JP7664147B2 - 吸音カバー - Google Patents
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Description
例えば特許文献1には、車体に取り付けられるカバー本体と、カバー本体に固着された吸音板とからなる車両外装用吸音構造体が開示されている。吸音板は、樹脂発泡体からなり、連続気泡構造を有する中心部分の発泡層と、発泡層の厚さ方向の両側に位置する上面側スキン層と下面側スキン層とからなる複層構造となっている。また、吸音板には、各層の全てを厚さ方向に貫通する複数の第一貫通孔と第二貫通孔とが形成されている。
しかし、低周波数側、特に800~1000Hzの帯域での吸音性能は十分でなく、改善の余地があった。
第一発泡層と、前記第一発泡層の成形時に一体成形される第一スキン層とを有し、前記騒音源側に配置される第一吸音層と、
第二発泡層と、前記第二発泡層の成形時に一体成形される第二スキン層とを有し、前記第二スキン層を前記第一スキン層に対向させて前記第一吸音層に積層される第二吸音層と、
前記第一スキン層と前記第二スキン層との対向面間に形成される空気層と、を含み、
前記第一吸音層及び前記第二吸音層は、積層方向に連通する連通孔を有しない非連通構造となっており、
前記第一スキン層の剛性は、前記第二スキン層の剛性よりも小さいことを特徴とする。
本開示の吸音カバーは、自動車用のエンジン、モータ、インテークマニホールド、電動コンプレッサなどの騒音源を覆い、騒音減から発生する騒音を吸収する吸音カバーに適用される。特に、低周波数の騒音を発生する騒音源に好適に適用される。これらの吸音カバーは、一般的に、騒音源側に開口する有底の凹形状であり、騒音源側のボルト等の締結部材に固定される。
本吸音カバーは、スキン層を備える2つの発泡体製の吸音層が積層された構成であり、各スキン層が向かい合った状態で積層される。一方の吸音層が騒音源側に配置され、他方の吸音層が非騒音源側に配置され、意匠面とされる。本吸音カバーは、向かい合って積層される各スキン層の間に、空気層を備える。
本開示の第一実施形態である吸音カバー1の構成について、図1-3を用いて説明する。図1、2に示すように、吸音カバー1は、図示しない騒音源側に開口する有底の凹形状である。なお、吸音カバー1は、対象となる騒音源の外形に応じて、任意の形状に成形される。
本実施形態では、騒音源側に開口する有底の凹形状であるカバー本体が第二吸音層20で形成され、凹部内の騒音源に面する領域に第一吸音層10が配置される。
また、第一係合凹部13は、第一領域40の周囲全体を取り囲むように、周方向に連続する環状の凹部としてもよく、第一領域40の形状に応じて、任意の形状に設定可能である。
第一実施形態では、第一吸音層10に、厚さ方向で高低差のある第一領域40と、第二領域41を設ける構成とした。第二実施形態は、第二吸音層20に、厚さ方向で高低差のある第三領域50と、第四領域51を設ける構成とする。
第二実施形態の吸音カバー1aの構成について、図4を用いて説明する。なお、第一実施形態と同様の構成要素については、第一実施形態と同一の符号を用いる。
また、第二係合凸部24は、第三領域50の周囲全体を取り囲むように、周方向に連続する環状の凸部としてもよく、第三領域50の形状に応じて、任意の形状に設定可能である。
第三実施形態では、第一実施形態に係る吸音カバー1において、さらに、第一吸音層10又は第二吸音層20に複数の突起15を設ける構成とする。第三実施形態の吸音カバー1bの構成について、図5、6を用いて説明する。なお、第一実施形態と同様の構成要素については、第一実施形態と同一の符号を用いる。
第四実施形態では、第一実施形態に係る吸音カバー1において、第一吸音層10における第一係合凹部、及び、第二吸音層20における第一係合凸部を備えない構成とする。第四実施形態の吸音カバー1cの構成について、図7を用いて説明する。なお、第一実施形態と同様の構成要素については、第一実施形態と同一の符号を用いる。
第五実施形態では、第二実施形態に係る吸音カバー1aにおいて、第一吸音層10における第一係合凹部、及び、第二吸音層20における第一係合凸部を備えない構成とする。第五実施形態の吸音カバー1dの構成について、図8を用いて説明する。なお、第二実施形態と同様の構成要素については、第二実施形態と同一の符号を用いる。
上記の第一乃至第三実施形態では、第一吸音層10又は第二吸音層20の一方に係合凸部を設ける一方、他方に係合凹部を設け、これらの係合により、第一吸音層10と第二吸音層20とを一体化したが、係合方法は、上記の実施形態に限定されない。例えば、第一吸音層10及び第二吸音層20双方に係合凹部を設け、第一吸音層10と第二吸音層20との間に所定の空隙を維持するスペーサなどを介して、各係合凹部に別体の係合部材を圧入するなどして係合させてもよい。その他、熱溶着や、接着材、両面テープ、クリップなどを用いる係合など、公知の係合方法を採用することもできる。
(第一吸音層)
第一吸音層10は、ウレタンフォームで成形され、ウレタンフォームからなる第一発泡層11と、発泡成形時に表層に一体成形される第一スキン層12とを有する。なお、第一吸音層10は、ウレタンフォームに限らず、シリコーンフォーム、などの発泡樹脂を用いてもよい。
好適には、低周波数側の騒音をより広い範囲で効果的に吸収できる観点と、防音カバーの省スペース化、及び、軽量化を両立させる観点から、厚みを4~10mm、密度を0.10~0.16g/cm3、通気抵抗を100000~1000000Ns/m4の範囲に設定される。また、表面に起伏のある騒音源に密着させて音漏れを防止し、かつ振動を伴う騒音源からの振動伝達による吸音カバー表面からの二次放射音を低減する観点から、アスカーC硬度を10~30度とすることが好ましい。
好適には、1000Hz以下の低周波数帯の騒音を効果的に吸収させる観点から、アスカーC硬度を10~30度、通気抵抗を100000~1000000Ns/m4の範囲で設定される。なお、剛性の指標として、アスカーC硬度を用いることができる。
第二吸音層20は、ウレタンフォームで成形され、ウレタンフォームからなる第二発泡層21と、発泡成形時に表層に一体成形される第二スキン層22とを有する。なお、第二発泡層21は、ウレタンフォームに限らず、シリコーンフォーム、などの発泡樹脂を用いてもよい。
好適には、低周波数側の騒音をより広い範囲で効果的に吸収できる観点と、防音カバーの省スペース化、及び、軽量化を両立させる観点から、厚みを4~10mm、密度を0.10~0.16g/cm3、通気抵抗を100000~1000000Ns/m4の範囲に設定される。また、相手物へ防音カバーを固定しやすくする観点から、アスカーC硬度を60~90度とすることが好ましい。
好適には、1000Hz以下の低周波数帯の騒音を効果的に吸収させる観点から、アスカーC硬度を60~90度、通気抵抗を100000~1000000Ns/m4の範囲で設定される。なお、剛性の指標として、アスカーC硬度を用いることができる。
本開示の吸音カバー1を製造するには、発泡成形を二回行えばよい。初めに、第一発泡層11と第一スキン層12とからなる第一発泡体(第一吸音層10)を形成する。成形型の上型の内面と、下型の内面に離型剤を塗布する。次に、上型と下型とを型締めし、上型の内面と下型の内面とにより形成される第一キャビティに発泡ウレタン樹脂原料を注入して、発泡成形する。この際、第一スキン層12が形成される上型の好適な温度は40~60℃である。また、ワックス系の離型剤が好適に用いられるが、その種別は問わない。
本実施形態の吸音カバー1の作用効果について説明する。本開示の吸音カバー1は、第一吸音層10と第二吸音層20とが、第一吸音層10の第一スキン層12と第二吸音層20の第二スキン層22とが向かい合わせで積層され、第一吸音層10の第一スキン層12と第二吸音層20の第二スキン層22との対向面間に空気層30を備える。ここでは、第一吸音層10と第二吸音層20は、それぞれ、非対向面には、第一スキン層12と第二スキン層22とを備えない構成として説明する。
実施例を挙げて本開示の効果を説明する。
軟質ポリウレタン用ポリエーテルポリオール(官能基数3、分子量6000)と、架橋剤と、発泡剤の水と、触媒と、整泡剤と、を混合して、ポリオール原料60重量部を調製後、ポリイソシアネート原料40重量部と混合して、発泡ウレタン樹脂原料とした。次に、成形型の上型と下型の内面にワックス系の離型剤を塗布した後、上型と下型とを型締めし、上型と下型を50℃に保持した状態で、発泡ウレタン樹脂原料を成形型のキャビティ内に注入して発泡成形を行い、第一発泡層11a(以下、実施例毎に区別するためにa~dの符号を付す)と第一スキン層12aとを有する第一吸音層10aを成形した。発泡成形終了後、脱型して、縦500mm、横600mm、厚さ5mmの長方形板状のサンプルを得た。脱型後、ニードル加工を行い、通気抵抗の調整を行った。なお、上型には所定の凸部を設け、第一吸音層10aに所定の係合凹部を形成した。
発泡ウレタン樹脂原料の投入量以外は、実施例1と同じ方法で、第一吸音層10bと第二吸音層20bを成形し、第二吸音層20bの下方に第一吸音層10bを配置し、第一スキン層12bと第二スキン層22bの対向面間に0.1mmの隙間を形成して空気層30とした。具体的には、第一吸音層10bについては、実施例1の第一吸音層10aの発泡ウレタン樹脂原料と同じ原料を用い、実施例1の発泡ウレタン樹脂原料の投入量を基準投入量とした場合、基準投入量の1.14倍の発泡ウレタン樹脂原料を投入して成形した。また、第二吸音層20bについては、実施例1の第二吸音層20aの発泡ウレタン樹脂原料の投入量を基準投入量とした場合、基準投入量の0.83倍の発泡ウレタン樹脂原料を投入して成形した。
発泡ウレタン樹脂原料の投入量や配合比以外は、実施例1と同じ方法で、第一吸音層10cと第二吸音層20cを成形し、第二吸音層20cの下方に第一吸音層10cを配置し、第一スキン層12cと第二スキン層22cの対向面間に0.1mmの隙間を形成して空気層30とした。具体的には、第一吸音層10cについては、実施例1の第一吸音層10aの発泡ウレタン樹脂原料と同じ原料を用い、実施例1の第一吸音層10aの発泡ウレタン樹脂原料の投入量を基準投入量とした場合、基準投入量の0.85倍の発泡ウレタン樹脂原料を投入して成形した。また、第二吸音層20cについては、ポリオール原料を54重量部、ポリイソシアネート原料を46重量部として成形した。
ポリオール原料とポリイソシアネート原料の配合比や後加工方法以外は、実施例1と同じ方法で、第一吸音層10dと第二吸音層20dを成形し、第二吸音層20dの下方に第一吸音層10dを配置し、第一スキン層12dと第二スキン層22dの対向面間に0.1mmの隙間を形成して空気層30とした。具体的には、第一吸音層10dについては、ポリオール原料を63重量部、ポリイソシアネート原料を37重量部として成形した。また、第二吸音層20dについては、実施例1の第二吸音層20aの発泡ウレタン樹脂原料と同じ原料を用いて成形後、ニードル加工を行い、通気量を調整した。
実施例1と同じ方法で、第一吸音層10aと第二吸音層20aを成形し、第一スキン層12aと第二スキン層22aの全面に接着剤を塗布して接着した。すなわち、空気層を有しないものとした。
実施例1-4及び比較例1のサンプルについて、JIS A 1409の残響室法吸音率の測定方法に準拠した方法で、吸音率を計測した。また、音源と反対側の面は剛床に接地して計測した。
なお、実施例1-4は、第一吸音層10を音源側に配置した。また、比較例1は、第一吸音層10を音源側に配置した。
一方、比較例1では、第一スキン層12aと第二スキン層22aが一体化された、相対的に剛性の高い1つのスキン層が形成されたことにより、膜振動型の吸音構造による低周波数側の周波数帯域が狭くなったと推測される。また、接着剤によりセル膜が目詰まりし、第一スキン層12a、第二スキン層22aの通気抵抗が上昇して通気性が下がることで、騒音が音源から離れた側(剛床側)の第二吸音層20aの第二発泡層21aに到達しづらくなり、多孔質型吸音により吸音される高周波成分の割合が少なくなるため、高周波の吸音率も低下していると考えられる。
なお、実施例2は、実施例1と比較して、低周波帯域の吸音率が低い結果となった。この理由は、実施例2は、他の実施例と比較して、第一吸音層の第一発泡層の密度、硬度、通気抵抗が高いため、第一スキン層と第二スキン層の界面に到達する音のエネルギーが低下し、膜振動型の吸音構造による吸音効果が十分に発揮されなかったと考えられる。
実施例1のサンプルにおいて、音源側の第一吸音層10と非音源側の第二吸音層20とにそれぞれ貫通孔を形成した。貫通孔は、レーザー加工機を用いて、サンプルの端部から5mmの位置から、孔径を1mm又は2mm、孔ピッチを孔の端部から3mm又は10mmに設定した。貫通孔は、表1に示すように、音源側と非音源側とで孔径と孔ピッチとの一方又は双方を互いに異ならせることで、第一吸音層10の方が第二吸音層20よりも光透過率及び開口率が大きくなるように設定して比較例2-5を得た。光透過率は、JIS L 1055の遮光性試験に準拠した方法で測定した。
この設定(第一スキン層12の光透過率及び開口率が、第二スキン層22の光透過率及び開口率よりも大きい設定)により、比較例2-5では、第一吸音層10の第一スキン層12の剛性が、第二吸音層20の第二スキン層22の剛性よりも小さくなっている。
図10に示す結果から、貫通孔を形成して積層方向に連通構造となる比較例2-5は、貫通孔を形成せず積層方向に非連通構造となる比較例1に対し、800~1000Hzの低周波帯域の吸音率が何れも低くなることが確認できた。
但し、第一吸音層では、積層方向の光透過率が、比較例2-5の最小値である4.68%未満となる非連通構造、第二吸音層では、積層方向の光透過率が、比較例2-5の最小値である0.36%未満となる非連通構造であれば、800~1000Hzの低周波帯域の吸音率が、比較例2-5よりも高くなると考えられる。
この構成によれば、低周波数側、特に800~1000Hzの帯域での騒音をより効果的に吸収できる。
Claims (12)
- 騒音源となる対象部を覆う吸音カバーであって、
第一発泡層と、前記第一発泡層の成形時に一体成形される第一スキン層とを有し、前記騒音源側に配置される第一吸音層と、
第二発泡層と、前記第二発泡層の成形時に一体成形される第二スキン層とを有し、前記第二スキン層を前記第一スキン層に対向させて前記第一吸音層に積層される第二吸音層と、
前記第一スキン層と前記第二スキン層との対向面間に形成される空気層と、を含み、
前記第一吸音層及び前記第二吸音層は、積層方向に連通する連通孔を有しない非連通構造となっており、
前記第一スキン層の剛性は、前記第二スキン層の剛性よりも小さい、吸音カバー。 - 前記第一吸音層は、前記積層方向の光透過率が4.68%未満であり、前記第二吸音層は、前記積層方向の光透過率が0.36%未満である、請求項1に記載の吸音カバー。
- 前記第一吸音層の前記第一スキン層の硬度は、アスカーC硬度5~40度であり、
前記第二吸音層の前記第二スキン層の硬度は、アスカーC硬度40~95度である、請求項1又は2に記載の吸音カバー。 - 前記第一吸音層の前記第一スキン層の硬度は、アスカーC硬度10~30度であり、
前記第二吸音層の前記第二スキン層の硬度は、アスカーC硬度60~90度である、請求項1又は2に記載の吸音カバー。 - 前記第一吸音層の前記第一発泡層の密度は、0.06~0.2g/cm3であり、
前記第二吸音層の前記第二発泡層の密度は、0.06~0.2g/cm3である、請求項1乃至4の何れかに記載の吸音カバー。 - 前記第一吸音層の前記第一発泡層の密度は、0.10~0.16g/cm3であり、
前記第二吸音層の前記第二発泡層の密度は、0.10~0.16g/cm3である、請求項1乃至4の何れかに記載の吸音カバー。 - 前記第一吸音層の通気抵抗は、100000~1000000Ns/m4であり、
前記第二吸音層の通気抵抗は、100000~1000000Ns/m4である、請求項1乃至6の何れかに記載の吸音カバー。 - 前記第一吸音層は、前記第一スキン層が形成される第一領域と、該第一領域を取り囲む領域であって、該第一領域に対して前記第二吸音層側に配置される第二領域と、該第二領域において該第二吸音層側に開口する凹部であって、該第二領域の周方向に所定の間隔をおいて配置される複数の第一係合凹部とを備え、
前記第二吸音層は、前記第一吸音層の複数の前記第一係合凹部に係合される複数の第一係合凸部を備え、
前記空気層は、前記第一吸音層の複数の前記第一係合凹部と前記第二吸音層の複数の前記第一係合凸部とがそれぞれ係合された状態で、該第一吸音層の前記第一スキン層と該第二吸音層の前記第二スキン層との対向面間に形成される空隙である、請求項1乃至7の何れかに記載の吸音カバー。 - 前記第二吸音層は、前記第二スキン層が形成される第三領域と、該第三領域を取り囲む領域であって、該第三領域に対して前記第一吸音層側に配置される第四領域と、該第四領域において該第一吸音層側に突出する凸部であって、該第三領域を取り囲む周方向に所定の間隔をおいて配置される複数の第二係合凸部とを備え、
前記第一吸音層は、前記第二吸音層の複数の前記第二係合凸部に係合される複数の第二係合凹部を備え、
前記空気層は、前記第一吸音層の複数の前記第二係合凹部と前記第二吸音層の複数の前記第二係合凸部とが係合された状態で、該第一吸音層の前記第一スキン層と該第二吸音層の前記第二スキン層との対向面間に形成される空隙である、請求項1乃至7の何れかに記載の吸音カバー。 - 前記第一吸音層は、前記第二吸音層側に開口する第一凹部を備え、
前記第一スキン層は、該第一凹部の底面に形成され、
前記第二吸音層は、前記第一吸音層側に開口する第二凹部を備え、
前記第二スキン層は、該第二凹部の底面に形成され、
前記第一吸音層は、前記第二吸音層の前記第二凹部の内形状に対応する外径形状とされ、
前記空気層は、前記第一吸音層が前記第二吸音層の前記第二凹部に収容された状態で、該第一吸音層の前記第一スキン層と該第二吸音層の前記第二スキン層との対向面間に形成される空隙である、請求項1乃至7の何れかに記載の吸音カバー。 - 前記第二吸音層は、前記第一吸音層側に開口する第二凹部と、該第二凹部の底面において前記第一吸音層側に開口する第三凹部とを備え、前記第二スキン層は、該第三凹部の底面に形成され、
前記第一吸音層は、前記第二吸音層の前記第二凹部の内形状に対応する外径形状とされ、
前記空気層は、前記第一吸音層が前記第二吸音層の前記第二凹部に収容された状態で、該第一吸音層の前記第一スキン層と該第二吸音層の前記第二スキン層との対向面間に形成される空隙である、請求項1乃至7の何れかに記載の吸音カバー。 - 前記第一吸音層の前記第一スキン層及び前記第二吸音層の前記第二スキン層の少なくとも一方は、対向配置される他方側に突出する複数の突起を有する、請求項1乃至11の何れかに記載の吸音カバー。
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