JP7632014B2 - 種板選別設備及びこれを用いた種板選別方法 - Google Patents
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Description
1.1種板搬送手段
本発明の実施形態の種板選別設備を構成する種板搬送手段は、図1に示すように、種板Sを母板の両側から剥ぎ取る剥離装置1の両側に隣接して設けられており、種板Sを横向きに寝かせた姿勢で載置する1対のスラシテーブル10と、これら1対のスラシテーブル10において剥離装置1に隣接している端部とは反対側の端部にそれぞれ設けられており、種板Sを横向きに寝かせた姿勢で搬送する1対の第1ローラーコンベア20と、種板Sを横向きに寝かせた姿勢のままこれら1対の第1ローラーコンベア20の搬送方向に対して水平に直交する方向に搬送する1対の第2ローラーコンベア30とから構成される。
本発明の実施形態の種板選別設備を構成する種板厚み測定手段は、上記の種板搬送手段で搬送中の種板Sに対して、その種板厚みの測定を行なうものである。この種板厚みの測定方法には特に限定はなく、例えば、ノギス等の厚み測定治具を種板Sに当接させて種板厚みを直接測定するものでもよいし、超音波やレーザー光を種板Sに照射することで照射源から種板Sの表面までの距離を測定し、その測定結果から計算により種板厚みを求める非接触の厚さ測定機器によるものでもよい。
本発明の実施形態の種板選別設備を構成する種板除去手段は、上記の種板搬送手段によって横向きに寝かされた姿勢で水平面上の搬送経路に沿って順次搬送される種板Sのうち、不良品を該搬送経路から除去するものである。種板除去手段によって不良品を除去する方法は特に限定はなく、例えば、上記種板搬送手段の搬送経路において上記の種板厚み測定手段が設けられている位置よりも下流側に、除去対象の種板Sを上記搬送経路から外れるようにプッシャー等の搬送方向変更手段を設けると共に、これにより上記搬送経路から外された種板Sを上記種板搬送手段の側方や下方に設けた不良品回収用のローラーコンベアや回収容器等に回収する方法を挙げることができる。
本発明の実施形態の種板選別設備を構成する判定手段は、前述したように、剥離装置1のほか、第1、第2ローラーコンベア20、30の第1、第2電動機22、32、プッシャー26のエアシリンダー25、種板厚み測定手段としての非接触の距離測定器40、種板通過検知手段としての光電センサー41、及び種板除去手段50との間で電気信号の送受信を行なうプログラマブルロジックコントローラ(PLC)等の制御手段60によって実現することができる。
記憶部は、制御手段60としてのPLCを構成するCPUの内部に割り当てられた記憶領域であり、種板厚み測定手段としての距離測定器40から出力される各種板Sの種板厚み情報を記憶する役割のほか、演算部において該種板厚み情報から種板厚みを求める演算式や演算部から出力される種板厚みの値を記憶したり、判定部において種板厚みの値に基づいて合否を判定する判定式や判定部から出力される判定結果を記憶したりする。記憶部は、更に、各種板Sごとに行なう厚み測定の継続時間、種板搬送手段において搬送中の各種板の位置、及び種板搬送手段において種板を間欠的に搬送する場合はその基準位置からの搬送回数を記憶する役割を担っている。
演算部は、制御手段60としてのPLCを構成するCPUの内部に割り当てられた演算領域であり、上記の記憶部から取り出した種板厚み情報、及びこの種板厚み情報から種板厚みを求めるための演算式に基づいて各種板Sの種板厚みを演算し、その演算結果を出力する役割を担っている。
時間計測部は、制御手段60としてのPLCを構成するCPUの内部に割り当てられた時間計測領域であり、種板Sの搬送方向の前縁部が所定の位置を通過したことを知らせる信号が種板通過検知手段から出力されたことに基づいて時間の計測を開始し、この種板Sの搬送方向の後縁部が該所定の位置を通過したことを知らせる信号が該種板通過検知手段から出力されるまでの時間を積算し、その積算結果を積算値として出力する役割を担っている。あるいは、上記の積算値に代えて、種板Sの搬送方向の前縁部が所定の位置を通過してから所定の経過時間が経過したことを出力してもよい。
判定部は、制御手段60としてのPLCを構成するCPUの内部に割り当てられた判定領域であり、上記記憶部から取り出した種板厚みの合否を判定する判定式情報に基づいて、上記時間計測部から出力される積算値の情報及び上記演算部から出力される種板厚みの演算結果の情報を照らし合わせて、各種板Sの合否を判定し、その合否結果を出力する役割を担っている。
制御部は、制御手段60としてのPLCを構成するCPUの内部に割り当てられた制御領域であり、上記記憶部に対して情報の書き込みや読み出しを行なう制御のほか、第1ローラーコンベア20の第1電動機22及び第2ローラーコンベア30の第2電動機32の回転や停止の制御、プッシャー26のエアシリンダー25及び種板除去ローラー52のエアシリンダー51の作動等の制御を行なう。なお、この制御部は、上記の演算部、時間計測部、及び判定部の役割を担うことがある。
次に、上記の種板選別設備を用いた本発明の実施形態の種板の選別方法について説明する。本発明の実施形態の種板選別設備においては、制御手段60としてのPLCの制御部は、剥離装置1において母板Mからの種板Sの剥離が行なわれる度に、第1ローラーコンベア20の第1電動機22、及び第2ローラーコンベア30の第2電動機32を回転させると共に、プッシャー26のエアシリンダー25を作動させる。
2 ピンチローラー
10 スラシテーブル
20 第1ローラーコンベア
21、31 第1、第2搬送ローラー群
22、32 第1、第2電動機
23 駆動チェーン
24 矯正機構
24a 加圧ローラー
25 エアシリンダー
26 プッシャー
30 第2ローラーコンベア
40 距離測定器
41 光電センサー
50 種板除去手段
51 エアシリンダー
52 種板除去ローラー
53 回収台車
60 制御手段
B 剥離刃
M 母板
S 種板
Claims (4)
- 剥離装置によって母板から順次剥ぎ取られた種板を搬送する種板搬送手段と、前記搬送中の各種板の厚みを測定する種板厚み測定手段と、前記種板厚み測定手段の測定結果に基づいて各種板の合否を判定する判定手段と、前記判定手段で不合格と判定された種板を取り除く種板除去手段とを備えており、
前記種板搬送手段で搬送中の種板の搬送方向の前縁部が通過したことを検知する種板通過検知手段が前記種板厚み測定手段の上流側又は下流側に設けられており、前記判定手段は、前記種板通過検知手段からの検知信号の入力を契機にして前記種板厚み測定手段において所定の時間間隔で測定される種板厚み情報を積算し、前記積算した種板厚み情報の積算値を該種板厚み情報の情報量で除することで求めた種板厚み平均値を予め定めておいた規定値と比較することで前記合否の判別を行なうものであることを特徴とする非鉄金属電解製錬用の種板選別設備。 - 前記種板搬送手段が、前記種板を横向きに寝かされた姿勢で搬送するローラーコンベアからなり、前記種板除去手段が該ローラーコンベアの搬送面に対して回転中心軸を平行に維持しながら垂直方向に往復動自在な種板除去ローラーからなり、前記不合格と判定された種板が該種板除去手段の真下を通過する間は、該種板除去ローラーを前記搬送面に交差するように移動させることで、前記不合格と判定された種板の搬送方向を前記ローラーコンベアの搬送方向に対して偏向させることを特徴とする、請求項1に記載の種板選別設備。
- 前記積算は、予め設定しておいた所定の経過時間が経過するまで行なうか又は前記種板通過検知手段において前記種板の搬送方向の後縁部が通過したことが検知されるまで行なうか又は前記種板の搬送方向の後縁部が非接触の距離測定器を通過するまで行なうことを特徴とする、請求項1に記載の種板選別設備。
- 剥離装置によって母板から順次剥ぎ取られた種板に対して搬送させながらそれらの種板厚みを測定する種板厚み測定工程と、前記種板厚み測定工程で得た厚み情報に基づいて各種板の合否判定を行なう判定工程と、前記判定工程で不合格と判定された種板を取り除く種板除去工程とを含み、
前記判定工程は、前記種板の搬送方向の前縁部が所定の位置を通過したタイミングを契機として前記種板厚み測定工程において所定の時間間隔で測定して得た前記厚み情報を、前記種板の搬送方向の後縁部が前記所定の位置を通過するまで、又は予め設定しておいた所定の経過時間が経過するまで積算し、前記積算後は前記積算した前記厚み情報の積算値を該厚み情報の情報量で除することで求めた種板厚み平均値を予め定めておいた規定値と比較することで前記合否の判定を行なうことを特徴とする非鉄金属電解製錬用の種板選別方法。
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