JP7640404B2 - パネル計器の取付構造 - Google Patents

パネル計器の取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7640404B2
JP7640404B2 JP2021133873A JP2021133873A JP7640404B2 JP 7640404 B2 JP7640404 B2 JP 7640404B2 JP 2021133873 A JP2021133873 A JP 2021133873A JP 2021133873 A JP2021133873 A JP 2021133873A JP 7640404 B2 JP7640404 B2 JP 7640404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
mounting
panel
mounting device
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021133873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023028273A (ja
Inventor
剛生 藤川
慶也 内海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2021133873A priority Critical patent/JP7640404B2/ja
Publication of JP2023028273A publication Critical patent/JP2023028273A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7640404B2 publication Critical patent/JP7640404B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Description

本発明は、パネルに挿入されたパネル計器をパネルに固定するために用いるパネル計器の取付構造に関する。
パネルに固定されるパネル計器は、パネルの開口部にパネルの前方から挿入され、パネルの後方で(裏側で)取付器具によってパネルに対して固定されている。従来の一般的なパネル計器の取付器具は、例えば特許文献1や特許文献2に記載されているように、パネル計器に重ねて後退できないように係合されるベース部材と、先端がパネルの裏面に当接するようにベース部材に螺合されたねじ部材とを用いて形成されている。この種の取付器具においては、ベース部材を使用してパネル計器の仮止めを行い、その後、ねじ部材を締め付けてパネル計器を後方に押すことによって、パネル計器をパネルに強固に固定することができる。
取付器具をパネル計器から取外す方法は、主に次の二つの方法がある。第1の方法は、ねじ部材を緩めてから取付器具を指で把持して後方に引き抜いて回収する方法である。第2の方法は、パネル計器に係合しているベース部材の固定爪を工具で持ち上げて固定を解除し、取付器具を後方に引き抜いて回収する方法である。
特開平8-14949号公報 特開2010-121993号公報
特許文献1や特許文献2に開示されているような従来のパネル計器の取付器具では、取付器具をパネル計器に取付けるときやパネル計器から取外すときの作業性に問題があった。パネルの後方でパネル計器が収容されている空間は、狭かったり暗くて部品を視認し難い場合がある。このような場合、取付器具を装着する箇所を特定することが難しくなる。その結果、取付器具の装着に手間取ったり、取付器具を正しい位置とは異なる位置に誤って装着してしまうことがある。
取付器具をパネル計器から取外すときにおいても、作業環境が暗かったり狭かったりすると、ねじ部材の位置を特定することが難しく、手探りでねじ部材を緩めなければならないことがある。また、パネル計器の取付姿勢の影響で取付器具が狭い場所に位置していると、作業者の指が届かず、取外しが非常に困難になることがある。
本発明の目的は、取付器具の取付作業や取外し作業の作業性が高くなるパネル計器の取付構造を提供することである。
この目的を達成するために本発明に係るパネル計器の取付構造は、計器取付用のパネルに形成された開口部に前記パネルの前方から挿入されたパネル計器のケースと、前記パネルの裏面を後方から押すねじ部材が螺合し、前記ケースの前後方向に延びる外面に重ねられた状態で前記ケースに対する後方への移動が規制される取付器具と、前記ケースの一部および前記取付器具の一部によって形成され、前記前後方向とは直交する方向であって前記外面に沿う第1の方向において前記ケースに対する前記取付器具の位置を定めるとともに、前記外面とは直交する第2の方向への前記ケースに対する前記取付器具の移動を制限する係合部とを備え、前記係合部は、前記ケースおよび前記取付器具の前部に設けられた第1の係合部と、前記ケースおよび前記取付器具の後端部に設けられた第2の係合部とからなり、前記第1の係合部は、前記取付器具の前部に前記ケースに向けて突設された第1の係合片と、前記ケースに前記第1の係合片を挿抜できるように形成された穴と、前記ケースに前記穴から前方に延びるように形成され、前記第1の係合片を前記ケースから外れることができないように前後方向に移動自在に保持するスリットとによって構成され、前記第2の係合部は、前記ケースの後端部であって前記第1の方向の両側に前後方向に延びるように形成されたガイドと、前記取付器具に設けられ、前記ガイドに着脱可能かつ移動自在に係合する第2の係合片とによって構成されているものである。
本発明は、前記パネル計器の取付構造において、前記第1の係合部の前記穴は、前記第2の係合片が前記ガイドの後端部に位置している状態で前記第1の係合片が挿抜可能な位置に形成されていてもよい。
本発明は、前記パネル計器の取付構造において、前記ねじ部材は、前記第1の方向において前記取付器具の中央部に位置付けられ、前記取付器具の後端部であって前記ねじ部材の後方には、前記第2の方向に突出するハンドル部が設けられ、前記ハンドル部には、前後方向において前記ねじ部材と重なる位置に工具挿通用の穴が形成されていてもよい。
本発明は、前記パネル計器の取付構造において、前記ケースは、前記第1の方向において、前記取付器具が重ねられる前記ケースの前記外面と隣り合う一対の他の外面を有し、前記ガイドは、前記一対の他の外面にそれぞれ形成された溝によって構成されていてもよい。
本発明は、前記パネル計器の取付構造において、前記ガイドは、前記取付器具が重ねられる前記ケースの前記外面に開口して前後方向に延びるスリットによって形成されていてもよい。
本発明においては、取付器具の取付作業を行うときに後端部に位置する第2の係合片を使用して取付位置を決めることができ、取付器具の取外し作業を行うときに第2の係合片を目安として取付器具の位置を特定することができる。したがって、本発明によれば、取付器具の取付作業や取外し作業の作業性が高くなるパネル計器の取付構造を提供することができる。
図1は、本発明に係るパネル計器の取付構造を示す斜視図である。 図2は、パネル計器の取付構造を示す斜視図である。 図3は、パネル計器の取付構造を示す平面図である。 図4は、パネル計器とパネルの一部の斜視図である。 図5は、ケースの一部を拡大して示す斜視図である。 図6は、ガイドを拡大して示す斜視図である。 図7は、取付器具の斜視図である。 図8は、取付器具の斜視図である。 図9は、取付器具の平面図である。 図10は、取付器具の底面図である。 図11は、パネル計器の取付構造の断面図である。 図12は、第1の係合部の断面図である。 図13は、第2の係合部の断面図である。 図14は、第2の係合部の要部を拡大して示す断面図である。 図15は、パネル計器の取付構造を示す平面図である。 図16は、取付器具をケースに取り付ける手順を説明するための側面図である。 図17は、取付器具でケースをパネルに固定する手順を説明するための側面図である。 図18は、取付器具をケースから取外す手順を説明するための側面図である。 図19は、ケースの変形例を示す斜視図である。 図20は、ケースの一部を拡大して示す斜視図である 図21は、第2の係合部の断面図である。
以下、本発明に係るパネル計器の取付構造の一実施の形態を図1~図18を参照して詳細に説明する。
図1に示すパネル計器1は、例えば温度調節計として用いることができるもので、計器取付用のパネル2の開口部3にパネル2の前方から挿入され、本発明に係る取付構造4によってパネル2に後方から固定されている。取付構造4は、詳細は後述するが、パネル計器1のケース5と、ケース5に重ねられた取付器具6と、ケース5の一部および取付器具6の一部によって形成されてケース5に対する取付器具6の位置や移動を制限する係合部7とによって構成されている。
取付器具6は、パネル2に形成された開口部3にパネル計器1を挿入した状態で取付けられる。パネル計器1は、パネル2の開口部3に挿入されるケース5を備えている。この実施の形態による取付構造4は、ケース5の上下方向の2箇所をそれぞれ取付器具6によってパネル2に取付ける構造である。
ケース5は、パネル2の前方に向けて開口する有底角筒状に形成されており、パネル2の開口部3にパネル2の前方から挿入されている。パネル2の前方は、図1においては左上を指向する方向である。以下において、各部品の構成を説明するにあたっては、便宜上、パネル計器1がパネル2の開口部3に挿入される方向と平行な方向を前後方向として行う。すなわち、パネル2の前面2a(図3参照)が指向する方向を前方とし、パネル2の裏面2b(図3参照)が指向する方向を後方とし、図1の上下方向をパネル計器1の上下方向として説明する。また、パネル2を前方から見た状態で右側をパネル計器1および取付器具6の右側とし、パネル2を前方から見た状態で左側をパネル計器1および取付器具6の左側として説明する。
ケース5の前端部には、パネル2の開口部3より大きく形成されたフランジ11(図3参照)が設けられている。ケース5は、フランジ11がパネル2の前面2aに接触する状態でパネル2に取付けられる。ケース5の上壁5aと下壁5bとは互いに同一の構成となるように形成されている。この実施の形態においては、上壁5aと下壁5bとが本発明でいう「取付器具が重ねられる外面」に相当する。
上壁5aと下壁5bとには、図4に示すように、多数の通気口12と、取付器具6を組み合わせるための係合穴13と、取付器具6が重ねられた状態で取付器具6の後方への移動を規制する後退規制部14とが形成されている。
通気口12は、上壁5aおよび下壁5bをそれぞれ貫通するように形成されている。
係合穴13は、上壁5aおよび下壁5bの前部に、それぞれ左右方向に対をなすように形成されており、図4および図5に示すように平面視矩形の穴13aと、この穴13aから前方に延びるスリット13bとによって構成されている。係合穴13の後端部に位置する平面視矩形の穴13aは、スリット13bより左右方向の開口幅が大きくなるように形成されている。右側の係合穴13の穴13aは、スリット13bより右側に拡がるように開口し、左側の係合穴13の穴13aは、スリット13bより左側に拡がるように開口している。
後退規制部14は、図11に示すように、断面鋸歯状を呈する複数の突条15によって構成されている。図11の破断位置は、図3中にXI-XI線によって示す位置である。これらの突条15は、図4に示すように、上壁5aと下壁5bの左右方向の中央部に設けられており、左右方向に延びる状態で前後方向に所定の間隔で並んでいる。図11に示すように、突条15の前面15aは、上壁5aおよび下壁5bに対して垂直に形成されている。突条15の後面15bは、突条15の先端に向かうにしたがって次第に前側に位置するように傾斜している。
図1および図2に示すように、ケース5は、右側壁5cと左側壁5dとを有している。ケース5の後端部であって左右方向の両側には、前後方向に延びるガイド16が形成されている。この実施の形態によるガイド16は、図5および図6に示すように、ケース5の右側壁5cおよび左側壁(図6には図示されていない)の上端部と下端部(図5および図6には上端部のみが図示されている)とにそれぞれ形成された凹部17と、凹部17の底に形成されたガイド本体としての溝16aとによって構成されている。溝16aは、右側壁5cおよび左側壁5dの表面に、左右方向の外側に向けて開口するように形成されている。
凹部17は、右側壁5cおよび左側壁5dの表面を部分的に凹ませた形状に形成されている。この凹部17は、左右方向の外方と上方とに向けて開放されるように形成されている。溝16aは、凹部17の底に開口している。
図6に示すガイド16の後端部には、上方に延びて上壁5aに開口する溝からなる上側延長部16bが設けられている。なお、右側壁5cおよび左側壁5dの下端部に設けられたガイド16の後端部には、下方に延びて下壁5bに開口する溝からなる下側延長部16c(図1および図2参照)が設けられている。溝からなる上側延長部16bと下側延長部16cは、図6に示すように、ガイド16を構成する溝16aより浅くなるように形成されている。
取付器具6は、図7および図8に示すように、前後方向と左右方向とに延びる本体21と、この本体21の前端部に螺合したねじ部材22とによって構成されている。この取付器具6は、本体21をケース5の上壁5aまたは下壁5bに重ねた状態で使用される。上壁5aに取付けられる取付器具6と下壁5bに取付けられる取付器具6は同一のものである。このため、この実施の形態においては、上壁5aに取付けられる取付器具6について説明し、下壁5bに取付けられる取付器具6については同一符号を付して詳細な説明は省略する。
取付器具6の本体21は、図9および図10に示すように、ねじ部材22が螺合するボス23を有する前側枠部24と、前側枠部24から後方に張り出すロック部25と、ロック部25を囲む平面視三角形の枠状に形成されてロック部25より左右方向の両側に張り出す腕部26とを有している。前側枠部24と、ロック部25と、腕部26は、プラスチックを材料として一体成形により一体に形成されている。ボス23は、前側枠部24の左右方向の中央部にねじ部材22が前後方向に延びるように設けられている。
前側枠部24の前端部には左右方向に延びる一対のアーム27が設けられている。アーム27の先端部は、前方に向けて折り曲がる形状に形成されている。このアーム27の前端がパネル2に押し付けられてアーム27が弾性変形し、図9中に二点鎖線で示すように撓むことにより、アーム27のばね力が本体21にパネル2から離れる方向(後方)へ作用する。
前側枠部24の前端部であって下面には、下方に向けて突出する左右一対の第1の係合片28が設けられている。詳述すると、第1の係合片28は、図12に示すように、下端部が左右方向の両側方を指向する断面L字状に形成され、前側枠部24にケース5に向けて突設されている。図12の破断位置は、図3中にXII-XII線によって示す位置である。上述した係合穴13の平面視矩形の穴13aは、第1の係合片28を挿通することが可能な大きさに形成されている。また、平面視矩形の穴13aの位置は、図15に示すように取付器具6がケース5の後側に位置して後述する係合開始位置に位置付けられている状態において、第1の係合片28と対応する位置に位置付けられている。このため、取付器具6が係合開始位置に位置している状態においては、第1の係合片28を係合穴13の平面視矩形の穴13aに対して挿抜することができる。
第1の係合片28が平面視矩形の穴13aに挿入された状態においては、取付器具6をケース5に対して前方に移動させることが可能である。このとき取付器具6が前方に進むことにより、第1の係合片28の基部28a(図12参照)がスリット13bの中を移動する。基部28aがスリット13bの中に位置している状態においては、取付器具6をケース5に対して左右方向に移動させることはできなくなる。すなわち、左右方向においてケース5に対する取付器具6の位置が定められる。この実施の形態においては、左右方向が本発明でいう「前後方向とは直交する方向であって外面に沿う第1の方向」に相当する。また、この実施の形態においては、上下方向が本発明でいう「外面とは直交する第2の方向」に相当する。
また、この状態においては、取付器具6をケース5に対して上方に持ち上げたとしても第1の係合片28が上壁5aに係合するために、取付器具6をケース5から外すことはできない。すなわち、スリット13bは、第1の係合片28をケース5から外れることができないように前後方向に移動自在に保持することになる。この実施の形態においては、これらの第1の係合片28と、平面視矩形の穴13aおよびスリット13bを有する係合穴13とが本発明でいう第1の係合部29(図12参照)を構成している。
本体21のロック部25は、図9および図10に示すように、前側枠部24から後方に向けて張り出す片持ち梁状に形成されている。ロック部25の下面には、図8に示すように、下方に向けて突出する一つの突条31が左右方向に延びるように形成されている。この突条31は、図11に示すように、断面略三角形状であって、ケース5の上述した後退規制部14に係合する形状に形成されている。
詳述すると、ロック部25の突条31は、後退規制部14の互いに隣り合う二つの突条15,15の間に形成される谷部に上方から嵌合するような形状に形成されている。ロック部25の突条31が後退規制部14に係合している状態においては、突条15と突条31とが噛み合うために取付器具6をケース5に対して後方へ移動させることはできない。一方、後退規制部14の突条15の後面15bは上方に向かうにしたがって次第に前側に位置するように傾斜しているから、取付器具6がケース5に対して前方に押されることによって、片持ち梁状のロック部25が上方に撓みながらロック部25の突条31が後退規制部14の突条15を乗り越える。このため、取付器具6は、ケース5に対して前方へは移動することが可能である。
ロック部25の後端部であってねじ部材22の後方には、図7に示すように、上方に(第2の方向に)突出するハンドル部32が設けられている。この実施の形態によるハンドル部32は、図7および図8に示すように、下方に向けて開口する箱状に形成されており、左右方向の両端部で上下方向に延びる一対の縦板32a,32aと、縦板32aの上端どうしを接続する上板32bと、縦板32aの前端どうしを接続する前板32cと、縦板32aの後端どうしを接続する後板32dなどによって形成されている。
縦板32aの前側部分は、前方に向けて延びる補強用リブ32eを構成している。
上板32bの左右方向の両端部は、指掛け用の突片33として機能するように縦板32aより左右方向の外側に突出している。
前板32cには、工具挿通用の穴34が形成され、後板32dには、工具挿通用の切欠き35が形成されている。これらの工具挿通用の穴34と工具挿通用の切欠き35は、図12および図13に示すように、前後方向においてねじ部材22と重なる位置に形成されている。
本体21の腕部26は、図9および図10に示すように、平面視において前方を指向するような三角形状に形成されている。腕部26の左右方向の両端となる後端部には、図7および図8に示すように、下方に突出する第2の係合片41が設けられている。右側の第2の係合片41と左側の第2の係合片41とは、左右方向に延びて腕部26の後端部を構成する連結片42によって互いに接続されている。
二つの第2の係合片41の互いに向き合う内側面であって下端部には、半球状の突起43が形成されている。
二つの第2の係合片41は、図13に示すように、ケース5の右側壁5cと左側壁5dとを左右方向の両側から挟むことができる位置に形成されている。詳述すると、第2の係合片41は、右側壁5cと左側壁5dの後端部であって上端部に形成された凹部17と重なり、突起43がガイド16に挿入されるような位置に形成されている。突起43をガイド16に係合させるためには、先ず、図14(A)に示すように第2の係合片41を右側壁5cと左側壁5dの凹部17に上方から被せるように重ねる。
そして、この状態で取付器具6を下方に向けて押し、図14(B)に示すように突起43が凹部17と重なるように第2の係合片41を撓ませる。この状態で取付器具6を更に下方に向けて押すことにより、図13に示すように突起43がガイド16に係合する。突起43がガイド16に係合している状態においては、突起43はガイド16に対して移動自在である。また、突起43は、ガイド16に係合している状態で取付器具6がケース5に対して上方に持ち上げられることにより、第2の係合片41が撓んでガイド16から凹部17に乗り、凹部17を通って上方に外れる。すなわち、第2の係合片41は、ガイド16に着脱可能かつ移動自在に係合するように構成されている。
図15に示すように、第2の係合片41の突起43がガイド16の上側延長部16bと隣り合う位置に位置している状態において、取付器具6の第1の係合片28がケース5の係合穴13の平面視矩形の穴13aに入ることができるようになる。すなわち、第1の係合部29の穴13aは、第2の係合片41がガイド16の後端部に位置している状態で第1の係合片28が挿抜可能な位置に形成されている。このように第2の係合片41がガイド16の後端部に位置付けられるような取付器具6の前後方向の位置を「係合開始位置」という。
この実施の形態においては、ケース5のガイド16と取付器具6の第2の係合片41とによって本発明でいう第2の係合部44が構成されている。この第2の係合部44と、取付器具6の第1の係合片28およびケース5の係合穴13とからなる第1の係合部29は、左右方向においてケース5に対する取付器具6の位置を定めるとともに、ケース5に対する取付器具6の上方への移動を制限する係合部7を構成している。
このように構成されたパネル計器1の取付構造4を用いてパネル計器1をパネル2に固定するためには、先ず、図16(A)に示すようにケース5をパネル2の開口部3に前方から挿入し、図16(B)に示すように、取付器具6の第2の係合片41をケース5のガイド16に係合させる。このときには、先ず、二つの第2の係合片41でケース5を左右方向の両側から挟むように取付器具6をケース5の後端部上に載せる。そして、図14(A),(B)に示すように、突起43がケース5の凹部17からガイド16に入るように取付器具6を下方に押す。
その後、図17(A)に示すように、取付器具6をケース5に対して後方に移動させ、第2の係合片41をガイド16の後端部に位置付ける。次に、第2の係合片41の突起43を中心にして取付器具6を前方に向けて回し、図17(B)に示すように取付器具6を上壁5aに上方から重ねる。この操作により、第1の係合片28がケース5の係合穴13に上方から挿入される。このため、パネル2の後方が暗かったり狭かったりして、取付器具6の第1の係合片28を挿入するためのケース5の穴13aを視認することができなくても、第2の係合片41を使用することにより簡単に取付器具6をケース5に装着することができる。
このように取付器具6がケース5の上壁5aに上方から重ねられることにより、後退規制部14に取付器具6の突条31が係合し、それ以降は取付器具6をケース5に対して後方に移動させることはできなくなる。そして、図17(C)に示すように、取付器具6を前方に向けて押し、先端部のアーム27をパネル2に後方から押し付けて弾性変形させる。このとき、図9中に二点鎖線で示すようにアーム27が撓んで取付器具6を後方に向けて押すことになり、取付器具6がケース5に仮に保持されるとともに、ケース5がパネル2に仮に保持される。
その後、ねじ部材22を締め込んでパネル2の裏面2bに押し付ける。ねじ部材22を締め込むにあたっては、ハンドル部32の工具挿通用の穴34と切欠き35に工具を後方から挿入して行う。
ケース5の上壁5aと下壁5bとにそれぞれ取付器具6が取付けられ、両方の取付器具6においてねじ部材22が締め込まれることにより、ケース5のフランジとねじ部材22とによってパネル2が挟まれ、パネル計器1がパネル2に固定される。
パネル計器1をパネル2から取外すためには、上側の取付器具6と下側の取付器具6とをそれぞれケース5から取外し、その後、ケース5をパネル2から前方に引き出す。上側の取付器具6を外すためには、先ず、ハンドル部32を上方に向けて押す。このとき、パネル2の後方の空間が暗くハンドル部32を視認することが難しい場合であっても、ケース5の後端部に露出している第2の係合片41を目安としてハンドル部32の位置を特定することができる。ハンドル部32を上方に押す操作は、図18に示すように、ハンドル部32の工具挿通用の穴34と切欠き35とに挿入したドライバーなどの棒状の工具45でハンドル部32を上方に押すか、作業者が指でハンドル部32を上方に押して行う。
ハンドル部32が上方に持ち上げられると、取付器具6の本体21のロック部25が上方に撓み、ロック部25の突条31がケース5側の突条15から外れる。この係合状態が解消された瞬間に取付器具6がアーム27のばね力でケース5に対して後方に移動し、突条31と突条15とが衝突して打音が生じる。このため、係合状態が解消されたか否かを音で判断することができる。
このようにケース5の後退規制部14とロック部25との係合が解消された後、工具45または指でハンドル部32を後方に引き、更に上方に持ち上げて第2の係合片41をガイド16から外すことにより、取付器具6をケース5から外すことができる。このとき、第2の係合片41がガイド16の後端まで移動している状態で取付器具6を上方に持ち上げることにより、突起43がガイド16の上側延長部16bを通るようになり、取付器具6を簡単にケース5から外すことができる。
下側の取付器具6を取外す場合は、ハンドル部32を下方に下げて上記と同様に行う。
したがって、この実施の形態によるパネル計器1の取付構造4においては、取付器具6の取付操作を行うときに後端部に位置する第2の係合片41を使用して取付位置を決めることができ、取付器具6の取外し作業を行うときに第2の係合片41を目安として取付器具6の位置を特定することができる。したがって、この実施の形態によれば、取付器具の取付作業や取外し作業の作業性が高くなるパネル計器の取付構造を提供することができる。
この実施の形態による第1の係合部29の平面視矩形の穴13aは、第2の係合片41がガイド16の後端部に位置している状態で第1の係合片28が挿抜可能な位置に形成されている。
このため、取付器具6をより一層簡単にケース5に取付けることができる。
この実施の形態によるねじ部材22は、左右方向(第1の方向)において取付器具6の中央部に位置付けられている。取付器具6の後端部であってねじ部材22の後方には、上方(第2の方向)に突出するハンドル部32が設けられている。ハンドル部32には、前後方向においてねじ部材22と重なる位置に工具挿通用の穴34および切欠き35が形成されている。
このため、ケース5の後方からハンドル部32を視認し易く、工具を挿入する位置が明確になるから、工具を正しい位置に簡単に挿入することができる。
この実施の形態によるケース5は、左右方向(第1の方向)において、取付器具6が重ねられるケース5の上壁5aおよび下壁5b(外面)と隣り合う右側壁5cおよび左側壁5d(一対の他の外面)を有している。ガイド16は、右側壁5cと左側壁5dにそれぞれ形成された溝16aによって構成されている。
このため、取付器具6をケース5に取付けるにあたってケース5の外縁を使って取付器具6の取付位置を定めることができるから、手探りでも取付器具6を簡単にケース5に取付けることが可能になる。
(ガイドの変形例)
ガイドは図19~図21に示すように構成することができる。図19~図21において、図1~図18によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図19に示すケース51は、取付器具6より左右方向に大きくなるように形成されている。この実施の形態による取付器具6は、ケース51の左右方向の中央部に配置されている。取付器具6は、上述した実施の形態で示したものと同一である。
この実施の形態によるケース51の上壁51aと下壁51bには、上述した実施の形態と同様に係合穴13と後退規制部14(図20参照)とが形成されている。ケース51の後端部のガイド16は、上述した実施の形態とは異なり、スリット52によって構成されている。スリット52は、通気口12と同様に、上壁51aに開口して前後方向に延びている。
スリット52の左右方向の開口幅は、図21に示すように、第2の係合片41を挿入可能な幅である。また、右側のスリット52と左側のスリット52の間隔は、右側の第2の係合片41の突起43と左側の第2の係合片41の突起43との間隔より広い。スリット52がこのように形成されていることにより、第2の係合片41をスリット52に上方から重なるような状態で取付器具6を上方からケース51に押し付けることによって、第2の係合片41がスリット52からなるガイド16に係合する。
このため、この実施の形態においても、取付器具6の取付作業を行うときに後端部に位置する第2の係合片41を使用して取付位置を決めることができ、取付器具6の取外し作業を行うときに第2の係合片41を目安として取付器具6の位置を特定することができる。したがって、この実施の形態においても、取付器具の取付作業や取外し作業の作業性が高くなるパネル計器の取付構造を提供することができる。
上述した実施の形態においては、取付器具6をケース5,51の上壁5a,51aと下壁5bとに装着する例を示した。しかし、本発明は、このような限定にとらわれることはなく、取付器具6をケース5,51の右側壁5c,51c(図19参照)と左側壁5d,51dとにそれぞれ装着しても実施可能である。
1…パネル計器、2…パネル、3…開口部、4…取付構造、5,51…ケース、5a,51a…上壁、5b,51b…下壁、5c…右側壁、5d…左側壁、6…取付器具、7…係合部、13a…穴、13b…スリット、16…ガイド、16a…溝、22…ねじ部材、28…第1の係合片、29…第1の係合部、32…ハンドル部、34…工具挿通用の穴、35…工具挿通用の切欠き、41…第2の係合片、44…第2の係合部、52…スリット。

Claims (5)

  1. 計器取付用のパネルに形成された開口部に前記パネルの前方から挿入されたパネル計器のケースと、
    前記パネルの裏面を後方から押すねじ部材が螺合し、前記ケースの前後方向に延びる外面に重ねられた状態で前記ケースに対する後方への移動が規制される取付器具と、
    前記ケースの一部および前記取付器具の一部によって形成され、前記前後方向とは直交する方向であって前記外面に沿う第1の方向において前記ケースに対する前記取付器具の位置を定めるとともに、前記外面とは直交する第2の方向への前記ケースに対する前記取付器具の移動を制限する係合部とを備え、
    前記係合部は、前記ケースおよび前記取付器具の前部に設けられた第1の係合部と、前記ケースおよび前記取付器具の後端部に設けられた第2の係合部とからなり、
    前記第1の係合部は、
    前記取付器具の前部に前記ケースに向けて突設された第1の係合片と、
    前記ケースに前記第1の係合片を挿抜できるように形成された穴と、
    前記ケースに前記穴から前方に延びるように形成され、前記第1の係合片を前記ケースから外れることができないように前記前後方向に移動自在に保持するスリットとによって構成され、
    前記第2の係合部は、
    前記ケースの後端部であって前記第1の方向の両側に前記前後方向に延びるように形成されたガイドと、
    前記取付器具に設けられ、前記ガイドに着脱可能かつ移動自在に係合する第2の係合片とによって構成されていることを特徴とするパネル計器の取付構造。
  2. 請求項1記載のパネル計器の取付構造において、
    前記第1の係合部の前記穴は、前記第2の係合片が前記ガイドの後端部に位置している状態で前記第1の係合片が挿抜可能な位置に形成されていることを特徴とするパネル計器の取付構造。
  3. 請求項1または請求項2記載のパネル計器の取付構造において、
    前記ねじ部材は、前記第1の方向において前記取付器具の中央部に位置付けられ、
    前記取付器具の後端部であって前記ねじ部材の後方には、前記第2の方向に突出するハンドル部が設けられ、
    前記ハンドル部には、前記前後方向において前記ねじ部材と重なる位置に工具挿通用の穴が形成されていることを特徴とするパネル計器の取付構造。
  4. 請求項1~請求項3の何れか一つに記載のパネル計器の取付構造において、
    前記ケースは、前記第1の方向において、前記取付器具が重ねられる前記ケースの前記外面と隣り合う一対の他の外面を有し、
    前記ガイドは、前記一対の他の外面にそれぞれ形成された溝によって構成されていることを特徴とするパネル計器の取付構造。
  5. 請求項1~請求項3の何れか一つに記載のパネル計器の取付構造において、
    前記ガイドは、前記取付器具が重ねられる前記ケースの前記外面に開口して前記前後方向に延びるスリットによって形成されていることを特徴とするパネル計器の取付構造。
JP2021133873A 2021-08-19 2021-08-19 パネル計器の取付構造 Active JP7640404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021133873A JP7640404B2 (ja) 2021-08-19 2021-08-19 パネル計器の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021133873A JP7640404B2 (ja) 2021-08-19 2021-08-19 パネル計器の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023028273A JP2023028273A (ja) 2023-03-03
JP7640404B2 true JP7640404B2 (ja) 2025-03-05

Family

ID=85331605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021133873A Active JP7640404B2 (ja) 2021-08-19 2021-08-19 パネル計器の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7640404B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020193836A (ja) 2019-05-27 2020-12-03 アズビル株式会社 パネル計器の取付具、パネル計器の取付構造およびパネル計器
US20210210833A1 (en) 2020-01-02 2021-07-08 Lite-On Electronics (Guangzhou) Limited Fixing structure for electronic device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020193836A (ja) 2019-05-27 2020-12-03 アズビル株式会社 パネル計器の取付具、パネル計器の取付構造およびパネル計器
US20210210833A1 (en) 2020-01-02 2021-07-08 Lite-On Electronics (Guangzhou) Limited Fixing structure for electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023028273A (ja) 2023-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10780797B2 (en) Part fixture
CN103502548B (zh) 把手基座的安装构造
JP7015259B2 (ja) スナップフィット
JP6002327B2 (ja) 樹脂クリップ用補強板ばね
WO2011004823A1 (ja) 外装部材の取付構造及びクリップ
JP2007005701A (ja) リモコンケース
JP4312375B2 (ja) 端子台コネクタ、電子機器、および端子台コネクタと電子機器の取付構造
JP2009026685A (ja) センサ取付部材及びこれを備えたセンサ並びに光電センサ用発光装置
JP2020191396A (ja) 端子カバーの着脱構造
JP7211894B2 (ja) パネル計器の取付具、パネル計器の取付構造およびパネル計器
JP6707229B2 (ja) コネクタ
JP3582445B2 (ja) 取付枠
JP2023028273A (ja) パネル計器の取付構造
JP4626672B2 (ja) 電気機器の取付構造
JP5908219B2 (ja) テンションメンバ固定具
JP4276662B2 (ja) 車載用機器
CN110176737B (zh) 配线器具用安装框
JP4173872B2 (ja) 筐体
JP6598128B2 (ja) 部品取付具
JP2008263058A (ja) 電子機器の取付装置
JP5085437B2 (ja) ツーピースクリップ
JP3159869U (ja) センサ取付部材及びこれを備えたセンサ並びに光電センサ用発光装置
JP4578271B2 (ja) スイッチの組付構造
JP4753894B2 (ja) 樹脂部品組付け構造
JP4419196B2 (ja) 計器装置における組付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240605

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7640404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150