JP7684592B2 - 熱源ユニット及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本開示は、熱源ユニット及び冷凍サイクル装置に関する。
特許文献1の空気調和機では、圧縮機が硬質ゴムなどからなる遮音部材で覆われる。遮音部材は、圧縮機の振動に伴う騒音を抑制する。
実開平2-137578号公報
空気調和機などの冷凍サイクル装置では、空気よりも比重が大きい冷媒を用いることがある。特許文献1に記載のように、圧縮機を遮音部材で覆う構成において、圧縮機、あるいは圧縮機と配管の接続部などから冷媒が漏洩すると、この冷媒が遮音部材の内部の空間に流出する。流出した冷媒は、その自重より、空間の下部に移動する。その結果、遮音部材の内部空間の下部において冷媒の濃度が高くなる、という問題が生じる。
本開示の目的は、遮音部材の内部空間において、漏洩した冷媒の濃度が高くなることを抑制することである。
第1の態様は、空気より比重が大きい冷媒を用いる冷凍サイクル装置に設けられる熱源ユニットを対象とする。熱源ユニットは、ケーシング(70)と、ケーシング(70)の内部に配置され、冷媒を圧縮する圧縮機(30)と、ケーシング(70)の内部に配置され、圧縮機(30)を収容する第1空間(S1)を区画するように圧縮機(30)を覆う、非通気性の遮音部材(60)と、前記第1空間(S1)の下部と前記遮音部材(60)と前記ケーシング(70)との間の第2空間(S2)とを連通させる第1連通路(41)とを備える。
第1の態様では、圧縮機(30)や、圧縮機(30)と配管の接続部から冷媒が漏洩すると、この冷媒は第1空間(S1)の下部に移動する。第1空間(S1)の下部は、第1連通路(41)を通じて遮音部材(60)の外部の第2空間(S2)に流出する。その結果、第1空間(S1)において、冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
第2の態様は、第1の態様において、ファン(22)と、ファン(22)が搬送する室外空気と冷媒とを熱交換させる熱交換器(21)と、ケーシング(70)の内部を、圧縮機(30)および遮音部材(60)が配置されるとともに第2空間(S2)を含む第1室(31)と、ファン(22)および熱交換器(21)が配置される第2室(32)とに仕切る仕切部材(28)と、第1室(31)の第2空間(S2)の下部と第2室(32)とを連通させる第2連通路(48)とを備える。
第2の態様では、冷媒が第1空間(S1)の下部から第1連通路(41)を通じて第1室(31)に流出すると、この冷媒は、第2連通路(48)を通じて第2室(32)に流出する。その結果、第1空間(S1)に加えて、第2空間(S2)において冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
第3の態様は、第2の態様において、第2室(32)の下部とケーシング(70)の外部とを連通させる第3連通路(53)を備える。
第3の態様では、冷媒が第2空間(S2)の下部から第2連通路(48)を介して第2室(32)に流出すると、この冷媒は、第3連通路(53)を介してケーシング(70)の外部に流出する。その結果、第1空間(S1)、第2空間(S2)に加えて、第2室(32)において冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
第4の態様は、第1~3のいずれか1つの態様において、前記第2空間(S2)の下部と前記ケーシング(70)の外部と連通させる第4連通路(54,56)を備える。
第4の態様では、冷媒が第1空間(S1)の下部から第1連通路(41)を通じて第2空間(S2)に流出すると、この冷媒は、第4連通路(54,56)を通じてケーシング(70)の外部に流出する。その結果、第1空間(S1)に加えて、第2空間(S2)において冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
第5の態様は、第1~第4のいずれか1つの態様において、遮音部材(60)は、下側が開口する中空状に形成され、第1連通路(41)は、遮音部材(60)の下端と、ケーシング(70)の底板(72)との間に形成される。
第5の態様では、下側が開口する遮音部材(60)と、ケーシング(70)の底板(72)との間に第1連通路(41)が形成されるので、冷媒が最も溜まり易い底板(72)付近において、この冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
第6の態様は、第1~第5のいずれか1つの態様において、遮音部材(60)の外面とケーシング(70)の内面との間に設けられる、通気性の第1吸音材(81)を備える。
第6の態様では、遮音部材(60)とケーシング(70)との二重遮音構造によって、圧縮機(30)からの放射音や振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。さらに、第1吸音材(81)によって、低音域共鳴透過現象による遮音性能低下を抑制し、防音効果を高めることができる。第1吸音材(81)は、通気性を有するので、漏洩した冷媒は通過できる。
第7の態様は、第1~第5のいずれか1つの態様において、遮音部材(60)の内面に設けられる、通気性の第2吸音材(82)を備える。
第7の態様では、第2吸音材(82)によって、圧縮機(30)からの放射音や振動音を吸音することで、防音効果を高めることができる。第2吸音材(82)は、通気性を有するので、漏洩した冷媒は通過できる。
第8の態様は、第7の態様において、遮音部材(60)の外面とケーシング(70)の内面との間に設けられる、通気性の第1吸音材(81)を備える。
第8の態様では、第1吸音材(81)による防音効果と、第2吸音材(82)による防音効果との双方を得ることができる。第2吸音材(82)は、通気性を有するので、漏洩した冷媒は通過できる。
第9の態様は、第1~第8のいずれか1つの態様において、圧縮機(30)を支持する第1防振部材(33)と、第1防振部材(33)を支持する第1支持部材(34)と、第1支持部材(34)を支持する第2防振部材(35)と、第2防振部材(35)を支持する第2支持部材(36)とを備える。
第9の態様では、第1防振部材(33)及び第2防振部材(35)を積層させた二層防振構造で圧縮機(30)を支持することで、圧縮機(30)の振動を減衰することができる。
第10の態様は、第1~第9のいずれか1つの態様の熱源ユニット(20)を備えた冷凍サイクル装置である。
図1は、本実施形態1の冷凍サイクル装置の冷媒回路図である。 図2は、熱源ユニットを正面側から見る場合の縦断面図である。 図3は、熱源ユニットを上側から見る場合の横断面図である。 図4は、第1連通路の近傍を拡大した縦断面図である。 図5は、第1連通路の近傍を拡大した左面図である。 図6は、仕切部材を左側からみる場合の縦断面図である。 図7は、変形例1の熱源ユニットを上側からみる場合の横断面図である。 図8は、変形例2の熱源ユニットを正面側からみる場合の縦断面図である。 図9は、変形例3の熱源ユニットを上側からみる場合の横断面図である。 図10は、変形例4の熱源ユニットを正面側からみる場合の縦断面図である。 図11は、変形例5の熱源ユニットを正面側からみる場合の縦断面図である。 図12は、変形例6の熱源ユニットを正面側からみる場合の縦断面図である。 図13は、変形例7の熱源ユニットを正面側からみる場合の縦断面図である。 図14は、変形例7の熱源ユニットを上側からみる場合の横断面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本開示は、以下に示される実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲内で各種の変更が可能である。各図面は、本開示を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために必要に応じて寸法、比または数を誇張または簡略化して表す場合がある。
(1)基本構成
図1に示すように、冷凍サイクル装置(1)は、熱源ユニットとしての室外ユニット(20)を有する給湯用の冷凍サイクル装置である。室外ユニット(20)は、冷媒回路(2)を有する。冷媒回路(2)には、例えば、可燃性の自然冷媒が充填される。可燃性の自然冷媒は、例えば、プロパンである。プロパンは、空気より比重が大きい冷媒である。冷媒回路(2)は、冷媒を循環させることで冷凍サイクルを行う。
(1-1)流体回路
冷凍サイクル装置(1)は、流体回路(12)を有する。流体回路(12)は、熱媒体としての水が流れる。流体回路(12)には、水熱交換器(15)と、流体ポンプ(16)とが接続される。流体ポンプ(16)は、流体回路(12)の水を循環させる。水熱交換器(15)で加熱された流体は、供給対象である、図外の給湯タンクに供給される。給湯タンク内の水は、流体回路(12)に戻り、水熱交換器(15)で再び加熱される。
(1-2)室外ユニットの基本構成
室外ユニット(20)は、冷媒ボンベ(5)と、水熱交換器(15)と、室外熱交換器(21)と、室外ファン(22)と、室外膨張弁(23)と、四方切換弁(24)と、アキュムレータ(25)と、圧縮機(30)とを有する。室外熱交換器(21)、室外膨張弁(23)、四方切換弁(24)、及び圧縮機(30)は、配管(26)によって接続される。
冷媒ボンベ(5)には、冷媒が充填される。冷媒ボンベ(5)は、例えば、四方切換弁(24)とアキュムレータ(25)とを接続する配管(26)から分岐する配管に接続される。冷媒ボンベ(5)は、室外ユニット(20)を設置現場まで搬送した後、冷媒ボンベ(5)の開閉弁(6)を開くことで、冷媒回路(2)に冷媒を充填する。このようにすれば、室外ユニット(20)の搬送途中で冷媒回路(2)から可燃性の冷媒が漏れ出すのを抑えることができる。
水熱交換器(15)には、冷媒回路(2)の配管(26)が接続される。水熱交換器(15)は、配管(26)を流れる冷媒と、流体回路(12)の流体配管(17)を流れる水とを熱交換させる。
室外熱交換器(21)は、例えば、クロスフィン型のフィン・アンド・チューブ熱交換器で構成される。具体的には、室外熱交換器(21)は、いわゆる差し込みフィン型のマイクロチャネル熱交換器で構成される。室外熱交換器(21)では、室外熱交換器(21)を流れる冷媒と、室外ファン(22)が送風する空気とが熱交換される。室外膨張弁(23)は、例えば、電子膨張弁で構成される。室外熱交換器(21)は、熱源側熱交換器の一例である。
四方切換弁(24)は、第1ポート(P1)と、第2ポート(P2)と、第3ポート(P3)と、第4ポート(P4)とを有する。四方切換弁(24)は、第1ポート(P1)と第3ポート(P3)を連通させ且つ第2ポート(P2)と第4ポート(P4)とを連通させる状態(図1の実線で示す状態)とする。
圧縮機(30)は、冷媒を圧縮する。圧縮機(30)は、例えば、スクロール圧縮機等の回転式圧縮機で構成される。圧縮機(30)の吐出側の配管(26)には、四方切換弁(24)が接続される。圧縮機(30)の吸入側の配管(26)には、アキュムレータ(25)が接続される。
(1-3)室外ユニットの内部構成
以下の説明では、各図には、上下や前後左右の方向を矢印で示してある。特に言及しない限り、上下等の方向についてはこれら矢印で示す方向に従って説明する。
図2及び図3に示すように、室外ユニット(20)は、ケーシング(70)を有する。ケーシング(70)は、箱状に形成される。ケーシング(70)は、例えば、金属製の板材で構成される。ケーシング(70)は、上側パネル(71)と、底板(72)と、前側パネル(73)と、後側パネル(74)と、左側パネル(75)と、右側パネル(76)とを有する。
ケーシング(70)の内部には、仕切部材(28)が立設して配置される。仕切部材(28)は、例えば、金属製の板材で構成される。仕切部材(28)は、ケーシング(70)の内部を、第1室である機械室(31)と、第2室である送風機室(32)とに仕切る。
送風機室(32)は、ケーシング(70)の内部における仕切部材(28)よりも左側の空間である。送風機室(32)には、室外ファン(22)と、室外熱交換器(21)とが配置される。
ケーシング(70)には、吸込口(70a)と吹出口(70b)とが形成される。吸込口(70a)は、後側パネル(74)のうち送風機室(32)に面する部分と、左側パネル(75)とにそれぞれ形成される。吹出口(70b)は、前側パネル(73)のうち送風機室(32)に面する部分に形成される。送風機室(32)では、吸込口(70a)から吹出口(70b)までに亘って、室外空気が流れる空気通路が形成される。
室外熱交換器(21)は、複数の扁平管と、これらの扁平管に差し込まれる複数のフィンとを有する。複数の扁平管は、上下方向に配列される。扁平管は、上面視において、後側パネル(74)および左側パネル(75)に沿うように屈曲したL字状に形成される。
室外ファン(22)は、ファンモータ(22a)を有するプロペラファンである。室外ファン(22)を回転させると、吸込口(70a)から送風機室(32)に吸い込まれた空気が、室外熱交換器(21)を流れる冷媒と熱交換される。熱交換された後の空気は、吹出口(70b)から室外ユニット(20)の外部に吹き出される。図3では、空気の流れを白塗矢印で示す。
機械室(31)は、ケーシング(70)の内部における仕切部材(28)よりも右側の空間である。機械室(31)には、冷媒ボンベ(5)と、配管群(8)と、水熱交換器(15)と、アキュムレータ(25)と、圧縮機(30)と、遮音部材(60)とが配置される。
圧縮機(30)は、支持脚(30a)を有する。支持脚(30a)は、複数の第1防振部材(33)に支持される。第1防振部材(33)は、例えば、ゴム又はウレタンで構成される。第1防振部材(33)は、ケーシング(70)の底板(72)に支持される。これにより、冷凍サイクル装置(1)の運転中に圧縮機(30)が振動しても、その振動は、底板(72)に伝達される前に、第1防振部材(33)で減衰される。
冷媒ボンベ(5)及び水熱交換器(15)は、ケーシング(70)の底板に支持される。アキュムレータ(25)は、ケーシング(70)の底板(72)から離れた位置において、ステー(図示省略)によって支持される。
遮音部材(60)は、下方が開口した中空状、厳密には下方が開口した箱状に形成される。具体的には、遮音部材(60)は、上側壁(61)、前側壁(63)、後側壁(64)、左側壁(65)、および右側壁(66)を有する。上側壁(61)は、上側パネル(71)に対向し、遮音部材(60)の上面を構成する。前側壁(63)は、前側パネル(73)に対向し、遮音部材(60)の前面を構成する。後側壁(64)は、後側パネル(74)に対向し、遮音部材(60)の後面を構成する。左側壁(65)は、左側パネル(75)に対向し、遮音部材(60)の左面を構成する。右側壁(66)は、右側パネル(76)に対向し、遮音部材(60)の右面を構成する。
遮音部材(60)は、ケーシング(70)の底板(72)に支持される。遮音部材(60)は、非通気性の部材で構成される。遮音部材(60)は、例えば、金属製の板材やゴムシートで構成される。
遮音部材(60)は、圧縮機(30)及びアキュムレータ(25)を収容する第1空間(S1)を区画する。厳密には、本実施形態では、第1空間(S1)は、遮音部材(60)と、ケーシング(70)の底板(72)とよって区画される。遮音部材(60)は、圧縮機(30)及びアキュムレータ(25)を覆う。遮音部材(60)内の第1空間(S1)には、圧縮機(30)及びアキュムレータ(25)の他にも、冷媒ボンベ(5)と、配管群(8)と、水熱交換器(15)とが収容される。遮音部材(60)は、冷媒ボンベ(5)と、配管群(8)と、水熱交換器(15)とを覆う。
配管群(8)は、弁体(9)と配管(26)とを含む。弁体(9)は、室外膨張弁(23)と、四方切換弁(24)と、電磁弁(29)とを含む。なお、配管群(8)は、冷媒同士を熱交換させる内部熱交換器、マフラ、フィルタなどを含んでいてもよい。弁体(9)は、電動弁、逆止弁、三方弁などを含んでもよい。
遮音部材(60)とケーシング(70)とは、所定の間隔を置くように配置される。遮音部材(60)の外面と、ケーシング(70)の内面との間には、第2空間(S2)が形成される。第2空間(S2)は、機械室(31)の一部を構成する。
(2)冷媒の漏洩対策に関する特徴
上述したように、遮音部材(60)は、圧縮機(30)、アキュムレータ(25)、水熱交換器(15)、配管群(8)などを収容する。これらの機器からは、冷媒が漏洩するリスクがある。漏洩した冷媒は遮音部材(60)の内部の第1空間(S1)に流出する。ここで、例えばプロパンなどの冷媒は、空気よりも比重が大きいので、第1空間(S1)の下部に移動する。その結果、第1空間(S1)の下部では、冷媒の濃度が高くなり、発火濃度にまで達するリスクがある。そこで、本実施形態では、冷媒の濃度の上昇を抑制するため構造を採用している。
(2-1)第1連通路
室外ユニット(20)は、第1連通路(41)を有する。第1連通路(41)は、遮音部材(60)内の第1空間(S1)の冷媒を、遮音部材(60)の外部に流出させるための流路である。第1連通路(41)は、第1空間(S1)の下部と、遮音部材(60)の外部の第2空間(S2)とを連通させる。
図2、図4、および図5に示すように、本実施形態の第1連通路(41)は、遮音部材(60)の下端と、ケーシング(70)の底板(72)との間に形成される。第1連通路(41)は、例えば遮音部材(60)の左側壁(65)の下端と、底板(72)との間に形成される。第1連通路(41)は、左側壁(65)の下端における水平方向の中間部に形成される。第1連通路(41)は、前後方向に延びる横長状に形成される。
第1連通路(41)は、左側壁(65)の下端に折り返し部(42)を設けることにより形成される。折り返し部(42)は、左側壁(65)の下端から上方に延びる一対の切除部(43,43)の間に設けられる。一対の切除部(43,43)の一方は、左側壁(65)の前端寄りに位置し、他方は左側壁(65)の後端寄りに位置する。折り返し部(42)では、一対の切除部(43,43)の両側の上端に亘って水平方向に延びる折り返し線(44)が形成される。左側壁(65)のうち、一対の切除部(43,43)の間の部分を、折り返し線(44)を基準に上側に折り返すことで、折り返し部(42)が形成される。その結果、折り返し線(44)と底板(72)との間に、水平方向に延びる第1連通路(41)が形成される。本例では、折り返し部(42)は、遮音部材(60)の外側に折り返されるが、遮音部材(60)の内側に折り返されてもよい。遮音部材(60)の本体の壁面と、折り返し部(42)の壁面とがなす角度(図4のθ1)は90度以上、150度以下であるのが好ましい。これにより、遮音部材(60)の側方への防音効果を維持しつつ、第2空間(S2)の冷媒を円滑に送風機室(32)に流出させることができる。本例では、θ1は135度である。
左側壁(65)のうち、一対の切除部(43,43)よりも水平方向(前後方向)の両端側に位置する部分には、ケーシング(70)の底板(72)と接触する支持部(45)がそれぞれ形成される。
第1連通路(41)は、底板(72)の近傍に位置する。第1連通路(41)の少なくとも一部は、圧縮機(30)の下端よりも低い位置にあるのが好ましく、第1連通路(41)の全部が圧縮機(30)の下端よりも低い位置にあるのがさらに好ましい。
第1連通路(41)は、左側壁(65)以外の側壁に対応して設けられてもよい。第1連通路(41)は、例えば前側壁(63)、後側壁(64)、右側壁(66)、左側壁(65)のうちの少なくとも1つ、あるいは全部に対応して設けられてもよい。
(2-2)第2連通路
室外ユニット(20)は、第2連通路(48)を有する。第2連通路(48)は、機械室(31)の第2空間(S2)の冷媒を送風機室(32)に流出させるための流路である。第2連通路(48)は、第2空間(S2)の下部と、送風機室(32)とを連通させる。
図2および図6に示すように、本実施形態の第2連通路(48)は、仕切部材(28)の下端と、ケーシング(70)の底部との間に形成される。具体的には、ケーシング(70)の底板(72)には、左右方向に延びる複数(本例では3つ)のリブ(49)が形成される。リブ(49)の左右方向からみる場合の断面が凸状、厳密には台形状に形成される。仕切部材(28)の下端には、各リブ(49)に対応する溝(50)が形成される。各溝(50)の内部は、それぞれリブ(49)が位置する。溝(50)は、左右方向からみる場合の断面が、リブ(49)より僅かに大きな相似形状である。このため、リブ(49)と溝(50)の内縁との間には第2連通路(48)を構成する隙間が形成される。厳密には、第2連通路(48)は、リブ(49)の前側に形成される前側隙間(48a)と、リブ(49)の上側に形成される中間隙間(48b)と、リブ(49)の後側に形成される後側(48c)とが連続することで構成される。
(2-3)漏洩した冷媒の流れ
冷凍サイクル装置(1)の運転時において、遮音部材(60)の内部の機器から冷媒が漏洩すると、この冷媒は第1空間(S1)の下部に移動する。第1空間(S1)の下部の冷媒は、第1連通路(41)を通じて機械室(31)の第2空間(S2)に流出する。これにより、第1空間(S1)の下部において冷媒の濃度が高くなることを抑制でき、この冷媒の濃度が発火濃度に至ることを抑制できる。
機械室(31)の第2空間(S2)の冷媒は、第2連通路(48)を通じて送風機室(32)に流出する。冷凍サイクル装置(1)の運転時には、原則として室外ファン(22)が運転状態となる。このため、送風機室(32)の冷媒は、室外ファン(22)が送風する室外空気とともに吹出口(70b)からケーシング(70)の外部に流出する。その結果、第2空間(S2)において冷媒の濃度が高くなることを抑制でき、この冷媒が発火濃度に至ることを抑制できる。
(3)実施形態の効果
(3-1)
室外ユニット(20)は、ケーシング(70)の内部に配置され、圧縮機(30)を収容する第1空間(S1)を区画するように圧縮機(30)を覆う、非通気性の遮音部材(60)と、第1空間(S1)の下部と、遮音部材(60)とケーシング(70)との間の第2空間(S2)とを連通させる第1連通路(41)とを備える。
この構成により、第1空間(S1)の下部に移動した冷媒を、第1連通路(41)を通じて第2空間(S2)に流出させることができる。その結果、第1空間(S1)において冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
さらに、遮音部材(60)とケーシング(70)との二重遮音構造によって、圧縮機(30)等から発する騒音を低減できる。
(3-2)
室外ユニット(20)は、ケーシング(70)の内部を、圧縮機(30)および遮音部材(60)が配置されるとともに第2空間(S2)を含む機械室(31)と、室外ファン(22)および室外熱交換器(21)が配置される送風機室(32)とに仕切る仕切部材(28)と、機械室(31)の第2空間(S2)の下部と送風機室(32)とを連通させる第2連通路(48)とを備える。
この構成により、機械室(31)の第2空間(S2)の下部に移動した冷媒を、第2連通路(48)を通じて送風機室(32)に流出させることができる。その結果、第2空間(S2)において冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
冷凍サイクル装置(1)の運転時には、室外ファン(22)が運転状態になる。このため、送風機室(32)の冷媒は、室外ファン(22)が搬送する室外空気とともに吹出口(70b)からケーシング(70)の外部に流出する。その結果、送風機室(32)において冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
(3-3)
遮音部材(60)は、下側が開口する中空状に形成される。第1連通路(41)は、遮音部材(60)の下端と、ケーシング(70)の底板との間に形成される。
第1空間(S1)に冷媒が漏洩した場合、特にケーシング(70)の底板(72)付近における冷媒の濃度が高くなりやすい。冷媒は自重により下方に移動するため、底板(72)に近くなるにつれて冷媒の濃度が高くなるからである。本実施形態では、第1連通路(41)が底板(72)に沿って形成されるので、底板(72)付近において冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
遮音部材(60)に貫通穴を開けて第1連通路(41)を形成すると、ケーシング(70)の側方における防音効果が低下する可能性がある。本実施形態では、第1連通路(41)は、遮音部材(60)の下端と、ケーシング(70)の底板との間に形成されるので、貫通穴を開ける場合と比較すると、遮音部材(60)の側方における防音効果を向上できる。以上のように、本実施形態の第1連通路(41)では、冷媒の濃度上昇の抑制効果と、騒音の抑制効果の双方を向上できる。さらに、貫通穴などを開ける場合と比較して、第1連通路(41)の加工も容易である。
(3-4)
第1連通路(41)は、遮音部材(60)の下端の一部に折り返し部(42)を形成することで構成される。このため、第1連通路(41)を加工がさらに容易になる。折り返し部(42)は、騒音の低減にも寄与する。
(4)変形例
上記実施形態については、以下の変形例の構成としてもよい。以下では、上記実施形態と異なる点について説明する。なお、実施形態と同じ部分については同じ符号を付す。
(4-1)変形例1
図7に示すように、変形例1の送風機室(32)には、ドレンパン(51)が形成される。ドレンパン(51)は、室外熱交換器(21)の下側に配置される。ドレンパン(51)は、室外熱交換器(21)で凝縮した水を受けるトレーである。ドレンパン(51)の底部には、ドレン排出口(52)が形成される。ドレン排出口(52)は、ドレン排水路(53)の流入端を構成する。ドレン排水路(53)の流出端は、ケーシング(70)の外部に開口する。ドレン排水路(53)は、ドレンホースなどの流路を含む。ドレン排水路(53)は、送風機室(32)の下部とケーシング(70)の外部とを連通させる第3連通路を構成する。
変形例1では、送風機室(32)の底部に移動した冷媒が、ドレン排水路(53)を通じてケーシング(70)の外部に流出する。この結果、送風機室(32)の底部付近において、冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。室外ファン(22)が停止状態であるときであっても、送風機室(32)の冷媒をケーシング(70)の外部に排出できる。ドレン排水路(53)は、ドレン水を排出するための流路と、冷媒を排出するための流路を兼用するので、部品点数を削減できる。
(4-2)変形例2
図8に示すように、変形例2のケーシング(70)には、第4連通路(54)が形成される。第4連通路(54)は、第2空間(S2)の冷媒をケーシング(70)の外部に直接に流出させるための流路である。変形例2の第1連通路(41)は、例えば右側壁(66)に形成される。第4連通路(54)は、例えば右側パネル(76)の下部に形成される。第4連通路(54)は、右側パネル(76)を厚さ方向に貫通する穴によって構成される。
第4連通路(54)は、底板(72)の近傍に位置する。第4連通路(54)の少なくとも一部は、圧縮機(30)の下端よりも低い位置にあるのが好ましく、第4連通路(54)の全部が圧縮機(30)の下端よりも低い位置にあるのがさらに好ましい。
第4連通路(54)は、右側パネル(76)以外の側方のパネルに対応して設けられてもよい。第4連通路(54)は、例えば前側パネル(73)、後側パネル(74)、右側パネル(76)、左側パネル(75)のうちの少なくとも1つ、あるいは全部に対応して設けられてもよい。
変形例2においても、第1空間(S1)の冷媒は、第1連通路(41)を通じて第2空間(S2)に流出する。第2空間(S2)の冷媒は、第4連通路(54)を通じてケーシング(70)の外部に流出する。その結果、第2空間(S2)において冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
(4-3)変形例3
図9に示す変形例3では、ケーシング(70)の底板(72)のうち、第2空間(S2)に面する部分に排水穴(55)が形成される。排水穴(55)は、排水路(56)の流入端を構成する。排水路(56)の流出端は、ケーシング(70)の外部に開口する。排水路(56)は、ホースなどの流路を含む。排水路(56)は、機械室(31)の第2空間(S2)の下部とケーシング(70)の外部とを連通させる第4連通路を構成する。
変形例4では、機械室(31)の第2空間(S2)の底部に移動した冷媒が、排水路(56)を通じてケーシング(70)の外部に流出する。この結果、機械室(31)の底部付近において、冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。排水路(56)は、機械室(31)に溜まった水を排出するための流路と、冷媒を排出するための流路を兼用するので、部品点数を削減できる。
(4-4)変形例4
図10に示す変形例4では、遮音部材(60)の外面と、ケーシング(70)の内面との間の第2空間(S2)に第1吸音材(81)が設けられる。ケーシング(70)の内面は、仕切部材(28)の機械室(31)側の面を含む。第1吸音材(81)は、通気性を有する。第1吸音材(81)は、連続気泡を有する樹脂材料であり、例えばウレタンで構成される。第1吸音材(81)は、遮音部材(60)の上側壁(61)、前側壁(63)、後側壁(64)、左側壁(65)、および右側壁(66)の外面側にそれぞれ配置される。
変形例4においても、遮音部材(60)とケーシング(70)との二重遮音構造によって、圧縮機(30)やアキュムレータ(25)からの放射音や振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。また、第1吸音材(81)によって、低音域共鳴透過現象による遮音性能低下を抑制し、防音効果を高めることができる。
具体的に、2枚の板が中空層を介して二重構造となる場合には、2枚の板が2つの質量となり、中空層の空気がそれらを繋ぐバネとなって振動することで、共振現象が発生する。この場合、透過損失は、質量則よりも低くなり、遮音性能が低下する。この現象は、一般に低音域で生じるので、低音域共鳴透過現象と呼ばれる。
これに対し、変形例4では、遮音部材(60)の外面と、ケーシング(70)の内面との間に第1吸音材(81)を設けるようにしたから、遮音部材(60)とケーシング(70)との隙間の空気がバネとなって振動する共振現象の発生を抑えることができる。
第1空間(S1)に漏洩した冷媒は、第1連通路(41)を通過して第2空間(S2)に流出する。第1吸音材(81)は、通気性を有するので、第2空間(S2)の冷媒は第1吸音材(81)を通過し、例えば第2連通路(48)を通じて、送風機室(32)に流出する。このように変形例3では、第1吸音材(81)に連通路を加工せずとも、漏洩した冷媒を第2空間(S2)の外部に排出できる。
なお、第1吸音材(81)の下端と底板(72)との間や、第1吸音材(81)の下部に冷媒を通過させるための連通路を加工してもよい。
(4-5)変形例5
図11に示す変形例5では、変形例4の構成において、さらに遮音部材(60)の内面に第2吸音材(82)が設けられる。第2吸音材(82)は、通気性を有する。第2吸音材(82)は、連続気泡を有する樹脂材料であり、例えばウレタンで構成される。第2吸音材(82)は、遮音部材(60)の上側壁(61)、前側壁(63)、後側壁(64)、左側壁(65)、および右側壁(66)の内面側にそれぞれ配置される。
第2吸音材(82)によって、圧縮機(30)及びアキュムレータ(25)からの放射音や振動音を吸音することで、防音効果を高めることができる。
具体的に、音源としての圧縮機(30)及びアキュムレータ(25)を、箱状の部材である遮音部材(60)で密閉して囲んだ場合には、遮音部材(60)による音の反射によって、圧縮機(30)及びアキュムレータ(25)の周囲の音圧レベルが、遮音部材(60)がない場合に比べて上昇するという、いわゆるビルドアップという現象が生じる。
この結果、遮音部材(60)よりも外側の音圧レベルは、遮音部材(60)がない場合の音圧レベルから、遮音部材(60)の透過損失と、ビルドアップと、を減算した値となる。そのため、遮音部材(60)を設けたことによる音の低減量は、透過損失に基づいて期待される値よりも小さくなる。
本実施形態では、遮音部材(60)の内面に第2吸音材(62)を設けることで、遮音部材(60)の内部の音圧レベルを減衰できる。これにより、ビルドアップを抑えることができる。
第2吸音材(82)は、通気性を有するので、第1空間(S1)の冷媒は第2吸音材(82)を通過し、第1連通路(41)を通じて、第2空間(S2)に流出する。このように変形例5では、第2吸音材(82)に連通路を加工せずとも、第1空間(S1)に漏洩した冷媒を遮音部材(60)の外部に排出できる。
なお、第2吸音材(82)の下端と底板(72)との間や、第2吸音材(82)の下部に冷媒を通過させるための連通路を加工してもよい。
(4-6)変形例6
図12に示す変形例6は、変形例5において、第1吸音材(81)が省略される。遮音部材(60)とケーシング(70)の間の第2空間(S2)には第1吸音材(81)が設けられず、遮音部材(60)の内面に第2吸音材(82)が設けられる。
(4-7)変形例7
図13及び図14に示すように、変形例7では、圧縮機(30)は、支持脚(30a)を有する。支持脚(30a)は、複数の第1防振部材(33)に支持される。第1防振部材(33)は、第1支持部材(34)に支持される。第1支持部材(34)は、複数の第2防振部材(35)に支持される。第2防振部材(35)は、第2支持部材(36)に支持される。本例の第2支持部材(36)は、ケーシング(70)の底板(72)である。
第1防振部材(33)及び第2防振部材(35)は、ゴム又はウレタンで構成される。第1防振部材(33)の材料及びバネ定数と、第2防振部材(35)の材料及びバネ定数とは、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。
圧縮機(30)は、第1防振部材(33)、第1支持部材(34)、及び第2防振部材(35)を介した二重防振構造の上に配置される。そのため、冷凍サイクル装置(1)の運転中に圧縮機(30)が振動しても、その振動の伝達や騒音の発生が抑制される。
冷媒ボンベ(5)及び水熱交換器(15)は、第1支持部材(34)に支持される。アキュムレータ(25)は、ケーシング(70)の底板(72)から離れた位置において、ステー(図示省略)によって支持される。
遮音部材(60)は、ケーシング(70)の底板(72)に支持される。遮音部材(60)内の第1空間(S1)には、圧縮機(30)と、アキュムレータ(25)と、冷媒ボンベ(5)と、配管群(8)と、水熱交換器(15)と、が収容される。遮音部材(60)は、圧縮機(30)と、アキュムレータ(25)と、冷媒ボンベ(5)と、配管群(8)と、水熱交換器(15)とを覆う。遮音部材(60)の外面とケーシング(70)の内面との間には、第2空間(S2)が形成される。
変形例7によれば、第1防振部材(33)及び第2防振部材(35)を積層させた二層防振構造で圧縮機(30)を支持することで、圧縮機(30)の振動を減衰することができる。
これにより、圧縮機(30)から第1支持部材(34)及び第2支持部材(36)に伝わる振動や、圧縮機(30)から配管(26)に伝わる振動を低減して、第1支持部材(34)及び第2支持部材(36)や配管(26)の振動に起因する振動音の発生を抑えることができる。
なお、変形例7の室外ユニット(20)は、変形例5と同様、第1吸音材(81)および第2吸音材(82)を有するが、これらのいずれか一方または両方を省略した構成としてもよい。
(5)その他の実施形態
上記実施形態や、各変形例においては以下の構成としてもよい。
第1連通路(41)は、遮音部材(60)を厚さ方向に貫通する穴によって構成されてもよいし、遮音部材(60)の下端などに形成された切り欠きによって構成されてもよい。
第1連通路(41)は、ケーシング(70)の底板(72)に形成された凹部により構成されてもよい。この場合、凹部は、第1空間(S1)と第2空間(S2)とに亘るように形成される。
遮音部材(60)は、下側が開口されず、底壁を有してもよい。この場合、遮音部材(60)の底壁に第1連通路(41)を形成してもよい。
第2連通路(48)は、仕切部材(28)を厚さ方向に貫通する穴によって構成されてもよいし、仕切部材(28)の下端などに形成された切り欠きによって構成されてもよい。
第2連通路(48)は、ケーシング(70)の底板(72)に形成された凹部により構成されてもよい。この場合、凹部は、第2空間(S2)と送風機室(32)とに亘るように形成される。
第3連通路(53)は、ケーシング(70)のうち、送風機室(32)に面する部分を厚さ方向に関する穴によって構成されてもよいし、ケーシング(70)の側板に形成された切り欠きによって構成されてもよい。
遮音部材(60)は、圧縮機(30)のみを覆ってもよいし、圧縮機(30)、アキュムレータ(25)、および両者をつなぐ配管のみを覆ってもよい。
水熱交換器(15)や冷媒ボンベ(5)は、第1防振部材(33)や第2防振部材(35)に支持されてもよい。
冷凍サイクル装置(1)は、水熱交換器(15)で加熱した水を給湯タンク以外の供給対象に供給してもよい。供給対象は、風呂、シャワー、床暖房装置、空気熱交換器などを含む。
冷凍サイクル装置(1)の熱源ユニット(20)は、水熱交換器(15)を有さず、冷媒配管を介して利用ユニットと接続されることで冷媒回路を構成してもよい。利用ユニットは、冷媒によって空気の温度を調節する利用熱交換器を有する。利用ユニットは、対象空間の空調を行う空調ユニットであってもよい。この場合、空調ユニットは、天井設置式、壁掛け式、床置き式であってもよい。利用ユニットは、庫内の空気を冷却する冷却ユニットであってもよい。冷却ユニットは、海上あるいは陸上用の輸送用コンテナの庫内を冷却してもよい。
熱源ユニット(20)は、必ずしも室外に設置されなくてもよく、屋内に設置されてもよい。この場合、熱源側熱交換器は、室外熱交換器(21)ではなく、水などの熱媒体と冷媒とを熱交換させる熱交換器で構成される。
以上、実施形態及び変形例を説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。また、以上の実施形態、変形例、その他の実施形態に係る要素を適宜組み合わせたり、置換したりしてもよい。また、明細書及び特許請求の範囲の「第1」、「第2」、「第3」…という記載は、これらの記載が付与された語句を区別するために用いられており、その語句の数や順序までも限定するものではない。
以上説明したように、本開示は、熱源ユニット及び冷凍サイクル装置について有用である。
1 冷凍サイクル装置
20 室外ユニット(熱源ユニット)
21 室外熱交換器(熱交換器)
22 室外ファン(ファン)
28 仕切部材
30 圧縮機
31 機械室(第1室)
32 送風機室(第2室)
33 第1防振部材
34 第1支持部材
35 第2防振部材
36 第2支持部材
41 第1連通路
48 第2連通路
53 ドレン排水路(第3連通路)
54 第4連通路
56 排水路(第4連通路)
60 遮音部材
70 ケーシング
72 底板
81 第1吸音材
82 第2吸音材
S1 第1空間
S2 第2空間

Claims (10)

  1. 空気より比重が大きい冷媒を用いる冷凍サイクル装置に設けられる熱源ユニットであって、
    ケーシング(70)と、
    前記ケーシング(70)の内部に配置され、冷媒を圧縮する圧縮機(30)と、
    前記ケーシング(70)の内部に配置されるアキュムレータ(25)と、
    前記ケーシング(70)の内部に配置され、前記圧縮機(30)および前記アキュムレータ(25)を収容する第1空間(S1)を区画するように該圧縮機(30)および前記アキュムレータ(25)を覆う、非通気性の遮音部材(60)と、
    前記第1空間(S1)の下部と、前記遮音部材(60)と前記ケーシング(70)との間の第2空間(S2)とを連通させる第1連通路(41)とを備え、

    熱源ユニット。
  2. ファン(22)と、
    前記ファン(22)が搬送する室外空気と、前記冷媒とを熱交換させる熱交換器(21)と、
    前記ケーシング(70)の内部を、前記圧縮機(30)および前記遮音部材(60)が配置されるとともに前記第2空間(S2)を含む第1室(31)と、前記ファン(22)および前記熱交換器(21)が配置される第2室(32)とに仕切る仕切部材(28)と、
    前記第1室(31)の前記第2空間(S2)の下部と前記第2室(32)とを連通させる第2連通路(48)とを備える
    請求項1に記載の熱源ユニット。
  3. 前記第2室(32)の下部と前記ケーシング(70)の外部とを連通させる第3連通路(53)を備える
    請求項2に記載の熱源ユニット。
  4. 前記第2空間(S2)の下部と前記ケーシング(70)の外部と連通させる第4連通路(54,56)を備える
    請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
  5. 前記遮音部材(60)は、下側が開口する中空状に形成され、
    前記第1連通路(41)は、前記遮音部材(60)の下端と、前記ケーシング(70)の底板との間に形成される
    請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
  6. 前記遮音部材(60)の外面と前記ケーシング(70)の内面との間に設けられる、通気性の第1吸音材(81)を備える
    請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
  7. 前記遮音部材(60)の内面に設けられる、通気性の第2吸音材(82)を備える
    請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
  8. 前記遮音部材(60)の外面と前記ケーシング(70)の内面との間に設けられる、通気性の第1吸音材(81)を備える
    請求項7に記載の熱源ユニット。
  9. 前記圧縮機(30)を支持する第1防振部材(33)と、
    前記第1防振部材(33)を支持する第1支持部材(34)と、
    前記第1支持部材(34)を支持する第2防振部材(35)と、
    前記第2防振部材(35)を支持する第2支持部材(36)とを備える
    請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
  10. 請求項1~3のいずれか1つの前記熱源ユニットを備えた冷凍サイクル装置。
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