JP7674532B2 - 無生物表面を処理するためのノーリンスフレッシュニング組成物 - Google Patents
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Description
a)フレッシュニング組成物の少なくとも85重量%の水と、
b)カルボン酸と、
c)クエン酸の塩と、
d)第1及び第2の抗菌剤の混合物と、を含み、第1及び第2の抗菌剤の各々が、式(I)
R1は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C4アルキルであり、
R2は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C20アルキル、ベンジル又はアルキルベンジルであり、
R3は、直鎖状又は分岐鎖状C6~C20アルキル、ベンジル又はアルキルベンジルであり、
R4は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C4アルキルであり、
Xは、アニオンである)によるものである。
本発明によるフレッシュニング組成物は、組成物の少なくとも85重量%の濃度の水と、カルボン酸と、クエン酸の塩と、第1及び第2の抗菌剤の混合物と、を含み、フレッシュニング組成物は、室温、約20~25℃で3~6のpHを有する。フレッシュニング組成物は、3~5、好ましくは4~5、又は上記の上限及び下限pH値の異なる組み合わせ、又は上記の範囲内の任意の数値の組み合わせのpHを含んでもよい。3~6の範囲内のpHの技術的利益は、実施例に示されるように、抗ウイルス及び抗菌効果が、抗菌剤の濃度を増加させることなく増加することである。
R1は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C4アルキルであり、
R2は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C20アルキル、ベンジル又はアルキルベンジルであり、
R3は、直鎖状又は分岐鎖状C6~C20アルキル、ベンジル又はアルキルベンジルであり、
R4は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C4アルキルであり、
Xは、アニオンである)による構造を含んでもよい。
悪臭結合ポリマーは、100ダルトン超の分子量を有するアミン系化合物であってもよく、そのアミン基の少なくとも10%が一級アミンである。アミン系化合物は、150ダルトン超の分子量を有するポリアミンであってもよく、そのアミン基の15%~80%が一級アミンである。悪臭結合ポリマーは、1000ダルトン超の分子量を有するアミン系化合物であってもよく、そのアミン基の0%~約10%又は10%未満が一級アミンである。
B-(NH2)n
式中、Bは、担体材料であり、nは、少なくとも1の値の指数である。好適なB担体は、無機及び有機担体部分の両方を含む。「無機担体」とは、非炭素系又は実質的に非炭素系の骨格で構成される担体を意味する。
本発明ではモノアミンを利用してもよい。本発明で使用するのに好適なモノアミンの非限定的な例としては、ヒドロキシ及び/又はアルコキシ官能基、例えば、2-ヒドロキシアミン及び/又は3-ヒドロキシアミンも含有する一級アミン;特にモノアミンが有益剤と相互作用しているときに、官能基を有しないモノアミンと比較してモノアミンの付着を強化する官能基も含有する一級アミン又は二級アミンが挙げられるが、これらに限定されない。一級モノアミンは、本明細書では、二級モノアミンと組み合わせて使用されてもよい。しかしながら、十分な濃度の一級モノアミンを使用して、このような組み合わせ内の全アミン基の少なくとも10%を一級アミン基として提供しなければならない。
例示的なアミノアリール誘導体は、4-アミノベンゾエート化合物のアルキルエステル、エチル-4-アミノベンゾエート、フェニルエチル-4-アミノベンゾエート、フェニル-4-アミノベンゾエート、4-アミノ-N’-(3-アミノプロピル)-ベンズアミド、又はこれらの混合物を含むアミノベンゼン誘導体である。
本発明の目的のために少なくとも1つの一級アミン基を含有する好適なアミノ官能性ポリマーの例は、300~2.10E6ダルトンのMWを有するポリビニルアミン(例えば、BASFから入手可能なLupamineシリーズ1500、4500、5000、9000);≧600ダルトンのMW及び少なくとも0.5のエトキシル化度を有するアルコキシル化されたポリビニルアミン;ポリビニルアミンビニルアルコール-モル比2:1、ポリビニルアミンビニルホルムアミド-モル比1:2、及びポリビニルアミンビニルホルムアミド-モル比2:1;トリエチレンテトラミン、ジエチレントリアミン、テトラエチレンペンタミン;ビス-アミノプロピルピペラジン;400~300,000ダルトンの範囲のMWを有するアミノ置換ポリビニルアルコール;例えばSigmaから入手可能なポリオキシエチレンビス[アミン];例えばSigmaから入手可能なポリオキシエチレンビス[6-アミノヘキシル];N,N’-ビス-(3-アミノプロピル)-1,3-プロパンジアミン直鎖状又は分岐鎖状(N,N'-bis-(3-aminopropyl)-1,3-propanediamine linear or branched、TPTA);N,N’-ビス-(3-アミノプロピル)エチレンジアミン;ビス(アミノアルキル)アルキルジアミン、直鎖状又は分岐鎖状;並びに1,4-ビス-(3-アミノプロピル)ピペラジン(1,4-bis-(3-aminopropyl)piperazine、BNPP)である。
好適なアミン系化合物としてはポリアミノ酸が挙げられる。ポリアミノ酸は、アミノ酸又は化学修飾アミノ酸からなる。アミノ酸は、システイン、ヒスチジン、イソロイシン、チロシン、トリプトファン、ロイシン、リジン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、アラニン、アスパラギン酸、アルギニン、アスパラギン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、ヒスチジン、スレオニン、メチオニン、バリン、及びこれらの混合物から選択されてもよい。アミノ酸誘導体は、チロシンエチレート、グリシンメチレート、トリプトファンエチレート、又はこれらの混合物;アミノ酸のホモポリマー;ヒドロキシアミン;ポリアミノ酸;又はそれらの混合物であり得る。
また、有用なアミン系化合物は、ポリプロピレンイミンデンドリマー、及び市販されているDendritech製のStarburst(登録商標)ポリアミドアミン(PAMAM)デンドリマー、0~10世代、及びDSM製のデンドリマーAstromols(登録商標)、1~5世代(ジアミノブタンポリアミンDAB(PA)xデンドリマー(x=2<n>×4であり、nは一般に0~4を含む))である。
一実施形態では、悪臭結合ポリマーはPEIである。pHが約4~約8、あるいは5超~約8、あるいは7のアミン系ポリマーがアミン系の臭気を中和することができることが驚くべきことに発見されている。PEIは下記の一般式を有する。
-(CH2-CH2-NH)n-;n=10~105
ホモポリマーPEIは、特定の割合の一級、二級、及び三級アミン官能基を有する分岐球状ポリアミンである。ホモポリマーPEIは、下記の部分的構造式で最も分かりやすく説明される。
フレッシュニング組成物は、当該技術分野において既知の任意の好適な様式で作製することができる。成分の全てを単に、一緒に混合することができる。特定の実施形態では、プレミックスなどの成分の濃縮混合物を作製し、組成物を空気中又は無生物表面上に分散させる前に、この濃縮混合物を水性担体に添加することによって希釈することが望ましい場合がある。
本フレッシュニング組成物は、散布することによって、例えば、スプレーディスペンサなどのディスペンサに本フレッシュニング組成物を入れ、有効量を空気中、又は所望の無生物表面若しくは物品上に噴霧することによって使用することができる。「有効量」とは、フレッシュニング組成物の量に関連して使用される場合、処理された空気、表面、又は物品にフレッシュ感又は香りを少なくとも約4時間、又は少なくとも約6時間、又は少なくとも約8時間、又は少なくとも約24時間、供給するのに十分であるが、物品又は表面に液体が染みこむ又は液体の水溜りができ、乾いたときに目視で容易に認識可能な堆積物が存在するほどではない量を意味する。悪臭低減成分が含まれている場合、「有効量」とは、フレッシュニング組成物の量に関して使用される場合、前述の事項を提供し、また、ヒトの臭覚によって認識できない濃度まで悪臭を中和するが、物品又は表面に染みこむ又は液体の水溜りができ、乾いたときに目視で容易に認識可能な堆積物が存在するほどではない量を意味する。分散は、スプレーデバイス、ローラ、パッド、又は以下に記載する他の製品形態などを使用することにより達成することができる。
a)フレッシュニング組成物を提供することと、
b)無生物表面上に付着した、少なくとも1種のウイルス及び少なくとも1種の細菌を有する無生物表面の少なくとも一部分を、フレッシュニング組成物で少なくとも20分間処理することと、を含む、方法に関する。
フレッシュニング組成物は、詰め替え可能パッケージ、スプレーパッケージ、包装容器、及びワイプからなる群から選択される製品形態で提供されてもよい。
本発明のフレッシュニング組成物は、全て参照により本明細書に組み込まれる、米国再発行特許第38505号、米国再発行特許第38105号、及び米国特許第6,936,330号に考察される基材などの市販の基材に含浸させてもよい。一実施形態では、基材は、無生物の家庭表面を含む複数の表面を脱臭、消毒、又は洗浄するための不織布ウェットワイプであってもよい。
本発明のフレッシュニング組成物は、親水性香料相溶性材料で構築されたプラスチック容器内に収容することができる。これらの材料は、プラスチック容器による吸収及び/又は透過が最小限に抑えられるように、親水性香料成分との錯化を回避する。好適な親水性香料相溶性材料は、ガスクロマトグラフィ分析によって平均親水性香料損失を求めることによって容易に同定することができる。親水性香料相溶性材料は、元々存在する個々の親水性香料成分の約50%未満、あるいは約20%未満、あるいは約15%未満、あるいは約10%未満の平均親水性香料成分損失をもたらす。
フレッシュニング組成物は、任意の好適なパッケージに包装されて、フレッシュニング製品を形成することができる。パッケージは、スプレーディスペンサの形態であってもよく、フレッシュニング製品は、フレッシュニング噴霧器製品であってもよい。本フレッシュニング組成物がフレッシュニング製品の外側から可視であるか、又は少なくとも部分的に可視であるように、スプレーディスペンサは透明又は半透明とすることができる。
表2に、評価を行う本発明の組成物及び比較組成物を記載する。本発明の組成物及び比較組成物の各々は、以下のステップに従って従来の方法及び機器を使用して調製される: 1)オーバーヘッド混合/磁気撹拌子機器IKA/RW20VWR/58947-128(試料に使用される量に応じて様々な撹拌子を使用する-これは使用可能な一例である)を使用して上記成分を混合して、フレッシュニング組成物を形成するステップ;
2)pHメーター(pHメーターの一例は、Thermo Scientific/EO8212である)を使用して、フレッシュニング組成物のpHを求めるステップ。
この試験方法は、例えば、布製のソファを有するリビングルームなどの室内環境において、透過性の軟質表面上での細菌増殖を低減する際の、フレッシュニング組成物の抗菌効果を評価するためのものである。
2.1日目からTSAプレートを別のTSAプレートに継代培養し(トランスファ#2)、35±2℃で24±4時間インキュベートする。
3.ループを使用して試験接種菌液を準備し、プレートからコロニーを取り除き、生理食塩水に細菌懸濁液を作製する。
4.上記の細菌懸濁液9部と滅菌0.3%BSA溶液1部とを混合する。
5.オートクレーブ処理して乾燥させた35×35mmの布地担体を各試料及び対照について3枚用意し、それらの各々を滅菌ペトリ皿に入れる。
6.対照を含む各布地担体上に、それぞれの接種菌液を50μLずつ接種する。接種菌液が接種されている間、鉗子を使用して布地担体の一端を保持する。接種菌液が布地担体全体を覆うようにした後、ペトリ皿に戻す。
7.接種した布を35±2℃で30分間乾燥させる。
8.試験は、接種した布地に2.0mlの製品をピペットで移す。対照として、布地担体1つ当たり0.85%(w/v)生理食塩水中の0.05%(v/v)Tween80を2.0mL接種する。
9.処理した布地担体を周囲条件で20分間乾燥させる。ペトリ皿にカバーをしない。
10.インキュベーション後、各布地担体を20mLのMLBTの入った50mLチューブに無菌的に移し、30秒間ボルテックスする。布地担体を少なくとも5分間中和して、プレーティングのための段階希釈を行う。
11.接種菌液の場合は最大10-8、対照の場合は最大10-5、試料の場合は最大10-4の10倍段階希釈を実行する。接種菌液の10-6、10-7、及び10-8、対照の10-3、10-4、及び10-5に対して溶融TSA(約48℃)を使用して、試料に対して無希釈~10-4で1mLを2回使用して、注入プレーティングを実行した。
12.プレートを35±2℃で48±2時間インキュベートする。
13.目標希釈は、30~300CFUを含むプレートを有する。
1. 顕微鏡下で細胞のコンフルエントな増殖を確認した後、フラスコの余分な増殖培地を排出する。
2. 5mlの0.01mol/Lリン酸緩衝生理食塩水(phosphate buffered saline、PBS)を加え、フラスコの底の増殖した細胞の表面を溶液で洗浄し、加えたPBSを排出する。この洗浄手順を3回繰り返す。
3. 1mlのトリプシンEDTA溶液をフラスコに加え、溶液を表面全体に広げ、余分なトリプシンEDTA溶液を排出する。
4. フラスコを37CのCO2インキュベータに10分±1分間入れて、温かく保つ。
5. 増殖した細胞が剥がれ始めたらフラスコを目視で観察し、確認されれば、フラスコの側面を軽くたたいて細胞を分散させる。
6. 5mlの増殖培地をフラスコに添加し、細胞への損傷を避けるために培地をピペッティングして穏やかな混合を十分に行う。
7. 新しいフラスコを準備し、20mlの増殖培地を加える。
8. 1mlの細胞懸濁液をピペットで加える。
9. フラスコのキャップを閉じ、フラスコを37CのCO2インキュベータに5日間入れて培養する。
1. インフルエンザウイルスについては培養したMDCK細胞、ネコカリシウイルスについてはCRFK細胞、及びロタウイルスについてはアカゲザル腎上皮細胞を単層で含むフラスコから増殖培地を排出する。
2. 培養した細胞の表面をEMEMで洗浄し、培地を排出する。洗浄手順を2回繰り返す。
3. 103~104PFU/mlの濃度になるように調製されたインフルエンザウイルス、ネコカリシウイルス、又はロタウイルス懸濁液をフラスコ内の細胞表面に接種し、表面全体に広げる。
4. フラスコを34CのCO2インキュベータに入れ、それを1時間保持してウイルスを細胞に吸収させる。
5. 1.5ppmのウシ膵臓由来トリプシンを含有するEMEMをフラスコに入れる。
6. フラスコを34CのCO2インキュベータに1頂点3日間入れて、ウイルスを増殖させる。
7. 倒立顕微鏡下で細胞変性効果を観察し、ウイルスの増殖を判定する。ウイルスの増殖が確認されれば、増殖ウイルス懸濁液を遠心分離機を使用して4Cかつ1,000gで15分間遠心分離する。
8. 遠心分離後、遠心分離管から上清懸濁液を取る。ウイルス懸濁液に最終濃度5%のFBSを添加し、これが最終ウイルス接種菌液である。
1. 布地担体(60mm×60mm)を滅菌ペトリ皿に入れる。0.05mlのウイルス接種菌液を布地担体上にピペットで移す。担体を2.0mlの試験試料又はPBS(陰性対照)で処理する。
2. 蓋を開けたペトリ皿を安全キャビネット内で20分間保持する。
3. 接触時間が完了したら、20mlの中和剤を含有する試験管に担体を直ちに移し、それらをボルテックスミキサーによって5秒間及び5回撹拌する。
4. EMEMを使用して、混合物の一連の10倍希釈液を調製する。プラークアッセイにより混合物0.1ml当たりの感染力価を測定し、布地担体当たりのウイルス感染力価を計算する。
1. 各ウェルに単層増殖細胞を有する6ウェルプレートを取り上げ、増殖した細胞のコンフルエント状態を顕微鏡下で観察する。コンフルエント状態の確認後、プレートから余分な細胞増殖培地を排出する。
2. 3mlの維持培地を加え、培地で表面を洗浄し、余分な維持培地を排出する。これを2回繰り返す。
3. 0.1mlのウイルス懸濁液及び連続希釈したウイルス懸濁液を二連で接種する。陰性対照として、0.1mlの維持培地を接種する。
4. プレートを34CのCO2インキュベータに入れ、それを1時間保持して細胞にウイルスを吸収させる。プレートを15分毎に傾け、ウイルスを細胞の全領域に吸収させる。
5. 3mlの維持培地をプレートに入れ、表面を洗浄し、次いで余分な維持培地を排出する。
6. プラークアッセイのために3mlの寒天培地を加える。蓋を閉め、室温で10分間保持する。
7. 寒天が固化したことを確認し、プレートを逆さまにし、それを34CのCO2インキュベータに入れ、それを2~3日間保持して培養する。それをCO2インキュベータから取り出した後、直立させ、細胞固定のために3mlのホルマリン溶液を加え、室温で1時間より長く保持して、細胞を固定する。
8. 寒天培地を排水し、3mlのメチレンブルー溶液を加え、室温で15分間保持して細胞を染色する。
9. 余分なメチレンブルー溶液を水道水で洗浄する。細胞の染色を確認する。
10. プラークの数を数える。
平均Log10減少:
平均log10減少=20分の接触時間後のPBSを使用したウイルス感染力価の常用対数の平均(PFU/布地担体)-20分の接触時間後の試験試料を使用したウイルス感染力価の常用対数の平均(PFU/布地担体)。
本発明の組成物#1、#2、#3、及び比較組成物#4、#5、#6を、「試験方法」の下で前述した「フレッシュニング組成物の抗ウイルス効果を評価するための殺ウイルス試験方法」に従って評価する。以下の表2は、それぞれ、本発明の組成物1、2、3及び比較組成物4、5、6で処理した布地の個々の試料の抗ウイルス活性値を示す。
本発明の組成物#1、#2、#3、及び比較組成物#4、#5、#6を、「試験方法」の下で前述した「フレッシュニング組成物の抗菌効果を評価するための試験方法」に従って評価する。以下の表4は、それぞれ、本発明の組成物1、2、3及び比較組成物4、5、6で処理した布地の個々の試料の抗菌活性値を示す。
A.無生物表面又は物品を処理するためのノーリンスフレッシュニング組成物であって、
a)フレッシュニング組成物の少なくとも85重量%の水と、
b)カルボン酸と、
c)クエン酸の塩と、
d)第1及び第2の抗菌剤の混合物と、を含み、第1及び第2の抗菌剤の各々は、式(I)
R1は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C4アルキルであり、
R2は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C20アルキル、ベンジル又はアルキルベンジルであり、
R3は、直鎖状又は分岐鎖状C6~C20アルキル、ベンジル又はアルキルベンジルであり、
R4は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C4アルキルであり、
Xは、アニオンである)によるものであり、
フレッシュニング組成物が、室温で3~6の未希釈pHを含み、
カルボン酸及びクエン酸の塩の総量と、第1及び第2の抗菌剤の混合物との重量比は、1:1より大きく、好ましくは1:1~10:1である、ノーリンスフレッシュニング組成物。
B.pHが3~5、好ましくは4~5である、段落Aに記載の組成物。
C.カルボン酸が、ジカルボン酸、ポリカルボン酸、トリカルボン酸、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、好ましくは、カルボン酸が、トリカルボン酸であり、より好ましくは、トリカルボン酸が、クエン酸、イソクエン酸、アコニット酸、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
D.カルボン酸が、フレッシュニング組成物の0.1重量%~2.3重量%、好ましくは0.15重量%~2重量%の量にある、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
E.クエン酸の塩が、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸アルミニウム、クエン酸二アンモニウム、クエン酸第二鉄、クエン酸マグネシウム、クエン酸一ナトリウム、クエン酸亜鉛、及びこれらの混合物からなる群から選択され、好ましくは、クエン酸の塩がクエン酸ナトリウムである、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
F.クエン酸の塩が、フレッシュニング組成物の0.25重量%~5重量%、好ましくは0.25重量%~1重量%の量にある、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
G.第1の抗菌剤又は第2の抗菌剤が、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ジアルキルメチルベンジルアンモニウムクロリド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド、アルキルジメチルエチルベンジルアンモニウムクロリド、ジイソブチルフェノキシエトキシエチルクロリド、及びこれらのブレンドからなる群から選択される、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
H.ジアルキルジメチルアンモニウムクロリドが、ジオクチルジメチルアンモニウムクロリド、オクチルデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジデシルジメチルアンモニウムクロリド、デシルイソノニルジメチルアンモニウムクロリド、ジイソデシルジメチルアンモニウムクロリド、及びこれらのブレンドからなる群から選択される、段落Gに記載の組成物。
I.第1及び第2の抗菌剤が、異なる四級アンモニウム化合物である、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
J.第1及び第2の抗菌剤の一方が、C8~C12ジアルキル四級アンモニウム化合物のブレンドであり、好ましくは、ブレンドが、フレッシュニング組成物の0.5重量%未満、好ましくは0.1重量%~0.3重量%、更により好ましくは0.1重量%~0.2重量%の量にある、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
K.第1及び第2の抗菌剤の各々が、フレッシュニング組成物の0.5重量%未満、好ましくは0.1重量%~0.3重量%、より好ましくは0.1重量%~0.2重量%の量にある、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
L.悪臭中和剤を更に含み、悪臭中和剤が、ポリオール、シクロデキストリン及びその誘導体、アミン官能性ポリマー、アルデヒド、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択され、好ましくは、悪臭中和剤がシクロデキストリンである、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
M.無生物表面又は物品が、透過性軟質表面、透過性硬質表面、及びこれらの混合物からなる群から選択される、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
N.透過性軟質表面が、布地、乾式壁、織布、天然ポリマー、合成ポリマー、無機材料、及びこれらの混合物からなる群から選択される、段落Mに記載の組成物。
O.透過性硬質表面が、仕上げ積層体及び木材、素木、塗装木材、プラスチック、並びにこれらの混合物からなる群から選択される、段落Mに記載の組成物。
P.組成物が、少なくとも20分の期間の終了時に、無生物表面上に付着した少なくとも1つのエンベロープウイルス及び少なくとも1つの非エンベロープウイルスに対して、少なくとも1、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも3の抗ウイルス活性値を含み、好ましくは、エンベロープウイルスが、インフルエンザA型ウイルス(H3N2)ATCC VR-1679からなる群から選択され、非エンベロープウイルスが、ネコカリシウイルス(FCV)、ロタウイルスからなる群から選択される、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
Q.組成物が、少なくとも20分の期間の終了時に、無生物表面上に付着した少なくとも1つの細菌に対して、少なくとも1、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも3の抗菌活性値を含み、好ましくは、細菌が、黄色ブドウ球菌(S.aureus)ATCC 6538、プロテウス・ミラビリス(P.mirabilis)ATCC 7002、大腸菌(E.coli)NBRC 3972、クレブシエラ・ニューモニエ(K.pneumoniae)NBRC 13277、エンテロコッカス・ヒラエ(E.hirae)ATCC 10541、緑膿菌(P.aeruginosa)ATCC 15442、大腸菌(E.coli)ATCC 10536、エンテロバクター・アエロゲネス(E.aerogenes)ATCC 13048、サルモネラ菌(S.enterica)ATCC 10708、クレブシエラ・ニューモニエ(K.pneumoniae)ATCC 4352からなる群から選択される、先行段落のいずれか1つに記載の組成物。
R.フレッシュニング組成物が、詰め替え可能パッケージ、スプレーパッケージ、包装容器、及びワイプからなる群から選択される製品形態で提供される、先行段落のいずれか1つに記載のフレッシュニング組成物を含む、製品。
S.無生物表面上のウイルス活性及び細菌活性を低減するためのノーリンス抗菌フレッシュニング組成物の有効性を実証する方法であって、
a)段落A~Qのいずれか1つに記載のフレッシュニング組成物を提供することと、
b)無生物表面上に付着した、少なくとも1種のウイルス及び少なくとも1種の細菌を有する無生物表面の少なくとも一部分を、フレッシュニング組成物で少なくとも20分間処理することと、を含む、方法。
Claims (20)
- 無生物表面又は物品を処理するためのノーリンスフレッシュニング組成物であって、
a)前記フレッシュニング組成物の少なくとも85重量%の水と、
b)カルボン酸と、
c)クエン酸の塩と、
d)第1の抗菌剤及び第2の抗菌剤の混合物と、を含み、前記第1の抗菌剤及び前記第2の抗菌剤の各々が、式(I)
(式中、
R1は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C4アルキルであり、
R2は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C20アルキル、ベンジル又はアルキルベンジルであり、
R3は、直鎖状又は分岐鎖状C6~C20アルキル、ベンジル又はアルキルベンジルであり、
R4は、直鎖状又は分岐鎖状C1~C4アルキルであり、
Xは、アニオンである)によるものであり、
前記フレッシュニング組成物が、室温で3~6の未希釈pHを含み、前記カルボン酸及び前記クエン酸の塩の総量と、前記第1の抗菌剤及び前記第2の抗菌剤の前記混合物との重量比が、1:1~10:1であり、
前記クエン酸の塩と、前記第1の抗菌剤又は前記第2の抗菌剤とが、同一ではない、ノーリンスフレッシュニング組成物。 - 前記pHが3~5である、請求項1に記載の組成物。
- 前記カルボン酸が、ジカルボン酸、ポリカルボン酸、トリカルボン酸、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記カルボン酸が、前記フレッシュニング組成物の0.1重量%~2.3重量%の量にある、請求項1に記載の組成物。
- 前記クエン酸の塩が、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸アルミニウム、クエン酸二アンモニウム、クエン酸第二鉄、クエン酸マグネシウム、クエン酸一ナトリウム、クエン酸亜鉛、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記クエン酸の塩が、前記フレッシュニング組成物の0.25重量%~5重量%の量にある、請求項1に記載の組成物。
- 前記クエン酸の塩が、前記フレッシュニング組成物の0.25重量%~1重量%の量にある、請求項1に記載の組成物。
- 前記第1の抗菌剤又は前記第2の抗菌剤が、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ジアルキルメチルベンジルアンモニウムクロリド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド、アルキルジメチルエチルベンジルアンモニウムクロリド、ジイソブチルフェノキシエトキシエチルクロリド、及びこれらのブレンドからなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記ジアルキルジメチルアンモニウムクロリドが、ジオクチルジメチルアンモニウムクロリド、オクチルデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジデシルジメチルアンモニウムクロリド、デシルイソノニルジメチルアンモニウムクロリド、ジイソデシルジメチルアンモニウムクロリド、及びこれらのブレンドからなる群から選択される、請求項8に記載の組成物。
- 前記第1の抗菌剤及び前記第2の抗菌剤が、異なる四級アンモニウム化合物である、請求項1に記載の組成物。
- 前記第1の抗菌剤及び前記第2の抗菌剤の一方が、C8~C12ジアルキル四級アンモニウム化合物のブレンドである、請求項1に記載の組成物。
- 前記第1の抗菌剤及び前記第2の抗菌剤の各々が、前記フレッシュニング組成物の0.5重量%未満の量にある、請求項1に記載の組成物。
- 悪臭中和剤を更に含み、前記悪臭中和剤が、ポリオール、シクロデキストリン及びその誘導体、アミン官能性ポリマー、アルデヒド、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記無生物表面又は物品が、透過性軟質表面、透過性硬質表面、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記透過性軟質表面が、布地、乾式壁、織布、天然ポリマー、合成ポリマー、無機材料、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項14に記載の組成物。
- 前記透過性硬質表面が、仕上げ積層体及び木材、素木、塗装木材、プラスチック、並びにこれらの混合物からなる群から選択される、請求項14に記載の組成物。
- 前記組成物が、少なくとも20分の期間の終了時に、前記無生物表面上に付着した少なくとも1つのエンベロープウイルス及び少なくとも1つの非エンベロープウイルスに対して、少なくとも1の抗ウイルス活性値を含み、前記エンベロープウイルスが、インフルエンザA型ウイルス(H3N2)ATCC VR-1679からなる群から選択され、前記非エンベロープウイルスが、ネコカリシウイルス(FCV)、ロタウイルスからなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物が、少なくとも20分の期間の前記終了時に、前記無生物表面上に付着した少なくとも1つの細菌に対して、少なくとも1の抗菌活性値を含み、前記クエン酸の塩と、前記第1の抗菌剤又は前記第2の抗菌剤とが、同一ではなく、前記細菌が、黄色ブドウ球菌(S.aureus)ATCC 6538、プロテウス・ミラビリス(P.mirabilis)ATCC 7002、大腸菌(E.coli)NBRC 3972、クレブシエラ・ニューモニエ(K.pneumoniae)NBRC 13277、エンテロコッカス・ヒラエ(E.hirae)ATCC 10541、緑膿菌(P.aeruginosa)ATCC 15442、大腸菌(E.coli)ATCC 10536、エンテロバクター・アエロゲネス(E.aerogenes)ATCC 13048、サルモネラ菌(S.enterica)ATCC 10708、クレブシエラ・ニューモニエ(K.pneumoniae)ATCC 4352からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記フレッシュニング組成物が、詰め替え可能パッケージ、スプレーパッケージ、包装容器、及びワイプからなる群から選択される製品形態で提供される、請求項1~18のいずれか一項に記載のフレッシュニング組成物を含む、製品。
- 無生物表面上のウイルス活性及び細菌活性を低減するためのノーリンス抗菌フレッシュニング組成物の有効性を実証する方法であって、
a)請求項1~18のいずれか一項に記載のフレッシュニング組成物を提供することと、
b)無生物表面上に付着した、少なくとも1種のウイルス及び少なくとも1種の細菌を有する前記無生物表面の少なくとも一部分を、前記フレッシュニング組成物で少なくとも20分間処理することと、を含む、方法。
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