JP7644593B2 - 開閉制御システム及び開閉制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、家屋、ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の窓や出入口などの開口部に設置される開閉体装置を制御する開閉制御システム及び開閉制御方法に係り、特に開閉体装置の動作を複数の無線式の専用スイッチを登録して制御する開閉制御システム及び開閉制御方法に関する。
ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の開口部に設置されたシャッターやドアなどの開閉体装置には、その開閉停の各動作を電動で行う電動シャッターや電動ドアが使用されることが多い。このように電動で開閉停の各動作を行うものは、開閉停の3種類のスイッチを備えた有線式の専用スイッチ又は遠隔操作によって制御するための無線式の専用スイッチなどがある。これらの各スイッチの操作に対応して、開閉体装置はシャッターカーテンの開閉動作を制御する。携帯型の無線式の専用スイッチの場合、例えば、ガレージシャッター装置の場合のように、複数の人がそれぞれ操作する必要のある開閉体装置については、複数の専用スイッチが登録可能となっている。
複数の専用スイッチは、所定の周波数帯(例えば、426[MHz])の電波を発信するリモコン送信機で構成され、開閉体装置のシャッターケース内に収納されているリモコン受信機に無線通信によって接続されている。リモコン送信機による信号に基づいて開閉体の制御を行うためには、リモコン送信機の識別情報をリモコン受信機側に事前に登録する必要がある。
従来は、リモコン受信機を登録モードに移行させて、リモコン送信機に搭載されている開閉停いずれかのスイッチを操作する。この操作によって、リモコン送信機の識別情報がリモコン受信機側に送信され登録される。リモコン受信機は、このようにして登録された識別番号のリモコン送信機以外の信号は受け付けないようにしてある。
特開2019-201279号公報
特許文献1には、視覚によることなく、音又は振動に基づいて登録モードに移行したか否かを認識可能とした開閉装置用通信機が記載してある。特許文献1に記載のものによれば、登録の種類に対応して音声出力装置が鳴動するため、鳴動態様に基づいて登録モードに移行したか否かを視覚によらずに作業者に認識させることができる。
しかしながら、開閉装置用通信機(受信機)が登録モードに移行した際に、他の現場や開閉体装置設置個所において別のリモコン送信機から発生した電波を誤って受信し、意図しないで登録してしまうという可能性があった。
さらに、従来は、受信機に現在登録されているリモコン送信機の台数を認識させる機能が存在しないので、登録台数を調査するためには受信機そのものを回収してメーカー側で調査しなければならず、その解析に時間を要していた。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、リモコン送信機の登録モード時に意図しないリモコン送信機が登録されるのを未然に防止することのできる開閉制御システム及び開閉制御方法を提供することにある。
本発明に係る開閉制御システムの第1の特徴は、開口部に設けられた開閉体手段と、前記開閉体手段の動作に対応した制御信号を無線通信回線で送信するリモコン操作子手段と、前記リモコン操作子手段ら前記無線通信回線を介して受信した前記制御信号に対応して前記開閉体手段の動作を制御する制御手段を備えた開閉制御システムにおいて、前記制御手段は、前記リモコン操作子手段の操作子IDを新規に登録するためのID登録用操作子手段を備え、前記ID登録用操作子手段が操作され、さらに所定の時間内に前記リモコン操作子手段が前記無線通信回線を介して前記制御手段に接続された場合、接続中の前記リモコン操作子手段の受信強度を測定し、前記受信強度が所定値以上の場合に前記リモコン操作子手段の前記操作子IDを新たに登録することにある。
開閉体手段は、窓シャッター装置、ガレージシャッター装置、シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、引戸装置、移動間仕切装置、オーニング装置、防水板装置などであり、これらの開閉体手段が建物の内外の複数個所に設けられている。このような場合、それぞれの開閉体手段には、その開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整の各動作を指示するためのリモコン操作子手段と、このリモコン操作子手段の操作に応じて開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整の各動作を制御する制御装置となる制御手段が設けられている。
この発明では、ID登録用操作子手段が操作され、リモコンIDの登録モード中に無線通信回線を介して制御手段にリモコン操作子手段が接続された場合に、その接続中のリモコン操作子手段の受信強度を測定し、受信強度が所定値以上の場合にリモコン操作子手段の操作子IDを新たに登録するようにしたものである。登録モードに移行した際に、他の現場や開閉体装置設置個所において別のリモコン操作子手段から発生した電波を誤って受信した場合、その電波の受信強度を測定すると、他の現場などからの電波の受信強度は比較的小さいので、所定値よりも小さい場合は登録を行わないことで、意図しないで他のリモコン操作子手段を登録してしまうという誤登録を未然に防止することができる。なお、開閉制御システムは、リモコン操作子手段以外に制御手段に有線にて接続された押しボタン式の操作子手段を備えていても良い。
本発明に係る開閉制御システムの第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉制御システムにおいて、前記制御手段のID登録用操作子手段が第1の態様で操作され、既に登録されていた操作子IDが存在する場合には、その操作子IDを抹消し、今回接続された前記リモコン操作子手段に割り当てられている操作子IDを1台目の操作子IDとして新たに登録し、前記制御手段のID登録用操作子手段が第2の態様で操作され、既に登録されていた操作子IDが存在する場合には、その操作子IDを残して、今回接続された前記リモコン操作子手段に割り当てられている操作子IDを追加の操作子IDとして新たに登録することにある。
これは、ID登録用操作子手段が第1の態様で操作された場合、例えばオン状態が約3秒以上維持された場合には、既に登録されていた操作子IDが存在しても、それを抹消し、1台目の操作子IDとして新規に登録し、ID登録用操作子手段が第2の態様で操作された場合、例えばオン状態が3回連続となる操作が行われた場合には、既に登録されていた操作子IDを残して、新たな操作子IDを追加で登録するようにしたものである。
本発明に係る開閉制御システムの第3の特徴は、前記第1又は第2の特徴に記載の開閉制御システムにおいて、前記受信強度の大きさを認識することができるような態様で発音する発音手段と、前記受信強度の大きさを認識することができるような態様で表示する表示手段の少なくとも一方を備えたことにある。
これは、電波の受信強度を発音手段及び/又は表示手段を用いて聴覚及び/又は視覚にて認識可能としたものである。
本発明に係る開閉制御システムの第4の特徴は、前記第1、第2又は第3の特徴に記載の開閉制御システムにおいて、既に登録されている操作子IDの台数を認識することができるような態様で発音する発音手段と、既に登録されている操作子IDの台数を認識することができるような態様で表示する表示手段の少なくとも一方を備えたことにある。
これは、既に登録されている操作子IDの台数を発音手段及び/又は表示手段を用いて聴覚及び/又は視覚にて認識可能としたものである。登録されている操作子IDの台数を認識可能とするタイミングとしては、ID登録用操作子手段が操作された時点や登録処理が終了する直前などが好ましい。
本発明に係る開閉制御方法穂の第1の特徴は、開口部に設けられた開閉体手段の動作を制御手段及び前記制御手段に無線通信回線を介して接続されたリモコン操作子手段を用いて制御する開閉制御方法であって、前記制御手段に設けられた前記リモコン操作子手段の操作子IDを新規に登録するためのID登録用操作子手段が操作され、さらに所定の時間内に前記リモコン操作子手段が前記無線通信回線を介して前記制御手段に接続された場合、接続中の前記リモコン操作子手段の受信強度を測定し、前記受信強度が所定値以上の場合に、前記リモコン操作子手段の前記操作子IDを前記制御手段に新たに登録することにある。
これは、前記第1の特徴に記載の開閉制御システムに対応する開閉制御方法の発明である。
本発明に係る開閉制御方法の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉制御方法において、前記制御手段のID登録用操作子手段が第1の態様で操作され、既に登録されていた操作子IDが存在する場合には、その操作子IDを抹消し、今回接続された前記リモコン操作子手段に割り当てられている操作子IDを1台目の操作子IDとして新たに登録し、前記制御手段のID登録用操作子手段が第2の態様で操作され、既に登録されていた操作子IDが存在する場合には、その操作子IDを残して、今回接続された前記リモコン操作子手段に割り当てられている操作子IDを追加の操作子IDとして新たに登録することにある。
これは、前記第2の特徴に記載の開閉制御システムに対応する開閉制御方法の発明である。
本発明に係る開閉制御方法の第3の特徴は、前記第1又は第2の特徴に記載の開閉制御方法において、前記受信強度の大きさを認識することができるような態様で発音する発音手段と、前記受信強度の大きさを認識することができるような態様で表示する表示手段の少なくとも一方を備えたことにある。
これは、前記第3の特徴に記載の開閉制御システムに対応する開閉制御方法の発明である。
本発明に係る開閉制御方法の第4の特徴は、前記第1、第2又は第3の特徴に記載の開閉制御方法において、前記ID登録用操作子手段が操作された時点で既に登録されている操作子IDの台数を認識することができるような態様で発音する発音手段と、前記ID登録用操作子手段が操作された時点で既に登録されている操作子IDの台数を認識することができるような態様で表示する表示手段の少なくとも一方を備えたことにある。
これは、前記第4の特徴に記載の開閉制御システムに対応する開閉制御方法の発明である。
本発明の開閉制御システム及び開閉制御方法によれば、リモコン送信機の登録モード時に意図しないリモコン送信機が登録されるのを未然に防止することができるという効果がある。
本発明の開閉制御システムの概略構成を示す図である。 図1の送受信機の概略構成を示すブロック図である。 図1の開閉制御システムにおいてリモコン操作スイッチを送受信機に新規登録する処理の一例を示すフローチャート図である。 図3の処理の概要を示す模式図である。
以下添付図面に従って本発明に係る開閉制御システムの好ましい実施の形態について説明する。この実施の形態では開閉体手段として上下に開閉制御されるシャッター装置10を例に説明する。図1は、本発明の開閉制御システムの概略構成を示す図である。シャッター装置10は、基本的にシャッターケース11、シャッターカーテン12、ガイドレール13,14、モータ、シャッター駆動回路、開閉制御回路15、送受信機16、壁スイッチ20、リモコン操作スイッチ(操作子手段)22~24などから構成される。なお、図1では、モータ、シャッター駆動回路やこれ以外の構成部品となる巻取シャフトやチェーンなどについては図示を省略してある。シャッター装置10には、人感センサが接続される場合もある。
シャッター装置10のシャッターケース11は開口部の上方に設けられている。ガイドレール13,14は、シャッターカーテンの両端部に接するように開口部や窓の両端側に設けられ、まぐさ部から床面及び窓枠下まで掛け渡された断面形状がコの字型の案内溝を有する金属製部材で構成されている。シャッターカーテン12は、このガイドレール13,14の各案内溝に沿って上昇下降し、開口部及び窓の開閉停又は途中停止(半開若しくは半閉)の各動作を行う。本明細書において、半開とは開動作の途中で停止した状態のことを、半閉とは閉動作の途中で停止した状態のことを意味する。
図示していない巻取りシャフトは、シャッターケース11の両端側に回動可能に設けられ、シャッターカーテン12を巻き取ったり巻き戻したりする。図示していないチェーンは、モータの回転軸に設けられた主動スプロケットと巻取りシャフトの回転軸に設けられた従動スプロケットとを連結している。従って、モータの回転駆動力はチェーンを介して巻取りシャフト側に伝達され、モータが回転すると、チェーンを介して巻取りシャフトが回転し、シャッターカーテン12の開閉停又は途中停止の各動作が制御されるようになっている。
シャッター駆動回路は、図示していないが、それぞれのシャッターケース11内に設けられている。シャッター駆動回路は、マイクロコンピュータ構成になっており、電源ラインを介して外部から電力が供給されている。シャッター駆動回路は、開閉制御回路15からの制御信号に基づいて、モータの回転を制御してシャッターカーテン12の開閉停又は途中停止などの各動作を制御している。モータの回転軸にはエンコーダが結合され、モータの回転位置を検出して、それをシャッター駆動回路に出力している。このモータの回転位置に基づいてHA信号(閉状態又は開状態を示す信号)が出力される。
モータには、シャッター駆動回路からモータに供給される駆動電流を検出する電流検出器が設けられており、検出された駆動電流の値がシャッター駆動回路にフィードバックされる。シャッター駆動回路は、エンコーダから出力されるモータの回転位置(シャッター位置)を示す検出信号及び電流検出器から出力されるモータの駆動電流を示す検出信号に基づいてモータの回転速度を制御している。電流検出器によって駆動電流が検出された場合、モータは駆動状態にあり、駆動電流が検出されないゼロの場合、モータは非駆動状態にあると判断できる。
この実施の形態では、シャッター装置10に対して、複数(図では3個)のリモコン操作スイッチ22~24が登録される場合について説明する。これによって、シャッター装置10は、それぞれのリモコン操作スイッチ22~24によってそれぞれ制御可能に構成される。
図1では、送受信機16に、リモコン操作スイッチ22~24に接続されるアンテナが図示してある。リモコン操作スイッチ22~24は、開ボタン、停止ボタン、閉ボタンの各操作ボタンを備えたシャッター装置専用の無線方式の操作子手段である。シャッター装置10の送受信機16とリモコン操作スイッチ22~24とは所定の周波数帯(例えば、426[MHz])で接続され、所定のIDを介してそれぞれ接続されるようになっている。この実施の形態では、所定のIDとしてリモコン操作スイッチ22にはid22が、リモコン操作スイッチ23には、id23が、リモコン操作スイッチ24には、id24がそれぞれ固有のリモコンIDとして割り当てられているので、送受信機16はこれらのリモコンIDを利用して制御する。
なお、シャッター装置10には、リモコン操作スイッチ22~24以外に有線の操作子手段である壁スイッチ20が開口部近傍に設けられている。壁スイッチ20は、開ボタン、停止ボタン、閉ボタンを備えたシャッター装置専用の有線方式の操作子手段(専用スイッチ)であり、元々シャッター装置10の開閉制御回路15に直接接続されており、開閉停の各操作ボタンの操作状態に対応した制御信号を開閉制御回路15に送信する。開閉制御回路15は、これらの各スイッチの操作状態に対応した制御信号に応じて、シャッターカーテン12の開閉停の各動作を制御する。シャッター装置10は、壁スイッチ20の操作に応じて、この開閉制御システムとは無関係にシャッター装置10の開閉停の各動作を制御することができる。なお、壁スイッチ20は、途中停止用のボタンを備えていてもよい。送受信機16は、開閉制御回路15に有線にて電気的に接続される。
図2は、図1の送受信機の概略構成を示すブロック図である。送受信機16は、図示のように、制御部30、通信部31、登録スイッチ32、送受信ランプ33、動作ランプ34、発音装置35を備えている。
通信部31は、小電力無線局として機能する無線モジュールで構成されている。通信部31は、リモコン操作スイッチ22~24からの無線信号を受信し、受信した無線信号を制御部30へ送信する。通信部31は、制御部30が生成した信号をリモコン操作スイッチ22~24へ送信する。なお、無線モジュールとしては、無線LAN(Wi-Fi)モジュールや、ブルートゥース(登録商標)通信モジュールや、特定小電力無線モジュール等が挙げられる。
制御部30は、マイクロコンピュータ構成になっており、予め記憶したプログラムにより動作する。この実施の形態では、制御部30は、通信部31からの信号に基づき送受信ランプ33を点灯表示する。送受信ランプ33は、リモコン操作スイッチ22~24から信号を受信した場合、又は外部へ信号を送信する場合に点灯表示するフルカラーLEDである。この実施の形態では、この送受信ランプ33は、信号の受信時に赤色の発光態様で点灯表示し、信号の送信時に緑色の発光態様で点灯表示する。
制御部30は、登録の種類に応じて動作ランプ34の点灯表示状態を制御したり、発音装置35の発音を制御したりする。動作ランプ34は、後述する登録の種類に応じた表示態様(発光態様)で表示(点滅又は点灯)する1個のフルカラーLEDで構成される。なお、登録の種類に応じて表示(点滅又は点灯)する複数のフルカラーLEDで構成しても良いし、7セグメントディスプレイで構成してもよい。発音装置35は、制御部30に登録されているリモコン操作スイッチの台数に対応した態様でブザー音やビープ音を発音する。
図3は、図1の開閉制御システムにおいてリモコン操作スイッチを送受信機に新規登録する処理の一例を示すフローチャート図である。図4は、図3の処理の概要を示す模式図である。図3の送受信機16が実行するID新規登録処理には、1台目を登録する新規登録と2台目以降を登録する追加の新規登録とがある。送受信機16に設けられているID登録用操作子手段である登録スイッチ32のオン状態が約3秒以上維持された場合に1台目を登録する新規登録モードとなる。また、登録スイッチ32のオン状態が3回連続となる操作が実行された場合、すなわち登録スイッチ32が所定の時間内に3回オン状態となった場合に、2台目以降を登録する追加の新規登録モードとなる。
ステップS31では、送受信機16は、ID新規登録モードに入った時点で送受信機16に登録されているリモコン操作スイッチの登録台数に対応した数のブザー音を発音装置35から発音する。例えば、登録台数が1台の場合は「ブー」、2台の場合は「ブー・ブー」、3台の場合は「ブー・ブー・ブー」のように登録台数に応じた数だけブザー音を規則的に発音する。また、登録台数が0台の場合はブザー音を発音しないか又は「ブーーーーー」のように所定時間(3~5秒程度)連続したブザー音を発音する。また、ブザー音の発音と同期するように動作ランプ34のフルカラーLEDを点滅させても良い。これによって、送受信機16に現在登録されているリモコン操作スイッチの台数を聴覚及び視覚にて認識することができる。このときに既知の登録台数と異なる台数が登録されている場合には、何らかの誤操作によって登録されたことを認識することができる。この場合は、1台目新規登録から登録処理をやり直すことで所定の台数のリモコン操作スイッチを登録することができる。
ステップS32では、操作者がID新規登録の対象であるリモコン操作スイッチ22~24のいずれかの操作ボタンを操作することによって、リモコンID及び操作ボタンに対応した制御信号を通信回線22a,23a,24aを介して送受信機16に送信する。図では同時に送信しているかのように表示しているが、リモコン操作スイッチ22~24は、それぞれ別々のタイミングで送信する。
ステップS33では、リモコンIDを受信したか否かを判定し、受信した(yes)場合は次のステップS34に進み、受信していない(no)場合はリモコンIDを受信するまでこの判定処理を繰り返す。リモコンIDを受信しないで判定処理の繰り返しが所定回数又は所定時間(例えば約3~5分間程)経過した時点でループを抜けて強制的に処理を終了する。
ステップS34では、リモコンID受信時の受信強度を認識しやすいように発音装置35からブザー音で発音する。例えば、最大の受信強度を100とした場合の受信強度が100~75の範囲を第1受信強度、74~50の範囲を第2受信強度、49~25の範囲を第3受信強度、25~0の範囲を第4受信強度とする。第1受信強度の場合は「ブー・ブー・ブー・ブー」のように4回、第2受信強度の場合は「ブー・ブー・ブー」のように3回、第3受信強度の場合は「ブー・ブー」のように2回、第4受信強度の場合は「ブー」のように1回のブザー音を発音する。ブザー音の回数は第1強度で1回、第4強度で4回のように、上述の場合と逆の回数でもよい。なお、動作ランプ34の4個フルカラーLEDを点灯させることで受信強度を視認可能にしても良い。
ステップS35では、リモコンID受信時の受信強度の値が所定値以上であるか否かを判定し、所定値以上(yes)の場合は次のステップS36に進み、所定値よりも小さい(no)場合はステップS37に進む。この実施の形態では、第1受信強度の場合を所定値以上とし、第2受信強度、第3受信強度及び第4受信強度の場合を所定値よりも小さいと判定する。
ステップS36では、受信強度が所定値以上と判定されたので、各リモコン操作スイッチ22~24のいずれかから送受信機16に対して通信回線22a,23a,24aを介して送信されたリモコンID(id22,id23,id24)を新規のIDとして登録する。これによって、図4に示すように、送受信機16にはid22,id23,id24のいずれかが登録される。1台目を登録する新規登録モードの場合は、以前に登録されていた古いリモコンIDが存在する場合には、その古いリモコンIDを抹消し、今回受信したリモコンIDを新規に登録する。2台目以降を登録する追加の新規登録モードの場合は、以前に登録されていた古いリモコンIDを残して、今回受信したリモコンIDを新規に追加IDとして登録する。
ステップS37では、ID新規登録モードによって現時点で送受信機16に登録されているリモコン操作スイッチの登録台数に対応した数のブザー音を発音装置35から発音する。ID新規登録処理によって、1台目を登録する新規登録モードの場合は、登録台数は1台であり、2台目以降を登録する追加の新規登録モードの場合は、先のステップS31の発音処理や点灯処理によって認識した登録台数よりも1台多い登録台数となっているはずなので、これ以外の登録台数が発音又は点灯された場合には、誤って登録された可能性があるので、1台目新規登録から登録処理をやり直すことで所定の台数のリモコン操作スイッチを再度登録することができるようになる。
ステップS38では、登録スイッチ32がオン操作された時点でID新規登録処理を終了する。なお、このステップで登録スイッチ32がオン操作されなかった場合でも所定時間(例えば約3~5分間程)経過した時点で強制的に処理を終了する。なお、この登録処理の終了を発音装置35の発音処理及び/又は動作ランプ34の表示処理にて認識させるようにしても良い。
上述の実施の形態では、上下昇降方式で繰り出されるシャッターカーテンを例に説明したが、シャッター状の開閉部材が横引き方式で繰り出されたり、あるいは水平方式で繰り出されたりするものであっても同様に適用することができる。また、開閉体装置としては、例えば、シャッター装置、窓シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、引戸装置、移動間仕切装置、オーニング装置、防水板装置などにも適用可能である。
10…シャッター装置
11…シャッターケース
12…シャッターカーテン
13,14…ガイドレール
15…開閉制御回路
16…送受信機
20…壁スイッチ
22~24…リモコン操作スイッチ
22a,23a,24a…通信回線
30…制御部
31…通信部
32…登録スイッチ
33…送受信ランプ
34…動作ランプ
35…発音装置

Claims (6)

  1. 開口部に設けられた開閉体手段と、
    前記開閉体手段の動作に対応した制御信号を無線通信回線で送信するリモコン操作子手段と、
    前記リモコン操作子手段から前記無線通信回線を介して受信した前記制御信号に対応して前記開閉体手段の動作を制御する制御手段を備えた開閉制御システムにおいて、
    既に登録されているリモコン操作子手段の操作子IDの台数を認識することができるような態様で発音する発音手段と、既に登録されている前記操作子IDの台数を認識することができるような態様で表示する表示手段の少なくとも一方を備え、
    前記制御手段は、前記リモコン操作子手段の操作子IDを新規に登録するためのID登録用操作子手段を備え、前記ID登録用操作子手段が操作され、さらに所定の時間内に前記リモコン操作子手段が前記無線通信回線を介して前記制御手段に接続された場合、前記ID登録用操作子手段が操作された時点において登録されている前記操作子IDの台数を、接続中の前記リモコン操作子手段に前記発音手段から発音すると共に前記表示手段に表示し、その後接続中の前記リモコン操作子手段の受信強度を測定し、前記受信強度が所定値以上の場合に前記リモコン操作子手段の前記操作子IDを新たに登録し、登録現時点で登録されている前記操作子IDの台数を、前記発音手段から発音すると共に前記表示手段に表示することを特徴とする開閉制御システム。
  2. 請求項1に記載の開閉制御システムにおいて、
    前記制御手段のID登録用操作子手段が第1の態様で操作され、既に登録されていた操作子IDが存在する場合には、その操作子IDを抹消し、今回接続された前記リモコン操作子手段に割り当てられている操作子IDを1台目の操作子IDとして新たに登録し、
    前記制御手段のID登録用操作子手段が第2の態様で操作され、既に登録されていた操作子IDが存在する場合には、その操作子IDを残して、今回接続された前記リモコン操作子手段に割り当てられている操作子IDを追加の操作子IDとして新たに登録することを特徴とする開閉制御システム。
  3. 請求項1又は2に記載の開閉制御システムにおいて、
    前記受信強度の大きさを認識することができるような態様で発音する発音手段と、
    前記受信強度の大きさを認識することができるような態様で表示する表示手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする開閉制御システム。
  4. 開口部に設けられた開閉体手段の動作を制御手段及び前記制御手段に無線通信回線を介して接続されたリモコン操作子手段を用いて制御する開閉制御方法であって、
    既に登録されているリモコン操作子手段の操作子IDの台数を認識することができるような態様で発音する発音手段と、既に登録されている前記操作子IDの台数を認識することができるような態様で表示する表示手段の少なくとも一方を備え、
    前記制御手段に設けられた前記リモコン操作子手段の操作子IDを新規に登録するためのID登録用操作子手段が操作され、さらに所定の時間内に前記リモコン操作子手段が前記無線通信回線を介して前記制御手段に接続された場合、前記ID登録用操作子手段が操作された時点において登録されている前記操作子IDの台数を、接続中の前記リモコン操作子手段に前記発音手段から発音すると共に前記表示手段に表示し、その後接続中の前記リモコン操作子手段の受信強度を測定し、前記受信強度が所定値以上の場合に、前記リモコン操作子手段の前記操作子IDを前記制御手段に新たに登録し、登録後の現時点で登録されている前記操作子IDの台数を、前記発音手段から発音すると共に前記表示手段に表示することを特徴とする開閉制御方法。
  5. 請求項に記載の開閉制御方法において、
    前記制御手段のID登録用操作子手段が第1の態様で操作され、既に登録されていた操作子IDが存在する場合には、その操作子IDを抹消し、今回接続された前記リモコン操作子手段に割り当てられている操作子IDを1台目の操作子IDとして新たに登録し、
    前記制御手段のID登録用操作子手段が第2の態様で操作され、既に登録されていた操作子IDが存在する場合には、その操作子IDを残して、今回接続された前記リモコン操作子手段に割り当てられている操作子IDを追加の操作子IDとして新たに登録することを特徴とする開閉制御方法。
  6. 請求項又はに記載の開閉制御方法において、
    前記受信強度の大きさを認識することができるような態様で発音する発音手段と、
    前記受信強度の大きさを認識することができるような態様で表示する表示手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする開閉制御方法。
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