JP7665295B2 - シートフレームおよびその製造方法 - Google Patents

シートフレームおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7665295B2
JP7665295B2 JP2020096124A JP2020096124A JP7665295B2 JP 7665295 B2 JP7665295 B2 JP 7665295B2 JP 2020096124 A JP2020096124 A JP 2020096124A JP 2020096124 A JP2020096124 A JP 2020096124A JP 7665295 B2 JP7665295 B2 JP 7665295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
wall portion
cutout
frame
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020096124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021187357A (ja
Inventor
圭史 岸田
恵司 森本
真理 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2020096124A priority Critical patent/JP7665295B2/ja
Publication of JP2021187357A publication Critical patent/JP2021187357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7665295B2 publication Critical patent/JP7665295B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本開示は、シートフレームおよびその製造方法に関し、特に、自動車等に設置される乗物用シートのシートフレームおよびその製造方法に関する。
シートフレームの構成を開示した文献として、特開2013-121772号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載されたシートフレーム構造は、サイドフレームと、ロッド部材と、外筒部材とを含む。サイドフレームとサイドフレームに設けられた貫通孔に挿通されるロッド部材との間には、外筒部材が介装されている。
特開2013-121772号公報
特許文献1に記載されたシートフレームにおいては、フレームにパイプを固定する際にパイプの強度を低下させないように補強することを目的としてブッシュが設けられている。一方、補強の目的でなくとも、フレームとパイプとを組み立てて固定するためには、フレームとパイプとの間にブッシュが介装されることが想定される。
ブッシュを使用すると部品点数が多くなるため、部材費のコストダウンの観点からブッシュを使用しないことが望ましい。しかし、ブッシュが介装されない場合、フレームおよびパイプの固定位置が合わないことがあるとパイプがフレームに挿入できないため、フレームとパイプとを高精度に組み立てることが難しい。
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、フレームおよびパイプを高精度に組み立てつつ、部品点数を削減することが可能であり、さらには効率的に組み立てることができるシートフレームおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本開示に基づくシートフレームは、乗物用シートの骨格を成す。シートフレームは、フレームと、パイプとを備える。フレームは、互いに対向する第1壁部および第2壁部を含む。パイプは、フレームに固定されている。第1壁部には、孔形状の第1欠除部が設けられている。第2壁部には、孔形状または切り欠き形状の第2欠除部が設けられている。第1欠除部および第2欠除部の各々は、パイプが挿入できるようにパイプよりも大きく形成されている。第1欠除部は、当該第1欠除部のうちのいずれの位置にパイプが配置された状態においてもパイプを第1壁部に直接溶接することができる大きさおよび形状を有している。第2欠除部を規定する部分の第2壁部の一部には、パイプの外形に対応した形状の被宛がい部が設けられている。パイプは、第1欠除部および第2欠除部の双方に挿入されているとともに、被宛がい部に宛がわれている。パイプと第1壁部との間に第1溶接部が設けられることにより、パイプは、第1溶接部を介して第1壁部に直接溶接されている。被宛がい部および/またはその近傍においてパイプと第2壁部との間に第2溶接部が設けられることにより、パイプは、第2溶接部を介して第2壁部に直接溶接されている。
このように構成することにより、第1欠除部がパイプを直接溶接することができる大きさに形成され、第2欠除部が被宛がい部においてパイプを宛がうことでパイプを直接溶接することができるため、ブッシュを使わずに部品点数を削減してフレームとパイプとを組み立てることができる。さらに、パイプの延在方向と交差する方向において第1欠除部と第2欠除部との位置が合わない場合でも、被宛がい部にパイプを宛がうことにより溶接が可能となる位置にパイプを調整することができるため、高精度、かつ、効率的に組み立てることができる。
本開示のある一形態においては、フレームが、パイプの延在方向に並ぶとともに互いに組み合わされることで一体化された一対の板状部材にて構成されている。第1壁部が、一対の板状部材の一方である第1板状部材に含まれている。第2壁部が、一対の板状部材の他方である第2板状部材に含まれている。
このようにフレームが第1壁部および第2壁部を有する一対の板状部材から構成されている場合にも、上述したフレームに対するパイプの溶接構造を適用することができる。
本開示のある一形態においては、第1板状部材は、パイプの延在方向と交差する方向に位置する第1壁部の一対の端部の各々から第2壁部側に向けて立設された第1立壁部を有している。第2板状部材は、パイプの延在方向と交差する方向に位置する第2壁部の一対の端部の各々から第1壁部側に向けて立設された第2立壁部を有している。対応する第1立壁部および第2立壁部は、互いに重ね合わされた状態または突き合わされた状態で溶接されている。
このように構成することにより、第1立壁部を有する第1板状部材と第2立壁部を有する第2板状部材を組み合わせてフレームを構成する場合にも、上述したフレームに対するパイプの溶接構造を適用することができる。
本開示の他のある一形態においては、フレームが、第1壁部および第2壁部を含む単一の板状部材にて構成されている。
このようにフレームが第1壁部および第2壁部を有する単一の板状部材から構成されている場合にも、上述したフレームに対するパイプの溶接構造を適用することができる。
本開示の他のある一形態においては、板状部材は、接続部と、第1立壁部と、第2立壁部とを有する。接続部は、パイプの延在方向と交差する方向に位置する第1壁部の一対の端部のうちの一方とパイプの延在方向と交差する方向に位置する第2壁部の一対の端部のうちの一方とを接続する。第1立壁部は、パイプの延在方向と交差する方向に位置する第1壁部の一対の端部のうちの他方から第2壁部側に向けて立設されている。第2立壁部は、パイプの延在方向と交差する方向に位置する第2壁部の一対の端部のうちの他方から第1壁部側に向けて立設されている。第1立壁部および第2立壁部は、互いに重ね合わされた状態または突き合わされた状態で溶接されている。
このように構成することにより、第1立壁部および第2立壁部を有する単一の板状部材によりフレームを構成する場合にも、上述したフレームに対するパイプの溶接構造を適用することができる。
本開示の一形態においては、第2欠除部は、被宛がい部にパイプが宛がわれた状態において、パイプから見て被宛がい部とは反対側に位置する余剰欠除領域を含む。余剰欠除領域は、当該余剰欠除領域を含む部分のいずれの位置にパイプが配置された場合にも、パイプを当該パイプの延在方向と交差する方向に移動させることで被宛がい部に宛がえる大きさおよび形状を有している。
このように構成することにより、余剰欠除領域にパイプを配置させた状態でパイプの位置をパイプの延在方向と交差する方向に移動させて、被宛がい部にパイプを宛がうことが容易になるため、フレームおよびパイプを効率的に組み立てることができる。
本開示に基づくシートフレームの製造方法は、乗物用シートの骨格を成すとともに、互いに対向する第1壁部および第2壁部を含むフレームならびにフレームに固定されたパイプを備えてなるシートフレームの製造方法であって、パイプが挿入できるようにパイプよりも大きい孔形状の第1欠除部を第1壁部に設ける工程と、パイプが挿入できるようにパイプよりも大きい孔形状または切り欠き形状の第2欠除部を第2壁部に設ける工程と、第1壁部および第2壁部が対向し、かつ、第1欠除部および第2欠除部の双方にパイプが挿入された状態にする工程と、パイプと第1壁部との間に第1溶接部を設けることにより、パイプを第1溶接部を介して第1壁部に直接溶接する工程と、パイプと第2壁部との間に第2溶接部を設けることにより、パイプを第2溶接部を介して第2壁部に直接溶接する工程と、を備える。第1欠除部は、第1欠除部を第1壁部に設ける工程において、当該第1欠除部のうちのいずれの位置にパイプが配置された状態においてもパイプを第1壁部に直接溶接することができる大きさおよび形状に形成される。第2欠除部を規定する部分の第2壁部の一部には、第2欠除部を第2壁部に設ける工程において、パイプの外形に対応した形状の被宛がい部が設けられる。パイプを第2溶接部を介して第2壁部に直接溶接する工程においては、パイプが被宛がい部に宛がわれた状態が維持されつつ、被宛がい部および/またはその近傍においてパイプと第2壁部との間に第2溶接部が設けられる。
このような製造方法によってシートフレームを製造することにより、第1欠除部がパイプを直接溶接することができる大きさに形成され、第2欠除部が被宛がい部においてパイプを宛がうことでパイプを直接溶接することができるため、ブッシュを使わずに部品点数を削減してフレームとパイプとを組み立てることができる。さらに、パイプの延在方向と交差する方向において第1欠除部と第2欠除部との位置が合わない場合でも、被宛がい部にパイプを宛がうことにより溶接が可能となる位置にパイプを調整することができるため、高精度、かつ、効率的に組み立てることができる。
本開示によれば、フレームにパイプを直接溶接することができるため、フレームおよびパイプを高精度に組み立てつつ、部品点数を削減することが可能であり、さらには効率的に組み立てることができる。
実施の形態1に係るシートフレームの斜視図である。 図1に示す矢印II方向から見た拡大図である。 図1に示す矢印III方向から見た拡大図である。 図3をIV-IV線矢印方向から見た断面図である。 図3をV-V線矢印方向から見た断面図である。 実施の形態1に係るシートフレームの部分断面図である。 実施の形態1に係るシートフレームの分解斜視図である。 実施の形態1に係る第2板状部材の部品図である。 実施の形態1に係るシートフレームの製造方法のフローチャートである。 第1変形例に係るシートフレームの断面図である。 第1変形例に係るシートフレームの部分断面図である。 第1変形例に係る第2板状部材の部品図である。 第2変形例に係るシートフレームの断面図である。 実施の形態2に係る単一の板状部材の断面図である。 実施の形態2に係るパイプおよび単一の板状部材の断面図である。 実施の形態2に係るシートフレームの製造方法のフローチャートである。 第3変形例に係るシートフレームの断面図である。
以下、各実施の形態に係るシートフレームについて図面を参照して説明する。以下の実施の形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。なお、各図中において、理解を容易にするために、シートフレームの構成部品の一部の図示を省略している箇所および実際の寸法に対して比率を変更して図示している箇所がある。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1に係るシートフレームの概略的な構成について説明する。図1は、実施の形態1に係るシートフレームの斜視図である。図1中の上下方向はシート上下方向に一致し、左奥および右手前の方向はシート幅方向に一致し、左手前および右奥の方向はシート前後方向に一致する。シート前後方向においては、右奥に向かう方向はシート前面が向く方向に一致する。
図1に示すように、実施の形態1に係るシートフレーム1は、乗物用シートの骨格を成しており、フレーム10と、パイプ20とを備えている。本実施の形態に係るシートフレーム1は、アッパパイプ30およびロアアーム40をさらに備えている。なお、一般にシートフレーム1は、シートバックフレームとクッションフレームとを有している。シートバックフレームは、クッションフレームに立設されている。ここでは、シートバックフレームの構造について説明し、クッションフレームについては説明を省略する。
フレーム10は、シートフレーム1のシート幅方向の左右に一対設けられている。フレーム10においては、シート幅方向における左側にフレーム10Lが配置され、右側にフレーム10Rが配置されている。フレーム10Lおよびフレーム10Rの各々は、シート上下方向に延在している。
パイプ20は、フレーム10Lおよびフレーム10Rを挿通するように固定されている。パイプ20は、たとえば、鋼管により構成されている。なお、本実施の形態においては、パイプ20の断面は円筒形状であるが、矩形もしくは楕円などでもよい。
アッパパイプ30は、U字形状を有し、フレーム10Lおよびフレーム10Rの各々の上部に接続されている。アッパパイプ30は、上部に設けられるホルダ31において図示しないヘッドレストと接続されている。
ロアアーム40は、フレーム10Lおよびフレーム10Rの各々の下部に設けられている。ロアアーム40は、フレーム10Lおよびフレーム10Rのシート幅方向の外側から図示しないリクライナを介して接続されている。フレーム10Lおよびフレーム10Rは、ロアアーム40に対してリクライナにより回動可能になっている。
以下、実施の形態1に係るフレーム10Lおよびパイプ20の構造について説明する。図2は、図1に示す矢印II方向から見た拡大図である。図3は、図1に示す矢印III方向から見た拡大図である。
図2および図3に示すように、フレーム10Lは、パイプ20の延在方向に並ぶとともに互いに組み合わされることで一体化された一対の板状部材にて構成されている。具体的には、一対の板状部材は、第1板状部材100と、第1板状部材100に対向する第2板状部材110とにより構成されている。
図2に示すように、第1板状部材100は、第1壁部101を含んでいる。第1壁部101は、パイプ20の周囲において、凹面部104を有している。第1板状部材100は、たとえば、鋼板等の金属板をプレス加工したプレス成形品にて構成されている。
図3に示すように、第2板状部材110は、第2壁部111を有している。第2板状部材110は、たとえば、鋼板等の金属板をプレス加工したプレス成形品にて構成されている。
第1板状部材100および第2板状部材110が上述したように構成されることにより、フレーム10Lは、互いに対向する第1壁部101および第2壁部111を含んでいる。
以下、実施の形態1に係るフレーム10Lの構造について説明する。図4は、図3をIV-IV線矢印方向から見た断面図である。図4に示すように、第1板状部材100は、パイプ20の延在方向と交差する方向に位置する第1壁部101の一対の端部の各々から第2壁部111側に向けて立設された第1立壁部103を有している。
第2板状部材110は、パイプ20の延在方向と交差する方向に位置する第2壁部111の一対の端部の各々から第1壁部101側に向けて立設された第2立壁部113を有している。
対応する第1立壁部103および第2立壁部113は、互いに重ね合わされた状態で溶接されている。本実施の形態においては、第1立壁部103の側面部103sと第2立壁部113の側面部113sとが第1立壁部103を外側にして重ね合わされている。第1立壁部103の端部と側面部113sとは、第3溶接部133において溶接されている。
なお、第1立壁部103および第2立壁部113は、互いの端部が突き合わされた状態で溶接されてもよい。また、第1立壁部103および第2立壁部113の接続は、溶接に限られず、たとえば、ボルト締結による接続でもよい。
以下、実施の形態1に係るフレーム10Lおよびパイプ20の構造について説明する。図5は、図3をV-V線矢印方向から見た断面図である。図6は、実施の形態1に係るシートフレームの部分断面図である。図7は、実施の形態1に係るシートフレームの分解斜視図である。
図5~図7に示すように、第1壁部101には、孔形状の第1欠除部102が設けられ、第2壁部111には、切り欠き形状の第2欠除部112が設けられている。第1欠除部102および第2欠除部112の各々は、パイプ20が挿入できるようにパイプ20よりも大きく形成されている。第1欠除部102について、より具体的には、当該第1欠除部102のうちのいずれの位置にパイプ20が配置された状態においてもパイプ20を第1壁部101に直接溶接することができる大きさおよび形状を有している。
図6および図7に示すように、第2欠除部112を規定する部分の第2壁部111の一部には、パイプ20の外形に対応した形状の被宛がい部115が設けられている。本実施の形態においては、被宛がい部115は、パイプの丸形状に対応した円弧形状を有している。
図5および図6に示すように、パイプ20は、第1欠除部102および第2欠除部112の双方に挿入されているとともに、被宛がい部115に宛がわれている。なお、前述の凹面部104のように、第1欠除部102および第2欠除部112の隙間の距離を短くして、パイプ20を組み付ける際にパイプ20がフレーム10Lに対して傾いても挿入しやすくするため、第2壁部111に凹面部が設けられていてもよい。
図5に示すように、パイプ20は、パイプ20と第1壁部101との間に第1溶接部131が設けられることにより、第1溶接部131を介して第1壁部101に直接溶接されている。なお、本実施の形態における第1溶接部131は、その一部がパイプ20と第1欠除部102との間のすき間に配置されているが、パイプ20と第1壁部101が接続されていればよく、パイプ20と第1欠除部102との間のすき間に第1溶接部131が無くてもよい。
パイプ20は、被宛がい部115においてパイプ20と第2壁部111との間に第2溶接部132が設けられることにより、第2溶接部132を介して第2壁部111に直接溶接されている。
なお、被宛がい部115は、フレーム10Lおよびパイプ20に外部からかかる負荷に耐えることができる範囲で溶接できればよい。被宛がい部115とパイプ20とが溶接されている範囲は、被宛がい部115とパイプ20とが接している範囲だけでなく、当該範囲の近傍において溶接されていてもよい。
以下、実施の形態1に係る第2板状部材の構造について説明する。図8は、実施の形態1に係る第2板状部材の部品図である。図8においては、理解を容易とするために、第2欠除部112の領域において、後述する余剰欠除領域Aおよびパイプ宛がい領域Bにハッチングを付して示している。
第2欠除部112は、被宛がい部115にパイプ20が宛がわれた状態において、パイプ20から見て被宛がい部115とは反対側に位置して、パイプ20が移動可能な余剰欠除領域Aを含んでいる。第2欠除部112は、パイプ20が被宛がい部115に宛がわれて配置されるパイプ宛がい領域Bをさらに含んでいる。図8に示すように、切り欠き形状の第2欠除部112において、余剰欠除領域Aは、パイプ宛がい領域Bの被宛がい部115とは反対側に位置している。
余剰欠除領域Aは、余剰欠除領域Aを含む部分のいずれの位置にパイプ20が配置された場合にも、パイプ20をパイプ20の延在方向と交差する方向に移動させることにより、被宛がい部115に宛がえる大きさおよび形状を有している。これにより、パイプ20と第2板状部材110とを組み立てる際、余剰欠除領域Aを経由してパイプ宛がい領域Bまでパイプ20を移動させて被宛がい部115にパイプ20を宛がうための位置を調整することができる。
以下、実施の形態1に係る第1板状部材100、第2板状部材110およびパイプ20の組み立て時の位置関係について説明する。図5~図7に示すように、組み立てられた第1板状部材100および第2板状部材110に対してパイプ20を挿入しようとする場合、第1立壁部103および第2立壁部113が溶接される位置に対して、第1欠除部102と第2欠除部112との位置が製造時の公差などにより合わなくなってしまうことがある。
仮に、第2欠除部112に余剰欠除領域Aが無いとした場合、第1欠除部102と第2欠除部112との位置が合わないことにより、第1欠除部102もしくは第2欠除部112のどちらか一方にしかパイプ20が挿入できないことがある。このような場合、余剰欠除領域Aを設けておくことにより、余剰欠除領域Aを経由するようにパイプ20を移動させてパイプ20を第2欠除部112に挿入するための位置を調整することができる。
以下、実施の形態1に係るシートフレームの製造方法について説明する。図9は、実施の形態1に係るシートフレームの製造方法のフローチャートである。
図9に示すように、パイプ20が挿入できるようにパイプ20よりも大きい孔形状の第1欠除部102が第1壁部101に設けられる(工程S11)。本工程において、第1欠除部102は、当該第1欠除部102のうちのいずれの位置にパイプ20が配置された状態においてもパイプ20を第1壁部101に直接溶接することができる大きさおよび形状に形成される。第1欠除部102は、たとえば、プレス加工による打ち抜きにより形成される。なお、第1欠除部102を設ける工程は、第1板状部材100の第1壁部101の凹面部104および第1立壁部103を形成する工程の前でも後でもよい。
次に、パイプ20が挿入できるようにパイプ20よりも大きい孔形状または切り欠き形状の第2欠除部112が第2壁部111に設けられる(工程S12)。本工程において、第2欠除部112を規定する部分の第2壁部111の一部には、パイプ20の外形に対応した形状の被宛がい部115が設けられる。被宛がい部115を含む第2欠除部112は、たとえば、プレス加工による打ち抜きにより形成される。なお、第2欠除部112を設ける工程は、第2板状部材110の第2壁部111の平面形状および第2立壁部113を形成する工程の前でも後でもよい。
次に、第1欠除部102および第2欠除部112にパイプ20が挿入される(工程S13)。具体的には、第1欠除部102および第2欠除部112は、図示しない各々の位置決め治具に取り付けられて、第1壁部101および第2壁部111が対向した状態となる。対向した第1欠除部102および第2欠除部112にパイプ20が挿入される。
次に、パイプ20が被宛がい部115に宛がわれる(工程S14)。具体的には、パイプ20を余剰欠除領域Aを経由して移動させて位置を調整することにより、パイプ20が被宛がい部115に宛がわれる。
次に、パイプ20と第1壁部101との間に第1溶接部131を設けることにより、パイプ20が第1溶接部131を介して第1壁部101に直接溶接される(工程S15)。
次に、パイプ20と第2壁部111との間に第2溶接部132を設けることにより、パイプ20が第2溶接部132を介して第2壁部111に直接溶接される(工程S16)。本工程において、パイプ20が被宛がい部115に宛がわれた状態が維持されつつ、被宛がい部115においてパイプ20と第2壁部111との間に第2溶接部132が設けられる。
次に、第1立壁部103と第2立壁部113との間に第3溶接部133を設けることにより、第1板状部材100および第2板状部材110が溶接される(工程S17)。なお、溶接により発生する歪みが他の溶接する部分に影響を与えない範囲であれば、各溶接部の溶接する順番は、どの順番でもよい。
実施の形態1に係るシートフレーム1においては、第1壁部101に設けられる第1欠除部102がパイプ20を直接溶接することができる大きさに形成され、第2壁部111に設けられる切り欠き形状の第2欠除部112が被宛がい部115においてパイプ20を宛がうことでパイプ20を直接溶接することができるため、ブッシュを使わずに部品点数を削減して第1板状部材100、第2板状部材110およびパイプ20を組み立てることができる。さらに、パイプ20の延在方向と交差する方向において第1欠除部102と第2欠除部112との位置が合わない場合でも、被宛がい部115にパイプ20を宛がうことにより溶接が可能となる位置にパイプ20を調整することができるため、高精度、かつ、効率的に組み立てることができる。
実施の形態1に係るシートフレーム1においては、フレーム10Lが第1壁部101および第2壁部111を有する一対の板状部材から構成されている場合にも、上述したフレーム10Lに対するパイプ20の溶接構造を適用することができる。
実施の形態1に係るシートフレーム1においては、第1立壁部103を有する第1板状部材100と第2立壁部113を有する第2板状部材110を組み合わせてフレーム10Lを構成する場合にも、上述したフレーム10Lに対するパイプ20の溶接構造を適用することができる。
実施の形態1に係るシートフレーム1においては、余剰欠除領域Aにパイプ20を配置させた状態でパイプ20の位置をパイプ20の延在方向と交差する方向に移動させて、被宛がい部115にパイプ20を宛がうためのパイプ20の組み立てが容易になることによって、効率的に組み立てることができる。
実施の形態1に係るシートフレーム1の製造方法においては、第1欠除部102がパイプ20を直接溶接することができる大きさに形成され、切り欠き形状の第2欠除部112が被宛がい部115においてパイプ20を宛がうことでパイプ20を直接溶接することができるため、ブッシュを使わずに部品点数を削減してフレーム10Lとパイプ20とを組み立てることができる。さらに、パイプ20の延在方向と交差する方向において第1欠除部102と第2欠除部112との位置が合わない場合でも、被宛がい部115にパイプ20を宛がうことにより溶接が可能となる位置にパイプ20を調整することができるため、高精度、かつ、効率的に組み立てることができる。
(第1変型例)
以下、第1変型例に係るフレーム10Lおよびパイプ20の構造について説明する。第1変型例に係るシートフレーム1は、第2板状部材110の構成のみ実施の形態1に係るシートフレーム1と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
図10は、第1変形例に係るシートフレームの断面図である。図11は、第1変形例に係るシートフレームの部分断面図である。なお、図11中の第2欠除部112の大きさは、理解を容易とするために、比率を変更して示している。
図10および図11に示すように、第1変形例における第2板状部材110の第2壁部111には、孔形状の第2欠除部112が設けられている。第2欠除部112は、パイプ20が挿入できるようにパイプ20よりも大きく形成されている。第2欠除部112を規定する部分の第2壁部111の一部には、パイプ20の外形に対応した形状の被宛がい部115が設けられている。
以下、第1変形例に係る第2板状部材110の構造について説明する。図12は、第1変形例に係る第2板状部材の部品図である。図12においては、理解を容易とするために、第2欠除部112の領域にハッチングを付して示している。第2欠除部112は、余剰欠除領域Aと、パイプ宛がい領域Bとを含んで構成されている。
余剰欠除領域Aは、孔形状の第2欠除部112において、パイプ宛がい領域Bの被宛がい部115とは反対側に位置している。本変形例においても、実施の形態1の場合と同様に、パイプ20と第2板状部材110とを組み立てる際、余剰欠除領域Aを経由してパイプ宛がい領域Bまでパイプ20を移動させて被宛がい部115にパイプ20を宛がうための位置を調整することができる。
さらに、第1欠除部102もしくは第2欠除部112のどちらか一方にしかパイプ20が挿入できない場合でも、第2欠除部112に余剰欠除領域Aを設けておくことにより、余剰欠除領域Aを経由するようにパイプ20を移動させてパイプ20を挿入するための位置を調整することができる。
(第2変型例)
以下、第2変型例に係るフレーム10Lの構造について説明する。第2変型例に係るシートフレーム1は、第1板状部材100および第2板状部材110の構造のみ実施の形態1に係るシートフレーム1と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
図13は、第2変形例に係るシートフレームの断面図である。図13に示すように、第2変型例における第1立壁部103および第2立壁部113は、一方において第1立壁部103の内側の側面部103sと第2立壁部113の外側の側面部113sとが重ね合わされて溶接されている。他方においては、第1立壁部103の外側の側面部103sと第2立壁部113の内側の側面部113sとが重ね合わされて溶接されている。
このように構成されている場合にも、上述したフレーム10Lに対するパイプ20の溶接構造を適用することができる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2に係るシートフレームについて説明する。実施の形態2に係るシートフレームは、フレーム10Lの構成のみ実施の形態1に係るシートフレーム1と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
図14は、実施の形態2に係る単一の板状部材の断面図である。図14に示すように、本実施の形態におけるフレーム10Lは、単一の板状部材200により構成されている。具体的には、フレーム10Lは、第1壁部101と、第2壁部111と、接続部210とを含んでいる。第1壁部101は、第2壁部111に対向して設けられている。
接続部210は、パイプ20の延在方向と交差する方向に位置する第1壁部101の一対の端部のうちの一方とパイプ20の延在方向と交差する方向に位置する第2壁部111の一対の端部のうちの一方とを接続している。
フレーム10Lは、パイプ20の延在方向と交差する方向に位置する第1壁部101の一対の端部のうちの他方から第2壁部111側に向けて立設された第1立壁部103を有している。さらに、フレーム10Lは、パイプ20の延在方向と交差する方向に位置する第2壁部111の一対の端部のうちの他方から第1壁部101側に向けて立設された第2立壁部113を有している。
第1立壁部103および第2立壁部113は、互いに突き合わされた状態で溶接されている。突き合わされた第1立壁部103および第2立壁部113は、第3溶接部233において溶接されている。
なお、第1立壁部103および第2立壁部113は、互いの側面部が重ね合わされた状態で溶接されてもよい。また、第1立壁部103および第2立壁部113の接続は、溶接に限られず、たとえば、ボルト締結による接続でもよい。
以下、実施の形態2に係るフレーム10Lおよびパイプ20の構造について説明する。図15は、実施の形態2に係るパイプおよび単一の板状部材の断面図である。図15に示すように、単一の板状部材200から構成されているフレーム10Lは、第1欠除部102および第2欠除部112にパイプ20が挿入されている。
パイプ20および第1欠除部102は、第1溶接部131を介して直接溶接されている。第2欠除部112の一部である被宛がい部115は、第2溶接部132を介してパイプ20と直接溶接されている。
本実施の形態において、実施の形態1と同様に、第2欠除部112は、被宛がい部115にパイプ20が宛がわれた状態において、パイプ20から見て被宛がい部115とは反対側に位置する余剰欠除領域Aを含んでいる。余剰欠除領域Aにより、余剰欠除領域Aを経由してパイプ20を移動させてパイプ20を第2欠除部112に挿入するための位置を調整することができる。また、余剰欠除領域Aを経由してパイプ宛がい領域Bまでパイプ20を移動させて被宛がい部115にパイプ20を宛がうための位置を調整することができる。
以下、実施の形態2に係るシートフレームの製造方法について説明する。図16は、実施の形態2に係るシートフレームの製造方法のフローチャートである。図16に示すように、パイプ20が挿入できるようにパイプ20よりも大きい第1欠除部102および第2欠除部112が単一かつ平板の板状部材であるフレーム10Lに設けられる(工程S21)。
次に、フレーム10Lが折り曲げられる(工程S22)。フレーム10Lは、たとえば、プレス加工により折り曲げられ、接続部210を介して連続した第1壁部101および第2壁部111が形成され、第1立壁部103および第2立壁部113が互いに突き合わされる。
次に、第1欠除部102および第2欠除部112にパイプ20が挿入される(工程S23)。次に、パイプ20が被宛がい部115に宛がわれる(工程S24)。次に、パイプ20と第1壁部101との間に第1溶接部131が設けられることにより、パイプ20が第1溶接部131を介して第1壁部101に直接溶接される(工程S25)。次に、パイプ20と第2壁部111との間に第2溶接部132が設けられることにより、パイプ20が第2溶接部132を介して第2壁部111に直接溶接される(工程S26)。次に、第1立壁部103および第2立壁部113が第3溶接部233を介して溶接される(工程S27)。
実施の形態2に係るシートフレーム1においては、第1壁部101に設けられる第1欠除部102がパイプ20を直接溶接することができる大きさに形成され、第2壁部111に設けられる孔形状の第2欠除部112が被宛がい部115においてパイプ20を宛がうことでパイプ20を直接溶接することができるため、ブッシュを使わずに部品点数を削減して第1板状部材100、第2板状部材110およびパイプ20を組み立てることができる。さらに、パイプ20の延在方向と交差する方向において第1欠除部102と第2欠除部112との位置が合わない場合でも、被宛がい部115にパイプ20を宛がうことにより溶接が可能となる位置にパイプ20を調整することができるため、高精度、かつ、効率的に組み立てることができる。
実施の形態2に係るシートフレーム1においては、フレーム10Lが第1壁部101および第2壁部111を有する単一の板状部材200から構成されている場合にも、上述したフレーム10Lに対するパイプ20の溶接構造を適用することができる。
実施の形態2に係るシートフレーム1においては、第1立壁部103および第2立壁部113を有する単一の板状部材200によりフレーム10Lを構成する構成されている場合にも、上述したフレーム10Lに対するパイプ20の溶接構造を適用することができる。
実施の形態2に係るシートフレーム1においては、余剰欠除領域Aにパイプ20を配置させた状態でパイプ20の位置をパイプ20の延在方向と交差する方向に移動させて、被宛がい部115にパイプ20を宛がうことが容易になるため、フレーム10Lおよびパイプ20を効率的に組み立てることができる。
実施の形態2に係るシートフレーム1の製造方法においては、第1欠除部102がパイプ20を直接溶接することができる大きさに形成され、切り欠き形状の第2欠除部112が被宛がい部115においてパイプ20を宛がうことでパイプ20を直接溶接することができるため、ブッシュを使わずに部品点数を削減してフレーム10Lとパイプ20とを組み立てることができる。さらに、パイプ20の延在方向と交差する方向において第1欠除部102と第2欠除部112との位置が合わない場合でも、被宛がい部115にパイプ20を宛がうことにより溶接が可能となる位置にパイプ20を調整することができるため、高精度、かつ、効率的に組み立てることができる。
(第3変型例)
以下、第3変型例に係るフレーム10Lおよびパイプ20の構造について説明する。第3変型例に係るシートフレーム1は、第2欠除部112の構造のみ実施の形態2に係るシートフレーム1と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
図17は、第3変形例に係るシートフレームの断面図である。図17に示すように、第3変形例におけるフレーム10Lの第2壁部111には、孔形状の第2欠除部112が設けられている。第2欠除部112を規定する部分の第2壁部111の一部には、パイプ20の外形に対応した形状の被宛がい部115が設けられている。
パイプ20は、第2欠除部112において、パイプ20の延在方向と交差する方向に移動することができる。これにより、パイプ20と第2板状部材110とを組み立てる際、パイプ20を移動させて被宛がい部115にパイプ20を宛がうための位置を調整することができる。
(その他の形態)
なお、本実施の形態における第1欠除部102がパイプ20を直接溶接することができる大きさに形成され、第2欠除部112が被宛がい部115においてパイプ20を宛がうことによりパイプ20を直接溶接する構造は、シートバックフレームおよびクッションフレームのいずれにも適用することができる。また、フレーム10Lは、第1板状部材100および第2板状部材110の2枚による構成に限られず、3枚以上の板状部材がシート上下方向に延在し、各部材が溶接されている構成であってもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本開示の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではない。また、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。上述した実施の形態の説明において、組み合わせ可能な構成を相互に組み合わせてもよい。
1 シートフレーム、10,10L,10R フレーム、20 パイプ、30 アッパパイプ、31 ホルダ、40 ロアアーム、100 第1板状部材、101 第1壁部、102 第1欠除部、103 第1立壁部、103s,113s 側面部、104 凹面部、110 第2板状部材、111 第2壁部、112 第2欠除部、113 第2立壁部、115 被宛がい部、131 第1溶接部、132 第2溶接部、133,233 第3溶接部、200 単一の板状部材、210 接続部、A 余剰欠除領域、B パイプ宛がい領域。

Claims (6)

  1. 乗物用シートの骨格を成すシートフレームであって、
    互いに対向する第1壁部および第2壁部を含むフレームと、
    前記フレームに固定されたパイプとを備え、
    前記第1壁部には、孔形状の第1欠除部が設けられており、
    前記第2壁部には、孔形状または切り欠き形状の第2欠除部が設けられており、
    前記第1欠除部および前記第2欠除部の各々は、前記パイプが挿入できるように前記パイプよりも大きく形成されており、
    前記第1欠除部は、当該第1欠除部のうちのいずれの位置に前記パイプが配置された状態においても前記パイプを前記第1壁部に直接溶接することができる大きさおよび形状を有しており、
    前記第2欠除部を規定する部分の前記第2壁部の一部には、前記パイプの外形に対応した形状の被宛がい部が設けられており、
    前記パイプが、前記第1欠除部および前記第2欠除部の双方に挿入されているとともに、前記被宛がい部に宛がわれており、
    前記パイプと前記第1壁部との間に第1溶接部が設けられることにより、前記パイプが、前記第1溶接部を介して前記第1壁部に直接溶接されており、
    前記被宛がい部および/またはその近傍において前記パイプと前記第2壁部との間に第2溶接部が設けられることにより、前記パイプが、前記第2溶接部を介して前記第2壁部に直接溶接されており、
    前記第2欠除部が、前記被宛がい部に前記パイプが宛がわれた状態において、前記パイプから見て前記被宛がい部とは反対側に位置する余剰欠除領域を含んでおり、
    前記余剰欠除領域が、当該余剰欠除領域を含む部分のいずれの位置に前記パイプが配置された場合にも、前記パイプを当該パイプの延在方向と交差する方向に移動させることで前記被宛がい部に宛がえる大きさおよび形状を有しており、
    前記余剰欠除領域は、前記パイプの延在方向に沿って見た場合に、前記第1欠除部を規定する部分の前記第1壁部と前記パイプとの間の隙間より大きく、
    前記余剰欠除領域は、前記パイプの延在方向に沿って見た場合に、前記被宛がい部から離れるにしたがって幅が広い、シートフレーム。
  2. 前記フレームが、前記パイプの延在方向に並ぶとともに互いに組み合わされることで一体化された一対の板状部材にて構成されており、
    前記第1壁部が、前記一対の板状部材の一方である第1板状部材に含まれており、
    前記第2壁部が、前記一対の板状部材の他方である第2板状部材に含まれている、請求項1に記載のシートフレーム。
  3. 前記第1板状部材が、前記パイプの延在方向と交差する方向に位置する前記第1壁部の一対の端部の各々から前記第2壁部側に向けて立設された第1立壁部を有しており、
    前記第2板状部材が、前記パイプの延在方向と交差する方向に位置する前記第2壁部の一対の端部の各々から前記第1壁部側に向けて立設された第2立壁部を有しており、
    対応する前記第1立壁部および前記第2立壁部が、互いに重ね合わされた状態または突き合わされた状態で溶接されている、請求項2に記載のシートフレーム。
  4. 前記フレームが、前記第1壁部および前記第2壁部を含む単一の板状部材にて構成されている、請求項1に記載のシートフレーム。
  5. 前記板状部材が、
    前記パイプの延在方向と交差する方向に位置する前記第1壁部の一対の端部のうちの一方と前記パイプの延在方向と交差する方向に位置する前記第2壁部の一対の端部のうちの一方とを接続する接続部と、
    前記パイプの延在方向と交差する方向に位置する前記第1壁部の一対の端部のうちの他方から前記第2壁部側に向けて立設された第1立壁部と、
    前記パイプの延在方向と交差する方向に位置する前記第2壁部の一対の端部のうちの他方から前記第1壁部側に向けて立設された第2立壁部と、を有しており、
    前記第1立壁部および前記第2立壁部が、互いに重ね合わされた状態または突き合わされた状態で溶接されている、請求項4に記載のシートフレーム。
  6. 乗物用シートの骨格を成すとともに、互いに対向する第1壁部および第2壁部を含むフレームならびに前記フレームに固定されたパイプを備えてなるシートフレームの製造方法であって、
    前記パイプが挿入できるように前記パイプよりも大きい孔形状の第1欠除部を前記第1壁部に設ける工程と、
    前記パイプが挿入できるように前記パイプよりも大きい孔形状または切り欠き形状の第2欠除部を前記第2壁部に設ける工程と、
    前記第1壁部および前記第2壁部が対向し、かつ、前記第1欠除部および前記第2欠除部の双方に前記パイプが挿入された状態にする工程と、
    前記パイプと前記第1壁部との間に第1溶接部を設けることにより、前記パイプを前記第1溶接部を介して前記第1壁部に直接溶接する工程と、
    前記パイプと前記第2壁部との間に第2溶接部を設けることにより、前記パイプを前記第2溶接部を介して前記第2壁部に直接溶接する工程と、を備え、
    前記第1欠除部を前記第1壁部に設ける工程において、前記第1欠除部が、当該第1欠除部のうちのいずれの位置に前記パイプが配置された状態においても前記パイプを前記第1壁部に直接溶接することができる大きさおよび形状に形成され、
    前記第2欠除部を前記第2壁部に設ける工程において、前記第2欠除部を規定する部分の前記第2壁部の一部には、前記パイプの外形に対応した形状の被宛がい部が設けられ、
    前記パイプを前記第2溶接部を介して前記第2壁部に直接溶接する工程において、前記パイプが前記被宛がい部に宛がわれた状態が維持されつつ、前記被宛がい部および/またはその近傍において前記パイプと前記第2壁部との間に前記第2溶接部が設けられ、
    前記第2欠除部が、前記被宛がい部に前記パイプが宛がわれた状態において、前記パイプから見て前記被宛がい部とは反対側に位置する余剰欠除領域を含んでおり、
    前記余剰欠除領域が、当該余剰欠除領域を含む部分のいずれの位置に前記パイプが配置された場合にも、前記パイプを当該パイプの延在方向と交差する方向に移動させることで前記被宛がい部に宛がえる大きさおよび形状を有しており、
    前記余剰欠除領域は、前記パイプの延在方向に沿って見た場合に、前記第1欠除部を規定する部分の前記第1壁部と前記パイプとの間の隙間より大きく、
    前記余剰欠除領域は、前記パイプの延在方向に沿って見た場合に、前記被宛がい部から離れるにしたがって幅が広い、シートフレームの製造方法。
JP2020096124A 2020-06-02 2020-06-02 シートフレームおよびその製造方法 Active JP7665295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020096124A JP7665295B2 (ja) 2020-06-02 2020-06-02 シートフレームおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020096124A JP7665295B2 (ja) 2020-06-02 2020-06-02 シートフレームおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021187357A JP2021187357A (ja) 2021-12-13
JP7665295B2 true JP7665295B2 (ja) 2025-04-21

Family

ID=78848627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020096124A Active JP7665295B2 (ja) 2020-06-02 2020-06-02 シートフレームおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7665295B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4436059A4 (en) 2021-11-17 2025-12-17 Ntt Docomo Inc END DEVICE, WIRELESS COMMUNICATION METHOD AND BASE STATION

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218665A (ja) 2011-04-13 2012-11-12 Toyota Boshoku Corp 車両用シートのバックフレーム
US20130149868A1 (en) 2011-12-13 2013-06-13 Intermolecular, Inc. Masking Method and Apparatus
JP2013193586A (ja) 2012-03-21 2013-09-30 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
JP2014156213A (ja) 2013-02-18 2014-08-28 Toyota Boshoku Corp 乗物用シートのフレーム構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130140868A1 (en) * 2011-12-01 2013-06-06 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Discontinuous section tower tube

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218665A (ja) 2011-04-13 2012-11-12 Toyota Boshoku Corp 車両用シートのバックフレーム
US20130149868A1 (en) 2011-12-13 2013-06-13 Intermolecular, Inc. Masking Method and Apparatus
JP2013193586A (ja) 2012-03-21 2013-09-30 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
JP2014156213A (ja) 2013-02-18 2014-08-28 Toyota Boshoku Corp 乗物用シートのフレーム構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021187357A (ja) 2021-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11052949B2 (en) Rear vehicle body structure
EP2236395B1 (en) Connection structure of tube-shaped frames, corresponding method and vehicle body
US8414003B2 (en) Vehicular L-type suspension arm
US6412857B2 (en) Hydroformed space frame and joints therefor
US8414002B2 (en) Vehicular L-type suspension arm
JP5552109B2 (ja) 車載用バッテリートレイおよび車載用バッテリーフレーム
US7828330B2 (en) Vehicle front body structure
US20060284449A1 (en) Sub-frame of vehicle
JP2019014347A (ja) 車両骨格構造
US20100187800A1 (en) Reinforcement Member for Directly Jointed Tubular Components
JP2008067722A (ja) 超高張力鋼板製自動車用シートバックフレーム
CN102421635A (zh) 车座的靠背框架
CN102652068B (zh) 对接闭合截面空心结构元件
JP3483402B2 (ja) 貨物自動車キャビンのフレーム構造体
US10124436B2 (en) Welded structural member production method and welded structural member
JP7665295B2 (ja) シートフレームおよびその製造方法
JP2008067724A (ja) 超高張力鋼板製の自動車用シートバックフレーム
JPH11216037A (ja) シートフレーム
JP6945855B2 (ja) 自動車用クロスメンバ及び自動車用クロスメンバ構造
US7281757B2 (en) Spot-welded joint for hydroformed members
JP2002053067A (ja) 車体の骨格構造
JP2004338706A (ja) 自動車のサブフレーム、自動車及び自動車のサブフレームの製造方法
JP2001080512A (ja) 鉄道車両の台車枠
JP2025150580A (ja) 車両用強度部材
JPH1120693A (ja) 鉄道車両用台車枠

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240416

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20240424

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20240531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7665295

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150