JP7660452B2 - 凝縮装置および凝縮方法 - Google Patents

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Description

本開示は、凝縮装置および凝縮方法に関する。
例えば、特許文献1に、原子炉圧力容器を格納する格納容器の安全を確保するための格納容器保全設備が開示されている。この格納容器保全設備は、格納容器の外部に引き出されて設けられた排気配管と、格納容器の外部で排気配管に接続される希ガス貯留タンク(凝縮装置)と、希ガス貯留タンクの内部上方に配置され該希ガス貯留タンクの内部に散水してガス中の蒸気を凝縮させる散水部と、希ガス貯留タンクの内部に貯留された凝縮水の液相に配置され、該凝縮水中にガスを分散させて導入するガス導入部と、を備える。
特許第6748012号公報
上記格納容器保全設備は、原子力設備(原子力プラント)におけるシビアアクシデントを想定した対策として設置される。格納容器保全設備は、シビアアクシデント時に格納容器内の崩壊熱を徐熱するために冷却水がスプレイされるが、冷却水が蒸発したガスによって格納容器内の圧力が上昇することとなり、この圧力上昇を抑えるため格納容器から排気配管を通してガスが凝縮装置に送られる。凝縮装置では、ガス導入部から導入されたガスは、凝縮水中に分散されることにより、凝縮装置内でのガスの偏流を抑制し、該ガスに含まれる蒸気を凝縮水で冷却して凝縮できる。
ところで、ガス導入部について、凝縮水の水面よりも上方の気相部にヘッダー管を配置し、当該ヘッダー管から下方に延びる複数のスパージャ管を凝縮水の液相に配置することで、スパージャ管の先端から凝縮水中にガスを分散させる構成が想定される。
しかし、このように想定した構成において、スパージャ管は、凝縮水の水位変動に対応できるように上下方向の長さを十分に確保する必要があり、当該長さにおいて振動が発生する。このため、スパージャ管は、振動によって荷重がかかり破損のおそれがある。
また、スパージャ管は、凝縮水中に供給されるガスに含まれる蒸気が急激に凝縮することで収縮により圧力が低下して凝縮水が吸い上げられ、その後にガスが再び供給され、これが繰り返されるチャギング現象が発生する。このため、スパージャ管は、チャギング現象に伴う振動によって荷重がかかり破損のおそれがある。
本開示は上述した課題を解決するものであり、スパージャ管への振動による荷重影響を防ぐことのできる凝縮装置および凝縮方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本開示の一態様に係る凝縮装置は、底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管と、前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、複数の前記スパージャ管を接続する接続部と、を備える。
上述の目的を達成するために、本開示の一態様に係る凝縮装置は、底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管と、前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、を備え、前記スパージャ管は、先端部に設けられた開閉部と、前記開閉部を塞ぐように弾性支持する弾性部材と、を含み、前記ガスの圧力によって前記弾性部材の弾性力に抗して前記開閉部が開閉する。
上述の目的を達成するために、本開示の一態様に係る凝縮方法は、底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給され、前記ガスの供給側との間に開閉弁を介して複数に分岐して設けられるヘッダー管と、前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、前記ヘッダー管に送られるガスの圧力を検出する圧力検出部と、前記圧力検出部が検出する圧力に応じて各前記開閉弁を開閉制御する制御部と、を備える、凝縮装置を用いた凝縮方法であって、前記制御部は、前記圧力検出部が検出する圧力が上昇傾向にある場合に各前記開閉弁を開放制御する一方、前記圧力検出部が検出する圧力が下降傾向にある場合に各前記開閉弁の一部を閉鎖制御する。
本開示は、スパージャ管への振動による荷重影響を防ぐことができる。
図1は、実施形態に係る凝縮装置が適用される格納容器保全設備の構成図である。 図2は、実施形態に係る格納容器保全設備の制御系のブロック図である。 図3は、実施形態に係る凝縮装置の横断面図である。 図4は、実施形態に係る凝縮装置の縦断面図である。 図5は、実施形態に係る凝縮装置の部分拡大断面図である。 図6は、実施形態に係る凝縮方法のフローチャートである。
以下に、本開示に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記実施形態における構成要素は、適宜組み合わせが可能である。
図1は、実施形態に係る凝縮装置が適用される格納容器保全設備の構成図である。図1において、格納容器100は、原子力設備において、炉心である複数の燃料集合体を密閉状態で収容する原子炉圧力容器101を格納するものである。原子力設備では、原子炉圧力容器101にて加熱された高温・高圧の水の熱を利用して水蒸気(以下、単に蒸気と記載する)を発生させ、この蒸気で格納容器100の外部に設けられた蒸気タービンを駆動して発電に供する。格納容器100は、岩盤などの堅固な地盤上に立設され、鉄筋コンクリートなどにより堅牢に形成されていることで、内部に所定容量の凝縮性ガスである蒸気および空気、放射性希ガスなどの非凝縮性ガスを含むガスを所定圧力の範囲で封じ込めることが可能に構成されている。
格納容器保全設備50は、炉心が損傷して原子炉圧力容器101から溶融炉心が流出する過酷事象であるシビアアクシデント時において、格納容器100の安全を確保する。格納容器保全設備50は、圧力検出部10と、フィルタユニット11と、排気配管12と、凝縮装置13と、冷却部14と、凝縮水送出部15と、除湿装置16と、第一吸着部17と、第二吸着部18と、貯留部19と、を有する。
圧力検出部10は、格納容器100の内部の圧力を検出する。
フィルタユニット11は、実施形態において格納容器100の内部に設けられている。フィルタユニット11は、ガスに含まれる放射性よう素や粒子状の放射性物質を捕捉するフィルタがケーシングの内部に設けられている。フィルタユニット11は、ケーシングの内部に格納容器100の内部のガスを通過させることで、フィルタによりガス中の放射性よう素や粒子状の放射性物質を除去する。ただし、キセノン(Xe)やクリプトン(Kr)のような放射性希ガス、蒸気や空気は、フィルタで捕捉できないためケーシングを通過する。従って、フィルタユニット11は、放射性よう素や粒子状の放射性物質を捕捉して除去する一方で、凝縮性ガスである蒸気、および空気や放射性希ガスなどの非凝縮性ガスを含むガスを通過させる。
排気配管12は、一端がフィルタユニット11に接続され、他端が格納容器100の外部に引き出されて設けられている。排気配管12は、その途中に、逆止弁12Aが設けられる。逆止弁12Aは、フィルタユニット11に接続される一端側から格納容器100の外部に引き出された他端側へのガスの通過を許容し、その逆の流れを阻止する。
凝縮装置13は、貯留タンク13Aと、ヘッダー管13Bと、開閉弁13Cと、スパージャ管13Dと、散水部13Eと、排水部13Fと、排気部13Gと、を備える。貯留タンク13Aは、半球状の底部と、半球状の頂部との間を円筒状の胴部で連結した密閉容器である。貯留タンク13Aは、底部に凝縮水13Hが貯留される。ヘッダー管13Bは、貯留タンク13Aの内部であって凝縮水13Hの水面より上の気相部に配置される。ヘッダー管13Bは、排気配管12に接続される。開閉弁13Cは、ヘッダー管13Bと排気配管12との間に配置され、排気配管12とヘッダー管13Bとを開閉する。スパージャ管13Dは、ヘッダー管13Bから下方に延びて設けられ、下方に延びた先端が凝縮水13Hの内部の液相部に配置される。散水部13Eは、貯留タンク13Aの内部であって上方に配置され、貯留タンク13Aの内部に散水する。散水による水は、凝縮水13Hとして貯留タンク13Aの底部に貯留される。排水部13Fは、貯留タンク13Aの底部に設けられ、凝縮水13Hを貯留タンク13Aの外部に排水する部分である。排気部13Gは、貯留タンク13Aの頂部に設けられ気相部の気体を貯留タンク13Aの外部に排気する部分である。従って、凝縮装置13は、開閉弁13Cの開放によってフィルタユニット11を通過したガスが貯留タンク13Aに供給される。凝縮装置13は、ヘッダー管13Bを介してスパージャ管13Dから凝縮水13Hの内部にガスが供給され、凝縮水13Hによってガス中の蒸気を凝縮する。また、凝縮装置13は、ガス中の蒸気を凝縮することで蒸気と非凝縮性ガスとを分離する。
冷却部14は、循環配管14Aと、熱交換器14Bと、冷却ポンプ14Cと、を備える。循環配管14Aは、一端が貯留タンク13Aの排水部13Fに接続され、他端が貯留タンク13Aの上部にて貯留タンク13Aの内部の散水部13Eに接続される。従って、循環配管14Aは、貯留タンク13Aを含みループ状に設けられている。熱交換器14Bは、循環配管14Aの途中に設けられる。熱交換器14Bは、冷却水が供給されるケーシングの内部に循環配管14Aの途中に介在された伝熱管が設けられる。熱交換器14Bは、ケーシングの内部に冷却水が通過する。冷却水は、例えば、海水や湖水などがあり、図示しない冷却水供給ポンプにより供給されてケーシングの内部を経て海や湖に戻される。冷却ポンプ14Cは、循環配管14Aの途中に設けられており、貯留タンク13Aに貯留された凝縮水13Hを循環配管14Aによって循環させる。従って、貯留タンク13Aに貯留された凝縮水13Hは、熱交換器14Bを経由して冷却されて貯留タンク13Aの散水部13Eから散水される。
凝縮水送出部15は、送出配管15Aと、送出ポンプ15Bと、送出開閉弁15Cと、逆止弁15Dと、を備える。送出配管15Aは、一端が貯留タンク13Aの排水部13Fに接続され、他端が格納容器100の内部に至り設けられている。送出配管15Aは、一端部が冷却部14の循環配管14Aの一端部と共用される。送出ポンプ15Bは、送出配管15Aの途中に設けられており、貯留タンク13Aに貯留された凝縮水13Hを送出配管15Aによって格納容器100の内部に送り出す。送出開閉弁15Cは、送出配管15Aにおいて送出ポンプ15Bよりも一端側(貯留タンク13A側)に設けられる。送出開閉弁15Cは、送出配管15Aを開閉する。逆止弁15Dは、送出配管15Aの他端側に接続されている。逆止弁15Dは、送出配管15Aにおいて送出ポンプ15Bよりも他端側(格納容器100側)に設けられる。逆止弁15Dは、貯留タンク13Aに接続される一端側から格納容器100の内部に設けられた他端側への凝縮水13Hの通過を許容し、その逆の流れを阻止する。
除湿装置16は、除湿配管16Aと、除湿器16Bと、を備える。除湿配管16Aは、貯留タンク13Aの排気部13Gに接続され、貯留タンク13Aの内部の非凝縮性ガスを貯留タンク13Aの外部に送り出す。除湿配管16Aは、不図示の開閉弁によって開閉される。除湿器16Bは、除湿配管16Aの途中に設けられ、除湿配管16Aを通過する非凝縮性ガスから湿分を除去する。
第一吸着部17は、吸着塔17Aと、第一排気管17Bと、第二排気管17Cと、真空ポンプ17Dと、を備える。吸着塔17Aは、除湿配管16Aが接続される。従って、吸着塔17Aは、除湿器16Bによって除湿された非凝縮性ガスが送られる。吸着塔17Aは、密閉容器の内部に希ガス吸着材が収容される。従って、吸着塔17Aは、非凝縮性ガスに含まれる放射性希ガスを吸着する。第一排気管17Bは、吸着塔17Aに接続され、不図示の開閉弁によって開閉される。第一排気管17Bは、開放時に、希ガス吸着材に吸着されなかった空気が大気に放出される。第二排気管17Cは、吸着塔17Aに接続され、不図示の開閉弁によって開閉される。真空ポンプ17Dは、第二排気管17Cに設けられる。第二排気管17Cは、開放時に、真空ポンプ17Dの駆動によって、希ガス吸着材に吸着されている放射性希ガスが送り出される。
第二吸着部18は、吸着塔18Aと、第一排気管18Bと、第二排気管18Cと、真空ポンプ18Dと、を備える。吸着塔18Aは、第一吸着部17の第二排気管17Cが接続される。従って、吸着塔18Aは、第一吸着部17の吸着塔17Aから送り出された放射性希ガスが送られる。吸着塔18Aは、密閉容器の内部に希ガス吸着材が収容される。従って、吸着塔18Aは、送られた放射性希ガスを吸着する。第一排気管18Bは、吸着塔18Aに接続され、不図示の開閉弁によって開閉される。第一排気管18Bは、開放時に、希ガス吸着材に吸着されなかった空気が大気に放出される。第二排気管18Cは、吸着塔18Aに接続され、不図示の開閉弁によって開閉される。真空ポンプ18Dは、第二排気管18Cに設けられる。第二排気管18Cは、開放時に、真空ポンプ17Dの駆動によって、希ガス吸着材に吸着されている放射性希ガスが送り出される。従って、第二吸着部18は、第一吸着部17と協働して放射性希ガスを濃縮することで減容する。
貯留部19は、密閉容器で構成され、第二吸着部18の第二排気管18Cが接続される。従って、貯留部19は、第二吸着部18の吸着塔18Aから送り出された放射性希ガスが送られる。貯留部19は、送られた放射性希ガスを貯留する。
図2は、実施形態に係る格納容器保全設備の制御系のブロック図である。
上述した格納容器保全設備50は、図2に示す制御部20により制御される。制御部20は、例えば、コンピュータであり、図には明示しないが、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサを含む演算処理装置などにより実現される。制御部20は、圧力検出部10が接続される。制御部20は、凝縮装置13の開閉弁13Cが接続される。制御部20は、冷却部14の冷却ポンプ14Cが接続される。制御部20は、凝縮水送出部15の送出ポンプ15Bと送出開閉弁15Cが接続される。制御部20は、第一吸着部17の真空ポンプ17Dが接続される。制御部20は、第二吸着部18の真空ポンプ18Dが接続される。また、図には明示しないが、制御部20は、除湿装置16の除湿配管16Aを開閉する開閉弁や、第一吸着部17の第一排気管17Bを開閉する開閉弁や、第一吸着部17の第二排気管17Cを開閉する開閉弁や、第二吸着部18の第一排気管18Bを開閉する開閉弁や、第二吸着部18の第二排気管18Cを開閉する開閉弁も接続される。
格納容器保全設備50では、制御部20は、圧力検出部10によって検出される格納容器100の内部の圧力が所定値を超えた場合、開閉弁13Cを開放制御する。格納容器保全設備50は、開閉弁13Cの開放によって、格納容器100の内部からフィルタユニット11を通過した凝縮性ガスである蒸気、および空気や放射性希ガスなどの非凝縮性ガスが排気配管12からヘッダー管13Bおよびスパージャ管13Dを経て貯留タンク13Aに送られる。凝縮装置13は、貯留タンク13Aの内部の液相部である凝縮水13Hによって蒸気が凝縮される。一方、凝縮装置13は、貯留タンク13Aの内部の気相部に非凝縮性ガスが貯留される。また、格納容器保全設備50では、制御部20は、冷却部14の、冷却ポンプ14Cを駆動制御する。格納容器保全設備50は、冷却ポンプ14Cの駆動によって、貯留タンク13Aの内部の凝縮水13Hが循環配管14Aによって循環され散水部13Eから散水される。また、格納容器保全設備50では、制御部20は、送出開閉弁15Cを開放制御し、送出ポンプ15Bを駆動制御する。格納容器保全設備50は、送出開閉弁15Cの開放、送出ポンプ15Bの駆動によって、貯留タンク13Aの内部の凝縮水13Hが格納容器100の内部に送られて格納容器100の冷却などに用いられる。凝縮装置13は、凝縮水13Hを格納容器100に送ることで貯留タンク13Aの内部の凝縮水13Hの水位が設定範囲内に調整され、スパージャ管13Dの先端側が凝縮水13Hの内部に常に配置される。また、格納容器保全設備50では、制御部20の制御によって、貯留タンク13Aの内部の非凝縮性ガスが除湿装置16で除湿され、かつ第一吸着部17および第二吸着部18で空気が除去された放射性希ガスが貯留部19に貯留される。
図3は、実施形態に係る凝縮装置の横断面図である。図4は、実施形態に係る凝縮装置の縦断面図である。図5は、実施形態に係る凝縮装置の部分拡大断面図である。
実施形態の凝縮装置13は、図3から図5に示すように、複数のスパージャ管13Dを接続する接続部13Kを備える。接続部13Kは、複数のスパージャ管13Dを連結する。接続部13Kは、スパージャ管13Dの先端部に配置される。接続部13Kは、例えば、ステンレス鋼のような耐水性の金属などの剛性部材で構成された本体部材13Kaと、耐水性の合成樹脂材やゴム材などの可撓性部材で構成された接合部材13Kbと、を含む。接合部材13Kbは、スパージャ管13Dへの取り付け部分に設けられる。接合部材13Kbは、例えば、スパージャ管13D周りに取り付けられるようにリング状に形成される。本体部材13Kaは、各スパージャ管13Dに設けられた各接合部材13Kbを接続するように設けられる。本体部材13Kaは、例えば、板状または棒状に形成される。なお、接続部13Kは、全体が耐水性の合成樹脂材やゴム材などの可撓性部材で構成されてもよい。
また、実施形態の凝縮装置13は、図5に示すように、スパージャ管13Dにおいて、スパージャ管13Dを経て貯留タンク13Aの内部に送られるガスの圧力に応じて開閉可能な栓部13Lを備える。栓部13Lは、スパージャ管13Dの先端部に設けられてスパージャ管13Dの内部を上下方向に移動可能に設けられた開閉部13Laと、開閉部13Laを塞ぐように弾性力を生じる弾性部材13Lbと、を含む。開閉部13Laは、スパージャ管13Dの内径よりも小さい径の板部材であって、スパージャ管13Dの内壁に配置されたリング状の弁座13Lcに当接するように、上方に移動することでスパージャ管13Dを閉鎖する。また、開閉部13Laは、弁座13Lcから離れるように、下方に移動することでスパージャ管13Dを開放する。弾性部材13Lbは、例えば、圧縮コイルバネによって構成され、スパージャ管13Dの先端の内側に設けられた係止部13Ldと開閉部13Laとの間に配置され、その弾性力によって開閉部13Laを弁座13Lcに当接するように付勢する。従って、スパージャ管13Dを経て貯留タンク13Aの内部に送られるガスの圧力が弾性部材13Lbの弾性力を超える場合、開閉部13Laは、弁座13Lcから離れてスパージャ管13Dを開放する。一方、ガスの圧力が弾性部材13Lbの弾性力よりも小さい場合、開閉部13Laは、弁座13Lcに当接してスパージャ管13Dを閉鎖する。
また、実施形態の凝縮装置13は、図4に示すように、貯留タンク13Aの内部に多孔板13Mを備える。多孔板13Mは、貯留タンク13Aの内部において、スパージャ管13Dの下方で貯留タンクを上下に仕切るように設けられる。多孔板13Mは、上下方向に貫通する複数の孔13Maが形成される。多孔板13Mは、網で構成されていてもよく、パンチングメタルで構成されていてもよい。
また、実施形態の凝縮装置13は、図4に示すように、貯留タンク13Aの底部に排水部13Fを備える。排水部13Fは、上述したように、凝縮水13Hを貯留タンク13Aの外部に排水する部分であり、冷却部14の循環配管14Aと、凝縮水送出部15の送出配管15Aとが接続される。排水部13Fは、貯留タンク13Aの内部の半球状の底部の中央に配置され、排水管13Faと、閉塞部13Fbと、貫通孔13Fcと、を含む。排水管13Faは、貯留タンク13Aの内部において底部から上方に延びる筒状に形成される。排水管13Faは、その下端が循環配管14Aおよび送出配管15Aに接続される。閉塞部13Fbは、排水管13Faの上端を塞ぐ部分である。貫通孔13Fcは、排水管13Faの周壁に貫通して複数設けられる。貫通孔13Fcは、排水管13Faの上側に配置される。従って、凝縮装置13は、貯留タンク13Aの内部の凝縮水13Hが貫通孔13Fcから排水管13Faの内部に流れ、排水管13Faの下端から循環配管14Aおよび送出配管15Aに排水される。
また、実施形態の凝縮装置13は、図3および図4に示すように、ヘッダー管13Bが分岐して設けられ、それぞれが開閉弁13Cを介して排気配管12に接続される。ヘッダー管13Bは、実施形態では、第一ヘッダー管13B1と、第二ヘッダー管13B2との2つに分岐して設けられる。
第一ヘッダー管13B1は、開閉弁13Cに接続されて貯留タンク13Aの内外に貫通する接続部13B1aと、貯留タンク13Aの内部において接続部13B1aに繋がるヘッダー部13B1bと、を含む。接続部13B1aは、開閉弁13Cからヘッダー部13B1bに接続する配管である。ヘッダー部13B1bは、スパージャ管13Dが設けられる配管であって、貯留タンク13Aの円筒状の胴部に沿って円弧状(C字状)に形成される。実施形態のヘッダー部13B1bは、貯留タンク13Aの内部において、接続部13B1aから水平方向の両側にそれぞれ配置され、貯留タンク13Aの円筒状の胴部に沿って周方向に延びて設けられる。
第二ヘッダー管13B2は、他の開閉弁13Cに接続されて貯留タンク13Aの内外に貫通する接続部13B2aと、貯留タンク13Aの内部において接続部13B2aに繋がるヘッダー部13B2bと、を含む。接続部13B2aは、開閉弁13Cからヘッダー部13B2bに接続する配管である。ヘッダー部13B2bは、スパージャ管13Dが設けられる配管であって、貯留タンク13Aの円筒状の胴部に沿って円弧状(C字状)に形成される。実施形態のヘッダー部13B2bは、貯留タンク13Aの内部において、接続部13B2aから水平方向の両側にそれぞれ配置され、貯留タンク13Aの円筒状の胴部に沿って周方向に延びて設けられる。第二ヘッダー管13B2のヘッダー部13B2bは、図4に示すように、第一ヘッダー管13B1のヘッダー部13B1bの内側で水平方向に沿って配置される。
そして、スパージャ管13Dは、図3に示すように、それぞれのヘッダー部13B1bおよびヘッダー部13B2bに沿って平面視で円弧状に配列される。また、スパージャ管13Dを接続する接続部13Kは、それぞれのヘッダー部13B1bおよびヘッダー部13B2bごとにスパージャ管13Dを接続するように円弧状に形成される。
よって、実施形態の凝縮装置13は、ヘッダー管13Bが、ガスの供給側である排気配管12との間に開閉弁13Cを介して複数に分岐して設けられる。実施形態の凝縮装置13は、ヘッダー管13Bが、第一ヘッダー管13B1と第二ヘッダー管13B2との2つに分岐して構成されている。この構成に限らず、凝縮装置13は、第一ヘッダー管13B1の各ヘッダー部13B1bが、それぞれ開閉弁13Cを介して分岐して構成され、第二ヘッダー管13B2の各ヘッダー部13B2bが、それぞれ開閉弁13Cを介して分岐して構成されて、計4つに分岐して構成されてもよい。なお、各開閉弁13Cは、それぞれ上記制御部20によって開閉制御される。
また、実施形態の凝縮装置13は、図3および図4に示すように、ヘッダー管13Bを載置する支持部13Jを備える。支持部13Jは、貯留タンク13Aの内部に固定され、各ヘッダー部13B1b,13B2bを支持する。支持部13Jは、図4に示すように、貯留タンク13Aの内壁から内側に水平方向に延びて設けられた複数の支持部材13Jaと、支持部材13Jaを補強する補強部材13Jbと、支持部材13Jaの上側に配置されてヘッダー管13B(各ヘッダー部13B1b,13B2b)を水平方向への移動を許容して載置する載置部材13Jcと、を含む。
このように、実施形態の凝縮装置13は、底部に凝縮水13Hが貯留される貯留タンク13Aと、貯留タンク13Aの内部において凝縮水13Hの水面より上の気相部に配置され貯留タンク13Aの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管13Bと、ヘッダー管13Bから下方に延びた先端が凝縮水13Hの液相部に配置される複数のスパージャ管13Dと、複数のスパージャ管13Dを接続する接続部13Kと、を備える。
この凝縮装置13によれば、複数のスパージャ管13Dを接続部13Kで接続したことで、スパージャ管13D同士の振動モードが一致することを防ぎ、かつ各スパージャ管13Dがフリーになることを防止する。この結果、実施形態の凝縮装置13は、スパージャ管13Dへの振動による荷重影響を防ぐことができる。
また、実施形態の凝縮装置13では、接続部13Kは、スパージャ管13Dへの取り付け部分に設けられた可撓性を有する接合部材13Kbを含む。従って、この凝縮装置13によれば、可撓性を有する接合部材13Kbによって、各スパージャ管13D管の振動の伝達を防げるため、スパージャ管13Dへの振動による荷重影響を防ぐ効果を顕著に得ることができる。また、実施形態の凝縮装置13では、接続部13Kは、それ自体が可撓性を有する構成としても、各スパージャ管13D管の振動の伝達を防げるため、同様の効果が得られる。
また、実施形態の凝縮装置13では、スパージャ管13Dにガスの圧力に応じて開閉可能な栓部13Lを備える。従って、この凝縮装置13によれば、ガスの圧力が高いときは、栓部13Lが開放されてスパージャ管13Dからガスを凝縮水13Hに排出することができる。一方、この凝縮装置13によれば、チャギング現象が発生するような上流側圧力の低い条件では、栓部13Lが閉鎖することでガスが流れないため、チャギング現象の発生を防止できる。この結果、実施形態の凝縮装置13は、チャギング現象に伴う振動によるスパージャ管13Dへの荷重影響を防ぐことができる。
また、実施形態の凝縮装置13では、貯留タンク13Aの底部に設けられて凝縮水13Hを外部に排出する排水部13Fと、貯留タンク13Aの内部でスパージャ管13Dと排水部13Fとの間に配置され貯留タンク13Aを上下に仕切るように設けられた多孔板13Mと、を備える。ここで、一般に、ガスが水中に噴流噴出され、このガスが排水部13Fから凝縮水13Hと共に排出されると、凝縮水13Hを排水するためのポンプ側にガスが巻き込まれ、ポンプの軸の折損などの問題が生じるおそれがある。この点、実施形態の凝縮装置13によれば、スパージャ管13Dと排水部13Fとの間に設けた多孔板13Mがガスの抵抗になって、多孔板13Mよりも下側に気泡が侵入し難くできる。また、この凝縮装置13によれば、多孔板13Mにてガスの気泡が合一することでガスの浮力が増して上昇しやすくなり、多孔板13Mよりも下側に気泡が侵入し難くできる。この結果、実施形態の凝縮装置13は、ガスが排水部13Fから凝縮水13Hと共に排出される事態を防ぎ、ポンプの軸の折損などの問題を防止できる。
また、実施形態の凝縮装置13では、貯留タンク13Aの底部において凝縮水13Hを外部に排出する排水部13Fを備え、排水部13Fは、貯留タンク13Aの底部において上方に延びて設けられて下端が貯留タンク13Aの外部に通じる排水管13Faと、排水管13Faの上端を塞ぐ閉塞部13Fbと、排水管13Faの周壁に形成された貫通孔13Fcと、を含む。ここで、一般に、貯留タンク13Aの底部に排水穴が設けられている場合、排水穴への吸い込みによる渦が発生し、ガスが凝縮水13Hと共に排出され易くなる。この点、実施形態の凝縮装置13によれば、排水管13Faの上端を閉塞部13Fbで塞ぎ、排水管13Faの周壁に貫通孔13Fcを形成することで、吸い込みによる渦が発生を抑制できる。この結果、実施形態の凝縮装置13は、ガスが排水部13Fから凝縮水13Hと共に排出される事態を防ぎ、ポンプの軸の折損などの問題を防止できる。なお、貯留タンク13Aは、半球状の底部のお椀型の下方に向かって断面積が小さくなり、直方向の水の流れが大きくなるため、ガスの吸い込み度合いが大きい。この点、実施形態の凝縮装置13によれば、貫通孔13Fcを排水管13Faの上側に配置することで、ガスの吸い込みをし難くできる。
また、実施形態の凝縮装置13では、貯留タンク13Aの内部に固定されてヘッダー管13Bを水平方向への移動を許容して載置する支持部13Jを備える。ここで、一般に、ヘッダー管13Bを介してスパージャ管13Dから高温のガスを噴出する構成にあっては、ヘッダー管13Bが熱伸びを生じる。この点、実施形態の凝縮装置13によれば、支持部13Jによって、ヘッダー管13Bが水平方向への移動を許容して載置されていることで、熱伸びに対してヘッダー管13Bが拘束されず、支持構造に荷重が生じなどの影響を防止できる。
また、実施形態の凝縮装置13では、ヘッダー管13Bは、ガスの供給側である排気配管12との間に開閉弁13Cを介して複数に分岐して設けられ、ヘッダー管13Bに送られるガスの圧力を検出する圧力検出部10と、圧力検出部10が検出する圧力に応じて各開閉弁13Cを開閉制御する制御部20と、を備える。
そして、実施形態の凝縮方法では、制御部20は、圧力検出部10が検出する圧力が上昇傾向にある場合に各開閉弁13Cを開放制御する一方、圧力検出部10が検出する圧力が下降傾向にある場合に各開閉弁13Cの一部を閉鎖制御する。
具体的に、実施形態の凝縮方法を、図6の実施形態に係る凝縮方法のフローチャートに示す。
図6に示すように、制御部20は、圧力検出部10が検出する圧力を入力し、当該圧力が上昇傾向にある場合(ステップS1:Yes)、全ての開閉弁13Cを開放制御する(ステップS2)。なお、制御部20は、圧力が上昇傾向にない場合は(ステップS1:No)、圧力検出部10が検出する圧力を入力し続ける。その後、制御部20は、圧力検出部10が検出する圧力を入力し続け、当該圧力が下降傾向にある場合(ステップS3:Yes)、一部の開閉弁13Cを閉鎖制御する(ステップS4)。ステップS4において、具体的に、制御部20は、上述した第一ヘッダー管13B1と第二ヘッダー管13B2とについて、例えば、第一ヘッダー管13B1が接続される開閉弁13Cを閉鎖制御し、第二ヘッダー管13B2接続される開閉弁13Cを開放制御する。なお、制御部20は、圧力が下降傾向にない場合は(ステップS3:No)、圧力検出部10が検出する圧力を入力し続ける。その後、制御部20は、圧力検出部10が検出する圧力を入力し続け、当該圧力が所定圧力X未満となった場合(ステップS5:Yes)、全ての開閉弁13Cを閉鎖制御する(ステップS6)。なお、制御部20は、圧力が所定圧力X以上の場合は(ステップS5:No)、圧力検出部10が検出する圧力を入力し続ける。
即ち、格納容器保全設備50において、シビアアクシデント時に格納容器100内の崩壊熱を徐熱するために冷却水がスプレイされ、冷却水が蒸発したガスによって格納容器100の内部の圧力が上昇する(ステップS1:Yes)。そして、凝縮装置13では、この圧力上昇を抑えるため格納容器100から貯留タンク13Aにガスが送られる(ステップS2)。その後、凝縮装置13は、格納容器100の内部の圧力の上昇度合いが下がって上流側から流れてくる蒸気流量が少なくなった条件において(ステップS3:Yes)、分岐した一部のヘッダー管(第一ヘッダー管13B1)を閉鎖することで(ステップS4)、スパージャ管13Dの1本当たりの蒸気質量流束を低減することが可能となる。これにより、凝縮装置13および凝縮方法によれば、チャギング現象を発生しにくくできる。この結果、凝縮装置13および凝縮方法は、チャギング現象に伴う振動によるスパージャ管13Dへの荷重影響を防ぐことができる。なお、凝縮装置13は、格納容器100の内部の圧力が格納容器100の保全を確保可能な予め設定した圧力X未満になった条件において(ステップS5:Yes)、ガスを貯留タンク13Aに送ることを止める(ステップS6)。
上述した実施形態の凝縮装置13および凝縮方法にあっては、格納容器保全設備50に適用される例を説明したが、この限りではない。実施形態の凝縮装置13および凝縮方法は、底部に凝縮水13Hが貯留される貯留タンク13Aと、貯留タンク13Aの内部において凝縮水13Hの水面より上の気相部に配置され貯留タンク13Aの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管13Bと、ヘッダー管13Bから下方に延びた先端が凝縮水13Hの液相部に配置される複数のスパージャ管13Dと、を備える構成において、適用される。
10 圧力検出部
13 凝縮装置
13A 貯留タンク
13B ヘッダー管
13C 開閉弁
13D スパージャ管
13F 排水部
13Fa 排水管
13Fb 閉塞部
13Fc 貫通孔
13H 凝縮水
13J 支持部
13K 接続部
13Kb 接合部材
13La 開閉部
13Lb 弾性部材
13M 多孔板
20 制御部

Claims (8)

  1. 底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、
    前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管と、
    前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、
    複数の前記スパージャ管を接続する接続部と、
    を備え、
    前記接続部は、前記スパージャ管への取り付け部分に設けられた可撓性を有する接合部材と、前記スパージャ管に設けられた各前記接合部材同士のみを接続するように設けられる剛性部材で構成された本体部材とを含む、凝縮装置。
  2. 底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、
    前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管と、
    前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、
    複数の前記スパージャ管を接続する接続部と、
    を備え、
    前記接続部は、全体が可撓性を有する、凝縮装置。
  3. 底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、
    前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管と、
    前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、
    複数の前記スパージャ管を接続する接続部と、
    前記貯留タンクの底部に設けられて前記凝縮水を外部に排出する排水部と、
    前記貯留タンクの内部で前記スパージャ管と前記排水部との間に配置され前記貯留タンクを上下に仕切るように設けられた多孔板と、
    を備える、凝縮装置。
  4. 底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、
    前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管と、
    前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、
    複数の前記スパージャ管を接続する接続部と、
    前記貯留タンクの底部において前記凝縮水を外部に排出する排水部と、を備え、
    前記排水部は、前記貯留タンクの底部において上方に延びて設けられて下端が前記貯留タンクの外部に通じる排水管と、前記排水管の上端を塞ぐ閉塞部と、前記排水管の周壁に形成された貫通孔と、を含む、凝縮装置。
  5. 底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、
    前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管と、
    前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、
    複数の前記スパージャ管を接続する接続部と、
    前記貯留タンクの内部に固定されて前記ヘッダー管を水平方向への移動を許容して載置する支持部と、を備える、凝縮装置。
  6. 底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、
    前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管と、
    前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、
    複数の前記スパージャ管を接続する接続部と、
    を備え、
    前記ヘッダー管は、前記ガスの供給側との間に開閉弁を介して複数に分岐して設けられ、
    前記ヘッダー管に送られるガスの圧力を検出する圧力検出部と、
    前記圧力検出部が検出する圧力に応じて各前記開閉弁を開閉制御する制御部と、
    を備える、凝縮装置。
  7. 底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、
    前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給されるヘッダー管と、
    前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、
    を備え、
    前記スパージャ管は、先端部に設けられた開閉部と、前記開閉部を塞ぐように弾性支持する弾性部材と、を含み、前記ガスの圧力によって前記弾性部材の弾性力に抗して前記開閉部が開閉する、凝縮装置。
  8. 底部に凝縮水が貯留される貯留タンクと、
    前記貯留タンクの内部において前記凝縮水の水面より上の気相部に配置され前記貯留タンクの外部から蒸気を含むガスが供給され、前記ガスの供給側との間に開閉弁を介して複数に分岐して設けられるヘッダー管と、
    前記ヘッダー管から下方に延びた先端が前記凝縮水の液相部に配置される複数のスパージャ管と、
    前記ヘッダー管に送られるガスの圧力を検出する圧力検出部と、
    前記圧力検出部が検出する圧力に応じて各前記開閉弁を開閉制御する制御部と、
    を備える、凝縮装置を用いた凝縮方法であって、
    前記制御部は、前記圧力検出部が検出する圧力が上昇傾向にある場合に各前記開閉弁を開放制御する一方、前記圧力検出部が検出する圧力が下降傾向にある場合に各前記開閉弁の一部を閉鎖制御する、凝縮方法。
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