JP7708580B2 - 画像転写シートおよび画像転写方法 - Google Patents
画像転写シートおよび画像転写方法Info
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Description
[画像転写シートの構成]
図1は、第1実施形態に係る画像転写シート10の模式的な断面図である。画像転写シート10は、被転写物5(図9参照)に接着されることにより、被転写物5に画像を転写するシートである。図1に示すように、画像転写シート10は、剥離紙20と、剥離紙20上に形成された接着層30と、接着層30上に形成された隠蔽層40と、隠蔽層40上に形成された画像層50と、画像層50上に形成されたオーバーコート層60と、オーバーコート層60上に貼付されたアプリケーションシート70と、を備えている。
以下に、画像転写シート10の作製方法を説明する。図2は、本実施形態に係る画像転写シート10の作製手順を示すフローチャートである。図2に示すように、画像転写シート10の作製においては、まず、ステップS01およびS02において、被転写物5に対して接着性を有する接着層30を剥離紙20上に形成する。ステップS01およびS02では、プリンタ100によって光硬化性のホワイトインクを吐出するとともにホワイトインクに光を照射して半硬化させ、接着層30を剥離紙20上に形成する。詳しくは、ステップS01で、剥離紙20上にプリンタ100によって光硬化性のホワイトインクを吐出する。ステップS02では、剥離紙20上に吐出されたホワイトインクに光を照射してホワイトインクを半硬化させ、接着性を有する接着層30を形成する。
次に、画像転写シート10を使って画像を転写する手順について説明する。なお、図示は省略するが、複数の箇所にそれぞれ転写される複数の転写画像が1つの画像転写シート10に形成されている場合には、画像転写シート10は、転写に先立って、それぞれ1つの転写画像を含む複数の部分に切断されてもよい。図7は、画像転写シート10による画像転写の手順を示すフローチャートである。図7に示すように、画像転写シート10を使って画像を転写する際には、まずステップS11において、アプリケーションシート70の上面を板状のスキージ200(図9参照)で擦る。これにより、接着層30、隠蔽層40、画像層50、およびオーバーコート層60をより密着させる。ただし、この作業は、画像転写シート10の作製時(ステップS09の後)に行われてもよい。また、アプリケーションシート70の上面を擦るものは板状のスキージ200には限定されず、例えば、ユーザーの手やバレンなどであってもよい。ステップS11は、特に必要でなければ省略されてもよい。
上記したように、本実施形態に係る画像転写シート10は、剥離紙20と、粘着層71を有するアプリケーションシート70と、光硬化性のプロセスカラーインクが完全硬化された層であって剥離紙20とアプリケーションシート70との間に設けられた画像層50と、を備えている。画像転写シート10は、さらに、アプリケーションシート70と画像層50との間に設けられオーバーコート層60と、剥離紙20と画像層50との間に設けられた接着層30と、を備えている。オーバーコート層60は、光硬化性の透明インクが完全硬化された層であり、アプリケーションシート70の粘着層71に貼着されている。接着層30は、光硬化性のホワイトインクが半硬化された層であり、被転写物5に対して接着性を有している。かかる画像転写シート10の製作においては、画像の周囲をカッティングするステップが不要である。よって、本実施形態に係る画像転写シート10は、容易かつ迅速に製作することができる。また、かかる画像転写シート10は、特許文献1に記載されているような特殊な材料ではなく、汎用的な剥離紙20とインクとを使用して製作することができる。
第2実施形態では、画像転写シートは、他の態様の接着層を有し、隠蔽層を有さない。第2実施形態に係る画像転写シートのその他の構成は、第1実施形態と共通である。以下の第2実施形態の説明では、第1実施形態と共通の機能を奏する部材には第1実施形態と共通の符号を使用し、重複する説明は省略または簡略化する。
図11は、第2実施形態に係る画像転写シート11の模式的な断面図である。本実施形態に係る画像転写シート11は、図11に示すように、剥離紙20と、剥離紙20上に形成された接着層31と、接着層31上に形成された画像層50と、画像層50上に形成されたオーバーコート層60と、オーバーコート層60上に貼付されたアプリケーションシート70と、を備えている。
以下に、第2実施形態に係る画像転写シート11の作製方法を説明する。図12は、第2実施形態に係る画像転写シート11の作製手順を示すフローチャートである。図12に示すように、本実施形態に係る画像転写シート11の作製においては、まずステップS21で、剥離紙20上にプリンタ100によって光硬化性の透明インクを吐出する。続くステップS22では、剥離紙20上に吐出された透明インクに光を照射して透明インクを半硬化させ、接着性を有する接着層31を形成する。接着層31の透明インクは、剥離紙20に着弾した直後に半硬化されてもよく、着弾後にレベリングされてから半硬化されてもよい。接着層31は、1つの透明インクの層から形成されていてもよく、複数の透明インクの層が積層されて形成されていてもよい。
上記したように、本実施形態に係る画像転写シート11は、剥離紙20と、光硬化性の透明インクが剥離紙20上で半硬化された層であって接着性を有する接着層31と、プロセスカラーインクが接着層31上で完全硬化された画像層50と、透明インクが画像層50上で完全硬化されたオーバーコート層60と、オーバーコート層60上に貼付されたアプリケーションシート70と、を備えている。かかる画像転写シート11も、第1実施形態に係る画像転写シート10と同様に、特殊な材料を使うことなく、容易かつ迅速に製作することができる。本実施形態に係る画像転写シート11は、接着層31が透明であり、透明な接着層31上に画像層50が形成されている。第2実施形態に係る画像転写シート11は、第1実施形態に係る画像転写シート10よりも印刷層数が少ないため、第1実施形態に係る画像転写シート10よりもさらに容易、迅速に製作することができる。被転写物5の色の影響が特に問題にならないような場合や、より自然な仕上がりのために被転写物5の色を透けて見せたい場合などには、本実施形態に係る画像転写シート11を好適に利用できる。例えば、被転写物5が白色である場合には、第2実施形態に係る画像転写シート11の発色は、第1実施形態に係る画像転写シート10と概ね同じとなる。
以上、本発明のいくつかの好適な実施形態について説明した。しかし、上述の実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することができる。
10 画像転写シート(第1実施形態)
11 画像転写シート(第2実施形態)
20 剥離紙
30 接着層(第1実施形態)
31 接着層(第2実施形態)
40 隠蔽層
50 画像層
60 オーバーコート層
70 アプリケーションシート(保護シート)
100 インクジェットプリンタ
Claims (3)
- 剥離紙と、
粘着層を有する保護シートと、
光硬化性のプロセスカラーインクが完全硬化された層であって、前記剥離紙と前記保護シートとの間に設けられた画像層と、
光硬化性の透明インクが完全硬化された層であって、前記保護シートと前記画像層との間に設けられ、前記保護シートの前記粘着層に貼着されたオーバーコート層と、
光硬化性の不透明なインクが半硬化された層であって、被転写物に対して接着性を有するとともに前記剥離紙と前記画像層との間に設けられた接着層と、
前記不透明なインクが完全硬化された層であって、前記接着層と前記画像層との間に設けられた不透明な隠蔽層と、を備えた、
画像転写シート。 - 前記隠蔽層の厚さは、前記接着層の厚さよりも厚い、
請求項1に記載の画像転写シート。 - インクジェットプリンタによって光硬化性の不透明なインクを吐出するとともに前記不透明なインクに光を照射して半硬化させ、被転写物に対して接着性を有する接着層を剥離紙上に形成するステップと、
インクジェットプリンタによって光硬化性のプロセスカラーインクを吐出するとともに前記プロセスカラーインクに光を照射して完全硬化させ、前記接着層よりも上に画像層を形成するステップと、
前記接着層を形成するステップの後であって前記画像層を形成するステップの前に、インクジェットプリンタによって前記不透明なインクを吐出するとともに前記不透明なインクに光を照射して完全硬化させ、不透明な隠蔽層を前記接着層上に形成するステップと、
インクジェットプリンタによって光硬化性の透明インクを吐出するとともに前記透明インクに光を照射して完全硬化させ、前記画像層よりも上にオーバーコート層を形成するステップと、
粘着層を有する保護シートの前記粘着層を前記オーバーコート層に貼着するステップと、
前記剥離紙を前記接着層から剥離するステップと、
前記剥離紙が剥離された後の前記接着層を被転写物に接触させるステップと、
前記接着層が被転写物に接触した状態で、前記保護シートを前記接着層の方に向かって押圧するステップと、
前記保護シートを前記オーバーコート層から剥離するステップと、
を含む、画像転写方法。
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