JP7620320B2 - 除菌性及び/又は抗菌性物品、並びにその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、軟質裏装材を用いて裏装された義歯であって、その裏装部分に除菌性及び/又は抗菌性が付与された義歯のような、高分子弾性体からなる可撓性部材を有し当該部材に除菌性及び/又は抗菌性が付与された物品、並びにその製造方法等に関する。
高齢社会の到来によって義歯を必要とする患者は増加の傾向にある。そのような義歯患者のうち、特に高齢患者の歯槽堤は一般に骨吸収が著しく、その単位面積あたりの負担する咬合力が大きくなる傾向にある。また、歯槽堤粘膜も老人性委縮により菲薄になるので、咬合、咀嚼圧の衝撃は緩和されず直接歯槽骨に伝えられることになる。このような原因により、硬いレジン義歯床と硬い歯槽骨との間に挟まれた薄い粘膜が咬合する度に締められて傷つき、痛みを発するといった症例の患者が急増している。
このような難症例では、通常用いられるメタクリル酸メチル樹脂だけで義歯床を制作したのでは義歯の維持、安定および支持などによい結果が得られない。そのためレジン義歯床粘膜面を柔らかい材料で裏装し、失われた顎堤粘膜の粘弾性を補い、咬合時の衝撃を緩和するクッション性を与える必要がある。軟質裏装材(軟質リライン材とも呼ばれる)や粘膜調整材(ティッシュコンディショナーとも呼ばれる)はこのような目的、すなわち義歯床の硬質材料が床下粘膜を圧迫することによって生じる種々の障害を克服する目的で使用される義歯床裏装用の軟質材料(以下、これら義歯床粘膜面に裏装する軟質材料を総称して、「裏装用軟質材」ともいう。)の代表的なものである。
裏装用軟質材は、このような優れた効果を有する半面、必要な柔軟性を持たせるために、メタクリル酸メチル樹脂などのような硬質の材料と比較して分子構造が粗とならざるを得ない。そして、そのことに起因して、物理的、化学的に汚染され易く、たとえば義歯の使用時に付着した種々の菌が繁殖し、粘膜疾患や悪臭の原因になることが問題となっていた。
このような問題に対しては、抗菌性材料を裏装用軟質材に配合することが提案されている。たとえば、特許文献1には、軟質裏装材中に、特定のリン酸塩系銀化合物を抗菌成分として含有してなることを特徴とする抗菌性軟質裏装材が記載されている。また、特許文献2には、長期に渡って直接的に接触する菌の繁殖を防止し得る軟質裏装用シリコーン樹脂材料用の組成物として、特定の4級アンモニウム基を有する抗菌性有機シラン化合物で表面処理された無機粒子を含有する抗菌性歯科用シリコーン樹脂組成物が記載されている。
特開平8-252270号公報 特開2004-352617号公報
前記特許文献1及び2に記載された技術は、何れも裏装用軟質材に無機紛体である抗菌材成分を均一に分散させるものであり、ニーダー等を用いた高度な混錬が必要であるばかりでなく、配合する抗菌材成分粒子の形状、表面性状、粒子径、配合量などにより、裏装用軟質材の最も重要な物性である粘弾性が影響を受けるため、所望の粘弾性を有する裏装用軟質材を得るためには、細やかな成分調整が必要となる。また、銀化合物は、それ自体が着色しているため、その添加によって(程度の差はあるものの原理的に)透明性の低下が避けられない。
そこで、本発明は、無機紛体である抗菌材成分を用いることなく裏装用軟質材に抗菌性を付与することができる技術を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った。その結果、裏装用軟質材を弱酸性次亜塩素酸水溶液に浸漬・放置後取り出した場合には、裏装用軟質材から分子状の次亜塩素酸が徐放され、当該裏装用軟質材は勿論、その周辺雰囲気において一定の期間、抗菌及び/又は除菌効果が持続して得られるという現象を確認した。そして、この現象について更に詳細に検討を行った結果、当該現象は裏装用軟質材に限らず、溶解度パラメータ(SP値)が水に比べて有意に低い、他の高分子弾性材料においても見られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、第一の本発明の形態は、溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)以上、25(MPa1/2)以下である高分子弾性材料で形成された可撓性部材で表面の少なくとも一部が構成され、前記可撓性部材を形成する前記高分子弾性材料の内部に分子状次亜塩素酸を収着して保持し、前記可撓性部材の表面から前記分子状次亜塩素酸を周囲雰囲気中に徐放することにより除菌性及び/又は抗菌性を発現することを特徴とする除菌性及び/又は抗菌性物品である。
上記除菌性及び/又は抗菌性物品においては、前記高分子弾性材料の硬度が、ショアA硬度で20以上、80以下であるか又はショアE硬度で5以上、50以下であることが好ましい。
また、第二の本発明の形態は、前記除菌性及び/又は抗菌性物品を製造するための方法であって、溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)以上、25(MPa1/2)以下である高分子弾性材料で形成された可撓性部材で表面の少なくとも一部が構成された物品からなる被処理物品を準備する工程、及び前記被処理物品における前記可撓性部材と、有効塩素濃度が10ppm以上1000ppm以下である弱酸性次亜塩素酸水溶液とを接触させて当該弱酸性次亜塩素酸水溶液中の分子状次亜塩素酸を、前記可撓性部材を形成する高分子弾性材料中に収着させる工程、を含んでなる方法である。
第三の本発明の形態は、溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)以上、25(MPa1/2)以下である高分子弾性材料で形成された可撓性部材で表面の少なくとも一部が構成された物品からなる被処理物品の前記可撓性部材に除菌性及び/又は抗菌性を付与するための除菌性及び/又は抗菌性付与剤であって、有効塩素濃度が10ppm以上1000ppm以下である弱酸性次亜塩素酸水溶液を主要成分とすることを特徴とする除菌性及び/又は抗菌性付与剤である。
上記除菌性及び/又は抗菌性付与剤は、少なくとも一部に溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)以上、25(MPa1/2)以下である高分子弾性材料からなる軟質裏装材や粘膜調整材で裏装された修復部を有する義歯床又は義歯の前記修復部に除菌性及び/又は抗菌性を付与するためのものを含む。
第三の本発明の形態は、
前記第一の本発明の形態である除菌性及び/又は抗菌性物品;又は当該物品用の可撓性部材及び第二の本発明の形態である除菌性及び/又は抗菌性付与剤と、
これらを収容する容器と、
を有する包装体であって、前記除菌性及び/又は抗菌性物品の前記可撓性部材をそのまま;又は当該物品用の可撓性部材と前記除菌性及び/又は抗菌性菌性付与剤とが互いに接触するように配置して、前記容器内に気密且つ液密に収容してなることを特徴とする包装体である。
本発明の方法によれば、たとえば、“少なくとも一部に、溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)以上、25(MPa1/2)以下である高分子弾性材料からなる裏装用軟質材で裏装された修復部を有する義歯床又は義歯”のような、“溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)以上、25(MPa1/2)以下である高分子弾性材料で形成された可撓性部材で表面の少なくとも一部が構成された物品からなる被処理物品”について、その前記可撓性部材(前記義歯床又は義歯の修復部に相当する。)を弱酸性次亜塩素酸水と接触させるという簡単な操作により、当該可撓性部材に分子状次亜塩素酸の徐放性を付与することができる。そして、このようにして得られた本発明の除菌性及び/又は抗菌性物品は、その分子状次亜塩素酸の徐放性により、当該可撓性部材の表面上は勿論、その周辺雰囲気をも、一定の期間除菌したり細菌類の増殖を抑制したりすることが可能となる。
しかも、除菌性及び/又は抗菌性の付与に際しては、無機紛体からなる抗菌材成分を配合する必要がないので、可撓性部材が本来有する物性を損なわれることもない。
前記したように、本発明は、裏装用軟質材等の溶解度パラメータ(SP値)が水に比べて有意に低い高分子弾性材料を、弱酸性次亜塩素酸水溶液に浸漬・放置後に取り出した場合には、当該高分子弾性材料から分子状次亜塩素酸が徐放されるという現象の発見に基づくものである。このような現象が起こる機構は必ずしも明らかではないが、前記浸漬後において水は上記高分子弾性材料に滲入していないことから、次のような機構によるものではないかと推定している。すなわち、次亜塩素酸は、弱酸性次亜塩素酸水溶液中において、電気的に中性な分子として存在している。そのため、水に比べてSP値が有意に低い高分子弾性材料のような非極性の物質を弱酸性次亜塩素酸水中に浸漬した場合、極性環境の水中よりも上記高分子弾性材料中の方が安定に存在できるため、溶質の分子状次亜塩素酸が選択的に上記高分子弾性材料中に移行すると推定している。また、高分子弾性材料中に移行した分子状次亜塩素酸は、一定の親和性を持って高分子弾性材料を構成する分子間に吸収又は吸着されて(収着されて)存在するため、水溶液中から取り出しても一気に大気中に放出されることなく、時間をかけてゆっくりと(徐々に)放出されるものと推定している。
なお、水溶液中の次亜塩素酸は、pHによって存在形態が変化する。具体的には、pHが3以上6以下(以下、A以上B以下を、単に「A~B」と表記することも有る。)程度の弱酸性領域では殆どが分子型次亜塩素酸(HClO)として存在し、pH9以上の塩基性領域では解離した次亜塩素酸イオン(OCl)としての存在が優勢となり、強酸性領域(たとえばpH3未満)ではpHの低下に伴い塩素分子(Cl)の発生が優勢となる。これら存在形態の中で分子型次亜塩素酸(HClO)が極めて高い殺菌効果を有し、その殺菌効果はイオン型次亜塩素酸(OCl)の約80倍であるとも言われている。このような高い殺菌効果を有する分子型次亜塩素酸を多く含むpH3~6の弱酸性次亜塩素酸水溶液は、人体に対する安全性も比較的高いことから、医療、歯科、農業、食品加工等、様々分野における除菌剤又は殺菌剤として使用されている。
第一の本発明の形態である除菌性及び/又は抗菌性物品は、溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)以上、25(MPa1/2)以下である高分子弾性材料で形成された可撓性部材で表面の少なくとも一部が構成され、前記可撓性部材を形成する前記高分子弾性材料の内部に分子状次亜塩素酸を収着して保持し、前記可撓性部材の表面から前記分子状次亜塩素酸を周囲雰囲気中に徐放することにより除菌性及び/又は抗菌性を発現することを特徴とする。
ここで、前記可撓性部材を形成する前記高分子弾性材料の内部への分子状次亜塩素酸の収着は、前記可撓性部材と弱酸性次亜塩素酸水溶液とを接触させることにより行われるものである。したがって、前記高分子弾性材料の内部に分子状次亜塩素酸を収着している点を除けば、本発明の除菌性及び/又は抗菌性物品は、“溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)~25(MPa1/2)である高分子弾性材料で形成された可撓性部材で表面の少なくとも一部が構成された物品からなる被処理物品”と特に変わる点は無い。そこで、先ず当該被処理物品について説明する。
前記被処理物品は、その表面の少なくとも一部が、溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)~25(MPa1/2)である高分子弾性材料で形成された可撓性部材で表面の少なくとも一部が構成されている。ここで、溶解度パラメータ(SP値)とは、凝集エネルギー密度(MPa)の平方根(MPa1/2)で定義される物性値であり、材料の溶媒に対する溶解性評価、高分子材料の耐溶剤性評価、溶媒中の微粒子の凝集・分解性評価などの際に指標となり得るパラメータとして知られている。極性が高く水素結合を有する水のSP値は、47.9(MPa1/2)と高い。本発明において前記可撓性部材の材料として使用される高分子弾性材料は、SP値が10(MPa1/2)~25(MPa1/2)である必要があり、好ましくは10(MPa1/2)~22(MPa1/2)であり、より好ましくは10(MPa1/2)~20(MPa1/2)である。SP値が25(MPa1/2)を越える場合には、分子状次亜塩素酸を収着し難いばかりでなく、内部に水が滲入することもある。また、SP値が10(MPa1/2)未満のものは入手が困難である。本発明で好適に使用できる高分子弾性材料を例示すれば、シリコーンゴム(SP値:15程度)、天然ゴム(NR)(SP値:16~18程度)、イソプレンゴム(IR)(SP値:17程度)、スチレンブタジエンゴム(SBR)(SP値:17程度),エチレンプロピレンゴム(EPM,EPDM)(SP値:17程度)、アクリルゴム(SP値:18~19程度)、ウレタンゴム(SP値:21程度)などが使用できるが、分子状次亜塩素酸の収着量の観点から、シリコーンゴムが好ましい。また、収着速度の観点からショアA硬度で20以上80以下であるか又はショアE硬度で5以上50以下であることが好ましい。
前記可撓性部材は、全体が前記高分子弾性材料で形成されていてもよく、表面領域の全部または一部のみが前記高分子弾性材料で形成されていてもよい。可撓性部材は、人体接触、滑り止、クッション性付与等の目的で被処理物品の表面の少なくとも一部を構成するように、(前記高分子弾性材料で形成された部分が表面に露出するようにして)配置される。
被処理物品の本体部は、特に限定されず、その使用目的や機能に応じて適宜好適なものが使用される。なお、被処理物品の本体を弱酸性次亜塩素酸水と接触させたくない場合には、前記可撓性部材は着脱自在とされていることが好ましい。
好適に使用できる被処理物品を例示すれば、義歯床の粘膜面がシリコーン系の軟質裏装剤によって裏装された義歯床又は義歯;義歯床の粘膜面がシリコーン系の粘膜調整剤で調整された義歯床又は義歯;裏面の一部或いは全体又は物品全体がシリコーン樹脂で構成された便座シート、(事務椅子用、車両シート用)ヘッドレストカバー、靴用中敷き、又はスリッパの中敷き;グリップ部の一部または全部がシリコーン樹脂で形成された(電動)歯ブラシ、筆記具等の日用品;などを挙げることができる。
本発明の除菌性及び/又は抗菌性物品において、前記可撓性部材を形成する前記高分子弾性材料の内部に収着して保持される分子状次亜塩素酸の量は、使用する前記高分子弾性材料の飽和収着量{雰囲気温度における前記高分子弾性材料1(g)当たりの吸着量(mg)}と、その使用量(g)の積とから計算される最大収着量以下であれば任意に設定することができる。前記高分子弾性材料の飽和収着量は、前記高分子弾性材料の種類によって異なるため一概に記載することはできないが、たとえば、ショアA硬度が35~45であるジメチルシリコーンゴムの25℃における飽和収着量は35(mg/g)程度である。そして、飽和収着量の分子状次亜塩素酸を収着した上記ジメチルシリコーンゴムからなるシート(表面の表面積6cm程度、厚さ2mm程度)を25℃で大気中に放置した場合、約0.1(mg/cm・時間)程度の速度で分子状次亜塩素酸を放出することができる。
本発明の除菌性及び/又は抗菌性物品において、前記可撓性部材を形成する前記高分子弾性材料の内部に収着して保持される分子状次亜塩素酸の量は、1~40(mg/g)であることが好ましく、3~30(mg/g)であることがより好ましい。
本発明の除菌性及び/又は抗菌性物品は、前記被処理物品を用いて、以下の方法により好適に製造することができる。すなわち、被処理物品を準備する工程;及び前記被処理物品における前記可撓性部材と、有効塩素濃度が10ppm~1000ppmである弱酸性次亜塩素酸水溶液と、を接触させて当該除菌性及び/又は抗菌性与剤中の分子状次亜塩素酸を、前記可撓性部材を形成する前記高分子弾性材料中に収着させる工程;を含んでなる方法により、好適に製造することができる。
前記弱酸性次亜塩素酸水溶液としては、有効量の分子状次亜塩素酸を効率よく前記高分子弾性材料中に収着させるという観点から、有効塩素濃度が10ppm~1000ppmであるものを使用する。ここで、有効塩素濃度としては、ヨウ素試薬による吸光光度法により測定される濃度を採用しており、たとえば有効塩素濃度測定キットAQ-202型(柴田科学株式会社)を使用して測定することができる。なお、pHが3.0以上5.5以下の弱酸性次亜塩素酸金属塩水溶液においては、次亜塩素酸はほぼ全量が分子型で存在するので、有効塩素濃度は実質的に分子型次亜塩素酸に由来する有効塩素濃度を意味することになる。収着の効率性及び入手容易性の観点から有効塩素濃度は30ppm~900ppm、特に50ppm~850ppmであることが好ましい。
前記弱酸性次亜塩素酸水溶液のpHは、通常3~6程度であり、このようなpH範囲内であれば分子状次亜塩素酸を安定に溶解することができる。なお、前記弱酸性次亜塩素酸水溶液は分子状次亜塩素酸の安定性に悪影響を与えない範囲で、香料や着色料等の添加材を含んでいてもよい。
前記可撓性部材と前記弱酸性次亜塩素酸水溶液とを接触させる際の弱酸性次亜塩素酸水溶液の量は、使用する水溶液に含まれる分子状次亜塩素酸量(又は有効塩素換算量)の総量(mol)が、収着させたい分子状次亜塩素酸量(又は有効塩素換算量)の量(mol)の1.5~20倍、好ましくは2~10倍となる量とすることが好ましい。
接触させる時間は、たとえば7時間以上の長時間接触させれば飽和状態に達するが、温度や弱酸性次亜塩素酸水溶液の有効塩素濃度を調整することにより、短時間で所定量の分子状次亜塩素酸を収着させることも可能である。
接触方法は、被処理物品の可撓性部材が弱酸性次亜塩素酸水溶液と接触できる方法であれば特に限定されず、たとえば、被処理物品を弱酸性次亜塩素酸水溶液に浸漬する方法、可撓性部材が被処理物品から取り外せる場合は、取り外した可撓性部材を弱酸性次亜塩素酸水溶液に浸漬する方法、可撓性部材表面に弱酸性次亜塩素酸水溶液を滲み込ませた織布、不織布、スポンジなどを貼付する方法などが採用できる。
なお、被処理物品が“少なくとも一部に前記高分子弾性材料からなる裏装用軟質材で裏装された修復部を有する義歯床又は義歯”(以下、「裏装義歯」ともいう。)である場合、裏装義歯は日常的に患者に使用されるものであるため、口腔内から取り外した直後には、裏装用軟質材(可撓性部材)の表面が有機物等の付着により汚れていることが多い。このような汚れの存在は分子状次亜塩素酸の収着効率を低下させるため、前記接触に際しては、予め裏装材(可撓性部材)の表面の清浄化を行っておくことが好ましい。また、除菌性及び/又は抗菌性付与を付与された裏装用軟質材は、口腔内に装着後、収着した分子状次亜塩素酸は、徐放や分解により徐々に少なくなるため、抗菌効果が低下する。そのため、一定期間口腔内で装着後、再び弱酸性次亜塩素酸水溶液に浸漬して分子状次亜塩素酸を裏装用軟質材に収着させることが好ましい。実使用の例としては、就寝前に義歯をブラシ等で洗浄した後、就寝中に弱酸性次亜塩素酸水溶液に浸漬するという使用方法が挙げられる。
このような目的で使用する弱酸性次亜塩素酸水溶液については、前記好適な有効塩素濃度となるものをそのまま除菌性及び/又は抗菌性付与剤としてもよいが、保管場所や購入頻度等の点における使用者の利便性を考慮すると所定の希釈倍率で希釈したときに前記好適な有効塩素濃度となるような高濃度のものを除菌性及び/又は抗菌性付与剤とすることが好ましい。
このような除菌性及び/又は抗菌性付与剤として使用できる弱酸性次亜塩素酸水溶液は、例えば、塩化ナトリウム水溶液を電気分解する電解法、塩基性の次亜塩素酸塩水溶液に塩酸を加える塩酸法、次亜塩素酸塩水溶液からなる原料水溶液をイオン交換樹脂で処理するイオン交換法により製造することができる。
また、本発明の除菌性及び/又は抗菌性物品や、当該物品用の可撓性部材(予め分子状次亜塩素酸を収着した可撓性部材)は、包装された商品形態で消費者に提供することができる。すなわち、
本発明の除菌性及び/又は抗菌性物品;又は当該物品用の可撓性部材及び前記除菌性及び/又は抗菌性付与剤と、
これらを収容する容器と、
を有する包装体であって、前記除菌性及び/及び抗菌性物品の前記可撓性部材(予め分子状次亜塩素酸を収着した可撓性部材)をそのまま;又は当該物品用の可撓性部材と前記除菌性及び/又は抗菌性菌性付与剤とが互いに接触するように配置して、前記容器内に気密且つ液密に収容してなることを特徴とする包装体として提供することができる。
上記包装体の被包装は、除菌性及び/又は抗菌性物品や、当該物品用の可撓性部材(予め分子状次亜塩素酸を収着した可撓性部材)は、包装体の中で可撓性部材に分子状次亜塩素酸が収着していればよく、容器内に収容する際には「被処理物品」又は「分子状次亜塩素酸が収着していない状態の可撓性部材」の形で収容してもよい。容器内で可撓性部材と弱酸性次亜塩素酸水溶液とが接触し、一定時間以上開封されることなく保管されていれば弱酸性次亜塩素酸水溶液中の分子状次亜塩素酸が可撓性部材の内部に移行し、自然に、“本発明の除菌性及び/又は抗菌性物品”又は“当該物品用の可撓性部材(内部に分子状次亜塩素酸を収着した可撓性部材)”となる。
上記包装体で使用する容器としては、内容物を液密且つ気密に収容できる容器であれば特に限定されず、たとえばボトル、包装袋等が使用できる。容器の材質は特に限定されないが、使用感、気密性の観点から、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、エチレン-ビニルアルコール共重合体等の合成樹脂であることが好ましい。また、内部に存在する分子状次亜塩素酸の安定性の観点から、これら合成樹脂製容器は、多層構造を有し、弱酸性次亜塩素酸水溶液と接触する内部表面層は、ガラス、シリカコーティング、チタニアコーティング等の材料で構成されることが好ましい。また、紫外線による分解を避けるため、容器は遮光性を有することが好ましい。
以下、本発明を具体的に説明するために、実施例および比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらにより何等制限されるものではない。
先ず、実施例及び比較例で使用した、軟質裏装材、粘膜調整材、弾性体、樹脂、次亜塩素酸水溶液、指示薬について説明する。
[軟質裏装材]
・シリコーン系(硬化体はシリコーンゴムとなる。SP値:15MPa1/2
ソフリライナータフ ミディアム (トクヤマデンタル社製)
ソフリライナー メディアムソフト (トクヤマデンタル社製)
・アクリル系(硬化体は、アクリルゴムとなる。SP値:18~19MPa1/2
バイオライナー (ニッシン社製)
[粘膜調整材]
・アクリル系(硬化体は、アクリルゴムとなる。SP値:18~19MPa1/2
ティッシュケア (トクヤマデンタル社製)
フィクショナー (ニッシン社製)
[弾性体]
・ウレタンゴム(SP値:21MPa1/2
[樹脂]
・66ナイロン(SP値:27.8MPa1/2
・ポリエチレン(SP値;16~17MPa1/2
[次亜塩素酸水溶液]
デントジア(トクヤマデンタル社製):有効塩素濃度370ppm pH4.0
[指示薬]
粉体試薬残留塩素高濃度 (SHIBATA社製)
(1)評価方法
(1-1)軟質裏装材、粘膜調整材、弾性体、樹脂の次亜塩素酸の徐放評価1
各材質で、たて25mm×よこ25mm×厚さ2mmの試験板を作製し、50mlの各種浸漬水溶液に浸漬した。12時間後、試験板を取り出し、表面に付着した水溶液をふき取り、空の50mlのガラス瓶に試験板を入れ、指示薬(粉末)を試験板の表面に0.08g、ガラス瓶の底の端に0.08gそれぞれ置いた。37℃のインキュベーターで12時間保管後、指示薬の着色の有無を確認した。なお、指示薬は、ヨウ化カリウムを主成分としており、酸化性物質(次亜塩素酸)との反応により、黄色~茶色に着色する。この着色の程度を以下の基準により目視で評価した。
◎: 指示薬が濃い黄色~茶色を呈した。
○: 指示薬が黄色を呈した。
△: 指示薬が僅かに黄色を呈した。
×: 指示薬の色に変化がなかった。
(1-2)ショアA硬度測定
軟質裏装材の柔軟性の指標であるショアA硬度は、JIS-T6520(デュロメータ タイプA)に基づいて測定した。測定は、練和後37℃で一晩静置した時点と、次亜塩素酸水を吸着後と、徐放後にそれぞれ測定した。
(1-3)ショアE硬度測定
粘膜調整材の柔軟性の指標であるショアE硬度は、JIS-T6520(デュロメータ タイプE)に基づいて測定した。測定は、練和後37℃で一晩静置した時点と、次亜塩素酸水を吸着後と、徐放後にそれぞれ測定した。
(1-4)軟質裏装材、弾性体、樹脂の次亜塩素酸の吸着評価
各材質で、たて70mm×よこ30mm×厚さ2mmの試験板を2枚作製し、1枚は、200mlの次亜塩素酸水溶液(デントジア:有効塩素濃度568ppm pH4.2)に浸漬した。もう1枚を蒸留水に浸漬し、所定時間ごとに試験板を取り出し、キムワイプで表面に付着した水分を拭き取り、質量を測定した。同浸漬時間の次亜塩素酸水溶液浸漬試験片の質量から蒸留水浸漬試験片の質量を引いた値を、試験片に吸着した次亜塩素酸の質量とした。
(1-5)軟質裏装材、弾性体の次亜塩素酸の徐放評価2
各材質で、たて70mm×よこ30mm×厚さ2mmの試験板(ソフリライナータフ ミディアム:5.0g、ティッシュケア:4.8g、ポリエチレン:2.1g)を作製し、200mlの次亜塩素酸水溶液(デントジア:有効塩素濃度568ppm pH4.2)に浸漬した。60時間以上浸漬した試験板を取り出し、キムワイプで付着した水分を拭き取り、27℃大気中に放置し、所定時間ごとに質量を測定した。
(実施例1~6、比較例1~7)
表1に記載の材料及び浸漬水溶液を用いて試験板を作製した。これらの試験板を用いて次亜塩素酸の徐放評価1を行った。結果は表1に示した。
Figure 0007620320000001
実施例1~6は、軟質裏装材、粘膜調整材、弾性体の試験板の表面に付着させた指示薬と、ガラス瓶内の底に置いた指示薬とは共に着色が確認され、次亜塩素酸が硬化体に吸着し、徐放されたことが示唆された。ただし、実施例6は実施例1~5と比較して12時間後の指示薬の着色が薄く、徐放量が少ないことが示唆された。一方で、比較例1~5の蒸留水に浸漬した試験板においては、指示薬の色の変化は確認されなかった。また、比較例6の次亜塩素酸水に浸漬した66ナイロンにおいては、試験板表面に付着した指示薬は薄い黄色を呈したものの、ガラス瓶内の底に置いた指示薬の色変化は確認されなかった。さらに、比較例7のポリエチレンは、硬化体表面およびガラス瓶内どちらも指示薬の変化は確認されなかった。
実施例1~3、比較例1~3については、ショアA硬度を測定した。結果は表2に示した。
Figure 0007620320000002
実施例4~5、比較例4~5については、ショアE硬度を測定した。結果は表3に示した。
Figure 0007620320000003
軟質裏装材および粘膜調整材のショアA硬度およびショアE硬度においては、次亜塩素酸吸着時、徐放後共に、初期値と変化がなかった。
実施例1、4及び比較例1、7については、次亜塩素酸吸着評価を行った。結果は表4~6に示した。なお、表4は実施例1及び比較例1の次亜塩素酸吸着評価結果である。表5は実施例4の次亜塩素酸吸着評価結果であり、表6は比較例7の次亜塩素酸吸着評価結果である。
Figure 0007620320000004
Figure 0007620320000005
Figure 0007620320000006
比較例1の蒸留水に浸漬した試験片の質量はほとんど変化せず、実施例1の次亜塩素酸水に浸漬した試験片では質量が増加したことから、次亜塩素酸がシリコーンに吸着したことが示唆された。ティッシュケア(アクリル)およびポリエチレン樹脂についても同様に評価したところ、実施例4のティッシュケア(アクリル)では次亜塩素酸の吸着が確認されたが(表5)、比較例7のポリエチレン樹脂は次亜塩素酸の吸着が確認されなかった(表6)。
実施例1、4については、次亜塩素酸の徐放評価2を行った。実施例1の結果は表7に、実施例4の結果は表8に示した。
Figure 0007620320000007
Figure 0007620320000008
時間の経過とともに試験片の質量が徐々に減少したことから、次亜塩素酸が徐放されていることが示唆された。

Claims (3)

  1. 義歯床粘膜面の少なくとも一部に裏装用軟質材で裏装された修復部を有する義歯床又は義歯において、
    前記修復部を構成する前記裏装用軟質材は、溶解度パラメータ(SP値)が10(MPa1/2)以上、25(MPa1/2)以下である高分子弾性材料からなり
    前記高分子弾性材料の内部に、該高分子弾性材料1(g)に対して1~40(mg)の分子状次亜塩素酸を収着して保持させて、前記修復部の表面から前記分子状次亜塩素酸を周囲雰囲気中に徐放することにより、当該徐放が継続する期間中において前記修復部の表面及びその周辺雰囲気に対して除菌性及び/又は抗菌性を発現するようにしたことを特徴とする義歯床又は義歯
  2. 請求項1に記載の義歯床又は義歯を製造するための方法であって、
    義歯床粘膜面の少なくとも一部に前記高分子弾性材料からなる裏装用軟質材で裏装された修復部を有する義歯床又は義歯であって、(1)前記修復部に分子状次亜塩素酸が収着して保持されていない義歯床又は義歯、又は(2)前記修復部に収着して保持される分子状次亜塩素酸の量が目的とする量よりも少ない義歯床又は義歯からなる被処理物品を準備する工程、及び
    前記被処理物品における前記修復部と、有効塩素濃度が10ppm以上1000ppm以下である弱酸性次亜塩素酸水溶液からなる除菌性及び/又は抗菌性付与剤とを接触させて当該除菌性及び/又は抗菌性与剤中の分子状次亜塩素酸を、前記修復部を形成する前記高分子弾性材料中に、1~40(mg/g-高分子弾性材料)で収着させる工程、
    を含んでなる方法。
  3. 前記被処理物品として、請求項に記載の前記義歯床又は義歯を一定期間使用して、徐放により前記高分子弾性材料中に収着して保持される分子状次亜塩素酸の量が減少した前記義歯床又は義歯を用いる、請求項に記載の方法。
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