JP7670160B2 - ユーザ機器、アクセスネットワークノード、およびそれらにおける方法 - Google Patents
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Description
gNB:UEに対するNRユーザプレーンおよびコントロールプレーンプロトコル終端を提供し、NGインタフェースを介して5Gコアネットワーク(5GC:5G core network)に接続されるノード。
ng-eNB:UEに対するEvolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA)ユーザプレーンおよびコントロールプレーンプロトコル終端を提供し、NGインタフェースを介して5GCに接続されるノード。
En-gNB:UEに対するNRユーザプレーンおよびコントロールプレーンプロトコル終端を提供し、E-UTRA-NR Dual Connectivity(EN-DC)のセカンダリノードとして機能するノード。
NG-RANノード:gNBまたはng-eNBのいずれか。
-サービスが提供されていない、またはサービスが十分に提供されていない地域での5Gサービスの展開を促進し、地上系ネットワークのパフォーマンスを向上させる。
-ユーザ機器や移動プラットフォーム(例えば、乗用車、航空機、船舶、高速列車、バス)のサービス継続性を提供することで、サービスの信頼性を強化する。
-特に重要な通信、将来の鉄道/海上/航空通信に対し、あらゆる場所でのサービス可用性を向上させる。
-ネットワークエッジへに向けて、またはユーザ機器に直接にデータを配信するための効率的なマルチキャスト/ブロードキャストリソースの提供を通じて、5Gネットワークのスケーラビリティを実現する。
-NTN端末:3GPP UE、または衛星が直接3GPP UEを提供しない場合における衛星システムに固有の端末を指し得る。
-サービスリンク:ユーザ機器と宇宙/空中(airborne)プラットフォーム間の無線リンクを指す(地上ベースのRANとの無線リンクに追加される場合がある)。
-宇宙または空中プラットフォーム。
-ゲートウェイ(NTNゲートウェイ):衛星または航空アクセスネットワークをコアネットワークに接続する。ゲートウェイは、ほとんどの場合、基地局と同じ場所に配置される。
-フィーダリンク:ゲートウェイと宇宙/空中プラットフォーム間の無線リンクを指す。
-地球固定セル:同じ地理的領域を常にカバーする少なくとも1つのビームを特徴とする(例:GEO衛星やHAPS)
-準地球固定セル:限られた期間中に1つの地理的領域をカバーし、別の期間中に異なる地理的領域をカバーする少なくとも1つのビームを特徴とする(例えば、ステアリング可能なビームを生成するNGEO衛星)。
-地球移動セル:ある瞬間に1つの地理的領域をカバーし、別の瞬間に異なる地理的領域をカバーする少なくとも1つのビームを特徴とする(例えば、固定ビームまたはステアリング不能なビームを生成するNGEO衛星)。
-TAC=Timing Advance Command
-TAT=Time Alignment Timer(UEが同期していないとみなされる前にTAが有効なままでいられる時間を決定するタイマ)。
-NTAは、絶対TACを示す(初期アクセスにおいて、ランダムアクセス応答(RAR:random access response)メッセージでgNBによって送信される12ビットの数によって初期化される)。
-NTA_offsetは、基地局とUEとの間のミスアライメントをUEに通知する6ビットの数である(NTA_offsetは、gNBがミスアライメントを検出したときに、適切なMedium Access Control Control Element(MAC CE)を介してgNBから送信される(3GPP TS 38.213 V16.4.0および3GPP TS 38.321 V16.3.0を参照))。NTA_offsetは、UEによって使用される古いNTAを更新するために使用されうる(NTA_new=NTA_old+NTA_offset)。
-共通TA(正確な定義は3GPPによってまだ合意されていない)
--フィーダリンク期間+地球上の参照点へのサービスリンク期間に等しくてもよい(例えば、3GPP TR 38.821の図6.3.4-1を参照)。
-フィーダリンクRTDのみを参照してもよい(例えば、3GPPドラフトR1-2102215を参照)。
-K_offset(共通TAとも呼ばれる)は、セル内のすべてのUEに共通であり、初期アクセスより前のアップリンクのミスアライメントの(いくつかのサブフレームとして与えられる)オフセットとして使用される(初期アクセス後に更新される場合がある。3GPPドラフトR1-2102078を参照。)
-K_mac:gNB側でのフレームタイミングのミスアライメントの場合に、(UEがアップリンク同期されているが、フレーム同期されていない場合)UEがダウンリンク応答ウィンドウを調整するために使用される。
-タイミングオフセットは、ここでは、アップリンク(UL)スケジューリング、およびダウンリンク(DL)応答ウィンドウに使用されるオフセットをフレーム数で記述するために使用される用語である。(UEとgNBは同じタイミングオフセットを使用でき、最初はK_offsetと等しくてよい)。
図1は、本発明の実施形態を適用することができるモバイル(セルラーまたは無線)通信システム1を概略的に示す。
-基地局6へのTAレポートの必要性を最小限にするための最適化されたTAT値と設定可能な閾値。
-最適化されたTAT値、および、予測との差が設定可能な閾値を超えてタイミングオフセットに影響する場合にのみ、自律的に計算され基地局6に報告されるTA。
-最適化されたTAT値、および(必要に応じて)時間の経過とともに修正されうる予測モデルを使用して得られたTA。TAは、予測との差が設定可能な閾値を超えてタイミングオフセットに影響を与える場合にのみ、基地局6に報告される。
図2は、図1に示されるモバイルデバイス(UE)3の主要な構成を示すブロック図である。図に示すように、UE3は、1以上のアンテナ33を介して接続された少なくとも1つのノードとの間で信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路31を含む。図2には必ずしも示されていないが、UE3は、もちろん、通常のモバイルデバイスのすべての通常の機能(ユーザインタフェース35など)を有し、これは、ハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアの任意の1つ、または適切な任意の組み合わせによって提供され得る。コントローラ37は、メモリ39に格納されたソフトウェアに従ってUE3の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ39にあらかじめインストールされていてもよいし、通信ネットワーク1を介してダウンロードされていてもよいし、例えばリムーバブルデータストレージデバイス(RMD)からダウンロードされていてもよい。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム41と、通信制御モジュール43とを含む。
図3は、図1に示されるNTNノード5(衛星/UASプラットフォーム)の主な構成を示すブロック図である。図に示すように、NTNノード5は、1以上のアンテナ53を介して、少なくとも1つの接続されたUE3との間で信号を送受信し、ゲートウェイや基地局などの他のネットワークノードとの間で(直接にまたは間接的に)信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路51を含む。コントローラ57は、メモリ59に格納されたソフトウェアに従ってNTNノード5の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ59にあらかじめインストールされていてもよいし、通信ネットワーク1を介してダウンロードされていてもよいし、例えばリムーバブルデータストレージデバイス(RMD)からダウンロードされていてもよい。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム61と、通信制御モジュール63とを含む。
図4は、図1に示されるゲートウェイ6(基地局(gNB)または同様のアクセスネットワークノード)の主な構成を示すブロック図である。図に示すように、ゲートウェイ/gNB6は、1以上のアンテナ73を介して少なくとも1つの接続されたUE3との間で信号を送受信し、ネットワークインタフェース75を介して他のネットワークノードとの間で(直接にまたは間接的に)信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路71を含む。信号は、少なくとも1つのUE3との間で、直接および/またはNTNノード5を介して送受信され得る。ネットワークインタフェース75は、典型的には、適切な基地局-基地局インタフェース(X2/Xnなど)および適切な基地局-コアネットワークインタフェース(S1/NG-C/NG-Uなど)を含む。コントローラ77は、メモリ79に記憶されたソフトウェアに従って基地局6の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ79にあらかじめインストールされていてもよいし、通信ネットワーク1を介してダウンロードされていてもよいし、例えばリムーバブルデータストレージデバイス(RMD)からダウンロードされていてもよい。このソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム81と、通信制御モジュール83とを含む。
UE3で使用されるタイミングアドバンスは、UEの位置、サービング衛星の位置、およびタイミングオフセットの1以上に影響を受ける(変化する)可能性がある。これらのパラメータに関して、次の仮定が可能である。
-UEの位置は、大量のシグナリングなしでは基地局6に認識されない(ただし、TA判定以外の理由で位置情報が必要な場合もある)。また、いくつかのUEは、位置を導出できないかまたは位置を導出するように構成されていない(あるいは基地局6に位置を提供できないか位置を提供するように構成されていない)。しかしながら、TAレポートプロセスは、UEの位置に関する十分な情報を基地局6に与え得る。
-少なくとも初期アクセスのために、サービング衛星の位置は、衛星の軌道情報データからUE3によって取得され、衛星の軌道情報データは、衛星の将来の位置(またはパス)を識別する情報も含み、軌道情報データから完全なTAのサービスリンクの特定の部分を決定することができる。基地局6は、共通TAパラメータをブロードキャストすることができ、共通TAパラメータは、(完全なTAのフィーダリンクの特定の部分とも呼ばれる)フィーダリンクに関するTA情報も含む。
-UE3および基地局6は、(例えば、K_Offset=サービスリンク+フィーダリンク遅延により与えられる)同じタイミングオフセットを使用する必要がある。基地局6はUE3の位置(または少なくとも完全なTA)を知っている必要があり、UE3は基地局6が使用するフィーダリンクに関する情報を持っている必要がある(これはサービスリンクほど予測できない場合がある)。通常、基地局6はシステム情報を介してフィーダリンクに関する情報をブロードキャストするが、フィーダリンクは事前に知られていない場合がある。
-GNSS能力を使用し、UE3は、常にUL同期される(基地局6は、誤った推定の場合にのみUEのTAを調整する必要がある)。
-RRC接続状態の間にGNSSを使用しなくても、UE3は、例えば、(基地局6がシステム情報でブロードキャストするか、over-the-airで提供される)適切なTA予測モデルを使用することにより、基地局6からのシグナリングを必要とせずにUL同期されることができる。
-どちらの場合も、正確なTA推定は潜在的に無限のTATにつながる可能性があるため、基地局6がTACを送信する必要はない(または、TATが比較的高い値に設定されている場合は、TACの送信頻度が低くなる)。TA推定の精度は(時刻によりおよびUEごとに)変化し得るが、TA推定が良好であれば、TATを無限大に設定してもよいことが理解されるであろう。
-UE3は、GNSSを使用し、GNSSベースの位置情報を予測モデルと比較するように構成され得る。
-GNSSと予測モデルベースの位置とが実質的に同じである場合、またはその差が閾値の範囲内である場合、UE3は、(より精度を高め、TA調整を回避するための)GNSSベースの位置情報、またはTAの予測モデルのいずれかを使用することができ、オフセット情報は対称になる。
-従来の閉ループ制御では、UE3はTAアラインされ、基地局6は必要に応じてタイミングオフセットを更新するためにUEの状況を完全に把握している。しかし、このアプローチでは多くのDLシグナリングが必要である。
-TAは、タイミングオフセット(1サブフレームまたは1ミリ秒)よりもミスアライメント(0.52μs)により敏感である。
-UEのUL TAが正しい限り、復号可能性/ISIは基地局6において問題ではない。したがって、基地局6は正確なTAを認識する必要はない。
このケースでは、初期アクセス手順が、残りの通信でより効率的なシグナリングオプションを提供するために使用される。UE3は、(例えばGNSSの使用を避けるために)開ループTA制御または従来の閉ループを実行するかどうかを、暗黙的または明示的に示しうる。あるいは、UE3からそのような指示がない場合は、開ループ(または閉ループ)TA制御がデフォルトで適用され得る。基地局6は、適切なTAレポート周期と、少なくとも1つの閾値と少なくとも1つのTAT値とを設定することができ、これも初期アクセスのTA修正に基づいてもよい。
このソリューションは、予測モデルも使用する。予測モデルのパラメータは、初期接続中に合意され、予測モデルのパラメータは、ブロードキャストされ、或いは、UE3がアクセスできるデータベースに格納され得る。基地局6は、予測モデルのパラメータを(必要に応じて)随時更新することができる。いくつかの(例えば3つ)測定は、UEのTAの経時的な変化を予測するための“U形状”補間曲線(図5参照)を提供するのに十分であろう。
このケースでは、予測モデルはタイミングオフセットの導出にのみ使用される。UE3および基地局6の双方は、同じレベルの情報(初期TAと予測モデル)にアクセスし、それはTACの潜在的なミスの影響を受けない。UE3は、他のTA推定方法(例えばGNSS)を使用して正確なTAを取得できる。UE3は、(同じ予測TAから導出される)どのオフセットが基地局6によって使用されるかを導出し、それを正確に推定されたTA(または推定TAから導出されたオフセット)と比較することができる。
以下の下記初期化手順は、ステップ2/7の予測モデルシグナリングがソリューション1の場合はオプションであることを例外として、前述の3つのソリューションに共通である。
1.UE3は、NTNセル(または非NTNセル、すなわち地上系ネットワークセル)にアクセスしているかどうかを判断する。UE3がNTNセルのカバレッジ下にある場合は、基準位置に関する衛星の動きを認識する。この情報は、(Non-Access Stratumシグナリングを使用したコアネットワークからの)OTA設定またはブロードキャストシグナリングを介して取得できる。
2.UE3は、基地局6(またはデータベース)から、NTNセルで使用するRTT予測モデルに関する情報と、TAからタイミングオフセットを導出するための適切な式とを取得する。
3.UE3は、例えば、(GNSSで導出される)現在位置、ブロードキャスト情報、および、ステップ1の一部として取得したデータに基づいて、最適なアップリンクTAを(アルゴリズムを使用して)算出する。
4.UE3は、ステップ2で導出したTAを適用し、ランダムアクセスチャネル(RACH)にアクセスする。UE3は、基地局6からRARの一部としてタイミングアドバンスコマンドを受信する(RARの場合、TACの値は0から1282の範囲)。UE3は、TACに基づいてTAを調整し、調整されたTAコマンドをアップリンクタイミングに適用し、関連するTATを開始する。NTA=0の場合でも、タイミングアライメントタイマが開始される。
5.UE3は、(ステップ3で算出された)使用するTAを基地局6に通知する。
6.UE3は、どのTAアップデート機構を使用するかを基地局6に示す(UE3が自身の位置を認識し、より正確な予測モデルを設定できるため、オプションで予測モデル情報を含む)。
7.初期アクセスハンドシェイクの一部として、基地局6は、TAレポートをトリガーするためにUE3によって使用される専用のTATおよびオプションとしてTAレポート周期および/または閾値を指示する。
TAレポートをトリガーする閾値は、基地局6によって設定できるが(例えば、上記のステップ7)、UE3に対して事前に設定されてもよい。閾値は、例えば、最後のレポートまたは定期タイマ以降のTAの特定の差(値またはパーセンテージ)として与えられうる。例えば、閾値は、TAの更新によってタイミングオフセットの変更が発生または必要になるポイントにすることができる(これは、TAが最後の更新から約1ミリ秒変化したことに対応する)。
8.タイムアライメントタイマが満了する前に、UE3は次のアクションを実行する。
-a.基地局6からの新しいTA修正を(もしあれば)監視し、それに従ってTAを修正し、その後の基地局6との通信に使用する。
-b.基地局6からの修正がない場合は、算出されたTAをステップ3に従って更新し、その後の基地局6との通信中に使用する。
-c.ステップ2の式を使用して、計算されたTAに対応するタイミングオフセットを導出する。
-d.基地局6との通信中に、ステップ8.cで導出されたオフセットを適用する。
-e.自律的に計算されたTAが(基地局6で設定可能な)閾値を超えて変更された場合は、基地局6にTAを更新する。
-f.TAアップデート後、対応するオフセットを自律的に導出し、基地局6とのさらなる通信中に適用する。
9.タイムアライメントタイマが満了する前に、基地局6は次のアクションを実行する。
-a.TAの調整が必要かどうかを監視し、必要に応じて修正する。
-b.UEのTAレポートを監視する。
-c.UE3から新しいTAを受信した場合は、ステップ9.bからタイミングオフセットを更新する。
-d.ステップ9.cから更新されたタイミングオフセットをその後のUE3との通信中に適用する(UE3にタイミングオフセットをシグナリングする必要はない)。
10.(TAT満了前に)TA修正を受信した場合、基地局6は、TA修正値などに応じて、TAT値やTAレポート周期/閾値を変更することができる。
このケースでは、UE3および基地局6の双方が独立に、予測モデルからタイミングオフセットを更新する。有益なことに、TAを更新するトリガーを緩くすることができ、UE3は必要な場合(例えば、gNB側の不正確な情報がオフセットの妥当性に影響を与える場合)にのみTAを報告することができる。例えば、「前回の更新以降に特定の値(例えば、1ms)だけ変更されたTA」の代わりに、「予測TAと比べてTAが特定の値(例えば、1ms)より大きいTA」の場合をトリガーにすることができる。
8.タイムアライメントタイマが満了する前に、UE3は次のアクションを実行する。
-a.基地局6からの新しいTA修正を(もしあれば)監視し、それに応じてTAを修正する。
-b.基地局6からの修正がない場合は、算出されたTAをステップ3に従って更新し、その後の基地局6との通信中に使用する。
-c.ステップ2の式を使用して、計算されたTAに対応する推定タイミングオフセットを導出する。
-d.基地局6からの新しい予測モデル修正を(もしあれば)監視し、それに応じて予測モデルを修正する。
-e.ステップ2/7から予測TAを計算し、予測タイミングオフセットを導出する。
-f.その後の基地局6との通信中に、ステップ8.dで得られた予測オフセットを適用する。
-g.基地局6に対するTAの更新条件:自律的に算出されたTAが、予測TAも考慮して、基地局6が設定可能な閾値を超えて変更された。UE3は、基地局6が同じ予測TA知識を持っていると仮定することができる。
9.タイムアライメントタイマが満了する前に、基地局6は以下の動作を行う。
-a.TAの調整が必要かどうかを監視し、必要に応じて修正する。
-b.UEのTAレポートを監視する。
-c.ステップ9.bからのTAで予測モデルを更新し、UE3に変更をシグナリングする(オプション)。
-d.現在の予測モデルを使用して、ステップ2/7から予測TAを推定する。
-e.ステップ9.d.で導出したTAからタイミングオフセットを更新する。
-f.ステップ9.eのタイミングオフセットをUE3との通信中に適用する(UE3にタイミングオフセットをシグナリングする必要はない)。
10.(TAT満了前に)TA修正を受信した場合、基地局6は次のことができる。
-a.(例えば、その値が閾値よりも大きい場合に)TA修正に基づき、この値を考慮して予測モデルを修正する。
-b.TA修正値に応じてTAT値を変更する。
このケースでは、UE3は実際のTA調整に予測TAを使用し、タイミングオフセットは(上記のような予測および修正されたTAではなく)予測モデルから導出される。このアプローチは、例えば、UE3が1以上のTACを欠落またはデコードできないために増分TA調整が不正確な場合に従うことができる。有益なことに、予測モデルの更新/修正により、適切なタイミングオフセットが常に使用される。
8.タイムアライメントタイマが満了する前に、UE3は次のアクションを実行する。
-a.基地局6からの新しいTA修正を(もしあれば)監視し、それに応じてTAを修正する。
-b.ステップ2/7から予測TAを計算し、ステップ2の式を使用して予測タイミングオフセットを導出する。
-c.ステップ8.bで導出したオフセットを適用する。
-d.ステップ8.bで予測したTAからTAを適用し、基地局6との通信中に受信したTACから(もしあれば)修正する。
-e.gNBに対するTAを更新する条件:予測TAも考慮して、予測+修正TAが(基地局6で設定可能な)閾値を超えて変更された。UE3は、基地局6が同じ予測TA知識を持っていると仮定することができる(ただし、必ずしも予測+修正TAではない)。
9.タイムアライメントタイマが満了する前に、基地局6は以下の動作を行う。
-a.TAの調整が必要かどうかを監視し、必要に応じて修正する。
-b.UEのTAレポートを監視する。
-c.ステップ9.bのTAで予測モデルを更新し、UE3に変更をシグナリングする(オプション)。
-d.最新の予測モデルから予測TAを推定する(UE3に送信されるTACは含まない)。
-e.手順9.dでTAからタイミングオフセットを導出し、UE3との通信中に適用する。
10.(TAT満了前に)TA修正を受信した場合、基地局6は以下を行うことができる。
-a.(例えば、その値が閾値よりも大きい場合に)TA修正に基づき、この値を考慮して予測モデルを修正する。
-b.TA修正値に応じてTAT値を変更する。
図6は、5G(NR)無線アクセスネットワークにおける初期アクセス中のタイミングアドバンス調整手順を模式的に示した図である。実際には、図6に示されるステップは、「TA調整プロトコル:初期化(すべてのソリューションに共通)」セクションで上述した全体的な手順に対応する。
上記では詳細な実施形態について説明した。当業者であれば理解できるように、上記実施形態には、いくつかの修正および変更が可能であり、その一方で、上記実施形態に組み込まれた発明の恩恵を受けることができる。例示として、これらの代替および変更のいくつかを説明する。
(付記1)
非地上系ネットワークを介して通信するように構成されるユーザ機器(UE:User Equipment)によって実行される方法であって、
ネットワークノードから、前記非地上系ネットワークを介する前記ネットワークノードとの通信のためのそれぞれのタイミングアドバンス値に対応する閾値を識別する情報を受信し、
前記通信のためのタイミングアドバンス値を取得し、
前記タイミングアドバンス値および前記閾値に基づいて、前記ネットワークノードへタイミングアドバンスレポートを送信するかどうかを決定することを有する方法。
(付記2)
前記タイミングアドバンス値に基づいて前記通信のためのタイミングオフセットを導出することを更に有する、付記1に記載の方法。
(付記3)
前記タイミングアドバンス値が前記閾値を超えて変化したかどうかを決定し、
前記タイミングアドバンス値が前記閾値を超えて変化したかどうかの前記決定に基づいて、前記ネットワークノードへ前記タイミングアドバンスレポートを送信する、付記1または2に記載の方法。
(付記4)
前記ネットワークノードから、前記タイミングアドバンス値に対応するタイムアライメントタイマ(TAT:Time Alignment Timer)を受信することをさらに有する、付記1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
(付記5)
前記ネットワークノードへ、前記UEが開ループタイミングアドバンス制御を使うように構成されているか、または閉ループタイミングアドバンス制御を使うように構成されているかを示す情報を送信することをさらに有する、付記1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
(付記6)
前記タイミングアドバンス値の取得は、全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)を使って得られる前記UEの位置に基づいて実施される、付記1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
(付記7)
前記タイミングアドバンス値の取得は、サービスリンクおよび前記通信に対応するフィーダリンクの少なくとも一方に関する予測モデルに基づいて実施される、付記1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
(付記8)
非地上系ネットワークを介して通信するように構成されるユーザ機器(UE:User Equipment)によって実行される方法であって、
ネットワークノードから、前記ネットワークノードとの通信のためのタイミングアドバンス値を予測するための情報を受信し、
タイミングアドバンス値を取得し、
前記情報に基づいて予測タイミングアドバンス値を導出し、
タイミングアドバンス値と前記予測タイミングアドバンス値とに基づいて、前記ネットワークノードへタイミングアドバンスレポートを送信するかどうかを決定することを有する方法。
(付記9)
前記情報は、前記タイミングアドバンス値を予測するためのパラメータのセットを含む、付記8に記載の方法。
(付記10)
前記パラメータのセットは、前記通信のタイミングオフセットを導出するために使われる、付記9に記載の方法。
(付記11)
前記情報の受信は、初期アクセス時、または前記タイミングアドバンスレポートの送信に応答して実施される、付記8乃至10のいずれか1項に記載の方法。
(付記12)
非地上系ネットワークを介してユーザ機器(UE:User Equipment)と通信するように構成されるネットワークノードによって実行される方法であって、
前記UEへ、前記非地上系ネットワークを介する前記UEとの通信に適用されるそれぞれのタイミングアドバンス値に対応する閾値を識別する情報を送信し、
前記通信のためのタイミングアドバンス値を取得し、
前記閾値および前記タイミングアドバンス値に基づいて、前記UEからタイミングアドバンスレポートを受信することを有する方法。
(付記13)
前記タイミングアドバンス値に対応するタイムアライメントタイマ(TAT:Time Alignment Timer)を前記UEに送信することをさらに有する、付記12に記載の方法。
(付記14)
非地上系ネットワークを介してユーザ機器(User EquipmentUE)と通信するように構成されるネットワークノードによって実行される方法であって、
前記UEへ、前記UEと前記ネットワークノードとの間の通信のためのタイミングアドバンス値を予測するための情報を送信し、
前記予測タイミングアドバンス値に基づいて、前記UEからタイミングアドバンスレポートを受信することを有する方法。
(付記15)
前記情報の送信は、初期アクセス時または前記タイミングアドバンスレポートの受信時に実行される、付記14に記載の方法。
(付記16)
前記ネットワークノードは、ゲートウェイ、基地局、またはゲートウェイ若しくは基地局の機能を有する衛星を含む、付記12乃至15のいずれか1項に記載の方法。
(付記17)
非地上系ネットワークを介して通信するように構成されるユーザ機器(UE:User Equipment)であって、
ネットワークノードから、前記非地上系ネットワークを介する前記ネットワークノードとの通信のためのそれぞれのタイミングアドバンス値に対応する閾値を識別する情報を受信する手段と、
前記通信のためのタイミングアドバンス値を取得する手段と、
前記タイミングアドバンス値および前記閾値に基づいて、前記ネットワークノードへタイミングアドバンスレポートを送信するかどうかを決定する手段とを備えるUE。
(付記18)
非地上系ネットワークを介して通信するように構成されるユーザ機器(UE:User Equipment)であって、
ネットワークノードから、前記ネットワークノードとの通信のためのタイミングアドバンス値を予測するための情報を受信する手段と、
タイミングアドバンス値を取得する手段と、
前記情報に基づいて予測タイミングアドバンス値を導出する手段と、
前記タイミングアドバンス値と前記予測タイミングアドバンス値とに基づいて、前記ネットワークノードへタイミングアドバンスレポートを送信するかどうかを決定する手段とを備えるUE。
(付記19)
非地上系ネットワークを介してユーザ機器(UE:User Equipment)と通信するように構成されるネットワークノードであって、
前記UEへ、前記非地上系ネットワークを介するUEとの通信に適用されるそれぞれのタイミングアドバンス値に対応する閾値を識別する情報を送信する手段と、
前記通信のためのタイミングアドバンス値を取得する手段と、
前記閾値および前記タイミングアドバンス値に基づいて、前記UEからタイミングアドバンスレポートを受信する手段とを備えるネットワークノード。
(付記20)
非地上系ネットワークを介してユーザ機器(UE:User Equipment)と通信するように構成されるネットワークノードであって、
前記UEへ、前記UEとネットワークノードとの間の通信のためのタイミングアドバンス値を予測するための情報を送信する手段と、
前記予測タイミングアドバンス値に基づいて、前記UEからタイミングアドバンスレポートを受信する手段とを備えるとネットワークノード。
3 モバイルデバイスのユーザ
5 衛星
6 基地局
7 データネットワーク
31 トランシーバ回路
33 アンテナ
35 ユーザインタフェース
37 コントローラ
39 メモリ
41 オペレーティングシステム
43 通信制御モジュール
51 トランシーバ回路
53 アンテナ
57 コントローラ
59 メモリ
61 オペレーティングシステム
63 通信制御モジュール
71トランシーバ回路
73 アンテナ
75 ネットワークインタフェース
77 コントローラ
79 メモリ
81 オペレーティングシステム
83 通信制御モジュール
Claims (7)
- 非地上系ネットワークを介して通信するように構成されるユーザ機器(UE:User Equipment)であって、
アクセスネットワークノードから、前記アクセスネットワークノードとの通信のためのタイミングアドバンス値に対応する閾値を示す情報を受信する手段と、
前記UEの現在位置及び前記非地上系ネットワークの通信を扱う衛星の軌道情報(Ephemeris)に基づいてUE固有のタイミングアドバンス推定値を計算する手段と、
前記タイミングアドバンス推定値と前回報告したタイミングアドバンス値との差が前記閾値と等しい又は大きいかどうかに基づいて、前記アクセスネットワークノードへタイミングアドバンスレポートを送信するかどうかを決定する手段と、
を備える、UE。 - 前記差が前記閾値と等しい又は大きい場合に、前記アクセスネットワークノードへ前記タイミングアドバンスレポートを送信する手段を備える、
請求項1に記載のUE。 - 前記計算する手段は、前記タイミングアドバンス推定値を、基準位置(Reference Point)に対する前記衛星の位置に基づいて計算する、
請求項1又は2に記載のUE。 - 非地上系ネットワークを介してユーザ機器(UE:User Equipment)と通信するように構成されるアクセスネットワークノードであって、
前記UEへ、前記アクセスネットワークノードとの通信のためのタイミングアドバンス値に対応する閾値を示す情報を送信する手段と、
前記UEから、前記UEの現在位置及び前記非地上系ネットワークの通信を扱う衛星の軌道情報(Ephemeris)に基づいてUEにより計算される前記UE固有のタイミングアドバンス推定値を受信する手段と、
前記タイミングアドバンス推定値と前回報告したタイミングアドバンス値との差が前記閾値と等しい又は大きいかどうかに基づいて、前記UEからタイミングアドバンスレポートを受信する手段と、
を備える、アクセスネットワークノード。 - 前記アクセスネットワークノードは、ゲートウェイ、基地局、またはゲートウェイ若しくは基地局の機能を有する衛星を含む、
請求項4に記載のアクセスネットワークノード。 - 非地上系ネットワークを介して通信するように構成されるユーザ機器(UE:User Equipment)における方法であって、
アクセスネットワークノードから、前記アクセスネットワークノードとの通信のためのタイミングアドバンス値に対応する閾値を示す情報を受信することと、
前記UEの現在位置及び前記非地上系ネットワークの通信を扱う衛星の軌道情報(Ephemeris)に基づいてUE固有のタイミングアドバンス推定値を計算することと、
前記タイミングアドバンス推定値と前回報告したタイミングアドバンス値との差が前記閾値と等しい又は大きいかどうかに基づいて、前記アクセスネットワークノードへタイミングアドバンスレポートを送信するかどうかを決定することと、
を含む、UEにおける方法。 - 非地上系ネットワークを介してユーザ機器(UE:User Equipment)と通信するように構成されるアクセスネットワークノードにおける方法であって、
前記UEへ、前記アクセスネットワークノードとの通信のためのタイミングアドバンス値に対応する閾値を示す情報を送信することと、
前記UEから、前記UEの現在位置及び前記非地上系ネットワークの通信を扱う衛星の軌道情報(Ephemeris)に基づいてUEにより計算される前記UE固有のタイミングアドバンス推定値を受信することと、
前記タイミングアドバンス推定値と前回報告したタイミングアドバンス値との差が前記閾値と等しい又は大きいかどうかに基づいて、前記UEからタイミングアドバンスレポートを受信することと、
を含むアクセスネットワークノードにおける方法。
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