JP7645100B2 - プリンタ装置 - Google Patents

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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

本発明の実施形態は、プリンタ装置に関する。
従来、ラベルやレシートなどのロール状の連続紙である記録媒体(以下、ロール紙と呼ぶ)に印字するプリンタ装置がある。当該プリンタ装置には、ロール紙の中心を支持する軸支式と、ロール紙を軸支することなく収容部に収容する所謂投げ込み式(ドロップイン式ともいう)とがある。また、従来、ロール紙の転動や用紙の弛み発生を抑制するために、ロール紙の搬送方向側から、当該搬送方向側の反対方向(以下、搬送逆方向と呼ぶ)に向けて、押さえローラによりロール紙を押し付ける例が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、搬送逆方向へロール紙を抑えることは、ロール紙に余計な負荷がかかる。例えば、ロール紙がライナレスである場合、用紙搬送の際、糊を剥がすことにより大きいな力がロール紙に加わることになる。ロール紙への負荷は、上記のように正常な印字が行われないことがある。また、ロール紙が収容部に収容された状態では、ユーザはロール紙の残量や交換タイミングを把握することができず、収容部を露出してロール紙の残量をチェックする必要があるため煩雑であった。
本発明が解決しようとする課題は、用紙搬送の際にロール紙への負荷を低減しつつ、ロール紙の交換タイミングを検出可能なプリンタ装置を提供することである。
実施形態のプリンタ装置は、フラッパと、用紙押さえと、センサと、を備える。フラッパは、ロール状の連続紙における印刷面の外周の第1部分を前記連続紙の下端に向かって押さえる。用紙押さえは、前記印刷面の外周の第2部分を前記連続紙の搬送方向に向かって押さえる。センサは、前記フラッパと前記用紙押さえとにより保持される前記連続紙の残量を検出する。
図1は、実施形態に係るプリンタ装置の外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係り、ロール紙が収容されたプリンタ装置に関して、図1におけるA-A’矢視断面図である。 図3は、実施形態に係るフラッパの外観の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係り、図3とは異なる形状のフラッパの外観の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係り、ロール紙がプリンタ装置に収容された状態のプリンタ装置に関して、図1におけるB-B’矢視断面図である。 図6は、実施形態に係り、センサによりフラッパが検出可能な位置まで回動した状態のプリンタ装置に関して、図1におけるB-B’矢視断面図である。 図7は、実施形態に係り、図5とは異なる構成に関して、図1におけるB-B’矢視断面図である。 図8は、実施形態に係り、センサにより検知プレートが検出可能な位置までフラッパが回動した状態のプリンタ装置に関して、図1におけるB-B’矢視断面図である。 図9は、実施形態に係り、図3に示すフラッパと対をなす用紙押させの外観の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係り、図4に示すフラッパと対をなす用紙押させの外観の他の例を示す図である。 図11は、実施形態に係り、センサによりフラッパが検出可能な位置まで回動した状態のプリンタ装置に関して、図1におけるA-A’矢視断面図である。
(実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実施形態に係るプリンタ装置1の外観の概要の一例を示す斜視図である。以下の説明において、X軸、Y軸、及びZ軸から構成される直交座標系を用いる。図中、矢印の指し示す方向がプラス方向である。X軸プラス方向が左方向であり、X軸マイナス方向が右方向である。また、Y軸プラス方向が背面方向(プリンタ装置1の後側)であり、Y軸マイナス方向が正面方向(プリンタ装置1の前側)である。また、Z軸プラス方向が上方向であり、Z軸マイナス方向が下方向である。正面とはユーザが位置する側である。
プリンタ装置1の外観は、上部カバー3と、下部カバー5と、連続紙Sを排出する排出口7と、を有する。プリンタ装置1の略上面は上部カバー3により開閉可能である。プリンタ装置1には、内部にロール状の連続紙(以下、ロール紙と呼ぶ)PRが、ドロップイン(Drop-in:投げ込み式)でセットされる。
ロール紙PRは、連続紙Sが中空状のコア部9に巻回されたロール状の印字媒体(記録媒体とも称される)である。コア部9は、ロール紙PRの巻き中心の筒状部分に相当する。ロール紙PRは、例えば、ライナレスのラベルロールである。なお、ロール紙PRは、台紙を有するラベルロールやレシートロールであってもよい。
図2は、ロール紙PRが収容されたプリンタ装置1に関して、図1におけるA-A’矢視断面図である。プリンタ装置1は、収容領域11と、プラテンローラ31と、フラッパ支持部33と、第1弾性体35と、フラッパ37と、サーマルヘッド51と、センサ53と、ストッパ部材57(図5参照)と、押さえ支持部59と、用紙押さえ61と、を備えている。図2に示すように、上部カバー3と下部カバー5とは、ロール紙PRが収容される収容領域11を覆う。収容領域11には、ロール紙PRが、ユーザにより投げ込まれる。
上部カバー3は、当該上部カバー3における背面側の1辺において、X軸方向を回転軸13として回動自在に、下部カバー5に取り付けられる。上部カバー3は、当該回転軸13に対する回動に伴って、下部カバー5の上面の開口を開閉する。図2に示すように、上部カバー3には、プラテンローラ31と、フラッパ支持部33と、フラッパ37と、押さえ支持部59、用紙押さえ61とが設けられる。
なお、上部カバー3には、後述のセンサ53による検知を表示する表示部が設けられてもよい。当該センサ53は、フラッパ37と用紙押さえ61とにより保持されるロール状の連続紙Sの残量を検出する。センサ53は、例えば、ロール紙PRの残量(ニアエンド)を検出するニアエンドセンサに相当する。表示部は、例えばLED(light emitting diode)により実現される。LEDは、センサ53による検知に応答して、明滅または点灯などにより、センサ53による検知をユーザに報知する。
プラテンローラ31は、ステッピングモータ(不図示)の駆動力が伝達されることにより回転して、サーマルヘッド51との間に挟んだ連続紙Sを搬送する。
フラッパ支持部33は、フラッパ37の一端を回動可能に支持する。フラッパ37と上部カバー3との間には、フラッパ37を下方(例えば、鉛直下向き)に向かって付勢する第1弾性体35が設けられる。第1弾性体35は、例えばねじりばねにより実現され、フラッパ支持部33の近傍に設けられる。
フラッパ37は、フラッパ支持部33により、回動可能に支持される。フラッパ37は、第1弾性体35の弾性力により、下方に向かって付勢される。フラッパ37は、ロールPRにおける印刷面の外周の第1部分38を、第1弾性体35の付勢により、上方からロール紙PRの下端に向かって押さえる。第1部分38は、ロール紙PRの外周面のうち、上側の側面に対応する。フラッパ37において、Y軸方向に沿った長さは、フラッパ支持部33から収容領域11において連続紙PRの側面に対向する(プリンタ装置1の)筐体の壁面の中心部分までの距離に相当する。
図3は、フラッパ37の外観の一例を示す図である。図3に示すように、フラッパ37は、中空形状を有する。フラッパ37の一端FEは、フラッパ支持部33により、X軸方向を回転軸として回動可能に支持される。フラッパ37の他端は、用紙押さえ61の他端(図9参照)POE(押さえ部分)と嵌め合い可能な歯間と、歯間を形成する複数の歯(以下、第1歯とよぶ)を構成する。
図4は、図3とは異なる形状のフラッパ37の外観の一例を示す図である。図4に示すように、フラッパ37の一端FEは、フラッパ支持部33により、X軸方向を回転軸として回動可能に支持される。また、図4に示すように、フラッパ37の他端FOEは、第1歯を構成する。このとき、フラッパ37の他端FOEは、櫛型形状となる。このとき、フラッパ37の他端FOEは、用紙押さえ61の他端(図10参照)POEである押さえ部分と嵌め合い可能な歯間と、歯間を形成する第1歯を構成する。図3および図4に示すように、本実施形態では、フラッパ37の他端FOEが櫛型形状に形成されているものとする。
下部カバー5は、上面が開放されている直方体状の筐体である。また、下部カバー5には、サーマルヘッド51、センサ53、ストッパ部材57(図5参照)、押さえ支持部59が取りつけられる。また、下部カバー5には、プリンタ装置1を管理するホストコンピュータなどの外部機器との接続に使われる接続端子(不図示)や、プリンタ本体に電源を供給する電源端子(不図示)等が設けられる。
サーマルヘッド51は、例えば、下部カバー5の内側面に固定される。上部カバー3により下部カバー5の上面の開口が閉じられた状態において、サーマルヘッド51は、プラテンローラ31に密着する。サーマルヘッド51は、複数個が並列して設けられた発熱体を備え、発熱体の熱により、プラテンローラ31との間に挟んだ連続紙Sに印字する。
図5は、ロール紙PRが収容されたプリンタ装置1に関して、図1におけるB-B’矢視断面図である。
図5に示すように、センサ53は、下部カバー5の内側面において、フラッパ37と用紙押さえ61とによりロール紙PRが収容される収容領域11において連続紙PRの側面に対向する位置に配置される。当該位置は、例えば、収容領域11において、連続紙PRの側面に対向する筐体の壁面の中心部分である。なお、下部カバー5の内側面においてセンサ53が配置される位置は、上記中心部分に限定されず、ロール紙PRの残量が所定量に達したことを検出できれば、いずれの位置であってもよい。
図5に示すように、収容領域11におけるセンサ53の位置は、好適には、フラッパ37の他端FOEを検出可能な位置である。センサ53は、例えば、反射型のフォトセンサにより実現される。反射型フォトセンサは、投光部と受光部とを有する。投光部は、外部に向けて光を放射する。受光部は、放射された光の反射を受光する。
図5に示すように、X軸方向におけるセンサ53の位置は、収容領域11に収容されたロール紙PRの側面に対向する位置に設けられる。より詳細には、センサ53は、連続紙Sの使用に伴い下方に回動したフラッパ37の他端FOEを検出可能な位置に設けられる。ここで、センサ53のセンシング範囲は、ロール紙PRを検知できない(或いは検知しない)ように設計することが好ましい。図5では、センサ53とロール紙PRとの距離PDは、ロール紙PRによる反射光を検知できない距離に相当する。換言すれば、図5において、投光部から放射された光はロール紙PRの側面で反射するが、センサ53からロール紙PRまでの距離PDは、ロール紙PRで反射した反射光を検知できない距離となる。なお、センサ53は、ロール紙PRからの反射光を閾値により検知しないように設定されてもよい。また、センサ53がフラッパ37の他端FOEを検出する位置は、ロール紙PRの交換に適した残量に応じて設計することが好ましい。
図6は、センサ53によりフラッパ37が検出可能な位置まで回動した状態のプリンタ装置1に関して、図1におけるB-B’矢視断面図である。図6に示すように、フラッパ37とセンサ53との距離FDは、フラッパ37による反射光をセンサ53が検知できる距離に相当する。これらのことから、センサ53は、連続紙Sの使用に伴って当該位置まで回動されたフラッパ37の他端FOEを検出することができる。これにより、センサ53は、ロール紙PRの残量が所定量に達したことを検出する。
センサ53は、フラッパ37の検出に応答して、フラッパ37を検出した検出信号を、表示部およびホストコンピュータなどに出力する。このとき、表示部は、ロール紙PRの残量が所定量に達したことを示すように、ユーザによる警告として明滅する。また、ホストコンピュータは、検出信号の受信に応答して、ユーザにロール紙PRの残量が所定量に達したこと、例えば、ロール紙PRの残量が少なくなっていることを、ユーザに報知する。
図7は、図5とは異なる構成に関して、図1におけるB-B’矢視断面図である。図7に示すように、センサ53は、図5と同様に、中心部分に配置される。収容領域11におけるセンサ53の位置は、好適には、フラッパ37の他端FOEを、所定の剛性を有する板状の部材で構成された検知プレート55を介して検出可能な位置である。
図7に示すように、Z軸方向におけるセンサ53の位置は、X軸方向に平行な状態の検知プレート55を検知できない位置である。検知プレート55は、Y軸方向を回転軸551として、当該回転軸551周りに回転可能に下部カバー5に設置される。回転軸551と検知プレート55との間には、例えば、ねじりばねなどの弾性体が設けられる。
検知プレート55にフラッパ37が非接触である場合、当該弾性体は、図7に示すように、検知プレート55がX軸方向と平行になるように、検知プレート55を付勢する。このとき、検知プレート55とセンサ53との間の距離NDは、センサ53が検知プレート55を検知できない距離に相当する。
図8は、センサ53により検知プレート55が検出可能な位置までフラッパ37が回動した状態のプリンタ装置1に関して、図1におけるB-B’矢視断面図である。図8に示すように、フラッパ37は、連続紙Sの使用に伴って、検知プレート55の一端を下方に押し下げる。このとき、検知プレート55は、検知プレート55の一端がストッパ部材57に接触するまで、回転軸551周りに回転する。
図8に示すように、検知プレート55の一端がストッパ部材57に接触するとき、フラッパ37は、X軸方向においてセンサ53とは反対側のストッパ部材57にも接触する。このとき、検知プレート55の回転は停止する。
検知プレート55の回転が停止すると、図8に示すように、検知プレート55とセンサ53との距離DDは、検知プレート55による反射光をセンサ53が検知できる距離に相当する。これらのことから、センサ53は、連続紙Sの使用に伴って当該中心部分に対向する位置まで回動されたフラッパ37に伴って回転した検知プレート55を検出することができる。これにより、センサ53は、ロール紙PRの残量が所定量に達したことを検出する。
センサ53は、検知プレート55の検出に応答して、検知プレート55を検出した検出信号を、表示部およびホストコンピュータなどに出力する。このとき、表示部は、ロール紙PRの残量が所定量に達したことを示すように、ユーザによる警告として明滅する。また、ホストコンピュータは、検出信号の受信に応答して、ユーザにロール紙PRの残量が所定量に達したことを、ユーザに報知する。センサ53による検知後、連続紙Sがさらに使用されても、フラッパ37の回動は、ストッパ部材57により抑止される。
ストッパ部材57は、フラッパ37の回動を抑止する。図5乃至図8に示すように、ストッパ部材57は、下部カバー5の内側面において、センサ53の下側に配置される。これにより、ロール紙PRの使用に伴ってセンサ53が配置された位置までフラッパ37が回動されると、ストッパ部材57は、当該位置でフラッパ37の回動を抑止する。このため、ロール紙PRの使用に伴って当該位置までフラッパ37が回動されると、センサ53によるフラッパ37の検知状態が維持される。
図2に戻り、押さえ支持部59は、下部カバー5の内側面のうち背面側に設けられる。押さえ支持部59は、用紙押さえ61の一端を回動可能に支持する。用紙押さえ61と下部カバー5との間には、用紙押さえ61を搬送方向EPDに向かって付勢する第2弾性体63が設けられる。第2弾性体63は、例えば、ねじりばねにより実現され、押さえ支持部59の近傍に設けられる。
用紙押さえ61は、押さえ支持部59により、回動可能に支持される。用紙押さえ61は、第2弾性体63の弾性力により、搬送方向EPDに向かって付勢される。用紙押さえ61は、ロール紙PRにおける印刷面の外周の第2部分64を、第2弾性体63の付勢により、搬送方向EPDに向かって押さえる。第2部分64は、ロール紙PRの外周面のうち、背面側の側面に対応する。
用紙押さえ61は、搬送方向側の側面において、収容領域11に配置されたロール紙PRにおいて搬送方向EPDとは反対側の側面(第2部分64)を保持可能な凹型形状を有する。また、用紙押さえ61の他端は、フラッパ37の他端FOEと嵌め合い可能な歯間と、当該歯間を形成する複数の歯(以下、第2歯と呼ぶ)とを有する。すなわち、用紙押さえ61の他端は、フラッパ37の他端FOEの櫛型形状と嵌め合い可能な櫛型形状を有する。
図9は、図3に示すフラッパ37と対をなす用紙押させ61の外観の一例を示す図である。図10は、図4に示すフラッパ37と対をなす用紙押させ61の外観の他の例を示す図である。
図9および図10に示すように、用紙押さえ61の一端PEは、押さえ支持部59により、X軸方向を回転軸として回動可能に支持される。また、図9に示すように、用紙押さえ61の他端POEは、連続紙Sの幅より狭い少なくとも一つの押さえ部分を有している。また、図10に示すように、用紙押さえ61の他端POEは、第2歯を有する櫛型形状である。図9および図10に示すように、用紙押さえ61における歯先(POE)と歯元(PE)との間は、収容領域11に配置されたロール紙PRの第2部分64を保持可能であって、搬送方向側が凹んだ凹型形状CSを有する。
図11は、センサ53によりフラッパ37が検出可能な位置まで回動した状態のプリンタ装置1に関して、図1におけるA-A’矢視断面図である。図11に示すように、ロール紙PRの半径は、連続紙Sの使用により小さくなる。これに伴って、フラッパ37の他端FOEは、第1弾性体35による付勢により、下降する。加えて、連続紙Sの使用に伴ってロール紙PRの重量が減少することに伴って、用紙押さえ61の他端POEは、第2弾性体63の付勢により、ロール紙PRを搬送方向EPDに向かって回動する。
このとき、用紙押さえ61は、ロール紙PRを、搬送方向EPDの反対側から支える。これにより、ロール紙PRから連続紙Sがサーマルヘッド51に向かって搬送される(用紙搬送)際に、ロール紙PRへの負荷が低減される。加えて、図11に示すように、フラッパ37もロール紙PRの上側からロール紙PRを押さえる。これらのことから、連続紙Sの印刷において収容領域11内でのロール紙PRの動き(跳躍)が抑制されるため、センサ53は、ロール紙PRの残量が所定量に達したことを、正確に検出することができる。ロール紙PRの動き(跳躍)の抑制は、ロール紙PRがライナレスである場合、特に顕著である。
また、図11に示すように、ストッパ部材57により回動が抑止されたフラッパ37と収容領域11から搬送方向EPDに向かう連続紙Sの下面に対向する対向面との間隔TDは、フラッパ37の他端FOEからフラッパ37の一端FEへ向かって狭くなる。すなわち、図11に示すように、連続紙Sがロール紙PRから離れて搬送方向EPDに沿ってプラテンローラ31およびサーマルヘッド51に向かうときに、当該連続紙Sが通過する空間におけるZ方向の距離TDは、テーパー(先細り)となる。
図11に示す状態から連続紙Sがさらに使用された場合、フラッパ37は、図11に示す位置に維持されるが、用紙押さえ61の他端POEは、第2弾性体63の付勢により、ロール紙PRを支えながら搬送方向EPDに向かってさらに回動する。このとき、フラッパ37の端部FOEは、用紙押さえ61の他端POEにおける歯間と嵌め合う。これにより、収容領域11内でのロール紙PRの動きの抑制は、維持されることとなる。
以上説明したとおり、本実施形態に係るプリンタ装置1によれば、第1弾性体35により付勢されたフラッパ37は、ロール紙PRにおける印刷面の外周のうちロール紙PRの上側の側面をロール紙PRの下端に向かって押さえ、第2弾性体63により付勢された用紙押さえ61は、印刷面の外周のうちロール紙PRの背面側(プリンタ装置1の後ろ側)の側面を連続紙Sの搬送方向EPDに向かって押さえる。また、本プリンタ装置1における用紙押さえ61は、搬送方向EPD側の側面において、収容領域11に配置されたロール紙PRにおいて搬送方向EPDとは反対側の側面を保持可能な凹型形状CSを有する。
また、本実施形態に係る本プリンタ装置1によれば、ストッパ部材57により回動が抑止されたフラッパ37と収容領域11から搬送方向EPDに向かう連続紙Sの下面に対向する対向面との間隔TDは、フラッパ37の他端FOEからフラッパ37の一端FEへ向かって狭くなる。
加えて、本実施形態に係るプリンタ装置1によれば、センサ53は、フラッパ37と用紙押さえ61とにより保持されるロール状の連続紙PRの残量を検出する。センサ53は、例えば、収容領域11においてロール紙PRの側面に対向する筐体の壁面の中心部分に配置され、連続紙Sの使用に伴ってセンサ53が配置された位置まで回動されたフラッパ37を検出する。具体的には、フラッパ支持部33によりフラッパ37の一端FEはX軸方向に沿った回転軸周りに回動可能に支持されているため、本プリンタ装置1におけるセンサ53は、当該中心部分に対向する位置まで回動されたフラッパ37の他端FOEを、直接的に、または検知プレート55を介して間接的に検出する。このとき、ストッパ部材57は、センサ53が配置された位置まで回動されたフラッパ37の更なる回動を抑止する。すなわち、当該中心部分に対向する位置まで回動されたフラッパ37は、第1弾性体35による付勢とストッパ部材57とにより、当該位置近傍に略固定されることとなる。
これらのような構成により、本プリンタ装置1によれば、フラッパ37と用紙押さえ61とは、連続紙Sへの印刷によるロール紙PRの大きさ(半径)の減少に応じて、当該ロール紙PRを、センサ53が配置された位置へ回動させる。このため、本プリンタ装置1によれば、連続紙Sへの印刷に伴う用紙搬送時において、ロール紙PRへの負荷を低減しつつ、収容領域11内でのロール紙PRの動きを抑制することができる。加えて、ロール紙PRは、連続紙Sへの印刷の有無にかかわらず、センサ53によりフラッパ37を直接的または間接的に検出可能な位置(中心部分近傍)に配置されることとなる。これらのことから、本プリンタ装置1によれば、用紙搬送の際にロール紙PRへの負荷を低減しつつ、ロール紙の交換タイミングを正確に検出することができる。
また、本実施形態に係るプリンタ装置1によれば、用紙押さえ61の他端POEには、連続紙Sの幅より狭い少なくとも一つの押さえ部分が設けられ、フラッパ37の他端には、押さえ部分POEと嵌め合い可能な歯間と、当該歯間を形成する複数の歯とが設けられる。
このような構成により、本プリンタ装置1によれば、フラッパ37と用紙押さえ61とは、センサ53によるフラッパ37の検出時およびフラッパ37の検出後においても、略接触することなくロール紙PRを押さえることができる。これにより、本プリンタ装置1によれば、常に用紙搬送の際にロール紙への負荷を低減しつつ、かつ収容領域11内でのロール紙PRの動きを抑制することができる。このため、本プリンタ装置1によれば、ロール紙PRの交換タイミングを正確に検出することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 プリンタ装置
3 上部カバー
5 下部カバー
7 排出口
9 コア部
11 収容領域
13 回転軸
31 プラテンローラ
33 フラッパ支持部
35 第1弾性体
37 フラッパ
51 サーマルヘッド
53 センサ
55 検知プレート
57 ストッパ部材
59 押さえ支持部
61 用紙押さえ
63 第2弾性体
551 回転軸
特開2018-8468号公報

Claims (3)

  1. ロール状の連続紙における印刷面の外周の第1部分を前記連続紙の下端に向かって押さえるフラッパと、
    前記印刷面の外周の第2部分を前記連続紙の搬送方向に向かって押さえる用紙押さえと、
    前記フラッパと前記用紙押さえとにより保持される前記連続紙の残量を検出するセンサと、
    前記フラッパの一端を回動可能に支持するフラッパ支持部と
    前記用紙押さえの一端を回動可能に支持する押さえ支持部と、
    を備え、
    前記センサは、前記フラッパと前記用紙押さえとにより前記連続紙が押さえられて収容される収容領域において前記連続紙の側面に対向する位置に配置され、当該位置まで回動された前記フラッパの他端を検出し、
    前記用紙押さえの他端は、前記連続紙の幅より狭い少なくとも一つの押さえ部分を有し、
    前記フラッパの他端は、前記押さえ部分と嵌め合い可能な歯間と、前記歯間を形成する複数の歯とを有する、
    プリンタ装置。
  2. 前記フラッパの回動を抑止するストッパ部材をさらに備え、
    前記ストッパ部材により回動が抑止された前記フラッパと、前記収容領域から前記搬送方向に向かう連続紙の下面に対向する対向面との間隔は、前記フラッパの他端から前記フラッパの一端へ向かって狭くなる、
    請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 前記用紙押さえは、前記搬送方向側の側面において、前記連続紙が押さえられて収容される収容領域に配置された前記連続紙において前記搬送方向とは反対側の側面を保持可能な凹型形状を有する、
    請求項1または2に記載のプリンタ装置。
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