JP7699000B2 - 表示制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、表示制御システムに関する。
昨今、運転支援技術を含む自動運転に関する技術は、目覚ましい進歩を遂げ、異業種からの参入も相次ぎ、世界中から大きな注目を浴びている。
このうち、自動運転レベルが3以上(自動運転レベル3では運転支援モードを含む)の自動運転が、実用段階に差し掛かっている。
自動運転レベルが3以上の自動運転においては、例えば、サーバ等から、地物等の詳細情報を含めた最新の情報から構成される高精細地図を入手して、その情報に基づいて、自動運転を行うことが想定されている。
一方で、車両ナビゲーション装置においては、従前通り、内部の記憶部に記憶されているナビゲーション用地図を用いて地図情報の提供を行い、目的地までの最適ルートの探索等を行なって、その結果に基づいて経路誘導等を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-173286号公報
ここで、上記のナビゲーション用地図では、更新のプロセスに時間やコストが掛かることから一定間隔の更新時期を決めて行われることが多い。
つまり、ナビゲーション用地図は、頻繁に情報の更新が行われる高精細地図よりも地図情報が古い。
そのため、ナビゲーション用地図と高精細地図とにおける地図情報の違いにより、ナビゲーション用地図には無い道路を車両が走行しているような表示がなされたり、マップマッチング機能の影響によって、車両がジグザグ走行をしているような表示がなされると、車両の乗員に違和感を与えるという課題があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、自車両が走行しようとする走行経路の表示態様を信頼度に応じて変更することによって、自動運転モードあるいは運転支援モード中に発生する予期せぬ経路変更を事前に、車両の乗員に対して予め認知させ、車両の乗員の違和感を緩和する表示制御システムを提供することを目的とする。
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、第1地図情報を記憶する記憶部と、自車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記自車両の位置情報と、ユーザが設定した目的地情報と、前記第1地図情報と、に基づいて、経路情報を設定する経路情報設定部と、前記自車両の乗員に対して、前記第1地図情報と、前記経路情報と、前記自車両の位置情報と、を表示する表示部と、前記表示部における情報の表示態様を制御する表示制御部と、を含む車両用ナビゲーション装置と、表示制御装置と、を含み、前記表示制御装置は、1つまたは複数のプロセッサーと、前記1つまたは複数のプロセッサーに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、を備え、前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記自車両の運転主体を判定し、判定した前記自車両の運転主体が車両である場合に、少なくとも前記第1地図情報に含まれる前記経路情報の信頼度を数1に基づいて算出し、前記表示部の前記経路情報の表示態様を前記信頼度に応じて、変更する表示態様情報と前記自車両の位置と前記第1地図情報の経路と高精細地図の経路とが交わる経由地とを含む領域を表示領域とする表示領域情報とを含む表示制御情報を前記表示制御部に送信することを特徴とする表示制御システムを提案している。
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記1つまたは複数のプロセッサーは、算出あるいは評価した前記信頼度を前記第1地図情報と紐付けて前記メモリに格納することを特徴とする表示制御システムを提案している。
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記自車両の前記位置情報に基づく前記経路情報が前記第1地図情報の前記経路情報と一致しなかった前記経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする表示制御システムを提案している。
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記自車両の位置情報に基づく前記経路情報と推奨度が同レベルである推奨経路情報が複数存在する場合に、前記推奨経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする表示制御システムを提案している。
形態5;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記推奨度が同レベルである複数の前記経路情報を前記表示部に表示し続けるよう制御することを特徴とする表示制御システムを提案している。
形態6;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記1つまたは複数のプロセッサーは、当初の経路を車両が逸脱した場合に実行される経路再検索数が一定数以上である前記経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする表示制御システムを提案している。
形態7;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記表示部における表示領域が、所定領域以上である前記経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする表示制御システムを提案している。
形態8;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記自車両の位置情報と所定距離離れた前記経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする表示制御システムを提案している。
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、自車両が走行しようとする走行経路の表示態様を信頼度に応じて変更することによって、自動運転モードあるいは運転支援モード中に発生する予期せぬ経路変更を事前に、車両の乗員に対して予め認知させ、車両の乗員の違和感を緩和することができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る表示制御システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示制御装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示制御装置の処理フォローである。 本発明の第1の実施形態に係る経路ごとの推奨度レベル、推奨度が近似する経路の数に関するレベル、一定期間の再検索数に関するレベル、表示領域に関するレベルと信頼度との関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る経路の信頼度算出処理の処理フローである。 本発明の第1の実施形態に係る経路情報が第1地図情報と一致しなかった場合の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るある経路情報と推奨度が同レベルである経路情報が複数ある場合の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る経路再検索要求が一定数以上である経路情報の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示領域が、所定領域以上である経路情報の表示例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示制御装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示制御装置の処理フォローである。 本発明の第2の実施形態に係る自車両の位置情報と所定距離離れた経路情報の表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図1から図13を用いて説明する。
<第1の実施形態>
図1から図10を用いて、本実施形態に係る表示制御システム1について説明する。
<表示制御システムの構成>
図1に示すように、本実施形態に係る表示制御システム1は、車両用ナビゲーション装置100と、表示制御装置200と、を含んで構成されている。
車両用ナビゲーション装置100は、第1地図情報としてのナビゲーション地図に基づいて、ユーザが設定した目的地に対する経路情報を検索して、検索した経路と、第1地図情報と、に基づいて、その経路情報を表示し、ユーザに経路案内を行う。
第1地図情報としてのナビゲーション地図情報は、一定間隔で更新される。
車両用ナビゲーション装置100は、交通情報等の道路状況に関する情報を受信し、検索した経路を含む周辺道路の渋滞情報等を併せて表示する。
なお、本実施形態においては、車両用ナビゲーション装置100を搭載する自車両の運転主体が車両である場合に、後述する表示制御装置200から送信された一部の経路について、表示形態を変更する表示情報に基づいて、後述する表示部における表示形態を変更して表示する。
表示制御装置200は、各経路情報について、定められた関係式に基づいて、信頼度を算出し、算出した経路情報ごとの信頼度により、各経路情報の表示形態を変更する表示制御情報を車両用ナビゲーション装置100に送信し、車両用ナビゲーション装置100における経路の表示形態を変更させる。
<車両用ナビゲーション装置100の構成>
図2に示すように、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置100は、記憶部110と、位置情報取得部120と、経路情報検索部130と、表示部140と、表示制御部150と、を含んで構成されている。
記憶部110は、第1地図情報としてのナビゲーション用地図情報を記憶する。
具体的には、記憶部110は、地図表示、施設検索、経路探索等のナビゲーションに必要なナビゲーション用地図情報が格納されている記憶媒体およびその読み取り装置である。
記憶部110は、ハードディスク装置や半導体メモリによって、構成されていてもよい。
位置情報取得部120は、例えば、GPS受信機や方位センサ、距離センサ等を備え、所定のタイミングで、自車両の位置情報(経度情報、緯度情報)の検出を行い、自車両の位置情報を取得する。
経路情報検索部130は、経路探索処理を行って、出発地とユーザが設定する目的地との間を所定の探索条件にしたがって結ぶ経路(誘導経路)を探索する。
表示部140は、例えば、LCD(液晶表示装置)等によって構成され、図示しないナビゲーションコントローラから出力される映像信号に基づいて、自車両位置周辺の地図画像や交差点案内画像、あるいは、施設検索によって得られた施設の詳細情報が含まれる検索結果画像等を表示する。
表示制御部150は、図示しない車両用ナビゲーション装置100の制御部あるいは、後述する表示制御装置200から入力した地図画像描画データに基づいて、表示部140の表示態様を制御する。
<表示制御装置200の構成>
図3に示すように、本実施形態に係る表示制御装置200は、プロセッサー210と、メモリ220と、を含んで構成されている。
プロセッサー210は、後述するメモリ220に格納された制御プログラムに従って表示制御装置200全体の制御を行う。
また、本実施形態においては、特に、後述する運転主体判定部211、信頼度算出部212、表示制御情報生成部213等の機能を実行する。
メモリ220は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含み、ROMには、上述の制御プログラム等が格納され、RAMには、各種データ等が保存されている。
本実施形態においては、例えば、車両用ナビゲーション装置100からの経路情報と、後述する信頼度算出部212において算出された信頼度とを紐付けて、RAMに格納する。
<プロセッサー210の構成>
図3に示すように、プロセッサー210は、運転主体判定部211と、信頼度算出部212と、表示制御情報生成部213と、を含んで構成されている。
運転主体判定部211は、例えば、自車両に搭載された車両制御装置から自車両が自動運転モードあるいは運転支援モードであるか否かを指し示す情報を入力して、自車両の運転主体を判定する。
運転主体判定部211は、判定結果を信頼度算出部212に出力する。
信頼度算出部212は、以下の関係式に基づいて、経路情報検索部130において検索された経路情報の信頼度を算出する。
Figure 0007699000000001
ここで、「推奨度」とは、例えば、ナビゲーション用地図情報に含まれる経路情報について、走行経験のあるユーザ等から寄せられた回答を集計して得られる指標であり、車両用ナビゲーション装置100が保持している場合には、車両用ナビゲーション装置100から取得する。
また、図示しないサーバ等から取得する場合には、信頼度算出部212が直接、取得するようにしてもよい。
「推奨度が近似する経路の数」とは、例えば、自車両の現在位置からある特定の地点までの経路情報が複数ある場合に、その1の経路情報について、上記推奨度が近似する経路情報の数である。
「近似」は、相互の数値や度合いで判定してもよいし、「推奨度」がレベル分けされている場合には、同一のレベルを「近似」としてもよい。
また、「一定期間の再検索数」とは、例えば、ナビゲーション地図情報に含まれる特定の経路情報について、経路情報の再検索が行われた回数である。
また、「表示領域」とは、例えば、ナビゲーション用地図情報に含まれる特定の経路情報について、その経路情報を表示部140の表示画面に表示した場合の縮尺である。
なお、「経路」には、自車両の現在位置から目的地までの間に、高精細地図の経路と交わる地点(経由地)がある場合には、自車両の現在位置から経由地、経由地間、経由地から目的地を含む。
表示制御情報生成部213は、表示部140の経路情報の表示態様を信頼度算出部212において算出された信頼度等に応じて変更する表示制御情報を生成し、生成した表示制御情報を車両用ナビゲーション装置100に送信する。
<表示制御システム1の処理>
図4から図10を用いて、本実施形態に係る表示制御システム1の処理について説明する。
図4に示すように、運転主体判定部211は、例えば、自車両に搭載された車両制御装置等から自車両が自動運転モードあるいは運転支援モードであるか否かを指し示す情報を入力して、自車両の運転主体を判定する(ステップS101)。
運転主体判定部211が、自車両の運転主体が車両ではないと判定した場合(ステップS101の「NO」)には、処理をステップS101に戻す。
一方で、運転主体判定部211が、自車両の運転主体が車両であると判定した場合(ステップS101の「YES」)に、プロセッサー210は、車両用ナビゲーション装置100から受信した、例えば、経路情報および自車両の位置情報等に基づいて、自車両が車両用ナビゲーション装置100に表示されている表示経路上を走行しているか否かを判定する(ステップS102)。
プロセッサー210は、自車両が車両用ナビゲーション装置100に表示されている表示経路上を走行していると判定した場合(ステップS102の「YES」)には、信頼度算出部212に表示されている経路情報の信頼度を算出する処理を命令するために、処理をステップS103に遷移させる。
信頼度算出部212は、車両用ナビゲーション装置100等から得られる情報と上記数1に示す関係式から、表示されている経路情報の信頼度を算出する(ステップS103)。
ここで、図5は、信頼度算出部212において、経路情報ごとの信頼度を例示している。
図5に示すように、信頼度は、信頼度が高い順にA~Eの5段階のレベルに区分されており、同図では、レベルC以下を信頼度が低いとしている。
信頼度の算出に用いられる推奨度、推奨度が近似する経路の数、一定期間の再検索数、表示領域のパラメータのうち、推奨度は、最も高いものを「5」とする5段階のレベルに区分されている。
また、推奨度が近似する経路の数および一定期間の再検索数は、数が多いものから順に5段階のレベルに区分されている。
さらに、表示領域は、領域が広い順に5段階のレベルに区分されている。
表示制御情報生成部213は、信頼度算出部212から得られる信頼度、表示されている経路情報等に基づいて、当該経路情報の信頼度が所定値以下(図5の例では、レベルC以下)であるか否かを判定する(ステップS104)。
ここで、所定値とは、全ての信頼度の平均値、あるいは、仕様に応じた値等を例示することができる。なお、所定値は、適宜、変更してもよい。
表示制御情報生成部213は、当該経路情報の信頼度が所定値以下(図5の例では、レベルC以下)であると判定した場合(ステップS104の「YES」)には、表示制御情報を生成する信頼度表示処理を実行して、処理を終了する。
なお、信頼度表示処理の詳細については、後述する。
一方で、表示制御情報生成部213は、当該経路情報の信頼度が所定値以下(図5の例では、レベルC以下)でないと判定した場合(ステップS104の「NO」)には、表示領域を狭域化する表示制御情報を生成して、処理を終了する。
<信頼度表示処理>
図6から図9を用いて、本実施形態に係る信頼度表示処理について説明する。
図6に示すように、表示制御情報生成部213は、自車両が表示部140に表示されている経路を走行していない場合には、当該経路情報が第1地図情報(ナビゲーション用地図)に存在しないと判定する(ステップS1051の「NO」)。
そして、この場合、当該経路情報の信頼度は、低いことから、表示制御情報を生成する(ステップS1055)。
つまり、第1地図情報(ナビゲーション用地図)に存在しない経路については、推奨度が存在することはないため、これ以外のパラメータのレベルに因らず、信頼度算出部212において算出される信頼度は「0」となり、そのレベルは、「E」となる。
そのため、当該経路情報の信頼度は低いと判定され、表示制御情報生成部213は、表示制御情報を生成する。
図5、図7を用いて、具体的に説明すると、図5において、上記条件に当てはまる経路は、例えば、「経路3」となる。
図5の「経路3」は、自車両MBが走行する経路であり、高精細地図上の経路(図7の点線)であって、経由地WPで第1地図情報の経路(図7の実線)と交わる。
そのため、表示制御情報生成部213は、例えば、自車両MBから経由地WPまでの経路の表示として、他の経路とは異なる太字の二点鎖線表示とする表示制御情報を生成する。
一方、表示制御情報生成部213は、該経路情報が第1地図情報(ナビゲーション用地図)に存在すると判定した場合(ステップS1051の「YES」)には、処理をステップS1052に遷移させる。
表示制御情報生成部213は、自車両が走行している表示部140に表示されている経路と同じレベルの推奨度を有する経路が複数あるか否かを判定する(ステップS1052)。
図5、図8を用いて、具体的に説明すると、図5において、上記条件に当てはまる経路は、例えば「経路1」となる。
「経路1」は、図5に示すように、推奨度レベルが「3」であり、同じ推奨度レベル「3」の経路は、経路Z、経路αの2つがある。
つまり、自車両が走行している表示部140に表示されている経路が、例えば、図5の「経路1」である場合には、当該「経路1」が「同じレベルの推奨度を有する経路が複数ある」という条件を満たす(ステップS1052の「YES」)ことになる。
加えて、図5に示すように、「経路1」と「経路Z」は、信頼度が「C」レベルで、信頼度が低い経路に分類されるため、図8に示すように、「経路1」と「経路Z」とについては、自車両MBから経由地WPまでの経路の表示として、太字の二点鎖線表示とする表示制御情報を生成する。
また、「経路α」は、信頼度が「B」レベルで、信頼度が高い経路に分類されるため、図8に示すように、通常の表示形態、つまり、太字実線で表示される。
なお、推奨度が同レベルである複数の経路情報は、自車両が走行中であっても、表示部140に表示し続けるよう制御される。
一方で、表示制御情報生成部213は、自車両が走行している表示部140に表示されている経路と同じレベルの推奨度を有する経路が複数ないと判定する場合(ステップS1052の「NO」)には、処理をステップS1053に遷移させる。
表示制御情報生成部213は、自車両が走行している表示部140に表示されている経路について、経路の再検索が一定以上か否かを判定する(ステップS1053)。
図5、図8を用いて、具体的に説明すると、図5において、上記条件に当てはまる経路は、例えば「経路X」となる。
つまり、図5に示すように、「経路X」は、一定期間の再検索数レベルが「5」であり、「再検索数が一定以上である」という条件を満たす(ステップS1053の「YES」)ことになる。
加えて、図5に示すように、「経路X」は、信頼度が「D」レベルで、信頼度が低い経路に分類されるため、図8に示すように、「経路X」については、自車両MBから経由地WPまでの経路の表示として、太字の二点鎖線表示とする表示制御情報を生成する。
一方で、表示制御情報生成部213は、自車両が走行している表示部140に表示されている経路について、経路の再検索が一定以上でないと判定する場合(ステップS1053の「NO」)には、処理をステップS1054に遷移させる。
表示制御情報生成部213は、自車両が走行している表示部140に表示されている経路について、表示領域が所定領域以上であるか否かを判定する(ステップS1054)。
図5、図8を用いて、具体的に説明すると、図5において、上記条件に当てはまる経路は、例えば「経路Y」となる。
つまり、図5に示すように、「経路Y」は、表示領域レベルが「5」であり、「表示領域が所定領域以上である」という条件を満たす(ステップS1054の「YES」)ことになる。
加えて、図5に示すように、「経路Y」は、信頼度が「D」レベルで、信頼度が低い経路に分類されるため、図10に示すように、「経路Y」については、自車両MBから経由地WPまでの経路の表示として、太字の二点鎖線表示とする表示制御情報を生成する。
一方で、表示制御情報生成部213は、自車両が走行している表示部140に表示されている経路について、表示領域が所定領域以上でないと判定する場合(ステップS1054の「NO」)には、処理を終了遷移させる。
<作用・効果>
以上、説明したように、本実施形態に係る表示制御システム1は、車両用ナビゲーション装置100と、表示制御装置200と、を含み、表示制御装置200の1つまたは複数のプロセッサー210は、自車両MBの運転主体を判定し、判定した自車両MBの運転主体が車両である場合に、少なくとも、第1地図情報に含まれる経路情報の信頼度を算出し、車両用ナビゲーション装置100の表示部140の経路情報の表示態様を信頼度に応じて、変更する表示制御情報を表示制御部150に送信する。
つまり、本実施形態に係る表示制御システム1は、自動運転モードあるいは運転支援モードの車両において、少なくとも、第1地図情報に含まれる経路情報の信頼度を算出し、車両用ナビゲーション装置100の表示部140の経路情報の表示態様を信頼度に応じて変更する。
そのため、自車両が走行しようとする走行経路の表示態様を信頼度に応じて変更することによって、自動運転モードあるいは運転支援モード中に発生する予期せぬ経路変更を事前に、車両の乗員に対して予め認知させ、車両の乗員の違和感を緩和することができる。
本実施形態に係る表示制御システム1は、算出した信頼度を第1地図情報と紐付けてメモリに格納する。
1度定まった信頼度は、経路を構成する道路やその周辺環境が大きく様変わりしなければ変化しない。
加えて、ナビゲーション用地図は、更新プロセスに要する時間やコストを抑えるために一定間隔でしか更新されない。
そのため、算出した信頼度を第1地図情報と紐付けてメモリに格納しておけば、検索された経路情報に対して、短時間に、その経路情報に関する信頼度へのアクセスが可能となり、即時に、表示形態を変更することができる。
本実施形態に係る表示制御システム1は、自車両の位置情報に基づく経路情報が第1地図情報の経路情報と一致しなかった経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価する。
自車両の位置情報に基づく経路情報が第1地図情報の経路情報と一致しないということは、自車両の位置情報に基づく経路情報が第1地図情報に存在しない経路情報であることである。
自車両の位置情報に基づく経路情報が第1地図情報に存在しない経路情報であれば、推奨度が存在することはないため、これ以外のパラメータのレベルに因らず、信頼度のレベルは当然に低いものとなる。
本実施形態に係る表示制御システム1は、自車両の位置情報に基づく経路情報と推奨度が同レベルである推奨経路情報が複数存在する場合に、推奨経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価する。
自車両の位置情報に基づく経路情報と推奨度が同レベルである推奨経路情報が複数存在する場合には、いずれの推奨経路も自車両が走行する可能性がある。
そのため、自車両の位置情報に基づく経路情報と推奨度が同レベルである推奨経路情報が複数存在する場合に、推奨経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することにより、いずれの推奨経路を自車両が走行する場合であっても、車両の乗員に対して予め認知させ、車両の乗員の違和感を緩和することができる。
本実施形態に係る表示制御システム1は、推奨度が同レベルである複数の経路情報を表示部140に表示し続けるよう制御する。
自車両の位置情報に基づく経路情報と推奨度が同レベルである推奨経路情報が複数存在する場合には、いずれの推奨経路も自車両が走行する可能性がある。
そのため、自車両の位置情報に基づく経路情報と推奨度が同レベルである推奨経路情報が複数存在する場合に、推奨経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価し、これらの推奨経路情報を自車両が走行中であっても、表示し続けることにより、いずれの推奨経路を自車両が走行する場合であっても、車両の乗員に対して予め認知させ、車両の乗員の違和感を緩和することができる。
本実施形態に係る表示制御システム1は、当初の経路を車両が逸脱した場合に実行される経路再検索数が一定数以上である経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価する。
当初の経路を車両が逸脱した場合に実行される経路再検索数が一定数以上である経路情報については、ナビゲーション用地図と車両側との経路選択がマッチングしていない可能性が高い。
そのため、当初の経路を車両が逸脱した場合に実行される経路再検索数が一定数以上である経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価し、その旨の表示を行うことにより、車両の乗員に対して予め、その旨を認知させ、車両の乗員の違和感を緩和することができる。
本実施形態に係る表示制御システム1は、表示部140における表示領域が、所定領域以上となる経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価する。
ここで、「所定領域」とは、高精細地図を表示できる範囲を例示することができる。
つまり、表示部140における表示領域が、所定領域以上となっている場合には、例えば、表示部140における表示領域が、高精細地図を表示できる範囲を超えていることになる。
そのため、表示部140における表示領域が、所定領域以上となる経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価し、その旨の表示を行うことにより、車両の乗員に対して予め、その旨を認知させ、車両の乗員の違和感を緩和することができる。
<第2の実施形態>
図11から図14を用いて、本実施形態に係る表示制御システム1について説明する。
<プロセッサー210Aの構成>
図11に示すように、プロセッサー210Aは、運転主体判定部211と、表示制御情報生成部213Aと、信頼度評価部214と、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態と同様の符号を付す構成要素については、同様の機能を有することから、その詳細な説明は、省略する。
信頼度評価部214は、自車両の位置情報と所定距離離れた経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価する。
具体的には、例えば、信頼度評価部214は、車両用ナビゲーション装置100から自車両の位置情報(緯度経度情報)と検索経路の位置情報(緯度経度情報)とを取得し、自車両の位置情報と所定距離離れた経路情報について、その信頼度を低く評価する。
ここで、「所定距離」としては、一般に、相当離れた距離と認識する距離をいい、例えば、1kmを例示することができる。
表示制御情報生成部213Aは、例えば、車両用ナビゲーション装置100から自車両の位置情報(緯度経度情報)と検索経路の位置情報(緯度経度情報)とを取得し、自車両の位置情報から所定距離離れた経路情報について、表示制御情報を生成し、生成した表示制御情報を表示制御部150に送信する。
<表示制御システム1の処理>
図12、図13を用いて、本実施形態に係る表示制御システム1の処理について説明する。
図12に示すように、運転主体判定部211は、例えば、車両に搭載された車両制御装置等から車両が自動運転モードあるいは運転支援モードであるか否かを指し示す情報を入力して、自車両の運転主体を判定する(ステップS101)。
運転主体判定部211が、自車両の運転主体が車両ではないと判定した場合(ステップS101の「NO」)には、処理をステップS101に戻す。
一方で、運転主体判定部211が、自車両の運転主体が車両であると判定した場合(ステップS101の「YES」)に、信頼度評価部214は、車両用ナビゲーション装置100から受信した、例えば、検索経路情報および自車両の位置情報等に基づいて、検索経路の信頼度を評価する(ステップS201)。
例えば、信頼度評価部214は、自車両の位置情報と所定距離(図13の「L」)離れた経路情報について、その信頼度を低く評価する。
表示制御情報生成部213Aは、信頼度評価部214から得られる信頼度の評価が低いか否かを判定する(ステップS202)。
ここで、「信頼度の評価が低い」とは、全ての信頼度の評価の平均よりも低い場合を例示することができる。なお、評価判定の基準は、適宜、変更してもよい。
表示制御情報生成部213Aは、当該経路情報の信頼度が低いと判定した場合(ステップS202の「YES」)には、表示制御情報を生成する信頼度表示処理を実行して、処理を終了する。
なお、表示制御情報生成部213Aは、図13に示すように、検索経路を太字2点鎖線で表示するような表示制御情報を生成する。
一方で、表示制御情報生成部213Aは、当該経路情報の信頼度が低くないと判定した場合(ステップS202の「NO」)には、表示領域を狭域化する表示制御情報を生成して、処理を終了する。
<作用・効果>
以上、説明したように、本実施形態に係る表示制御システム1は、自車両の位置情報と所定距離離れた経路情報の信頼度を低く評価する。
自車両の位置情報と所定距離離れた経路には、その経路以外にも他の候補経路が存在する可能性が高い。
そのため、自車両の位置情報と所定距離離れた経路の信頼度を低く評価し、表示態様を変更することによって、自動運転モードあるいは運転支援モード中に発生する予期せぬ経路変更を事前に、車両の乗員に対して予め認知させることにより、車両の乗員の違和感を緩和することができる。
<変形例1>
第1の実施形態においては、第1地図情報に含まれない経路の表示形態を変更することを示したが、自車両が、第1地図情報にはない経路を走行した場合には、その走行した軌跡を表示し、その軌跡を車両用ナビゲーション装置100に記憶させるようにしてもよい。
このように、第1地図情報にはない経路を走行した軌跡を保存しておけば、自車両が同じ経路を走行した場合に、速やかに、当該経路の表示形態を車両用ナビゲーション装置100側で変更することが可能となる。
<変形例2>
実施形態において説明した車両用ナビゲーション装置100が、クラウド型のナビゲーション装置である場合に、自車両が、第1地図情報にはない経路を走行した場合には、その走行した軌跡をクラウドサーバに送信するとともに、格納する。
このように処理することにより、自車両が、再び同じ経路を走行した場合に、クラウドサーバからデータを受信するタイミングで、当該経路の表示形態を変更した表示形態で表示することができる。
なお、プロセッサー210の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをメモリ220に読み込ませ、実行することによって本発明の表示制御システムを実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1;表示制御システム
100;車両用ナビゲーション装置
110;記憶部
120;位置情報取得部
130;経路情報検索部
140;表示部
150;表示制御部
200;表示制御装置
210;プロセッサー
210A;プロセッサー
211;運転主体判定部
212;信頼度算出部
212A;信頼度算出部
213;表示制御情報生成部
213A;表示制御情報生成部
214;信頼度評価部
220;メモリ

Claims (8)

  1. 第1地図情報を記憶する記憶部と、
    自車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記自車両の位置情報と、ユーザが設定した目的地情報と、前記第1地図情報と、に基づいて、経路情報を設定する経路情報設定部と、
    前記自車両の乗員に対して、前記第1地図情報と、前記経路情報と、前記自車両の位置情報と、を表示する表示部と、
    前記表示部における情報の表示態様を制御する表示制御部と、
    を含む車両用ナビゲーション装置と、
    表示制御装置と、
    を含み、
    前記表示制御装置は、1つまたは複数のプロセッサーと、前記1つまたは複数のプロセッサーに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、を備え、
    前記1つまたは複数のプロセッサーは、
    前記自車両の運転主体を判定し、判定した前記自車両の運転主体が車両である場合に、少なくとも前記第1地図情報に含まれる前記経路情報の信頼度を数1に基づいて算出し、前記表示部の前記経路情報の表示態様を前記信頼度に応じて、変更する表示態様情報と前記自車両の位置と前記第1地図情報の経路と高精細地図の経路とが交わる経由地とを含む領域を表示領域とする表示領域情報とを含む表示制御情報を前記表示制御部に送信することを特徴とする表示制御システム。
    Figure 0007699000000002
  2. 前記1つまたは複数のプロセッサーは、算出あるいは評価した前記信頼度を前記第1地図情報と紐付けて前記メモリに格納することを特徴とする請求項1に記載の表示制御システム。
  3. 前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記自車両の前記位置情報に基づく前記経路情報が前記第1地図情報の前記経路情報と一致しなかった前記経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする請求項1に記載の表示制御システム。
  4. 前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記自車両の位置情報に基づく前記経路情報と推奨度が同レベルである推奨経路情報が複数存在する場合に、前記推奨経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする請求項1に記載の表示制御システム。
  5. 前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記推奨度が同レベルである複数の前記経路情報を前記表示部に表示し続けるよう制御することを特徴とする請求項4に記載の表示制御システム。
  6. 前記1つまたは複数のプロセッサーは、当初の経路を車両が逸脱した場合に実行される経路再検索数が一定数以上である前記経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする請求項1に記載の表示制御システム。
  7. 前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記表示部における表示領域が、所定領域以上となる前記経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする請求項1に記載の表示制御システム。
  8. 前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記自車両の位置情報と所定距離離れた前記経路情報の信頼度を低く算出あるいは評価することを特徴とする請求項1に記載の表示制御システム。
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