JP7663832B2 - 通信端末用プログラム、サーバ、及び情報処理方法 - Google Patents

通信端末用プログラム、サーバ、及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信端末から移動体通信事業者の通信回線を利用するためのプロファイルを効率良くダウンロードする方法等の技術分野に関する。
従来、スマートフォン等の通信端末で利用される加入者識別モジュール(SIM(Subscriber Identity Module))は、製造時に特定の移動体通信事業者のプロファイル(移動通信事業者が管理する情報群)が書き込まれ、1つの移動体通信事業者(MNO(Mobile Network Operator))専用の加入者識別モジュールとなり、UICC(Universal Integrated Circuit Card)として通信端末に着脱可能に搭載される。このため、ユーザが、ある移動体通信事業者から別の移動体通信事業者へ切り替える場合、通信端末において切り替え元のUICCから切り替え先のUICCに物理的に差し替える必要があった。
これに対し、標準化団体GSMAにて策定された組み込み型の加入者識別モジュール(eSIM)は、eUICC(Embedded Universal Integrated Circuit Card)として通信端末に着脱不能に組み込まれた状態で製造されるようになっている。そして、移動体通信事業者のプロファイルは、製造後、OTA(Over The Air)により移動体通信事業者の通信回線(モバイル回線)を経由してUICCに書き込み可能になっているため、移動体通信事業者の切り替え時に、ユーザによる差し替えの必要がない。非特許文献1及び2には、デバイス(通信端末)内のLPA(Local Profile Assistant)機能によりプロファイルをSM(Subscription Manager)-DP(Data Preparation)+からダウンロードしてeUICCに格納することが開示されている。
ところで、移動体通信事業者に携帯電話の契約時及び譲渡時の本人確認を義務付けたり、相手方の指名及び連絡先を確認しないで携帯電話を業として有償で貸与する行為等を処罰したりすることで、契約者を特定できない電話番号の発生や流通をなくし、振り込め詐欺等の犯罪に携帯電話が利用されることを防ぐことを目的とした法律が、2005年に携帯電話不正利用防止法として制定されている。これにより、日本国内で個人が移動体通信事業者の通信回線を利用する音声通信(通話)契約を当該移動体通信事業者との間で行う場合、本人確認が義務付けられており、これが必須であった。一方、個人が移動体通信事業者の通信回線を利用するデータ通信契約を当該移動体通信事業者との間で行う場合、本人確認は必要でない。
GSM Association Official Document SGP.21-RSP Architecture Version 2.1 27 February 2017 GSM Association Official Document SGP.22-RSP Technical Specification Version 2.2 01 September 2017
しかしながら、eUICCが組み込まれた通信端末について移動体通信事業者との間で音声通信契約を行う場合、ユーザが直接店頭に出向くことで本人確認を含む手続きがとられるか、或いは、ユーザがプロバイダにより提供されたインターネットを利用して移動体通信事業者へ本人確認書類データを送信することで本人確認を含む手続きがとられる必要があり、不便であった。なお、ユーザは通信端末を変更(例えば、機種変更)する場合、変更前の通信端末で既に本人確認がなされていたとしても、改めて本人確認を含む手続きがとられる必要がある。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、移動体通信事業者の通信回線を利用する音声通信契約を行う際の本人確認を含む手続きの利便性を向上することが可能な通信端末用プログラム、サーバ、及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、管理サーバとの間でネットワークを介して通信可能な通信端末であって電子情報記憶媒体を搭載する通信端末に含まれるコンピュータを、移動体通信事業者の通信回線を利用してデータ通信を行うための第1のプロファイルで且つ複数のユーザ間で共通する第1のプロファイルを前記管理サーバから取得する第1取得手段と、前記管理サーバから取得され、前記電子情報記憶媒体に格納された前記第1のプロファイルを有効化することで前記通信回線を利用して前記通信端末のユーザのユーザ情報、及び本人確認書類データを前記移動体通信事業者のサーバへ送信するデータ送信手段と、前記移動体通信事業者のサーバにおいて前記ユーザ情報及び本人確認書類データに基づく本人確認を含む処理であって音声通信契約に必要な処理が正常に完了したことを条件として前記管理サーバにより作成された第2のプロファイルであって、前記通信回線を利用して音声通信を行うための第2のプロファイルで且つ前記通信端末のユーザ専用の第2プロファイルを前記管理サーバから取得する第2取得手段と、前記管理サーバから取得され、前記電子情報記憶媒体に格納された前記第2のプロファイルを有効化することで前記通信回線を利用して音声通信を行う音声通信手段として機能させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信端末用プログラムにおいて、前記第2のプロファイルは、前記移動体通信事業者のサーバから前記管理サーバに通知された、前記電子情報記憶媒体の固有識別情報に対応付けられて管理されており、前記第2取得手段は、前記電子情報記憶媒体の固有識別情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバへ送信することにより前記第2のプロファイルを取得することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、移動体通信事業者の通信回線を利用してデータ通信を行うための第1のプロファイルで且つ複数のユーザ間で共通する第1のプロファイルを取得した通信端末からの要求に応じて、音声通信契約要求を受け付けるための契約手続ページを、前記通信回線を介して前記通信端末へ送信する第1送信手段と、前記契約手続ページを受信した前記通信端末のユーザのユーザ情報及び本人確認書類データを含む音声通信契約要求を受信する受信手段と、前記音声通信契約要求に応じて、前記ユーザ情報及び本人確認書類データに基づいて本人確認を含む処理であって音声通信契約に必要な処理を実行し、当該処理が正常に完了した場合、前記通信回線を利用して音声通信を行うための第2のプロファイルで且つ前記通信端末のユーザ専用の第2プロファイルのダウンロードに必要な情報を、前記通信回線を介して前記通信端末へ送信する第2送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、サーバと電子情報記憶媒体を搭載する通信端末とを含む通信システムにより実行される情報処理方法であって、前記通信端末が移動体通信事業者の通信回線を利用してデータ通信を行うための第1のプロファイルで且つ複数のユーザ間で共通する第1のプロファイルを前記サーバから取得するステップと、前記通信端末が前記第1のプロファイルを前記電子情報記憶媒体に格納して有効化することで前記通信回線を利用して前記通信端末のユーザのユーザ情報及び本人確認書類データを前記サーバへ送信するステップと、前記サーバが前記ユーザ情報及び本人確認書類データに基づく本人確認を含む処理であって音声通信契約に必要な処理を実行し、当該処理が正常に完了したことを条件として、前記通信回線を利用して音声通信を行うための第2のプロファイルを前記通信端末へ送信するステップと、前記通信端末が前記第2のプロファイルで且つ前記通信端末のユーザ専用の第2プロファイルを前記電子情報記憶媒体に格納して有効化することで前記通信回線を利用して音声通信を行うステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、移動体通信事業者の通信回線を利用する音声通信契約を行う際の本人確認を含む手続きの利便性を向上することができる。
本実施形態に係る通信システムSの概要構成例を示す図である。 通信端末Tの概要構成例を示す図である。 通信端末Tに搭載されたeUICC内のソフトウェア構成例を示す図である。 MNOサーバSA1の概要構成例を示す図である。 通信端末Tが通信回線MLを利用するためのプロファイルを取得する際の動作例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[1.通信システムSの概要構成]
先ず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る通信システムSの概要構成について説明する。図1は、本実施形態に係る通信システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、通信システムSは、ユーザの通信端末T、移動体通信事業者のMNOサーバSA1、及びSM-DP+サーバSA2を含んで構成される。ここで、通信端末Tは、ユーザにより使用されるスマートフォン等の携帯端末(移動機)である。通信端末Tには、移動体通信事業者のプロファイルを格納するためのeUICC(電子情報記憶媒体の一例)が、通信端末Tから容易に取り外しや取り換えができないように基盤上に搭載(例えば半田付け)されている。通信端末Tは、インターネットINを介してMNOサーバSA1及びSM-DP+サーバSA2と通信可能になっている。また、通信端末Tは、データ通信契約または音声通信契約にしたがって通信回線(モバイル回線)ML(無線基地局を含む)を介してMNOサーバSA1と通信可能になっている。なお、移動体通信事業者のMNOサーバSA1とSM-DP+サーバSA2とは、本発明におけるサーバを構成する。
MNOサーバSA1は、移動体通信事業者と通信端末Tのユーザとの間の契約(音声通信契約またはデータ通信契約)をサポートし、当該契約したユーザのユーザ情報等を管理するサーバである。MNOサーバSA1は、インターネットINを介してSM-DP+サーバSA2と通信可能になっている。SM-DP+サーバSA2は、移動体通信事業者のプロファイルの作成(生成)及び管理等を行う管理サーバである。SM-DP+サーバSA2は、作成したプロファイルをeUICCのEID、及びMatching IDに紐づけて格納する。また、SM-DP+サーバSA2は、作成されたプロファイルのダウンロードに必要なアクティベーションコード(第2のプロファイルのダウンロードに必要な情報の一例)を作成する。アクティベーションコードは、SM-DP+サーバSA2にアクセスするためのアドレス(SM-DP+ Address)とMatching IDを特定するための文字列を含む。
図2は、通信端末Tの概要構成例を示す図である。図2に示すように、通信端末Tは、I/F部1、無線通信部2、記憶部3、操作・表示部4、及び制御部5等を備えて構成される。I/F部1は、eUICCとの間のインターフェースを担う。このインターフェースの例として、SPI(Serial Peripheral Interface)、I2C(Inter-Integrated Circuit)、またはISO7816インターフェースが挙げられる。無線通信部2は、例えばWi-Fi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)経由でインターネットINに接続するか、または、通信回線MLに接続するための通信モジュールである。
図3は、通信端末Tに搭載されたeUICC内のソフトウェア構成例を示す図である。図3において、ISD(Issuer Security Domain)-R(Root)は、ISD-P(Profile)の管理者としての役割を担う。ISD-RによりISD-Pの生成または削除が可能になっている。ISD-Rは、例えば、eUICCの製造時に工場内で1度だけ生成される。ECASD(eUICC Certificate Authority Security Domain)は、ISD-R及びISD-Pの鍵をセキュアに生成する役割を担う。ECASDによりeUICCの個体識別子(固有識別情報の一例)であるEID(eUICC Identifier)が管理される。ISD-Pは、移動体通信事業者のプロファイル(Profile)の管理者としての役割を担う。ISD-Pは、eUICCの製造後、市場において移動体通信事業者のプロファイルのダウンロード毎に生成可能になっている。
ここで、移動体通信事業者のプロファイルには、移動体通信事業者の通信回線MLを利用してデータ通信を行うための第1のプロファイル(以下、「データ通信用プロファイル」という)と、移動体通信事業者の通信回線MLを利用して音声通信を行うための第2のプロファイル(以下、「音声通信用プロファイル」という)とがある。データ通信用プロファイルは、ユーザ間で共通するプロファイルであり、これにはユーザの個人情報が含まれない。一方、音声通信用プロファイルは、個々のユーザ専用のプロファイルであり、これにはユーザの個人情報が含まれる。
音声通信用プロファイルは、File System、MNO-SD(Security Domain)、SSD(Supplementary Secure Domain)、及びApplication等の情報を含む。File Systemは、ICCID(Integrated Circuit Card Identifier)、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)、及びMSISDN(Mobile Subscriber International Subscriber Directory Number:加入者であるユーザの電話番号)等の情報を含む。MNO-SDは、移動体通信事業者が管理する領域内の管理者としての役割を担う。MNO-SDによりSSDの生成または削除が可能になっている。SSDは、Applicationの管理者としての役割を担う。SSDによりApplicationの生成または削除が可能になっている。Applicationは、サービス提供者としての役割を担う。
なお、音声通信用プロファイルは、例えば異なる複数の移動体通信事業者毎に区別してeUICCに格納可能になっている。図3の例では、プロファイル1~プロファイルn、及びISD-P1~ISD-Pnと表記しており、これらの複数のプロファイル1~nのうち1つのプロファイル1(図中、実線で示す)が有効化された状態(つまり、利用可能な状態)になっている。有効化されたプロファイル1を管理している移動体通信事業者の通信回線MLが、通信端末TのeUICCにより音声通信に利用可能となる。通信回線MLは、例えば、3G、4G、または5G回線等の通信回線である。
記憶部3は、例えば不揮発性メモリから構成され、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム(本発明の通信端末用プログラムを含む)等を記憶する。このアプリケーションプログラムは、制御部5(コンピュータの一例)を本発明における第1取得手段、データ送信手段、第2取得手段、及び音声通信手段として機能させる。かかる機能を、プロファイル管理機能と称する。プロファイル管理機能には、移動体通信事業者のプロファイルをSM-DP+サーバSA2からダウンロードするためのLPA機能を有する。なお、LPA機能は、通信端末Tに搭載されたeUICCにインストールされてもよい。また、記憶部3には、MNOサーバSA1にアクセスするためのアドレスが記憶される。なお、記憶部3には、SM-DP+サーバSA2にアクセスするためのアドレスが記憶されてもよい。操作・表示部4は、ユーザからの入力を受け付けるための操作部と、情報を表示するためのディスプレイを有する表示部とを備える。
制御部5は、例えばCPU(Central Processing Unit)(コンピュータの一例)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等により構成される。制御部5は、プロファイル管理機能により、移動体通信事業者のデータ通信用プロファイルをSM-DP+サーバSA2からインターネットINを介してダウンロード(取得)し、当該ダウンロードされたデータ通信用プロファイルをeUICCに格納させ、当該eUICCに格納されたデータ通信用プロファイルを有効化することで通信回線MLを利用して通信端末Tのユーザのユーザ情報及び本人確認書類データをMNOサーバSA1へ送信する。そして、制御部5は、MNOサーバSA1においてユーザ情報及び本人確認書類データに基づく本人確認を含む処理であって音声通信契約に必要な処理が正常に完了したことを条件としてSM-DP+サーバSA2により作成された音声通信用プロファイルをSM-DP+サーバSA2からインターネットINを介してダウンロードする。そして、制御部5は、当該ダウンロードされた音声通信用プロファイルをeUICCに格納させ、当該eUICCに格納された音声通信用プロファイルを有効化することで通信回線MLを利用して音声通信を行う。
図4は、MNOサーバSA1の概要構成例を示す図である。図4に示すように、MNOサーバSA1は、通信部11、記憶部12、及び制御部13等を備えて構成される。通信部11は、通信回線MLまたはインターネットINに接続するための通信モジュールである。記憶部12には、サーバプログラム及びデータが記憶される。このサーバプログラムは、制御部13を本発明における第1送信手段、受信手段、及び第2送信手段として機能させる。
また、記憶部12には、ユーザデータベース(DB)121が構築されている。ユーザデータベース121には、移動体通信事業者と契約したユーザのユーザ情報がユーザ毎に区別されて格納される。ユーザ情報には、ユーザのUID(ユーザの識別情報)、パスワード、氏名、郵便番号、住所、電話番号、及びメールアドレス等が含まれる。ここで、UID及びパスワードは、ユーザを認証するためのユーザ認証情報である。なお、ユーザ情報には、ユーザの本人確認書類(運転免許証、健康保険証、または住民票等の写し)データが対応付けられて記憶される。また、ユーザ情報には、契約に従って通信回線MLを利用する通信端末TのeUICCのEID等が対応付けられて記憶されてもよい。
制御部13は、例えばCPU、RAM、及びROM等により構成され、例えば記憶部12に記憶されたサーバプログラムにしたがって各種処理を実行する。具体的には、制御部13は、データ通信用プロファイルをダウンロード(取得)した通信端末Tからの要求(例えば、ログイン要求)に応じて、音声通信契約要求を受け付けるための契約手続ページを、通信回線MLを介して通信端末Tへ送信する。そして、契約手続ページを受信した通信端末Tのユーザのユーザ情報及び本人確認書類データを含む音声通信契約要求に応じて、当該ユーザ情報及び本人確認書類データに基づいて、本人確認を含む処理であって音声通信契約に必要な処理を実行し、当該処理が正常に完了した場合、音声通信用プロファイルのダウンロードに必要な情報を、通信回線MLを介して通信端末Tへ送信する。
[2.通信システムSの動作]
次に、図5を参照して、本実施形態に係る通信システムSの動作について説明する。図5は、通信端末Tが通信回線MLを利用するためのプロファイルを取得する際の動作例を示すシーケンス図である。
図5において、通信端末Tは、記憶部3に記憶された、MNOサーバSA1のアドレスに基づいてインターネットINを介してMNOサーバSA1にアクセスし、ログイン要求をMNOサーバSA1へ送信する(ステップS1)。かかるログイン要求には、ユーザにより入力されたユーザ認証情報が含まれる。次いで、MNOサーバSA1は、通信端末Tからのログイン要求を受信すると、ユーザ認証情報に基づいてユーザ認証処理を実行する(ステップS2)。このユーザ認証処理では、通信端末Tから受信されたユーザ認証情報がユーザデータベース121に登録されているか否かが判定され、登録されている場合には通信端末Tのユーザが認証される。
そして、通信端末Tのユーザが認証された場合(認証成功)、MNOサーバSA1は、データ通信契約要求を受け付けるための第1契約手続ページを、インターネットINを介して通信端末Tへ送信する(ステップS3)。第1契約手続ページは、例えば、構造化文書(例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)文書やXHTML文書等)ファイル等により構成されるウェブページである。
次いで、通信端末Tは、MNOサーバSA1からの第1契約手続ページを受信すると、当該第1契約手続ページをブラウザ機能によりディスプレイに表示する(ステップS4)。こうして表示された第1契約手続ページ上には、データ通信契約を行うために必要なユーザ情報(個人情報を含む)の入力欄、及びデータ通信契約に係る実行ボタンが設けられている。そして、ユーザによりユーザ情報が入力欄に入力された後、データ通信契約に係る実行ボタンが指定されると、通信端末Tは、eUICCのEID及びユーザ情報を含むデータ通信契約要求を、インターネットINを介してMNOサーバSA1へ送信する(ステップS5)。
次いで、MNOサーバSA1は、通信端末Tからのデータ通信契約要求を受信すると、データ通信契約要求に含まれるユーザ情報に基づいてデータ通信契約に必要な処理を実行し(ステップS6)、当該処理が正常に完了した場合、データ通信契約要求に含まれるEID等をSM-DP+サーバSA2に通知する(ステップS7)。かかる通知方法は特に限定されるものではないが、例えばEID等がインターネットINまたは通信回線MLを介してSM-DP+サーバSA2へ送信されることにより通知される。
次いで、SM-DP+サーバSA2は、MNOサーバSA1から通知されたEIDに対してデータ通信用プロファイル及び当該データ通信用プロファイルのMatching IDを紐付け(ステップS8)、当該EIDを記憶する。次いで、SM-DP+サーバSA2は、データ通信用プロファイルのダウンロードに必要な第1アクティベーションコードを作成し、当該第1アクティベーションコードをMNOサーバSA1へ送信する(ステップS9)。なお、SM-DP+サーバSA2は、第1アクティベーションコードをMNOサーバSA1へ送信する代わりに、データ通信用プロファイルがEIDに紐付けられたことをMNOサーバSA1に通知してもよい。
次いで、MNOサーバSA1は、SM-DP+サーバSA2からの第1アクティベーションコードを受信すると、当該第1アクティベーションコードを、インターネットINを介して通信端末Tへ送信する(ステップS10)。なお、MNOサーバSA1は、第1アクティベーションコードを送信する代わりに、データ通信用プロファイルがEIDに紐付けられたことを通信端末Tに通知してもよい。
次いで、通信端末Tは、MNOサーバSA1からの第1アクティベーションコードを受信すると、当該第1アクティベーションコードに含まれるアドレスに従ってインターネットINを介してSM-DP+サーバSA2にアクセスし、データ通信用プロファイルのダウンロード要求(Matching IDを含む)をSM-DP+サーバSA2へ送信する(ステップS11)。なお、通信端末Tは、データ通信用プロファイルがEIDに紐付けられたことが通知された場合、当該EIDを含むダウンロード要求を、記憶部3に記憶された、SM-DP+サーバSA2のアドレスに基づいてSM-DP+サーバSA2へ送信してもよい。
次いで、SM-DP+サーバSA2は、通信端末Tからのダウンロード要求を受信すると、当該ダウンロード要求に含まれるMatching IDまたはEIDに紐付けられたデータ通信用プロファイルを取得し、当該データ通信用プロファイルを、インターネットINを介して通信端末Tへ送信する(ステップS12)。
次いで、通信端末Tは、SM-DP+サーバSA2からのデータ通信用プロファイルを受信すると、当該データ通信用プロファイルをISD-RによりeUICC内に格納し、当該データ通信用プロファイルを有効化する(ステップS13)。次いで、通信端末Tは、有効化されたデータ通信用プロファイルを用いて通信回線MLへの接続処理を行った後、MNOサーバSA1にアクセスし、ログイン要求をMNOサーバSA1へ送信する(ステップS14)。かかるログイン要求には、ユーザにより入力されたユーザ認証情報が含まれる。
次いで、MNOサーバSA1は、通信端末Tからのログイン要求を受信すると、当該ログイン要求に含まれるユーザ認証情報に基づいてユーザ認証処理を実行する(ステップS15)。このユーザ認証処理は、上記ステップS2と同様である。そして、通信端末Tのユーザが認証された場合、MNOサーバSA1は、音声通信契約要求を受け付けるための第2契約手続ページを、通信回線MLを介して通信端末Tへ送信する(ステップS16)。
次いで、通信端末Tは、MNOサーバSA1からの第2契約手続ページを受信すると、当該第2契約手続ページをブラウザ機能によりディスプレイに表示する(ステップS17)。こうして表示された第2契約手続ページ上には、音声通信契約を行うために必要なユーザ情報の入力欄、本人確認書類データを登録するための登録部、及び音声通信契約に係る実行ボタンが設けられている。
そして、ユーザにより音声通信契約を行うために必要なユーザ情報が入力欄に入力され、本人確認書類データが登録部にセットされた後、音声通信契約に係る実行ボタンが指定されると、通信端末Tは、eUICCのEID、ユーザ情報、及び本人確認書類データを含む音声通信契約要求を、通信回線MLを介してMNOサーバSA1へ送信する(ステップS18)。
次いで、MNOサーバSA1は、通信端末Tからの音声通信契約要求を受信すると、音声通信契約要求に含まれるユーザ情報及び本人確認書類データに基づいて音声通信契約に必要な処理(本人確認を含む)を実行し(ステップS19)、当該処理が正常に完了(本人確認についても正常に完了)した場合、音声通信契約要求に含まれるEID等をSM-DP+サーバSA2に通知する(ステップS20)。かかる通知方法は特に限定されるものではないが、例えば受信されたEID等がインターネットINまたは通信回線MLを介してSM-DP+サーバSA2へ送信されることにより通知される。
次いで、SM-DP+サーバSA2は、MNOサーバSA1から通知されたEIDに固有の音声通信用プロファイルを作成し(ステップS21)、当該EID、当該音声通信用プロファイル、及び当該データ通信用プロファイルのMatching IDを紐付けて記憶する(ステップS22)。次いで、SM-DP+サーバSA2は、音声通信用プロファイルのダウンロードに必要な第2アクティベーションコードを作成し、当該第2アクティベーションコードをMNOサーバSA1へ送信する(ステップS23)。なお、SM-DP+サーバSA2は、第2アクティベーションコードをMNOサーバSA1へ送信する代わりに、音声通信用プロファイルがEIDに紐付けられたことをMNOサーバSA1に通知してもよい。
次いで、MNOサーバSA1は、SM-DP+サーバSA2からの第2アクティベーションコードを受信すると、当該第2アクティベーションコードを、通信回線MLを介して通信端末Tへ送信する(ステップS24)。なお、MNOサーバSA1は、第2アクティベーションコードを送信する代わりに、音声通信用プロファイルがEIDに紐付けられたことを通信端末Tに通知してもよい。
次いで、通信端末Tは、MNOサーバSA1からの第2アクティベーションコードを受信すると、当該第2アクティベーションコードに含まれるアドレスに従ってインターネットINを介してSM-DP+サーバSA2にアクセスし、音声通信用プロファイルのダウンロード要求(Matching IDを含む)をSM-DP+サーバSA2へ送信する(ステップS25)。なお、通信端末Tは、音声通信用プロファイルがEIDに紐付けられたことが通知された場合、eUICCのEIDを含むダウンロード要求を、記憶部3に記憶された、SM-DP+サーバSA2のアドレスに基づいてSM-DP+サーバSA2へ送信してもよい。
次いで、SM-DP+サーバSA2は、通信端末Tからのダウンロード要求を受信すると、ダウンロード要求に含まれるMatching IDまたはEIDに紐付けられた音声通信用プロファイルを取得し、当該取得された音声通信用プロファイルを、インターネットINを介して通信端末Tへ送信する(ステップS26)。
次いで、通信端末Tは、SM-DP+サーバSA2からの音声通信用プロファイルを受信すると、当該音声通信用プロファイルをISD-RによりeUICC内に格納し、当該音声通信用プロファイルを有効化する(ステップS27)。次いで、通信端末Tは、有効化された音声通信用プロファイルを用いて通信回線MLへの接続処理を行った後、当該通信回線MLを利用して音声通信を行う(ステップS28)。
以上説明したように、上記実施形態によれば、通信端末Tは、移動体通信事業者のデータ通信用プロファイルをSM-DP+サーバSA2からインターネットINを介してダウンロードし、当該データ通信用プロファイルをeUICCに格納させ、当該eUICCに格納されたデータ通信用プロファイルを有効化することで通信回線MLを利用して通信端末Tのユーザのユーザ情報及び本人確認書類データをMNOサーバSA1へ送信する。そして、通信端末Tは、MNOサーバSA1においてユーザ情報及び本人確認書類データに基づく本人確認を含む処理であって音声通信契約に必要な処理が正常に完了したことを条件としてSM-DP+サーバSA2により作成された音声通信用プロファイルをSM-DP+サーバSA2からインターネットINを介してダウンロードし、当該音声通信用プロファイルをeUICCに格納させ、当該eUICCに格納された音声通信用プロファイルを有効化することで通信回線MLを利用して音声通信を行うように構成したので、移動体通信事業者の通信回線MLを利用する音声通信契約を行う際の本人確認を含む手続きの利便性を向上することができる。
なお、上記実施形態においては、本発明の電子情報記憶媒体の一例として、通信端末Tから容易に取り外しや取り換えができないように基盤上に搭載されるeUICCを例にとって説明したが、本発明は、通信端末Tから着脱可能なSIMカード等のICカードに対して適用してもよい。
1 I/F部
2 無線通信部
3 記憶部
4 操作・表示部
5 制御部
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
SA1 MNOサーバ
SA2 SM-DP+サーバ
T 通信端末
IN インターネット
ML 通信回線

Claims (4)

  1. 管理サーバとの間でネットワークを介して通信可能な通信端末であって電子情報記憶媒体を搭載する通信端末に含まれるコンピュータを、
    移動体通信事業者の通信回線を利用してデータ通信を行うための第1のプロファイルで且つ複数のユーザ間で共通する第1のプロファイルを前記管理サーバから取得する第1取得手段と、
    前記管理サーバから取得され、前記電子情報記憶媒体に格納された前記第1のプロファイルを有効化することで前記通信回線を利用して前記通信端末のユーザのユーザ情報、及び本人確認書類データを前記移動体通信事業者のサーバへ送信するデータ送信手段と、
    前記移動体通信事業者のサーバにおいて前記ユーザ情報及び本人確認書類データに基づく本人確認を含む処理であって音声通信契約に必要な処理が正常に完了したことを条件として前記管理サーバにより作成された第2のプロファイルであって、前記通信回線を利用して音声通信を行うための第2のプロファイルで且つ前記通信端末のユーザ専用の第2プロファイルを前記管理サーバから取得する第2取得手段と、
    前記管理サーバから取得され、前記電子情報記憶媒体に格納された前記第2のプロファイルを有効化することで前記通信回線を利用して音声通信を行う音声通信手段として機能させることを特徴とする通信端末用プログラム。
  2. 前記第2のプロファイルは、前記移動体通信事業者のサーバから前記管理サーバに通知された、前記電子情報記憶媒体の固有識別情報に対応付けられて管理されており、
    前記第2取得手段は、前記電子情報記憶媒体の固有識別情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバへ送信することにより前記第2のプロファイルを取得することを特徴とする請求項1に記載の通信端末用プログラム。
  3. 移動体通信事業者の通信回線を利用してデータ通信を行うための第1のプロファイルで且つ複数のユーザ間で共通する第1のプロファイルを取得した通信端末からの要求に応じて、音声通信契約要求を受け付けるための契約手続ページを、前記通信回線を介して前記通信端末へ送信する第1送信手段と、
    前記契約手続ページを受信した前記通信端末のユーザのユーザ情報及び本人確認書類データを含む音声通信契約要求を受信する受信手段と、
    前記音声通信契約要求に応じて、前記ユーザ情報及び本人確認書類データに基づいて本人確認を含む処理であって音声通信契約に必要な処理を実行し、当該処理が正常に完了した場合、前記通信回線を利用して音声通信を行うための第2のプロファイルで且つ前記通信端末のユーザ専用の第2プロファイルのダウンロードに必要な情報を、前記通信回線を介して前記通信端末へ送信する第2送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  4. サーバと電子情報記憶媒体を搭載する通信端末とを含む通信システムにより実行される情報処理方法であって、
    前記通信端末が移動体通信事業者の通信回線を利用してデータ通信を行うための第1のプロファイルで且つ複数のユーザ間で共通する第1のプロファイルを前記サーバから取得するステップと、
    前記通信端末が前記第1のプロファイルを前記電子情報記憶媒体に格納して有効化することで前記通信回線を利用して前記通信端末のユーザのユーザ情報及び本人確認書類データを前記サーバへ送信するステップと、
    前記サーバが前記ユーザ情報及び本人確認書類データに基づく本人確認を含む処理であって音声通信契約に必要な処理を実行し、当該処理が正常に完了したことを条件として、前記通信回線を利用して音声通信を行うための第2のプロファイルで且つ前記通信端末のユーザ専用の第2プロファイルを前記通信端末へ送信するステップと、
    前記通信端末が前記第2のプロファイルを前記電子情報記憶媒体に格納して有効化することで前記通信回線を利用して音声通信を行うステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
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