JP7711034B2 - 顎部及び顎部を有する顎部組立体 - Google Patents
顎部及び顎部を有する顎部組立体Info
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- JP7711034B2 JP7711034B2 JP2022126618A JP2022126618A JP7711034B2 JP 7711034 B2 JP7711034 B2 JP 7711034B2 JP 2022126618 A JP2022126618 A JP 2022126618A JP 2022126618 A JP2022126618 A JP 2022126618A JP 7711034 B2 JP7711034 B2 JP 7711034B2
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Description
図8に示す様に、顎部組立体100は、第1顎部(下顎部)102と、第2顎部(上顎部)108と、連結部150とを備えている。第1顎部102と、第2顎部108とは、連結部150を中心として回動可能である。
図9に示す様に、センターツース110は、垂直方向から移動させることで、第1アーム132、第2アーム134の間の空間に挿入される。具体的には、センターツース110は、第1アーム132及び第2アーム134の長手方向に、第1取付脚部116および第2取付脚部118のそれぞれが、第1取付構造体124及び第2取付構造体126のそれぞれの前方に配置されるような方法で挿入される。センタ-ツース110を取り付ける第一の段階では、第1取付脚部116、第2取付脚部118が、第1アーム132、第2アーム134の長手方向(取付方向)に沿ってセンターツース110を摺動することにより、センターツース110を第1顎部102に取り付ける。そして、センターツース110が、取付方向に第1取付構造体124、第2取付構造体126の前方に配置されるように、センターツース110を第1アーム132、第2アーム134の間の空間に挿入する。
よって、特許文献1の顎部組立体100では、物体の硬度が高い場合、物体を解体すると、上記接触面積が小さいので、第1取付脚部116及びフック形状部分119a、119b、119cが破損し、センターツース110を壊してしまうという課題を有していた。
本開示は、上記課題に鑑み、物体の硬度が高い場合でも、交換可能であり損傷しないセンターツースを有する顎部およびその顎部を有する顎部組立体を提供する。
上記態様によれば、センターツースの上面と受圧面とが接触する接触面積が大きいので、物体の硬度が高い場合でも、交換可能であり損傷しないセンターツースを有する顎部を提供することができる。
以下、本開示の一態様を示す顎部組立体1について図面を用いて説明する。
図1に示す様に、顎部組立体1は、第1顎部2(上顎部)と第2顎部3(下顎部)とを備える。第1顎部2と第2顎部3とは連結部15で連結され、連結部15を中心として、例えば、油圧アクチュエータを用いて、第1顎部2と第2顎部3との間隔が狭くなったり、広くなったりすることが可能である。
図2は、顎部組立体1の概略の分解斜視図である。
第1顎部2は、本体部20と、第1サイドツース11と、第2サイドツース12と、第1サイドツース11と第2サイドツース12との間にセンターツース10と、第1連結ピン孔25とを有している。
第2顎部3は、第3サイドツース13と、第4サイドツース14と、第2連結ピン孔26とを有している。
連結ピン16は、中央部に連結ブッシュ17を保持し、第2連結ピン孔26と嵌合する。連結ブッシュ17は、第1連結ピン孔25と嵌合する。この構成により、第1顎部2と第2顎部3とは、連結部15で連結され、連結部15を中心として回動する。
図3(a)に示す様に、第1サイドツース11は第1サイドツース収容部33に収容され、第2サイドツース12は第2サイドツース収容部43に収容されている。
図3(b)に示す様に、第1サイドツース収容部33は、内部が空洞となっている箱型であり、上面に縁を持つ矩形形状の開口部29を有する。第1サイドツース11が第1サイドツース収容部33に収納される際、第1サイドツース11の第1固定孔61と第2固定孔62とが第1サイドツース収容部33に収容される。その時、第1固定孔61と第1シート孔31とが連通し、第2固定孔61と第2シート孔31とが連通する。
そして、第1サイドツース11の基板60と開口部29の縁とが接触する。その状態で、第1シート孔31及び第2シート孔32にサイドツースピン35が挿入されると、第1サイドツース11は第1サイドツース収容部33に固定される(図1、図3参照)。
第2サイドツース収容部43、第3サイドツース収容部44、第3サイドツース収容部45のそれぞれは、第1サイドツース収容部33同様に、内部が空洞となっている箱型であり、上面に縁を持つ矩形形状の開口部29を有する。第2サイドツース12、第3サイドツース13、第4サイドツース14も第1サイドツース11と同様に、それぞれの基板60と、それぞれの開口部29の縁とを接触させる。そして、第1シート孔31にサイドツースピン35が挿入され、第2シート孔32にもサイドツースピン35が挿入されて、第2サイドツース12、第3サイドツース13、第4サイドツース14のそれぞれが、第2サイドツース収容部43、第3サイドツース収容部44、第4サイドツース収容部45のそれぞれに固定される(図1、図3参照)。
図4(a)は、第1顎部2と第2顎部3とを開いて、第1顎部2と第2顎部3とで、物体Wを挟み込んでいる状態を示す図である。具体的には、第1顎部2のセンターツース10と、第3サイドツース13と、第4サイドツース14とで、物体Wを挟み込んでいる。
図4(b)は、第1顎部2と第2顎部3とを閉じた状態を示す図で、第1顎部2の長手方向の前方から見て、第1サイドツース11の第1ツース55と、第3サイドツース13の第1ツース55とが重なっている。そして、第1顎部2の長手方向から見て、第2サイドツース12の第1ツース55と、第4サイドツース14の第1ツース55とが重なっている。 センターツース10の下部は空洞となっており、センターツース10に対向する第1ツース55はない。
図5(a)、(b)に示す様に、第1顎部2の本体部20は、センターツース10を本体部20の内部に収容する収容部70を有する。収容部70は、上面には長手方向に平坦な受圧面71を有し、受圧面71と対向する下面は開口している。また、収容部70は、後方に、奥部室72を有している。
センターツース10は、後方に延びる端部59を有している(図3(b)、図5参照)。センターツース10は収容部70の下面から挿入され、センターツース10の端部59が収容部70の奥部室72に挿入され、センターツース10の右端の部分が奥部室72で支持される。
第1先端孔21と、第2先端孔22と、センターツース孔23とに、センターブッシュ51付きセンターツースピン50を挿入して、センターツース10が回動可能となる。そして、1本のセンターブッシュ51付きのセンターツースピン50で、収容部70とセンターツース10との位置決めを行い、受圧面71とセンターツース10の上面30とが均一に広い面積で接触する。
上記態様にすることで、受圧面71とセンターツース10の上面30とが均一に広い面積で接触しているので、物体Wの硬度が高い場合でも、センターツース10が破損することなく動作することが可能である。又、1本のセンターツースピン50を取り外せば、収容部70からセンターツース10を簡単に取り外せるので、容易にセンターツース10を交換することができる。
上記構成により、後端歯58の凸部で物体Wの一部を破砕した後、凹部で物体Wを保持しながら破砕するので、効率良く物体Wを解体できる。
実施形態1の第1顎部2は、受圧面71とセンターツースピン50の中心C0との距離Aの精度が要求される。
図5(c)は、距離Aの精度が良くない第1顎部2の概略の断面図である。すなわち、受圧面71とセンターツースピン50の中心C1との距離Bが、距離Aより長くなっている。
図5(c)の拡大図に示す様に、センターツース10の上面30が左側になる程、受圧面71から離れて、受圧面71とセンターツース10の上面30との接触面積が小さくなっていることが分かる。
このように、実施形態1の第1顎部2は、距離Aの精度が要求され、まだ改良の余地がある。
実施形態2は、実施形態1の第1顎部2のセンターブッシュ51の替わりに、偏心ブッシュ53を用いた点が実施形態1と異なる。
以下、一例として、数値を用いて説明するが、あくまで説明のためであって、数値は適宜変更可能である。
図6(b)は、偏心ブッシュ53の一例を示す図である。図6(b)に示す様に、偏心ブッシュ53は、センターツースピン50を挿入する偏心ブッシュ孔54を有する。偏心ブッシュ53の中心C1と偏心ブッシュ孔54の中心C2との距離L0は、水平から角度42度の左上から右下に延びる直線L1上において、約3mmずれている。この状態において、直線L1上の偏心ブッシュ53の左上の幅は5mmで、右下の幅は11mmである。
偏心ブッシュ孔54は、偏心ブッシュ53の中心C1を中心として回転する。
図7(a)は、第1顎部2と第2顎部3とが開いた状態で、かつ第1顎部2と第2顎部3とは物体Wと接触していない状態で、センターツース10を収容部70に挿入した状態を示す図である。
この時、偏心ブッシュ53において、図6(b)と同様に、センターツースピン50の中心C2は、偏心ブッシュ53の中心C1を中心として、水平から42度傾いた直線L1上に位置する。センターツースピン50の中心C2は、受圧面71から52mm下の位置にあり、偏心ブッシュ53の中心C1は、受圧面71から54mm下の位置にある。よって、偏心ブッシュ53の中心C1とセンターツースピン50の中心C2との距離L0は、垂直方向で2mmであり、42度傾いた直線L1上で約3mmである。
受圧面71とセンターツース10の上面30とは、4mmの隙間を有している。センターツース10の端部59と奥部室72の側面とは、21mmの距離で離れており、非接触である。
この時、センターツース10の上面30と受圧面71とが接触する面積は、第1サイドツース11と第1サイドツース収容部33とが接触する面積、又は第2サイドツース12と第2サイドツース収容部43とが接触する面積より大きい。
上記態様により、受圧面71とセンターツースピン50の中心との距離の精度が要求されず、収容部70にセンターツース10を容易に設置することができる。また、受圧面の面積が大きいので、センターツース10が壊れることなく、硬い物体でも破砕することが可能である。
物体を解体する顎部組立体の一対の顎部の一方に用いられる顎部であって、
両側に配置された第1サイドツース及び第2サイドツースと、第1サイドツースと第2サイドツースと間に配置されたセンターツースと、本体部とを備え、
本体部は、第1サイドツースと、第2サイドツースと、センターツースとを収容し、センターツースを収納する収容部と、当該収容部の一方の側面の先端側に第1先端孔と、当該収容部の他方の側面の先端側に第2先端孔とを有し、
前記収容部は、長手方向に平坦な受圧面を有し、
センターツースは、先端側にセンターツース孔を有し、
センターツースピンが第1先端孔と、第2先端孔と、センターツース孔とに挿入されて、センターツースがセンターツースピンを中心として回動可能であり、
センターツースが前記収容部に収納された場合、センターツースの上面と受圧面とが接触する顎部。
上記態様によれば、物体の硬度が高い場合でも、センターツースが破損することなく動作することが可能である。又、1本の連結ピンを取り外せば、収容部からセンターツースを取り外せるので、容易にセンターツースを交換できる。
本体部は、第1先端孔側の前記収容部の側面に第1サイドツースを収容する第1サイドツース収容部と、第2先端孔側の前記収容部の側面に第2サイドツースを収容する第2サイドツース収容部とをさらに有し、
センターツースの上面と受圧面とが接触する面積が、第1サイドツースと第1サイドツース収容部とが接触する面積、又は第2サイドツースと第2サイドツース収容部とが接触する面積より大きい項目1に記載の顎部。
上記態様によれば、物体の硬度が高い場合でも、センターツースが破損することなく動作することが可能である。
第1先端孔と、第2先端孔と、センターツース孔とに配置され、センターツースピンが挿入される偏心ブッシュを有する項目1又は2に記載の顎部。
上記態様によれば、受圧面とセンターツースピンの中心との距離の精度が要求されず、収容部にセンターツースを容易に設置することができる。
センターツースの歯は、先端側に先が尖った先端歯と、後ろ側に後端歯とを有し、
後端歯の歯先は、先端側から順に凹部と凸部とを有するS字形状である項目1乃至3のいずれかに記載の顎部。
上記構成によれば、後端歯の凸部で物体Wの一部を破砕した後、凹部で物体Wを保持しながら破砕するので、効率良く物体Wを解体できる。
項目1乃至4のいずれかに記載の顎部と、当該顎部とは別の顎部とを有し、当該顎部と当該別の顎部とで一対の顎部を構成し、当該顎部と当該別の顎部とが対向して配置される顎部組立体。
上記構成によれば、物体の硬度が高い場合でも、センターツースが破損することなく動作することが可能である顎部組立体を提供できる。又、1本の連結ピンを外せば、収容部からセンターツースを取り外せるので、容易にセンターツースを交換できる顎部組立体を提供できる。
2 第1顎部
8 第2顎部
10 センターツース
11 第1サイドツース
12 第2サイドツース
13 第3サイドツース
14 第4サイドツース
20 本体部
21 第1先端孔
22 第2先端孔
23 センターツース孔
30 センターツースの上面
33 第1サイドツース収容部
43 第2サイドツース収容部
50 センターツースピン
53 偏心ブッシュ
57 先端歯
58 後端歯
70 収容部
71 受圧面
Claims (5)
- 物体を解体する顎部組立体の一対の顎部の一方に用いられる顎部であって、
両側に配置された第1サイドツース及び第2サイドツースと、第1サイドツースと第2サイドツースと間に配置されたセンターツースと、本体部とを備え、
本体部は、第1サイドツースと、第2サイドツースと、センターツースとを収容し、センターツースを収納する収容部と、当該収容部の一方の側面の先端側に第1先端孔と、当該収容部の他方の側面の先端側に第2先端孔とを有し、
前記収容部は、長手方向に平坦な受圧面を有し、
センターツースは、先端側にセンターツース孔を有し、
センターツースピンが第1先端孔と、第2先端孔と、センターツース孔とに挿入されて、センターツースがセンターツースピンを中心として回動可能であり、
センターツースが前記収容部に収納された場合、センターツースの上面と受圧面とが接触する顎部。 - 本体部は、第1先端孔側の前記収容部の側面に第1サイドツースを収容する第1サイドツース収容部と、第2先端孔側の前記収容部の側面に第2サイドツースを収容する第2サイドツース収容部とをさらに有し、
センターツースの上面と受圧面とが接触する面積が、第1サイドツースと第1サイドツース収容部とが接触する面積、又は第2サイドツースと第2サイドツース収容部とが接触する面積より大きい請求項1に記載の顎部。 - 第1先端孔と、第2先端孔と、センターツース孔とに配置され、センターツースピンが挿入される偏心ブッシュを有する請求項1又は2に記載の顎部。
- センターツースの歯は、先端側に先が尖った先端歯と、後ろ側に後端歯とを有し、
後端歯の歯先は、先端側から順に凹部と凸部とを有するS字形状である請求項1又は2に記載の顎部。 - 請求項1又は2に記載の顎部と、当該顎部とは別の顎部とを有し、当該顎部と当該別の顎部とで一対の顎部を構成し、当該顎部と当該別の顎部とが対向して配置される顎部組立体。
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