間当たりの回転数(油圧ポンプ12の単位時間当たりの回転数)が制御される。目標圧力Paは、主機制御装置5から入力される圧力指令信号により決定される。
圧力制御における油圧ポンプ12の作動油の吐出流量の増加(例えば、図2におけるC点からD点への遷移)は、油圧シリンダ3の内部における作動油の漏れ量の増加に起因する場合がある。油圧シリンダ3の内部における作動油の漏れ量が増加すると、吐出流路14における作動油の圧力が低下し、目標圧力Paを下回る。これにより、油圧ポンプ12の吐出圧力を目標圧力Paに保持するために、油圧ポンプ12の吐出流量が増加する。
また、異常判定部25は、圧力センサ15から圧力信号(油圧ポンプ12の吐出圧力を示す信号)が入力され、速度検出部22から速度信号(モータ13の単位時間当たりの回転数を表す信号)が入力される。異常判定部25は、入力された吐出圧力と、入力されたモータ13の単位時間当たりの回転数から得られる油圧ポンプ12の吐出流量とにより、油圧シリンダ3の状態を判定する。異常判定部25は、油圧シリンダ3の状態の判定結果を主機制御装置5に出力する。
図3は、油圧ユニット1の保圧なしの工程における圧力・流量のグラフの一例である。図3において、横軸は時間[任意目盛]を表し、縦軸は圧力[任意目盛]と流量[任意目盛](モータ13の単位時間当たりの回転数)を表している。
図3では、動作開始信号の入力から工程が終了するまでの期間T(時間t)において、流量制御により油圧シリンダ3のピストン32が目標位置に移動して1工程を終了する。このとき、期間Tにおける斜線領域は、モータ13の回転数の総和ΣR(∝総流量)を表している。
図4は、油圧ユニット1の保圧ありの工程における圧力・流量のグラフの一例である。図4において、横軸は時間[任意目盛]を表し、縦軸は圧力[任意目盛]と流量[任意目盛](モータ13の単位時間当たりの回転数)を表している。
図4では、流量制御により油圧シリンダ3のピストン32が目標位置に移動した後に圧力制御により保圧を行って1工程を終了する。この工程の終了(動作開始信号がオフ)時にモータ13の回転数および圧力を測定する。ここで、圧力は、圧力センサ15により検出される吐出流路14内の作動油の圧力である。
なお、モータ13の回転数および圧力を測定は、工程の終了(動作開始信号がオフ)時に限らず、圧力制御により保圧を行っているときにモータ13の回転数および圧力が安定している箇所で測定するのが望ましい。
<油圧シリンダの異常診断制御>
次に、ユニット制御装置20による油圧シリンダ3の異常診断制御について説明する。図5~図12は、ユニット制御装置20による油圧シリンダ3の異常診断制御のフローチャートである。この異常診断制御は、主機2が通常の運転を行っているときに、同時に実行される。ここで、上記通常の運転とは、例えば、主機2がプレス機械であれば、油圧シリンダ3を用いてワークを加工するための運転を指す。
ユニット制御装置20は、油圧ユニット1が待機状態から運転状態になったときに、油圧シリンダ3の異常診断制御を開始する。
図5は、異常診断制御のメインフローチャートである。
まず、図5に示すステップS1に進み、動作開始信号が入力されたと判定すると、ステップS2に進んで、動作開始信号に対応する油圧シリンダ3の異常診断処理を行う。
次に、ステップS3に進み、全油圧シリンダ3の診断が終了したと判定すると、ステップS4に進み、各油圧シリンダ3の異常に関する優先順位を判断する優先順位判断処理を行う。
次に、ステップS5に進み、ステップS4の優先順位判断処理に基づく判断結果を主機2に発報する。
この異常診断制御の処理は、繰り返し行うことによって全ての油圧シリンダ3の診断が行われる。
<異常診断処理>
図6は、図5のステップS2の異常診断処理を説明するためのフローチャートである。異常診断処理では、油圧シリンダ3毎に順方向の駆動時および逆方向の駆動時の診断処理を行う。
この異常診断処理では、図6に示すステップS11に進み、油圧シリンダ3の動作を開始する。次に、ステップS12に進み、タイマーをカウントアップする。
次に、ステップS13に進み、モータ13の回転数を積算する。詳しくは、パルスジェネレータ16からのパルス信号を計数することにより、モータ13の回転数の積算値ΣR(回転数の総和)を得る。
次に、ステップS14に進み、目標圧力Paに到達したか否かを判定して、目標圧力Paに到達したと判定すると、ステップS15に進む一方、目標圧力Paに到達していないと判定すると、ステップS18に進む。
そして、ステップS18でリミットSWがオンしたと判定すると、ステップS15に進む一方、リミットSWがオンしていないと判定すると、ステップS11に戻る。ここで、リミットSWは、油圧シリンダ3のピストン32が目標位置に到達したときにオンする。
なお、油圧シリンダ3のピストン32が目標位置に到達したか否かは、位置センサなどにより判定してもよい。
次に、ステップS15で動作時診断の処理を行う。
次に、ステップS16に進み、保圧があると判定すると、ステップS17に進む一方、保圧がないと判定すると、この診断処理を終了する。
ここで、保圧があるか否かの判断は、主機制御装置5から圧力指令信号と、流量指令信号に基づいて判断してもよいし、主機制御装置5から別に保圧信号をユニット制御装置20が受けてもよい。
次に、ステップS17では、保圧時診断の処理を行って、この診断処理を終了する。
<動作時診断処理>
図7は、油圧ユニット1の動作時診断処理を説明するためのフローチャートである。
この動作時診断処理では、図7に示すステップS21に進み、回転数積算値ΣR(回転数の総和)を記録する。
次に、ステップS22に進み、タイマー値t(区間Tの時間t)を記録する。
次に、ステップS23に進み、第1,第2閾値ΣRx,txが登録済であると判定すると、ステップS24に進む一方、第1,第2閾値ΣRx,txが登録済でないと判定すると、ステップS28に進む。
ステップS28では、1回目の回転数積算値ΣRの規定倍(例えば1.1倍)を第1閾値ΣRx(所定の総回転数)として記録した後、ステップS29に進み、1回目のタイマー値tの規定倍(例えば1.1倍)を第2閾値tx(所定の時間)として記録して、この動作時診断処理を終了する。ここで、回転数積算値ΣRおよびタイマー値tの規定倍は、個別に設定する。
第1閾値ΣRxおよび第2閾値txは、油圧シリンダ3毎に、油圧シリンダ3の順方向の駆動時の値と逆方向の駆動時の値とを第1閾値テーブルに記録する。
この実施形態では、1回目の回転数積算値ΣRおよびタイマー値tを基準値として採用して、第1閾値ΣRxおよび第2閾値txを設定したが、予めシミューションや実験などにより第1閾値ΣRxおよび第2閾値txを設定してもよい。
また、ステップS24では、回転数積算値ΣRが第1閾値ΣRx以上であると判定すると、ステップS25に進む一方、回転数積算値ΣRが第1閾値ΣRx未満であると判定すると、ステップS30に進む。
そして、ステップS25では、タイマー値tが第2閾値tx以上であると判定すると、ステップS26に進み、異常登録処理を行って、この動作時診断処理を終了する。
一方、ステップS25でタイマー値tが第2閾値tx未満であると判定すると、ステップS27に進み、警告登録処理を行って、この動作時診断処理を終了する。
また、ステップS30では、前回の回転数積算値ΣRに対する今回の回転数積算値ΣRの変化率を算出して記録する。ここで、変化率は、次式に示すように、前回の回転数積算値ΣRに対する今回の回転数積算値ΣRの変化分の百分率である。
変化率 = (今回の回転数積算値-前回の回転数積算値)/前回の回転数積算値×100
次に、ステップS31に進み、ステップS30で算出した変化率から次の回転数積算値ΣRを推定する。
この実施形態では、回転数積算値ΣRの変化率を用いて次の回転数積算値ΣRを推定したが、動作時診断処理が複数回行われたときのモータ13の回転数の総和ΣRの変化の傾向として近似曲線などを用いて、次の工程でのモータ13の回転数の総和ΣRを推定してもよい。
次に、ステップS32に進み、ステップS31で推定された次の回転数積算値ΣRが第1閾値ΣRx以上であると判定すると、ステップS27に進む一方、次の回転数積算値ΣRが第1閾値ΣRx未満であると判定すると、この動作時診断処理を終了する。
<保圧時診断処理>
図8は、油圧ユニット1の保圧時診断処理を説明するためのフローチャートである。
この保圧時診断処理では、図8に示すステップS31に進み、動作開始信号がオフと判定すると、ステップS32に進み、動作開始信号がオフでないと判定すると、ステップS31を繰り返す。
次に、ステップS32に進み、保圧時回転数Rhを記録した後、ステップS33に進み、圧力値Ph(保圧時の作動油の圧力Ph)を記録する。
次に、ステップS34に進み、第3閾値Rhx(所定の第1回転数)が登録済であると判定すると、ステップS35に進む一方、第3閾値Rhxが登録済でないと判定すると、ステップS39に進む。
ステップS39では、1回目の保圧時回転数Rhの規定倍(例えば1.1倍)を第3閾値Rhxとして記録して、この保圧時診断処理を終了する。
第3閾値Rhxは、油圧シリンダ3毎に、油圧シリンダ3の順方向の駆動時の値と逆方向の駆動時の値とを第2閾値テーブルに記録する。
この実施形態では、1回目の保圧時回転数Rhを基準値として採用して、第3閾値Rhxを設定したが、予めシミューションや実験などにより第3閾値Rhxを設定してもよい。
また、ステップS35では、保圧時回転数Rhが第3閾値Rhx以上であると判定すると、ステップS36に進む一方、保圧時回転数Rhが第3閾値Rhx未満であると判定すると、ステップS40に進む。
そして、ステップS36では、圧力値Phが目標圧力Pa(所定の圧力)未満であると判定すると、ステップS37に進み、異常登録処理を行って、この保圧時診断処理を終了する。
一方、ステップS36で圧力値Phが目標圧力Pa以上であると判定すると、ステップS38に進み、警告登録処理を行って、この保圧時診断処理を終了する。
また、ステップS40では、前回の保圧時回転数Rhに対する今回の保圧時回転数Rhの変化率を算出して、記録する。ここで、変化率は、次式に示すように、前回の保圧時回転数Rhに対する今回の保圧時回転数Rhの変化分の百分率である。
変化率 = (今回の保圧時回転数Rh-前回の保圧時回転数Rh)/前回の保圧時回転数Rh×100
次に、ステップS41に進み、ステップ430で算出した変化率から次の保圧時回転数Rhを推定する。
次に、ステップS42に進み、ステップS41で推定された次の保圧時回転数Rhが第3閾値Rhx以上であると判定すると、ステップS38に進む一方、次の保圧時回転数Rhが第3閾値Rhx未満であると判定すると、この保圧時診断処理を終了する。
<異常登録処理>
図9は、油圧ユニット1の異常登録処理を説明するためのフローチャートである。この異常登録処理では、図9に示すステップS51に進み、パッキンの劣化と判定し、ステップS52に進み、当該油圧シリンダの異常登録を行った後、この異常登録処理を終了する。
<警告登録処理>
図10は、油圧ユニット1の警告登録処理を説明するためのフローチャートである。この警告登録処理では、図10に示すステップS61に進み、パッキンの劣化の予兆と判定し、ステップS62に進み、当該油圧シリンダの警告登録を行った後、この警告登録処理を終了する。
<優先順位判断処理>
図11,図12は、油圧ユニット1の優先順位判断処理を説明するためのフローチャートである。
この優先順位判断処理では、図11に示すステップS71に進み、保圧時回転数Rhの記録があると判定すると、ステップS72に進む一方、保圧時回転数Rhの記録がないと判定すると、図12に示すステップS81に進む。
ステップS72では、現在の保圧時回転数Rhが第3閾値Rhx(所定の第1回転数)以上か否かを判定する。そして、現在の保圧時回転数Rhが第3閾値Rhx以上と判定すると、ステップS73に進む一方、現在の保圧時回転数Rhが第3閾値Rhx未満と判定すると、ステップS73をスキップする。
ステップS73に進むと、現在の保圧時回転数Rhと第3閾値Rhxとの偏差△R1の大きい順で、油圧シリンダ3A,3B,3Cの異常順位(異常の程度の高い順)をソートする。すなわち、偏差△R1を次式で求め、油圧シリンダ3A,3B,3Cの異常順位を偏差△R1の大きい順に並べ換える。
△R1 = 現在の保圧時回転数Rh-第3閾値Rhx
次に、ステップS74に進み、保圧時診断処理(図8のステップS41)で求めた次の保圧時回転数Rhが第3閾値Rhx以上と判定すると、ステップS75に進む一方、次の保圧時回転数Rhが第3閾値Rhx未満と判定すると、ステップS78に進む。
ステップS75に進むと、次の保圧時回転数Rhと第3閾値Rhxとの偏差△R2の大きい順で、油圧シリンダ3A,3B,3Cの警告順位(警告の程度の高い順)をソートする。すなわち、偏差△R2を次式で求め、油圧シリンダ3A,3B,3Cの警告順位を偏差△R2の大きい順に並べ換える。
△R2 = 次の保圧時回転数Rh-第3閾値Rhx
次に、ステップS76に進み、油圧シリンダ3A,3B,3C毎に保圧時の圧力値Phが異なると判定すると、ステップS77に進み、異常順位と警告順位を圧力値Phの小さい順でソートする。すなわち、油圧シリンダ3A,3B,3Cの異常順位と警告順位とを保圧時の圧力値Phの小さい順に並べ換える。
次に、ステップS78で全ての油圧シリンダ3A,3B,3Cの診断が完了したと判定すると、この優先順位判断処理を終了する。
なお、保圧時の圧力値Phについて低圧側での漏れ増加を重視しない場合は、ステップS76,S77はなくてもよい。
また、ステップS81では、現在の回転数積算値ΣRが第1閾値ΣRx以上と判定すると、ステップS82に進み、現在の回転数積算値ΣRが第1閾値ΣRx未満と判定すると、ステップS82をスキップする。
そして、ステップS82で現在の回転数積算値ΣRと第1閾値ΣRxとの偏差の大きい順で異常順位をソートする。
次に、ステップS83に進み、次の回転数積算値ΣRが第1閾値ΣRx以上と判定すると、ステップS84に進み、次の回転数積算値ΣRが第1閾値ΣRx未満と判定すると、ステップS84をスキップする。
そして、ステップS84で次の回転数積算値ΣRと第1閾値ΣRxとの偏差の大きい順で警告順位をソートする。
上記構成の油圧ユニット1において、ユニット制御装置20は、油圧シリンダ3毎に、動作開始信号の入力から工程が終了するまでの期間Tにおいて、パルスジェネレータ16で検出されたモータ13の回転数の総和ΣRを測定し、期間Tの終了前に油圧シリンダ3による保圧を行うときは、パルスジェネレータ16により保圧時のモータ13の単位時間あたりの回転数Rhを測定すると共に、圧力センサ15により保圧時の作動油の圧力Phを測定する。そして、動作開始信号の入力から工程が終了するまでの期間Tにおけるモータ13の回転数の総和ΣRが第1閾値ΣRx(所定の総回転数)以上であるとき、油圧シリンダ3で作動油の漏れが発生していると判定する。または、保圧時のモータ13の単位時間あたりの回転数Rhが第3閾値Rhx(所定の第1回転数)以上であるとき、油圧シリンダ3で所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定する。
このようにして、動作開始信号に基づいて、油圧シリンダ3A,3B,3C毎に作動油の漏れを判定できる。
上記油圧ユニット1によれば、油圧ポンプ12が吐出する作動油の圧力および流量を用いて油圧シリンダ3の異常を診断する。これにより、油圧シリンダ3A,3B,3Cのそれぞれに異常を診断する機器を別途設ける必要がない。その結果、油圧シリンダ3A,3B,3Cの異常を診断するための構成を簡素にできる。
また、主機2側で油圧シリンダ3A,3B,3Cの油漏れに起因するトラブルが甚大になる前に、優先順位を決めた順に部品交換などの対策を行うことができる。
また、ユニット制御装置20は、油圧シリンダ3毎に、工程が繰り返し行われるときのモータ13の回転数の総和ΣRの変化の傾向を用いて、次に測定されるモータ13の回転数の総和ΣRを推定し、当該推定されたモータ13の回転数の総和ΣRが第1閾値ΣRx(所定の総回転数)以上であるとき、油圧シリンダ3A,3B,3Cで所定量を超える作動油の漏れが次の工程で発生すると判定する。
このように、次に測定されるモータ13の回転数の総和ΣRを推定することにより、油圧シリンダ3での作動油の漏れが深刻になる前に対策を行うことができる。
また、ユニット制御装置20は、工程が繰り返し行われるときの保圧時のモータ13の単位時間あたりの回転数Rhの変化の傾向を用いて、次に測定されるモータ13の単位時間あたりの回転数Rhを推定し、推定されたモータ13の単位時間あたりの回転数Rhが第3閾値Rhx(所定の第1回転数)以上であるとき、油圧シリンダ3A,3B,3Cで所定量を超える作動油の漏れが次の工程で発生すると判定する。
このように、次に測定されるモータ13の単位時間あたりの回転数Rhを推定することにより、油圧シリンダ3での作動油の漏れが深刻になる前に対策を行うことができる。
また、ユニット制御装置20は、保圧時のモータ13の単位時間あたりの回転数Rhが第3閾値Rhx(所定の第1回転数)以上であり、かつ、保圧時の作動油の圧力Phが目標圧力Pa(所定の圧力)に到達しているとき、油圧シリンダ3A,3B,3Cにおける作動油の漏れの度合いは比較的軽度であると判定する。作動油の漏れの度合いは比較的軽度である場合は、主機2に警告を通知する。
一方、保圧時のモータ13の単位時間あたりの回転数Rhが第3閾値Rhx(所定の第1回転数)以上であり、かつ、保圧時の作動油の圧力Phが目標圧力Pa(所定の圧力)未満であるとき、油圧シリンダ3における作動油の漏れの度合いは比較的重度であると判定する。作動油の漏れの度合いは比較的重度である場合は、主機2に異常を通知する。
これによって、油圧シリンダ3における作動油の漏れの度合いが比較的軽度であるか比較的重度であるかを容易に判定でき、その判定結果によって最適な対策を取ることができる。
また、目標圧力Pa(所定の圧力)は、油圧シリンダ3の順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されていることによって、油圧シリンダ3の順方向の駆動時と逆方向の駆動時の少なくともいずれか一方で負荷がかかる動作を行うので、作動油の漏れを正確に判定できる。
ここで、油圧シリンダ3の順方向とは、油圧シリンダ3のロッド33が突出する側にピストン32が移動する方向である。また、油圧シリンダ3の逆方向とは、油圧シリンダ3のロッド33が没入する側にピストン32が移動する方向である。
また、ユニット制御装置20は、期間Tの時間tを測定して、モータ13の回転数の総和ΣRが第1閾値ΣRx(所定の総回転数)以上であり、かつ、期間Tの時間tが第2閾値tx(所定の時間)未満であるとき、油圧シリンダ3における作動油の漏れの度合いは比較的軽度であると判定する。作動油の漏れの度合いは比較的軽度である場合は、主機2に警告を通知する。
一方、モータ13の回転数の総和ΣRが第1閾値ΣRx(所定の総回転数)以上であり、かつ、期間Tの時間tが第2閾値tx(所定の時間)以上であるとき、油圧シリンダ3における作動油の漏れの度合いは比較的重度であると判定する。作動油の漏れの度合いは比較的重度である場合は、主機2に異常を通知する。
これにより、油圧シリンダ3における作動油の漏れの度合いが比較的軽度であるか比較的重度であるかを容易に判定でき、その判定結果によって最適な対策を取ることができる。
また、第2閾値tx(所定の時間)は、油圧シリンダ3の順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されていることによって、油圧シリンダ3の順方向の駆動時と逆方向の駆動時のどちらの場合でも、作動油の漏れを正確に判定できる。
また、第1閾値ΣRx(所定の総回転数)は、油圧シリンダ3の順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されていることによって、油圧シリンダ3の順方向の駆動時と逆方向の駆動時のどちらの場合でも、作動油の漏れを正確に判定できる。
第3閾値Rhx(所定の第1回転数)は、油圧シリンダ3の順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されていることによって、油圧シリンダ3の順方向の駆動時と逆方向の駆動時のどちらのでも、作動油の漏れを正確に判定できる。
なお、本実施形態において油圧ポンプ12に、油圧ポンプ12の容量を検出する容量検出部12a(図1参照)を設けてもよい。この場合、油圧ポンプ12として可変容量型ポンプを用い、モータ13として定速モータを用いてもよい。油圧ポンプ12として可変容量型ポンプを用いる場合であっても、油圧ポンプ12の吐出流量は、容量検出部12aにより検出されたポンプ容量とモータ13の単位時間当たりの回転数との積で求められる。
<油圧シリンダの動作方向に応じたパッキン交換>
油圧シリンダ3A,3B,3Cは、ピストン32がキャップ側からロッド側に押し出される順方向の駆動と、ピストン32がロッド側からキャップ側に戻される逆方向の駆動とによりピストン32が往復動する。
ピストン32がロッド側に押し出される順方向の加圧時のみ回転数の総和ΣRの変化率が大きいことによって、油圧ユニット1から異常が発報された場合は、シリンダチューブ31とピストン32とをシールするピストンパッキンを交換する。
一方、ピストン32がキャップ側に押し戻される逆方向の加圧時のみ回転数の総和ΣRの変化率が大きいことによって、油圧ユニット1から異常が発報された場合は、シリンダチューブ31とロッド33とをシールするロッドパッキンを交換する。
なお、キャップ側に戻る逆方向の加圧時とロッド側に押し出される順方向の加圧時の両方とも回転数の総和ΣRの変化率が大きいことに起因して、油圧ユニット1から異常が発報された場合は、ピストンパッキンとロッドパッキンを交換する。
さらに、油圧シリンダ3A,3B,3Cがすべて停止した保圧時の回転数の総和ΣRの変化率が大きい場合は、油圧ポンプ12の内部の摩耗と考えられるので、油圧ポンプ12を交換する。
上記実施形態では、油圧ユニット1の異常診断を、主機2が通常の運転を行っているときに同時に実行したが、異常診断専用モードで主機2を運転して異常診断を行ってもよい。
上記実施形態では、3つの油圧シリンダ3A,3B,3Cを駆動する油圧ユニット1について説明したが、油圧シリンダの数はこれに限らず、1または2または4以上の油圧シリンダを駆動する油圧ユニットに本開示を適用してもよい。
本開示の具体的な実施の形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…油圧ユニット
2…主機
3,3A,3B,3C…油圧シリンダ
4,4A,4B,4C…方向切換弁
5…主機制御装置
11…油タンク
12…油圧ポンプ
12a…容量検出部
13…モータ
14…吐出流路
15…圧力センサ
16…パルスジェネレータ(回転数センサ)
20…ユニット制御装置(制御部)
21…PQ制御部
22…速度検出部
23…速度制御部
24…インバータ
25…異常判定部
31…シリンダチューブ
32…ピストン
33…ロッド

Claims (9)

  1. 油圧シリンダ(3A,3B,3C)に作動油を供給する油圧ポンプ(12)と、
    上記油圧ポンプ(12)を駆動するモータ(13)と、
    上記モータ(13)の回転数を検出する回転数センサ(16)と、
    上記油圧ポンプ(12)が吐出する作動油の圧力を検出する圧力センサ(15)と、
    上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)の動作を伴う工程を開始する動作開始信号を受けて、上記モータ(13)を制御する制御部(20)と
    を備え、
    上記制御部(20)は、
    上記動作開始信号の入力から上記工程が終了するまでの期間(T)において、上記回転数センサ(16)で検出された上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)を測定し
    上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)が所定の総回転数(ΣRx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定し、
    上記期間(T)の終了前に上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)による保圧を行うか否か判定し、
    上記期間(T)の終了前に上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)による保圧を行うと判定したときは、上記回転数センサ(16)により上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)を測定すると共に、上記圧力センサ(15)により上記保圧時の上記作動油の圧力(Ph)を測定し、
    上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)が所定の第1回転数(Rhx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定する、油圧ユニット。
  2. 油圧シリンダ(3A,3B,3C)に作動油を供給する油圧ポンプ(12)と、
    上記油圧ポンプ(12)を駆動するモータ(13)と、
    上記モータ(13)の回転数を検出する回転数センサ(16)と、
    上記油圧ポンプ(12)が吐出する作動油の圧力を検出する圧力センサ(15)と、
    上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)の動作を伴う工程を開始する動作開始信号を受けて、上記モータ(13)を制御する制御部(20)と
    を備え、
    上記制御部(20)は、
    上記動作開始信号の入力から上記工程が終了するまでの期間(T)において、上記回転数センサ(16)で検出された上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)を測定し
    上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)が所定の総回転数(ΣRx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定し、
    上記期間(T)の終了前に上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)による保圧を行うか否か判定し、
    上記期間(T)の終了前に上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)による保圧を行うと判定したときは、上記回転数センサ(16)により上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)を測定すると共に、上記圧力センサ(15)により上記保圧時の上記作動油の圧力(Ph)を測定し、
    上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)が所定の第1回転数(Rhx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定し、
    上記制御部(20)は、
    上記工程が繰り返し行われるときの上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)の変化の傾向を用いて、次に測定される上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)を推定し、
    当該推定された上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)が上記所定の総回転数(ΣRx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが次の上記工程で発生すると判定する、油圧ユニット。
  3. 油圧シリンダ(3A,3B,3C)に作動油を供給する油圧ポンプ(12)と、
    上記油圧ポンプ(12)を駆動するモータ(13)と、
    上記モータ(13)の回転数を検出する回転数センサ(16)と、
    上記油圧ポンプ(12)が吐出する作動油の圧力を検出する圧力センサ(15)と、
    上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)の動作を伴う工程を開始する動作開始信号を受けて、上記モータ(13)を制御する制御部(20)と
    を備え、
    上記制御部(20)は、
    上記動作開始信号の入力から上記工程が終了するまでの期間(T)において、上記回転数センサ(16)で検出された上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)を測定し
    上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)が所定の総回転数(ΣRx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定し、
    上記期間(T)の終了前に上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)による保圧を行うか否か判定し、
    上記期間(T)の終了前に上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)による保圧を行うと判定したときは、上記回転数センサ(16)により上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)を測定すると共に、上記圧力センサ(15)により上記保圧時の上記作動油の圧力(Ph)を測定し、
    上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)が所定の第1回転数(Rhx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定し、
    上記制御部(20)は、
    上記工程が繰り返し行われるときの上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)の変化の傾向を用いて、次に測定される上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)を推定し、
    推定された上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)が上記所定の第1回転数(Rhx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが次の上記工程で発生すると判定する、油圧ユニット。
  4. 請求項3に記載の油圧ユニットにおいて、
    上記制御部(20)は、
    上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)が上記所定の第1回転数(Rhx)以上であり、かつ、上記保圧時の上記作動油の圧力(Ph)が所定の圧力(Pa)に到達しているとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)における作動油の漏れの度合いは比較的軽度であると判定する一方、
    上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)が上記所定の第1回転数(Rhx)以上であり、かつ、上記保圧時の上記作動油の圧力(Ph)が上記所定の圧力(Pa)未満であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)における作動油の漏れの度合いは比較的重度であると判定する、油圧ユニット。
  5. 請求項3または4に記載の油圧ユニットにおいて、
    上記所定の圧力(Pa)は、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)の順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されている、油圧ユニット。
  6. 油圧シリンダ(3A,3B,3C)に作動油を供給する油圧ポンプ(12)と、
    上記油圧ポンプ(12)を駆動するモータ(13)と、
    上記モータ(13)の回転数を検出する回転数センサ(16)と、
    上記油圧ポンプ(12)が吐出する作動油の圧力を検出する圧力センサ(15)と、
    上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)の動作を伴う工程を開始する動作開始信号を受けて、上記モータ(13)を制御する制御部(20)と
    を備え、
    上記制御部(20)は、
    上記動作開始信号の入力から上記工程が終了するまでの期間(T)において、上記回転数センサ(16)で検出された上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)を測定し
    上記モータ(13)の回転数の総和(ΣR)が所定の総回転数(ΣRx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定し、
    上記期間(T)の終了前に上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)による保圧を行うか否か判定し、
    上記期間(T)の終了前に上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)による保圧を行うと判定したときは、上記回転数センサ(16)により上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)を測定すると共に、上記圧力センサ(15)により上記保圧時の上記作動油の圧力(Ph)を測定し、
    上記保圧時の上記モータ(13)の単位時間あたりの回転数(Rh)が所定の第1回転数(Rhx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)で所定量を超える作動油の漏れが発生していると判定し、
    上記制御部(20)は、
    上記期間(T)の時間(t)を測定し、
    上記モータの回転数の総和(ΣR)が上記所定の総回転数(ΣRx)以上であり、かつ、上記期間(T)の時間(t)が所定の時間(tx)未満であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)における作動油の漏れの度合いは比較的軽度であると判定する一方、
    上記モータの回転数の総和(ΣR)が上記所定の総回転数(ΣRx)以上であり、かつ、上記期間(T)の時間(t)が所定の時間(tx)以上であるとき、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)における作動油の漏れの度合いは比較的重度であると判定する、油圧ユニット。
  7. 請求項6に記載の油圧ユニットにおいて、
    上記所定の時間(tx)は、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)の順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されている、油圧ユニット。
  8. 請求項1から7までのいずれか一項に記載の油圧ユニットにおいて、
    上記所定の総回転数(ΣRx)は、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)の順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されている、油圧ユニット。
  9. 請求項1から8までのいずれか一項に記載の油圧ユニットにおいて、
    上記所定の第1回転数(Rhx)は、上記油圧シリンダ(3A,3B,3C)の順方向の駆動時と逆方向の駆動時で異なる値が設定されている、油圧ユニット。
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