JP7686445B2 - 加熱調理器、加熱調理器の制御方法 - Google Patents

加熱調理器、加熱調理器の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、加熱庫内部に配置された食品を加熱する加熱調理器、およびその制御方法に関する。
従来、例えばコンビニエンスストアでは、販売した弁当等の食品を電子レンジ等の加熱調理器にて加熱し、購入者に手渡すサービスが行われている。購入者の待ち時間を短くし、かつ、限られた台数の加熱調理器を効率良く利用するためには、如何に早く加熱できるかが重要となる。そのため、コンビニエンススト等では、例えば最大出力が家庭用よりも高出力の業務用の加熱調理器が用いられている(例えば、特許文献1)。
特開2013-29287号公報
しかしながら、特許文献1に記載された加熱調理器を含めて従来の加熱調理器の手動モードでは、キー等を操作して少なくとも加熱時間を設定した後、加熱開始キーを操作するようになっている。つまり、加熱を開始させる前に、少なくとも加熱時間を設定する必要があり、加熱時間の設定を終えることで加熱を開始させることができる。
そのため、従来の加熱調理器においては、加熱をより早く開始させるといった点で改善の余地を有している。加熱をより早く開始させることで商品を提供するまでの時間を短縮化でき、加熱調理器の使用の効率も上がる。
本発明の一態様は、このような課題に鑑みなされたもので、加熱をより早く開始させることができる加熱調理器の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、加熱庫と、前記加熱庫内の被加熱物を加熱する加熱部と、夫々本来の機能を有する複数の操作部と、前記加熱部による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御部と、前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更部と、を備え、前記所定の少なくとも一つの操作部は、それぞれに異なる時間が割り付けられ、操作された回数と割り付けられている時間との組み合わせで加熱時間を設定する複数の加熱時間設定キーであり、前記機能追加変更部は、加熱が開始されるまでの期間、前記複数の加熱時間設定キーの本来の機能に加えて、加熱を開始する機能を追加し、加熱が開始されると本来の機能に戻し、前記加熱制御部は、加熱を開始した後も、前記複数の加熱時間設定キーによる加熱時間の設定を受け付け、操作された加熱時間設定キーそれぞれにおける、割り付けられている前記時間と操作された回数とを掛けた値、を合算することで加熱時間を設定する。
上記の課題を解決するために、本発明の別の態様に係る加熱調理器は、加熱庫と、前記加熱庫内の被加熱物を加熱する加熱部と、夫々本来の機能を有する複数の操作部と、前記加熱部による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御部と、前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、前記操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更部と、を備え、前記所定の少なくとも一つの操作部は、前記加熱部の加熱出力を操作される都度段階的に変更する出力変更キーであり、前記機能追加変更部は、前記出力変更キーの本来の機能を、複数の操作にて到達する所定の加熱出力へ一度の操作にて到達させる機能に変更し、前記所定の加熱出力へ到達させた後は、本来の機能に戻す、ことを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器の制御方法は、加熱庫と、前記加熱庫内の被加熱物を加熱する加熱部と、夫々本来の機能を有する複数の操作部と、を備える加熱調理器の制御方法であって、前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、前記操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更ステップと、前記加熱部による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御ステップと、を含み、前記所定の少なくとも一つの操作部は、それぞれに異なる時間が割り付けられ、操作された回数と割り付けられている時間との組み合わせで加熱時間を設定する複数の加熱時間設定キーであり、前記機能追加変更ステップでは、加熱が開始されるまでの期間、前記複数の加熱時間設定キーの本来の機能に加えて、加熱を開始する機能を追加し、加熱が開始されると本来の機能に戻し、前記加熱制御ステップでは、加熱を開始した後も、前記複数の加熱時間設定キーによる加熱時間の設定を受け付け、操作された加熱時間設定キーそれぞれにおける、割り付けられている前記時間と操作された回数とを掛けた値、を合算することで加熱時間を設定する。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器の制御方法は、加熱庫と、前記加熱庫内の被加熱物を加熱する加熱部と、夫々本来の機能を有する複数の操作部と、を備える加熱調理器の制御方法であって、前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、前記操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更ステップと、前記加熱部による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御ステップと、を含み、前記所定の少なくとも一つの操作部は、前記加熱部の加熱出力を操作される都度段階的に変更する出力変更キーであり、前記機能追加変更ステップでは、前記出力変更キーの本来の機能を、複数の操作にて到達する所定の加熱出力へ一度の操作にて到達させる機能に変更し、前記所定の加熱出力へ到達させた後は、本来の機能に戻す、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、加熱をより早く開始させることができる加熱調理器を提供できる。
本発明の実施形態における加熱調理器の前扉を閉じた状態を正面の斜め上方から見た場合の斜視図である。 図1に示した加熱調理器の前扉を開放した状態の正面図である。 図1に示した加熱調理器の操作パネルの正面図である。 図1に示した加熱調理器が備える制御装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した加熱調理器の操作パネルにおける表示部の表示例を示す図である。 図1に示した加熱調理器の加熱動作の処理手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態における加熱調理器の加熱動作の処理手順を説明するためのフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態における加熱調理器1の前扉2を閉じた状態を正面の斜め上方から見た場合の斜視図である。図2は、加熱調理器1の前扉2を開放した状態の正面図である。
(1.加熱調理器1の概要)
図1、図2に示すように、本実施形態における加熱調理器1は、コンビニエンスストア等で使用される業務用の加熱調理器であって、直方体形状のキャビネット6の前面(正面)の上部に操作パネル10を有し、操作パネル10の下に前扉2を有している。
前扉2は、前扉2の奥に設けられている加熱庫3を開閉する扉であり、閉状態にて加熱庫3の前面開口部3aを覆う。前扉2は、本実施形態において、向って左側の端部を中心として回転する横開き形式であり、右端付近に取手4を有している。
操作パネル10は、コントロールフレーム(基板収容部)5の前面に設けられており、加熱調理器1の前後方向において、操作パネル10の前面位置は前扉2の前面位置とほぼ一致している。
コントロールフレーム5の内部には、操作パネル10の表示部の制御や、入力キー等に対するユーザ操作の受け付け等を行う制御基板(図示せず)が設けられている。
加熱調理器1は、例えば、マグネトロンで発生したマイクロ波によって被加熱物(食品、食材)を加熱するものである。なお、上記マイクロ波による被加熱物の加熱構造については、従来のマイクロ波による加熱調理器と同様である。つまり、例えば、加熱庫3の下部に配置されたマグネトロンで発生されたマイクロ波を、導波管によって加熱庫3の下部中央に導き、モータによって駆動される回転アンテナによって回転させながら加熱庫3内の上方に向かって放射するようにしている。
加熱調理器1においては、特に加熱部の構造を特定するものではない。マイクロ波による加熱に替えて、加熱ヒータや過熱蒸気等によって被加熱物を加熱する加熱部の構造であっても構わない。
加熱調理器1は、業務用であり、1000Wよりも大きい加熱出力にて加熱を行うことができる。本実施形態では、例えば最大出力1900W等の高出力で加熱可能であり、最大出力が1000W以下である家庭で使用される一般的な加熱調理器に比べて短時間で加熱を行うことができる。
(2.操作パネル10)
図3は、加熱調理器1の操作パネル10の正面図である。操作パネル10は、複数のキー(操作部)が横方向に配列されて横長の棒状体に構成されている。図3の例では、向かって右端から、加熱スタートキー11、停止・取消キー12、複数の加熱時間設定キー13、出力UPキー14、出力DOWNキー15、設定キー16等が順に配置されている。操作パネル10における向かって左端には、表示部17が配置されている。
加熱スタートキー11は、加熱が途中で停止された場合に、操作されることで加熱を再開させるキーである。停止・取消キー12は、加熱中に操作されることで、加熱を停止させるキーである。また、停止・取消キー12は、加熱が開始される前に設定した加熱条件を解除するキーでもある。加熱条件としては、加熱時間と加熱出力とが設定される。
複数の加熱時間設定キー13は、加熱時間を設定するキーである。複数の加熱時間設定キー13には、それぞれ異なる加熱時間が割り付けられており、操作された回数と割り付けられている時間との組み合わせで加熱時間が設定される。図3の例では、複数の加熱時間設定キー13として、12個の加熱時間設定キー13a~13lが設けられている。
加熱時間設定キー13aには、時間「10秒」が割り付けられている。加熱時間設定キー13aが一度(1回)操作されると加熱時間に「10秒」が加算され、加熱時間設定キー13aが二度操作されることで加熱時間に「20秒」が加算される。つまり、加熱時間設定キー13aが操作される毎(都度)に加熱時間に「10秒」が加算される。
加熱時間設定キー13bには、時間「20秒」が割り付けられている。加熱時間設定キー13aと同様に加熱時間設定キー13bが一度操作されることで加熱時間に「20秒」が加算され、操作される毎に加熱時間に「20秒」が加算される。
加熱時間設定キー13cには「30秒」、加熱時間設定キー13dには「40秒」、加熱時間設定キー13eには「50秒」、加熱時間設定キー13fには「5秒」が割り付けられている。加熱時間設定キー13gには「1分」、加熱時間設定キー13hには「1分10秒」、加熱時間設定キー13iには「1分20秒」が割り付けられている。加熱時間設定キー13jには「1分30秒」、加熱時間設定キー1kには「1分40秒」、加熱時間設定キー13lには「1分50秒」が割り付けられている。これらの加熱時間設定キー13c~13lにおいても同様に、操作される毎に割り付けられている時間が加熱時間に加算される。
なお、便宜上、以下においては、複数の加熱時間設定キー13について、加熱時間設定キー13aは10秒キー13a、加熱時間設定キー13gは1分キー13gというように、割り付けられている時間を用いて称することもある。
出力UPキー(出力上昇キー)14および出力DOWNキー(出力下降キー)15は、加熱出力を操作される都度段階的に変更する出力変更キーである。出力UPキー14は、操作される都度段階的に加熱出力を上げる方向に変更する。出力DOWNキー15は、操作される都度段階的に加熱出力を下げる方向に変更する。
本実施形態における加熱調理器1では、一例として加熱出力が10段階に設定されている。具体的には、最大出力1900W、1700W、1500W,1300W、1000W、800W、600W、500W、300W、および最小出力200Wに設定されている。
例えば、加熱出力のデフォルトが1900Wである場合、出力DOWNキー15を一度操作することで、加熱出力は1段階下の1700Wに変更され、出力DOWNキー15を二度操作することで、2段階下の1500Wに変更される。つまり、出力DOWNキー15が操作されるとその都度(操作の都度、操作毎に)、最小出力200Wまで段階的に加熱出力が変更される。
加熱出力が例えば800Wに変更された状態で、出力UPキー14を一度操作することで、加熱出力は1段階上の1000Wに変更され、出力UPキー14を二度操作することで、2段階上の1300Wに変更される。つまり、出力UPキー14が操作されるとその都度(操作の都度、操作毎に)、最大出力1900Wまで段階的に加熱出力が変更される。なお、デフォルトが最大出力に設定されている場合は、出力DOWNキー15を操作する前に出力UPキー14を操作してもキー操作は無効となる。
また、加熱出力のデフォルトが1500Wである場合、出力DOWNキー15を一度操作することで、加熱出力は1段階下の1300Wに変更され、出力DOWNキー15を二度操作することで、2段階下の1000Wに変更される。加熱出力のデフォルトが1500Wである場合、出力UPキー14を一度操作することで、加熱出力は1段階上の1700Wに変更され、出力UPキー14を二度操作することで、2段階下の1900Wに変更される。
設定キー16は、加熱調理器1における各種の設定に用いられるキーである。例えば、加熱出力のデフォルトの設定変更等に用いることができる。
表示部17は、操作パネル10にけるキーの操作に応じた内容を表示する。例えば、加熱条件の加熱出力および加熱時間が表示部17に表示される。
本実施形態における加熱調理器1における特徴は、複数の加熱時間設定キー13(13a~13l)が、割り付けられている時間を加熱時間として設定する機能に加えて、加熱を開始させる機能を有することである。複数の加熱時間設定キー13が有する加熱を開始させる機能は、加熱が開始されていない状態で操作された場合に有効となる。つまり、加熱が開始されていない状態で、複数の加熱時間設定キー13の何れかが操作されることで加熱が開始される。このような加熱を開始するための機能の有効・無効の判断は、制御部20によって行われる。
(3.制御装置)
図4は、加熱調理器1が備える制御装置の構成を示すブロック図である。制御装置は、加熱調理器1の動作を制御する制御部20を備えている。制御部20は、例えばマイクロコンピュータからなり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を有する。
図4に示すように、制御部20には、操作パネル10、加熱部21、前扉開閉検知部22が接続されている。前扉開閉検知部22は、例えば前扉2が閉じられたときにオンするスイッチからなり、前扉2の開状態および閉状態を検知する。前扉開閉検知部22の検知信号は制御部20に入力される。制御部20は前扉開閉検知部22からの検知信号を基に前扉2が開閉され、加熱庫3内に食品(被加熱物)が収容されたと判断する。
加熱部21は、加熱庫3に収容された食品を加熱する動作部であり、本実施形態ではマグネトロンを駆動するマグネトロン駆動部である。制御部20は、加熱部21による加熱動作を操作パネル10に設けられている複数のキー(操作部)からの入力に応じて制御する。つまり、制御部20に、加熱部21による加熱動作をキーからの入力に応じて制御する加熱制御部24が構成されている。
制御部20は、操作パネル10に設けられたキーが操作されると、夫々のキーに設定されている、上述した本来の機能を実行させる。例えば、加熱中に停止・取消キー12が操作されると、制御部20は加熱部21を停止させて加熱を中断させる。また、加熱を中断している状態で加熱スタートキー11が操作されると、制御部20は加熱部21を動作させて加熱を再開させる。加熱条件を設定している途中(加熱の開始前)で停止・取消キー12が操作されると、制御部20は設定途中の加熱条件を解除する。加熱時間であればゼロに戻り、加熱出力であればデフォルトに戻る。
そして、制御部20は、上述したように、複数の加熱時間設定キー13に対して、割り付けられている時間を加熱時間として設定する本来の機能に加えて、加熱を開始させる機能を追加する。つまり、制御部20に、複数のキーのうちの所定の少なくとも一つのキーを、加熱が開始されるまでに複数のキーに対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、キーの機能を追加もしくは変更する機能追加変更部25が構成されている。
制御部20は、加熱が開始されるまでの期間、複数の加熱時間設定キー13の本来の機能に加えて、加熱を開始する機能を追加し、加熱が開始されると本来の機能に戻す。さらに、制御部20は、加熱を開始した後も、複数の加熱時間設定キー13による加熱時間の設定を受け付ける(機能追加変更部25の機能)。
つまり、制御部20は、複数の加熱時間設定キー13のうちの何れかが操作されると、操作された加熱時間設定キー13に割り付けられている時間を加熱時間として加熱部21を動作させて加熱を開始させる。そして、加熱を開始した後、複数の加熱時間設定キー13のうちの何れかが操作されると、操作された回数と操作された加熱時間設定キー13に割り付けられている時間を、加熱の開始時に設定した加熱時間に追加(加算)する(加熱制御部24の機能)。
例えば、前扉2の開閉を検知した後、複数の加熱時間設定キー13のうちの、40秒キー13dが操作されると、制御部20は加熱時間を40秒に設定して、加熱部21を動作させて加熱を開始させる。その後、追加で40秒キー13dが再度操作されると、加熱時間を入力済みの40秒に40秒を加えた1分20秒に設定(追加設定)する。ここで、40秒キー13dに代えて、1分40秒キー13kが操作されると、加熱時間を入力済みの40秒に1分40秒を加えた2分20秒に設定する。その後、さらに、追加で30秒キー13cが操作されると、加熱時間を入力済みの1分20秒又は2分20秒に30秒を加えた1分50秒又は2分50秒に設定する。
このような加熱時間の追加設定は、何れかの加熱時間設定キー13を操作して加熱を開始した時点から所定の期間だけ可能にする構成としてもよい。本実施形態では、制御部20は、加熱を開始した後、例えば5秒間だけ加熱時間の追加設定を受け付けるようにしている(加熱制御部24の機能)。
また、加熱調理器1の耐久面を考慮して、追加設定で受け付けるトータルの加熱時間は、加熱出力に応じて上限値が設定されていることが好ましい。本実施形態では、制御部20は、加熱出力1300W以上では例えば最長15分まで設定可能とし、1300W未満では例えば最長60分まで設定可能としている。
また、制御部20は、操作パネル10に設けられた表示部17の表示を制御し、操作パネル10のキーが操作されると、キーの操作に応じた内容を表示部17に表示させる。表示部17には、例えば、加熱条件としての加熱出力と加熱終了までの時間とが表示される。加熱出力は、出力UPキー14又は出力DOWNキー15が操作されなかった場合はデフォルトの時間が表示され、操作された場合は変更後の加熱出力が表示される。
加熱時間には、加熱を開始した時点で設定された加熱時間が加熱終了までの時間として表示され、1秒毎に数値が小さくなるカウントダウン表示が行われる。カウントダウン表示を行なっている間に、加熱時間が追加設定されると、残り時間に追加された加熱時間を加算した時間が表示され、該時間からカウントダウン表示が行われる。
つまり、40秒キー13dが操作されると、加熱時間として「40秒」を初期値としてカウントダウン表示を行う。その後、2秒経過した時点で、40秒キー13dが再度操作されると、「38秒+40秒」で「1分18秒」が表示され、「1分18秒」からカウントダウン表示が行われる。
また、加熱時間としては、加熱時間が加熱終了までの時間表示に加えて、図5に示すように、加熱時間設定キー13を操作して設定されたトータルの加熱時間を別途表示するようにしてもよい。図5は、加熱調理器1の操作パネル10における表示部17の表示例を示す図である。これにより、既に入力した加熱時間を一目で認識できる。したがって、何らかの加熱時間設定キー13を操作して取り敢えず加熱を開始させた後に追加で時間を入力する場合に、トータルの加熱時間を容易に把握することができる。
(4.加熱調理器1の動作)
図6は、加熱調理器1の加熱動作の処理手順を説明するためのフローチャートである。制御部20は、前扉開閉検知部22にて前扉2の開閉が検知されたかを繰り返し判断している(S1)。制御部20は、前扉2の開閉が検知されたと判断すると(S1:YES)、次に、出力UPキー14又は出力DOWNキー15が操作されたかを判断する(S2)。制御部20は、出力UPキー14又は出力DOWNキー15が操作されたと判断すると(S2:YES)、S3に進んで加熱出力をデフォルトから変更し、その後S2に処理を戻す。
一方、制御部20は、S2において出力UPキー14又は出力DOWNキー15が操作されていないと判断すると(S2:NO)、次に、複数の加熱時間設定キー13の何れかが操作されたかを判断する(S4)。制御部20は、S4において複数の加熱時間設定キー13の何れも操作されていないと判断すると(S4:NO)、S2に処理を戻す。S2、S4の判断処理は、S4において複数の加熱時間設定キー13の何れかが操作された判断するまで繰り返し行われる。
制御部20は、S4において加熱時間設定キー13の何れかが操作されたと判断すると(S4:YES)、次に、加熱出力および加熱時間を確定し(S5、S6)、加熱部21を制御して、確定した加熱出力および加熱時間にて加熱を開始する(S7)。
S3にて加熱出力を変更した場合は、S5において、変更後の加熱出力が設定される。S3に進まなかった場合は、S5において、デフォルトの加熱出力が設定される。また、S6においては、S4で操作された加熱時間設定キー13に割り付けられている時間が設定される。例えば、1分キー13gが操作された場合は、加熱時間「1分」が設定される。なお、図6のフローチャートでは、加熱出力を確定してから加熱時間を確定する順序となっているが、加熱時間を確定してから加熱出力を確定する順序であってもよい。
制御部20は、加熱を開始した後も、複数の加熱時間設定キー13の何れかが操作されたかを判断する(S8)。制御部20は、S8において加熱時間設定キー13の何れかが操作されたと判断すると(S8:YES)、続けて、加熱を開始した後、所定時間が経過しているかを判断する(S9)。制御部20は、S9において所定時間は経過していないと判断すると(S9:NO)、S8で操作された加熱時間設定キー13に割り付けられている時間を、それまでに設定されている加熱時間に加算する(S10)。
例えば、それまで設定されている加熱時間が「1分」である場合に、S8にて40秒キー13dが操作された場合、加熱時間(トータル)は「1分40秒」に設定される。表示部17の表示は、加熱時間(トータル)が「1分」から「1分40秒」に切り換わり、加熱調理開始から10秒経過していた場合は、残り時間が「50秒」から「1分30秒」に切り換わる。
制御部20は、S10において加熱時間を加算すると、次に、加熱を開始してから加熱時間(トータル)が経過したかを判断する(S11)。同様に、制御部20は、S8にて何れの加熱時間設定キー13も操作されていないと判断した場合(S10:NO)、および、S9にて所定時間が経過していると判断した場合(S9:YES)も、S11に移行する。
制御部20は、S11で加熱を開始してから加熱時間(トータル)が経過したと判断すると(S11:YES)、加熱部21を制御して、加熱を終了し(S12)、S1に処理を戻す。一方、制御部20は、S11で加熱時間(トータル)が経過していないと判断すると(S11:NO)、S8に処理を戻す。S8、S9、S11の判断処理は、S11において時加熱時間(トータル)が経過した判断されるまで繰り返し行われる。
(5.加熱調理器1の利点)
本実施形態における加熱調理器においては、複数の加熱時間設定キー13(13a~13l)に、本来の機能に加えて、加熱を開始させる機能が追加されている。したがって、デフォルトの加熱出力による加熱であれば、前扉2を開閉して加熱庫3内に加熱対象物を収容した後、何れかの加熱時間設定キー13を操作することで、加熱が開始させることができる。そして、加熱を開始した後に、複数の加熱時間設定キー13を操作することで、加熱時間を追加設定することができる。
つまり、最初に何れかの加熱時間設定キー13を操作して取り敢えず加熱を開始させ、その後、食品(商品)に見合った加熱時間に設定することが可能となる。これにより、少しでも早く加熱を開始することが可能となる。コンビニエンスストア等においては、このような加熱調理器1を用いることで、購入者の待ち時間を短くし、かつ、限られた台数の加熱調理器1を効率良く利用することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態における加熱調理器1Aは、出力変更キーである出力UPキー14および出力DOWNキー15の機能が、加熱が開始されるまでに複数のキー(操作部)に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、キーの機能が変更される。複数の加熱時間設定キー13に加えて、出力UPキー14および出力DOWNキー15の機能も変更される点が、実施形態1の加熱調理器1と異なる。
加熱調理器1Aは、一般の家庭用の加熱調理器での加熱を前提とした商品(例えば、電子レンジで対応のレトルト製品)を加熱するような場合にも、加熱を開始するまでの操作の数を低減して、少しでも早く加熱の開始し得る構成を有している。
前述したように、実施形態1の加熱調理器1においては、デフォルトが1900Wである場合、出力DOWNキー15を操作する毎に、1900Wから1700W、1700から1500W、1500Wから1300Wというように、最小出力200Wまで段階に下げることができる。出力UPキー14も同様に、例えば、最小出力200Wまで下げられた場合は、出力UPキー14を操作する毎に200Wから300W、300から500W、500Wから600Wというように、最大出力1900Wまで段階に上げることができる。
そのため、高出力に設定されているデフォルトから、一般の家庭用の加熱調理器での加熱を前提とした商品に対応した、例えば600Wや500Wまで出力を低下させるためには、出力DOWNキー15を複数回操作する必要があり、その分、加熱開始が遅くなる。
このような課題に鑑み、本実施形態における加熱調理器1Aでは、制御部20が、出力変更キーである出力UPキー14および出力DOWNキー15の機能を、複数の操作にて到達する所定の加熱出力へデフォルトから一度の操作にて到達させる機能に変更する。制御部20は、所定の加熱出力へ到達させた後は、出力UPキー14および出力DOWNキー15の機能を本来の機能に戻す(機能追加変更部25の機能)。
具体的には、出力UPキー14の機能が、操作の都度段階的に加熱出力を上げる本来の機能から、複数の操作にて到達する第1の所定の加熱出力へデフォルトから一度の操作にて到達させる機能に変更される。出力DOWNキー15の機能が、操作の都度段階的に加熱出力を下げる本来の機能から、複数の操作にて到達する第1の所定よりも小さい第2の加熱出力へデフォルトから一度の操作にて到達させる機能に変更される。ここで、第1の所定の加熱出力は例えば600Wであり、第2の所定の加熱出力は例えば500Wである。
このように、出力UPキー14の機能が変更されることで、出力UPキー14を一度操作するだけで加熱出力を600Wに変更することが可能となる。同様に、出力DOWNキー15の機能が変更されることで、出力DOWNキー15を一度操作するだけで加熱出力を500Wに変更することが可能となる。
これにより、一般の家庭用の加熱調理器での加熱を前提とした商品を、加熱出力のデフォルトが高出力に設定されている場合でも、素早く加熱を開始させることができる。
制御部20は、加熱出力が600Wまたは500Wに変更された後は、出力UPキー14および出力DOWNキー15の機能を、本来の機能に戻す(機能追加変更部25の機能)。したがって、出力UPキー14を1回操作して600Wに設定後、出力UPキー14をもう一度操作すると、加熱出力は1段階上の800Wに変更される。出力DOWNキー15でも同様であり、1回操作して500Wに設定後、出力DOWNキー15をもう一度操作すると、加熱出力は1段階下の300Wに変更される。
図7は、実施形態2における加熱調理器1Aの加熱動作の処理手順を説明するためのフローチャートである。制御部20は、前扉開閉検知部22にて前扉2の開閉が検知されたかを繰り返し判断している(S1)。制御部20は、前扉2の開閉が検知されたと判断すると(S1:YES)、次に、出力UPキー14が操作されたかを判断する(S21)。制御部20は、出力UPキーが操作されたと判断すると(S21:YES)、S22に進んで加熱出力をデフォルトから第1の所定出力である600Wに変更し、その後S25に進む。
一方、制御部20は、出力UPキー14が操作されていないと判断すると(S21:NO)、続いて、出力DOWNキー15が操作されたかを判断する(S23)。制御部20は、出力DOWNキーが操作されたと判断すると(S23:YES)、S24に進んで加熱出力をデフォルトから第2の所定出力である500Wに変更し、その後S25に進む。また、制御部20は、出力DOWNキー15が操作されていないと判断すると(S23:NO)、S24を経由することなくS25に進む。
S25では、出力UPキー14又は出力DOWNキー15の追加の操作が成されたかを判断する。S22またはS24を経由した後、出力UPキー14又は出力DOWNキー15が操作された場合に、制御部20は追加の操作が成されたと判断する。制御部20は追加の操作が成されたと判断すると(S25:YES)、S26に進んで加熱出力をS22またはS24でデフォルトから変更済みの600Wまたは500Wに対して段階的に変更(本来の機能)し、その後S25に処理を戻す。
S25において、制御部20は、追加の操作が成されていないと判断すると(S25:NO)、次に、複数の加熱時間設定キー13の何れかが操作されたかを判断する(S4)。制御部20は、S4において複数の加熱時間設定キー13の何れも操作されていないと判断すると(S4:NO)、次に、出力UPキー14又は出力DOWNキー15の少なくとも何れかが操作されたかを判断する(S26)。制御部20は、少なくとも何れかが操作されたと判断すると(S26:YES)、S25に処理を戻す。一方、制御部20は、出力UPキー14も出力DOWNキー15も操作されていないと判断すると(S26:NO)、S21に処理を戻す。
S4において複数の加熱時間設定キー13の何れかが操作されたと判断した以降のS5~S12までの処理は、図6のフローチャートと同じであるので、説明は省略する。また、図7のフローチャートでは、出力UPキー14に対する操作の有無を判断してから出力DOWNキー15に対する操作の有無を判断し順序となっているが、出力DOWNキー15に対する操作の有無の判断を、先に行ってもよい。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態の加熱調理器1Bは、切り換え可能な使用モードとして、業務使用モードと、当該加熱調理器1Bの有する機能が業務使用モードよりも制限された一般使用モードと、を有する。業務使用モードは、コンビニエンスストア等において従業員が通常使用するモードである。業務使用モードに設定されている加熱調理器1Bは、前述した加熱調理器1および加熱調理器1Aと同じであり、加熱出力のデフォルトは家庭用の加熱調理器よりも高く設定されている。
一方、一般使用モードは、加熱調理器がレジ横や飲食可能なブース等に設置され、購入者自身が加熱調理器を操作して購入品の加熱を行うような使用の仕方において設定されるモードである。一般使用モードでは、加熱調理器の設定が許可なく変更されないように、また、高出力の業務用の加熱調理器を操作に不慣れな購入者であっても安全に使用できるように、加熱調理器の一部の機能がロックされる。本実施形態3における加熱調理器1Bは、このように一般使用モードを有している点が、実施形態1における加熱調理器1、実施形態2における加熱調理器1Aと異なる。
業務使用モードにおいて、操作パネル10の加熱スタートキー11(図3参照)は、加熱調理器1および加熱調理器1Aと同様に、中断していた加熱を再開させるキーである。これに対し、一般使用モードにおいては、加熱スタートキー11は加熱を開始させるキーとして使用される。つまり、一般使用モードは、加熱出力をデフォルトから変更する場合は、出力UPキー14および出力DOWNキー15を用いて出力を変更し、その後、複数ある加熱時間設定キー13を用いて加熱時間を設定し、その後、加熱スタートキー11を操作する。これにより、加熱が開始される。
このような使用モードの切り換えは、操作パネル10の設定キー16(図3参照)を用いて行われる。表示部17に、設定されている使用モードを表示するようにしてもよい。
なお、上述した実施形態1~3においては、業務用(業務使用モード)の加熱調理器に対して、加熱が開始されるまでに行われる複数のキーに対する操作の数を低減し得る別の機能を有するように、キーの本来の機能に別の機能を追加もしくは変更する構成とした。しかしながら、本発明は、もちろん一般の家庭用の加熱調理器に適用することも可能である。
また、上述した実施形態1~3においては、複数の加熱時間設定キー13として、時間が細かく割り付けられた12個の加熱時間設定キー13a~13lを例示した。しかしながら、例えば、操作する毎に加熱時間が1分ずつ加算される「1分」キーと、操作する毎に加熱時間が10秒ずつ加算される「10秒」キーの2種類であってもよい。このような場合、加熱時間を設定するまでの操作数は当然多くなるため、本発明による効果をより顕著に得ることができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
加熱調理器1,1A,1B(以下、「装置」と呼ぶ)の機能は、当該装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該装置の各制御ブロック(特に制御部20に含まれる各部)としてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。
この場合、上記装置は、上記プログラムを実行するためのハードウェアとして、少なくとも1つの制御装置(例えばプロセッサ)と少なくとも1つの記憶装置(例えばメモリ)を有するコンピュータを備えている。この制御装置と記憶装置により上記プログラムを実行することにより、上記各実施形態で説明した各機能が実現される。
上記プログラムは、一時的ではなく、コンピュータ読み取り可能な、1または複数の記録媒体に記録されていてもよい。この記録媒体は、上記装置が備えていてもよいし、備えていなくてもよい。後者の場合、上記プログラムは、有線または無線の任意の伝送媒体を介して上記装置に供給されてもよい。
また、上記各制御ブロックの機能の一部または全部は、論理回路により実現することも可能である。例えば、上記各制御ブロックとして機能する論理回路が形成された集積回路も本発明の範疇に含まれる。この他にも、例えば量子コンピュータにより上記各制御ブロックの機能を実現することも可能である。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加熱調理器1は、加熱庫3と、前記加熱庫3内の被加熱物を加熱する加熱部21と、夫々本来の機能を有する複数の操作部(操作パネル10の複数のキー)と、前記加熱部21による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御部(制御部20)と、前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、前記操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更部(制御部20)と、を備える。
本発明の態様2に係る加熱調理器1は、上記態様1において、前記所定の少なくとも一つの操作部は、それぞれに異なる時間が割り付けられ、操作された回数と割り付けられている時間との組み合わせで加熱時間を設定する複数の加熱時間設定キー13であり、前記機能追加変更部は、加熱が開始されるまでの期間、前記複数の加熱時間設定キー13の本来の機能に加えて、加熱を開始する機能を追加し、加熱が開始されると本来の機能に戻し、前記加熱制御部は、加熱を開始した後も、前記複数の加熱時間設定キー13による加熱時間の設定を受け付ける、構成としてもよい。
本発明の態様3に係る加熱調理器1は、上記態様2において、前記加熱制御部は、加熱を開始した後の所定の期間のみ、前記複数の加熱時間設定キーによる加熱時間の設定を受け付ける、構成としてもよい。
本発明の態様4に係る加熱調理器1は、上記態様2又は3において、表示部17を備え、前記表示部17には、加熱終了までの時間と、前記複数の加熱時間設定キー13を用いて設定されたトータルの加熱時間と、が表示される、構成としてもよい。
本発明の態様5に係る加熱調理器1(1A)は、上記態様1から4の何れかにおいて、前記所定の少なくとも一つの操作部は、前記加熱部21の加熱出力を操作される都度段階的に変更する出力変更キーであり、前記機能追加変更部は、前記出力変更キーの本来の機能を、複数の操作にて到達する所定の加熱出力へ一度の操作にて到達させる機能に変更し、前記所定の加熱出力へ到達させた後は、本来の機能に戻す、構成としてもよい。
本発明の態様6に係る加熱調理器1(1A)は、上記態様5において、前記出力変更キーとして、操作される都度段階的に加熱出力を上げる方向に変更する出力上昇キー(出力UPキー14)と、操作される都度段階的に加熱出力を下げる方向に変更する出力下降キー(出力DOWNキー15)と、を備え、前記機能追加変更部は、前記出力上昇キーの本来の機能を、複数の操作にて到達する第1の所定の加熱出力へデフォルトから一度の操作にて到達させる機能に変更し、前記出力下降キーの本来の機能を、複数の操作にて到達する前記第1の所定の加熱出力よりも小さい所定の第2の加熱出力へデフォルトから一度の操作にて到達させる機能に変更する、構成としてもよい。
本発明の態様7に係る加熱調理器1(1A)は、上記態様1から6の何れかにおいて、前記加熱部は、1000Wよりも高い加熱出力で加熱可能である、構成としてもよい。
本発明の態様8に係る加熱調理器1Bは、上記態様1から6の何れかにおいて、切り換え可能な使用モードとして、業務使用モードと、当該加熱調理器の有する機能が前記業務使用モードよりも制限された一般使用モードと、を有する、構成としてもよい。
本発明の態様9に係る加熱調理器の制御方法は、加熱庫3と、前記加熱庫3内の被加熱物を加熱する加熱部21と、夫々本来の機能を有する複数の操作部と、を備える加熱調理器1(1A,1B)の制御方法であって、前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、前記操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更ステップと、前記加熱部による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御ステップと、を含む。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、1A、1B 加熱調理器
2 前扉
3 加熱庫
3a 前面開口部
4 取手
5 コントロールフレーム
6 キャビネット
10 操作パネル
11 加熱スタートキー(操作部)
12 停止・取消キー(操作部)
13 加熱時間設定キー(操作部)
14 出力UPキー(操作部、出力変更キー、出力上昇キー)
15 出力DOWNキー(操作部、出力変更キー、出力上昇キー)
16 設定キー
17 表示部
20 制御部
21 加熱部
22 前扉開閉検知部
24 加熱制御部
25 機能追加変更部

Claims (9)

  1. 加熱庫と、
    前記加熱庫内の被加熱物を加熱する加熱部と、
    夫々本来の機能を有する複数の操作部と、
    前記加熱部による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御部と、
    前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、前記操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更部と、
    を備え
    前記所定の少なくとも一つの操作部は、それぞれに異なる時間が割り付けられ、操作された回数と割り付けられている時間との組み合わせで加熱時間を設定する複数の加熱時間設定キーであり、
    前記機能追加変更部は、加熱が開始されるまでの期間、前記複数の加熱時間設定キーの本来の機能に加えて、加熱を開始する機能を追加し、加熱が開始されると本来の機能に戻し、
    前記加熱制御部は、加熱を開始した後も、前記複数の加熱時間設定キーによる加熱時間の設定を受け付け、操作された加熱時間設定キーそれぞれにおける、割り付けられている前記時間と操作された回数とを掛けた値、を合算することで加熱時間を設定する、ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記加熱制御部は、加熱を開始した後の所定の期間のみ、前記複数の加熱時間設定キーによる加熱時間の設定を受け付ける、ことを特徴とする請求項に記載の加熱調理器。
  3. 表示部を備え、
    前記表示部には、加熱終了までの時間と、前記複数の加熱時間設定キーを用いて設定されたトータルの加熱時間と、が表示される、ことを特徴とする請求項又はに記載の加熱調理器。
  4. 加熱庫と、
    前記加熱庫内の被加熱物を加熱する加熱部と、
    夫々本来の機能を有する複数の操作部と、
    前記加熱部による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御部と、
    前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、前記操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更部と、
    を備え、
    前記所定の少なくとも一つの操作部は、前記加熱部の加熱出力を操作される都度段階的に変更する出力変更キーであり、
    前記機能追加変更部は、前記出力変更キーの本来の機能を、複数の操作にて到達する所定の加熱出力へ一度の操作にて到達させる機能に変更し、前記所定の加熱出力へ到達させた後は、本来の機能に戻す、ことを特徴とする加熱調理器。
  5. 前記出力変更キーとして、
    操作される都度段階的に加熱出力を上げる方向に変更する出力上昇キーと、
    操作される都度段階的に加熱出力を下げる方向に変更する出力下降キーと、を備え、
    前記機能追加変更部は、
    前記出力上昇キーの本来の機能を、複数の操作にて到達する第1の所定の加熱出力へデフォルトから一度の操作にて到達させる機能に変更し、
    前記出力下降キーの本来の機能を、複数の操作にて到達する前記第1の所定の加熱出力よりも小さい所定の第2の加熱出力へデフォルトから一度の操作にて到達させる機能に変更する、ことを特徴とする請求項に記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱部は、1000Wよりも高い加熱出力で加熱可能である、ことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の加熱調理器。
  7. 切り換え可能な使用モードとして、業務使用モードと、当該加熱調理器の有する機能が前記業務使用モードよりも制限された一般使用モードと、を有する、ことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の加熱調理器。
  8. 加熱庫と、
    前記加熱庫内の被加熱物を加熱する加熱部と、
    夫々本来の機能を有する複数の操作部と、を備える加熱調理器の制御方法であって、
    前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、前記操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更ステップと、
    前記加熱部による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御ステップと、
    を含み、
    前記所定の少なくとも一つの操作部は、それぞれに異なる時間が割り付けられ、操作された回数と割り付けられている時間との組み合わせで加熱時間を設定する複数の加熱時間設定キーであり、
    前記機能追加変更ステップでは、加熱が開始されるまでの期間、前記複数の加熱時間設定キーの本来の機能に加えて、加熱を開始する機能を追加し、加熱が開始されると本来の機能に戻し、
    前記加熱制御ステップでは、加熱を開始した後も、前記複数の加熱時間設定キーによる加熱時間の設定を受け付け、操作された加熱時間設定キーそれぞれにおける、割り付けられている前記時間と操作された回数とを掛けた値、を合算することで加熱時間を設定する、ことを特徴とする加熱調理器の制御方法。
  9. 加熱庫と、
    前記加熱庫内の被加熱物を加熱する加熱部と、
    夫々本来の機能を有する複数の操作部と、を備える加熱調理器の制御方法であって、
    前記複数の操作部のうちの所定の少なくとも一つの操作部を、加熱が開始されるまでに前記複数の操作部に対して行われる操作の数を低減し得る別の機能を有するように、前記操作部の機能を追加もしくは変更する機能追加変更ステップと、
    前記加熱部による加熱動作を前記操作部からの入力に応じて制御する加熱制御ステップと、
    を含み、
    前記所定の少なくとも一つの操作部は、前記加熱部の加熱出力を操作される都度段階的に変更する出力変更キーであり、
    前記機能追加変更ステップでは、前記出力変更キーの本来の機能を、複数の操作にて到達する所定の加熱出力へ一度の操作にて到達させる機能に変更し、前記所定の加熱出力へ到達させた後は、本来の機能に戻す、ことを特徴とする加熱調理器の制御方法。
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