JP7645775B2 - 暖房システム - Google Patents

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Description

本発明は、熱源機からの熱媒が循環供給されて居室を暖房する床暖房部と、前記熱源機からの熱媒が循環供給されて浴室を暖房する浴室暖房部とが備えられた暖房システムに関する。
かかる暖房システムは、一般家庭等において、リビング等の居室を床暖房部にて暖房することができ、また、浴室を浴室暖房部にて暖房することができる(例えば、特許文献1参照)。
つまり、リビング等の居室は居住者が多くの時間を過ごすことになるので、リビング等の居室については多くの時間に亘り床暖房部にて暖房される傾向となり、また、浴室については、入浴を開始する前に浴室暖房部にて暖房することが行われることになる。
特開2004-61037号公報
入浴する際に浴室が寒い場合(浴室温度が低い場合)には入浴者に不快感を与えることになるため、上述の如く、入浴を開始する前には、浴室を浴室暖房部にて予め暖房することが推奨されている。
特に、冬期等において、リビング等の居室の居室温度が床暖房部の暖房により上昇されているのにも拘わらず、浴室暖房部にて浴室が暖房されていないと、浴室の浴室温度が居室温度よりもかなり低い状態になっていることに起因して、入浴者に大きな不快感を与えることになるばかりでなく、入浴者にヒートショックを与えて、血圧の急上昇や脈拍数の急増等に起因するトラブルの発生を招く虞がある。
このため、冬期等において、リビング等の居室の居室温度が床暖房部の暖房により上昇されているとき等、浴室の浴室温度が居室の居室温度よりもかなり低い場合には、入浴を開始する前に浴室の内部を浴室暖房部にて暖房することが、強く推奨される。
しかしながら、従来では、入浴を予定している入浴者が、入浴を開始する前に、居室の居室温度と浴室の浴室温度との温度差を認識することができないため、入浴を開始する前に浴室を浴室暖房部にて予め暖房することを忘れる等により、居室の居室温度と浴室の浴室温度との温度差が大きい状態で入浴が開始される虞があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、既設の構成を有効利用した簡素な構成にて、居室の居室温度と浴室の浴室温度との温度差が大きい状態で入浴が開始されることを回避できる暖房システムを提供する点にある。
本発明の暖房システムは、熱源機からの熱媒が循環供給されて居室を暖房する床暖房部と、前記熱源機からの熱媒が循環供給されて浴室の内部を暖房する浴室暖房部とが備えられたものであって、その特徴構成は、
前記浴室暖房部が備える浴室温度センサにて検出される浴室温度が前記床暖房部を操作する床暖房リモコンが備える居室温度センサにて検出される居室温度よりも設定許容温度以上低い場合には、温度差存在状態であることを示す温度差存在情報を報知部にて報知する温度差存在報知処理を実行する制御部が備えられ
前記制御部が、前記熱源機に対して浴槽に湯張りする湯張指令が指令されたときに、前記温度差存在報知処理を実行し、
前記制御部が、前記温度差存在状態である場合には、前記浴室暖房部の暖房運転を開始し、
前記制御部が、前記浴室暖房部の暖房運転を開始する際に、前記床暖房部が暖房運転状態であるときには、当該床暖房部の加熱出力を低下させた状態で、前記浴室暖房部の暖房運転を開始し、その後、前記浴室温度が前記居室温度に対して前記設定許容温度以上低くなくなると、前記床暖房部の加熱出力を低下前の加熱出力に戻す点にある。
すなわち、浴室暖房部が備える浴室温度センサにて検出される浴室温度が、床暖房部を操作する床暖房リモコンが備える居室温度センサにて検出される居室温度よりも設定許容温度以上低い場合には、温度差存在状態であること示す温度差存在情報が報知部にて報知され、温度差存在情報を報知部にて報知する温度差存在報知処理が、浴室に湯張りする湯張指令が指令されたときに実行されるから、入浴を予定している入浴者の入浴のために湯張りが開始される時点において、温度差存在情報が報知されることになる。また、入浴のために湯張りが開始される時点において、温度差存在状態である場合には、浴室暖房部の暖房運転が自動的に開始され、浴室暖房部の暖房運転を開始する際に、床暖房部が暖房運転状態であるときには、当該床暖房部の加熱出力を低下させた状態で、浴室暖房部の暖房運転が開始されることになる。その後、浴室温度が居室温度に対して設定許容温度以上低くなくなると、床暖房部の加熱出力を低下前の加熱出力に戻すことになる。
従って、入浴を予定している入浴者が、報知される温度差存在情報を認識することにより、入浴を開始する前に浴室の内部を浴室暖房部にて予め暖房する必要があることを的確に認識できるため、居室の居室温度と浴室の浴室温度との温度差が大きい状態で入浴を開始することが回避される。また、入浴を予定している入浴者が、湯張りが開始される時点、つまり、入浴を開始する前の適切な時点において、温度差存在情報を適切に認識することができる。説明を加えると、温度差存在状態であれば、温度差存在情報を常時報知するようにすると、温度差存在情報を認識する必要が無いときにも、温度差存在情報が報知される煩わしさがあるが、入浴のために湯張りが開始される時点において温度差存在情報が報知されることにより、入浴者に煩わしさを与えることを回避しながら、入浴を開始する前の適切な時点において、温度差存在情報を適切に認識させることができる。さらに、入浴を予定している入浴者の入浴のために湯張りが開始される時点において、温度差存在状態であれば、入浴者が特別な操作を行うことなく、浴室暖房部の暖房運転が自動的に開始され、浴室が的確に暖房されることになる。ちなみに、湯張りが開始される時点において、浴室暖房部の暖房を開始することにより、湯張りが行われている時間を利用して浴室を暖房することができる。しかも、浴室暖房部の暖房運転を開始する際に、床暖房部が暖房運転状態であるときには、当該床暖房部の加熱出力を低下させた状態で、浴室暖房部の暖房運転が開始されることになるから、居室の居室温度を低下させる又は居室の居室温度の上昇を抑制するようにしながら、浴室の浴室温度を上昇させることができる。その結果、浴室の浴室温度と居室の居室温度との温度差の減少を効率良く行うことができる。その後、浴室温度が居室温度に対して設定許容温度以上低くなくなると、床暖房部の加熱出力を低下前の加熱出力に戻すものであるから、浴室の暖房後においては居室の暖房を適切な加熱力にて良好に行うことができる。
しかも、浴室暖房部には、暖房対象である浴室の温度を検出する浴室温度センサが備えられ、床暖房部を操作する床暖房リモコンには、暖房対象である居室の温度を検出する居室温度センサが備えられるものであるから、既設の浴室温度センサ及び居室温度センサを有効利用した簡素な構成にて、温度差存在情報を検出しながら、温度差存在報知処理を実行することができる。
要するに、本発明の暖房システムの特徴構成によれば、既設の構成を有効利用した簡素な構成にて、居室の居室温度と浴室の浴室温度との温度差が大きい状態で入浴が開始されることを回避でき、入浴を予定している入浴者が湯張りの開始時点において温度差存在情報を適切に認識することができる。また、入浴者が特別な操作を行うことなく、浴室を的確に暖房することができ、浴室の浴室温度と居室の居室温度との温度差の減少を効率良く行うことができる。しかも、浴室の暖房後においては居室の暖房を適切な加熱力にて良好に行うことができる。
本発明の暖房システムの更なる特徴構成は、前記湯張指令を指令する携帯端末が設けられ、
前記制御部が、前記携帯端末の表示部を前記報知部として、前記温度差存在報知処理を実行する点にある。
すなわち、入浴を予定する入浴者が携帯端末を保持することにより、保持した携帯端末にて湯張指令を指令することができるから、入浴を予定する入浴者は、湯張指令のために移動する等の手間無く、湯張指令を良好に指令することができる。
しかも、湯張指令を指令した際に、浴室温度が居室温度よりも設定許容温度以上低い温度差存在状態であれば、その携帯端末の表示部に温度差存在情報が表示されることになるから、浴室温度が居室温度よりも設定許容温度以上低い温度差存在状態であることを、入浴を予定する入浴者に適切に認識させることができる。
要するに、本発明の暖房システムの更なる特徴構成によれば、湯張指令を良好に指令することができ、しかも、入浴を予定する入浴者に温度差存在情報を適切に認識させることができる。
本発明の暖房システムの更なる特徴構成は、前記制御部が、前記携帯端末にて前記浴室暖房部の暖房運転の開始が指令されると前記浴室暖房部の暖房運転を開始する点にある。
すなわち、入浴を予定する入浴者が携帯端末を保持することにより、保持した携帯端末にて湯張指令を指令することに加えて、浴室暖房部の暖房運転の開始を指令して、浴室暖房部の暖房運転を開始させることができるから、利便性の向上を図ることができる。
要するに、本発明の暖房システムの更なる特徴構成によれば、携帯端末にて湯張指令に加えて浴室暖房部の暖房運転の開始を指令できるようにして利便性を向上できる。
本発明の暖房システムの更なる特徴構成は、前記制御部が、前記温度差存在報知処理の実行後において、前記浴室温度が前記居室温度に対して前記設定許容温度以上低くなくなる、又は、前記浴室温度が設定適正温度以上になると、前記浴室の暖房が完了したことを示す暖房完了情報を報知する暖房完了報知処理を実行する点にある。
すなわち、温度差存在情報が報知された後において、浴室温度が居室温度に対して設定許容温度以上低くなくなる、又は、浴室温度が設定適正温度以上になると、浴室の暖房が完了したことを示す暖房完了情報が報知されることになる。
従って、入浴を予定する入浴者は、暖房完了情報を認識した後に浴室に入って入浴を開始することにより、寒さを感じる等の不快感なく、良好に入浴することができる。
要するに、本発明の暖房システムの更なる特徴構成によれば、浴室の暖房が完了したときに良好に入浴することができる。
暖房システムの全体構成を示す概略図である。 暖房システムの制御構成を示す図である。 熱源機の熱媒供給部を示す図である。 浴室暖房乾燥機を示す図である。 浴室暖房運転処理の制御作動を示すフローチャートである。 別実施形態の浴室暖房運転処理の制御作動を示すフローチャートである。
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(暖房システムの全体構成)
図1に示す暖房システムは、一般家庭の住居において、リビング等の居室Kと浴槽1を備える浴室Yとを暖房するシステムを例示する。
居室Kの床部には、パネル状の居室床暖房部P(床暖房部の一例)が設置されている。浴室Yの天井部には、浴室暖房乾燥機Aが設置され、浴室Yの床部には、パネル状の浴室床暖房部Bが設置されている。つまり、本実施形態においては、浴室暖房部として、浴室暖房乾燥機Aに加えて、浴室床暖房部Bが設けられている。
また、熱源機Gが、住居の屋外に設置されている。
浴室暖房乾燥機Aは、熱源機Gから熱媒が循環供給されることにより、暖房運転や乾燥運転等を行うように構成されており、その詳細は後述する。
居室床暖房部P及び浴室床暖房部Bは、熱源機Gから熱媒が循環供給されることにより、居室床暖房運転及び浴室床暖房運転を行うことになる。つまり、浴室床暖房部B及び居室床暖房部Pは、熱媒が流動する熱媒流動路を備えて、当該熱媒流動路を通して熱媒が流動することにより、居室床暖房運転及び浴室床暖房運転を行うように構成されている。
ちなみに、浴室暖房乾燥機Aは、高温の熱媒(例えば、80℃の熱媒)が供給される高温端末であり、居室床暖房部P及び浴室床暖房部Bは、低温の熱媒(例えば、60℃の熱媒)が供給される低温端末である。
熱源機Gは、図2に示すように、給湯部2、熱媒供給部3、及び、それらの運転を制御する運転制御部Cを備えている。
運転制御部Cに対して各種制御指令を指令するリモコンRとして、メインリモコンR1、浴室リモコンR2、及び、床暖房リモコンR3が備えられている。
メインリモコンR1は台所の近くの壁面等に設けられ、浴室リモコンR2は浴室Yの内部の浴槽1の近くの壁面等に設けられ、床暖房リモコンR3は、居室床暖房部Pが設置された居室Kの壁面等に設けられている。
メインリモコンR1には、熱源機Gを運転状態と停止状態とに操作する運転スイッチ、湯張処理を指令する湯張スイッチ、浴室暖房乾燥機Aの暖房運転を指令する浴室暖房スイッチ、浴室暖房乾燥機Aの乾燥運転を指令する乾燥スイッチ、浴室床暖房部Bの床暖房運転を指令する浴室床暖スイッチ等、各種の指令スイッチが装備されている。
浴室リモコンR2には、メインリモコンR1と同様に、湯張処理を指令する湯張スイッチ、浴室暖房乾燥機Aの暖房運転を指令する浴室暖房スイッチ、浴室暖房乾燥機Aの乾燥運転を指令する乾燥スイッチ、浴室床暖房部Bの暖房運転を指令する浴室床暖スイッチ等、各種の指令スイッチが装備されている。
床暖房リモコンR3には、居室床暖房部Pの床暖房運転を指令する居室床暖スイッチ、居室Kの暖房による目標温度を設定する温度設定スイッチ等、各種の指令スイッチが装備されている。
給湯部2は、図示は省略するが、水道水が供給される水加熱用熱交換器や当該水加熱用熱交換器を加熱する給湯用燃焼バーナを備えて、水加熱用熱交換器にて加熱された湯水を給湯栓や浴槽1に給湯するように構成されている。つまり、運転制御部Cが、給湯部2にて加熱された湯水を給湯栓に供給する一般給湯処理や、加熱された湯水を浴槽1に供給する湯張処理を実行するように構成されている。
熱媒供給部3は、浴室暖房乾燥機Aに対して高温の熱媒を循環供給し、居室床暖房部P及び浴室床暖房部Bに対して、低温の熱媒を循環供給する。つまり、運転制御部Cが、高温の熱媒や低温の熱媒を循環供給する熱媒供給処理を実行するように構成されている。
(制御用構成)
図2に示す如く、熱源機Gの運転制御部Cが、浴室暖房乾燥機Aの運転を制御する浴乾制御部Dとの間で各種情報を通信自在に接続されている。
メインリモコンR1が備えるメイン制御部F1、浴室リモコンR2が備える浴室制御部F2、及び、床暖房リモコンR3が備える床暖制御部F3が、熱源機Gの運転制御部Cとの間で各種情報を通信自在に接続されている。
従って、メインリモコンR1の運転スイッチにて、熱源機Gを運転状態に操作した状態において、メインリモコンR1又は浴室リモコンR2にて湯張処理を指令すると、運転制御部Cが、給湯部2にて加熱された湯水を浴槽1に供給する湯張処理を実行することになる。ちなみに、運転制御部Cは、湯張処理において、設定された目標給湯温度の湯水を目標水位となるように湯張りする処理を実行する。
メインリモコンR1又は浴室リモコンR2にて、浴室暖房乾燥機Aの暖房運転を指令すると、運転制御部Cが高温の熱媒を浴室暖房乾燥機Aに循環供給する処理を開始し、かつ、浴乾制御部Dに対して暖房運転開始指令を指令する。そして、浴乾制御部Dが、浴室暖房運転処理を実行することになる。
メインリモコンR1又は浴室リモコンR2にて、浴室床暖房部Bの暖房運転を指令すると、運転制御部Cが低温の熱媒を浴室床暖房部Bに循環供給する処理を開始して、浴室床暖房部Bが浴室床暖房運転を実行する。
床暖房リモコンR3の居室床暖スイッチにて、居室床暖房部Pの床暖房運転を指令すると、運転制御部Cが低温の熱媒を居室床暖房部Pに循環供給する処理を開始し、居室床暖房部Pが居室床暖房運転を実行する。
また、メインリモコンR1に、ルータU(WiFiルータ)に対して接続されたリモコン通信部Jが設けられ、スマートフォンH(携帯端末の一例)が、ルータUを経由してリモコン通信部Jとの間で通信自在に接続されている。
スマートフォンHは、当該スマートフォンHの作動を制御する端末制御部Hc、ルータU等との間で通信するための端末通信部Hj、及び、タッチパネル式の表示部Hd等を備えている。
そして、端末制御部Hcには、暖房運転の開始を指令するための暖房運転指令用アプリケーション、加熱された湯水を浴槽1に供給する湯張処理の開始を指令するための湯張運転指令用アプリケーション、後述する報知処理や暖房完了報知処理を実行するための報知用アプリケーション等の各種アプリケーションがインストールされている。
したがって、スマートフォンHにて湯張処理の開始を指令すると、その指令情報がメインリモコンR1を経由して運転制御部Cに通信され、運転制御部Cが、給湯部2にて加熱された湯水を浴槽1に供給する湯張処理を実行することになる。
また、スマートフォンHにて暖房運転の開始を指令すると、その指令情報がメインリモコンR1を経由して運転制御部Cに通信され、運転制御部Cが高温の熱媒を浴室暖房乾燥機Aに循環供給する処理を開始し、かつ、浴乾制御部Dに対して暖房運転開始指令を指令する。そして、浴乾制御部Dが、浴室暖房運転処理を実行することになる。
ちなみに、本実施形態においては、スマートフォンHにて暖房運転の開始が指令されると、運転制御部Cが低温の熱媒を浴室床暖房部Bに循環供給する処理を開始して、浴室床暖房部Bが浴室床暖房運転を実行する。
(熱媒供給部の詳細)
熱媒供給部3は、図3に示すように、熱媒が循環供給される熱媒加熱用熱交換器5、当該熱媒加熱用熱交換器5を加熱する熱媒用燃焼バーナ6、及び、熱媒用燃焼バーナ6に燃焼用空気を供給する熱媒用送風ファン7を備えている。
熱媒用燃焼バーナ6に燃料ガスを供給する燃料ガス供給路8には、燃料ガスの供給を断続する断続弁9及び燃料ガスの供給量を調整する燃料ガス調整弁10が備えられている。
尚、図示は省略するが、熱媒用燃焼バーナ6には、点火用のイグナイタや着火を検出する着火センサが備えられることになる。
熱媒加熱用熱交換器5の出口部には、高温の熱媒を供給する高温熱媒路11が接続され、熱媒加熱用熱交換器5の入口部には、熱媒戻り路12が接続されている。
熱源機Gには、高温の熱媒を供給する高温側熱媒ヘッダ13、低温の熱媒を供給する低温側熱媒ヘッダ14、高温側熱媒ヘッダ13から供給された熱媒や低温側熱媒ヘッダ14から供給された熱媒を合流状態で受け取る戻りヘッダ15が備えられている。
高温側熱媒ヘッダ13には、高温熱媒路11が接続されている。
戻りヘッダ15には合流路16が接続され、当該合流路16が熱媒戻り路12の上流側端部に接続されている。熱媒戻り路12と合流路16の接続箇所に、低温の熱媒を供給する低温熱媒供給路17が接続され、当該低温熱媒供給路17が、低温側熱媒ヘッダ14に接続されている。
合流路16には、熱媒を貯留する膨張タンク18及び当該膨張タンク18の熱媒を供給する循環ポンプ19が配置されている。
高温熱媒路11と合流路16における膨張タンク18よりも上流側部分とを接続して、高温熱媒を供給するバイパス路20が設けられている。そして、バイパス路20には、高温熱媒路11を流動する高温の熱媒の一部が合流路16に流動する量を調整して、低温熱媒供給路17を流動する低温の熱媒の温度を制御する温度調整弁21が設けられている。
熱媒戻り路12には、熱媒加熱用熱交換器5に向けて流動する熱媒の温度を検出する戻り熱媒温度検出センサ22が設けられ、高温熱媒路11には、熱媒加熱用熱交換器5にて加熱された高温の熱媒の温度を検出する高温熱媒温度センサ23が設けられ、低温熱媒供給路17には、低温の熱媒の温度を検出する低温熱媒温度センサ24が設けられている。
高温側熱媒ヘッダ13と浴室暖房乾燥機Aとを接続する高温熱媒供給路25a、及び、浴室暖房乾燥機Aと戻りヘッダ15とを接続する高温熱媒戻り路25bが設けられ、高温熱媒供給路25aには、高温側熱動弁26が設けられている。
低温側熱媒ヘッダ14と居室床暖房部Pとを接続する第1低温熱媒供給路27a、及び、居室床暖房部Pと戻りヘッダ15とを接続する第1低温熱媒戻り路27bが設けられ、第1低温熱媒供給路27aには、第1低温側熱動弁28が設けられている。
低温側熱媒ヘッダ14と浴室床暖房部Bとを接続する第2低温熱媒供給路29a、及び、浴室床暖房部Bと戻りヘッダ15とを接続する第2低温熱媒戻り路29bが設けられ、第2低温熱媒供給路29aには、第2低温側熱動弁30が設けられている。
(熱媒供給運転)
高温の熱媒や低温の熱媒を供給するときには、熱媒用送風ファン7を作動させて、断続弁9および燃料ガス調整弁10を開弁させて熱媒用燃焼バーナ6の燃焼を開始し、併せて、循環ポンプ19を作動させる。
そして、高温側熱動弁26を開き制御して、浴室暖房乾燥機Aに対して高温の熱媒を循環供給し、また、第1低温側熱動弁28及び第2低温側熱動弁30を開き制御して、居室床暖房部P及び浴室床暖房部Bに対して、低温の熱媒を循環供給する。
運転制御部Cは、高温の熱媒を循環供給するときには、戻り熱媒温度検出センサ22及び高温熱媒温度センサ23の検出温度に基づいて、高温熱媒路11における高温熱媒の温度が高温側目標温度(例えば、80℃)になるように、熱媒用送風ファン7の回転速度および燃料ガス調整弁10の開度を調整して、熱媒用燃焼バーナ6の燃焼量を制御する。
また、運転制御部Cは、低温の熱媒を循環供給するときには、低温熱媒温度センサ24の検出温度(低温熱媒の温度)が低温側目標温度(例えば、60℃)になるように、温度調整弁21の開閉作動を制御するように構成されている。
つまり、温度調整弁21を開状態に切り換えた状態で、低温熱媒温度センサ24の検出温度が低温側目標温度よりも上限設定温度(例えば、2℃)だけ高くなると、温度調整弁21を閉状態に切り換え、温度調整弁21を閉状態に切り換えた状態で、低温熱媒温度センサ24の検出温度が低温側目標温度よりも下限設定温度(例えば、2℃)だけ低くなると、温度調整弁21を開状態に切り換える形態で、温度調整弁21の開閉作動を制御するように構成されている。
(浴室用乾燥機の詳細)
図4に示すように、浴室暖房乾燥機Aは、浴室Yの天井Ycの裏側に設置される本体ケーシング31と、浴室Yの天井Ycの表側に設置されるグリル板32とを備えている。
本体ケーシング31の内部には、グリル板32に形成した吸引口32aを通して浴室Yの内部の空気を吸引し、吸引した空気を浴室Y内に向けて吹出口32bを通して吹き出す循環用送風部としての循環ファン33、その循環ファン33にて通風される空気を加熱する空気加熱部としての空気加熱用熱交換器34を備えている。
空気加熱用熱交換器34には、高温の熱媒が循環供給される。
また、本体ケーシング31の内部には、吸引口32aを通して吸引された空気を吸引して外部に排出する換気用送風部としての換気ファン35が備えられている。
さらに、グリル板32に形成した吹出口32bには、当該吹出口32bから吹き出される空気の吹出方向を変更する可動ルーバ36が装備され、また、グリル板32の表面側箇所には、浴室Yの温度を検出する浴室温度センサ37が装備されている。
従って、循環ファン33を作動させて、吸引口32aを通して吸引した浴室Yの内部の空気を空気加熱用熱交換器34にて加熱し、吹出口32bを通して加熱した空気を吹き出すことにより、浴室暖房運転を行うように構成されている。
この浴室暖房運転を行うときには、温風の吹き出し方向を可動ルーバ36にて変更できることになる。また、浴室温度センサ37にて浴室内の温度を検出できることになり、例えば、浴室内の温度が目標温度(例えば、25℃)に昇温されると、浴室暖房運転を停止するように制御できる。
また、循環ファン33及び換気ファン35を作動させて、吸引口32aを通して吸引した浴室Yの内部の空気の一部を換気ファン35にて外部に排出しながら、浴室Yの内部の空気を空気加熱用熱交換器34にて加熱し、吹出口32bを通して加熱した空気を吹き出すことにより、浴室乾燥運転を行うように構成されている。
この浴室乾燥運転を行うときにも、温風の吹き出し方向を可動ルーバ36にて変更できることになる。
さらに、循環ファン33を停止した状態で換気ファン35を作動させて、吸引口32aを通して吸引した浴室Yの内部の空気を換気ファン35にて外部に排出することにより、浴室換気運転を行うように構成されている。
(居室床暖房運転の詳細)
運転制御部Cは、床暖房リモコンR3にて居室床暖房運転が指令されて、居室Kの居室床暖房部Pに対して熱媒を循環供給するにあたり、運転開始時の立ち上げ運転においては、第1低温側熱動弁28を開き状態に維持して、熱媒を連続的に供給する。
そして、立ち上げ運転が終了した通常運転においては、第1低温側熱動弁28を周期的に開閉制御して、熱媒の供給を断続することにより、床暖房リモコンR3にて指令された目標温度レベルとなるように、放熱量を調整するように構成されている。
すなわち、床暖房リモコンR3に居室温度センサ38が装備されて、居室温度の目標温度が目標温度レベルとして指令される場合には、居室温度センサ38の検出温度を目標温度に維持すべく、設定時間(例えば、30分)の間において第1低温側熱動弁28を開く時間を調整して、第1低温側熱動弁28が周期的に開閉制御されることになる。
つまり、本実施形態においては、目標温度レベルとして、温度レベル1から温度レベル9の9段階の温度レベルが指令されるものとする。そして、床暖房リモコンR3に装備した居室温度センサ38にて検出される温度を、目標温度レベルに対応する目標温度に維持すべく、第1低温側熱動弁28が開閉制御されるものとする。
ちなみに、温度レベル4の場合には、居室温度が20℃程度に暖められることになる。
(浴室暖房運転処理について)
温度差存在報知処理を実行する制御部Mが備えられている。つまり、制御部Mが、浴室暖房乾燥機Aが備える浴室温度センサ37にて検出される浴室温度が居室床暖房部Pを操作する床暖房リモコンR3が備える居室温度センサ38にて検出される居室温度よりも設定許容温度(例えば、10℃)以上低い場合には、温度差存在状態であることを示す温度差存在情報をスマートフォンHの表示部Hd(報知部の一例)にて報知する温度差存在報知処理を実行するように構成されている。
本実施形態においては、制御部Mは、運転制御部Cを主要部として構成されている。
つまり、運転制御部Cが、浴乾制御部Dとの通信により、浴室温度センサ37にて検出される浴室温度を取得し、かつ、床暖制御部F3との通信により、床暖房リモコンR3が備える居室温度センサ38にて検出される居室温度を取得する。
そして、運転制御部Cが、浴室温度が居室温度よりも設定許容温度以上低い場合には、メインリモコンR1を経由して、スマートフォンHの端末制御部Hcに対して温度差存在情報を報知する報知指令を指令することになり、スマートフォンHの端末制御部Hcが、温度差存在情報を表示部Hdに表示することになる。
ちなみに、表示部Hdに表示される温度差存在情報としては、例えば、「居室と浴室とで温度差があります」、「入浴時にヒートショックの可能性があります」等の情報が表示されることになる。
また、制御部Mが、熱源機Gに対して浴槽1に湯張りする湯張指令が指令されたときに、浴室温度センサ37にて検出される浴室温度が居室温度センサ38にて検出される居室温度よりも設定許容温度以上低い場合には、温度差存在報知処理を実行するように構成されている。
本実施形態では、スマートフォンHにて湯張指令が指令されたときに、浴室温度センサ37にて検出される浴室温度が居室温度センサ38にて検出される居室温度よりも設定許容温度以上低い場合には、温度差存在報知処理を実行するように構成されている。
さらに、制御部Mが、温度差存在報知処理において、浴室暖房乾燥機Aを運転することを促す暖房開始推奨情報を報知するように構成されている。
本実施形態では、スマートフォンHにて湯張指令が指令されたときに、温度差存在報知処理を実行する場合において、暖房開始推奨情報をスマートフォンHの表示部Hdにて報知するように構成されている。
ちなみに、表示部Hdに表示される暖房開始推奨情報としては、例えば、「浴室を暖房しますか」、「浴室暖房乾燥機を運転しますか」等の情報である。
また、本実施形態では、制御部Mが、スマートフォンHにて浴室暖房乾燥機Aの浴室暖房運転の開始が指令されると、浴室暖房乾燥機Aの浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bの浴室床暖房運転を開始するように構成されている。
さらに、本実施形態では、制御部Mが、温度差存在報知処理の実行後において、浴室温度が居室温度に対して設定許容温度(例えば、10℃)以上低くなくなると、浴室Yの暖房が完了したことを示す暖房完了情報を報知する暖房完了報知処理を実行し、加えて、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転を停止するように構成されている。
ちなみに、表示部Hdに表示される暖房完了情報としては、例えば、「浴室が暖まりました」、「ヒートショックの可能性がなくなりました」等の情報である。
(浴室暖房運転処理の詳細)
次に、図5のフローチャートに基づいて、制御部Mが実行する浴室暖房運転処理の制御作動について説明を加える。
先ず、湯張り指令があるか否かが判別され(#1)、湯張り指令があるまで待機する。
湯張り指令があると、浴室温度センサ37にて検出される浴室温度が居室温度センサ38にて検出される居室温度よりも設定許容温度以上低い温度差存在状態であるか否かが判別される(#2)。
#2の処理にて、温度差存在状態で無いと判別した場合には、処理が終了する。
#2の処理にて、温度差存在状態であると判別した場合には、温度差存在情報及び暖房開始推奨情報を報知する温度差存在報知処理が実行される(#3)。
続いて、暖房運転の開始指令があるか否かが判別され(#4)、暖房運転開始が指令されると、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転が開始される(#6)。
#4の処理にて、暖房運転開始が指令されない場合には、続いて、設定待機時間(例えば、1分)が経過したか否かが判別され(#5)、設定待機時間が経過しても、暖房運転開始が指令されない場合には、処理が終了する。
#6の処理に続いて、居室温度と浴室温度との差が設定許容温度(例えば、10℃)よりも低くなる暖房完了であるか否かが判別される(#7)。
暖房完了で無い場合には、暖房完了となるまで待機され、暖房完了である場合には、浴室Yの暖房が完了したことを示す暖房完了情報を報知する暖房完了報知処理(#8)、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転を停止する処理(#9)が順次実行されて、処理が終了する。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明するが、この別実施形態は、湯張り指令が指令されたときに、浴室温度センサ37にて検出される浴室温度が居室温度センサ38にて検出される居室温度よりも設定許容温度以上低い温度差存在状態である場合において、制御部Mが実行する制御作動が、上記実施形態とは異なるものであり、上記実施形態と同じ内容についての説明を省略して、上記実施形態と異なる内容について詳述する。
すなわち、この別実施形態においては、制御部Mが、温度差存在状態である場合には、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転を開始する。つまり、温度差存在状態である場合には、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転を自動的に開始するように構成されている。
制御部Mが、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転を自動的に開始するにあたり、居室床暖房部Pが居室暖房運転状態であるときには、当該居室床暖房部Pの加熱出力を低下させた状態で、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転を開始するように構成されている。
居室床暖房部Pの加熱出力を低下させるにあたり、本実施形態では、第1低温側熱動弁28を閉じ状態に維持して、居室床暖房部Pに対する熱媒の供給を停止するように構成されている。
その後、制御部Mが、居室温度と浴室温度との差が設定許容温度よりも少なくなると、居室床暖房部の加熱出力を低下前の加熱出力に戻すように構成されている。つまり、第1低温側熱動弁28を周期的に開閉制御して、居室床暖房部Pに対する熱媒の供給を開始するように構成されている。
加えて、制御部Mが、浴室温度と居室温度との差が設定許容温度よりも少なくなると、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転を停止するように構成されている。
(浴室暖房運転処理の詳細)
次に、図6のフローチャートに基づいて、制御部Mが実行する浴室暖房運転処理の制御作動について説明を加える。
先ず、湯張り指令があるか否かが判別され(#11)、湯張り指令があるまで待機することになる。
湯張り指令があると、浴室温度センサ37にて検出される浴室温度が居室温度センサ38にて検出される居室温度よりも設定許容温度以上低い温度差存在状態であるか否かが判別される(#12)。
#12の処理にて、温度差存在状態で無いと判別した場合には、処理が終了する。
#12の処理にて、温度差存在状態であると判別した場合には、温度差存在情報を報知する温度差存在報知処理が実行され(#13)、続いて、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転が自動的に開始される(#14)。
次に、居室床暖房部Pが運転中であるか否かが判別され(#15)、居室床暖房部Pが運転中であると判別した場合には、居室床暖房部Pの加熱出力を低下する処理が実行される(#16)。
#15の処理にて、居室床暖房部Pが運転中で無いと判別した場合や、#16の処理を実行した後は、浴室温度が居室温度に対して設定許容温度(例えば、10℃)以上低くなくなる暖房完了であるか否かが判別される(#17)。
暖房完了で無い場合には、暖房完了となるまで待機され、暖房完了である場合には、浴室Yの暖房が完了したことを示す暖房完了情報を報知する暖房完了報知処理(#8)、居室床暖房部Pの加熱出力を低下させている場合には、居室床暖房部Pの加熱出力を低下前の加熱出力に復帰する処理(#19)、及び、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転を停止する処理(#20)が順次実行されて、処理が終了する。
〔その他の別実施形態〕
次にその他の別実施形態を説明する。
(1)上記実施形態及び別実施形態においては、制御部Mが、温度差存在報知処理の実行後において、浴室温度が居室温度に対して設定許容温度(例えば、10℃)以上低くなくなると、浴室Yの暖房が完了したことを示す暖房完了情報を報知する暖房完了報知処理を実行する場合を例示したが、浴室温度が設定適正温度(例えば、25℃)以上になると、浴室Yの暖房が完了したことを示す暖房完了情報を報知する暖房完了報知処理を実行する形態で実施してもよい。
(2)上記実施形態及び別実施形態においては、浴室暖房部として、浴室Yの天井部に設置される浴室暖房乾燥機Aと、浴室Yの床部に設置される浴室床暖房部Bとを備える場合を例示したが、浴室床暖房部Bを省略する形態で実施してもよい。
(3)上記実施形態及び別実施形態においては、携帯端末としてのスマートフォンHにて浴室暖房乾燥機Aの浴室暖房運転の開始が指令されると、浴室暖房乾燥機Aの浴室暖房運転に加えて、浴室床暖房部Bの浴室床暖房運転を実行する場合を例示したが、浴室床暖房部Bの浴室床暖房運転を省略する形態で実施してもよい。
(4)上記実施形態及び別実施形態においては、携帯端末としてのスマートフォンHにより、湯張り指令が指令された場合に、スマートフォンHの表示部Hdを報知部として、温度差存在報知処理や暖房完了報知処理を行う場合を例示したが、メインリモコンR1又は浴室リモコンR2により、湯張り指令が指令された場合に、メインリモコンR1又は浴室リモコンR2の表示部を報知部として、温度差存在報知処理や暖房完了報知処理を行うようにしてもよい。
(5)上記実施形態及び別実施形態においては、携帯端末としてのスマートフォンHが、住居内に位置する場合を例示したが、携帯端末としてのスマートフォンHが、インターネット等の通信回線にてメインリモコンR1に通信自在に接続された状態で屋外に位置する場合においても同様に実施できる。
(6)上記実施形態において、携帯端末としてのスマートフォンHにて浴室暖房乾燥機Aの浴室暖房運転の開始が指令された際に、別の実施形態と同様に、居室床暖房部Pが居室床暖房運転を行っているときには、当該居室床暖房部Pの加熱出力を低下させた状態で、浴室暖房乾燥機Aの暖房運転を開始し、その後、居室温度と浴室温度との差が設定許容温度(例えば、10℃)よりも少なくなると、居室床暖房部Pの加熱出力を低下前の加熱出力に戻す形態で実施してもよい。
(7)上記実施形態においては、制御部Mが、温度差存在報知処理の実行後において、浴室温度が居室温度に対して設定許容温度(例えば、10℃)以上低くなくなると、浴室Yの暖房が完了したことを示す暖房完了情報を報知する暖房完了報知処理を実行する場合を例示したが、これに代えて、浴室温度が設定適正温度(例えば、25℃)以上になると、浴室Yの暖房が完了したことを示す暖房完了情報を報知する暖房完了報知処理を実行する形態で実施してもよい。
(8)上記実施形態及び別実施形態においては、浴室Yの暖房が完了すると、浴室暖房乾燥機Aによる浴室暖房運転及び浴室床暖房部Bによる浴室床暖房運転を停止するようにしたが、それらの運転を継続する形態で実施してもよい。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
37 浴室温度センサ
38 居室温度センサ
A 浴室暖房部
B 浴室暖房部
G 熱源機
H 携帯端末
Hd 報知部
K 居室
M 制御部
P 床暖房部
R3 床暖房リモコン

Claims (4)

  1. 熱源機からの熱媒が循環供給されて居室を暖房する床暖房部と、前記熱源機からの熱媒が循環供給されて浴室を暖房する浴室暖房部とが備えられた暖房システムであって、
    前記浴室暖房部が備える浴室温度センサにて検出される浴室温度が前記床暖房部を操作する床暖房リモコンが備える居室温度センサにて検出される居室温度よりも設定許容温度以上低い場合には、温度差存在状態であることを示す温度差存在情報を報知部にて報知する温度差存在報知処理を実行する制御部が備えられ
    前記制御部が、前記熱源機に対して浴槽に湯張りする湯張指令が指令されたときに、前記温度差存在報知処理を実行し、
    前記制御部が、前記温度差存在状態である場合には、前記浴室暖房部の暖房運転を開始し、
    前記制御部が、前記浴室暖房部の暖房運転を開始する際に、前記床暖房部が暖房運転状態であるときには、当該床暖房部の加熱出力を低下させた状態で、前記浴室暖房部の暖房運転を開始し、その後、前記浴室温度が前記居室温度に対して前記設定許容温度以上低くなくなると、前記床暖房部の加熱出力を低下前の加熱出力に戻す暖房システム。
  2. 前記湯張指令を指令する携帯端末が設けられ、
    前記制御部が、前記携帯端末の表示部を前記報知部として、前記温度差存在報知処理を実行する請求項に記載の暖房システム。
  3. 前記制御部が、前記携帯端末にて前記浴室暖房部の暖房運転の開始が指令されると前記浴室暖房部の暖房運転を開始する請求項に記載の暖房システム。
  4. 前記制御部が、前記温度差存在報知処理の実行後において、前記浴室温度が前記居室温度に対して前記設定許容温度以上低くなくなる、又は、前記浴室温度が設定適正温度以上になると、前記浴室の暖房が完了したことを示す暖房完了情報を報知する暖房完了報知処理を実行する請求項1~のいずれか1項に記載の暖房システム。
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