JP7672360B2 - 自動制御装置 - Google Patents

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本開示は、室内を換気する換気機械を制御する自動制御装置に関する。
室内の空気質を調整する機能を持つ換気装置の自動制御装置においては、室内の雑ガス濃度、または湿度等の状態量を状態量検知手段で検知し、状態量が目標値になるよう換気装置を制御している。例えば、煙草の煙等で室内の空気が目標値より汚濁すると、運転を開始し、室内の汚濁した空気を室外へ排気し、新鮮な外気を導入して、室内の空気が予め設定された清浄度になるまで換気を行う。しかしながら、状態量検知手段による状態量の検知出力は、状態量検知手段の検知能力、制御対象の状態量の調整能力、設置環境などによって変動するため、目標値に収束し難くなりがちで、制御対象を実状とは乖離して制御し続けてしまう場合がある。
例えば、空気の汚濁度を検知する雑ガスセンサは、空気中に含まれる多種多様なガス成分に反応するものであり、検知対象を例えば喫煙等に伴うにおい成分とした場合、実際には検知対象については目標値のレベルまで低減できていても、他の成分に反応して目標値まで低減できていない出力値を検知情報として長々と出力してしまう。すなわち、雑ガスセンサの出力が殆ど変化せず目標値に長時間の間収束しない飽和状態に陥る。飽和状態に陥ると、制御対象は制御され続け、利用者の期待する動作とは異なり、制御が長時間停止しない。
このような不具合を解決するために、特許文献1では、換気装置の強ノッチ運転を開始してから設定された時間が経過したときに、室内が汚濁しているかを判定し、室内が汚濁していると判定した場合、状態量検知手段の出力が飽和状態にあることを判定する飽和判定処理を行っている。飽和判定が成立すれば、強ノッチ運転を停止して弱ノッチ運転に移行し、飽和判定が成立しなければ、強ノッチ運転を続行する。
特開2002-310480号公報
しかしながら、特許文献1では、状態量検知手段の出力が目標値より高いままであっても、飽和判定が成立すると、強ノッチ運転を停止するため、それ以降、状態量を調整することができないという課題がある。つまり、検知対象を例えば喫煙等に伴うにおい成分とした場合、においが強い雰囲気であっても、においの変化が無くなれば、においを低下させる機能を停止させてしまうので、においの強い雰囲気が維持されてしまうこととなる。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、状態量を利用者が期待する量まで調整でき、利用者の快適性を向上させかつ省エネルギーの効果が得られる自動制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の自動制御装置は、室内である第1空間を換気する換気機械を制御する。自動制御装置は、第1空間の気中物質の状態量を検知して出力する第1検知部と、第1検知部の出力が目標値より小さくなるように換気機械をフィードバック制御する第1運転を行う制御部と、を備える。制御部は、第1運転を開始後に第1時間が経過したときに、第1検知部の出力が目標値より大きい場合、第1検知部の出力が、第2時間以上第1範囲内に入っている飽和状態にあるか否かを判定する第1処理を行い、第1検知部の出力が飽和状態にあると判定した場合に、第1検知部の出力と第1基準値との差を求め、差が第1閾値より大きいときは、第1運転を継続し、差が第1閾値より小さいときは、第1運転を停止する第2処理を行う。
本開示の自動制御装置によれば、状態量を利用者が期待する量まで調整でき、利用者の快適性を向上させかつ省エネルギーの効果が得られるという効果を奏する。
実施の形態1に係る自動制御装置の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る自動制御装置の制御部の動作手順を示すフローチャート 実施の形態1に係る自動制御装置の制御動作を説明するためのタイムチャート 実施の形態2に係る自動制御装置の構成を示すブロック図 実施の形態2に係る自動制御装置の制御部の動作手順を示すフローチャート 実施の形態3に係る自動制御装置の構成を示すブロック図 実施の形態3に係る自動制御装置の制御部の動作手順を示すフローチャート
以下に、実施の形態にかかる自動制御装置を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る自動制御装置の構成を示すブロック図である。実施の形態1の自動制御装置の制御対象は、第1空間である或る室内のガス濃度および湿度を含む状態量を調整できる換気機能を備えた換気装置である。換気装置は、換気機械である送風機5を備える。自動制御装置は、換気装置内に組込まれており、状態量を検知する第1検知部としての雑ガスセンサ1と、マイクロコンピュータを含む制御部2と、強ノッチ運転駆動回路3および弱ノッチ運転駆動回路4を含む駆動回路と、を備える。雑ガスセンサ1は、室内のガス濃度を含む状態量を検知し出力する。弱ノッチ運転駆動回路4は、弱ノッチ運転されるよう送風機5を駆動制御する。強ノッチ運転駆動回路3は、弱運転より強い風量の運転である強ノッチ運転されるよう送風機5を駆動制御する。強ノッチ運転駆動回路3による強ノッチ運転が、第1運転に対応する。制御部2は、雑ガスセンサ1の出力が予め設定された目標値より小さくなるように、駆動回路によって送風機5をフィードバック制御する。
図2は、実施の形態1に係る自動制御装置の制御部2の動作手順を示すフローチャートである。図3は、実施の形態1に係る自動制御装置の制御動作を説明するためのタイムチャートである。図3の上図の縦軸は、雑ガスセンサ1の出力であり、横軸は時間である。図3の下図の縦軸は、送風機5のファンスピードであり、横軸は時間である。図3では、強ノッチ運転を強運転と略記し、弱ノッチ運転を弱運転と略記している。
図2、図3を用いて、実施の形態1における自動制御装置の制御動作を説明する。自動制御装置は、自動運転を開始している(ステップS100)。雑ガスセンサ1は、例えば、室内に喫煙によって煙が発生した場合、煙に反応し、図3に示すように、急峻な出力(電圧)の上昇を示す。制御部2は、雑ガスセンサ1の出力を取込んでいる。制御部2は、雑ガスセンサ1の出力が予め設定された目標値C1より大きくなると(時刻t0、ステップS110:Yes)、強ノッチ運転駆動回路3を介して送風機5を強ノッチで運転させる(ステップS120)。制御部2は、雑ガスセンサ1の出力が目標値C1以下の場合は(ステップS110:No)、送風機5を停止させる(ステップS115)。
送風機5が強ノッチで運転されることによって、室内の空気は徐々に清浄化されていき、それに伴って雑ガスセンサ1の出力も下降していく(時刻t0~t1)。制御部2は、送風機5を強ノッチで運転を開始させた時からの経過時間をカウントする。制御部2は、経過時間が予め設定された第1時間T0を経過すると(ステップS130:Yes)、雑ガスセンサ1の出力が目標値C1より大きいか否かを判定する(ステップS140)。雑ガスセンサ1の出力が目標値C1より小さくなっている場合(ステップS140:No)、制御部2は、弱ノッチ運転駆動回路4を介して送風機5を弱ノッチで運転させ、その後、設定時間が経過すると、送風機5を停止させる(ステップS150)。この後、手順は、ステップS110に移行される。
雑ガスセンサ1の出力が目標値C1より大きい場合(ステップS140:Yes)、制御部2は、雑ガスセンサ1の出力が飽和しているか否かを判定する飽和判定を行う(ステップS160,S170)。飽和判定では、雑ガスセンサ1の出力が上限値と下限値との範囲である第1範囲内に、予め設定した第2時間T2の期間以上、入っているか否かを判定する。
例えば、雑ガスセンサ1の出力が予め設定された目標値C1を超えてから第1時間T0が経過した時刻t1での雑ガスセンサ1の出力を値Aとすると、A+α(V)を飽和判定領域の上限値Amaxとしてセットし、A-α(V)を飽和判定領域の下限値Aminとしてセットする。Vはボルトである。αは、予め設定された値であり、例えば0.1とする。そして、制御部2は、この後、第2時間T2(例えば30分)を複数の期間に分割した一定時間T1(例えば10分)毎の時刻である時刻t2、時刻t3、時刻t4での雑ガスセンサ1の出力を制御部2内の不図示のメモリに格納する。制御部2は、時刻t1、時刻t2、時刻t3、時刻t4を含む全ての時点での雑ガスセンサ1の出力が、上限値Amaxと下限値Aminとの範囲内にあれば、雑ガスセンサ1が飽和していると判定する(ステップS170:Yes)。
雑ガスセンサ1が飽和していないと判定された場合(ステップS170:No)、制御部2は、手順をステップS110に移行させる。なお、2回目以降の飽和判定においては、飽和判定の上限値Amaxおよび下限値Aminを設定し直して、飽和判定を実行する。ステップS100からステップS170までの処理が第1処理に対応する。
制御部2は、雑ガスセンサ1が飽和していると判定した場合(ステップS170:Yes)、雑ガスセンサ1の出力を判定基準値Kと比較する(ステップS180)。判定基準値Kが第1基準値に対応する。判定基準値Kは、室内の空気がまだ清浄化できる余地があるか否かを判定するための値である。制御部2は、判定基準値Kとして、雑ガスセンサ1の出力の過去(例えば24時間以内)の最小の出力をメモリに格納している。判定基準値Kとしては、過去の最小の出力と、最小の出力に近い複数の出力とを選出し、選出された複数の出力の平均値を用いてもよい。
制御部2は、飽和判定が成立した場合、例えば、飽和判定期間における最後の時刻である時刻t4における雑ガスセンサ1の出力を判定基準値Kと比較し、時刻t4における雑ガスセンサ1の出力と判定基準値Kとの差が第1閾値である閾値C2以上であるか否かを判定する(ステップS190)。そして、差が閾値C2以上であれば(ステップS190:Yes)、制御部2は、室内の空気はまだ清浄化できる余地があると判断し、強ノッチ運転駆動回路3を介して送風機5を強ノッチで運転させ、強ノッチ運転を継続させる(ステップS200)。一方、差が閾値C2未満であれば(ステップS190:No)、制御部2は、室内の空気は清浄化できる余地はもうないと判断し、弱ノッチ運転駆動回路4を介して送風機5を弱ノッチ運転に切り替える(ステップS210)。ステップS200の処理またはステップS210の処理が実行された後、手順はステップS140に移行される。このように、制御部2は、時刻t4における雑ガスセンサ1の出力が、判定基準値Kよりも閾値C2以上大きな値である場合は、室内の空気はまだ清浄化できる余地があると判断し、強ノッチ運転をさらに継続させる。ステップS170からステップS210までの処理が第2処理に対応する。
図3の時刻t4においては、雑ガスセンサ1の出力と判定基準値Kとの差が閾値C2以上となっているので、強ノッチ運転が継続されている。また、時刻t5においては、雑ガスセンサ1の出力と判定基準値Kとの差が閾値C2より小さくなっているので、強ノッチ運転から弱ノッチ運転に切り替えられている。
特許文献1では、飽和判定が成立した場合は、必ず送風機5を弱ノッチ運転に切り替えていたので、図3の時刻t4から時刻t5までの期間における雑ガスセンサ出力およびファンスピードは、破線で示すようになっていた。これに対し、実施の形態1では、飽和判定が成立した場合に、室内の空気がまだ清浄化できる余地があれば、強ノッチ運転を継続し、清浄化できる余地がなければ、弱ノッチ運転に切り替えている。
このように実施の形態1では、ガス濃度の状態量を利用者が期待する量まで調整できるため、快適性が向上する。また、ガス濃度の状態量を利用者が期待する量まで調整できる余地がない場合は、運転ノッチを下げることで、省エネルギー効果を得ている。
なお、自動制御装置の設置環境、使用条件、季節、雑ガスセンサ1の特性などの影響によって、雑ガスセンサ1の出力が変動したり、収束し難くなる場合がある。これによって換気装置の送風機5は、利用者の期待する動作とは異なり、弱ノッチ運転に長時間の間切り替わらない場合があるが、実施の形態1では、飽和状態になっても、清浄化の余地がなければ、弱ノッチ運転に早期に切り替えられる。
また、検知対象を例えば喫煙等に伴うにおい成分とした場合、長時間在室している人はにおいの強い雰囲気に順応して不快に感じなくなることもあるが、においの弱い雰囲気からにおいの強い雰囲気に入ってきた人は、そのにおいに順応していないため、不快に感じることが多い。実施の形態1では、飽和状態になっても、清浄化の余地があれば清浄化運転を継続するので、このような場合にも有効である。
前述では、メモリに格納する雑ガスセンサ1の出力の過去の最小の出力は、24時間以内のものとした。これにより、自動制御装置の設置環境、使用条件、季節などが、雑ガスセンサ1の出力に及ぼす影響を無くすことができるが、例えば、数時間単位で雑ガスセンサ1の出力を変動させる要因による影響を無くしたい場合は、メモリに格納する雑ガスセンサ1の過去の最小の出力を、例えば1時間以内のものに変更することで実現できる。
メモリに格納する雑ガスセンサ1の出力を、過去の何時間前に設定するかを変更する方法としては、例えば、制御部2内にボリューム抵抗等を設置しておき、利用者がボリューム抵抗を操作することで実現できる。このように、過去何時間前までの雑ガスセンサ1の出力をメモリに格納するかを使用者が変更できるようにしておくと、利用者の好みに応じた動作を実現することができる。
なお、前述では、制御部2は、飽和判定が成立したとき、室内の空気が清浄化できる余地がないと判断した場合は、換気装置の送風機5を強ノッチから弱ノッチで運転に切り替えるとしたが、送風機5を運転から停止に切り替えるとしても良い。
また、第1時間T0、第2時間T2、第3時間T3、目標値C1、閾値C2としては、換気装置の換気能力、換気装置の設置される室内の状況を考慮して適宜の値に設定すればよい。
さらに、前述では、換気装置を例に挙げて説明したが、室内の空気を循環して浄化する空気清浄についても、同様に制御することで、同様の効果が得られる。
実施の形態1の自動制御装置は、湿度、温度、埃、二酸化炭素といった状態量を調整する機能を持つ制御対象にも、状態量検知手段を湿度センサ、温度センサ、埃センサ、CO2センサに変えることによって対応することができる。また、数種の状態量検知手段を併設して切換手段により状態量検知の切換え、組合せを選択できるようにすることもできる。このような構成を採ることにより、利用者の好みに応じた動作を制御対象にさせることができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る自動制御装置の構成を示すブロック図である。実施の形態2では、第1空間である室内のガス濃度の状態量を検知し出力する雑ガスセンサ1に加え、第1空間とは異なる第2空間に設けられて、第2空間の気中物質の状態量を検知して出力する雑ガスセンサ6を有している。雑ガスセンサ6は、例えば、廊下、あるいは屋外のガス濃度を検知する。他の構成は、実施の形態1と同様であり、重複する説明は省略する。
図5は、実施の形態2に係る自動制御装置の制御部2の動作手順を示すフローチャートである。図5を用いて、実施の形態2における自動制御装置の制御動作を説明する。図5におけるステップS100からステップS170までの手順は、図2のステップS100からステップS170までの手順と同じであり、重複する説明は省略する。
制御部2は、雑ガスセンサ1の出力の飽和判定が成立した場合(ステップS170:Yes)、現在の雑ガスセンサ1の出力と、現在の雑ガスセンサ6の出力とを比較し(ステップS300)、出力の差が閾値C3以上であれば(ステップS310:Yes)、室内の空気はまだ清浄化できる余地があると判断し、強ノッチ運転駆動回路3を介して送風機5を強ノッチで運転させ、強ノッチ運転を継続させる(ステップS320)。一方、差が閾値C3未満であれば(ステップS310:No)、制御部2は、室内の空気は清浄化できる余地はもうないと判断し、弱ノッチ運転駆動回路4を介して送風機5を弱ノッチ運転に切り替える(ステップS330)。ステップS170からステップS330までの処理が第2処理に対応する。
ステップS320の処理またはステップS330の処理が実行された後、手順はステップS140に移行される。
実施の形態2によれば、第1空間とは異なる第2空間のガス濃度の状態量を基準にして、第1空間の空気はまだ清浄化できる余地があるか否かを判定するため、雑ガスセンサ1および雑ガスセンサ6の出力に影響を及ぼす要因の時間間隔に関わらず、ガス濃度の状態量を利用者が期待する量まで調整できるため、快適性が向上する。なお、第1空間と第2空間との環境の違いによって、雑ガスセンサ1と雑ガスセンサ6との出力に差が発生する場合があるが、閾値C3を調整することにより、第1空間と第2空間との環境の違いが問題とならないように調整可能である。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る自動制御装置の構成を示すブロック図である。実施の形態3では、雑ガスセンサ1によってガス濃度の状態量を検知している室内である第1空間への人の入室回数に応じて、実施の形態1のステップS180からステップS210の制御あるいは実施の形態2のステップS300からステップS330の制御を行うか否かを決定する。他の構成は、実施の形態1、実施の形態2と同様であり、重複する説明は省略する。
図6に示すように、実施の形態3の自動制御装置では、入室検知部7が追加されている。入室検知部7は、雑ガスセンサ1によってガス濃度の状態量を検知している室内への人の入室回数を検出する。入室検知部7としては、例えば、人体が発する赤外線を検知する人感センサがあり、制御部2は、人感センサと有線または無線で接続して人感センサが出力する信号を入手する。その他の方法としては、ドア、鍵の開閉情報を入手する、監視カメラの情報を入手する、IoT(Internet of Things)ネットワークと接続して照明またはエアコンの操作情報を入手する、などの方法がある。
図7は、実施の形態3に係る自動制御装置の制御部2の動作手順を示すフローチャートである。図7を用いて、実施の形態3における自動制御装置の制御動作を説明する。図7におけるステップS100からステップS170までの手順およびステップS300からステップS330までの手順は、図5のステップS100からステップS170までの手順およびステップS300からステップS330までの手順と同じであり、重複する説明は省略する。図7では、実施の形態2の制御方法を適用しているが、実施の形態1の制御方法を適用してもよい。
制御部2は、雑ガスセンサ1の出力の飽和判定が成立した場合(ステップS170:Yes)、入室検知部7によって検出した入室回数が閾値C4以上であるか否かを判定する(ステップS400)。入室回数が閾値C4以上である場合(ステップS400:Yes)、制御部2は、室内の空気は清浄化できる余地がなくなるまで浄化しておく必要があると判断し、前述したステップS300からステップS330までの制御を実行する。
一方、入室回数が閾値C4未満であった場合は(ステップS400:No)、制御部2は、室内の空気は清浄化できる余地があるか否かに関わらず、浄化しておく必要はないと判断し、弱ノッチ運転駆動回路4を介して送風機5を弱ノッチ運転に切り替える(ステップS330)。ステップS170、ステップS300からステップS330までの処理が第2処理に対応する。
このように、実施の形態3によれば、室内の空気がまだ清浄化できる余地があったとしても、入室する人がいないもしくは極めて少ない場合は、においの弱い雰囲気にいた人がにおいの強い雰囲気に入ってきた場合に、そのにおいに順応していないため、不快に感じるという状況が、発生しないもしくは極めて頻度が低いため、強ノッチへの切り替えを行わず、省エネルギーを優先する。
なお、前述では、入室回数が閾値C4以上か否かによって、制御を行うか否かを決定していたが、単一時間当たりの入室回数である入室頻度を基に、制御対象の制御方法を決定してもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本開示の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,6 雑ガスセンサ、2 制御部、3 強ノッチ運転駆動回路、4 弱ノッチ運転駆動回路、5 送風機、7 入室検知部。

Claims (5)

  1. 室内である第1空間を換気する換気機械を制御する自動制御装置であって、
    前記第1空間の気中物質の状態量を検知して出力する第1検知部と、
    前記第1検知部の出力が目標値より小さくなるように前記換気機械をフィードバック制御する第1運転を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1運転を開始後に第1時間が経過したときに、前記第1検知部の出力が前記目標値より大きい場合、前記第1検知部の出力が、第2時間以上第1範囲内に入っている飽和状態にあるか否かを判定する第1処理を行い、
    前記第1検知部の出力が前記飽和状態にあると判定した場合に、前記第1検知部の出力と第1基準値との差を求め、前記差が第1閾値より大きいときは、前記第1運転を継続し、前記差が前記第1閾値より小さいときは、前記第1運転を停止する第2処理を行う
    ことを特徴とする自動制御装置。
  2. 前記第1基準値は、記憶された過去の前記第1検知部の出力に基づく値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動制御装置。
  3. 前記第1基準値は、記憶された過去の前記第1検知部の出力のうちの最も小さな値である
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動制御装置。
  4. 前記第1基準値は、前記第1空間とは異なる第2空間に設けられて、前記第2空間の気中物質の状態量を検知して出力する第2検知部の出力である
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動制御装置。
  5. 前記第1空間への人の入室回数を検知して出力する第3検知部を備え、
    前記制御部は、前記第1検知部の出力が前記飽和状態にあると判定した場合に、前記第3検知部の出力が第2閾値より大きいか否かを判定し、前記第3検知部の出力が前記第2閾値より大きい場合に、前記第1検知部の出力と前記第1基準値との差を求め、
    前記第3検知部の出力が前記第2閾値より大きい場合であってかつ前記差が前記第1閾値より大きいときは、前記第1運転を継続し、
    前記第3検知部の出力が前記第2閾値より大きい場合であってかつ前記差が前記第1閾値より小さいときは、前記第1運転を停止する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載の自動制御装置。
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