JP7707776B2 - フィルムコンデンサ素子、フィルムコンデンサ素子中間体、フィルムコンデンサ、及び金属化フィルム - Google Patents

フィルムコンデンサ素子、フィルムコンデンサ素子中間体、フィルムコンデンサ、及び金属化フィルム

Info

Publication number
JP7707776B2
JP7707776B2 JP2021145773A JP2021145773A JP7707776B2 JP 7707776 B2 JP7707776 B2 JP 7707776B2 JP 2021145773 A JP2021145773 A JP 2021145773A JP 2021145773 A JP2021145773 A JP 2021145773A JP 7707776 B2 JP7707776 B2 JP 7707776B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
capacitor element
film capacitor
load
metallized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021145773A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023038847A (ja
Inventor
和之 日當
茂 鈴木
優哉 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp, Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2021145773A priority Critical patent/JP7707776B2/ja
Publication of JP2023038847A publication Critical patent/JP2023038847A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7707776B2 publication Critical patent/JP7707776B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

本発明は、フィルムコンデンサ素子、フィルムコンデンサ素子中間体、フィルムコンデンサ、及び金属化フィルムに関する。
従来、電子機器、電気機器などにおいて、例えば高電圧コンデンサ、各種スイッチング電源、コンバータ及びインバータ等のフィルタ用コンデンサ及び平滑用コンデンサ等として、金属化フィルムを利用したフィルムコンデンサ素子が使用されている。
国際公開第2015/037229号 特開2015-70125号公報
金属化フィルムを利用したフィルムコンデンサは、一般に、次のような工程で製造されている。
誘電体フィルムと金属層(金属蒸着電極)からなる金属化フィルムを巻回して円筒状の金属化フィルム巻回体を得る。次に、巻回体を直径方向にプレスして扁平化する(小判形の扁平柱状体とする)。次に、扁平化された金属化フィルム巻回体を熱硬化処理に供することで、フィルムコンデンサ素子を得る。このとき、金属化フィルム巻回体の軸方向両端に金属微粒子の溶射による金属電極を形成してから熱硬化処理に供することもできる。フィルムコンデンサ素子の金属電極には、リードが取り付けられ、外装ケース、およびエポキシ樹脂にて素子を封止、硬化させて、コンデンサとなる。
金属化フィルムを利用したフィルムコンデンサの製造工程において、金属化フィルム巻回体をプレスすることによる扁平化の際、金属化フィルムに座屈、皺、伸びなどが形成されやすく、また、金属化フィルム間の空隙も不均一になるなど、素子加工が不適切になりやすい。また、これに起因して、フィルムコンデンサ素子の静電容量のバラツキや、金属化フィルムのダメージによって耐電圧性が低下しやすいという問題もある。
このような状況下、本発明は、扁平化による素子加工性を最適化させることであり、静電容量のバラツキが小さく、耐電圧性にも優れたフィルムコンデンサ素子を提供することを主な目的とする。また、本発明は、熱硬化処理に供することによって、当該フィルムコンデンサ素子を好適に製造することができる、フィルムコンデンサ素子中間体を提供することも目的とする。さらに、本発明は、本発明のコンデンサ素子を用いたフィルムコンデンサ、当該フィルムコンデンサ素子を製造するために用いられる、金属化フィルムを提供することも目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討を行った。その結果、扁平化された金属化フィルム巻回体を備える、フィルムコンデンサ素子であって、フィルムコンデンサ素子の短径方向に200Nの荷重を加えた場合、フィルムコンデンサ素子の前記荷重を加える前の短径Σ1(mm)に対する変位量α1(mm)の割合(α1/Σ1)が所定割合(%)以上であり、かつ、フィルムコンデンサ素子の短径方向に400Nの荷重を加えた場合、フィルムコンデンサ素子の短径Σ1(mm)に対する変位量β1(mm)の割合(β1/Σ1)が所定割合(%)以上であるフィルムコンデンサ素子(フィルムコンデンサ)は、扁平化による素子加工が適切であり、静電容量のバラツキが小さく、耐電圧性にも優れていることを見出した。
また、このようなフィルムコンデンサ素子は、扁平化された金属化フィルム巻回体を備える、熱硬化処理に供される前のフィルムコンデンサ素子中間体であって、フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に200Nの荷重を加えた場合に、フィルムコンデンサ素子中間体の荷重を加える前の短径Σ2(mm)に対する変位量α2(mm)の割合(α2/Σ2)が所定割合(%)以上であり、フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に400Nの荷重を加えた場合、前記フィルムコンデンサ素子中間体の短径Σ2(mm)に対する変位量β2(mm)の割合(β2/Σ2)が、所定割合(%)以上であるフィルムコンデンサ素子中間体を、熱硬化処理に供することにより、好適に得られることを見出した。
本発明は、これらの知見に基づいてさらに検討を重ねることにより完成したものである。
すなわち、本発明には、以下のものが含まれる。
項1. 扁平化された金属化フィルム巻回体を備える、フィルムコンデンサ素子であって、
前記フィルムコンデンサ素子の短径方向に200Nの荷重を加えた場合、前記コンデンサ素子の前記荷重を加える前の短径Σ1(mm)に対する変位量α1(mm)の割合(α1/Σ1)が、2.5%以上であり、
前記フィルムコンデンサ素子の短径方向に400Nの荷重を加えた場合、前記フィルムコンデンサ素子の前記短径Σ1(mm)に対する変位量β1(mm)の割合(β1/Σ1)が、4.0%以上である、フィルムコンデンサ素子。
項2. 前記フィルムコンデンサ素子の長径方向に荷重を加え、2~20mm変位させた際の平均荷重が50N以下である、項1に記載のフィルムコンデンサ素子。
項3. 前記フィルムコンデンサ素子の短径方向に圧縮速度5.0mm/minで最大荷重500Nを加えた直後に、荷重の解放方向に速度5.0mm/minで荷重0Nまで除荷を行った場合、最大荷重500N時の変位量hmaxと、荷重0N時の変位量hpが、hp/hmax=45%以下となる、項1または2に記載のフィルムコンデンサ素子。
項4. 前記金属化フィルム巻回体は、前記金属化フィルムの間にオイルを含む、項1~3のいずれか1項に記載のフィルムコンデンサ素子。
項5. 前記金属化フィルムは、誘電体フィルムと、前記誘電体フィルムの片面に積層された金属層を有する、金属層一体型フィルムであり、
前記誘電体フィルムのヘーズは、2.0%以下である、項1~4のいずれか1項に記載のフィルムコンデンサ素子。
項6. 前記金属化フィルムは、誘電体フィルムと、前記誘電体フィルムの片面に積層された金属層を有する、金属層一体型フィルムであり、
前記金属化フィルムの誘電体フィルムの表面と前記金属層の表面との静摩擦係数μsが2.0以下、動摩擦係数μkが1.2以下であり、
下記式で算出される値が0.25~0.45の範囲内である、項1~5のいずれか1項に記載のフィルムコンデンサ素子。
(μs-μk)/μs
項7. 扁平化された金属化フィルム巻回体を備える、熱硬化処理に供される前のフィルムコンデンサ素子中間体であって、
前記フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に200Nの荷重を加えた場合、前記フィルムコンデンサ素子中間体の前記荷重を加える前の短径Σ2(mm)に対する変位量α2(mm)の割合(α2/Σ2)が、7.0%以上であり、
前記フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に400Nの荷重を加えた場合、前記フィルムコンデンサ素子中間体の前記短径Σ2(mm)に対する変位量β2(mm)の割合(β2/Σ2)が、8.5%以上である、フィルムコンデンサ素子中間体。
項8. 前記フィルムコンデンサ素子中間体の長径方向に荷重を加え、2~20mm変位させた際の平均荷重が50N以下である、項7に記載のフィルムコンデンサ素子中間体。
項9. 前記フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に圧縮速度5.0mm/minで最大荷重500Nを加えた直後に、荷重の解放方向に速度5.0mm/minで荷重0Nまで除荷を行った場合、最大荷重500N時の変位量hmaxと、荷重0N時の変位量hpが、hp/hmax=40%以下となる、項7または8に記載のフィルムコンデンサ素子。
項10. 項1~6のいずれか1項に記載フィルムコンデンサ素子と、メタリコン電極と、リード線と、を備える、フィルムコンデンサ。
項11. 項1~6のいずれか1項に記載のフィルムコンデンサ素子に用いるための金属化フィルムであって、
前記金属化フィルムは、誘電体フィルムと、前記誘電体フィルムの片面に積層された金属層を有する、金属層一体型フィルムであり、
前記金属化フィルムの誘電体フィルムの表面と前記金属層の表面との静摩擦係数μsが2.0以下、動摩擦係数μkが1.2以下であり、
下記式で算出される値が0.25~0.45の範囲内である、金属化フィルム。
(μs-μk)/μs
本発明によれば、扁平化による素子加工が適切であり、静電容量のバラツキが小さく、耐電圧性にも優れたフィルムコンデンサ素子を提供することができる。また、本発明によれば、熱硬化処理に供することによって、本発明のフィルムコンデンサ素子を好適に製造することができる、フィルムコンデンサ素子中間体を提供することもできる。さらに、本発明によれば、本発明のフィルムコンデンサ素子を用いたフィルムコンデンサ、当該フィルムコンデンサ素子を製造するために用いられる、金属化フィルムを提供することもできる。
本発明のフィルムコンデンサ素子の模式的正面図である。 本発明のフィルムコンデンサ素子の模式的斜視図である。 本発明のフィルムコンデンサ素子の短径方向yに荷重を加える様子を説明するための模式図である。 本発明のフィルムコンデンサ素子の長径方向xに荷重を加える様子を説明するための模式図である。 本発明のフィルムコンデンサ素子にメタリコン電極とリード線とを取り付けた、本発明のフィルムコンデンサの模式的斜視図である。 金属化フィルムを製造する方法を説明するための模式図である。
以下、本発明のフィルムコンデンサ素子、フィルムコンデンサ素子中間体、フィルムコンデンサ、及び金属化フィルムについて詳細に説明する。
本明細書中において、「含有」及び「含む」なる表現は、「含有」、「含む」、「実質的にからなる」及び「のみからなる」という概念を含む。
また、本明細書中において、「フィルムコンデンサ」なる表現は、「コンデンサ」、「コンデンサ素子」、及び「金属化フィルムコンデンサ」という概念を含む。
本明細書では「巻く」や「巻き取る」という用語を用いているが、これらの用語は「巻回する」ともいえる。
本明細書中において、フィルムコンデンサ素子10の方向は、次の通りである。図1のように、フィルムコンデンサ素子10の正面図は、金属化フィルム1の巻回方向(w方向、巻回方向wなどと表記することがある。)に対して垂直な方向である、フィルムコンデンサ素子10を軸方向(z方向、軸方向zなどと表記することがある。)から見た図である。金属化フィルムが扁平化されたフィルムコンデンサ素子10の正面図において、短径方向をy方向(厚み方向yなどと表記することがある。)、長径方向をx方向(長さ方向xなどの表記することがある。)とする。また、金属化フィルム1の方向は次の通りである。フィルムの機械方向は、MachineDirection(以下、「MD方向」という。)と同じ方向である。MD方向は、長さ方向、流れ方向と呼ぶことがある。フィルムの横方向は、TransverseDirection(以下、「TD方向」という。)と同じ方向である。TD方向は、幅方向と呼ぶことがある。金属化フィルム1のTD方向は、フィルムコンデンサ素子10の軸方向zと一致し、金属化フィルム1のMD方向が巻回方向wに巻回されることによって、フィルムコンデンサ素子10が得られる。
フィルムコンデンサ素子
本実施形態に係るフィルムコンデンサ素子は、扁平化された金属化フィルム巻回体を備える。本実施形態に係るフィルムコンデンサ素子は、当該フィルムコンデンサ素子の短径方向に200Nの荷重を加えた場合(図3の模式図を参照)、前記フィルムコンデンサ素子の前記荷重を加える前の短径Σ1(mm)に対する変位量α1(mm)の割合(α1/Σ1)が、2.5%以上であり、かつ、フィルムコンデンサ素子の短径方向に400Nの荷重を加えた場合(図3の模式図を参照)、フィルムコンデンサ素子の短径Σ1(mm)に対する変位量β1(mm)の割合(β1/Σ1)が、4.0%以上であることを特徴としている。変位量α1(mm)は、フィルムコンデンサ素子の短径方向に200Nの荷重を加えた場合の変位量であり、変位量β1(mm)は、フィルムコンデンサ素子の短径方向に400Nの荷重を加えた場合の変位量である。短径Σ1、変位量α1、及び変位量β1の測定は、実施例の記載による。
本実施形態に係るフィルムコンデンサ素子10は、当該構成を備えることにより、扁平化による素子加工が適切であり、静電容量のバラツキが小さく、耐電圧性にも優れた特性を発揮することができる。この機序については、次のように考えることができる。
すなわち、巻回されたフィルムコンデンサ素子の内部応力は、巻回後は円周方向に均一な状態であり、安定化しているが、これをプレス、扁平化すると、短径方向、長径方向で内部応力に偏りが生じる。この応力の偏りは重ね合わせられた金属化フィルム層間の滑り、あるいは、金属化フィルム間の空隙等により緩和されるが、層間の滑りが悪いと金属化フィルムの伸び、または座屈発生による層間の空隙のバラツキ、シワなどが発生しやすい傾向とな。本実施形態では、扁平化後の素子の硬さを圧縮荷重による変位量として測定、素子の変形前後で変位量を規定することで、素子扁平化による素子内部応力の偏りを緩和させ、扁平化による素子加工適性が向上されている。また、加工適性が向上することで、扁平化した際の金属化フィルムの層間ギャップが均一に保たれやすくなり、静電容量のバラツキを抑制するとともに、均一な層間を維持することで、素子保安性、耐電圧性に優れたフィルムコンデンサ素子を提供することができる。
本発明の効果をより好適に発揮する観点から、フィルムコンデンサ素子10のα1/Σ1は、好ましくは2.5~3.5%、より好ましくは2.5~3.0%、さらに好ましくは2.6~2.8%である。
また、本発明の効果をより好適に発揮する観点から、フィルムコンデンサ素子10のβ1/Σ1は、好ましくは4.0~4.8%、より好ましくは4.0~4.5%、さらに好ましくは4.2~4.4%である。
また、本発明の効果をより好適に発揮する観点から、フィルムコンデンサ素子10のα1は、好ましくは0.45~0.64mm、より好ましくは0.45~0.55mm、さらに好ましくは0.47~0.52mmである。同様の観点から、フィルムコンデンサ素子10のβ1は、好ましくは0.74~0.88mm、より好ましくは0.74~0.83mm、さらに好ましくは0.77~0.81mmである。
また、本発明の効果をより好適に発揮する観点から、図4の模式図に示すように、フィルムコンデンサ素子10の長径方向xに荷重を加え、2~20mm変位させた際の平均荷重は、好ましくは50N以下、より好ましくは45~40N、さらに好ましくは40~35Nである。当該平均荷重の測定は、実施例の記載による。
また、本発明の効果をより好適に発揮する観点から、フィルムコンデンサ素子10の短径方向に圧縮速度5.0mm/minで最大荷重500Nを加えた直後に、荷重の解放方向に速度5.0mm/minで荷重0Nまで除荷を行った場合、最大荷重500N時の変位量hmaxと、荷重0N時の変位量hpが、hp/hmax=45%以下の関係になることが好ましく、45%~40%の関係になることがより好ましく、43~40%の関係になることがさらに好ましい。
フィルムコンデンサ素子10において、金属化フィルム1の間にオイルを含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。例えば、本実施形態のフィルムコンデンサ素子10は、金属化フィルム1間のオイル量によって、前記のα1/Σ1、β1/Σ1、平均荷重、hp/hmaxなどの物性を調整することができる。また、オイル量は、オイルを金属化フィルム1の表面に蒸着させる際の温度、時間などによって調整することができる。オイルとしては、特に制限されず、例えば、シリコンオイル、フッ素系オイルなどが挙げられる。フィルムコンデンサの絶縁性、金属化フィルムの金属層に劣化などの影響を与えなければ、どのようなオイルを用いてもよい。金属化フィルム間に含まれるオイルは、1種類のみであってもよいし、2種類以上であってもよい。
また、フィルムコンデンサ素子10に使用される金属化フィルム1は、誘電体フィルムと、誘電体フィルムの片面に積層された金属層を有する、金属層一体型フィルムであることが好ましい。誘電体フィルムのヘーズは、好ましくは2.0%以下、より好ましくは1.5%以下、さらに好ましくは1.3%以下である。例えば、本実施形態のフィルムコンデンサ素子10は、誘電体フィルムのヘーズによって、前記のα1/Σ1、β1/Σ1、平均荷重、hp/hmaxなどの物性を調整することができる。透明な誘電体フィルムでは、ヘーズが小さい程、誘電体フィルムの平滑性が高いと評価することができ、ヘーズが小さい程、前記の物性を調整しやすくなる。誘電体フィルムのヘーズの測定は、実施例の記載による。
また、本発明の効果をより好適に発揮する観点から、金属化フィルム1の誘電体フィルムの表面と金属層の表面との静摩擦係数μsは、好ましくは2.0以下、より好ましくは1.8以下、さらに好ましくは1.6以下であり、動摩擦係数μkは、好ましくは1.2以下、より好ましくは1.0以下、さらに好ましくは0.9以下である。また、当該静摩擦係数μs及び動摩擦係数μkに関し、下記式で算出される値は、好ましくは0.25~0.45の範囲内、より好ましくは0.25~0.40の範囲内、さらに好ましくは0.30~0.40の範囲内である。
金属化フィルム
次に、本実施形態のフィルムコンデンサ素子10に対して、好適に使用される金属化フィルム1について説明する。
図1に示される模式図は、金属化フィルム1をロール状に巻回して得られた巻回体を扁平化した金属化フィルム巻回体を備えるフィルムコンデンサ素子10の正面図である。また、図2に示される模式図は、当該扁平化した金属化フィルム巻回体を備えるフィルムコンデンサ素子10の斜視図である。金属化フィルム1を用いたフィルムコンデンサ素子10は、金属化フィルムフィルムコンデンサの製造に用いられるものである。金属化フィルム1は、ロール状に巻いてなる金属化フィルムロールとして製造される。1個のフィルムコンデンサ素子分のフィルム幅を有する金属化フィルム及び金属化フィルムロールを以下適宜「素子幅金属化フィルム」及び「素子幅金属化フィルムロール」という。
素子幅金属化フィルムは、後述するスリット工程において、金属化フィルムロールから金属化フィルム1を繰り出して、1個のフィルムコンデンサ素子分のフィルム幅に裁断して得られ、裁断して得られた素子幅金属化フィルムを巻き取ることで金属化フィルムロールが形成される。素子幅については特に限定されないが、例えば、10~100mmが好ましい。また、素子幅金属化フィルムの巻長については特に限定されないが、例えば、1,000~100,000mが好ましい。全幅の金属化フィルムの幅は特に限定されないが、例えば、上記素子幅に列数を乗算した幅が好ましい。全幅の金属化フィルム1の巻長については特に限定されないが、例えば、素子幅金属化フィルムの巻長と同程度が好ましい。
金属化フィルム1は、通常、複数個のフィルムコンデンサ素子分のフィルム幅を有する誘電体フィルム2の片面に金属を薄膜状に蒸着してなる(金属蒸着部である)電極部が並列に形成されている。すなわち、誘電体フィルム2の片面には、電極部を構成する金属層が積層されている。
これらの電極部を総称して適宜「金属蒸着電極」という。隣接する素子幅金属化フィルム部同士の境界にはそれぞれ、フィルム幅方向に直線状に延びる絶縁マージンまたは電極取り出し部を設けることができる。絶縁マージンは、非金属蒸着部である。本発明及び本明細書において、「金属蒸着部」とは、金属が蒸着されている部位である。また、「非金属蒸着部」とは、金属蒸着部ではない部位、つまり金属が蒸着されていない部位であり、「金属非蒸着部」又は「未蒸着部」ともいう。電極取り出し部は、素子幅金属化フィルムを利用して形成されたフィルムコンデンサ素子においてメタリコン電極を接合可能な部分である。
誘電体フィルム2を構成する樹脂成分(誘電体フィルム2に含まれる樹脂成分)は、特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン(PP: polypropylene)、ポリエチレンテレフタレート(PET: polyethylene terephthalate)、ポリフェニレンスルファイド(PPS :polyphenylene sulfide)、ポリエチレンナフタレート(PEN: polyethylene naphthalate)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF: polyvinylidene difluoride)、ポリカーボネート(PC: polycarbonate)、ポリエーテルイミド(PEI: polyetherimide)、ポリスチレン(PS:polystyrene)、ポリスルホン(PSU: polysulfone)、ポリエーテルスルホン(PES 又はPESU : polyether sulfone)、ポリフェニルスルホン(PPSU: polyphenylsulfone)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK: poly ether ether ketone)、シクロオレフィンポリマー(COP: Cycloolefin polymer)、シクロオレフィンコポリマー(COC: Cycloolefin copolymer)等の絶縁性を有する樹脂が挙げられる。なお、ポリスチレンとしては、アイソタクチックポリスチレン(IPS: isotactic polystyrene)、シンジオタクチックポリスチレン(SPS: syndiotactic polystyrene)、アタクチックポリスチレン(APS: atactic polystyrene)が挙げられる。特に、誘電体フィルム2の主成分がポリプロピレンである場合は受熱による伸縮等の影響で型入りがしやすいため、実施の形態1における金属化フィルムとすることの型入り抑制の効果が大きい。そのため、誘電体フィルム2の主成分がポリプロピレンであることは好ましい態様である。ここで、誘電体フィルム2の主成分とは、誘電体フィルム2を構成する全成分のうち50質量%以上含まれる成分を指す。誘電体フィルム2に含まれる樹脂成分は、誘電体フィルム2の70質量%以上含まれることが好ましく、誘電体フィルム2の80質量%以上含まれることがより好ましく、誘電体フィルム2の90質量%以上含まれることがさらに好ましい。上記誘電体フィルム2に含まれる樹脂成分は、誘電体フィルム2の100質量%以下で含まれていてもよい。誘電体フィルム2に含まれる樹脂成分は、一種類であってもよく、二種類以上を組み合わせて使用してもよい。
誘電体フィルム2は、前記樹脂成分の他、添加剤を含有してもよい。添加剤としては、酸化防止剤、塩素吸収剤、紫外線吸収剤、滑剤、可塑剤、難燃化剤、帯電防止剤、着色剤等が挙げられる。
誘電体フィルム2の厚さは、特に限定されないが、0.5~25μmが好ましく、0.7~15μmがより好ましく、0.8~10μmがより一層好ましく、1.0~8μmがさらに好ましく、1.5~6μmが特に好ましい。特に、誘電体フィルム2の厚さが0.8~10μm(より好ましくは1.0~8μm、さらに好ましくは1.5~6μm)である場合、金属蒸着電極(金属蒸着膜)を誘電体フィルム2に形成してロール状に巻き取って得られる金属化フィルムロールの巻取り胴面には段差が生じにくくなり、型入り(段差部でのフィルムの伸び)が発生しにくくなる。そのため、金属化フィルムロール及びそれに巻き取られている金属化フィルム1の品質を向上させることができるとともに、これらの生産性を向上させることができる。また、金属化フィルム1の品質が向上することで、それを裁断して得られる素子幅金属化フィルムの品質や素子幅金属化フィルムを利用して作製されるフィルムコンデンサの品質も向上させることができる。
金属蒸着電極の材料は、特に限定されないが、例えば、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)、錫(Sn)、銅(Cu)等の金属材料又はこれらの合金等を用いることができる。金属蒸着電極(金属蒸着膜)の厚さは特に限定されないが、1~200nmが好ましい。ここで、金属蒸着電極のうち電極取り出し部は、電極取り出し部とメタリコン電極との接合を強固にし、電気的接続を良くするために、好ましくはヘビーエッジ構造を有している。ヘビーエッジ構造とは、金属蒸着電極のうち電極取り出し部の金属蒸着膜の厚さを、電極取り出し部以外の部分の金属蒸着膜の厚さよりも厚くした構造である。例えば、電極取り出し部の金属蒸着膜の厚さは、電極取り出し部以外の部分の金属蒸着膜の厚さの2~5倍程度とする。また、金属蒸着電極の厚さは、所望の電気特性が得られるように、金属蒸着電極の材料の固有抵抗に応じて設定してもよい。
図6は、金属化フィルム1の製造方法を説明するめの模式図である。金属化フィルム1の製造に用いる製造装置は、誘電体フィルム供給部101と、絶縁マージン形成部102と、パターン形成部103と、蒸着部104と、巻き取りロール105とを備える。
誘電体フィルム供給部101は、誘電体フィルム2が巻かれてなる誘電体フィルムロール2Rを支持し、誘電体フィルム2を供給する。誘電体フィルムロール2Rから供給された誘電体フィルム2は絶縁マージン形成部102に搬送される。
絶縁マージン形成部102は、誘電体フィルム2の面2aに絶縁マージンのパターンに対応するパターンをオイル蒸着してオイルマスクを形成する。オイルマスクは、金属化フィルム1において絶縁マージンとなる部分に、蒸着工程で金属粒子が付着するのを防止するためのものである。絶縁マージン形成部102は、オイルタンクに貯蔵しているオイルを気化してタンクに設けたノズル(スリット)より、直接、誘電体フィルム2の一の面2aにオイルを蒸着しオイルマスクを形成する。
パターン形成部103は、誘電体フィルム2の一の面2aに、金属蒸着電極の電極パターンに概ね対応するパターンでオイルを塗布し、オイルマスクを形成する。オイルマスクは、金属化フィルム1において傾斜マージンや縦マージンとなる部分に、蒸着工程で金属粒子が付着するのを防止するためのものである。パターン形成部103は、オイルタンク103aと、アニロックスロール103bと、転写ロール103cと、版ロール103dと、バックアップロール103eを有する。オイルタンク103aは、貯蔵しているオイルを気化してノズルから噴出する。アニロックスロール103bと転写ロール103cは、その外周面にオイルタンク103aのノズルから噴出されたオイルが付着した状態で回転する。
版ロール103dの外周面には、金属蒸着電極の電極パターンに対応するパターン形状を有する凸版部が設けられており、版ロール103dは、誘電体フィルム2の搬送と同期して回転することにより、誘電体フィルム2の面2aに金属蒸着電極の電極パターンに対応するパターンのオイルを塗布してオイルマスクを形成する。
バックアップロール103eは誘電体フィルム2を介して版ロール103dと対向し、誘電体フィルム2の面2bに当接する。
絶縁マージン形成部102及びパターン形成部103を通過した誘電体フィルム2は蒸着部104へと搬送される。
蒸着部104は、金属蒸気生成部104a、104bと、金属蒸気生成部104a、104bに誘電体フィルム2を介して対向する冷却ロール104cとを備える。金属蒸気生成部104aは、金属蒸着電極の材料である金属と同じ成分の金属を熱して蒸発させて金属蒸気を発生し、発生させた金属蒸気を誘電体フィルム2の面2aに蒸着させる。金属蒸気生成部104bは、電極取り出し部12の材料である金属と同じ成分の金属を熱して蒸発させて金属蒸気を発生し、金属蒸気生成部104aによって誘電体フィルム2の面2a上に形成された大電極部21上に重ねて蒸着される。これにより、電極取り出し部12部分の金属蒸着膜は、それ以外の部分の金属蒸着膜よりも厚くなり、ヘビーエッジ構造が形成される。なお、金属蒸気生成部104a、104bで発生した金属蒸気は、誘電体フィルム2の面2a上に形成されたオイルマスク以外の部分に付着することで金属蒸着電極を形成する。冷却ロール104cは誘電体フィルム2に当接して誘電体フィルム2を冷却する。
誘電体フィルム2に金属蒸着電極が形成された金属化フィルム1は、巻き取りロール105に搬送され巻き取られる。なお、金属蒸着の後、金属化フィルムの少なくとも片面(片面又は両面)には、蒸着部104と巻き取りロール105間でオイルを塗布してもよい。前記の通り、本実施形態のフィルムコンデンサ素子10は、金属化フィルム1間のオイル量によって、前記のα1/Σ1、β1/Σ1、平均荷重、hp/hmaxなどの物性を調整することができる。
このような製造装置を用いた製造方法により、誘電体フィルム2の面2a上に所望の金属蒸着電極を形成できる。これにより、金属化フィルム1が得られる。
金属化フィルム1は、ロール状に巻いてなる金属化フィルムロールの形態で保管されていてもよい。金属化フィルムロールは、巻き芯(コア)を有していてもよいし、有していなくてもよい。金属化フィルムロールは、巻き芯(コア)を有することが好ましい。金属化フィルムロールの巻き芯の材質としては特に限定されない。前記材質としては、紙(紙管)、樹脂、繊維強化プラスチック(FRP)、金属等が挙げられる。前記樹脂としては、一例として、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体等が挙げられる。繊維強化プラスチックを構成するプラスチックとしては、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、熱可塑性樹脂等が挙げられる。繊維強化プラスチックを構成する繊維としては、ガラス繊維、アラミド繊維(ケブラー(登録商標)繊維)、カーボン繊維、ポリパラフェニレンベンズオキサゾール繊維(ザイロン(登録商標)繊維)、ポリエチレン繊維、ボロン繊維等が挙げられる。前記金属としては、鉄、アルミニウム、ステンレス等が挙げられる。金属化フィルムロールの巻き芯は、前記樹脂を紙管に含浸させてなる巻き芯も包含する。この場合、前記巻き芯の材質は樹脂として分類される。
素子幅金属化フィルムの製造においては、金属化フィルムロールから金属化フィルム1を繰り出して、切断刃により各絶縁マージン及び各電極取り出し部のフィルム幅方向中央で切断する。ここで、前記切断は、直線状に切断してもよいし、非直線状(一例として波状)に切断してもよい。そして、切断により得られた複数の素子幅金属化フィルムをそれぞれロール状に巻き取り、素子幅金属化フィルムロールとして製造する。
フィルムコンデンサ
図5は、本実施形態のフィルムコンデンサ素子10を利用したフィルムコンデンサ11(金属化フィルムフィルムコンデンサ)の模式的斜視図である。
図5に示すように、フィルムコンデンサ11は、少なくとも、フィルムコンデンサ素子10と、メタリコン電極3と、リード線4とを備える。図示を省略するが、必要に応じて、フィルムコンデンサ11において、フィルムコンデンサ素子10の外表面は樹脂ケース、およびエポキシ樹脂にて充填、あるいは、エポキシ樹脂への浸漬等により外表面を保護、素子内部への水分、酸素の侵入を防止し、素子の酸化劣化を予防する。
前記の通り、コンデンサ素子10は、2枚の素子幅金属化フィルムを重ねて巻き取ることで得られる。コンデンサ素子は、金属化フィルム巻回体のプレス処理により扁平化されている。すなわち、本実施形態のフィルムコンデンサ素子は、扁平化フィルムコンデンサ素子、扁平化フィルムコンデンサ素子などということもでき、本実施形態のフィルムコンデンサは、扁平化フィルムコンデンサ、扁平化フィルムコンデンサ、扁平化金属フィルムコンデンサなどということができる。
フィルムコンデンサ11の製造では、通常、略1素子幅分の金属化フィルム1を2枚重ねて巻回して(巻き取って)フィルムコンデンサ素子10を作製する。1個のフィルムコンデンサ素子10の幅は、(1)前記2枚の金属化フィルムをフィルム幅方向にずらしを設けて巻回することや、(2)後述するように、金属溶射を行ってメタリコン電極を作製することにより溶射金属の膜の分だけ厚くなること、があるため、通常、前記金属化フィルムの幅よりも大きくなる。
メタリコン電極3は、フィルムコンデンサ素子10のフィルム幅方向の両方の端部に金属溶射を行った後、熱硬化処理(熱エージング)を行うことで形成されている。熱硬化処理(熱エージング)とは、真空高温下(例えば70~150℃)で素子を熱硬化させることである。真空とするのは、ロール状に巻き取られて重なっている素子幅金属化フィルム間に残存する空気を抜き、素子幅金属化フィルムを酸化させないためである。本実施形態において、熱処理前のフィルムコンデンサ素子10を、フィルムコンデンサ素子中間体と表現する。
リード線4は、上記のようにして形成されたメタリコン電極3に対して例えば半田又は溶接によって接続される。
本発明のフィルムコンデンサ11は、種々の金属化フィルムコンデンサに利用できる。金属化フィルムコンデンサは、以下の各種用途に使用することができる。即ち、(1)携帯端末(携帯電話、携帯音楽プレーヤー、スマートフォン、タブレット型端末、ウエアラブル機器等)、(2)パソコン、(3)デジタルカメラ、(4)家電製品(テレビ、DVDレコーダー、冷蔵庫、洗濯機、エアコン等)、(5)カーナビゲーション、(6)発電用パワーコンディショナー(太陽光、風力等)、(7)LED照明、(8)自動車(電気自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド車等)、(9)鉄道車両、(10)建機、(11)産業機器、(12)その他各種インバータ、などが挙げられる。中でも、高周波特性が要求される自動車や電力の用途などに用いられるフィルムコンデンサに利用できる。
フィルムコンデンサ素子中間体
前記の通り、本実施形態のフィルムコンデンサ素子中間体は、熱硬化処理に供される前のフィルムコンデンサ素子である。本実施形態のフィルムコンデンサ素子中間体は、熱硬化前の状態であるため、フィルムコンデンサ素子10と比較して、柔らかいという特徴を有している。本実施形態のフィルムコンデンサ素子中間体を熱硬化処理に供して、本実施形態のフィルムコンデンサ素子10を得ることにより、フィルムコンデンサ素子10が備える前記のα1/Σ1、β1/Σ1、平均荷重、hp/hmaxなどの物性を、フィルムコンデンサ素子10に対して好適に付与することができる。
本実施形態のフィルムコンデンサ素子中間体は、扁平化された金属化フィルム巻回体を備える、熱硬化処理に供される前のフィルムコンデンサ素子中間体である。フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に200Nの荷重を加えた場合、前記フィルムコンデンサ素子中間体の前記荷重を加える前の短径Σ2(mm)に対する変位量α2(mm)の割合(α2/Σ2)が、7.0%以上であり、フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に400Nの荷重を加えた場合、フィルムコンデンサ素子中間体の短径Σ2(mm)に対する変位量β2(mm)の割合(β2/Σ2)が、8.5%以上であることを特徴としている。変位量α1(mm)は、フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に200Nの荷重を加えた場合の変位量であり、変位量β1(mm)は、フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に400Nの荷重を加えた場合の変位量である。
本実施形態に係るフィルムコンデンサ素子中間体は、当該構成を備えることにより、熱硬化処理に供し、前記のα1/Σ1、β1/Σ1、平均荷重、hp/hmaxなどの物性を備えるフィルムコンデンサ素子10を好適に製造することができ、扁平化による素子加工が適切であり、静電容量のバラツキが小さく、耐電圧性にも優れた特性をフィルムコンデンサ素子10に付与することができる。
本発明の効果をより好適に発揮する観点から、フィルムコンデンサ素子中間体のα2/Σ2は、好ましくは6.5.0~8.0%、より好ましくは7.0~7.5%、さらに好ましくは7.0~7.2%である。
また、本発明の効果をより好適に発揮する観点から、フィルムコンデンサ素子中間体のβ2/Σ2は、好ましくは8.5~9.5%、より好ましくは8.5~9.2%、さらに好ましくは8.5~9.0%である。
また、本発明の効果をより好適に発揮する観点から、フィルムコンデンサ素子中間体のα2は、好ましくは1.32~1.56mm、より好ましくは1.32~1.45mm、さらに好ましくは1.35~1.40mmである。同様の観点から、フィルムコンデンサ素子中間体のβ2は、好ましくは1.66~1.85mm、より好ましくは1.66~1.79mm、さらに好ましくは1.66~1.85mmである。
また、本発明の効果をより好適に発揮する観点から、フィルムコンデンサ素子中間体の長径方向xに荷重を加え、2~20mm変位させた際の平均荷重は、好ましくは45N以下、より好ましくは45~30N、さらに好ましくは45~35Nである。当該平均荷重の測定は、実施例の記載による。
また、本発明の効果をより好適に発揮する観点から、フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に圧縮速度5.0mm/minで最大荷重500Nを加えた直後に、荷重の解放方向に速度5.0mm/minで荷重0Nまで除荷を行った場合、最大荷重500N時の変位量hmaxと、荷重0N時の変位量hpが、hp/hmax=40%以下の関係になることが好ましく、40~30%の関係になることがより好ましく、35~30%の関係になることがさらに好ましい。
フィルムコンデンサ素子中間体に使用される金属化フィルムは、フィルムコンデンサ素子10について説明した通りである。
以下に実施例及び比較例を示して本発明を詳細に説明する。但し、本発明は実施例に限定されるものではない。なお、特記しない限り、部及び%はそれぞれ「質量部」及び「質量%」を示す。
(実施例1~4及び比較例1~4)
<フィルムコンデンサ素子中間体及びフィルムコンデンサ素子の製造>
誘電体フィルムとして、厚み2.5μm、幅620mmのPP(ポリプロピレン)フィルムのロールを用意した。このフィルムロールに、アルバック社製巻取式真空蒸着装置(EWE-060)を用いて、30mm幅素子仕様にてオイルマスキングにより絶縁マージン及び分割電極パターンを形成し、アルミニウムを蒸着することで、誘電体フィルム上に電極を形成すると共に、亜鉛を蒸着してフィルム上にヘビーエッジ(電気導入部)を形成した。なお、誘電体フィルムとしては、表1に記載のヘーズを有するものをそれぞれ用いた。ヘーズの測定方法について、後述の通りである。その後、実施例1~3及び比較例1,2では、蒸着機内でさらに、金属蒸着電極の表面に表1に記載の各蒸着温度にて加熱、蒸発させたシリコンオイルを蒸着し、Al金属膜抵抗が20Ω/□、Zn金属膜抵抗が5Ω/□の電極パターン付き金属化フィルムロールを得た。一方、実施例4、比較例3,4では、シリコンオイルの蒸着は行わずに、Al金属膜抵抗が20Ω/□、Zn金属膜抵抗が5Ω/□の電極パターン付き金属化フィルムロールを得た。
作製した各金属化フィルムロールを30mm幅×20分割にスリッターにて断裁し、フィルム幅30mm、絶縁マージン幅2.0mm、ヘビーエッジ幅1.5mmの素子巻き用の金属化フィルムの小巻リールを作製した。皆藤製作所社メタライズドフィルムフィルムコンデンサ全自動巻取機(3KAW-N2)にて、作製した小巻リール2リールを用いて、断裁した金属化フィルムが幅方向左右対称となるよう2枚重なる形で張力180gの条件で1585ターン分巻回、静電容量が50μF±1μFとなるように素子巻きを行った。巻回された丸素子は、素子扁平率が0.60~0.61となるように5.0kgf/cm2の圧力でプレス処理し、扁平化処理を行なった。扁平化した素子は、素子端面にメタリコン溶射を行ない、フィルム電極取出し部を形成して、評価用の各フィルムコンデンサ素子中間体を得た。
得られたフィルムコンデンサ素子中間体に対して、真空高温下で120℃×15hrの熱処理を行い、フィルムコンデンサ素子中間体を硬化させてフィルムコンデンサ素子とした。さらにメタリコン溶射部にリードを取り付け、樹脂ケースに入れて、隙間にエポキシ樹脂を充填し、樹脂を硬化させることで、評価用の各フィルムコンデンサ素子(フィルムコンデンサ)を得た。
<誘電体フィルムのヘーズ>
誘電体フィルムのヘーズは、ヘーズメータ(日本電色工業株式会社製「NDH-5000」)を用いて、JIS K 7136:2000に準拠して測定した。サンプルは、蒸着前後の誘電体フィルムロールより割腹により切り出し、それぞれのサンプルについて、幅方向5点、流れ方向3点を測定、平均化によりヘーズ値を求めた。
<金属化フィルムの摩擦係数>
新東科学株式会社製のヘイドントライボギアTYPE14FWを用いて、作製した金属化フィルムの流れ方向の摩擦力を測定した。装置移動テーブル上に金属化フィルムの未蒸着面を表向きに、測定治具側には金属化フィルム蒸着面を表向きにセットし、金属化フィルムの表裏が摩擦面となるように金属化フィルムを配置した。また、金属化フィルムは、テーブル移動方向が流れ方向となるようにセットした。荷重変換機側にバランス分銅をセットし、バランスアームが平行となるよう調整後、測定治具側に荷重分銅をセットした。移動テーブル上の金属化フィルムと、測定治具の金属化フィルムを接触させ、一定速度で移動テーブルを動かし、フィルム間の静摩擦係数、動摩擦係数を測定した。測定治具は、接触面積30mm□用、荷重分銅は50g、テーブル移動速度は100mm/min、テーブル移動量は66mmとした。結果を表1に示す。
<荷重-変位量の測定>
フィルムコンデンサ素子及びフィルムコンデンサ素子中間体をそれぞれ測定対象のサンプルとした。株式会社イマダ製 荷重変位測定ユニット(FSA-1KE-500N)を用いてサンプルの荷重変位量を測定した。サンプルに圧縮をかけて、圧縮時にサンプルにかかる荷重と測定サンプルの変形量(変位)をF-S曲線として測定した。荷重測定用フォースゲージ(ZTA-500N)に円盤平型圧縮治具(S-60)を装着し、変位測定ユニット(FSA-1KE)にセットした。FSA-1KEのサンプル台中央にサンプルをセットし、円盤平型圧縮治具がサンプルに接触、荷重が変化しない点を変位量原点とした。設定速度にてサンプルを圧縮し、設定最大荷重(500N)、または設定最大変位(20mm)に達した時点で設定速度にて荷重を除荷し、原点位置に戻るまでにサンプルにかかる荷重と荷重に対するサンプル変位量をS-F曲線としてグラフ化した。
<Σ1、およびΣ2の測定>
ミツトヨ製ノギスCD-P15MWWにて、素子幅方向(金属化フィルム幅方向)に5点測定、平均化しΣ1、およびΣ2を求めた。
短径方向yについては、圧縮速度5.0mm/min一定で短径方向(y方向)にサンプルを圧縮した。サンプル荷重が500Nに達するまで圧縮した。圧縮後、速度5.0mm/minにて変位量原点位置まで除荷を行い、この時のF-S曲線を得た。得られたF-S曲線より荷重200N時のサンプル変位量(α)、400N時のサンプル変位量(β)を読み取り、サンプルの短径(Σ)で割り返し、α/Σ、β/Σを算出した。
また、得られたF-S曲線より最大荷重500N時のサンプル変位量(hmax)と除荷により荷重が0Nとなったサンプルの塑性ひずみ量(hp)を読み取り、hp/hmaxを算出した。
長径方向xについては、圧縮速度20.0mm/min一定で変位量が20mm変化するまで長径方向(x方向)にサンプルを圧縮し、この時のF-S曲線を得た。得られたF-S曲線より、サンプル変位量2-20mm間の圧縮荷重を読み取り、平均荷重を算出した。サンプル変位量5-20mm間についても圧縮荷重を読み取り、同様に平均荷重を算出した。
それぞれの結果を表3に示す。
<素子加工適性の評価>
得られた各フィルムコンデンサ素子を目視で観察し、座屈の有無及び皺の形成の観点から、素子加工性の目視評価を行った。座屈の評価基準は、○:座屈なし、△:座屈が3箇所以下、×:座屈が3箇所より多いとし、皺の形成の評価基準は、○:シワなし、△:シワが2本以下、×:シワが2本より多いとした。それぞれの結果を表3に示す。
<短時間耐電圧試験>
フィルムコンデンサ素子に、室温状態で電圧を10秒間印加した後に、フィルムコンデンサ素子の静電容量を測定した。この電圧印加試験を、電圧を徐々に上げて実施し、静電容量減少率が1%に達する電圧、及び、静電容量減少率が2%に達する電圧を調べた。また、n=9における静電容量のバラツキの標準偏差を求めた。それぞれの結果を表3に示す。
1 金属化フィルム
2 誘電体フィルム
2a 面
2b 面
2R 誘電体フィルムロール
3 メタリコン電極
4 リード線
10 フィルムコンデンサ素子
11 フィルムコンデンサ
101 誘電体フィルム供給部
102 絶縁マージン形成部
103 パターン形成部
103d 版ロール
104 蒸着部
104a 金属蒸気生成部
104b 金属蒸気生成部(電極取り出し部生成用)
104c 冷却ロール
105 巻き取りロール

Claims (11)

  1. 扁平化された金属化フィルム巻回体を備える、フィルムコンデンサ素子であって、
    前記フィルムコンデンサ素子の短径方向に200Nの荷重を加えた場合、前記フィルムコンデンサ素子の前記荷重を加える前の短径Σ1(mm)に対する変位量α1(mm)の割合(α1/Σ1)が、2.5%以上であり、
    前記フィルムコンデンサ素子の短径方向に400Nの荷重を加えた場合、前記フィルムコンデンサ素子の前記短径Σ1(mm)に対する変位量β1(mm)の割合(β1/Σ1)が、4.0%以上である、フィルムコンデンサ素子。
  2. 前記フィルムコンデンサ素子の長径方向に荷重を加え、2~20mm変位させた際の平均荷重が50N以下である、請求項1に記載のフィルムコンデンサ素子。
  3. 前記フィルムコンデンサ素子の短径方向に圧縮速度5.0mm/minで最大荷重500Nを加えた直後に、荷重の解放方向に速度5.0mm/minで荷重0Nまで除荷を行った場合、最大荷重500N時の変位量hmaxと、荷重0N時の変位量hpが、hp/hmax=45%以下となる、請求項1または2に記載のフィルムコンデンサ素子。
  4. 前記金属化フィルム巻回体は、前記金属化フィルム巻回体に含まれる金属化フィルムの間にオイルを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のフィルムコンデンサ素子。
  5. 前記金属化フィルム巻回体に含まれる金属化フィルムは、誘電体フィルムと、前記誘電体フィルムの片面に積層された金属層を有する、金属層一体型フィルムであり、
    前記誘電体フィルムのヘーズは、2.0%以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載のフィルムコンデンサ素子。
  6. 前記金属化フィルム巻回体に含まれる金属化フィルムは、誘電体フィルムと、前記誘電体フィルムの片面に積層された金属層を有する、金属層一体型フィルムであり、
    前記金属化フィルムの誘電体フィルムの表面と前記金属層の表面との静摩擦係数μsが2.0以下、動摩擦係数μkが1.2以下であり、
    下記式で算出される値が0.25~0.45の範囲内である、請求項1~5のいずれか1項に記載のフィルムコンデンサ素子。
    (μs-μk)/μs
  7. 扁平化された金属化フィルム巻回体を備える、熱硬化処理に供される前のフィルムコンデンサ素子中間体であって、
    前記フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に200Nの荷重を加えた場合、前記フィルムコンデンサ素子中間体の前記荷重を加える前の短径Σ2(mm)に対する変位量α2(mm)の割合(α2/Σ2)が、7.0%以上であり、
    前記フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に400Nの荷重を加えた場合、前記フィルムコンデンサ素子中間体の前記短径Σ2(mm)に対する変位量β2(mm)の割合(β2/Σ2)が、8.5%以上である、フィルムコンデンサ素子中間体。
  8. 前記フィルムコンデンサ素子中間体の長径方向に荷重を加え、2~20mm変位させた際の平均荷重が50N以下である、請求項7に記載のフィルムコンデンサ素子中間体。
  9. 前記フィルムコンデンサ素子中間体の短径方向に圧縮速度5.0mm/minで最大荷重500Nを加えた直後に、荷重の解放方向に速度5.0mm/minで荷重0Nまで除荷を行った場合、最大荷重500N時の変位量hmaxと、荷重0N時の変位量hpが、hp/hmax=40%以下となる、請求項7または8に記載のフィルムコンデンサ素子
  10. 請求項1~6のいずれか1項に記載フィルムコンデンサ素子と、メタリコン電極と、リード線と、を備える、フィルムコンデンサ。
  11. 請求項1~6のいずれか1項に記載のフィルムコンデンサ素子に用いるための金属化フィルムであって、
    前記金属化フィルムは、誘電体フィルムと、前記誘電体フィルムの片面に積層された金属層を有する、金属層一体型フィルムであり、
    前記金属化フィルムの誘電体フィルムの表面と前記金属層の表面との静摩擦係数μsが2.0以下、動摩擦係数μkが1.2以下であり、
    下記式で算出される値が0.25~0.45の範囲内である、金属化フィルム。
    (μs-μk)/μs
JP2021145773A 2021-09-07 2021-09-07 フィルムコンデンサ素子、フィルムコンデンサ素子中間体、フィルムコンデンサ、及び金属化フィルム Active JP7707776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021145773A JP7707776B2 (ja) 2021-09-07 2021-09-07 フィルムコンデンサ素子、フィルムコンデンサ素子中間体、フィルムコンデンサ、及び金属化フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021145773A JP7707776B2 (ja) 2021-09-07 2021-09-07 フィルムコンデンサ素子、フィルムコンデンサ素子中間体、フィルムコンデンサ、及び金属化フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023038847A JP2023038847A (ja) 2023-03-17
JP7707776B2 true JP7707776B2 (ja) 2025-07-15

Family

ID=85514757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021145773A Active JP7707776B2 (ja) 2021-09-07 2021-09-07 フィルムコンデンサ素子、フィルムコンデンサ素子中間体、フィルムコンデンサ、及び金属化フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7707776B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118969509A (zh) * 2024-10-12 2024-11-15 宁波市江北九方和荣电气有限公司 一种电容器制作方法和电容器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337270A (ja) 2001-05-21 2002-11-27 Toray Ind Inc 金属化フィルム
JP2007081007A (ja) 2005-09-13 2007-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属化フィルムコンデンサ
JP2012060032A (ja) 2010-09-10 2012-03-22 Kojima Press Industry Co Ltd フィルムコンデンサの製造方法
JP2019147953A (ja) 2014-02-28 2019-09-05 東レ株式会社 二軸配向ポリプロピレンフィルム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04233207A (ja) * 1990-12-28 1992-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層型金属化フィルムコンデンサ
JPH1064750A (ja) * 1996-08-21 1998-03-06 Toray Ind Inc フイルムコンデンサ
JPH1167580A (ja) * 1997-08-21 1999-03-09 Oji Paper Co Ltd 金属化フィルムコンデンサの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337270A (ja) 2001-05-21 2002-11-27 Toray Ind Inc 金属化フィルム
JP2007081007A (ja) 2005-09-13 2007-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属化フィルムコンデンサ
JP2012060032A (ja) 2010-09-10 2012-03-22 Kojima Press Industry Co Ltd フィルムコンデンサの製造方法
JP2019147953A (ja) 2014-02-28 2019-09-05 東レ株式会社 二軸配向ポリプロピレンフィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023038847A (ja) 2023-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102455180B1 (ko) 절연 전도체
JP6871910B2 (ja) 金属張積層板の製造方法および金属張積層板
EP1958766A1 (en) Adhesive-free aramid-polyester laminate, method of manufacturing the same and apparatus for manufacturing the same
TWI700256B (zh) 捲筒狀長條玻璃布、預浸體、及印刷配線板
JP5586210B2 (ja) グラファイトフィルムおよびグラファイト複合フィルム
JP7707776B2 (ja) フィルムコンデンサ素子、フィルムコンデンサ素子中間体、フィルムコンデンサ、及び金属化フィルム
JPWO2004084242A1 (ja) 扁平型コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びそれからなる扁平型コンデンサ
WO2018181223A1 (ja) 積層体の製造方法、積層体の製造装置および積層体
JP2014156387A (ja) グラファイトフィルムおよびグラファイト複合フィルムの製造方法
CN109881152B (zh) 一种多层结构的导电膜及制备工艺
JP2013237896A (ja) 長尺体の表面処理装置と表面処理方法および銅張積層樹脂フィルム基板の製造方法
JP5995145B2 (ja) 樹脂フィルムの表面処理方法、樹脂フィルムの成膜方法ならびに金属化樹脂フィルム基板の製造方法
CN100503215C (zh) 柔性多层板的制造方法
WO2014199844A1 (ja) フィルム積層体およびその製造方法
TW201902695A (zh) 覆金屬積層板及其製造方法
US20240181749A1 (en) Metallized polypropylene film
JP6110714B2 (ja) 感光性樹脂捲回体用コア及び感光性樹脂捲回体
TW200523102A (en) Method for producing flexible laminate
JP2018163950A (ja) 基材フィルム及びその製造方法
US11817272B2 (en) Metallized film, metallized film roll, plate roll
JPWO2017209060A1 (ja) フレキシブル金属張積層板の製造方法
CN1972563A (zh) 包导体的叠层、布线电路板及其制作工艺
JP2015018722A (ja) リチウムイオン二次電池用セパレータの製造方法
JP2780380B2 (ja) 複合金属積層シートおよびその使用方法
JP2013220638A (ja) エンボスウエブ加工装置、エンボスウエブの製造方法およびエンボスウエブロール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7707776

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150