JP7710311B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法およびプログラムInfo
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Description
図1乃至図3を参照して、超音波方式の指紋センサの特徴を説明する。図1は、超音波方式の指紋センサの読み取り原理を例示する図である。図1のように、この指紋センサは、ディスプレイ等の筐体基材の裏面に圧電素子が配列された層(圧電素子層)を有する。圧電素子層の各圧電素子は、トランスミッタ部とレシーバ部を有する。トランスミッタ部(伝達装置)は、入力される電気信号により圧電素子を振動させ、パルス状に所定時間継続する音響として超音波を放出し、ディスプレイ等の基材を伝搬させる。レシーバ部(受信装置)は、基材を伝搬して、指で反射されて戻った反射波の振動により電気信号を発生する。なお、トランスミッタ部とレシーバ部を含む圧電素子層の部分をトランシーバ部またはトランスデューサ部とも呼ぶ。
表面から反射される反射波が主体となる時間区間を受信ウィンドウに設定し、受信ウィンドウに限定して、反射波を検出する。これにより、情報処理装置は、指の表面から得られる信号成分が高い区間を選択し、画質を向上させている。
以下、図3乃至図7を参照して、第1の実施形態の情報処理装置10が説明される。
図3は、情報処理装置10のハードウェア構成図である。情報処理装置10は、CPU1、メモリ2、タッチスクリーンセンサ3、OLED4(有機ELディスプレイ)および超音波方式の指紋センサ5を有する。さらに、情報処理装置10は、無線通信部11、レシーバ12、スピーカ13、マイク14、およびカメラ15を有する。なお、無線通信部11、レシーバ12、スピーカ13、マイク14、およびカメラ15は、それぞれのインターフェースでCPU1に接続される。
図5は、情報処理装置10のカバーガラス21のうち、保護フィルム30が貼付された部分と貼付されていない部分での超音波の反射の状況を例示する。ここで、保護フィルム30は、表面側のフィルム基材30Aと粘着剤30Bを含む。すでに述べたように、超音波は、カバーガラス21と空気との界面で反射が大きくなる。また、カバーガラス21に、保護フィルム30が貼付されると、超音波の反射は、カバーガラス21と粘着剤30Bの界面および粘着剤30Bとフィルム基材30Aとの界面では小さい。一方、フィルム基材30Aと空気との界面では、超音波の反射は大きい。
図6は、情報処理装置10が実行する受信ウィンドウの補正処理を例示する図である。
この処理では、情報処理装置10は、まず、補正の要否を判定する(S1)。すなわち、この処理は、例えば、情報処理装置10によって、現在、受信ウィンドウの補正が実施されるべき状況であることが認識されたときに実行される。情報処理装置10は、例えば、図4に例示した指紋センサ5の検出領域内の保護フィルムの2個の穴を検出することで、補正が実施されるべき状況であることを認識できる。また、情報処理装置10は、指紋センサ5の検出領域内の保護フィルムの複数個の穴によって形成されるパターンがそれ以前と変化した場合に、再度補正が実施されるべき状況であると認識できる。したがって、S1の処理は、超音波センサが検出する画像中に特定のパターンが含まれるか否かを判定することの一例である。
S2乃至S5の処理は、信号の処理方法の調整の一例である。
本実施形態の情報処理装置10は、超音波方式の指紋センサ5から超音波パルスを放出させ、反射信号のピークから受信ウィンドウを決定する。そのため、情報処理装置10のOLED4(およびタッチスクリーンセンサ3)等のディスプレイに保護フィルム30が貼付されても、情報処理装置10は、適正な受信ウィンドウに補正し、または受信ウィンドウを設定できる。その結果、情報処理装置10は、保護フィルム30の貼付に伴う、超音波方式の指紋センサ5の画質の低下を抑制できる。
上記第1の実施形態では、情報処理装置10は、指紋センサ5に所定時間連続して超音波の反射波を検出させる(図6のS4)。しかし、情報処理装置10の処理がこのような処理に限定される訳ではない。例えば、情報処理装置10は、指紋センサ5に間欠的に超音波の反射波を検出させてもよい。
出させる。超音波のパルス幅に特に限定はない。
上記第1の実施形態および第2の実施形態では、情報処理装置10は、指紋センサ5に超音波パルスを放出させ、その反射信号のピークを検出することで、受信ウィンドウを補正した。しかし、情報処理装置10による受信ウィンドウの補正または適正値の決定は、上記処理に限定される訳ではない。
およびウィンドウの幅)を変更すればよい。
保護フィルム30に穴を設けることにより、保護フィルム30が存在する部分と保護フィルムが存在しない部分の超音波の反射波の違いから、指紋センサ5によって穴がある画像が生成される。そして、情報処理装置10は、指紋センサ5によって生成された画像から穴を認識し、その穴によりカバーガラス21上に保護フィルムが貼られたことを認識できる。この処理は、第1の実施形態および第2の実施形態で、受信ウィンドウの補正の要否を判断するための特定パターンの検出と同様である。
は、基材の材質、基材の厚み、粘着剤の厚みにより、受信ウィンドウの開始時間(およびウィンドウ幅)を補正または決定すればよい。
以上述べたように、情報処理装置10は、保護フィルム30が貼付されても指紋センサ5による画像の解像度の低下を抑制でき、生体認証精度を維持し、さらには、向上させることができる。
ム30を情報処理装置10のOLED4等のディスプレイに貼り付けることで、超音波方式の指紋センサ5が特定パターン、すなわち、穴の個数や位置を認識する。保護フィルム30は、保護フィルム30の材質・厚さなどにより、穴の個数や位置を割り当てられている。これにより、情報処理装置10は、メモリ2に形成した参照テーブルにおいて、穴の個数と位置で特定される特定パターンで識別されるテーブルの行を特定する。そして、情報処理装置10は、特定された参照テーブルの行から保護フィルム30の基材の材質、厚み、粘着剤の厚み等の特性を取得し、その特性に応じたチューニングパラメータを適用する。これにより、情報処理装置10は、その保護フィルム30を貼付した状態で、指紋センサ5が読み取る画像のレゾリューションを改善し、認証性能も向上することができる。
上記各実施形態では、情報処理装置10は、ディスプレイとしてOLED4およびタッチスクリーンセンサ3を有している。しかし、情報処理装置10のディスプレイがOLED4に限定される訳ではない。例えば、情報処理装置10は、液晶ディスプレイを有してもよい。
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
等に固定された記録媒体としても利用可能である。
2 メモリ
3 タッチスクリーンセンサ
4 OLED
5 超音波方式の指紋センサ
10 情報処理装置
11 無線通信部
12 レシーバ
13 スピーカ
14 マイク
15 カメラ
21 カバーガラス
30 保護フィルム
Claims (12)
- 筐体と、
前記筐体の表面に接触する指の指紋を検出可能な超音波センサと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記超音波センサで検出される信号の処理方法の調整の要否を判定し、
前記調整が必要であると判定されたときに、前記信号の処理方法の調整を実行する制御部であって、
前記超音波センサが検出する画像中に特定のパターンが含まれるか否かを判定し、
前記超音波センサが検出する画像中に前記特定のパターンが含まれるときに、指紋検出時において反射波を受信する時間区間を前記特定のパターンに対応する時間区間に決定する情報処理装置。 - 筐体と、
前記筐体の表面に接触する指の指紋を検出可能な超音波センサと、
制御部と、
ユーザによる操作を誘導する表示部と、
を備え、
前記超音波センサは、前記表示部の画面の部分領域に接触される指の指紋を検出し、
前記制御部は、前記超音波センサで検出される信号の処理方法の調整の要否を判定し、
前記調整が必要であると判定されたときに、前記信号の処理方法の調整を実行する制御部であって、
前記超音波センサが検出する画像中に特定のパターンが含まれるか否かを判定し、
前記超音波センサが検出する画像中に前記特定のパターンが含まれるときに、前記特定のパターンに対応づけて記憶した前記表示部の画面を被覆する保護膜の特性を基に、指紋検出時において反射波を受信する時間区間を決定する情報処理装置。 - 前記信号の処理方法の調整は、
前記超音波センサに対して超音波を放出させ、前記放出された超音波の反射波を検出させることと、
前記超音波の放出時点以降の前記反射波の受信信号の時間変化から、指紋検出時にお
いて反射波を受信する時間区間を決定することと、
を含む、請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記信号の処理方法の調整は、間欠的に超音波の放出と反射波の検出とを繰り返すことを含む請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記制御部は、前記信号の処理方法の調整を実行するときに、前記ユーザの指を含む物体が前記部分領域において、前記表示部の画面を被覆する保護膜の外面に接触しないように誘導するための情報を出力する請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記制御部は、前記超音波センサが検出した画像中から、前記特定のパターンを削除して指紋を認識する請求項1または2に記載の情報処理装置。
- コンピュータが、
指の指紋を検出可能な超音波センサで検出される信号の処理方法の調整の要否を判定し、
前記調整が必要であると判定されたときに、前記信号の処理方法の調整を実行する情報処理方法であって、
前記超音波センサが検出する画像中に特定のパターンが含まれるか否かを判定し、
前記超音波センサが検出する画像中に前記特定のパターンが含まれるときに、指紋検出時において反射波を受信する時間区間を前記特定のパターンに対応する時間区間に決定する情報処理方法。 - コンピュータが、
指の指紋を検出可能な超音波センサで検出される信号の処理方法の調整の要否を判定し、
前記調整が必要であると判定されたときに、前記信号の処理方法の調整を実行する情報処理方法であって、
前記超音波センサによって表示部の画面の部分領域に接触される指の指紋を検出し、
前記超音波センサが検出する画像中に特定のパターンが含まれるか否かを判定し、
前記超音波センサが検出する画像中に前記特定のパターンが含まれるときに、前記特定のパターンに対応づけて記憶した前記表示部の画面を被覆する保護膜の特性を基に、指紋検出時において反射波を受信する時間区間を決定する情報処理方法。 - 前記信号の処理方法の調整は、
前記超音波センサに対して超音波を放出させ、前記放出された超音波の反射波を検出させることと、
前記超音波の放出時点以降の前記反射波の受信信号の時間変化から、指紋検出時において反射波を受信する時間区間を決定することと、
を含む、請求項7または8に記載の情報処理方法。 - コンピュータに、
指の指紋を検出可能な超音波センサで検出される信号の処理方法の調整の要否を判定し、
前記調整が必要であると判定されたときに、前記信号の処理方法の調整を実行させるためのプログラムであって、
前記超音波センサが検出する画像中に特定のパターンが含まれるか否かを判定し、
前記超音波センサが検出する画像中に前記特定のパターンが含まれるときに、指紋検出時において反射波を受信する時間区間を前記特定のパターンに対応する時間区間に決定することを実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
指の指紋を検出可能な超音波センサで検出される信号の処理方法の調整の要否を判定し、
前記調整が必要であると判定されたときに、前記信号の処理方法の調整を実行させるためのプログラムであって、
前記超音波センサによって表示部の画面の部分領域に接触される指の指紋を検出し、
前記超音波センサが検出する画像中に特定のパターンが含まれるか否かを判定し、
前記超音波センサが検出する画像中に前記特定のパターンが含まれるときに、前記特定のパターンに対応づけて記憶した前記表示部の画面を被覆する保護膜の特性を基に、指紋検出時において反射波を受信する時間区間を決定することを実行させるためのプログラム。 - 前記信号の処理方法の調整は、
前記超音波センサに対して超音波を放出させ、前記放出された超音波の反射波を検出させることと、
前記超音波の放出時点以降の前記反射波の受信信号の時間変化から、指紋検出時において反射波を受信する時間区間を決定することと、
を含む、請求項10または11に記載のプログラム。
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|---|---|---|---|
| JP2021071562A JP7710311B2 (ja) | 2021-04-21 | 2021-04-21 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
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| JP2021071562A JP7710311B2 (ja) | 2021-04-21 | 2021-04-21 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
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| JP2022166387A JP2022166387A (ja) | 2022-11-02 |
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ID=83851498
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| JP2021071562A Active JP7710311B2 (ja) | 2021-04-21 | 2021-04-21 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
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|---|---|---|---|---|
| JP2017505481A (ja) | 2014-01-13 | 2017-02-16 | クアルコム,インコーポレイテッド | 音響共振空洞による超音波撮像 |
| US20200363516A1 (en) | 2019-05-16 | 2020-11-19 | Qualcomm Incorporated | Ultrasonic sensor array control to facilitate screen protectors |
Family Cites Families (1)
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