JP7672276B2 - 制御装置、リソース割当制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

制御装置、リソース割当制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、リソース割当制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
第5世代(5G)移動通信システム(以下、5Gシステムと称する)等の無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)において多様なサービスが収容される場合、同じリソース(無線リソース、計算機リソース、伝送路リソースなど)は複数のサービスで同時に使用することができない。このため、サービスの通信品質が保証されるためには、各サービスが必要とするリソースが確保される必要がある。ここでサービスとは、例えば5QI(5G QoS Indicator)やS-NSSAI(Sub Network Slice Selection Assist Information、RANスライスの識別子)等の単位で束ねられるものである。
各サービスにおいて、サービスに割り当てられたリソースが各UE(User Equipment、ユーザ端末)に割り当てられるが、サービスに割り当てられたリソースが十分であれば各UEに対してサービスの通信品質の要求を満たせるが、不足すればサービスの通信品質の要求を満たすことができない。各サービスが必要とするリソース量は、各サービスを利用するUEの無線品質やトラヒックに応じて変動する。このため、サービスの通信品質を保証するためには、各サービスが必要とするリソース量を定期的に見積り、各サービスに対するリソースの割当を変更する制御が行われる。
サービスの通信品質を保証するための技術として、例えば非特許文献1に記載される技術が知られている。非特許文献1に記載される技術では、各サービスにリソースを割り当てる際に、無線品質情報と要求トラヒック情報とを用いてサービスに対する無線リソースの割当を制御している。
また非特許文献2には、5Gシステムにおいて取集可能なパラメータが規定されている。
B. Khodapanah, A. Awada, I. Viering, D. Oehmann, Meryem Simsek, and G. P. Fettweis, "Fulfillment of Service Level Agreements via Slice-Aware Radio Resource Management in 5G Networks," 2018 IEEE 87th Vehicular Technology Conference (VTC Spring), pp. 1-6, Jun. 2018. 3GPP、"TS 28.552"、V17.1.0、2020-12
しかし、上述した非特許文献1に記載される技術では、サービスに割り当てたリソース量と実際にサービスが要求するリソース量との間に誤差が生じ、効率的なリソース割当を行うことができなかった。例えば、あるサービスにおいてリソースが瞬時的に不足することにより通信品質の劣化が発生する一方、他のサービスでは割り当てられたリソースが全ては使われず余りが生じる場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、無線アクセスネットワークに収容されるサービス毎に当該無線アクセスネットワークのリソースの割当を制御する際に、通信品質の劣化を抑えつつ、効率的なリソース割当を図ることにある。
本発明の一態様は、無線アクセスネットワークに収容されるサービス毎に前記無線アクセスネットワークのリソースの割当を制御する制御装置において、サービス毎にリソース使用率を取得するリソース使用率取得部と、ユーザ端末が受信したサービス毎の総受信データ量を示す総受信データ量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総受信データ量情報取得部と、基地局におけるユーザ端末宛てのサービス毎の総トラヒック量を示す総トラヒック量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総トラヒック量情報取得部と、サービス毎に、総トラヒック量に対する総受信データ量の割合に基づいたスループットの劣化度を示す通信品質劣化度を算出する通信品質劣化度算出部と、サービス毎に、過去のリソース使用率及び通信品質劣化度に基づいて要求リソース量に対するマージンを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、要求リソース量に対するマージンを制御するためのマージン補正係数を算出し、前記制御部は、全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合には、リソース使用率と全サービスのリソース使用率の平均値との差に応じて、サービス間のリソース使用率の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節し、一部のサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合において、リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも小さいときは、前回のマージン補正係数をそのまま使用し、リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも大きいときは、通信品質劣化度に応じて、通信品質劣化度が大きいサービスに対して要求リソース量に対するマージンを増やすようにマージン補正係数を調節し、リソース使用率が閾値より低いときは、リソース使用率に応じて、リソース使用率が低いサービスに対して要求リソース量に対するマージンを減らすようにマージン補正係数を調節し、全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも大きい場合には、通信品質劣化度と全サービスの通信品質劣化度の平均値との差に応じて、サービス間の通信品質劣化度の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節する、制御装置である。
本発明の一態様は、無線アクセスネットワークに収容されるサービス毎に前記無線アクセスネットワークのリソースの割当を制御する制御装置が実行するリソース割当制御方法であって、前記制御装置が、サービス毎にリソース使用率を取得するリソース使用率取得ステップと、前記制御装置が、ユーザ端末が受信したサービス毎の総受信データ量を示す総受信データ量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総受信データ量情報取得ステップと、前記制御装置が、基地局におけるユーザ端末宛てのサービス毎の総トラヒック量を示す総トラヒック量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総トラヒック量情報取得ステップと、前記制御装置が、サービス毎に、総トラヒック量に対する総受信データ量の割合に基づいたスループットの劣化度を示す通信品質劣化度を算出する通信品質劣化度算出ステップと、前記制御装置が、サービス毎に、過去のリソース使用率及び通信品質劣化度に基づいて要求リソース量に対するマージンを制御する制御ステップと、を含み、前記制御ステップは、要求リソース量に対するマージンを制御するためのマージン補正係数を算出し、前記制御ステップは、全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合には、リソース使用率と全サービスのリソース使用率の平均値との差に応じて、サービス間のリソース使用率の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節し、一部のサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合において、リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも小さいときは、前回のマージン補正係数をそのまま使用し、リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも大きいときは、通信品質劣化度に応じて、通信品質劣化度が大きいサービスに対して要求リソース量に対するマージンを増やすようにマージン補正係数を調節し、リソース使用率が閾値より低いときは、リソース使用率に応じて、リソース使用率が低いサービスに対して要求リソース量に対するマージンを減らすようにマージン補正係数を調節し、全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも大きい場合には、通信品質劣化度と全サービスの通信品質劣化度の平均値との差に応じて、サービス間の通信品質劣化度の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節する、リソース割当制御方法である。
本発明の一態様は、無線アクセスネットワークに収容されるサービス毎に前記無線アクセスネットワークのリソースの割当を制御する制御装置のコンピュータに、サービス毎にリソース使用率を取得するリソース使用率取得ステップと、ユーザ端末が受信したサービス毎の総受信データ量を示す総受信データ量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総受信データ量情報取得ステップと、基地局におけるユーザ端末宛てのサービス毎の総トラヒック量を示す総トラヒック量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総トラヒック量情報取得ステップと、サービス毎に、総トラヒック量に対する総受信データ量の割合に基づいたスループットの劣化度を示す通信品質劣化度を算出する通信品質劣化度算出ステップと、サービス毎に、過去のリソース使用率及び通信品質劣化度に基づいて要求リソース量に対するマージンを制御する制御ステップと、を実行させ、前記制御ステップは、要求リソース量に対するマージンを制御するためのマージン補正係数を算出し、前記制御ステップは、全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合には、リソース使用率と全サービスのリソース使用率の平均値との差に応じて、サービス間のリソース使用率の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節し、一部のサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合において、リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも小さいときは、前回のマージン補正係数をそのまま使用し、リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも大きいときは、通信品質劣化度に応じて、通信品質劣化度が大きいサービスに対して要求リソース量に対するマージンを増やすようにマージン補正係数を調節し、リソース使用率が閾値より低いときは、リソース使用率に応じて、リソース使用率が低いサービスに対して要求リソース量に対するマージンを減らすようにマージン補正係数を調節し、全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも大きい場合には、通信品質劣化度と全サービスの通信品質劣化度の平均値との差に応じて、サービス間の通信品質劣化度の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節する、コンピュータプログラムである。
本発明によれば、無線アクセスネットワークに収容されるサービス毎に当該無線アクセスネットワークのリソースの割当を制御する際に、通信品質の劣化を抑えつつ、効率的なリソース割当を図ることができるという効果が得られる。
一実施形態に係る無線アクセスネットワークの構成例を示すブロック図である。 一実施形態に係る制御ノードの構成例を示すブロック図である。 一実施形態に係るリソース割当制御方法の全体手順を示すフロー図である。 一実施形態に係るパラメータの規定例を示す図である。 一実施形態に係るリソース割当制御の具体例の説明図である。 一実施形態に係るリソース割当制御の具体例の説明図である。 一実施形態に係るリソース割当制御の具体例の説明図である。 一実施形態に係るマージン補正係数の時間変化の例を示すグラフ図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係る無線アクセスネットワークの構成例を示すブロック図である。図1において、無線アクセスネットワーク(RAN)1は、無線装置RUと基地局BSと制御ノード2とを備える。基地局BSは、RAN1に収容される複数のサービスのうち、一又は複数のサービス(図1の例では、サービス#1,サービス#2,サービス#3)を収容する。サービスとしては、例えば、4K映像の配信サービスやコネクテッドカーの通信サービス等が挙げられる。制御ノード2は、一又は複数の基地局BSを制御する。
制御ノード2は、RAN1に収容されるサービス毎にRAN1のリソースの割当を制御する。制御ノード2は、基地局BSとの間のインターフェース100を介して基地局BSから各種の情報110を取得する。制御ノード2は、基地局BSから取得した情報110に基づいて、基地局BSに収容される各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)に対するリソースの割当制御を行う。サービスに割り当てられるリソースは、RAN1の無線リソースや計算機リソースや伝送路リソース等である。
制御ノード2は、各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)に対するリソースの割当結果を示すリソース割当結果情報120を、インターフェース100を介して基地局BSへ通知する。これにより、基地局BSにおいて、各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)に対して、各リソース(サービス#1に対してリソースRS#1、サービス#2に対してリソースRS#2、サービス#3に対してリソースRS#3)の割当が行われる。
基地局BSは、無線装置RUを介して、各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)を利用するUE(UE#1,UE#2,UE#3:ユーザ端末)と通信する。UE#1はサービス#1を利用するUEである。UE#2はサービス#2を利用するUEである。UE#3はサービス#3を利用するUEである。
各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)に割り当てられた各リソース(リソースRS#1、リソースRS#2、リソースRS#3)は、各UE(UE#1,UE#2,UE#3)に割り当てられる。リソースRS#1はサービス#1に割り当てられたリソースである。リソースRS#2はサービス#2に割り当てられたリソースである。リソースRS#3はサービス#3に割り当てられたリソースである。
各UE(UE#1,UE#2,UE#3)は、自己に割り当てられたリソースによって、各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)を利用する。
なお、RAN1は、RANスライシング技術が適用されたRANであってもよい。例えば、RAN1は、5Gシステムであってもよい。また、本実施形態に係るサービスは、例えば5QIやS-NSSAI等の単位で束ねられるものであってもよい。
図2は、本実施形態に係る制御ノードの構成例を示すブロック図である。図2において、制御ノード2(制御装置)は、リソース使用率取得部21と、総受信データ量情報取得部22と、総トラヒック量情報取得部23と、通信品質劣化度算出部24と、制御部25とを備える。本実施形態において制御ノード2は制御装置に対応する。
制御ノード2の各部は、各部の機能を実現するためのコンピュータプログラムをCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)が実行することによりその機能が実現される。
リソース使用率取得部21は、サービス毎にリソース使用率を取得する。リソース使用率取得部21は、基地局BSから各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)のリソース使用率を、インターフェース100を介して取得する。例えば、サービス#1のリソース使用率は、サービス#1に割り当てられたリソースに対するサービス#1で使用されたリソースの割合である。リソース使用率として、例えば、DU(Distributed Unit)毎のPRB(Physical Resource Block)使用率を用いてもよい。DU毎のPRB使用率は、基地局BSとの間のインターフェース100に関して、非特許文献2に規定されている。
総受信データ量情報取得部22は、UEが受信したサービス毎の総受信データ量を示す総受信データ量情報を、インターフェース100を介して取得する。総受信データ量情報取得部22は、基地局BSから各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)の総受信データ量情報を、インターフェース100を介して取得する。例えば、サービス#1の総受信データ量情報は、サービス#1を利用する全UE#1を集計対象にしてUE#1が受信したサービス#1の総受信データ量を示す情報である。
総トラヒック量情報取得部23は、基地局BSにおけるUE宛てのサービス毎の総トラヒック量を示す総トラヒック量情報を、インターフェース100を介して取得する。総トラヒック量情報取得部23は、基地局BSから各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)の総トラヒック量情報を、インターフェース100を介して取得する。例えば、サービス#1の総トラヒック量情報は、サービス#1を利用する全UE#1を観測対象にして基地局BSが観測したUE#1宛てのサービス#1の総トラヒック量を示す情報である。
通信品質劣化度算出部24は、サービス毎に通信品質劣化度を算出する。本実施形態において、通信品質劣化度は、スループットの劣化度を示す情報である。通信品質劣化度算出部24は、サービス毎に、総トラヒック量に対する総受信データ量の割合に基づいたスループットの劣化度を示す通信品質劣化度を算出する。通信品質劣化度算出部24は、基地局BSに収容される各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)の総受信データ量情報及び総トラヒック量情報を使用して、各サービス(サービス#1,サービス#2,サービス#3)のスループットの劣化度を示す通信品質劣化度を算出する。
制御部25は、サービス毎にRAN1のリソースの割当を制御する。サービス毎にRAN1のリソースの割当を制御する際に、制御部25は、サービス毎に、過去のリソース使用率及び通信品質劣化度に基づいて要求リソース量に対するマージンを制御する。
次に本実施形態に係るリソース割当制御方法を説明する。
図3を参照して本実施形態に係るリソース割当制御方法の全体手順を説明する。図3は、本実施形態に係るリソース割当制御方法の全体手順を示すフロー図である。
本実施形態のリソース割当制御方法に係るパラメータが次の(1)式に示される。なお、以下では、下付き文字及び上付き文字の例えば「a」を「_a」と表記する場合がある。
Figure 0007672276000001
kはリソース割当制御が実行されるタイムステップを識別するタイムステップ番号である。
sはサービスを識別するサービス番号である。
Ω_^_k,sはタイムステップkにおけるサービスsのリソース割当量である。
ω_k,sはタイムステップkにおけるサービスsの要求リソース量である。要求リソース量ω_k,sは、タイムステップ(k-1)におけるサービスsの無線品質C_k-1,sとトラヒック量V_k-1,sから見積られた値である。
ε_k,sはタイムステップkにおけるサービスsの要求リソース量ω_k,sに対するマージン補正係数である。
d_k,sはタイムステップkにおけるサービスsの通信品質劣化度である。
u_k,sはタイムステップkにおけるサービスsのリソース使用率である。
u_^_kはタイムステップkにおける全サービスのリソース使用率u_k,sの平均値である。
d_^_kはタイムステップkにおける全サービスの通信品質劣化度d_k,sの平均値である。
図3において、タイムステップkにおけるサービスsのリソース割当量Ω_^_k,sは、タイムステップkにおけるサービスsのマージン補正係数ε_k,sを使用して算出される。そのタイムステップkにおけるサービスsのマージン補正係数ε_k,sは、タイムステップk以前の過去のタイムステップ(k-1,k-2,・・・)におけるサービスsの通信品質劣化度(「d_k-1,s」,「d_k-2,s」,・・・)及びリソース使用率(「u_k-1,s」,「u_k-2,s」,・・・)を使用して算出される。これにより、サービスsのリソース割当量Ω_^_k,sは、サービスsの過去のリソース割当結果によるサービスsの通信品質劣化度及びリソース使用率に基づいてフィードバック制御される。
(ステップS1) 制御部25は、各サービスsのリソース割当モデルを使用して、サービスs毎に各タイムステップkにおけるリソース割当量Ω_^_k,sを算出する。サービスsのリソース割当モデルは、次の(2)式に示される。
Figure 0007672276000002
タイムステップkにおけるサービスsのリソース割当量Ω_^_k,sは、タイムステップkにおけるサービスsの要求リソース量ω_k,sとタイムステップkにおけるサービスsのマージン補正係数ε_k,sとの乗算により算出される。
(ステップS2) ステップS1で算出された各サービスsのリソース割当量Ω_^_k,sがリソース割当結果情報120により制御ノード2から基地局BSへ通知され、各サービスsのリソース割当が更新される。この結果として観測された各サービスsの通信品質劣化度d_k,s及びリソース使用率u_k,sが取得される。ここでは、説明の便宜上、図3に示されるように、観測値は、タイムステップ(k-1)におけるリソース割当の更新の結果として観測された通信品質劣化度d_k-1,s及びリソース使用率u_k-1,sとする。
(ステップS3) 制御部25は、タイムステップ(k-1)における通信品質劣化度d_k-1,s及びリソース使用率u_k-1,sを使用して、次のタイムステップkにおけるサービスsのマージン補正係数ε_k,sを算出する。マージン補正係数ε_k,sは、次の(3)式で表される。
Figure 0007672276000003
ステップS3で算出されたタイムステップkにおけるサービスsのマージン補正係数ε_k,sは、タイムステップkにおけるサービスsのリソース割当量Ω_^_k,sの算出に使用される(ステップS1、上記(2)式)。
上記したステップS1-S3が繰り返し実行される。
本実施形態に係るリソース割当制御方法では、空きリソースの量と通信品質の劣化とがトレードオフであることに着目し、その両方の情報を用いて、各サービスに適切なマージンを含めたリソースを割り当てるためのフィードバック制御を行う。また、サービス毎に要求遅延が異なり、適切なマージンも異なることに着目し、各サービスに適応するマージンを設ける。
(マージン補正係数の算出方法)
マージン補正係数ε_k,sの算出方法を説明する。マージン補正係数ε_k,sは、次の(4)式、(5)式、(6)式、及び(7)式により表される。
Figure 0007672276000004
Figure 0007672276000005
Figure 0007672276000006
Figure 0007672276000007
(4)式、(5)式、及び(6)式において、E_k,sは、(7)式に示されるように、過去のn個のタイムステップ「(k-n)から(k-1)まで」におけるマージン補正係数ε_k,sの移動平均値である。nは予め設定される。
(4)式は、全てのサービスsで通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも小さい場合である。この場合、(4)式により、リソース使用率u_k-1,sとリソース使用率の平均値u_^_k-1との差に応じてマージン補正係数ε_k,sを調節する。これにより、サービス間のリソース使用率の差が小さくなるようにする。
(5)式は、一部のサービスsで通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも小さい場合である。この場合、(5)式により、それぞれの場合(5a,5b、5c)に分けてマージン補正係数ε_k,sの調節を行う。
「リソース使用率u_k-1,sが閾値u_th,sより高く且つ通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも小さい」ときは、(5a)式により、前回のマージン補正係数ε_k-1,sをそのままマージン補正係数ε_k,sにする。これは、要求リソース量ω_k-1,sに対して適切なマージンが確保されていると判断することができるからである。
「リソース使用率u_k-1,sが閾値u_th,sより高く且つ通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも大きい」ときは、(5b)式により、通信品質劣化度d_k-1,sに応じてマージン補正係数ε_k,sを調節する。これにより、通信品質劣化度d_k-1,sが大きいサービスsに対して要求リソース量ω_k,sに対するマージンを増やすようにする。
「リソース使用率u_k-1,sが閾値u_th,sより低い」ときは、(5c)式により、リソース使用率u_k-1,sに応じてマージン補正係数ε_k,sを調節する。これにより、リソース使用率u_k-1,sが低いサービスsに対して要求リソース量ω_k,sに対するマージンを減らすようにする。
(6)式は、全てのサービスsで通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも大きい場合である。この場合、(6)式により、通信品質劣化度d_k-1,sと通信品質劣化度の平均値d_^_k-1との差に応じてマージン補正係数ε_k,sを調節する。これにより、サービス間の通信品質劣化度の差が小さくなるようにする。
本実施形態に係るリソース割当制御方法によれば、過去のリソース使用率が低いサービスに対しては要求リソース量に対するマージンが小さくなるように、また過去の通信品質劣化度が大きいサービスに対しては要求リソース量に対するマージンが大きくなるように制御することができる。これにより、あるサービスで余りとなっていたリソースを他のサービスで有効に利用することができると共に、通信品質の劣化を抑制することができる。
(通信品質劣化度の算出方法)
本実施形態では、通信品質劣化度として、スループットの劣化度を算出する。スループットの劣化度は、総トラヒック量に対する総受信データ量の割合に基づいた値として算出される。したがって、スループットの劣化度の算出には、各サービスの総受信データ量及び総トラヒック量が使用される。しかし、基地局BSとの間のインターフェース100に関して、非特許文献2に規定される既存のインターフェースには、サービス毎の総トラヒック量については規定されているが、サービス毎の総受信データ量が規定されていない。したがって、既存のインターフェースでは、各サービスの総トラヒック量情報を取得することはできるが、各サービスの総受信データ量情報を取得することができない。このため、基地局BSとの間のインターフェース100において、サービス毎の総受信データ量の規定を追加する。
図4は、本実施形態に係るパラメータの規定例を示す図である。図4には、非特許文献2の規定に対する追加部分(図4中の下線部分)201,202が示される。具体的には、指定したタイムウィンドウにおけるサービス識別子(5QI、QCI、S-NSSAI)毎の総受信データ量を追加する。この規定の追加によって、制御ノード2は、インターフェース100を介して、各サービスの総受信データ量情報を取得することができる。
タイムステップ(k-1)におけるスループットの劣化度を示す通信品質劣化度d_k-1,sは、通信品質劣化度の算出対象のサービスs(対象サービス)のタイムステップ(k-1)における総受信データ量及び総トラヒック量を使用して次の(8)式で算出される。
Figure 0007672276000008
次に図5、図6、図7を参照して本実施形態に係るリソース割当制御の具体例を説明する。図5、図6、図7は、本実施形態に係るリソース割当制御の具体例の説明図である。なお、ここでは、説明の便宜上、通信品質劣化度の閾値d_th,s及びリソース使用率の閾値u_th,sは、全てのサービスsで同じにしている。また各サービスs(s=1,2,3)のマージン補正係数ε_k,sの移動平均値E_k,sは、全て「1.0」にしている。
(リソース割当制御の具体例1)
図5には、全てのサービスsで通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも小さい場合のリソース割当制御の具体例1が示される。図5の説明図301において、3つのサービスs(s=1,2,3)は、いずれも、通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも小さい。このため、上記(4)式により、リソース使用率u_k-1,sとリソース使用率の平均値u_^_k-1との差に応じてマージン補正係数ε_k,sを調節する。具体的には、上記(4)式により、各サービスs(s=1,2,3)のマージン補正係数ε_k,sは、「ε_k,1=1.015」、「ε_k,2=0.98」、「ε_k,3=1.005」になる。
これにより、図5に示されるように、2つのサービスs(s=1,3)に対しては、リソース使用率u_k,sがリソース使用率の平均値u_^_k-1よりも高いので(説明図302参照)、マージン補正係数ε_k,sを上げることにより、要求リソース量ω_k,sに対するマージンを増やすように制御され、この制御の結果、1タイムステップ後のタイムステップkにおけるリソース使用率u_k,sが下がる(説明図303参照)。一方、1つのサービスs(s=2)に対しては、リソース使用率u_k,sがリソース使用率の平均値u_^_k-1よりも低いので(説明図302参照)、マージン補正係数ε_k,sを下げることにより、要求リソース量ω_k,sに対するマージンを減らすように制御され、この制御の結果、1タイムステップ後のタイムステップkにおけるリソース使用率u_k,sが上がる(説明図303参照)。
これら制御により、図5の説明図302,303に示されるように、1タイムステップ後のタイムステップkでは、サービス間でのリソース使用率の差が小さくなる。また、全てのサービスs(s=1,2,3)に対してリソースのマージンが分け与えられるので、全てのサービスs(s=1,2,3)で通信品質の劣化を抑制することができる。
(リソース割当制御の具体例2)
図6には、一部のサービスsで通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも小さい場合のリソース割当制御の具体例2が示される。
図6の説明図311,312において、1つのサービスs(s=1)は、リソース使用率u_k-1,sが閾値u_th,sより高く且つ通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも小さい。このため、サービスs(s=1)に対しては、要求リソース量ω_k-1,sに対して適切なマージンが確保されているので、上記(5a)式により、前回のマージン補正係数「ε_k-1,1=1.0」をそのままマージン補正係数ε_k,1にする。
図6の説明図311,312において、1つのサービスs(s=2)は、リソース使用率u_k-1,sが閾値u_th,sより高く且つ通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも大きい。このため、サービスs(s=2)に対しては、要求リソース量に対するマージンが不足しているので、上記(5b)式により、通信品質劣化度d_k-1,sに応じてマージン補正係数ε_k,sを上げる(「ε_k,2=1.02」)。
図6の説明図311,312において、1つのサービスs(s=3)は、リソース使用率u_k-1,sが閾値u_th,sより低い。このため、サービスs(s=3)に対しては、余分にマージンが確保されているので、上記(5c)式により、「1-u_k-1,s」に応じてマージン補正係数ε_k,sを下げる(「ε_k,3=0.85」)。
これら制御により、図6の説明図313,314に示されるように、1タイムステップ後のタイムステップkでは、通信品質劣化度d_k-1,sが大きいサービスs(s=2)に対して、リソース使用率u_k-1,sが低いサービスs(s=3)の空きリソースが融通されることになり、通信品質の劣化を抑制することができる。
(リソース割当制御の具体例3)
図7には、全てのサービスsで通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも大きい場合のリソース割当制御の具体例3が示される。図7の説明図321において、3つのサービスs(s=1,2,3)は、いずれも、通信品質劣化度d_k-1,sが閾値d_th,sよりも大きい。このため、上記(6)式により、通信品質劣化度d_k-1,sと通信品質劣化度の平均値d_^_k-1との差に応じてマージン補正係数ε_k,sを調節する。具体的には、上記(6)式により、各サービスs(s=1,2,3)のマージン補正係数ε_k,sは、「ε_k,1=0.988」、「ε_k,2=1.026」、「ε_k,3=0.986」になる。
これにより、図7に示されるように、1つのサービスs(s=2)に対しては、通信品質劣化度d_k-1,sが通信品質劣化度の平均値d_^_k-1よりも大きいので(説明図321参照)、マージン補正係数ε_k,sを上げることにより、要求リソース量ω_k,sに対するマージンを増やすように制御され、この制御の結果、1タイムステップ後のタイムステップkにおける通信品質劣化度d_k,sが下がる(説明図323参照)。一方、2つのサービスs(s=1,3)に対しては、通信品質劣化度d_k-1,sが通信品質劣化度の平均値d_^_k-1よりも小さいので(説明図321参照)、マージン補正係数ε_k,sを下げることにより、要求リソース量ω_k,sに対するマージンを減らすように制御され、この制御の結果、1タイムステップ後のタイムステップkにおける通信品質劣化度d_k,sが上がる(説明図323参照)。
これら制御により、図7の説明図321,322,323,324に示されるように、1タイムステップ後のタイムステップkでは、通信品質劣化度d_k-1,sが大きいサービスs(s=2)に対して、通信品質劣化度d_k-1,sが小さいサービスs(s=1,3)からリソースが融通されることになり、通信品質劣化度d_k-1,sが大きいサービスs(s=2)の通信品質の劣化を抑制することができる。
図8は、本実施形態に係るマージン補正係数の時間変化の例を示すグラフ図である。本実施形態に係るフィードバック制御が連続して実行されることにより、図8に例示されるように、通信品質劣化度d_k,sが閾値d_th,sに近づくように、またリソース使用率u_k,sが閾値u_th,sに近づくように、マージン補正係数ε_k,sが自動的に調節される。
一般に、各サービスsによって要求遅延が違うので、瞬時的なリソースの不足による通信品質の劣化の起こりやすさはサービス毎に異なる。このため、各サービスsに適切なマージンも異なるが、本実施形態によれば、各サービスsに適切なマージンが確保されるように、各サービスsのマージン補正係数ε_k,sが自動的に調節される。これにより、各サービスsが要求する通信品質によらずに通信品質の劣化を抑制することができる。
上述したように本実施形態によれば、無線アクセスネットワーク(RAN1)に収容されるサービス毎に当該無線アクセスネットワークのリソースの割当を制御する際に、効率的なリソース割当を図ることができるという効果が得られる。
なお、これにより、例えば無線アクセスネットワークにおける総合的なサービス品質の向上を実現することができることから、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「レジリエントなインフラを整備し、持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る」に貢献することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述した各装置の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…無線アクセスネットワーク(RAN)、2…制御ノード(制御装置)、BS…基地局、RU…無線装置、UE…ユーザ端末、21…リソース使用率取得部、22…総受信データ量情報取得部、23…総トラヒック量情報取得部、24…通信品質劣化度算出部、25…制御部、100…インターフェース

Claims (3)

  1. 無線アクセスネットワークに収容されるサービス毎に前記無線アクセスネットワークのリソースの割当を制御する制御装置において、
    サービス毎にリソース使用率を取得するリソース使用率取得部と、
    ユーザ端末が受信したサービス毎の総受信データ量を示す総受信データ量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総受信データ量情報取得部と、
    基地局におけるユーザ端末宛てのサービス毎の総トラヒック量を示す総トラヒック量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総トラヒック量情報取得部と、
    サービス毎に、総トラヒック量に対する総受信データ量の割合に基づいたスループットの劣化度を示す通信品質劣化度を算出する通信品質劣化度算出部と、
    サービス毎に、過去のリソース使用率及び通信品質劣化度に基づいて要求リソース量に対するマージンを制御する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、要求リソース量に対するマージンを制御するためのマージン補正係数を算出し、
    前記制御部は、
    全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合には、リソース使用率と全サービスのリソース使用率の平均値との差に応じて、サービス間のリソース使用率の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節し、
    一部のサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合において、
    リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも小さいときは、前回のマージン補正係数をそのまま使用し、
    リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも大きいときは、通信品質劣化度に応じて、通信品質劣化度が大きいサービスに対して要求リソース量に対するマージンを増やすようにマージン補正係数を調節し、
    リソース使用率が閾値より低いときは、リソース使用率に応じて、リソース使用率が低いサービスに対して要求リソース量に対するマージンを減らすようにマージン補正係数を調節し、
    全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも大きい場合には、通信品質劣化度と全サービスの通信品質劣化度の平均値との差に応じて、サービス間の通信品質劣化度の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節する、
    制御装置。
  2. 無線アクセスネットワークに収容されるサービス毎に前記無線アクセスネットワークのリソースの割当を制御する制御装置が実行するリソース割当制御方法であって、
    前記制御装置が、サービス毎にリソース使用率を取得するリソース使用率取得ステップと、
    前記制御装置が、ユーザ端末が受信したサービス毎の総受信データ量を示す総受信データ量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総受信データ量情報取得ステップと、
    前記制御装置が、基地局におけるユーザ端末宛てのサービス毎の総トラヒック量を示す総トラヒック量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総トラヒック量情報取得ステップと、
    前記制御装置が、サービス毎に、総トラヒック量に対する総受信データ量の割合に基づいたスループットの劣化度を示す通信品質劣化度を算出する通信品質劣化度算出ステップと、
    前記制御装置が、サービス毎に、過去のリソース使用率及び通信品質劣化度に基づいて要求リソース量に対するマージンを制御する制御ステップと、
    を含み、
    前記制御ステップは、要求リソース量に対するマージンを制御するためのマージン補正係数を算出し、
    前記制御ステップは、
    全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合には、リソース使用率と全サービスのリソース使用率の平均値との差に応じて、サービス間のリソース使用率の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節し、
    一部のサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合において、
    リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも小さいときは、前回のマージン補正係数をそのまま使用し、
    リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも大きいときは、通信品質劣化度に応じて、通信品質劣化度が大きいサービスに対して要求リソース量に対するマージンを増やすようにマージン補正係数を調節し、
    リソース使用率が閾値より低いときは、リソース使用率に応じて、リソース使用率が低いサービスに対して要求リソース量に対するマージンを減らすようにマージン補正係数を調節し、
    全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも大きい場合には、通信品質劣化度と全サービスの通信品質劣化度の平均値との差に応じて、サービス間の通信品質劣化度の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節する、
    リソース割当制御方法。
  3. 無線アクセスネットワークに収容されるサービス毎に前記無線アクセスネットワークのリソースの割当を制御する制御装置のコンピュータに、
    サービス毎にリソース使用率を取得するリソース使用率取得ステップと、
    ユーザ端末が受信したサービス毎の総受信データ量を示す総受信データ量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総受信データ量情報取得ステップと、
    基地局におけるユーザ端末宛てのサービス毎の総トラヒック量を示す総トラヒック量情報を、基地局との間のインターフェースを介して取得する総トラヒック量情報取得ステップと、
    サービス毎に、総トラヒック量に対する総受信データ量の割合に基づいたスループットの劣化度を示す通信品質劣化度を算出する通信品質劣化度算出ステップと、
    サービス毎に、過去のリソース使用率及び通信品質劣化度に基づいて要求リソース量に対するマージンを制御する制御ステップと、
    を実行させ
    前記制御ステップは、要求リソース量に対するマージンを制御するためのマージン補正係数を算出し、
    前記制御ステップは、
    全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合には、リソース使用率と全サービスのリソース使用率の平均値との差に応じて、サービス間のリソース使用率の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節し、
    一部のサービスで通信品質劣化度が閾値よりも小さい場合において、
    リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも小さいときは、前回のマージン補正係数をそのまま使用し、
    リソース使用率が閾値より高く且つ通信品質劣化度が閾値よりも大きいときは、通信品質劣化度に応じて、通信品質劣化度が大きいサービスに対して要求リソース量に対するマージンを増やすようにマージン補正係数を調節し、
    リソース使用率が閾値より低いときは、リソース使用率に応じて、リソース使用率が低いサービスに対して要求リソース量に対するマージンを減らすようにマージン補正係数を調節し、
    全てのサービスで通信品質劣化度が閾値よりも大きい場合には、通信品質劣化度と全サービスの通信品質劣化度の平均値との差に応じて、サービス間の通信品質劣化度の差が小さくなるようにマージン補正係数を調節する、
    コンピュータプログラム。
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