JP7699621B2 - 電動車の電池パック取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電動車の電池パック取付構造に関する。
ハイブリッド車(HV:Hybrid Vehicle)や電気自動車(EV:Electric Vehicle)などの電動車には、電池パックが搭載される。電池パックは、電動車の組立工程において、当該電池パックに設けられたブラケットを介し、車体に設けられたボルトに固定される。
電動車の組立工程において、電池パック及びブラケットは、例えばクレーンによって吊るされる。そして、ブラケットに設けられた孔とボルトとが位置合わせされ、クレーンが電池パック及びブラケットを下方に下ろすことで、ボルトがブラケットの孔に挿入される。
特開2022-092907号公報
重い電池パックがクレーンに吊るされた状態で、ブラケットの孔とボルトとの位置合わせが行われる。このため、ブラケットの孔とボルトとの正確な位置合わせは容易ではなく、組立工程で時間がかかる虞がある。
本発明の目的は、ブラケットを介して電池パックを固定部材に固定する作業性を向上させることが可能な電動車の電池パック取付構造を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る電動車の電池パック取付構造は、車体と、電池パックと、中間部材と、ブラケットと、固定部材と、を備える。電池パックは、車体の上方に配置される。中間部材は、第1の開口部が設けられる。ブラケットは、電池パックから上下方向と交差する第1の方向に突出し、第2の開口部が設けられる。固定部材は、車体から第1の開口部及び第2の開口部を貫通して上方に向かって突出し、ブラケットを固定する。中間部材は、固定部材が第2の開口部から外れた位置から固定部材が第2の開口部を貫通する位置へブラケットを案内可能なガイド部を有する。
この構成によれば、ブラケットは、固定部材に固定される際に、中間部材のガイド部によって固定部材が第2の開口部を貫通する位置へ案内される。これにより、電動車の電池パック取付構造は、ブラケットを介して電池パックを固定部材に固定する作業性を向上させることができる。
また、本発明に係る電動車の電池パック取付構造において、中間部材は、第1の開口部が設けられるとともにブラケットに向く第1の面を有する。ガイド部は、第1の面の上方に位置するとともに第1の面に沿う第2の方向に互いに離間した二つの第2の面と、二つの第2の面と第2の方向における第1の面の両端との間で延びる二つの第3の面と、を有する。二つの第2の面は、下方に向かって先細るように上下方向に対して斜めに延びる。二つの第2の面と前記上下方向との間の角度は、二つの第3の面と上下方向との間の角度よりも大きい。二つの第3の面の上方の端は、固定部材の上方の端よりも上方に位置する。
この構成によれば、二つの第2の面は、二つの第3の面の間の空間に向かうテーパ状に形成される。このため、ブラケットは、固定部材に固定される際、まず二つの第2の面のうち一方に接触し、当該第2の面に沿って二つの第3の面の間の空間に向かって案内される。その後、ブラケットは二つの第3の面のうち少なくとも一方に接触し、第3の面に沿って下方に案内される。ブラケットが第3の面に案内されている間に、固定部材が第2の開口部に挿入される。そして、固定部材が第2の開口部を貫通した状態でブラケットが第1の面に接触し、ブラケットの配置が完了する。すなわち、ブラケットは、固定部材に固定される際、ガイド部によって固定部材が第2の開口部を貫通する位置へ案内されることができる。このため、電動車の電池パック取付構造は、ブラケットを介して電池パックを固定部材に固定する作業性を向上させることができる。
また、本発明に係る電動車の電池パック取付構造において、ブラケットは、第1の面に向くとともに第2の開口部が設けられる第4の面と、第3の面に向く第5の面と、第4の面と第5の面との間で円弧状に延びる曲面と、を有する。
この構成によれば、ブラケットは、固定部材に固定される際、曲面においてガイド部の第2の面及び第3の面に接触する。このため、ブラケットは、鋭角な角でガイド部に接触する場合に比べ、ガイド部に引っかかってしまうことを抑制でき、ひいては中間部材が傷つくことによって中間部材の剛性が低下してしまうことを抑制できる。
本発明によれば、電動車の電池パック取付構造は、ブラケットを介して電池パックを固定部材に固定する作業性を向上させることができる。
図1は、一つの実施形態の電動車の一部を示す平面図である。 図2は、本実施形態の電動車の一部を図1のF2-F2線に沿って示す断面図である。 図3は、本実施形態の電動車のブラケットを示す平面図である。 図4は、本実施形態の電動車のブラケットを図3のF4-F4線に沿って示す断面図である。
[実施形態]
以下、添付図面を参照して、電動車1の実施形態を詳細に説明する。以下に記載する実施形態の構成、並びに当該構成によってもたらされる作用及び結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。なお、本明細書では、序数は、部品や部材を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
以下、実施形態に係る電動車1の概略と構造について説明する。図1は、一つの実施形態の電動車1の一部を示す平面図である。図2は、本実施形態の電動車1の一部を図1のF2-F2線に沿って示す断面図である。
図1及び図2に示されるように、電動車1は、車体10と、電池パック13と、複数のブラケット14a、14b、14c、14dと、防水トレイ15と、複数のボルト16a、16b、16c、16dと、を備えている。防水トレイ15は中間部材の一例である。ボルト16は固定部材の一例である。
以下の各図では、便宜上、互いに直交する三方向が定義されている。+X方向及び-X方向は、電動車1の前後方向であり、X軸の正方向は電動車1の前方向である。+Y方向及び-Y方向は、電動車1の車幅方向(左右方向)であり、Y軸の正方向は電動車1の右方向である。+Z方向及び-Z方向は、電動車1の高さ方向(上下方向)であり、Z軸の正方向は電動車1の上方向である。
車体10は、フロアパネル17と、一対のクロスメンバ18と、一対のサイドメンバ19とを有する。車体10は、他の部品を有しても良い。フロアパネル17は、例えば、電動車1の床を形成する。
一対のクロスメンバ18は、前後方向(±X方向)に互いに離間している。一対のクロスメンバ18はそれぞれ、略左右方向(±Y方向)に延びている。一対のサイドメンバ19は、左右方向に互いに離間している。一対のサイドメンバ19はそれぞれ、略前後方向に延びている。
左右方向におけるクロスメンバ18の両端は、一対のサイドメンバ19に結合される。このため、一対のサイドメンバ19は、クロスメンバ18により互いに連結される。さらに、フロアパネル17が、一対のクロスメンバ18及び一対のサイドメンバ19に結合される。
電池パック13は、電動車1の種々の部品に電気を供給する二次電池(バッテリー)であって、例えばリチウムイオン電池である。電池パック13は、例えば、複数のセルと、当該複数のセルを収容するケースとを有する。
電池パック13は、車体10の上方に配置される。具体的には、電池パック13は、一対のクロスメンバ18の間、且つ一対のサイドメンバ19の間に位置する。電池パック13は、車両の前席下方に位置する。なお、電池パック13は、車両の後席下方に位置しても良い。
ブラケット14a、14bは、電池パック13の下端に接続され、電池パック13から前方(+X方向)または左右方向(±Y方向)に突出している。前方又は左右方向は、上下方向と交差する方向であり、第1の方向の一例である。ブラケット14aとブラケット14bとは、左右方向に間隔を空けて配置される。ブラケット14aは、ブラケット14bから右方向に離間している。
ブラケット14c、14dは、電池パック13の下端に接続され、電池パック13の後方(-X方向)における端部から後方(-X方向)に突出している。ブラケット14cとブラケット14dとは、左右方向(±Y方向)に間隔を空けて配置される。ブラケット14cは、ブラケット14dから右方向(+Y方向)に離間している。
図3は、本実施形態の電動車1のブラケット14bを示す平面図である。図4は、本実施形態の電動車1のブラケット14bを図3のF4-F4線に沿って示す断面図である。図4に示すように、ブラケット14bは、第1の位置合わせ面21と、第2の位置合わせ面22と、曲面23と、を有する。第1の位置合わせ面21は、第4の面の一例である。第2の位置合わせ面22は、第5の面の一例である。一方、ブラケット14a、14c、14dは、第1の位置合わせ面21を有する。ブラケット14a、14c、14dは、第2の位置合わせ面22及び曲面23をさらに有しても良い。
第1の位置合わせ面21は、電池パック13から突出したブラケット14a、14b、14c、14dの下端に設けられ、下方(-Z方向)に向いている。第1の位置合わせ面21は、略平坦に形成される。
ブラケット14a、14b、14c、14dのそれぞれに、貫通孔25が設けられている。貫通孔25は、第2の開口部の一例である。貫通孔25は、ブラケット14a、14b、14c、14dを上下方向(±Z方向)に貫通し、第1の位置合わせ面21に開口している。すなわち、貫通孔25は、第1の位置合わせ面21に設けられる。
第2の位置合わせ面22は、ブラケット14bの左方向(-Y方向)における端部に設けられ、略左方向(-Y方向)を向いている。第2の位置合わせ面22は、略平坦に形成される。第2の位置合わせ面22は、例えば、上方へ曲げられた板状のブラケット14bの端部により形成される。なお、第2の位置合わせ面22は、ブラケット14bの右方向(+Y方向)における端部に設けられ、略右方向(+Y方向)を向いていてもよい。
曲面23は、第1の位置合わせ面21と第2の位置合わせ面22との間で円弧状に延びている。第1の位置合わせ面21と第2の位置合わせ面22と曲面23とは、連続して形成されている。
図1に示すように、防水トレイ15は、車体10の上方に配置される。防水トレイ15は、例えば、電動車1の内部において液体から電池パック13を保護する。なお、中間部材は、防水トレイ15に限られない。例えば、中間部材は、電池パック13から延びるハーネスを保持するホルダのような、他の部品であっても良い。
防水トレイ15は、例えば合成樹脂で作られる。これにより、防水トレイ15は、電動車1の組立時に電池パック13に接触した場合でも、電池パック13が傷つくことを抑制できる。
防水トレイ15は、本体30と、複数の締結部31a、31b、31c、31dを有する。本体30は、上方に開放された箱状に形成され、電池パック13を収容する。本体30は、下方、前方、後方、左方、及び右方から電池パック13を覆う。
本体30の一部は、電池パック13の少なくとも一部とフロアパネル17との間に配置されている。本体30の他の一部は、電池パック13と、当該電池パック13から前方向(+X方向)に離間した一方のクロスメンバ18と、の間に位置する。このため、防水トレイ15は、電動車1が前方の物体に衝突した際に、電池パック13への衝撃を吸収することができる。
本体30の他の一部は、電池パック13と、当該電池パック13から後方向(-X方向)に離間した他方のクロスメンバ18と、の間に位置する。また、本体30の他の一部は、電池パック13と、一対のサイドメンバ19と、の間に位置する。
中間部材が防水トレイ15でなくホルダである場合、中間部材は、電池パック13を覆わなくても良い。例えば、中間部材の大部分が電池パック13とフロアパネル17との間に位置しなくても良い。この場合、中間部材は、例えば、電池パック13の周辺に配置される。
締結部31a、31bは、本体30から前方(+X方向)または左右方向(±Y方向)に突出している。締結部31aと締結部31bとは、左右方向(±Y方向)に間隔を空けて配置される。締結部31aは、締結部31bから右方向(+Y方向)に離間している。
締結部31c、31dは、本体30の後方(-X方向)の端部から後方(-X方向)に突出している。締結部31cと締結部31dとは、左右方向(±Y方向)に間隔を空けて配置される。締結部31cは、締結部31dから右方向(+Y方向)に離間している。
締結部31bは、底面35と、ガイド部36と、を有する。締結部31a、31c、31dは、底面35を有する。底面35は、第1の面の一例である。底面35は、上方向(+Z方向)に向いている。底面35は、略平坦に形成される。締結部31a、31b、31c、31dの底面35は、対応するブラケット14a、14b、14c、14dに向いている。
締結部31a、31b、31c、31dのそれぞれに、貫通孔41が設けられる。貫通孔41は第1の開口部の一例である。貫通孔41は、締結部31a、31b、31c、31dを上下方向(±Z方向)に貫通し、底面35に開口している。すなわち、底面35に貫通孔41が設けられている。
ガイド部36は、ブラケット14bを左右方向(±Y方向)から覆うように設けられる。ガイド部36は、二つのテーパ面37と、二つの起立面38と、を有する。テーパ面37は第2の面の一例であり、起立面38は第3の面の一例である。
二つのテーパ面37は、底面35の上方(+Z方向)に位置するとともに左右方向(±Y方向)に互いに離間している。左右方向は、底面35に沿う方向であり、第2の方向の一例である。二つのテーパ面37は、略直線状に延びており、互いに向かい合うように斜め上方に向いている。すなわち、二つのテーパ面37は、下方(-Z方向)に向かって先細るように上下方向(±Z方向)に対して斜めに延びている。
二つの起立面38は、二つのテーパ面37と左右方向(±Y方向)における底面35の両端との間で延びる。二つの起立面38は、略直線状に延びており、互いに向かい合うように斜め上方に向いている。
二つの起立面38は、下方に向かって先細るように上下方向(±Z方向)に対して斜めに延びている。なお、二つの起立面38は、上下方向に延びていても良い。二つのテーパ面37と上下方向との間の角度は、二つの起立面38と上下方向との間の角度よりも大きい。
二つの起立面38の下方(-Z方向)の端部は、左右方向(±Y方向)における底面35の端部と接続されている。また、二つの起立面38の上方(+Z方向)の端部は、テーパ面37の下方の端部と接続されている。すなわち、二つのテーパ面37と、二つの起立面38と、底面35とによって、連続した面が形成されている。
底面35とガイド部36とは、凹部39を形成する。凹部39は、締結部31bに設けられ、上方に開放された窪みである。なお、凹部39は、底面35及びガイド部36だけでなく、他の部分によって形成されても良い。
締結部31bの凹部39に、ブラケット14bが収容される。凹部39において、ブラケット14bは、底面35に支持されるとともに、二つの起立面38の間に位置する。すなわち、ブラケット14bの第1の位置合わせ面21は、底面35に向いている。さらに、ブラケット14bの第2の位置合わせ面22は、二つの起立面38のうち一方に向いている。
ガイド部36は、締結部31bのみならず、締結部31a、31c、31dにも設けられてもよい。ガイド部36が締結部31a、31c、31dに設けられる場合、ガイド部36は、ブラケット14a、14c、14dの左右方向(±Y方向)を覆うように設けられる。
ボルト16a、16bは、例えば、フロアパネル17と一体化したブラケットに取り付けられる。当該ブラケットは、例えば、溶接によりフロアパネル17の本体に固定される。ボルト16a、16bは、例えば、溶接により当該ブラケットに固定される。なお、ボルト16a、16bは、他の手段によりフロアパネル17に取り付けられても良いし、車体10の他の部分に取り付けられても良い。
ボルト16a、16bは、フロアパネル17(ブラケット)から貫通孔25及び貫通孔41を貫通して上方(+Z方向)に向かって突出している。ボルト16a、16bにナットが螺合されることで、ブラケット14a、14b及び締結部31a、31bが、ボルト16a、16bに固定される。これにより、ブラケット14a、14b及び締結部31a、31bが、フロアパネル17に締結により取り付けられる。
ボルト16c、16dは、電池パック13から後方(-X方向)に離間したクロスメンバ18から貫通孔25及び貫通孔41を貫通して上方(+Z方向)に向かって突出している。ボルト16c、16dの長さは、ボルト16a、16bの長さよりも短い。
ボルト16c、16dにナットが螺合されることで、ブラケット14c、14d及び締結部31c、31dが、ボルト16c、16dに固定される。これにより、ブラケット14c、14d及び締結部31c、31dが、クロスメンバ18に締結により取り付けられる。
ボルト16a、16b、16c、16dの先端部は、上方に向かって先細る。例えば、ボルト16a、16b、16c、16dの先端部は、円錐形状又は半球状に形成される。なお、ボルト16a、16b、16c、16dの先端部の形状は、これに限られない。
ボルト16bは、凹部39に位置する。二つの起立面38は、ボルト16bに向いている。二つの起立面38の上方の端は、ボルト16bの上方の端よりも上方に位置する。なお、ボルト16bの上方の端の位置は、この例に限られない。
以下に、電池パック13の取付工程の一例が説明される。まず、ボルト16a、16b、16c、16dが防水トレイ15の貫通孔41を貫通するように、防水トレイ15がフロアパネル17の上方に配置される。合成樹脂で作られた防水トレイ15は、軽量であり、容易に所望の位置へ配置される。
次に、電池パック13が、例えばクレーンに吊るされ、防水トレイ15の内側へ収められる。このとき、まずブラケット14bの位置合わせが行われる。ブラケット14bの第2の位置合わせ面22または曲面23が、締結部31bに設けられたガイド部36の二つのテーパ面37のうち一方に接触させられる。
ブラケット14bがテーパ面37に接触した状態で、電池パック13が下方へ移動させられる。ブラケット14bは、テーパ面37に沿って下方へ移動することで、左右方向(±Y方向)における位置を調整される。すなわち、二つのテーパ面37は、ブラケット14bを二つの起立面38の間の空間に向かって案内する。
ブラケット14bが二つのテーパ面37の間の空間を通過すると、ブラケット14bが二つの起立面38のうち少なくとも一方に接触する。ブラケット14bが起立面38に接触した状態で、電池パック13が下方へ移動させられる。
ブラケット14bは、起立面38に沿って下方へ移動することで、左右方向における位置をさらに調整される。二つの起立面38は、ブラケット14bに接触することで、ブラケット14bの貫通孔25の位置と、ボルト16bの位置と、を略一致させる。
ブラケット14bが下方へ移動することで、ボルト16bがブラケット14bの貫通孔25に挿入される。そして、ボルト16bが貫通孔25を貫通した状態でブラケット14bが底面35に接触し、ブラケット14bが凹部39に配置される。
ボルト16bの先端部の形状が円錐形状の場合、ボルト16bの中心軸と貫通孔25の中心軸とがずれていたとしても、ボルト16bが容易に貫通孔25に挿入される。このため、貫通孔25にボルト16bを挿入する作業性が向上する。
長いボルト16a、16bは、短いボルト16c、16dよりも先に、貫通孔25に挿入される。このため、作業者は、同一方向から視認しやすいボルト16a、16bの位置合わせを先に行うことができる。ボルト16a、16bがブラケット14a、14bの貫通孔25に挿入されるときに、ボルト16c、16dは、ブラケット14c、14dに干渉しにくい。
二つの起立面38は、ブラケット14bに接触することで、ブラケット14bが左右方向(±Y方向)に移動することと、ブラケット14bがボルト16bまわりに回転することを制限する。また、ボルト16bは、貫通孔25に挿入されることで、ブラケット14bが前後方向(±X方向)に移動することを制限する。このため、ボルト16bが貫通孔25に挿入されると、ブラケット14a、14c、14dの貫通孔25の位置と、ボルト16a、16c、16dの位置とが、略一致する。
ブラケット14bが下方へ移動する間に、ボルト16a、16c、16dが、ブラケット14a、14c、14dの貫通孔25に挿入される。このため、電池パック13の後方(-X方向)に配置されているブラケット14c、14dは、位置合わせを必要としない。
以上のように、ガイド部36は、ボルト16bが貫通孔25から外れた位置から、ボルト16bが貫通孔25を貫通する位置へ、ブラケット14bを案内する。なお、ガイド部36がブラケット14bを案内する手段は、上述の手段に限られない。例えば、ガイド部36は、前後方向(±X方向)におけるブラケット14bの位置合わせを行っても良い。
ブラケット14bは、例えば、テーパ面37及び起立面38に接触しながらクレーンにより下ろされることで、ガイド部36により所望の位置へ案内される。このため、ガイド部36は、重い電池パック13を容易に位置合わせすることができる。
ブラケット14a、14b、14c、14dのすべての貫通孔25にボルト16a、16b、16c、16dが挿入されると、ブラケット14a、14b、14c、14dはボルト16a、16b、16c、16d及びナットによりフロアパネル17に締結により取り付けられる。以上で、電池パック13及びブラケット14a、14b、14c、14dのフロアパネル17への締結が完了する。
ブラケット14bの位置合わせが行われる際、ブラケット14bがテーパ面37及び起立面38に接触する。しかし、ブラケット14bは、曲面23においてガイド部36のテーパ面37及び起立面38に接触する。このため、ブラケット14bは、ブラケット14bが鋭角な角でガイド部36に接触する場合に比べ、ガイド部36に引っかかってしまうことを抑制でき、ひいては防水トレイ15が傷つくことによって防水トレイ15の剛性が低下してしまうことを抑制できる。
また、ブラケット14bが位置決めされやすくなっていることにより、電池パック13がクレーンで吊るされている際に、電池パック13やブラケット14a、14b、14c、14d、クレーンなどの製造設備は、フロアパネル17などの周辺部品に接触しにくい。このため、電池パック13やフロアパネル17などの周辺部品、クレーンなどの製造設備が傷つくことが抑制される。
さらに、上述の電池パック13の取付構造を実現するために追加で設備を必要とすることは無い。このため、上述の電池パック13の取付構造は、生産コストを上げることなく生産性を向上させることができる。
以上の実施形態において、電動車1は、車体10と、電池パック13と、ブラケット14bと、防水トレイ15と、ボルト16bと、を備える。電池パック13は、フロアパネル17の上方に配置される。ブラケット14bは、電池パック13から前方向(+X方向)に突出し、貫通孔25が設けられる。防水トレイ15は、貫通孔41が設けられる。ボルト16bは、フロアパネル17から貫通孔41及び貫通孔25を貫通して上方(+Z方向)に向かって突出し、ブラケット14bを固定する。防水トレイ15は、ボルト16bが貫通孔25から外れた位置からボルト16bが貫通孔25を貫通する位置へブラケット14bを案内可能なガイド部36を有する。
上述の構成では、ブラケット14bは、ボルト16bに固定される際に、防水トレイ15のガイド部36によってボルト16bが貫通孔25を貫通する位置へ案内される。これにより、電池パック13の取付構造は、ブラケット14bを介して電池パック13をボルト16bに固定する作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、防水トレイ15は、貫通孔41が設けられるとともにブラケット14bに向く底面35を有する。ガイド部36は、底面35の上方(+Z方向)に位置するとともに左右方向(±Y方向)に互いに離間した二つのテーパ面37と、二つのテーパ面37と左右方向(±Y方向)における底面35の両端との間で延びる起立面38と、を有する。二つのテーパ面37は、下方に向かって先細るように上下方向(±Z方向)に対して斜めに延びる。二つのテーパ面37と上下方向(±Z方向)との間の角度は、二つの起立面38と上下方向(±Z方向)との間の角度よりも大きい。二つの起立面38の上方(+Z方向)の端は、ボルト16bの上方(+Z方向)の端よりも上方に位置する。
上述の構成では、二つのテーパ面37は、二つの起立面38の間の空間に向かうテーパ状に形成される。このため、ブラケット14bは、ボルト16bに固定される際、まず二つのテーパ面37のうち一方に接触し、当該テーパ面37に沿って二つの起立面38の間の空間に向かって案内される。その後、ブラケット14bは二つの起立面38のうち少なくとも一方に接触し、起立面38に沿って下方(-Z方向)に案内される。ブラケット14bが起立面38に案内されている間に、ボルト16bが貫通孔25に挿入される。そして、ボルト16bが貫通孔25を貫通した状態でブラケット14bが底面35に接触し、ブラケット14bの配置が完了する。すなわち、ブラケット14bは、ボルト16bに固定される際、ガイド部36によってボルト16bが貫通孔25を貫通する位置へ案内されることができる。このため、電池パック13の取付構造は、ブラケット14bを介して電池パック13をボルト16bに固定する作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ブラケット14bは、底面35に向くとともに貫通孔25が設けられる第1の位置合わせ面21と、起立面38に向く第2の位置合わせ面22と、第1の位置合わせ面21と第2の位置合わせ面22との間で円弧状に延びる曲面23と、を有する。
上述の構成では、ブラケット14bは、ボルト16bに固定される際、曲面23においてガイド部36のテーパ面37及び起立面38に接触する。このため、ブラケット14bは、鋭角な角でガイド部36に接触する場合に比べ、ガイド部36に引っかかってしまうことを抑制でき、ひいては防水トレイ15が傷つくことによって防水トレイ15の剛性が低下してしまうことを抑制できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述した実施の形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。また、この実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 電動車
10 車体
13 電池パック
14a、14b、14c、14d ブラケット
15 防水トレイ
16a、16b、16c、16d ボルト
17 フロアパネル
21 第1の位置合わせ面
22 第2の位置合わせ面
23 曲面
25 貫通孔
35 底面
36 ガイド部
37 テーパ面
38 起立面
39 凹部
41 貫通孔

Claims (2)

  1. 車体と、
    前記車体の上方に配置される電池パックと、
    第1の開口部が設けられた、中間部材と、
    前記電池パックから上下方向と交差する第1の方向に突出し、第2の開口部が設けられた、ブラケットと、
    前記車体から前記第1の開口部及び前記第2の開口部を貫通して上方に向かって突出し、前記ブラケットが固定される、固定部材と、
    を備え、
    前記中間部材は、前記固定部材が前記第2の開口部から外れた位置から前記固定部材が前記第2の開口部を貫通する位置へ前記ブラケットを案内可能なガイド部と、前記第1の開口部が設けられるとともに前記ブラケットに向く第1の面と、を有し
    前記ガイド部は、前記第1の面の上方に位置するとともに前記第1の面に沿う第2の方向に互いに離間した二つの第2の面と、前記二つの第2の面と前記第2の方向における前記第1の面の両端との間で延びる二つの第3の面と、を有し、
    前記二つの第2の面は、下方に向かって先細るように上下方向に対して斜めに延び、
    前記二つの第2の面と前記上下方向との間の角度は、前記二つの第3の面と前記上下方向との間の角度よりも大きく、
    前記二つの第3の面の上方の端は、前記固定部材の上方の端よりも上方に位置する、
    電動車の電池パック取付構造。
  2. 前記ブラケットは、前記第1の面に向くとともに前記第2の開口部が設けられる第4の面と、前記第3の面に向く第5の面と、前記第4の面と前記第5の面との間で円弧状に延びる曲面と、を有する、
    請求項1に記載の電動車の電池パック取付構造。
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