JP7689111B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この出願は、2020年3月30日に日本国特許庁に提出された特願2020-060630号に対応しており、この出願の全開示はここに引用により組み込まれる。
本発明は、半導体装置に関する。
特許文献1は、スーパージャンクション構造(以下、単に「SJ構造」という。)を有する半導体装置を開示している。この半導体装置は、半導体チップ、n型のドリフト領およびp型の柱状領域(コラム領域)を含む。ドリフト領域は、半導体チップの表層部に形成されている。柱状領域は、ドリフト領域内に形成され、ドリフト領域との間でSJ構造を形成している。
米国特許出願公開第2011-0018101号明細書
SJ構造では、一定のp型不純物濃度を有するコラム領域がドリフト領域とチャージバランを取ることによって、耐圧の最大化が図られる。チャージバランスが取れた状態とは、コラム領域のp型チャージ量(p型不純物濃度)がドリフト領域のn型チャージ量(n型不純物濃度)と均衡を保っている状態のことを言う。SJ構造では、プロセス誤差に対するコラム領域の許容範囲(つまりプロセスマージン)が極めて狭いため、コラム領域に生じたプロセス誤差に起因して耐圧が大きく低下する。
たとえば、コラム領域の幅が設計値よりも増加した場合、p型チャージ量がn型チャージ量に対して超過した状態になる。この場合、コラム領域の下端部に電界が集中し、耐圧が低下する。一方、コラム領域の幅が設計値よりも減少した場合、n型チャージ量がp型チャージ量に対して超過した状態になる。この場合、コラム領域の上端部に電界が集中し、耐圧が低下する。これらのプロセス誤差は、歩留り低下の原因になる。
そこで、本発明の一実施形態は、プロセス誤差に起因する耐圧の変動を抑制できる半導体装置を提供する。
本発明の一実施形態は、主面を有する半導体チップと、前記主面の表層部に形成された第1導電型のドリフト領域と、前記ドリフト領域内に厚さ方向に延びるコラム状に形成され、下端部、中間部および上端部を有する第2導電型のコラム領域と、を含み、前記コラム領域は、前記下端部および前記中間部の間に形成された低濃度部、ならびに、前記中間部および前記上端部の間に形成された高濃度部を含み、前記低濃度部および前記高濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する補償領域を有している、半導体装置を提供する。
この半導体装置によれば、プロセス誤差に起因してコラム領域の幅が増加したとしても、補償領域の低濃度部によってコラム領域の下端部に対する電界集中を緩和できる。一方、プロセス誤差に起因してコラム領域の幅が減少したとしても、補償領域の高濃度部によってコラム領域の上端部に対する電界集中を緩和できる。これにより、プロセス誤差に起因する耐圧の変動を抑制できる。
本発明の一実施形態は、主面を有する半導体チップと、前記主面の表層部に形成された第1導電型のドリフト領域と、前記ドリフト領域内に厚さ方向に延びるコラム状に形成され、下端部、中間部および上端部を有する第2導電型のコラム領域と、を含み、前記コラム領域は、前記下端部および前記中間部の間に形成された低濃度部、ならびに、前記低濃度部および前記下端部の間に形成された下高濃度部を含み、前記低濃度部および前記下高濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する下補償領域と、前記中間部および前記上端部の間に形成された高濃度部、ならびに、前記高濃度部および前記上端部の間に形成された上低濃度部を含み、前記高濃度部および前記上低濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する上補償領域と、を有している、半導体装置を提供する。
この半導体装置によれば、プロセス誤差に起因してコラム領域の幅が増加したとしても、下補償領域の低濃度部によってコラム領域の下端部における電界集中を緩和できる。一方、プロセス誤差に起因してコラム領域の幅が減少したとしても、上補償領域の高濃度部によってコラム領域の上端部における電界集中を緩和できる。また、この半導体装置によれば、下補償領域および上補償領域によってチャージバランスを補償できる。これにより、プロセス誤差に起因する耐圧の変動を抑制できる。
本発明における上述の、またはさらに他の目的、特徴および効果は、添付図面を参照して説明される実施形態により明らかにされる。
図1は、本発明の実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。 図2は、図1に示す領域IIの拡大図である。 図3は、図2に示すIII-III線に沿う断面図である。 図4は、第1形態例に係るコラム領域の不純物濃度を説明するための図である。 図5は、図4に示すコラム領域が採用されたときのブレークダウン電圧を説明するためのグラフである。 図6は、第2形態例に係るコラム領域の不純物濃度を説明するための図である。 図7は、第2形態例に係るコラム領域が採用されたときのブレークダウン電圧の測定結果を図5に反映させたグラフである。
図1は、本発明の実施形態に係る半導体装置1を示す平面図である。図2は、図1に示す領域IIの拡大図である。図3は、図2に示すIII-III線に沿う断面図である。
図1~図3を参照して、半導体装置1は、絶縁ゲート型トランジスタの一例としてのMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)を含む半導体スイッチングデバイスである。半導体装置1は、直方体形状に形成された半導体チップ2を含む。半導体チップ2は、この形態(this embodiment)では、Si(シリコン)チップからなる。
半導体チップ2は、一方側の第1主面3、他方側の第2主面4、ならびに、第1主面3および第2主面4を接続する第1~第4側面5A~5Dを含む。第1主面3および第2主面4は、それらの法線方向Zから見た平面視(以下、単に「平面視」という。)において四角形状に形成されている。第1側面5Aおよび第2側面5Bは、第1方向Xに延び、第1方向Xに直交する第2方向Yに対向している。第3側面5Cおよび第4側面5Dは、第2方向Yに延び、第1方向Xに対向している。
半導体チップ2は、第1主面3の表層部に形成されたn型(第1導電型)のドリフト領域6を含む。ドリフト領域6は、第1主面3および第1~第4側面5A~5Dの一部から露出している。ドリフト領域6のn型不純物濃度は、1×1015cm-3以上1×1017cm-3以下であってもよい。ドリフト領域6は、この形態では、n型のエピタキシャル層(Siエピタキシャル層)によって形成されている。
ドリフト領域6は、20μm以上100μm以下の厚さを有していてもよい。ドリフト領域6の厚さは、20μm以上40μm以下、40μm以上60μm以下、60μm以上80μm以下、または、80μm以上100μm以下であってもよい。ドリフト領域6の厚さは、45μm以上65μm以下であることが好ましい。
半導体装置1は、ドリフト領域6に対して第2主面4側の領域に形成されたドレイン領域7を含む。ドレイン領域7は、第2主面4および第1~第4側面5A~5Dの一部から露出し、ドリフト領域6に電気的に接続されている。ドレイン領域7は、ドリフト領域6のn型不純物濃度を超えるn型不純物濃度を有している。ドレイン領域7のn型不純物濃度は、略一定であってもよい。ドレイン領域7のn型不純物濃度は、1×1018cm-3以上1×1021cm-3以下であってもよい。ドレイン領域7は、この形態では、n型の半導体基板(Si基板)によって形成されている。
ドレイン領域7の厚さは、10μm以上450μm以下であってもよい。ドレイン領域7の厚さは、10μm以上150μm以下、150μm以上250μm以下、250μm以上350μm以下、または、350μm以上450μm以下であってもよい。ドレイン領域7の厚さは、50μm以上150μm以下であることが好ましい。
半導体チップ2は、ドリフト領域6およびドレイン領域7の間に介在するn型のバッファ領域8をさらに含む。バッファ領域8は、第1~第4側面5A~5Dの一部から露出している。バッファ領域8は、ドリフト領域6およびドレイン領域7の間の濃度遷移領域であり、ドリフト領域6からドレイン領域7に向けてn型不純物濃度が漸増するn型不純物濃度を有している。バッファ領域8は、この形態では、n型のエピタキシャル層(Siエピタキシャル層)によって形成されている。
バッファ領域8は、ドリフト領域6の厚さ未満の厚さを有している。バッファ領域8の厚さは、1μm以上10μm以下であってもよい。バッファ領域8の厚さは、1μm以上2.5μm以下、2.5μm以上5μm以下、5μm以上7.5μm以下、または、7.5μm以上10μm以下であってもよい。
半導体装置1は、第1主面3においてドリフト領域6の表層部に形成されたp型(第2導電型)の複数のベース領域9を含む。ベース領域9のp型不純物濃度(ピーク濃度)は、1×1016cm-3以上1×1018cm-3以下であってもよい。複数のベース領域9は、第1主面3から露出している。複数のベース領域9は、平面視において第1方向Xに延びる帯状にそれぞれ形成され、第2方向Yに間隔を空けて形成されている。これにより、複数のベース領域9は、平面視において全体として第1方向Xに延びるストライプ状に形成されている。複数のベース領域9は、ドリフト領域6の底部から第1主面3側に間隔を空けて形成されている。
複数のベース領域9は、平面視において第1幅W1(ベース幅)をそれぞれ有している。第1幅W1は、平面視においてベース領域9が延びる方向(第1方向X)に直交する方向(第2方向Y)の幅である。第1幅W1は、1μm以上10μm以下であってもよい。第1幅W1は、2μm以上5μm以下であることが好ましい。
半導体装置1は、複数のベース領域9の表層部にそれぞれ形成されたn型の複数のソース領域10を含む。この形態では、2つのソース領域10が、複数のベース領域9の表層部にそれぞれ形成されている。複数のソース領域10は、第1主面3から露出している。複数のソース領域10は、ドリフト領域6のn型不純物濃度を超えるn型不純物濃度をそれぞれ有している。複数のソース領域10のn型不純物濃度(ピーク濃度)は、1×1018cm-3以上1×1021cm-3以下であってもよい。
複数のソース領域10は、平面視において複数のベース領域9の表層部に第1方向Xに延びる帯状にそれぞれ形成され、第2方向Yに間隔を空けて形成されている。複数のソース領域10は、ベース領域9の底部から第1主面3側に間隔を空けて形成されている。複数のソース領域10は、対応するベース領域9内において当該ベース領域9の縁部から間隔を空けて形成されている。これにより、複数のソース領域10は、対応するベース領域9の表層部においてドリフト領域6とチャネル領域11を画定している。
半導体装置1は、複数のベース領域9の表層部において複数のソース領域10とは異なる領域にそれぞれ形成されたp型の複数のコンタクト領域12を含む。この形態では、1つのコンタクト領域12が、複数のベース領域9の表層部において2つのソース領域10の間の領域にそれぞれ形成されている。複数のコンタクト領域12は、ベース領域9のp型不純物濃度を超えるp型不純物濃度を有している。複数のコンタクト領域12のp型不純物濃度(ピーク濃度)は、1×1018cm-3以上1×1021cm-3以下であってもよい。
複数のコンタクト領域12は、平面視において第1方向Xに延びる帯状にそれぞれ形成されている。複数のコンタクト領域12は、ベース領域9の底部から第1主面3側に間隔を空けて形成されている。各ベース領域9内におけるコンタクト領域12の個数は任意であり、複数のコンタクト領域12が各ベース領域9の表層部に間隔を空けて形成されていてもよい。
半導体装置1は、ドリフト領域6内に形成されたp型の複数のコラム領域20を含む。複数のコラム領域20は、ドリフト領域6との間でpn接合部をそれぞれ形成している。これにより、複数のコラム領域20は、ドリフト領域6との間でスーパージャンクション構造(以下、単に「SJ構造」という。)を形成している。
複数のコラム領域20は、複数のベース領域9の直下の領域にドリフト領域6の厚さ方向(法線方向Z)に延びるコラム状にそれぞれ形成されている。複数のコラム領域20は、ドリフト領域6の厚さ方向に関して、1対1対応の関係で複数のベース領域9にそれぞれ対向している。複数のコラム領域20は、平面視において第1方向Xに延びる帯状にそれぞれ形成され、第2方向Yに間隔を空けて形成され、これにより、複数のベース領域9は、平面視において全体として第1方向Xに延びるストライプ状に形成されている。
複数のコラム領域20は、平面視において1μm以上15μm以下のピッチPで形成されていてもよい。ピッチPは、3μm以上10μm以下であることが好ましい。複数のコラム領域20は、厚さ方向(法線方向Z)に関して、10μm以上100μm以下の厚さを有していてもよい。複数のコラム領域20は、20μm以上80μm以下の厚さを有していることが好ましい。複数のコラム領域20は、ドリフト領域6の厚さ未満の厚さを有していることが好ましい。
複数のコラム領域20は、平面視においてベース領域9の第1幅W1未満の第2幅W2(コラム幅)をそれぞれ有している。第2幅W2は、平面視においてコラム領域20が延びる方向(第1方向X)に直交する方向(第2方向Y)の幅(最も広い部分の幅である。)である。第2幅W2は、1μm以上8μm以下であってもよい。第1幅W1は、1μm以上5μm以下であることが好ましい。
複数のコラム領域20は、法線方向Zに関して、下端部21、中間部22および上端部23をそれぞれ有している。コラム領域20の下端部21は、ドリフト領域6の底部から第1主面3側(上端部23側)に間隔を空けて形成されている。下端部21は、ドリフト領域6の一部を挟んでドレイン領域7(バッファ領域8)に対向している。コラム領域20の上端部23は、ベース領域9に接続されている。コラム領域20は、ベース領域9の一部を挟んでコンタクト領域12に対向している。
複数のコラム領域20は、ドリフト領域6の厚さ方向(法線方向Z)にコラム状に積層された複数(この形態では10個)の不純物領域24を含む積層構造をそれぞれ有している。以下、10個の不純物領域24を第1~第10不純物領域24A~24Jという。第1~第10不純物領域24A~24Jは、ドリフト領域6側からベース領域9側に向けてこの順に積層されている。複数の第1~第10不純物領域24A~24Jは、互いに接続されるように積層され、全体として1つのコラム領域20を形成している。
複数のコラム領域20の下端部21は、最下の第1不純物領域24Aによってそれぞれ形成されている。複数のコラム領域20の上端部23は、最上の第10不純物領域24Jによってそれぞれ形成されている。複数のコラム領域20の中間部22は、最下の第1不純物領域24Aおよび最上の第10不純物領域24Jの中間に位置する1つまたは2つの不純物領域24(この形態では第5~第6不純物領域24E~24F)によってそれぞれ形成されている。
複数の第1~第10不純物領域24A~24Jのp型不純物濃度(ピーク濃度)は、1×1015cm-3以上1×1018cm-3以下であってもよい。つまり、複数のコラム領域20は、厚さ方向に関して、複数の第1~第10不純物領域24A~24Jによって形成された複数のピーク濃度をそれぞれ有している。第1~第10不純物領域24A~24Jは、厚さ方向(法線方向Z)に関して、2μm以上10μm以下の厚さをそれぞれ有していることが好ましい。
不純物領域24の個数は、コラム領域20の厚さに応じて調整される。不純物領域24の個数は任意であるが、5個以上20個以下であることが好ましい。複数の不純物領域24は、p型不純物の導入工程およびエピタキシャル成長工程を交互に行うマルチエピタキシャル成長法によって形成されていてもよい。
半導体装置1は、第1主面3の上に形成された複数のプレーナゲート構造25(ゲート構造)を含む。複数のプレーナゲート構造25は、第1方向Xに延びる帯状にそれぞれ形成され、第2方向Yに間隔を空けて形成されている。これにより、複数のプレーナゲート構造25は、平面視において全体として第1方向Xに延びるストライプ状に形成されている。
複数のプレーナゲート構造25は、第1主面3の上においてチャネル領域11を被覆するように、近接する2つのベース領域9の周縁部にそれぞれ跨っている。複数のプレーナゲート構造25は、平面視において複数のコラム領域20から間隔を空けて形成されている。複数のプレーナゲート構造25は、平面視において複数のコラム領域20に重なっていないことが好ましい。
複数のプレーナゲート構造25は、ゲート絶縁膜26およびゲート電極27を含む積層構造をそれぞれ有している。各ゲート絶縁膜26は、近接する2つのベース領域9の周縁部に跨がり、ドリフト領域6、チャネル領域11およびソース領域10を被覆している。ゲート絶縁膜26は、酸化シリコン、窒化シリコンおよび酸化アルミニウムのうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。ゲート絶縁膜26は、この形態では、酸化シリコン膜からなる単層構造を有している。
各ゲート電極27は、近接する2つのベース領域9の周縁部に跨がるようにゲート絶縁膜26の上に形成され、ゲート絶縁膜26を挟んでドリフト領域6、チャネル領域11およびソース領域10に対向している。ゲート電極27は、導電性ポリシリコン、タングステン、アルミニウム、銅、アルミニウム合金および銅合金のうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。ゲート電極27は、この形態では、導電性ポリシリコンを含む。導電性ポリシリコンは、n型ポリシリコンまたはp型ポリシリコンであってもよい。
半導体装置1は、第1主面3の上において複数のプレーナゲート構造25を被覆する層間絶縁膜30を含む。層間絶縁膜30は、酸化シリコンを含んでいてもよい。層間絶縁膜30は、複数のコンタクト孔31を有している。複数のコンタクト孔31は、ソース領域10およびコンタクト領域12を露出させる複数のソースコンタクト孔を含む。また、複数のコンタクト孔31は、図示しない領域において、複数のプレーナゲート構造25のゲート電極27を露出させる複数のゲートコンタクト孔を含む。
図1および図3を参照して、半導体装置1は、層間絶縁膜30の上に形成されたゲート端子32およびソース端子33を含む。ゲート端子32は、この形態では、本体部32Aおよびフィンガー部32Bを含む。本体部32Aは、層間絶縁膜30の上において第1側面5Aの中央部側に配置されている。本体部32Aは、平面視において四角形状に形成されていてもよい。本体部32Aの配置は任意であり、平面視において半導体チップ2の任意の角部側に配置されていてもよい。
フィンガー部32Bは、ゲート端子32から任意の領域に向けて帯状に引き出されている。フィンガー部32Bは、この形態では、平面視においてゲート端子32から第1側面5A、第3側面5Cおよび第4側面5Dに沿って帯状に延び、半導体チップ2の内方領域を3方向から区画している。フィンガー部32Bは、層間絶縁膜30の上から複数のコンタクト孔31に入り込み、複数のゲート電極27に電気的に接続されている。
ソース端子33は、層間絶縁膜30の上においてゲート端子32から間隔を空けてゲート端子32によって区画された領域に配置されている。ソース端子33は、層間絶縁膜30の上から複数のコンタクト孔31に入り込み、複数のソース領域10および複数のコンタクト領域12に電気的に接続されている。
ゲート端子32およびソース端子33は、半導体チップ2側からこの順に積層されたバリア電極膜34および主電極膜35を含む積層構造をそれぞれ有していてもよい。バリア電極膜34は、Ti膜およびTiN膜のうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。主電極膜35は、純Al膜、純Cu膜、AlSi合金膜、AlCu合金膜およびAlSiCu合金膜のうちの少なくとも1つをそれぞれ含んでいてもよい。ゲート端子32およびソース端子33の外面には、めっき膜がそれぞれ形成されていてもよい。めっき膜は、Ni膜、Pd膜およびAu膜のうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。
半導体装置1は、第2主面4の上に形成されたドレイン端子36を含む。ドレイン端子36は、ドレイン領域7に電気的に接続されている。ドレイン端子36は、Ti膜、Ni膜、Au膜、Ag膜およびAl膜のうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。
次に、図4を参照して、複数のコラム領域20のp型不純物濃度が具体的に説明される。複数のコラム領域20は同様の構造を有しているので、以下では1つのコラム領域20の構造の例が説明される。図4において、紙面左側には1つのコラム領域20を含む領域が示され、紙面右側にはコラム領域20のp型不純物濃度の濃度勾配が示されている。コラム領域20の濃度勾配は、具体的には、複数の第1~第10不純物領域24A~24Jのピーク濃度によって形成されている。
図4には、一定値からなるチャージバランス濃度Icbが2点鎖線によって示されている。チャージバランス濃度Icbとは、コラム領域20が理想的な形態でドリフト領域6とチャージバランスを取る濃度である。チャージバランスは、ドリフト領域6のn型チャージ量(n型不純物濃度)およびコラム領域20のp型チャージ量(p型不純物濃度)のバランスである。チャージバランスが取れた状態とは、ドリフト領域6のn型チャージ量およびコラム領域20のp型チャージ量のバランスが保たれている状態のことを言う。コラム領域20をチャージバランス濃度Icbで形成した場合、半導体装置1の耐圧(具体的にはブレークダウン電圧BVDSS)が理論上の最大値になる。
図4を参照して、コラム領域20は、下端部21および上端部23の間に形成された補償領域40を含む。補償領域40は、具体的には、下端部21側の低濃度部41、および、上端部23側の高濃度部42を含む。低濃度部41は、下端部21および中間部22の間で比較的低いp型不純物濃度を有する領域である。高濃度部42は、中間部22および上端部23の間で比較的高いp型不純物濃度を有する領域である。高濃度部42は、低濃度部41のp型不純物濃度を超えるp型不純物濃度を有している。補償領域40は、低濃度部41および高濃度部42の間のp型不純物濃度範囲においてチャージバランスを補償する。
低濃度部41は、この形態では、チャージバランス濃度Icb未満のp型不純物濃度を有している。低濃度部41は、コラム領域20の平均濃度Iav未満のp型不純物濃度を有していてもよい。平均濃度Iavは、チャージバランス濃度Icbの±5%の範囲内に設定されることが好ましい。平均濃度Iavは、チャージバランス濃度Icbと等しくてもよい。低濃度部41のp型不純物濃度は、チャージバランス濃度Icb(または平均濃度Iav)の85%以上100%未満の範囲(好ましくは95%以上100%未満)に設定されてもよい。
低濃度部41は、この形態では、下端部21および中間部22の間の全域に形成されている。つまり、低濃度部41は、第1~第5不純物領域24A~24Eによって形成されている。第1~第5不純物領域24A~24Eのピーク濃度は、下端部21から中間部22に向けて漸増している。
したがって、低濃度部41は、下端部21から中間部22に向けてp型不純物濃度が増加(具体的には漸増)する濃度勾配を有している。中間部22側のp型不純物濃度が下端部21側のp型不純物濃度を超えているという条件を具備する限り、第1~第5不純物領域24B~24Eのうちの少なくとも2つが等しいp型不純物濃度(ピーク濃度)を有していてもよい。
高濃度部42は、この形態では、チャージバランス濃度Icbを超えるp型不純物濃度を有している。高濃度部42は、平均濃度Iavを超える値に設定されていてもよい。高濃度部42のp型不純物濃度は、チャージバランス濃度Icb(または平均濃度Iav)の100%を超えて115%以下の範囲(好ましくは100%を超えて105%以下の範囲)に設定されてもよい。
高濃度部42は、この形態では、中間部22および上端部23の間の全域に形成されている。つまり、高濃度部42は、第6~第10不純物領域24F~24Jによって形成されている。第6~第10不純物領域24F~24Jのピーク濃度は、中間部22から上端部23に向けて漸増している。したがって、高濃度部42は、中間部22から上端部23に向けてp型不純物濃度が増加(具体的には漸増)する濃度勾配を有している。
第6~第10不純物領域24F~24Jのピーク濃度は、この形態では、第1~第5不純物領域24A~24E(つまり、低濃度部41)から連続的に漸増している。したがって、高濃度部42は、低濃度部41から連続的にp型不純物濃度が増加する濃度勾配を有している。上端部23側のp型不純物濃度が中間部22側のp型不純物濃度を超えているという条件を具備する限り、第6~第10不純物領域24F~24Jのうちの少なくとも2つが等しいp型不純物濃度(ピーク濃度)を有していてもよい。
このように、補償領域40は、この形態では、下端部21から上端部23に向けてp型不純物濃度が増加(具体的には漸増)する濃度勾配を有している。また、補償領域40の濃度勾配は、低濃度部41からチャージバランス濃度Icbを横切って高濃度部42に至っている。つまり、第1形態例に係るコラム領域20には、補償領域40によって下端部21および上端部23の間にチャージバランス濃度Icbからずれた濃度勾配が導入されている。
図5は、図4に示すコラム領域20が採用されたときのブレークダウン電圧BVDSS(実測)を説明するためのグラフである。図5において、縦軸はブレークダウン電圧BVDSS[V]を示し、横軸はコラム領域20の第2幅W2[μm]を示している。ブレークダウン電圧BVDSSおよび第2幅W2の関係は、コラム領域20に生じるプロセス誤差を示している。図5には、第1折れ線L1(2点鎖線)および第2折れ線L2(実線)が示されている。
第1折れ線L1は、一定のチャージバランス濃度Icbを有するコラム領域20(以下、単に「比較例に係るコラム領域20」という。)を形成した場合の結果を示している。比較例に係るコラム領域20において、ブレークダウン電圧BVDSSが最大化される第2幅W2の設計値は1.5μm程度である。第2折れ線L2は、補償領域40を有するコラム領域20(第1形態例に係るコラム領域20)を形成した場合の結果を示している。第1形態例に係るコラム領域20において、ブレークダウン電圧BVDSSが最大化される第2幅W2の設計値は1.42μm程度である。
第1折れ線L1を参照して、比較例に係るコラム領域20の場合、設計値通りに第2幅W2が形成された場合、比較的高いブレークダウン電圧BVDSSを実現できた。しかし、第2幅W2が設計値からずれると、ブレークダウン電圧BVDSSは急激に低下した。この結果から、比較例に係るコラム領域20によれば、比較的高いブレークダウン電圧BVDSSを実現できる一方、第2幅W2のプロセス誤差に対するブレークダウン電圧BVDSSの変化量が極めて大きいことが分かった。
一方、第2折れ線L2を参照して、第1形態例に係るコラム領域20の場合、ブレークダウン電圧BVDSSの上昇量は小さくなったが、プロセス誤差に起因するブレークダウン電圧BVDSSの急激な低下は抑制された。つまり、第1形態例に係るコラム領域20によれば、比較例に係るコラム領域20と比較して、ブレークダウン電圧BVDSSは低下するが、プロセス誤差に起因するブレークダウン電圧BVDSSの変化量は緩慢になることが分かった。
比較例に係るコラム領域20では、第2幅W2が設計値よりも増加した場合、コラム領域20のp型チャージ量がドリフト領域6のn型チャージ量に対して超過した状態になる。この場合、コラム領域20の下端部21に電界が集中し、ブレークダウン電圧BVDSSが低下する。一方、第2幅W2が設計値よりも減少した場合、ドリフト領域6のn型チャージ量がコラム領域20のp型チャージ量に対して超過した状態になる。この場合、コラム領域20の上端部23に電界が集中し、ブレークダウン電圧BVDSSが低下する。
これに対して、第1形態例に係るコラム領域20は、下端部21および上端部23の間の領域に、チャージバランス濃度Icbからずれた濃度勾配を有する補償領域40を含む。補償領域40は、具体的には、下端部21側の低濃度部41および上端部23側の高濃度部42を含み、低濃度部41および高濃度部42の間のp型不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する。
第1形態例に係るコラム領域20の場合、厚さ方向全域でチャージバランスを取る構造ではないため、比較例に係るコラム領域20と比較すると、ブレークダウン電圧BVDSSは低下する。しかし、補償領域40の低濃度部41は、電界が集中し易い下端部21および中間部22の間の領域に形成され、比較的低いp型不純物濃度を有している。一方、補償領域40の高濃度部42は、電界が集中し易い中間部22および下端部21の間の領域に形成され、比較的高いp型不純物濃度を有している。
したがって、プロセス誤差に起因して第2幅W2が設計値よりも増加したとしても、低濃度部41によって下端部21に対する電界集中を緩和できる。また、プロセス誤差に起因して第2幅W2が設計値よりも減少したとしても、高濃度部42によって上端部23に対する電界集中を緩和できる。その結果、第2幅W2のプロセス誤差に起因するブレークダウン電圧BVDSSの変動を抑制できる。よって、一定値以上のブレークダウン電圧BVDSSを有する半導体装置1を安定して製造できる。
図6は、第2形態例に係るコラム領域20のp型不純物濃度を説明するための図である。図6において、紙面左側には1つのコラム領域20を含む領域が示され、紙面右側にはコラム領域20のp型不純物濃度の勾配が示されている。コラム領域20の濃度勾配は、具体的には、複数の第1~第10不純物領域24A~24Jのピーク濃度によって形成されている。図6には、チャージバランス濃度Icbが2点鎖線によって示されている。
コラム領域20は、下端部21側の下補償領域50、および、上端部23側の上補償領域51を含む。コラム領域20は、さらに、下補償領域50および上補償領域51の間に形成された補償領域52を含む。以下、下補償領域50、上補償領域51および補償領域52の説明が順になされる。
下補償領域50は、下端部21および中間部22の間の領域に形成されている。下補償領域50は、具体的には、中間部22から下端部21側に間隔を空けて下端部21側の領域に形成されている。下補償領域50は、この形態では、第1~第3不純物領域24A~24Cによって形成されている。
下補償領域50は、下端部21および中間部22の間に形成された低濃度部53、ならびに、低濃度部53および下端部21の間に形成された下高濃度部54を含む。下高濃度部54は、低濃度部53よりも下端部21側で低濃度部53のp型不純物濃度を超えるp型不純物濃度を有する領域である。つまり、下補償領域50は、コラム領域20の下端部21側の領域に形成された濃度増加領域からなる。下補償領域50は、低濃度部53および下高濃度部54の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する。
低濃度部53は、少なくとも下端部21から中間部22側に間隔を空けて形成されている。低濃度部53は、この形態では、中間部22から下端部21側に間隔を空けて形成されている。低濃度部53は、中間部22に重なっていてもよい。低濃度部53は、この形態では、第2~第3不純物領域24B~24Cのp型不純物濃度(ピーク濃度)を有している。
第2~第3不純物領域24B~24Cのp型不純物濃度(ピーク濃度)は、この形態では、チャージバランス濃度Icb未満である。したがって、低濃度部53は、この形態では、チャージバランス濃度Icb未満のp型不純物濃度を有している。低濃度部53は、コラム領域20の平均濃度Iav未満の値に設定されていてもよい。平均濃度Iavは、チャージバランス濃度Icbの±5%の範囲内に設定されることが好ましい。平均濃度Iavは、チャージバランス濃度Icbと等しくてもよい。
低濃度部53のp型不純物濃度は、たとえば、チャージバランス濃度Icb(または平均濃度Iav)の85%以上100%未満の範囲(好ましくは95%以上100%未満の範囲)に設定されてもよい。低濃度部53は、コラム領域20の濃度勾配において、最小値となるp型不純物濃度を有していることが好ましい。この構造によれば、下端部21に対する電界集中を適切に抑制できる。
下高濃度部54は、コラム領域20の最下端に形成されている。下高濃度部54は、この形態では、第1~第2不純物領域24A~24Bのp型不純物濃度(ピーク濃度)を有している。第1不純物領域24Aのp型不純物濃度(ピーク濃度)は、この形態では、チャージバランス濃度Icbを超えている。したがって、下高濃度部54は、この形態では、チャージバランス濃度Icbを超えるp型不純物濃度を有している。下高濃度部54は、平均濃度Iavを超える値に設定されていてもよい。
下高濃度部54のp型不純物濃度は、チャージバランス濃度Icb(または平均濃度Iav)の100%を超えて115%以下の範囲(好ましくは100%を超えて105%以下の範囲)に設定されてもよい。下高濃度部54は、コラム領域20の濃度勾配において、最大値未満のp型不純物濃度を有していることが好ましい。この構造によれば、下端部21に対する電界集中を適切に抑制できる。
第2不純物領域24Bは、この形態では、第1不純物領域24Aのp型不純物濃度(ピーク濃度)および第3不純物領域24Cのp型不純物濃度(ピーク濃度)の間のp型不純物濃度(ピーク濃度)を有している。これにより、下補償領域50は、低濃度部53から下高濃度部54に向けてp型不純物濃度が増加(具体的には漸増)する濃度勾配を有している。また、下補償領域50は、低濃度部53からチャージバランス濃度Icbを横切って下高濃度部54に至る濃度勾配を有している。
下補償領域50を構成する不純物領域24の個数は、コラム領域20を構成する不純物領域24の個数によっても異なるが、2個以上5個以下であることが好ましい。下補償領域50が3個以上の不純物領域24を含む場合、下高濃度部54のp型不純物濃度が低濃度部53のp型不純物濃度を超えているという条件を具備する限り、3個以上の不純物領域24のうちの少なくとも2つは、等しいp型不純物濃度(ピーク濃度)を有していてもよい。たとえば、第2不純物領域24Bは、第1不純物領域24Aおよび第3不純物領域24Cのいずれか一方のp型不純物濃度と等しいp型不純物濃度を有していてもよい。
上補償領域51は、中間部22および上端部23の間の領域に形成されている。上補償領域51は、具体的には、中間部22から上端部23側に間隔を空けて上端部23側の領域に形成されている。上補償領域51は、この形態では、第6~第10不純物領域24F~24Jによって形成されている。
上補償領域51は、具体的には、中間部22および上端部23の間に形成された高濃度部55、ならびに、高濃度部55および上端部23の間に形成された上低濃度部56を含む。上低濃度部56は、高濃度部55よりも上端部23側で高濃度部55のp型不純物濃度未満のp型不純物濃度を有する領域である。つまり、上補償領域51は、コラム領域20の上端部23側の領域に形成された濃度減少領域からなる。上補償領域51は、高濃度部55および上低濃度部56の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する。
高濃度部55は、少なくとも上端部23から中間部22側に間隔を空けて形成されている。高濃度部55は、中間部22から上端部23側に間隔を空けて形成されていてもよい。低濃度部53が中間部22から下端部21に間隔を空けて形成されている場合、高濃度部55は、中間部22に重なっていてもよい。高濃度部55は、この形態では、第6~第9不純物領域24F~24Iのp型不純物濃度(ピーク濃度)を有している。
高濃度部55は、この形態では、チャージバランス濃度Icbを超えるp型不純物濃度を有している。高濃度部55は、平均濃度Iavを超える値に設定されていてもよい。高濃度部55のp型不純物濃度は、たとえば、チャージバランス濃度Icb(または平均濃度Iav)の100%を超えて115%以下の範囲(好ましくは100%を超えて105%以下の範囲)に設定されてもよい。
高濃度部55は、コラム領域20の濃度勾配において、最大値となるp型不純物濃度を有していることが好ましい。つまり、高濃度部55は、下高濃度部54のp型不純物濃度を超えるp型不純物濃度を有していることが好ましい。この構造によれば、上端部23に対する電界集中を適切に抑制できる。高濃度部55は、p型不純物濃度(ピーク濃度)が最大値に設定された複数(この形態では3個)の第6~第8不純物領域24F~24Hを含む。高濃度部55において、最大値に設定される不純物領域24の個数は任意であり、1個以上であればよい。
上低濃度部56は、コラム領域20の最上端に形成されている。上低濃度部56は、この形態では、第9~第10不純物領域24I~24Jのp型不純物濃度(ピーク濃度)を有している。第10不純物領域24Jは、この形態では、チャージバランス濃度Icb未満のp型不純物濃度を有している。したがって、上低濃度部56は、この形態では、チャージバランス濃度Icb未満のp型不純物濃度を有している。上低濃度部56は、平均濃度Iav未満の値に設定されていてもよい。
上低濃度部56のp型不純物濃度は、たとえば、チャージバランス濃度Icb(または平均濃度Iav)の85%以上100%未満の範囲(好ましくは95%以上100%未満の範囲)に設定されてもよい。上低濃度部56は、コラム領域20の濃度勾配において、最小値を超えて最大値未満のp型不純物濃度を有していることが好ましい。つまり、上低濃度部56は、低濃度部53のp型不純物濃度を超えて、高濃度部55のp型不純物濃度未満のp型不純物濃度を有していることが好ましい。この構造によれば、上端部23に対する電界集中を適切に抑制できる。
コラム領域20の上端部23は、電流の流入路になるため、電流密度(つまり電界)が特に高まり易い。したがって、上低濃度部56は、高濃度部55の厚さ未満の厚さを有していることが好ましい。つまり、上低濃度部56が上補償領域51に占める割合は、高濃度部55が上補償領域51に占める割合未満であることが好ましい。この構造によれば、上低濃度部56の導入に伴って減少したp型不純物濃度が高濃度部55によって補完される。これにより、上端部23における電界集中を適切に緩和できる。
第9不純物領域24Iは、この形態では、第8不純物領域24Iのp型不純物濃度(ピーク濃度)および第10不純物領域24Jのp型不純物濃度(ピーク濃度)の間のp型不純物濃度(ピーク濃度)を有している。これにより、上補償領域51は、高濃度部55から上低濃度部56に向けてp型不純物濃度が減少(具体的には漸減)する濃度勾配を有している。
また、上補償領域51は、高濃度部55からチャージバランス濃度Icbを横切って上低濃度部56に至る濃度勾配を有している。つまり、上補償領域51は、上端部23側において下補償領域50のp型不純物濃度範囲(濃度勾配)に重複したp型不純物濃度範囲(濃度勾配)を有している。
上補償領域51を構成する不純物領域24の個数は、コラム領域20を構成する不純物領域24の個数によっても異なるが、2個以上5個以下であることが好ましい。上補償領域51が3個以上の不純物領域24を含む場合、上低濃度部56のp型不純物濃度が高濃度部55のp型不純物濃度未満であるという条件を具備する限り、3個以上の不純物領域24のうちの少なくとも2つは、等しいp型不純物濃度(ピーク濃度)を有していてもよい。たとえば、第9不純物領域24Iは、第8不純物領域24Hおよび第10不純物領域24Jのいずれか一方のp型不純物濃度と等しいp型不純物濃度を有していてもよい。
補償領域52は、低濃度部53および高濃度部55を含む。つまり、補償領域52は、コラム領域20の中間領域に形成された濃度増加領域からなる。補償領域52は、低濃度部53(下補償領域50)および高濃度部55(上補償領域51)の間でチャージバランスを補償する。
補償領域52は、この形態では、第3~第6不純物領域24C~24Fのp型不純物濃度(ピーク濃度)を有している。この形態では、第6~第8不純物領域24F~24Hが等しい不純物濃度を有しているので、補償領域52は、第7~第8不純物領域24G~24Hを含んでいてもよい。第4~第5不純物領域24D~24Eのp型不純物濃度(ピーク濃度)は、低濃度部53から高濃度部55に向けて増加(具体的には漸増)している。これにより、補償領域52は、低濃度部53から高濃度部55に向けてp型不純物濃度が増加(具体的には漸増)するように形成されている。
補償領域52は、低濃度部53からチャージバランス濃度Icbを横切って高濃度部55に至る濃度勾配を有している。つまり、補償領域52は、下補償領域50のp型不純物濃度範囲(濃度勾配)および上補償領域51のp型不純物濃度範囲(濃度勾配)に重複したp型不純物濃度範囲(濃度勾配)を有している。
補償領域52内の不純物領域24の個数は、不純物領域24の個数によっても異なるが、2個以上10個以下であることが好ましい。補償領域52が3個以上の不純物領域24を含む場合、高濃度部55のp型不純物濃度が低濃度部53のp型不純物濃度を超えているという条件を具備する限り、3個以上の不純物領域24のうちの少なくとも2つは、等しいp型不純物濃度(ピーク濃度)を有していてもよい。たとえば、第4~第5不純物領域24D~24Eは、等しいp型不純物濃度を有していてもよい。
このように、第2形態例に係るコラム領域20には、下補償領域50、補償領域52および上補償領域51によって下端部21および上端部23の間にチャージバランス濃度Icbからずれた濃度勾配が導入されている。したがって、第2形態例に係るコラム領域20では、厚さ方向の全域においてチャージバランスが取れた状態にはならない。第2形態例に係るコラム領域20では、ドリフト領域6とのチャージバランスが、下補償領域50、補償領域52および上補償領域51の3箇所によって補償される。
図7は、第2形態例に係るコラム領域20が採用されたときのブレークダウン電圧BVDSS(実測)の測定結果を図5に反映させたグラフである。図7において、縦軸はブレークダウン電圧BVDSSを示し、横軸はコラム領域20の第2幅W2を示している。図7は、コラム領域20に生じるプロセス誤差を示している。
図7には、前述の第1折れ線L1(2点鎖線)および第2折れ線L2(実線)に加え、第3折れ線L3(太線)が示されている。第3折れ線L3は、第2形態例に係るコラム領域20を形成した場合の結果を示している。第2形態例に係るコラム領域20において、ブレークダウン電圧BVDSSが最大化される第2幅W2の設計値は1.42μm程度である。
第3折れ線L3を参照して、第2形態例に係るコラム領域20の場合、比較例に係るコラム領域20と比較して、ブレークダウン電圧BVDSSが低下したが、プロセス誤差に起因するブレークダウン電圧BVDSSの変化量は緩慢になった。
一方、第2形態例に係るコラム領域20の場合、第1形態例に係るコラム領域20と比較して、プロセス誤差に起因するブレークダウン電圧BVDSSの変化量が急峻になったが、ブレークダウン電圧BVDSSは向上した。このように、第2形態例に係るコラム領域20によれば、ブレークダウン電圧BVDSSの低下を抑制しながら、プロセス誤差に起因するブレークダウン電圧BVDSSの変動を抑制できることが分かった。
第2形態例に係るコラム領域20は、下端部21側の下補償領域50、および、上端部23側の上補償領域51を含む。下補償領域50は、下端部21および中間部22の間に形成された低濃度部53、ならびに、低濃度部53および下端部21の間に形成された下高濃度部54を含む。一方、上補償領域51は、中間部22および上端部23の間に形成された高濃度部55、ならびに、高濃度部55および上端部23の間に形成された上低濃度部56を含む。
下補償領域50は、電界が集中し易い下端部21および中間部22の間に比較的低いp型不純物濃度を有する低濃度部53を含む。したがって、プロセス誤差に起因して第2幅W2が設計値よりも増加したとしても、低濃度部53によって下端部21に対する電界集中を緩和できる。
一方、上補償領域51は、電界が集中し易い中間部22および下端部21の間に比較的高いp型不純物濃度を有する高濃度部55を含む。したがって、プロセス誤差に起因して第2幅W2が設計値よりも減少したとしても、高濃度部55によって上端部23に対する電界集中を緩和できる。その結果、第2幅W2のプロセス誤差に起因するブレークダウン電圧BVDSSの変動を抑制できる。
また、下補償領域50は、低濃度部53に対して下端部21側に位置する下高濃度部54を有している。下補償領域50は、低濃度部53および下高濃度部54の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する。一方、上補償領域51は、高濃度部55に対して上端部23側に位置する上低濃度部56を有している。上補償領域51は、高濃度部55および上低濃度部56の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する。
したがって、第2形態例に係るコラム領域20によれば、下端部21側の下補償領域50、および、上端部23側の上補償領域51によってチャージバランスを取ることができる。その結果、ブレークダウン電圧BVDSSの低下を抑制しながら、第2幅W2のプロセス誤差に起因するブレークダウン電圧BVDSSの変動を抑制できる。よって、一定値以上のブレークダウン電圧BVDSSを有する半導体装置1を安定して製造できる。
第2形態例に係るコラム領域20は、さらに、下補償領域50および上補償領域51の間に介在する補償領域52を含む。補償領域52は、下補償領域50および上補償領域51の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する。これにより、下補償領域50、上補償領域51および補償領域52の3箇所でチャージバランスを補償できる。よって、ブレークダウン電圧BVDSSの低下を適切に抑制しながら、第2幅W2のプロセス誤差に起因するブレークダウン電圧BVDSSの変動を適切に抑制できる。
本発明は、さらに他の形態で実施できる。たとえば、前述の実施形態では、SJ構造を有するMISFETが形成された例が説明された。しかし、第1~第2形態例に係るコラム領域20は、MISFETに限らず、Sj構造を有する種々のデバイスに適用できる。第1~第2形態例に係るコラム領域20は、たとえば、SJ構造を有するSBD(Schottky Barrier Diode)に適用されてもよい。
前述の実施形態では、半導体チップ2がSiチップからなる例が説明された。しかし、半導体チップ2は、ワイドバンドギャップ半導体チップからなっていてもよい。この場合、半導体チップ2は、SiC(炭化シリコン)チップからなっていてもよい。
前述の実施形態では、複数のコラム領域20が平面視においてストライプ状に形成された例が説明された。しかし、複数のコラム領域20は、平面視において円形状または多角形状にそれぞれ形成されていてもよい。この場合、複数のコラム領域20は、平面視において第1方向Xおよび第2方向Yに間隔を空けて形成されていてもよい。複数のコラム領域20は、たとえば、平面視において行列状に配列されていてもよいし、千鳥状に配列されていてもよい。
以下、この明細書および図面から抽出される特徴の例が示される。以下の[A1]~[A18]は、プロセス誤差に起因する耐圧の変動を抑制できる半導体装置を提供する。
[A1]主面を有する半導体チップと、前記主面の表層部に形成された第1導電型のドリフト領域と、前記ドリフト領域内に厚さ方向に延びるコラム状に形成され、下端部、中間部および上端部を有する第2導電型のコラム領域と、を含み、前記コラム領域は、前記下端部および前記中間部の間に形成された低濃度部、ならびに、前記中間部および前記上端部の間に形成された高濃度部を含み、前記低濃度部および前記高濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する補償領域を有している、半導体装置。
[A2]前記補償領域は、前記低濃度部から前記高濃度部に向けて不純物濃度が増加するように形成されている、A1に記載の半導体装置。
[A3]前記下端部は、前記ドリフト領域の底部から間隔を空けて形成されている、A1またはA2に記載の半導体装置。
[A4]前記コラム領域は、前記ドリフト領域の厚さ方向にコラム状に積層された第2導電型の複数の不純物領域によって構成されている、A1~A3のいずれか一つに記載の半導体装置。
[A5]前記ドリフト領域の表層部に形成された第2導電型のベース領域をさらに含み、前記コラム領域は、前記ドリフト領域において前記ベース領域の直下の領域に形成されている、A1~A4のいずれか一つに記載の半導体装置。
[A6]前記上端部は、前記ベース領域に接続されている、A5に記載の半導体装置。
[A7]前記ベース領域は、第1幅を有し、前記コラム領域は、前記第1幅未満の第2幅を有している、A5またはA6に記載の半導体装置。
[A8]前記半導体チップにおいて前記ドリフト領域の直下の領域に形成された第1導電型のドレイン領域と、前記ベース領域の表層部に形成され、前記ドリフト領域との間でチャネル領域を画定する第1導電型のソース領域と、前記チャネル領域に対向するように前記主面の上に形成されたプレーナゲート構造と、をさらに含む、A5~A7のいずれか一つに記載の半導体装置。
[A9]前記低濃度部は、前記下端部から前記中間部側に間隔を空けて形成されている、A1~A8のいずれか一つに記載の半導体装置。
[A10]前記高濃度部は、前記上端部から前記中間部側に間隔を空けて形成されている、A1~A9のいずれか一つに記載の半導体装置。
[A11]前記コラム領域は、前記低濃度部、ならびに、前記低濃度部および前記下端部の間に形成された下高濃度部を含み、前記低濃度部および前記下高濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する下補償領域を有している、A1~A10のいずれか一つに記載の半導体装置。
[A12]前記下補償領域は、前記低濃度部から前記下高濃度部に向けて不純物濃度が増加するように形成されている、A11に記載の半導体装置。
[A13]前記コラム領域は、前記高濃度部、ならびに、前記高濃度部および前記上端部の間に形成された上低濃度部を含み、前記高濃度部および前記上低濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する上補償領域を有している、A1~A12のいずれか一つに記載の半導体装置。
[A14]前記上補償領域は、前記高濃度部から前記上低濃度部に向けて不純物濃度が減少するように形成されている、A13に記載の半導体装置。
[A15]主面を有する半導体チップと、前記主面の表層部に形成された第1導電型のドリフト領域と、前記ドリフト領域内に厚さ方向に延びるコラム状に形成され、下端部、中間部および上端部を有する第2導電型のコラム領域と、を含み、前記コラム領域は、前記下端部および前記中間部の間に形成された低濃度部、ならびに、前記低濃度部および前記下端部の間に形成された下高濃度部を含み、前記低濃度部および前記下高濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する下補償領域と、前記中間部および前記上端部の間に形成された高濃度部、ならびに、前記高濃度部および前記上端部の間に形成された上低濃度部を含み、前記高濃度部および前記上低濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する上補償領域と、を有している、半導体装置。
[A16]前記下補償領域は、前記低濃度部から前記下高濃度部に向けて不純物濃度が増加するように形成されている、A15に記載の半導体装置。
[A17]前記上補償領域は、前記高濃度部から前記上低濃度部に向けて不純物濃度が減少するように形成されている、A15またはA16に記載の半導体装置。
[A18]前記高濃度部は、前記下高濃度部よりも高濃度であり、前記上低濃度部は、前記低濃度部よりも高濃度である、A15~A17のいずれか一つに記載の半導体装置。
本発明の実施形態について詳細に説明してきたが、これらは本発明の技術的内容を明らかにするために用いられた具体例に過ぎず、本発明はこれらの具体例に限定して解釈されるべきではなく、本発明の範囲は添付の請求の範囲によって限定される。
1 半導体装置
2 半導体チップ
3 第1主面
6 ドリフト領域
7 ドレイン領域
9 ベース領域
10 ソース領域
11 チャネル領域
20 コラム領域
21 下端部
22 中間部
23 上端部
25 プレーナゲート構造
40 補償領域
41 低濃度部
42 高濃度部
50 上補償領域
51 下補償領域
52 補償領域
53 低濃度部
55 高濃度部
W1 第1幅
W2 第2幅

Claims (18)

  1. 主面を有する半導体チップと、
    前記主面の表層部に形成された第1導電型のドリフト領域と、
    前記ドリフト領域内に厚さ方向に延びるコラム状に形成され、下端部、中間部および上端部を有する第2導電型のコラム領域と、を含み、
    前記コラム領域は、下補償領域および補償領域、ならびに、前記中間部および前記上端部の間に形成された高濃度部を有し、
    前記下補償領域は、前記下端部および前記中間部の間に形成され、前記高濃度部の不純物濃度未満の不純物濃度を有する低濃度部、ならびに、前記低濃度部および前記下端部の間に形成され、前記低濃度部の不純物濃度を超える不純物濃度を有する下高濃度部を含み、前記低濃度部および前記下高濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償し、
    前記補償領域は、前記下補償領域および前記高濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する、半導体装置。
  2. 前記補償領域は、前記低濃度部から前記高濃度部に向けて不純物濃度が増加するように形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記コラム領域の前記下端部は、前記ドリフト領域の底部から間隔を空けて形成されている、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記コラム領域は、前記ドリフト領域の厚さ方向にコラム状に積層された第2導電型の複数の不純物領域によって構成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記ドリフト領域の表層部に形成された第2導電型のベース領域をさらに含み、
    前記コラム領域は、前記ドリフト領域において前記ベース領域の直下の領域に形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記コラム領域の前記上端部は、前記ベース領域に接続されている、請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記ベース領域は、第1幅を有し、
    前記コラム領域は、前記第1幅未満の第2幅を有している、請求項5または6に記載の半導体装置。
  8. 前記半導体チップにおいて前記ドリフト領域に対し前記主面と反対側の領域に形成された第1導電型のドレイン領域と、
    前記ベース領域の表層部に形成され、前記ドリフト領域との間でチャネル領域を画定する第1導電型のソース領域と、
    前記チャネル領域に対向するように前記主面の上に形成されたプレーナゲート構造と、をさらに含む、請求項5~7のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 前記低濃度部は、前記下端部から前記中間部側に間隔を空けて形成されている、請求項1~8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 前記高濃度部は、前記上端部から前記中間部側に間隔を空けて形成されている、請求項1~9のいずれか一項に記載の半導体装置。
  11. 前記下補償領域は、前記低濃度部から前記下高濃度部に向けて不純物濃度が増加するように形成されている、請求項1~10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 前記コラム領域は、上補償領域をさらに有し、
    前記上補償領域は、前記高濃度部、ならびに、前記高濃度部および前記上端部の間に形成され、前記高濃度部の不純物濃度未満の不純物濃度を有する上低濃度部を含み、前記高濃度部および前記上低濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する、請求項1~11のいずれか一項に記載の半導体装置。
  13. 前記上補償領域は、前記高濃度部から前記上低濃度部に向けて不純物濃度が減少するように形成されている、請求項12に記載の半導体装置。
  14. 主面を有する半導体チップと、
    前記主面の表層部に形成された第1導電型のドリフト領域と、
    前記ドリフト領域内に厚さ方向に延びるコラム状に形成され、下端部、中間部および上端部を有する第2導電型のコラム領域と、を含み、
    前記コラム領域は、下補償領域および上補償領域を有し、
    前記下補償領域は、前記下端部および前記中間部の間に形成された低濃度部、ならびに、前記低濃度部および前記下端部の間に形成され、前記低濃度部の不純物濃度を超える不純物濃度を有する下高濃度部を含み、前記低濃度部および前記下高濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償し、
    前記上補償領域は、前記中間部および前記上端部の間に形成された高濃度部、ならびに、前記高濃度部および前記上端部の間に形成され、前記高濃度部の不純物濃度未満の不純物濃度を有する上低濃度部を含み、前記高濃度部および前記上低濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する、半導体装置。
  15. 前記下補償領域は、前記低濃度部から前記下高濃度部に向けて不純物濃度が増加するように形成されている、請求項14に記載の半導体装置。
  16. 前記上補償領域は、前記高濃度部から前記上低濃度部に向けて不純物濃度が減少するように形成されている、請求項14または15に記載の半導体装置。
  17. 前記高濃度部の下端領域は、前記下高濃度部の下端領域よりも高濃度であり、
    前記上低濃度部の上端領域は、前記低濃度部の上端領域よりも高濃度である、請求項1416のいずれか一項に記載の半導体装置。
  18. 前記コラム領域は、補償領域をさらに有し、
    前記補償領域は、前記低濃度部および前記高濃度部の間の不純物濃度範囲でチャージバランスを補償する、請求項14~17のいずれか一項に記載の半導体装置。
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