JP7708348B2 - 結晶性酸化物膜および半導体装置 - Google Patents
結晶性酸化物膜および半導体装置Info
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Description
また、最近では、非特許文献4に記載されているように、コランダム構造の酸化ガリウム膜をELO成長等させることが検討されている。非特許文献4に記載されている方法によれば、良質なコランダム構造の酸化ガリウム膜を得ることは可能であるが、実際に結晶膜を調べてみると、ファセット成長する傾向があり、このファセット成長に起因する転位やクラックなどの課題もあって、半導体装置に適用するには、まだまだ満足のいくものではなかった。非特許文献5には、m面サファイア基板上にα-Ga2O3膜を成膜することが記載されている。しかしながら、非特許文献5に記載の方法で成膜されたα-Ga2O3膜は、結晶軸方向ごとの反りが不均等であったり、厚膜化するとクラックが生じてしまったりするなどの問題があり、大面積化や半導体装置に適用するためには十分に満足できるものではなかった。そのため、反りやクラックを抑制することができる成膜方法および反りおよびクラックが改善された結晶性酸化物膜が待ち望まれていた。
また、本発明者らは、上記知見を得た後、さらに検討を重ねて本発明を完成させるに至った。
[1] 金属酸化物を含み、第1の結晶軸と第2の結晶軸とを少なくとも含む結晶性酸化物膜であって、第1の結晶軸方向の線膨張係数が、第2の結晶軸方向の線膨張係数よりも小さく、主面が、第2の結晶軸方向に平行な面から少なくとも第2の結晶軸方向に傾斜した面であることを特徴とする結晶性酸化物膜。
[2] 前記金属酸化物がガリウムを含む請求項1記載の結晶性酸化物膜。
[3] 前記金属酸化物がコランダム構造を有する前記[1]または[2]に記載の結晶性酸化物膜。
[4] 前記金属酸化物が、ガリウムに加えて、インジウム、ロジウムまたはイリジウムを含む前記[2]記載の結晶性酸化物膜。
[5] 前記金属酸化物が、ガリウムに加えて、インジウムまたは/およびアルミニウムを含む前記[2]記載の結晶性酸化物膜。
[6] 膜厚が2.5μm以上である前記[1]~[5]のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
[7] ドーパントを含む前記[1]~[6]のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
[8] 第1の結晶軸方向の反り量に対する第2の結晶軸方向の反り量の比が3以下である前記[1]~[7]のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
[9] 前記傾斜の角度が、3°~25°の範囲内である前記[1]~[8]のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
[10] 前記傾斜の角度が、3°~10°の範囲内である前記[1]~[9]のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
[11] コランダム構造を有しており、主面が、m面から少なくとも第2の結晶軸方向に傾斜した面である前記[1]~[10]のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
[12] 第2の結晶軸方向がc軸方向である前記[11]記載の結晶性酸化物膜。
[13] 前記[1]~[12]のいずれかに記載の結晶性酸化物膜と電極とを少なくとも備える半導体装置。
[14] 前記[13]記載の半導体装置を用いた電力変換装置。
[15] 前記[13]記載の半導体装置を用いた制御システム。
すなわち、第1の結晶軸と第2の結晶軸とを少なくとも含み、第2の結晶軸方向と平行な面から少なくとも第2の結晶軸方向に傾斜した面を結晶成長面とする結晶基板を用いて、前記結晶性酸化物膜をエピタキシャル結晶成長させることにより得ることができる。
前記結晶基板は、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、公知の基板であってよい。絶縁体基板であってもよいし、導電性基板であってもよいし、半導体基板であってもよい。単結晶基板であってもよいし、多結晶基板であってもよい。前記結晶基板としては、例えば、コランダム構造を有する結晶物を主成分として含む基板が挙げられる。なお、前記「主成分」とは、基板中の組成比で、前記結晶物を50%以上含むものをいい、好ましくは70%以上含むものであり、より好ましくは90%以上含むものである。前記コランダム構造を有する結晶基板としては、例えば、サファイア基板、α型酸化ガリウム基板などが挙げられる。
なお、前記結晶基板の厚さは、特に限定されないが、通常、10μm~20mmであり、より好ましくは10~1000μmである。前記結晶基板の好適な形状としては、例えば、三角形、四角形(例えば長方形若しくは台形等)、五角形若しくは六角形等の多角形状、U字形状、逆U字形状、L字形状またはコの字形状等が挙げられる。
原料溶液は、成膜原料として少なくともガリウムを含んでおり、霧化可能であれば特に限定されず、無機材料を含んでいてもよいし、有機材料を含んでいてもよい。前記金属は、金属単体であっても、金属化合物であってもよく、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されない。前記金属としては、例えば、ガリウム(Ga)、イリジウム(Ir)、インジウム(In)、ロジウム(Rh)、アルミニウム(Al)、金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)、銅(Cu)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、コバルト(Co)、ルテニウム(Ru)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、亜鉛(Zn)、鉛(Pb)、レニウム(Re)、チタン(Ti)、スズ(Sn)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)およびジルコニウム(Zr)から選ばれる1種または2種以上の金属などが挙げられるが、本発明の実施態様においては、前記金属が、ガリウムを少なくとも含むのが好ましい。また、本発明の実施態様においては、前記金属が、ガリウムに加えて周期律表第4周期~第6周期の1種または2種以上の金属を含むのが好ましく、インジウム、ロジウムまたはイリジウムを含むのがより好ましい。また、本発明の実施態様においては、前記金属が、ガリウムに加えて、インジウムおよび/またはアルミニウムを含むのも好ましい。このような好ましい金属を用いることにより、半導体装置等により好適に用いることができる前記結晶性酸化物膜を成膜することができる。
前記霧化工程は、金属を含む原料溶液を調整し、前記原料溶液を霧化し、液滴を浮遊させ、霧化液滴を発生させる。前記金属の配合割合は、特に限定されないが、原料溶液全体に対して、0.0001mol/L~20mol/Lが好ましい。霧化手段は、前記原料溶液を霧化できさえすれば特に限定されず、公知の霧化手段であってよいが、本発明の実施態様においては、超音波振動を用いる霧化手段であるのが好ましい。本発明で用いられるミストは、空中に浮遊するものであり、例えば、スプレーのように吹き付けるのではなく、初速度がゼロで、空間に浮かびガスとして搬送することが可能なミストであるのがより好ましい。ミストの液滴サイズは、特に限定されず、数mm程度の液滴であってもよいが、好ましくは50μm以下であり、より好ましくは1~10μmである。
前記搬送工程では、前記キャリアガスによって前記霧化液滴を前記基体へ搬送する。キャリアガスの種類としては、本発明の目的を阻害しない限り特に限定されず、例えば、酸素、オゾン、不活性ガス(例えば窒素やアルゴン等)、または還元ガス(水素ガスやフォーミングガス等)などが好適な例として挙げられる。また、キャリアガスの種類は1種類であってよいが、2種類以上であってもよく、キャリアガス濃度を変化させた希釈ガス(例えば10倍希釈ガス等)などを、第2のキャリアガスとしてさらに用いてもよい。また、キャリアガスの供給箇所も1箇所だけでなく、2箇所以上あってもよい。キャリアガスの流量は、特に限定されないが、1LPM以下が好ましく、0.1~1LPMがより好ましい。
成膜工程では、前記霧化液滴を反応させて、前記結晶基板上に成膜する。前記反応は、前記霧化液滴から膜が形成される反応であれば特に限定されないが、本発明の実施態様においては、熱反応が好ましい。前記熱反応は、熱でもって前記霧化液滴が反応すればそれでよく、反応条件等も本発明の目的を阻害しない限り特に限定されない。本工程においては、前記熱反応を、通常、原料溶液の溶媒の蒸発温度以上の温度で行うが、高すぎない温度以下が好ましく、650℃以下がより好ましい。また、熱反応は、本発明の目的を阻害しない限り、真空下、非酸素雰囲気下、還元ガス雰囲気下および酸素雰囲気下のいずれの雰囲気下で行われてもよい。また、熱反応は、大気圧下、加圧下および減圧下のいずれの条件下で行われてもよい。本発明の実施態様においては、大気圧下で行われるのが蒸発温度の計算がより簡単になり、設備等も簡素化できる等の点で好ましい。また、膜厚は成膜時間を調整することにより、設定することができる。
図4は、本発明の実施態様に係る高電子移動度トランジスタ(HEMT)の一例を示している。図4のHEMTは、バンドギャップの広いn型半導体層121a、バンドギャップの狭いn型半導体層121b、n+型半導体層121c、半絶縁体層124、緩衝層128、ゲート電極125a、ソース電極125bおよびドレイン電極125cを備えている。
本発明の半導体装置がMOSFETである場合の一例を図5に示す。図5のMOSFETは、トレンチ型のMOSFETであり、n-型半導体層131a、n+型半導体層131b及び131c、ゲート絶縁膜134、ゲート電極135a、ソース電極135bおよびドレイン電極135cを備えている。
図6は、n-型半導体層141a、第1のn+型半導体層141b、第2のn+型半導体層141c、ゲート電極145a、ソース電極145bおよびドレイン電極145cを備えている接合電界効果トランジスタ(JFET)の好適な一例を示す。
図7は、n型半導体層151、n-型半導体層151a、n+型半導体層151b、p型半導体層152、ゲート絶縁膜154、ゲート電極155a、エミッタ電極155bおよびコレクタ電極155cを備えている絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)の好適な一例を示す。
本発明の半導体装置が発光ダイオード(LED)である場合の一例を図8に示す。図8の半導体発光素子は、第2の電極165b上にn型半導体層161を備えており、n型半導体層161上には、発光層163が積層されている。そして、発光層163上には、p型半導体層162が積層されている。p型半導体層162上には、発光層163が発生する光を透過する透光性電極167を備えており、透光性電極167上には、第1の電極165aが積層されている。なお、図8の半導体発光素子は、電極部分を除いて保護層で覆われていてもよい。
図12は、n-型半導体層131a、第1のn+型半導体層131b、第2のn+型半導体層131c、p型半導体層132、p+型半導体層132a、ゲート絶縁膜134、ゲート電極135a、ソース電極135bおよびドレイン電極135cを備えている金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)の好適な一例を示す。なお、p+型半導体層132aは、p型半導体層であってもよく、p型半導体層132と同じであってもよい。なお、p型半導体は、n型半導体と同じ材料であって、p型ドーパントを含むものであってもよいし、異なるp型半導体であってもよい。
なお、上述の制御システム500は本発明の半導体装置を電気自動車の制御システムに適用できるだけではなく、直流電源からの電力を昇圧・降圧したり、直流から交流へ電力変換するといったあらゆる用途の制御システムに適用することが可能である。また、バッテリーとして太陽電池などの電源を用いることも可能である。
1.成膜装置
本実施例では図1に示す成膜装置19を用いた。
臭化ガリウム(GaBr3)0.1Mの水溶液に、臭化水素酸(HBr)10体積%を加え、これを原料溶液とした。
上記2.で得られた原料溶液24aをミスト発生源24内に収容した。次に、基板20として、表面にバッファ層が積層され、m面からc軸方向に3°傾斜した面を主面とするサファイア基板を用いて、ホットプレート28上に設置し、ホットプレート28を作動させて基板温度を630℃にまで昇温させた。次に、流量調節弁23a、23bを開いて、キャリアガス源であるキャリアガス供給手段22a、22bからキャリアガスを成膜室30内に供給し、成膜室30の雰囲気をキャリアガスで十分に置換した後、キャリアガスの流量を0.6L/分に調節した。キャリアガスとして窒素を用いた。
次に、超音波振動子26を2.4MHzで振動させ、その振動を、水25aを通じて原料溶液24aに伝播させることによって、原料溶液24aを霧化させてミスト(霧化液滴)24bを生成させた。このミスト24bが、キャリアガスによって、供給管27内を通って、成膜室30内に導入され、大気圧下、630℃にて、基板20上でミストが熱反応して、基板20上に成膜した。成膜時間は1時間であった。得られた膜は、X線回折装置を用いて同定したところ、α-Ga2O3単結晶膜であった。
実施例2~9として、それぞれ表1に示す条件で成膜したこと以外は、実施例1と同様にして、それぞれ結晶性酸化物膜を得た。得られた膜は、X線回折装置を用いて同定したところ、いずれもα-Ga2O3単結晶膜であった。
比較例1~6として、それぞれ表2に示す条件で成膜したこと以外は、実施例1と同様にして、それぞれ結晶性酸化物膜を得た。得られた膜は、X線回折装置を用いて同定したところ、いずれもα-Ga2O3単結晶膜であった。
実施例1~9および比較例1~6にて得られた結晶性酸化物膜につき、膜厚、反りおよびクラックの有無を確認した。結果を表3に示す。なお、反りの測定は表面形状測定システムDYVOCE(神津精機株式会社製、型番:DY-3000-039)を用いて行った。また、クラック発生率は、結晶性酸化物膜を152区画に分けて、それぞれの区画ごとのクラックの有無を確認することにより算出した。なお、実施例2、実施例5、実施例8、比較例2、比較例5および比較例6の反り測定結果を図17に示す。表3および図17から明らかなように、比較例品と比べて、実施例品は結晶軸方向ごとの反りがより均一であることがわかる。なお、本実施例品は、比較例品に対して反り量の絶対値が低減されており、さらに、膜厚を大きくした場合(例えば、5μm以上、好ましくは10μm以上)であっても、少なくとも2mm2以上の面積にわたってクラックを実質的に含まないものであった。
実施例10~12として、基板として、m面からc軸方向に20°傾斜した面を結晶成長面とするサファイア基板を用いたこと以外は、実施例1~3とそれぞれ同様にして、結晶性酸化物膜を得た。得られた膜は、X線回折装置を用いて同定したところ、いずれもα-Ga2O3単結晶膜であった。また、得られた膜について、実施例1~9と同様にして膜厚、反りおよびクラック発生率を調べた。結果を表4に示す。表4から明らかなとおり、本実施例品はa軸方向に対するc軸方向の反り量の比が0.4以上3未満の範囲内であり、結晶軸方向ごとの反りがより均一であることがわかる。なお、本実施例品は、膜厚を大きくした場合(例えば、5μm以上、好ましくは10μm以上)であっても、少なくとも2mm2以上の面積にわたってクラックを実質的に含まないものであった。
実施例13~14として、基板として、m面からc軸方向に25°傾斜した面を結晶成長面とするサファイア基板を用いたこと以外は、実施例1および2とそれぞれ同様にして、結晶性酸化物膜を得た。得られた膜は、X線回折装置を用いて同定したところ、いずれもα-Ga2O3単結晶膜であった。また、得られた膜について、実施例1~9と同様にして膜厚、反りおよびクラック発生率を調べたた。結果を表4に示す。表4から明らかなとおり、本実施例品はa軸方向に対するc軸方向の反り量の比が0.4以上3未満の範囲内であり、結晶軸方向ごとの反りがより均一であることがわかる。なお、本実施例品は、膜厚を大きくした場合(例えば、5μm以上、好ましくは10μm以上)であっても、少なくとも2mm2以上の面積にわたってクラックを実質的に含まないものであった。
ドーピングを行ったこと以外は、実施例1~14と同様にして、それぞれ結晶性酸化物膜を得た。得られた膜は、X線回折装置を用いて同定したところ、いずれもα-Ga2O3単結晶膜であった。また、得られた膜について、実施例1~9と同様にして膜厚、反りおよびクラック発生率を調べたところ、実施例1~14と同様に、膜厚を大きくしても反りおよびクラックを抑制できることがわかった。また、得られた膜に対してホール効果測定を行ったところ、いずれの実施例品も移動度が5cm2/V・s以上であり、優れた電気特性を有することがわかった。また、傾斜角が3°~10°の実施例品は、傾斜角が20°および25°の実施例品と比較して、移動度において約2倍程度優れていることがわかった。この結果から、m面から少なくともc軸方向に3°~10°傾斜した面を主面とする場合には、反りおよびクラックを抑制させつつ、半導体特性をさらにより向上させることができることがわかった。
2 バリア電極
3 半導体領域(半導体層)
4 オーミック電極
5 ガードリング
19 ミストCVD装置(成膜装置)
20 基板
21 サセプタ
22a キャリアガス供給手段
22b キャリアガス(希釈)供給手段
23a 流量調節弁
23b 流量調節弁
24 ミスト発生源
24a 原料溶液
25 容器
25a 水
26 超音波振動子
27 供給管
28 ヒーター
29 排気口
30 成膜室
101a n-型半導体層
101b n+型半導体層
102 p型半導体層
103 半絶縁体層
104 絶縁体層
105a ショットキー電極
105b オーミック電極
121a バンドギャップの広いn型半導体層
121b バンドギャップの狭いn型半導体層
121c n+型半導体層
123 p型半導体層
124 半絶縁体層
125a ゲート電極
125b ソース電極
125c ドレイン電極
128 緩衝層
131a n-型半導体層
131b 第1のn+型半導体層
131c 第2のn+型半導体層
132 p型半導体層
132a p+型半導体層
134 ゲート絶縁膜
135a ゲート電極
135b ソース電極
135c ドレイン電極
141a n-型半導体層
141b 第1のn+型半導体層
141c 第2のn+型半導体層
145a ゲート電極
145b ソース電極
145c ドレイン電極
151 n型半導体層
151a n-型半導体層
151b n+型半導体層
152 p型半導体層
154 ゲート絶縁膜
155a ゲート電極
155b エミッタ電極
155c コレクタ電極
161 n型半導体層
162 p型半導体層
163 発光層
165a 第1の電極
165b 第2の電極
167 透光性電極
169 基板
500 制御システム
501 バッテリー(電源)
502 昇圧コンバータ
503 降圧コンバータ
504 インバータ
505 モータ(駆動対象)
506 駆動制御部
507 演算部
508 記憶部
600 制御システム
601 三相交流電源(電源)
602 AC/DCコンバータ
604 インバータ
605 モータ(駆動対象)
606 駆動制御部
607 演算部
608 記憶部
Claims (13)
- ガリウムを含む金属酸化物を含み、第1の結晶軸と第2の結晶軸とを少なくとも含む結晶性酸化物膜であって、第1の結晶軸方向の線膨張係数が、第2の結晶軸方向の線膨張係数よりも小さく、主面が、第2の結晶軸方向に平行な面から少なくとも第2の結晶軸方向に傾斜した面であり、前記傾斜の角度が、3°~25°の範囲内であることを特徴とする結晶性酸化物膜。
- 前記金属酸化物がコランダム構造を有する請求項1記載の結晶性酸化物膜。
- 前記金属酸化物が、ガリウムに加えて、インジウム、ロジウムまたはイリジウムを含む請求項1または2に記載の結晶性酸化物膜。
- 前記金属酸化物が、ガリウムに加えて、インジウムまたは/およびアルミニウムを含む請求項1または2に記載の結晶性酸化物膜。
- 膜厚が2.5μm以上である請求項1~4のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
- ドーパントを含む請求項1~5のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
- 前記第1の結晶軸方向の反り量に対する第2の結晶軸方向の反り量の比が3以下である請求項1~6のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
- 前記傾斜の角度が、3°~10°の範囲内である請求項1~7のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
- コランダム構造を有しており、主面が、m面から少なくとも第2の結晶軸方向に傾斜した面である請求項1~8のいずれかに記載の結晶性酸化物膜。
- 第2の結晶軸方向がc軸方向である請求項9記載の結晶性酸化物膜。
- 請求項1~10のいずれかに記載の結晶性酸化物膜と電極とを少なくとも備える半導体装置。
- 請求項11記載の半導体装置を用いた電力変換装置。
- 請求項11記載の半導体装置を用いた制御システム。
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