JP7673496B2 - 油圧装置、成形機および油圧装置の運転方法 - Google Patents
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Description
ところが、特許文献1は、アクチュエータの油圧を低下させるときに、アクチュエータ側の作動油を油圧ポンプでタンク側に吐き出すことになるので、油圧ポンプの油圧が低下することになる。油圧ポンプの油圧が常圧、つまり大気圧より低くなると、作動油中に気泡が発生する。流動している作動油の中に気泡が発生すると、キャビテーションが発生するおそれがある。キャビテーションは油圧ポンプに損傷を与えるおそれがある。
本発明の油圧装置は、基準動作と回転変更動作を行う。基準動作は、サーボモータにより正回転する油圧ポンプから油圧アクチュエータに対して、第1供給油圧で作動油が順流で流れる。回転変更動作は、基準動作において、作動油の供給圧力を第1供給油圧よりも低い第2供給油圧に低減することで作動油を逆流の流れに変更し、正回転する油圧ポンプに逆回転を誘発させる。
この運転方法は、基準動作と回転変更動作を備える。基準動作はサーボモータにより正回転する油圧ポンプから油圧アクチュエータに対して、第1供給油圧で作動油が順流で流れる。回転変更動作は、基準動作において、作動油の供給圧力を第1供給油圧よりも低い第2供給油圧に低減することで作動油を逆流の流れに変更し、正回転する油圧ポンプに逆回転を誘発させる。
射出成形機1は、図1に示すように、型締装置2と射出装置3を主たる要素として備える。射出装置3としては、射出バレル5のみが示されている。射出バレル5は、固定金型14と可動金型15との間に形成されるキャビティに射出材料である溶融樹脂を射出する。
型締装置2は、所望の形状の成形品を得るための一対の固定金型14および可動金型15をそれぞれ支持する固定盤12および可動盤13と、型締めのための駆動力を発生させる型締シリンダ18と、型締シリンダ18に作動油を供給する油圧供給システム30と、各種構成を制御するコントローラ100と、を備える。可動金型15を保持する可動盤13は固定盤12に対して進退移動可能に設けられる。型締装置2は、本発明における油圧装置を含んでいる。
この可動盤13の停止位置でハーフナット19が作動してハーフナット19の内側のリング状の平行溝がタイバー17の先端部のリング状の平行溝と係合してタイバー17とハーフナット19とが結合する。その後、型締シリンダ18の第1油室18Aに作動油を供給することで第1油室18Aを所定の圧力で昇圧して型締めする。このようにして型締動作を行った後に、型締めの昇圧状態を維持する型締ブロックの状態において射出バレル5から固定金型14と可動金型15とで形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形品を成形する。
型締装置2は、例えばボールねじナットなどの可動盤13の移動手段を備えるが、本実施形態においては、その記載が省略されている。
油圧供給システム30は、図1に示すように、型締シリンダ18に向けて作動油を吐出する油圧源40と、油圧源40に連なり、油圧源40から吐出される作動油を型締シリンダ18に届ける作動油回路50と、を備える。本実施形態の油圧供給システム30において、一例として、複数の型締シリンダ18に対応して一つの作動油回路50が設けられ、一つの作動油回路50に対して共通する油圧源40が一台だけ設けられている。なお、4個の型締シリンダ18に対し、それぞれに独立する作動油回路50を備えるようにしてもよいし、また、4個の型締シリンダ18に対し、それぞれ独立した油圧源40を備えるようにしてもよい。
油圧供給システム30における油圧源40および作動油回路50の動作は、コントローラ100により制御される。
油圧源40は、サーボモータ(SM)43と、駆動源であるサーボモータ43の回転駆動により動作して作動油を吐出する油圧ポンプ41と、サーボモータ43に付随して回転速度および回転方向を検出するエンコーダ(E)45と、を備える。
作動油回路50は、油圧源40から吐出される作動油を型締シリンダ18に供給する経路および給油動作を担う。この動作は、型締動作における昇圧時と、射出工程前における型締ブロックと、射出工程における型締ブロックと、を含んでいる。作動油回路50は、以下の構成を備える。
なお、作動油回路50において、上流および下流は、油圧ポンプ41を正回転させて作動油が流れる向きを基準にしており、油圧ポンプ41が正回転するときには油圧ポンプ41が最も上流に位置することになる。また、正回転と逆回転は、回転の向きが互いに逆であることを意図しているにすぎない。
コントローラ100は、図4~図9を参照して説明する第1手順および第2手順に必要な要素を備えている。この要素としては、第1手順および第2手順を実行するためのプログラムがある。また、この要素としては、第1手順および第2手順を実行するのに必要な測定される実測データの取得がある。さらに、この要素としては、実測データと比較される基準データがある。
実測データとしては実油圧Pa、実逆回転数Raおよび実経過時間Tiaなどがあり、基準データとしては基準油圧Pc、基準回転数Rc、基準トルク値Trc、第1基準時間Tic1および第2基準時間Tic2などがある。
基準データは、コントローラ100が備える記憶領域に保存されており、実測データとの比較の際には記憶領域から読み出されている。
作動油回路50は、図1に示すように、型締動作の際に油圧ポンプ41から吐出される作動油が型締シリンダ18に向けて流れる第1配管51と、型締動作の際に型締シリンダ18から排出される作動油が流れる第2配管53と、を備える。型締動作の際には第1配管51から流れる作動油は、型締シリンダ18の第1油室18Aに供給され、第2配管53に流れる作動油は、型締シリンダ18の第2油室18Bから排出される。
型開き動作の際には、型締シリンダ18の第2油室18Bに第2配管53から作動油が供給される一方、型締シリンダ18の第1油室18Aから排出される作動油が第1配管51を流れる。
切換弁回路55は、例えば型締動作の際には、吐出管46と第1配管51とを連通するとともに、排出管47と第2配管53とを連通する作動油の経路を構成する。また、切換弁回路55は、例えば型開き動作の際には、吐出管46と第2配管53とを連通するとともに、排出管47と第1配管51とを連通する作動油の経路を構成する。さらに、切換弁回路55は、型締ブロック時には、吐出管46と第1配管51とを連通するが、第2配管53は封止する。以上の連通および封止の状態はあくまで例示である。
本実施形態は、油圧アクチュエータである型締シリンダ18から油圧ポンプ41に向けて作動油を逆流させることで、油圧ポンプ41をそれまでの正回転から逆回転に回転の向きを変更させる。この油圧ポンプ41への作動油の逆流、逆回転により、油圧ポンプ41の作動油の圧力が常圧(大気圧)よりも高いために作動油に気泡が発生するのを避けることができる。この正回転から逆回転への変更動作の具体例を図2(第1形態)および図3(第2形態)を参照して説明する。
はじめに、型締動作における油圧ポンプ41の正回転から逆回転への回転変更動作について、図2を参照して説明する。
型締動作においては、図2(a)に示すように、サーボモータ43の正回転駆動により油圧ポンプ41が運転されることにより、型締シリンダ18の第1油室18Aに作動油が供給される。作動油の流れは矢印にて示されており、これを順流とする。この作動油の順路における上流は油圧ポンプ41の側が該当し、下流が型締シリンダ18の側に該当する。
このときの油圧ポンプ41における作動油の吐出圧力はPaであり、かつ第1油室18Aに作動油による型締油圧Paが作用している。第2油室18Bはタンク49に連通している。型締油圧Paは型締動作をするのに必要であり、次に説明する第2吐出油圧pに比べて高圧である必要がある。
そして、第1油室18Aから作動油が第1配管51および吐出管46を介して油圧ポンプ41に流れ込むため、油圧ポンプ41は作動油に押されて、それまでの正回転を維持することができず逆回転に回転方向が強制的に変更される。油圧ポンプ41の回転変更に追従してサーボモータ43も正回転から逆回転に回転の向きが変更される。
第2供給油圧pは、油圧ポンプ41における最も低い吐出圧力またはこの近傍の極めて低い圧力を想定している。一方で、第1油室18Aから油圧ポンプ41へ作動油の逆流による背圧発生の目的である作動油中の気泡およびキャビテーションの発生を防止するには、油圧ポンプ41が制御可能な最低の吐出圧力程度の低い油圧でも可能であり、かつ第1油室18Aの型締油圧Paを速やかに降圧するためには、背圧(吐出圧力)pは低圧であるほど好ましい。
以上より、第1吐出油圧Paから切り替えられた第2供給油圧pは、油圧ポンプ41が制御可能な最低の吐出圧力程度であることが好ましい。このことは、次に説明する第2形態においても同様である。
はじめに、型締ブロック状態における油圧ポンプ41の正回転から逆回転への回転変更動作について、図3を参照して説明する。ここで、型締ブロック状態とは、図2で説明した型締動作により必要な型締めの状態が得られた後に、型締シリンダ18の少なくとも型締側油室である第1油室18Aを密封し、その型締めの状態を維持することを言う。この型締装置ブロック状態において、射出成形における可塑化工程、射出工程および保圧工程が実行される。
そして、第1油室18Aの側から作動油が第1配管51および吐出管46を介して油圧ポンプ41に流れ込むため、油圧ポンプ41は作動油に押されて、それまでの正回転を維持することができず逆回転に回転方向が強制的に変更される。
回転変更動作を伴う射出成形機1の制御手順の具体例を、図4~図9を参照して説明する。この具体的制御手順は、以上で説明した第1形態、第2形態における油圧ポンプ41の逆回転の動作を維持しつつ、経路中の作動油に気泡が発生するのを防止することを目的とする。以下では、型締動作について、第1手順と第2手順の二つの制御手順を例示する。なお、以下では第1手順と第2手順を区別して説明するが、第1手順と第2手順を組み合わせて一つの制御手順とすることもできるし、第1手順と第2手順の中から必要な制御要素を抜き出して、第1手順と第2手順とは異なる他の制御手順にすることもできる。
第1手順について、図4、図6~図8を参照して説明する。
型締動作が開始された後に、図4に示すように、それまで正回転している油圧ポンプ41を逆回転へ回転変更が誘発される(図4 S101)。この回転変更は、サーボモータ43の駆動トルクを低下させることで発生する。例えば、回転変更の前までのサーボモータ43の駆動トルクをTrc(基準トルク値Trc)とすると、回転変更の移行に伴ってサーボモータ43の駆動トルクを第1トルク値Tr1(Trc>Tr1)に減少させる。この基準トルク値Trcおよび第1トルク値Tr1は、前述した第1形態および第2形態で説明した第1供給油圧Paおよび第2吐出油圧p(Pa>p)に対応する。したがって、第1形態および第2形態で説明したように、第1油室18Aの側から作動油が第1配管51および吐出管46を介して油圧ポンプ41に流れ込むため、油圧ポンプ41は作動油に押されて、それまでの正回転から逆回転に回転の向きが変更される。
図4のS103~S107の手順は、許容逆回転数上限を超えるのを防止する効果をも奏する。
次に、第2手順について、図5および図9を参照して説明する。なお、第2手順における図5のS201、S209~S215は、第1手順における図4のS101、S109~S115と同じ制御内容であることから、以下では図5のS203~S207の手順について説明する。第2手順におけるS203~S207の制御は、第1手順におけるS103~S107の制御と同様の目的であって、油圧ポンプ41の逆回転を停止させないことを目的としている。
以下、本実施形態に係る油圧機構が奏する効果を説明する。
本実施形態に係る油圧機構は、アクチュエータである型締シリンダ18の側からの作動油の逆流によって油圧ポンプ41が逆回転してしまうことを利用して、第1油室18Aから吐出管46の間の作動油に圧力を負荷しながら降圧させる。これにより、油圧ポンプ41への作動油の逆流時に常に油圧が常圧よりも高くなるため、作動油の中に気泡が発生するのを抑えることを通じて、キャビテーションが発生することを防止できる。
以上の実施形態においては、型締装置2を対象として説明したが、射出装置3においても、油圧アクチュエータ、油圧ポンプおよびサーボモータを用いて例えば射出シリンダを動作させることが行われているので、本発明の適用対象にできる。
アクチュエータ側である第1油室18Aの降圧開始時の油圧は大きいため、圧力流である逆流の流量が大きい。このため油圧ポンプ41の逆回転数が高くなり、逆回転数が過大になり易くなる。これに対し、降圧開始時の逆流抵抗を高くして、つまり第1トルク値Tr1を増大して逆流量を抑制して、油圧ポンプ41またはサーボモータ43の逆回転数の上昇を抑制する。また、降圧が進むのにつれてアクチュエータ側の油圧が連続的にまたは段階的に低くなり逆回転力が低下する。このため第1トルク値Tr1が大きいままだと、逆回転数が低下して逆流量も低下し降圧の進捗が遅くなるので、逆流抵抗を低くして(第1トルク値Tr1を小さくして)逆流を促進して、油圧ポンプ41またはサーボモータ43の逆回転数の低下を抑制する。このときアクチュエータ側の油圧が連続的にまたは段階的に低くなり逆回転力が低下するので、逆流する作動油の油圧もまた連続的にまたは段階的に低くなる。これによるとトルクおよび油圧の変更時の衝撃を低減でき油圧回路の損傷を防止できる。
この場合、実油圧Paが基準油圧Pcよりも小さくなったことが判明した際の、または実逆回転数Raが基準回転数Rcよりも小さなった際の、あるいは経過時間Tiaが第1基準時間Tic1に到達した際の、第1トルク値Tr1の変更も所定の変化率で連続的にまたは所定の変化値で段階的に変更してもよい。
これによって、キャビテーションの原因となる気泡が発生するような急激な油圧の低下を防止できるとともに、油圧ポンプ41の逆回転数が過大になるのを防止できる。
また、逆流により誘発される油圧ポンプ41およびサーボモータ43の逆回転を利用して、電流の電源回生を行ってもよい。これにより一旦消費した電力を回収して省エネルギ効果を得ることができる。
2 型締装置
3 射出装置
5 射出バレル
12 固定盤
13 可動盤
14 固定金型
15 可動金型
16 ピストン
17 タイバー
18 型締シリンダ
18A 第1油室
18B 第2油室
19 ハーフナット
21A 第1圧力センサ
21B 第2圧力センサ
30 油圧供給システム
40 油圧源
41 油圧ポンプ
43 サーボモータ
45 エンコーダ
46 吐出管
47 排出管
49 タンク
50 作動油回路
51 第1配管
53 第2配管
55 切換弁回路
100 コントローラ
p 第2吐出油圧
Pa 第1吐出油圧,型締油圧,実油圧
Pc 基準油圧
Rc 基準回転数
Ra 実逆回転数
Trc 基準トルク値
Tr1 第1トルク値
Tr2 第2トルク値
Tr3 上限トルク値
Tic1 第1基準時間
Tic2 第2基準時間
Tia 実経過時間
Claims (11)
- 油圧ポンプと、
前記油圧ポンプの駆動源であって、正回転または逆回転するサーボモータと、
第1油室と第2油室を備え、前記油圧ポンプから前記第1油室に作動油が供給されることで動作する油圧アクチュエータと、を備える油圧装置であって、
前記サーボモータにより前記正回転する前記油圧ポンプから前記第1油室に対して、第1供給油圧で前記作動油が順流で流れる基準動作と、
前記基準動作によって、前記第1油室に供給された前記作動油に対して負荷する圧力を前記第1供給油圧よりも低い第2供給油圧に低減することで前記作動油を逆流の流れに変更し、前記正回転する前記油圧ポンプに前記逆回転に誘発させる回転変更動作と、
を行うことを特徴とする油圧装置。
- 前記基準動作において前記サーボモータは基準トルク値で駆動され、
前記回転変更動作において前記サーボモータは第1トルク値で駆動され、
前記第1トルク値は前記基準トルク値よりも小さい、
請求項1に記載の油圧装置。
- 油圧ポンプと、
前記油圧ポンプの駆動源であって、正回転または逆回転するサーボモータと、
第1油室と第2油室を備え、前記油圧ポンプから前記第1油室に作動油が供給されることで動作する油圧アクチュエータと、を備える油圧装置であって、
前記サーボモータにより前記正回転する前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータに対して、第1供給油圧で前記作動油が順流で流れる基準動作と、
前記基準動作において、前記作動油の供給圧力を前記第1供給油圧よりも低い第2供給油圧に低減することで前記作動油を逆流の流れに変更し、前記正回転する前記油圧ポンプに前記逆回転に誘発させる回転変更動作と、を行うとともに、
前記基準動作において前記サーボモータは基準トルク値で駆動され、
前記回転変更動作において前記サーボモータは第1トルク値で駆動され、
前記第1トルク値は前記基準トルク値よりも小さい、
ことを特徴とする油圧装置。
- 前記第1トルク値による前記サーボモータの制御が、
駆動トルクの上限を規定する第1トルク制御、または、駆動トルクを前記第1トルク値に維持制御する第2トルク制御である、
請求項2または請求項3に記載の油圧装置。
- 前記回転変更動作において、
前記第1油室における前記作動油の実油圧が予め定められた基準油圧より小さくなると、前記第1トルク値を増大させる、
請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の油圧装置。
- 前記回転変更動作において、
前記油圧ポンプの前記逆回転の実回転数が予め定められる基準回転数よりも小さくなると、前記第1トルク値を減少させる、
請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の油圧装置。
- 前記回転変更動作において、
前記第1油室において降圧を開始してからの実経過時間が予め定められる第1基準時間に達すると、前記第1トルク値を減少させる、
請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の油圧装置。
- 前記第1トルク値を、前記逆回転による前記第1油室の降圧が進むにつれて連続的にまたは段階的に減少させる、
請求項2から請求項7のいずれか一項に記載の油圧装置。
- 油圧ポンプと、前記油圧ポンプの駆動源であって、正回転または逆回転するサーボモータと、第1油室と第2油室を備え、前記油圧ポンプから前記第1油室に作動油が供給されることで動作する油圧アクチュエータと、を備える請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の油圧装置と、
固定金型を保持する固定盤と、前記固定盤に対向して配置され、可動金型を保持する可動盤と、を備える型締装置と、を備え、
前記可動盤は、前記油圧アクチュエータにより動作する、
ことを特徴とする成形機。
- 油圧ポンプと、前記油圧ポンプの駆動源であって、正回転または逆回転するサーボモータと、第1油室と第2油室を備え、前記油圧ポンプから前記第1油室に作動油が供給されることで動作する油圧アクチュエータと、を備える油圧装置の運転方法であって、
前記サーボモータにより前記正回転する前記油圧ポンプから前記第1油室に対して、第1供給油圧で前記作動油が順流で流れる基準動作と、
前記基準動作によって、前記第1油室に供給された前記作動油に対して負荷する圧力を前記第1供給油圧よりも低い第2供給油圧に低減することで前記作動油を逆流の流れに変更し、正回転する前記油圧ポンプに前記逆回転を誘発させる回転変更動作と、
を行うことを特徴とする油圧装置の運転方法。
- 油圧ポンプと、
前記油圧ポンプの駆動源であって、正回転または逆回転するサーボモータと、
第1油室と第2油室を備え、前記油圧ポンプから前記第1油室に作動油が供給されることで動作する油圧アクチュエータと、を備える油圧装置の運転方法であって、
前記サーボモータにより前記正回転する前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータに対して、第1供給油圧で前記作動油が順流で流れる基準動作と、
前記基準動作において、前記作動油の供給圧力を前記第1供給油圧よりも低い第2供給油圧に低減することで前記作動油を逆流の流れに変更し、前記正回転する前記油圧ポンプに前記逆回転に誘発させる回転変更動作と、を行うとともに、
前記基準動作において前記サーボモータは基準トルク値で駆動され、
前記回転変更動作において前記サーボモータは第1トルク値で駆動され、
前記第1トルク値は前記基準トルク値よりも小さい、
ことを特徴とする油圧装置の運転方法。
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