JP7709855B2 - 集塵システム - Google Patents
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Description
前記ハウジングに取り付けられる集塵アタッチメントと、を含む集塵システムであって、
前記集塵アタッチメントは、前記ハウジングに対して上下方向へ相対的にスライドさせることで、前記ハウジングと前記集塵アタッチメントとの何れか一方に設けられた左右一対の凸側係合部と、他方に設けられた左右一対の凹側係合部とが互いに係合して取り付け可能であると共に、
一対の前記凸側係合部と一対の前記凹側係合部とは、それぞれ上下方向で複数に分離して、前記集塵アタッチメントの取り付け状態で上側で互いに係合する一対の第1の凸側係合部及び一対の第1の凹側係合部と、前記取り付け状態で下側で互いに係合する一対の第2の凸側係合部及び一対の第2の凹側係合部とを少なくとも含んでおり、
上側で互いに係合する一対の前記第1の凸側係合部及び一対の前記第1の凹側係合部の左右幅は、下側で互いに係合する一対の前記第2の凸側係合部及び一対の前記第2の凹側係合部の左右幅よりも小さくなっており、
上側の一対の前記第1の凸側係合部及び一対の前記第1の凹側係合部と、下側の一対の前記第2の凸側係合部及び一対の前記第2の凹側係合部とは、前後方向の位置が互いに異なっていることを特徴とする。
本開示の一実施形態において、一対の第1の凸側係合部及び第1の凹側係合部と、一対の第2の凸側係合部及び第2の凹側係合部とは、左右幅が互いに異なっていてもよい。この構成によれば、ハウジングの形状に合わせた係合部同士の左右の配置が可能となる。
本開示の一実施形態において、直線方向は、上下方向であり、上側で互いに係合する一対の第1の凸側係合部及び第1の凹側係合部の左右幅は、下側で互いに係合する一対の第2の凸側係合部及び第2の凹側係合部の左右幅よりも小さくなっていてもよい。この構成によれば、上下で異なるハウジングの形状に合わせた係合部同士の左右の配置が可能となる。
本開示の一実施形態において、第1の凸側係合部及び第1の凹側係合部と、第2の凸側係合部及び第2の凹側係合部とは、前後方向の位置が互いに異なっていてもよい。この構成によれば、ハウジングの形状に合わせた係合部同士の前後の配置が可能となる。
本開示の一実施形態において、集塵アタッチメントを直線方向へ相対的にスライドさせる前にハウジングに当接させた所定位置では、第1の凸側係合部と第1の凹側係合部と、第2の凸側係合部と第2の凹側係合部とは、それぞれ直線方向の同一線上に位置していてもよい。この構成によれば、各係合部同士の位置合わせが簡単に行え、その後の集塵アタッチメントの取り付けがスムーズに行える。
本開示の一実施形態において、ハウジングと集塵アタッチメントとの何れか一方に、打撃機構部の打撃軸線方向に延びる第3の凸側係合部が、他方に、ハウジングへの集塵アタッチメントの取り付け状態で第3の凸側係合部に係合する第3の凹側係合部がそれぞれ設けられていてもよい。この構成によれば、集塵アタッチメントの左右方向のがたつきがより効果的に抑えられ、ハウジングと集塵アタッチメントとの一体性が高まる。
本開示の一実施形態において、モータの下側に集塵ファンが配置され、ハウジングの下面に、集塵ファンの回転により空気を吸い込む吸気口が設けられていてもよい。この構成によれば、集塵ファンを設けてもモータの収容部を径方向に大きくする必要がなくなり、コンパクト化を維持できる。また、吸気口から粉塵等の異物が侵入しにくくなり、開口面積も広く確保できる。
本開示の一実施形態において、ハウジングの下面に、集塵アタッチメントを取り付けない状態で吸気口を閉塞するシャッタが設けられて、突出部に、ハウジングへの取り付け状態でシャッタを吸気口の開放位置へ移動させる押圧部材が設けられていてもよい。この構成によれば、吸気口を設けても打撃工具の防塵性及び防水性を確保することができる。また、集塵アタッチメントの取り付けと同時に押圧部材によってシャッタを確実に開放させることができる。
本開示の一実施形態において、集塵アタッチメントには、前端に吸込口を備えたスライド部が、左右方向の中心から左右何れかへオフセットした位置に配置されていてもよい。この構成によれば、スライド部があっても集塵アタッチメントをハウジングの正面に取り付けることができる。
(ハンマドリルの説明)
図1は、打撃工具の一例であるハンマドリルの下方からの斜視図、図2は側面図、図3は平面図、図4はハンマドリルの中央縦断面図である。
ハンマドリル1は、外郭を形成するハウジング2を備えている。ハウジング2は、本体ハウジング3と、後ハウジング4と、前ハウジング5とを含んでいる。
本体ハウジング3は、下部にモータ6を収容し、上部に前ハウジング5を連結している。モータ6は、回転軸7を上下方向に向けた姿勢で収容されている。回転軸7の上端には、ピニオン8が上向きに取り付けられている。本体ハウジング3は、左右の半割ハウジング3a,3bをネジ止めして形成されている。本体ハウジング3の上面には、複数の上吸気口3c,3c・・が形成されている。
本体ハウジング3内の上部には、後筒部16に組み付けられるインナハウジング19が設けられている。前ハウジング5とインナハウジング19との内部には、打撃機構部20が設けられている。
打撃機構部20には、中間軸21とツールホルダ22とがそれぞれ前後方向に設けられている。中間軸21は、前ハウジング5及びインナハウジング19の内部下側で回転可能に支持されている。中間軸21には、後方から、第1ギヤ23、ボススリーブ24、クラッチ25、第2ギヤ26が設けられている。回転軸7のピニオン8は、インナハウジング19を下方から貫通して軸受27に支持され、第1ギヤ23と噛合している。
ツールホルダ22の後部には、ピストンシリンダ30が前後移動可能に遊挿されている。ピストンシリンダ30の後端には、アーム31が連結されている。アーム31は、ボススリーブ24に軸線を傾けたスワッシュベアリングを介して外装されて、前後に揺動可能となっている。ピストンシリンダ30の内部には、空気室32を介してストライカ33が前後移動可能に収容されている。ピストンシリンダ30の前方でツールホルダ22内には、インパクトボルト34が設けられている。
ライト40の左右でモータハウジング部35の前面から側面にかけて、左右一対の面取部41,41が形成されている。面取部41,41の上側には、左右一対の上側係合部42,42が形成されている。各上側係合部42は、面取部41から上方へ向けてモータハウジング部35の外面に切り込まれ、側面及び下面を開口した溝状となっている。各上側係合部42の下部は、下方へ向かうに従って溝幅が広くなるテーパ状となっている。上側係合部42,42は、後述する集塵アタッチメント90の取付用である。上側係合部42,42より上方で後筒部16の下面の左右中央には、前後方向に延びる係合溝43が形成されている。係合溝43の前端は前方へ開口している。
回転軸7の下端は、上板部46を貫通してファン収容部45内に突出している。ファン収容部45内で回転軸7の下端には、ダブルファン48が直交状に取り付けられている。ダブルファン48は、平面視円形の仕切板49を境にして、上側にモータ冷却用ファン50を、下側に集塵ファン51をそれぞれ形成したものである。両ファン50,51は何れも遠心ファンである。モータ冷却用ファン50の各フィン50aの上端は、上板部46に近接している。集塵ファン51の下部には、中央部を除いて各フィン51aを下方から覆うカバー52が設けられている。カバー52の内周縁及びその径方向外側には、同心円上に2つのリング状の上側リブ53,53が下向きに形成されている。
モータ冷却用ファン50の上方で上板部46には、軸受保持部38の前後に開口する上通気口54,54が左右方向に形成されている。
ファン収容部45の左右の側面で前面寄りの位置には、左右一対の下側係合部55,55が形成されている。下側係合部55,55は、ファン収容部45の下面から上方へ向けて切り込まれ、側面及び下面を開口した溝状である。下側係合部55,55も、集塵アタッチメント90の取付用である。下側係合部55,55は、上側係合部42,42と平行であるが、形成位置は、上側係合部42,42よりも前方で且つ左右外側となっている。
ファン収容部45の左右の側面下部で下側係合部55,55の後方には、図7にも示すように、前後方向に延びる係止溝56,56が形成されている。係止溝56,56の後部には、左右奥側の面がファン収容部45の内部側へ張り出す張出部57,57が形成されている。各張出部57の上下に、ファン収容部45内を係止溝56内と連通させるスリット状の側面排気口58,58が形成されている。係止溝56,56が形成されるファン収容部45の左右の下部側面は、図6に示すように、下方へ向かうに従って左右幅が狭くなるテーパ面となっている。
バッフルプレート60の下面には、下通気口61と同軸で、且つ下通気口61よりも大径の下筒部63が下向きに形成されている。バッフルプレート60の前端には、前方へ突出する係止片64が形成されている。係止片64の左側には、上向きに立ち上がる半筒部65が形成されている。半筒部65は、開放側をバッフルプレート60の径方向外側へ向けた姿勢で形成されている。
受けリブ66の後部は、後板部47よりも前側でファン収容部45の底面から上方へ立ち上げ形成された仕切壁69の上端に形成されている。仕切壁69は、ダブルファン48の下方でファン収容部45内を前後に仕切っている。仕切壁69の後側でファン収容部45の底面には、左右方向に延びる底面排気口70が形成されている。
ファン収容部45の前部内面には、係止片64が係止する溝71が形成されている。
キャップ73は、下面に、円形孔72に嵌合する嵌合部76を有している。嵌合部76の中心に、円形の下吸気口77が形成されている。キャップ73の外周には、バッフルプレート60の下筒部63の下端が差込嵌合する周壁部78が形成されている。
シャッタ74は、中心の円板部80と、その外側のリング部81と、円板部80とリング部81とを連結する十字リブ82とを有する。円板部80は、キャップ73の下吸気口77よりも大径で、下面中心には、下方へ突出する円形突起83が設けられている。リング部81は、円板部80の外径よりも大きい内径を有し、円板部80と同心で配置されている。リング部81は、下筒部63の内径よりも小径で、キャップ73の周壁部78の内側に嵌合可能となっている。十字リブ82は、円板部80とリング部81との上面へ同心で配置されて両者を連結している。よって、円板部80とリング部81との間には、周方向に等間隔で4つの円弧状の透孔84,84・・が形成されている。
コイルバネ75は、下筒部63内に収容されている。コイルバネ75の下端は、シャッタ74の十字リブ82の外側でリング部81の上面に当接している。コイルバネ75の上端は、バッフルプレート60の下面に当接している。
この状態でバッフルプレート60の下側リブ62,62と、集塵ファン51のカバー52の上側リブ53,53とは、互いに非接触で径方向へ交互にオーバーラップする。よって、集塵ファン51とバッフルプレート60との間にはラビリンスが形成される。
こうして受けリブ66に位置決めされるバッフルプレート60により、ファン収容部45内は、図5,6に示すように、バッフルプレート60の上側空間A1と下側空間A2とに仕切られる。上側空間A1は、仕切壁69の後方及び底面排気口70と連通している。下側空間A2は、仕切壁69の前方に形成されて、左右の側面排気口58,58と連通している。但し、係止片64と半筒部65との間には、上側空間A1と下側空間A2とを連通させる連通口85(図10)が形成されている。
一方、ファン収容部45内には、ダブルファン48の集塵ファン51の回転により、本機側集塵流路R2が形成される。本機側集塵流路R2では、シャッタ74がコイルバネ75の付勢に抗して上昇し、下吸気口77を開口させている状態で、図5に一点鎖線矢印で示すように、下吸気口77から下側空間A2内に吸い込まれた空気が、シャッタ74の透孔84、バッフルプレート60の下筒部63及び下通気口61を通過して上側空間A1に入り、モータ冷却流路R1と同様に、集塵ファン51の径方向外側から底面排気口70に流れる。
但し、モータ冷却流路R1及び本機側集塵流路R2は、分岐流路R3を備えている。分岐流路R3では、上側空間A1に入った空気の一部が、図5に二点鎖線矢印で示すように、ダブルファン48の径方向外側から連通口85を介して下側空間A2に入り、バッフルプレート60の下筒部63の外周を通って側面排気口58,58から排出される。
図11は、集塵アタッチメント(以下、単に「アタッチメント」という。)の一例を示す斜視図である。図12は、アタッチメントの側面図、図13は平面図、図14はアタッチメントの中央縦断面図である。
アタッチメント90は、側面視L字状のケーシング91を備えている。ケーシング91は、左右の半割ケーシング91a,91bを組み付けてなる。ケーシング91の前側には、ダストボックス93を備えた本体部92が設けられている。ケーシング91の後側には、本体部92の下部から後方へ突出する突出部94が設けられている。本体部92の左側上部には、前方へ突出するスライド部95が設けられている。
スライド部95は、スライド筒102とフレキシブルホース103とを備えている。スライド筒102は、前天板96に設けたガイド金具104によって前後移動可能に保持されている。スライド筒102の先端には、吸込口106を備えたノズル105が直交状に取り付けられている。吸込口106は、本体部92の上側で左右方向の中央に位置している。
ダクト107の下流端は、本体部92内に開口し、ダストボックス93に設けた図示しない入口と連通する。ダストボックス93は、フィルタ110を備える蓋体109と、蓋体109にヒンジ結合されてフィルタ110を前方から覆うボックス本体111とを備えている。ダストボックス93は、ボックス本体111の下面が、底板98の前端に設けた受け軸112に係止し、蓋体109から前方に突設した掛止片113が、前天板96の前端に弾性係止することで取り付けられる。蓋体109の下部には、フィルタ110を通過した空気の出口114が設けられている。ボックス本体111の前面には、振動発生器115が設けられている。振動発生器115は、回転操作によってボックス本体111に振動を発生させてフィルタ110に付着した粉塵を払い落とすためのものである。
こうして、アタッチメント90には、図14に一点鎖線矢印で示すアタッチメント側集塵流路R4が形成される。アタッチメント側集塵流路R4では、吸込口106から進入した空気が、ノズル105からフレキシブルホース103、ダクト107を介してダストボックス93内に入る。そして、空気は、フィルタ110を通過した後、出口114から排気筒116に入り、排気口117から上向きに排出される。
上突条125,125の下方で左右の側板99,99の左右幅は、ファン収容部45の左右幅よりやや大きくなっている。上突条125,125の下方で側板99,99の下部の互いの対向面には、ファン収容部45に設けた下側係合部55,55に嵌合する下突条126,126が、上下方向に形成されている。下突条126,126は、上側係合部42,42と下側係合部55,55との前後位置と同様に、上突条125,125よりも前方に位置している。前背板100には、モータハウジング部35及びファン収容部45の前面に合致して後面を湾曲形状とした複数のリブ127,127・・が、上下方向に間隔をおいて左右方向に形成されている。
上記ハンマドリル1には、上記アタッチメント90が取り付けられる。この取り付けは、まず図16に示すように、ハンマドリル1とアタッチメント90とを、突出部94がファン収容部45の下方に位置し、且つモータハウジング部35の上側係合部42,42の下方に側板99,99の腕部124,124が位置するように配置する。そして、ファン収容部45の前面に、アタッチメント90の前背板100のリブ127を当接させる。このセット位置では、上側係合部42,42の真下に上突条125,125が位置すると同時に、下側係合部55,55の真下に下突条126,126が位置する。また、係合溝43の真下に係合レール123が位置する。この状態で突出部94のゴムキャップ118及びピン122は、下吸気口77を閉塞するシャッタ74の真下に位置している。
そして、上突条125が上側係合部42の上面に当接し、下突条126が下側係合部55の上面に当接し、係合レール123が前ハウジング5の下面に当接すると、アタッチメント90の相対移動が規制される。
一方、アタッチメント90の相対移動と共に、シャッタ74の円形突起83に当接したピン122が、シャッタ74をコイルバネ75の付勢に抗して押し上げる。よって、図18に示すように、下吸気口77が開口すると共に、ゴムキャップ118のシール部119がキャップ73の下面に当接して弾性変形し、下吸気口77と排気口117との間をシールする。
この集塵システムSを形成する際は、図16のセット位置のアタッチメント90を、図17,18の取付位置へ相対移動させればよい。よって、取り付けの際のアタッチメント90の相対移動のストロークが短くて済む。また、モータハウジング部35及びファン収容部45の前面にケーシング91の前背板100のリブ127を前方から当接させた図16のセット位置では、そのまま上側係合部42と上突条125、下側係合部55と下突条126、係合溝43と係合レール123とが上下方向の同一線上に並ぶ位置決め状態となる。よって、各係合部同士の位置合わせが簡単に行え、その後のアタッチメント90の取り付けがスムーズに行える。
ダブルファン48は、回転軸7の回転と同時に回転する。よって、モータ冷却用ファン50の回転により、モータ冷却流路R1内に空気が流れる。すなわち、上吸気口3cから吸い込まれた空気が、本体ハウジング3と前ハウジング5、モータ6とを順に通過してそれぞれを冷却する。そして、冷却後の空気は、上通気口54からファン収容部45の上側空間A1に入り、底面排気口70から排出される。
従って、被加工材から生じた粉塵は、吸込口106に吸い込まれてノズル105及びフレキシブルホース103、ダクト107を介してダストボックス93内に進入し、フィルタ110に捕捉されてボックス本体111内に貯留することになる。
ダストボックス93のボックス本体111に貯留した粉塵は、アタッチメント90からダストボックス93を取り外し、蓋体109を開放すれば廃棄することができる。
上記実施例のハンマドリル1は、アタッチメント90を取り付け可能なハウジング2と、ハウジング2内に設けられ、前端に装着したビットB(先端工具)を往復動するストライカ33(打撃子)によって打撃可能な打撃機構部20とを含む。また、ハンマドリル1は、ハウジング2内で、打撃機構部20の打撃軸線方向に対して回転軸7が交差するように配置されるモータ6と、回転軸7に設けられる集塵ファン51と、を含む。そして、集塵ファン51が、モータ6の下側に配置されている。
この構成によれば、集塵ファン51の外径に合わせてモータハウジング部35(モータハウジング)を径方向に大きくする必要がなくなる。よって、集塵ファン51を設けてもハンマドリル1のコンパクト化を維持することができる。
集塵ファン51の回転により空気を吸い込む下吸気口77(吸気口)が、ハウジング2の下面に設けられている。よって、下吸気口77から粉塵等の異物が侵入しにくくなり、開口面積も広く確保できる。
集塵ファン51の回転により空気を排出する底面排気口70(排気口)が、ハウジング2の下面に設けられている。よって、底面排気口70から粉塵等の異物が侵入しにくくなり、開口面積も広く確保できる。
集塵ファン51の回転により空気を排出する側面排気口58(第2の排気口)が、ハウジング2の側面に設けられている。よって、必要な風量を確保できる。
シャッタ74は、集塵ファン51と同軸で配置されている。よって、シャッタ74をコンパクトに配置できる。また、シャッタ74が開放した際の空気の流れもスムーズとなる。
ハウジング2におけるモータハウジング部35よりも、ハウジング2におけるファン収容部45(集塵ファンの収容部)の方が左右幅が大きくなっている。よって、モータハウジング部35がスリムとなって見栄えがよくなる。
ハウジング2内で回転軸7を支持する軸受39が、集塵ファン51よりも上側に配置されている。よって、軸受39部分も含めてモータハウジング部35のコンパクト化が維持できる。
よって、上側係合部42及び下側係合部55を長く形成しなくてもアタッチメント90をがたつきなく取り付けることができる。このため、ハウジング2の形状変更が不要となり、コンパクト化や軽量化が維持可能となる。
集塵ファンの形状や大きさは上記実施例に限らない。例えば下面にカバーを備えない集塵ファンも採用できる。遠心ファン以外のファンも採用できる。
上記実施例では、集塵ファンにモータ冷却用ファンを隣接したダブルファンを採用しているが、ダブルファンとせず、モータの下側に集塵ファンのみを設けてもよい。
モータは、回転軸が打撃軸線方向に交差する配置であればよく、上記実施例のような直交配置に限定しない。
吸気口の位置や形状は、上記実施例の下吸気口に限定されない。シャッタの形状も適宜変更可能である。シャッタは、上記実施例のように上下動して吸気口を開閉する構造でなく、例えば、シャッタの一部をファン収容部にヒンジ等で結合し、シャッタが軸周りに回転して吸気口を開閉する構造としてもよい。シャッタが吸気口と交差方向に直線移動して吸気口を開閉する構造としてもよい。
吸気口及び排気口は、ハウジングの下面以外に設けることもできる。よって、キャップ及びシャッタは、吸気口の位置に合わせて位置及び形状を変更すればよい。
ファン収容部において、上側空間と下側空間との連通口をなくすこともできる。すなわち、分岐流路をなくして側面排気口を省略することもできる。
ファン収容部内の本機側集塵流路の形態も適宜変更できる。空気をバッテリ装着部側へ送ってコントローラの冷却に用いてもよい。
上記実施例では、ハンマドリルに対してアタッチメントを上下方向へ相対移動させて着脱可能としているが、前後方向や左右方向へ相対移動させて着脱可能としてもよい。
但し、本開示におけるハウジングへのアタッチメントの取付構造は、上記実施例のように直線移動による係合部同士の係合に限らない。例えばフック等の係止部と凹部等の被係止部との係脱構造とする等、適宜変更可能である。
打撃機構部の構成は、上記実施例に限定されない。ブラシレス以外のモータも採用できる。
本開示は、ハンマドリルに限らず、電動ハンマ等の他の打撃工具であっても採用可能である。DC工具でなくAC工具も採用できる。
上記集塵システムSにおいて、アタッチメント90は、ハンマドリル1のハウジング2に対して上下方向(所定の直線方向)へ相対的にスライドさせることで、ハウジング2に設けられた上側係合部42及び下側係合部55(凹側係合部)と、アタッチメント90に設けられた上突条125及び下突条126(凸側係合部)とが互いに係合して取り付け可能となっている。そして、凸側係合部と凹側係合部とは、それぞれ上下方向で分離して、アタッチメント90の取り付け状態で互いに係合する上側係合部42(第1の凹側係合部)及び上突条125(第1の凸側係合部)と、当該取り付け状態で互いに係合する下側係合部55(第2の凹側係合部)及び下突条126(第2の凸側係合部)とを含んでいる。
この構成によれば、上側係合部42及び下側係合部55を長く形成しなくてもアタッチメント90をがたつきなく取り付けることができる。このため、ハウジング2の形状変更が不要となり、コンパクト化及び軽量化が維持可能となる。
一対の上側係合部42及び上突条125と、一対の下側係合部55及び下突条126とは、左右幅が互いに異なっている。よって、ハウジング2の形状に合わせた係合部同士の左右の配置が可能となる。
直線方向は、上下方向であり、上側で互いに係合する一対の上側係合部42及び上突条125の左右幅は、下側で互いに係合する一対の下側係合部55及び下突条126の左右幅よりも小さくなっている。よって、モータハウジング部35とファン収容部45とのように上下で異なるハウジング2の形状に合わせた係合部同士の左右の配置が可能となる。また、下側の係合部同士の左右幅が大きいため、ファン収容部45と突出部94との結合状態が安定する。
上側係合部42及び上突条125と、下側係合部55及び下突条126とは、前後方向の位置が互いに異なっている。よって、ハウジング2の形状に合わせた係合部同士の前後の配置が可能となる。
アタッチメント90を上下方向へ相対的にスライドさせる前にハウジング2に当接させた所定位置では、上側係合部42と上突条125と、下側係合部55と下突条126とは、それぞれ上下方向の同一線上に位置している。よって、各係合部同士の位置合わせが簡単に行え、その後のアタッチメント90の取り付けがスムーズに行える。
ハウジング2に、打撃機構部20の打撃軸線方向に延びる係合溝43(第3の凹側係合部)が、アタッチメント90に、ハウジング2へのアタッチメント90の取り付け状態で係合溝43に係合する係合レール123(第3の凸側係合部)がそれぞれ設けられている。よって、アタッチメント90の左右方向のがたつきがより効果的に抑えられ、ハウジング2とアタッチメント90との一体性が高まる。
モータ6の下側に集塵ファン51が配置され、ハウジング2の下面に、集塵ファン51の回転により空気を吸い込む下吸気口77が設けられている。よって、集塵ファン51を設けてもモータハウジング部35を径方向に大きくする必要がなくなり、コンパクト化を維持できる。また、下吸気口77から粉塵等の異物が侵入しにくくなり、開口面積も広く確保できる。
アタッチメント90には、前端に吸込口106を備えたスライド部95が、左右方向の中心から左側へオフセットした位置に配置されている。よって、スライド部95があってもアタッチメント90をハウジング2の正面に取り付けることができる。
上記実施例では、ハンマドリルのハウジング側に溝形状の凹側係合部を、アタッチメント側に突条の凸側係合部をそれぞれ形成しているが、これと逆にしてもよい。すなわち、ハウジング側に突条の凸側係合部を、ハウジング側に溝形状の凹側係合部をそれぞれ形成してもよい。ハウジングとアタッチメントとに、それぞれ凸側係合部と凹側係合部とを混在させて設けてもよい。
上記実施例では、下側の係合部同士が上側の係合部同士よりも先に係合するタイミングとなっているが、これと逆であってもよい。また、分離した係合部同士を同じタイミングで係合させてもよい。
凸側係合部と凹側係合部とは、一対ずつ設ける構造に限らない。例えば凸側係合部と凹側係合部とをアリ溝形状で係合させれば、凸側係合部と凹側係合部とが1つずつであっても着脱は可能である。
係合溝及び係合レールも同様の変更が可能である。すなわち、ハウジング側に係合レールを、アタッチメント側に係合溝をそれぞれ形成してもよい。但し、係合溝と係合レールとは、省略することもできる。
上記実施例では、凸側係合部と凹側係合部とを上下方向に2箇所分離させているが、
3箇所以上分離して形成してもよい。凸側係合部及び凹側係合部の左右幅や前後の位置関係も適宜変更できる。よって、凸側係合部及び凹側係合部の左右幅と前後の位置関係とが同じであってもよい。
アタッチメントにおいて、スライド部の位置は左右逆にしてもよい。アタッチメントの取り付けに支障がなければスライド部を左右方向の中央に配置してもよい。ダストボックスの構造も適宜変更できる。突出部を設けずに、打撃工具のハウジングの前面とアタッチメントのケーシングの背面との間で集塵流路同士を連通させてもよい。
上記実施例では、ハンマドリルに集塵ファンを設けて、アタッチメントの取り付け状態でアタッチメント側集塵流路内に空気が流れる構造となっているが、本開示はこの構造に限らない。例えば、アタッチメントのケーシング内にモータ及び集塵ファンを設けて、打撃工具への取り付け状態で打撃工具から電源を得てモータ及び集塵ファンを回転させる構造であっても本開示の係合部同士の取付構造は採用できる。
打撃機構部の構成は、上記実施例に限定されない。ブラシレス以外のモータも採用できる。モータの向きも変更可能で、集塵ファンがモータの上側にあってもよい。
本開示の集塵システムでは、ハンマドリルに限らず、電動ハンマ等の他の打撃工具であっても採用可能である。DC工具でなくAC工具も採用できる。
Claims (8)
- モータを収容するハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、前端に装着した先端工具を往復動する打撃子によって打撃可能な打撃機構部と、を有する打撃工具と、
前記ハウジングに取り付けられる集塵アタッチメントと、を含む集塵システムであって、
前記集塵アタッチメントは、前記ハウジングに対して上下方向へ相対的にスライドさせることで、前記ハウジングと前記集塵アタッチメントとの何れか一方に設けられた左右一対の凸側係合部と、他方に設けられた左右一対の凹側係合部とが互いに係合して取り付け可能であると共に、
一対の前記凸側係合部と一対の前記凹側係合部とは、それぞれ上下方向で複数に分離して、前記集塵アタッチメントの取り付け状態で上側で互いに係合する一対の第1の凸側係合部及び一対の第1の凹側係合部と、前記取り付け状態で下側で互いに係合する一対の第2の凸側係合部及び一対の第2の凹側係合部とを少なくとも含んでおり、
上側で互いに係合する一対の前記第1の凸側係合部及び一対の前記第1の凹側係合部の左右幅は、下側で互いに係合する一対の前記第2の凸側係合部及び一対の前記第2の凹側係合部の左右幅よりも小さくなっており、
上側の一対の前記第1の凸側係合部及び一対の前記第1の凹側係合部と、下側の一対の前記第2の凸側係合部及び一対の前記第2の凹側係合部とは、前後方向の位置が互いに異なっている集塵システム。 - 前記ハウジングに対して前記集塵アタッチメントを上下方向へ相対的にスライドさせて取り付ける際、上側の一対の前記第1の凸側係合部及び一対の前記第1の凹側係合部と、下側の一対の前記第2の凸側係合部及び一対の前記第2の凹側係合部とは、何れか一方が他方よりも先に係合する請求項1に記載の集塵システム。
- 前記集塵アタッチメントを上下方向へ相対的にスライドさせる前に前記ハウジングに当接させた所定位置では、上側の一対の前記第1の凸側係合部と一対の前記第1の凹側係合部と、下側の一対の前記第2の凸側係合部と一対の前記第2の凹側係合部とは、それぞれ上下方向の同一線上に位置している請求項1又は2に記載の集塵システム。
- 前記ハウジングと前記集塵アタッチメントとの何れか一方に、前記打撃機構部の打撃軸線方向に延びる第3の凸側係合部が、他方に、前記ハウジングへの前記集塵アタッチメントの取り付け状態で前記第3の凸側係合部に係合する第3の凹側係合部がそれぞれ設けられている請求項1乃至3の何れかに記載の集塵システム。
- 前記集塵アタッチメントは、前記ハウジングへの取り付け状態で前記ハウジングの下側に位置する突出部を有し、前記突出部に、前記取り付け状態で前記ハウジングに係止するフック部が設けられている請求項1乃至4の何れかに記載の集塵システム。
- 前記モータの下側に集塵ファンが配置され、前記ハウジングの下面に、前記集塵ファンの回転により空気を吸い込む吸気口が設けられている請求項5に記載の集塵システム。
- 前記ハウジングの下面に、前記集塵アタッチメントを取り付けない状態で前記吸気口を閉塞するシャッタが設けられて、前記突出部に、前記ハウジングへの取り付け状態で前記シャッタを前記吸気口の開放位置へ移動させる押圧部材が設けられている請求項6に記載の集塵システム。
- 前記集塵アタッチメントには、前端に吸込口を備えたスライド部が、左右方向の中心から左右何れかへオフセットした位置に配置されている請求項1乃至7の何れかに記載の集塵システム。
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