JP7628567B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Description
一方、ブレーキケーブルの外観への過度の露出を抑えようとすると、ブレーキケーブルの配策スペースを確保する必要がある。分岐フレーム部の周囲には、燃料タンクや外装部品等が存在するので、ブレーキケーブルの配策スペースを確保しようとすると周囲部品の配置や形状が制約されるおそれが生じる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、後方に向けて左右に分岐するメインフレームを備えた構成で、ブレーキケーブル等の配策部材を、外観に過度に露出し難くし、かつ、周囲部品を制約せずに配置しやすくすることを目的とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダ部24とを備える。シリンダ部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
図2は、フロントフレーム19を周辺構成と共に示す側面図である。
フロントフレーム19は、後方に向けて左右に分岐するメインフレーム51を有する。メインフレーム51は、ヘッドパイプ18から車幅中央を後方に延びるセンターフレーム部51aと、センターフレーム部51aの後部から左右に分岐して後下がりに延びる左右の分岐フレーム部51bとを備える。
センターフレーム部51aの下方、かつ、左右の分岐フレーム部51bの前方には、パワーユニット12が支持される。パワーユニット12は、クランクケース23の前上部にシリンダ部24を有し、4サイクル単気筒の内燃機関である。
左右の分岐フレーム部51bは、車幅方向外側に張り出し、燃料タンク29の下方で外観に露出する。
このように、フロントフレーム19の周囲には、燃料タンク29や車体カバーが存在する。上述したように、本構成では、左右の分岐フレーム部51bが外観に露出するので、仮に、ハンドル21(以下、操向ハンドル21と表記する)から車両後方に向けて延びるブレーキケーブル等の配策部材を分岐フレーム部51bに沿わせて配策すると、配策部材が外観に過度に露出するおそれや、配策部材の外観への露出を抑えるように、燃料タンク29や車体カバーからなる周囲部品の配置や形状を変更する必要が生じる。
配策構造の詳細を説明する前に、フロントフレーム19以外のフレーム構造、及び、フレーム周辺の部品配置構造について説明する。
シートレール部20aは、シート17の下方を前後方向に延在し、シート17を支持する。また、シートレール部20aは、燃料タンク29の後部下方に位置する。なお、図2中の符号29pは、燃料タンク29の後部内に収容される燃料ポンプである。
シリンダ部24の背面には、スロットルボディ81が接続されている。スロットルボディ81は、左右の分岐フレーム部51bの間を通って、図3に示す上面視で、左右の分岐フレーム部51bの間、かつ、左右のシートレール部20a及び左右のサブフレーム部20bの間に位置する。
エアクリーナボックス83は、左右のサブフレーム部20bの間に空くスペースのうち左右一方側(本実施形態では左側)に寄せて配置され、左右一方側に空くスペースには、バッテリ84が配置される。バッテリ84は、鞍乗り型車両10の各部に供給する電力を蓄える部品である。
左右の分岐フレーム部51bの後方は、左右のシートレール部20a及び左右のサブフレーム部20bで囲まれるので、これらフレーム部20a,20bで囲まれる空間内にスロットルボディ81が配置される。
図4に示すように、スロットルボディ81は、スロットルボディ本体81aと、スロットルケーブル61が接続されるスロットルリール81bとを備える。スロットルボディ81は、吸気通路の一部を構成する筒形状を有し、この筒形状の延びる方向に対し、直交する方向(本実施形態では車幅方向)に離れた一端側にスロットルリール81bを備えている。
スロットルケーブル61は、スロットル操作に応じてスロットル弁を開き側に作動するケーブルと、スロットル操作に応じてスロットル弁を閉じ側に作動するケーブルとからなる。
図1に示すように、鞍乗り型車両10は、前輪13を制動する前輪ブレーキ91と、後輪15を制動する後輪ブレーキ92とを備える。前輪ブレーキ91は、前輪ブレーキ力伝達部材として機能する前輪ブレーキケーブル91aを介してブレーキレバーに接続される。ブレーキレバーは、操行ハンドル21の左右一端側(本実施形態では右側)に設けられている。ブレーキレバーが乗員によって操作されると、前輪ブレーキ91が作動する。なお、本説明において、乗員は主に運転者である。
本構成では、後輪ブレーキ92に、機械式ブレーキの一種であるドラムブレーキが採用される。なお、後輪ブレーキ92は、ドラムブレーキに限定されず、ドラムブレーキ以外のブレーキ装置でもよい。
このように、ブレーキケーブル71は、前輪ブレーキ用の操作子であるブレーキレバーと、後輪ブレーキ92との間の動力伝達部材の一部を構成するケーブルであるので、メインフレーム51の前部から後方へと配策する必要がある。なお、ブレーキケーブル71は、「前後輪連動ブレーキシステム用(CBS用)のブレーキケーブル」と言うこともできる。
ブレーキケーブル71は、図1~図3に示すように、ヘッドパイプ18の前方を下方に延びた後に、ヘッドパイプ18の右側を通ってセンターフレーム部51aに沿うように後方に延び、左右一方の分岐フレーム部51b(本構成では右側の分岐フレーム部51b)を下方から前後方向に跨ぐ(図5参照)。その後、ブレーキケーブル71は、左右の分岐フレーム部51bの間を通って後方かつ下方に延出し、イコライザ92wに連結される(図2参照)。
これらケーブルガイドC1,C2は、各ケーブル71,61の上下及び左右への移動範囲を適宜に規制することによって、各ケーブル71,61をセンターフレーム部51aに沿うように支持する。これによって、各ケーブル71,61が、センターフレーム部51aと燃料タンク29との間に空くスペースを利用して配策され、燃料タンク29によって外観に露出しない。
ここで、図5に示すように、スロットルケーブル61は、ケーブル保持部C3の上方にて分岐フレーム部51bを上方から前後方向に跨ぐように配策される。そのため、スロットルケーブル61が分岐フレーム部51bよりも下方に移動することがなく、スロットルケーブル61が、分岐フレーム部51bよりも下方のブレーキケーブル71に接触する事態が回避される。
なお、ケーブル保持部C3は、ブレーキケーブル71が後下がりとなる状態を妨げないようにブレーキケーブル71を保持する。
本構成では、図3に示すように、車両上面視で、ブレーキケーブル71及びスロットルケーブル61が左右の分岐フレーム部51bの間に配索されるので、メインフレーム51の二股になる部分の間に空くスペースを利用して各ケーブル71,61を配策でき、また、各ケーブル71,61を車幅中心寄りに配置でき、各ケーブル71,61を外観に露出し難い位置に配置できる。
なお、上記したように、スロットルケーブル61が分岐フレーム部51bの上方を通り、ブレーキケーブル71が分岐フレーム部51bの下方を通るので、これらケーブル71,61が車両上面視で上下方向に重なってもこれらケーブルが互いに接触する事態を効果的に抑制できる。
したがって、スロットルリール81bと分岐フレーム部51bとの間などに、ブレーキケーブル71を配置するための余分なスペースを設ける必要がなく、スロットルボディ81の配置等が制約される事態を抑制できる。
また、上述の実施形態では、ブレーキケーブル71及びスロットルケーブル61が、左右の分岐フレーム部51bの間に配索される場合を例示したが、ブレーキケーブル71及びスロットルケーブル61の一方、或いは、これらケーブル71,61とは別の配策部材を、左右の分岐フレーム部51bの間に配索されるようにしてもよい。この場合も、配策部材を、外観に過度に露出し難くし、かつ、周囲部品を制約せずに配置しやすくなる、といった各種の効果を得ることができる。
また、本発明を、図1に示す自動二輪車に適用する場合を説明したが、これに限定されず、後方に向けて左右に分岐するメインフレームを備える任意の鞍乗り型車両に本発明を広く適用可能である。なお、鞍乗り型車両は、二輪車両に限定されず、三輪車両、及び四輪車両等でもよい。また、鞍乗り型車両は、電動車両でもよい。
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
この構成によれば、配策部材を、外観に過度に露出し難くし、かつ、周囲部品を制約せずに配置しやすくなる。
この構成によれば、メインフレームとスロットルボディ間のスペースを有効利用して配策部材を配策できる。
この構成によれば、第一及び第二の配索部材の組み付けがし易くなる。
この構成によれば、ブレーキケーブルを後下がりとなるように配策し易くなり、ブレーキケーブルに付着した雨水やブレーキケーブル内の水分の排出を促し易くなる。
この構成によれば、スロットルリールと分岐フレーム部との間などに、ブレーキケーブルを配置するための余分なスペースを設ける必要が無くなる。
この構成によれば、メインフレームの前部から後方へと配策する必要がある前後連動ブレーキシステム用等のブレーキケーブルを備える場合に、そのブレーキケーブルを、外観に過度に露出し難くし、かつ、周囲部品を制約せずに配置しやすくなる。
11 車体フレーム
12 パワーユニット
16 スイングアーム
18 ヘッドパイプ18
19 フロントフレーム
20 リアフレーム
21 操行ハンドル
29 燃料タンク
51 メインフレーム、
51a センターフレーム部
51b 分岐フレーム部
61 スロットルケーブル
71 ブレーキケーブル
81 スロットルボディ
81a スロットルボディ本体
81b スロットルリール
Claims (3)
- 後方に向けて左右に分岐するメインフレーム(51)と、操向ハンドル(21)から車両後方に向けて延びる配索部材(61,71)と、を有する鞍乗り型車両において、
車両上面視で、前記配索部材(61,71)が、前記メインフレーム(51)の左右に分岐する分岐フレーム部(51b)の間に配索され、
車両上面視で、左右の前記分岐フレーム部(51b)の間にスロットルボディ(81)が配置され、
車両上面視で、前記配索部材(61,71)は、前記分岐フレーム部(51b)と前記スロットルボディ(81)の間を通り、
前記配索部材(61,71)は、スロットルケーブルとブレーキケーブルであり、
前記スロットルボディ(81)は、スロットルボディ本体(81a)と、前記スロットルケーブルが接続されるスロットルリール(81b)とを有し、
車両上面視で、前記スロットルボディ本体(81a)と前記スロットルリール(81b)との間を、前記ブレーキケーブルが通る、
鞍乗り型車両。 - 前記スロットルケーブルは、前記メインフレーム(51)の上方を通る第一の配索部材(61)であり、
前記ブレーキケーブルは、前記メインフレーム(51)の下方を通る第二の配索部材(71である、
請求項1に記載の鞍乗り型車両。 - 前記ブレーキケーブルは、前輪ブレーキ用の操作子と後輪ブレーキ(92)との間の動力伝達部材の一部を構成する、
請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
Priority Applications (2)
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