JP7720913B2 - 通信方法、通信装置、ネットワークノード、ユーザ装置及びチップセット - Google Patents

通信方法、通信装置、ネットワークノード、ユーザ装置及びチップセット

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Description

本開示は、移動通信システムで用いる通信方法及び通信装置に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格に準拠する移動通信システムにおいて、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化等を行うプロトコルとして、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)が用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
基地局とユーザ装置との通信において、送信側PDCPエンティティは、上位レイヤからのPDCP SDU(Service Data Unit)に対してPDCPヘッダを付与してPDCP PDU(Protocol Data Unit)を生成する。その後、送信側RLC(Radio Link Control)エンティティ及び送信側MAC(Medium Access Control)エンティティがRLCヘッダ及びMACヘッダをそれぞれ付与する。
第1の態様に係る通信方法は、PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を送信する送信側PDCPエンティティと、前記PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティと、からなる一対のPDCPエンティティを有する移動通信システムで用いる方法である。前記通信方法は、前記送信側PDCPエンティティが、複数のPDCP SDU(Service Data Unit)を連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含む前記PDCP PDUを生成することと、前記受信側PDCPエンティティが、前記PDCP PDUに含まれる前記連結SDUから前記複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行うことと、前記一対のPDCPエンティティのうち一方のPDCPエンティティを有する第1通信装置から、前記一対のPDCPエンティティのうち他方のPDCPエンティティを有する第2通信装置に対して、前記PDCP連結処理及び前記PDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報を送信することと、を有する。
第2の態様に係る通信装置は、PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を送信する送信側PDCPエンティティと、前記PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティと、からなる一対のPDCPエンティティを有する移動通信システムで用いる装置である。前記通信装置は、前記送信側PDCPエンティティ及び前記受信側PDCPエンティティのいずれかを有する制御部を備える。前記送信側PDCPエンティティは、複数のPDCP SDU(Service Data Unit)を連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含む前記PDCP PDUを生成する。前記受信側PDCPエンティティは、前記PDCP PDUに含まれる前記連結SDUから前記複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行う。前記制御部は、前記PDCP連結処理及び前記PDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報を他の通信装置に送信する。
一実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。 一実施形態に係るUE(ユーザ装置)の構成を示す図である。 一実施形態に係るgNB(基地局)の構成を示す図である。 データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。 シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。 ユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックにおける各レイヤの処理の一例を示す図である。 一実施形態に係るPDCP PDUを示す図である。 一実施形態に係る下りリンクにおけるPDCP連結処理及びPDCP分離処理を示す図である。 一実施形態に係る上りリンクにおけるPDCP連結処理及びPDCP分離処理を示す図である。 一実施形態に係る制御情報の送受信を示す図である。 第1実施例に係る区切りコードを示す図である。 第1実施例の動作を示す図である。 第2実施例の動作を示す図である。 第3実施例の動作を示す図である。 第3実施例におけるPDCP PDUの第1構成例を示す図である。 第3実施例におけるPDCP PDUの第2構成例を示す図である。 第4実施例の動作を示す図である。 第5実施例の動作を示す図である。 第6実施例の動作を示す図である。
上述のように、1つのPDCP SDUに対してPDCPヘッダ、RLCヘッダ、MACヘッダが付与される場合、基地局とユーザ装置との通信におけるヘッダが占める割合、すなわち、オーバーヘッドが大きくなるという問題がある。また、PDCP SDUに相当するIP(Internet Protocol)パケットのサイズは、PDCP SDUのサイズの上限(例えば、9kB)に対して小さい場合が多く、例えば、IPパケットのサイズは1.5kBであり得る。そのため、効率的なPDCP処理を行うことが難しい。
そこで、本開示は、移動通信システムにおいて効率的な通信を実現可能とすることを目的とする。
図面を参照しながら、実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(移動通信システムの構成)
まず、図1乃至図6を参照して、実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1は、一実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。移動通信システム1は、3GPP規格の第5世代システム(5GS:5th Generation System)に準拠する。以下において、5GSを例に挙げて説明するが、移動通信システムにはLTE(Long Term Evolution)システムが少なくとも部分的に適用されてもよい。また、移動通信システムには、第6世代(6G)システムが少なくとも部分的に適用されてもよい。
移動通信システム1は、ユーザ装置(UE:User Equipment)100と、5Gの無線アクセスネットワーク(NG-RAN:Next Generation Radio Access Network)10と、5Gのコアネットワーク(5GC:5G Core Network)20とを有する。
UE100は、移動可能な無線通信装置である。UE100は、ユーザにより利用される装置であればどのような装置であっても構わない。例えば、UE100は、携帯電話端末(スマートフォンを含む)又はタブレット端末、ノートPC、通信モジュール(通信カード又はチップセットを含む)、センサ若しくはセンサに設けられる装置、車両若しくは車両に設けられる装置(Vehicle UE)、飛行体若しくは飛行体に設けられる装置(Aerial UE)である。
NG-RAN10は、基地局(5Gシステムにおいて「gNB」と呼ばれる)200を含む。gNB200は、基地局間インターフェイスであるXnインターフェイスを介して相互に接続される。gNB200は、1又は複数のセルを管理する。gNB200は、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。gNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として用いられる。「セル」は、UE100との無線通信を行う機能又はリソースを示す用語としても用いられる。1つのセルは1つのキャリア周波数に属する。
なお、gNBがLTEのコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)に接続することもできる。LTEの基地局が5GCに接続することもできる。LTEの基地局とgNBとが基地局間インターフェイスを介して接続されることもできる。
5GC20は、AMF(Access and Mobility Management Function)及びUPF(User Plane Function)300を含む。AMFは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。AMFは、NAS(Non-Access Stratum)シグナリングを用いてUE100と通信することにより、UE100のモビリティを管理する。UPFは、データの転送制御を行う。AMF及びUPFは、基地局-コアネットワーク間インターフェイスであるNGインターフェイスを介してgNB200と接続される。
図2は、一実施形態に係るUE100(ユーザ装置)の構成を示す図である。UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部130は、UE100における各種の制御及び処理を行う。このような処理は、後述の各レイヤの処理を含む。制御部130は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサと、CPU(Central Processing Unit)とを含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。
図3は、一実施形態に係るgNB200(基地局)の構成を示す図である。gNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、gNB200における各種の制御及び処理を行う。このような処理は、後述の各レイヤの処理を含む。制御部230は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサと、CPUとを含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。
バックホール通信部240は、基地局間インターフェイスを介して隣接基地局と接続される。バックホール通信部240は、基地局-コアネットワーク間インターフェイスを介してAMF/UPF300と接続される。なお、gNBは、CU(Central Unit)とDU(Distributed Unit)とで構成され(すなわち、機能分割され)、両ユニット間はF1インターフェイスで接続されてもよい。
図4は、データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
ユーザプレーンの無線インターフェイスプロトコルは、物理(PHY)レイヤと、MAC(Medium Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤとを有する。
PHYレイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100のPHYレイヤとgNB200のPHYレイヤとの間では、物理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)による再送処理、及びランダムアクセスプロシージャ等を行う。UE100のMACレイヤとgNB200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。gNB200のMACレイヤはスケジューラを含む。スケジューラは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme))及びUE100への割当リソースブロックを決定する。
RLCレイヤは、MACレイヤ及びPHYレイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤとgNB200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化等を行う。
SDAPレイヤは、コアネットワークがQoS(Quality of Service)制御を行う単位であるIPフローとAS(Access Stratum)がQoS制御を行う単位である無線ベアラとのマッピングを行う。なお、RANがEPCに接続される場合は、SDAPが無くてもよい。
図5は、シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックは、図4に示したSDAPレイヤに代えて、RRC(Radio Resource Control)レイヤ及びNAS(Non-Access Stratum)レイヤを有する。
UE100のRRCレイヤとgNB200のRRCレイヤとの間では、各種設定のためのRRCシグナリングが伝送される。RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとgNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態にある。UE100のRRCとgNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がない場合、UE100はRRCアイドル状態にある。UE100のRRCとgNB200のRRCとの間の接続がサスペンドされている場合、UE100はRRCインアクティブ状態にある。
RRCレイヤの上位に位置するNASレイヤは、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。UE100のNASレイヤとAMF300のNASレイヤとの間では、NASシグナリングが伝送される。
なお、UE100は、無線インターフェイスのプロトコル以外にアプリケーションレイヤ等を有する。
図6は、ユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックにおける各レイヤの処理の一例を示す図である。
第1に、送信側における処理について説明する。送信側におけるSDAPレイヤのエンティティである送信側SDAPエンティティは、受信側に送信するべきIPパケットをSDAP SDUとして受け取り、SDAPレイヤの送信処理を行い、SDAPヘッダをSDAP SDUに付与することにより、SDAP PDUを生成して下位レイヤに出力する。
送信側におけるPDCPレイヤのエンティティである送信側PDCPエンティティは、SDAP PDUをPDCP SDUとして受け取り、PDCPレイヤの送信処理を行い、PDCPヘッダをPDCP SDUに付与することにより、PDCP PDUを生成して下位レイヤに出力する。
送信側におけるRLCレイヤのエンティティである送信側RLCエンティティは、PDCP PDUをRLC SDUとして受け取り、RLCレイヤの送信処理を行い、RLCヘッダをRLC SDUに付与することにより、RLC PDUを生成して下位レイヤに出力する。
送信側におけるMACレイヤのエンティティである送信側MACエンティティは、RLC PDUをMAC SDUとして受け取り、MACレイヤの送信処理を行い、MACヘッダをMAC SDUに付与することにより、MAC PDUを生成して下位レイヤに出力する。
第2に、受信側における処理について説明する。受信側におけるMACレイヤのエンティティである受信側MACエンティティは、下位レイヤからMAC PDUを受け取り、MACヘッダに基づいてMACレイヤの受信処理を行い、MACヘッダを除去することにより、MAC SDUを上位レイヤに出力する。
受信側におけるRLCレイヤのエンティティである受信側RLCエンティティは、下位レイヤからのMAC SDUをRLC PDUとして受け取り、RLCヘッダに基づいてRLCレイヤの受信処理を行い、RLCヘッダを除去することにより、RLC SDUを上位レイヤに出力する。
受信側におけるPDCPレイヤのエンティティである受信側PDCPエンティティは、下位レイヤからのRLC SDUをPDCP PDUとして受け取り、PDCPヘッダに基づいてPDCPレイヤの受信処理を行い、PDCPヘッダを除去することにより、PDCP SDUを上位レイヤに出力する。
受信側におけるSDAPレイヤのエンティティである受信側SDAPエンティティは、下位レイヤからのPDCP SDUをSDAP PDUとして受け取り、SDAPヘッダに基づいてSDAPレイヤの受信処理を行い、SDAPヘッダを除去することにより、SDAP SDU(IPパケット)を上位レイヤに出力する。
(移動通信システムの動作)
次に、図7乃至図10を参照して、実施形態に係る移動通信システム1の動作について説明する。実施形態に係る移動通信システム1は、PDCP PDUを送信する送信側PDCPエンティティ50Tと、PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティ50Rと、からなる一対のPDCPエンティティを有する(図8及び図9参照)。
上述のように、gNB200とUE100との通信において、送信側PDCPエンティティは、上位レイヤからのPDCP SDUに対してPDCPヘッダを付与してPDCP PDUを生成する。その後、送信側RLCエンティティ及び送信側MACエンティティがRLCヘッダ及びMACヘッダをそれぞれ付与する。このように、1つのPDCP SDUに対してPDCPヘッダ、RLCヘッダ、MACヘッダが付与されることになるため、gNB200とUE100との通信におけるヘッダが占める割合、すなわち、オーバーヘッドが大きいという問題がある。また、PDCP SDUに相当するIPパケットのサイズは、PDCP SDUのサイズの上限(例えば、9kB)に対して小さい場合が多く、例えば、IPパケットのサイズは1.5kBであり得る。そのため、効率的なPDCP処理を行うことが難しい。
図7は、一実施形態に係るPDCP PDUを示す図である。送信側PDCPエンティティ50Tは、複数のPDCP SDUを連結するPDCP連結処理(PDCP Concatenation)を行うことにより、連結SDUを含むPDCP PDUを生成する。図7において、送信側PDCPエンティティ50Tが3つのPDCP SDUを連結する一例を示しているが、連結するPDCP SDUの数は2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。詳細については後述するが、送信側PDCPエンティティ50Tは、連結するPDCP SDU間に区切りコードを挿入してもよい(図8及び図9参照)。区切りコードにより、受信側PDCPエンティティ50RがPDCP SDUごとに分離することが容易になる。受信側PDCPエンティティ50Rは、PDCP PDUに含まれる連結SDUから複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行う。
このようなPDCP連結処理により、gNB200とUE100との通信におけるヘッダが占める割合、すなわち、オーバーヘッドを削減できる。また、PDCP SDUのサイズの上限(例えば、9kB)に近いサイズの連結SDUに対してPDCP処理を適用できるため、効率的なPDCP処理が可能になる。
図8は、一実施形態に係る下りリンクにおけるPDCP連結処理及びPDCP分離処理を示す図である。図9は、一実施形態に係る上りリンクにおけるPDCP連結処理及びPDCP分離処理を示す図である。図8及び図9において、gNB200のRRCエンティティとUE100のRRCエンティティとの間にRRC接続が確立された状態(すなわち、RRCコネクティッド状態)にある。なお、図8及び図9において、区切りコードを用いる一例を示しているが、必ずしも区切りコードを用いなくてもよい。
図8に示すように、下りリンクにおいて、gNB200の送信側PDCPエンティティ50Tは、複数のPDCP SDUを連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含むPDCP PDUを生成し、PDCP PDUを送信する。UE100の受信側PDCPエンティティ50Rは、PDCP PDUを受信し、PDCP PDUに含まれる連結SDUから複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行う。
図9に示すように、上りリンクにおいて、UE100の送信側PDCPエンティティ50Tは、複数のPDCP SDUを連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含むPDCP PDUを生成し、PDCP PDUを送信する。gNB200の受信側PDCPエンティティ50Rは、PDCP PDUを受信し、PDCP PDUに含まれる連結SDUから複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行う。
なお、PDCP連結処理及びPDCP分離処理を下りリンク及び上りリンクに適用する場合について主として説明するが、PDCP連結処理及びPDCP分離処理を、UE間の直接的なリンクであるサイドリンクに適用してもよい。サイドリンクにおいて、一方のUEの送信側PDCPエンティティ50Tは、複数のPDCP SDUを連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含むPDCP PDUを生成し、PDCP PDUを送信する。他方のUEの受信側PDCPエンティティ50Rは、PDCP PDUを受信し、PDCP PDUに含まれる連結SDUから複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行う。なお、サイドリンクに適用する場合、後述の連結・分離制御情報は、PC5-RRCメッセージで伝送されてもよい。また、PDCP連結処理及びPDCP分離処理を、デュアルコネクティビティ(DC)、マルチコネクティビティ(MC)、又はスプリットベアラ等に適用してもよい。
図10は、一実施形態に係る制御情報の送受信を示す図である。一対のPDCPエンティティのうち一方のPDCPエンティティを有する第1通信装置21は、当該一対のPDCPエンティティのうち他方のPDCPエンティティを有する第2通信装置22に対して、制御情報を送信する(ステップS1)。当該制御情報は、PDCP連結処理及びPDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる。ここで、第1通信装置21はgNB200又はUE100であって、第2通信装置22はgNB200又はUE100である。このように、PDCP連結処理及びPDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報(以下、「連結・分離制御情報」と呼ぶ)を送受信することにより、PDCP連結処理及びPDCP分離処理の適切な制御が可能になる。
ステップS1において、第1通信装置21の送信側PDCPエンティティ50T又は受信側PDCPエンティティ50Rは、連結・分離制御情報を含むPDCP Control PDUを第2通信装置22に送信してもよい。PDCP PDUには、ユーザデータの伝送に用いるPDCP Data PDUと、制御に用いるPDCP Control PDUと、がある。PDCP連結処理及びPDCP分離処理はPDCP Data PDUに適用される。なお、PDCPエンティティは、ベアラ(データベアラ)ごとに確立される。連結・分離制御情報をPDCP Control PDUにより伝送することにより、PDCP連結処理及びPDCP分離処理をベアラごとに適切に制御できる。
ステップS1において、第1通信装置21のRRCエンティティは、連結・分離制御情報を含むRRCメッセージを第2通信装置22に送信してもよい。例えば、gNB200からUE100に送信されるRRCメッセージは、UE固有(UE-dedicated)RRCメッセージであるRRC Reconfigurationメッセージであってもよい。UE100からgNB200に送信されるRRCメッセージは、UE Assistance Informationメッセージ及び/又はUE Capability Informationメッセージであってもよい。連結・分離制御情報を含むRRCメッセージは、連結・分離制御情報と対応付けられたベアラ識別子をさらに含んでもよい。これにより、PDCP連結処理及びPDCP分離処理をベアラごとに適切に制御できる。
或いは、連結・分離制御情報を、MACレイヤにおいて送受信するMAC制御要素(MAC CE)に含めてもよい。また、連結・分離制御情報を、PHYレイヤにおいて送受信するDCI(Downlink Control Information)又はUCI(Uplink Control Information)に含めてもよい。連結・分離制御情報を、PDCP Control PDUに含めてもよい。連結・分離制御情報を、RLC Control PDUに含めてもよい。
第1通信装置21が送信側PDCPエンティティ50Tを有し、第2通信装置22が受信側PDCPエンティティ50Rを有していてもよい。ステップS1において、第1通信装置21の送信側PDCPエンティティ50Tは、連結・分離制御情報をPDCPヘッダに含むPDCP PDUを第2通信装置22の受信側PDCPエンティティ50Rに送信してもよい。これにより、PDCP連結処理及びPDCP分離処理をPDCP PDUごとに適切に制御できる。
上述のように、送信側PDCPエンティティ50Tは、連結SDUを構成する各PDCP SDU間に区切りコードを挿入することによりPDCP PDUを生成してもよい。このような区切りコードを挿入することにより、受信側PDCPエンティティ50RがPDCP分離処理を行うことが容易になる。連結・分離制御情報は、区切りコードを指定する情報を含んでもよい。これにより、区切りコードとして任意のビット列を指定可能になる。また、区切りコードを必要に応じて変更可能になる。
一実施形態において、連結・分離制御情報は、連結SDUを構成する各PDCP SDUのサイズを示す情報を含んでもよい。これにより、受信側PDCPエンティティ50RがPDCP分離処理を行うことが容易になる。このような連結・分離制御情報を送受信する場合、区切りコードの挿入を不要としてもよい。
例えば、第1通信装置21が、受信側PDCPエンティティ50Rを有するgNB200であって、第2通信装置22が、送信側PDCPエンティティ50Tを有するUE100である場合において、連結・分離制御情報は、上りリンクにおけるPDCP連結処理により連結可能な各PDCP SDUのサイズをUE100に設定する設定情報を含んでもよい。また、連結・分離制御情報は、上りリンクにおけるPDCP連結処理を用いて生成する連結SDUの最大サイズ又はPDCP PDUの最大サイズをUE100に設定する情報をさらに含んでもよい。
或いは、第1通信装置21が送信側PDCPエンティティ50Tを有し、第2通信装置22が受信側PDCPエンティティ50Rを有する場合において、第1通信装置21の送信側PDCPエンティティ50Tは、連結SDUを構成する各PDCP SDUのサイズを示す情報を連結・分離制御情報として含むPDCPヘッダを連結SDUに付与することにより、PDCP PDUを生成してもよい。
一実施形態において、連結・分離制御情報は、PDCP連結処理又はPDCP分離処理を開始するための情報、又は、PDCP連結処理又はPDCP分離処理を終了するための情報を含んでもよい。これにより、PDCP連結処理及びPDCP分離処理を状況に応じてオン/オフ(アクティブ化/非アクティブ化)することが可能になる。例えば、RLCレイヤにおいてパケット分割処理(RLC segmentation)が実行される期間において、PDCP連結処理及びPDCP分離処理を一時的にオフするといった制御が可能になる。
例えば、第1通信装置21が、送信側PDCPエンティティ50Tを有するgNB200であって、第2通信装置22が、受信側PDCPエンティティ50Rを有するUE100である場合において、連結・分離制御情報は、下りリンクにおけるPDCP分離処理をUE100に設定する情報を含んでもよい。また、例えば、当該連結・分離制御情報は、下りリンクにおけるPDCP分離処理をアクティブ化する情報を含んでもよい。
第1通信装置21が、送信側PDCPエンティティ50Tを有するgNB200であり、第2通信装置22が、受信側PDCPエンティティ50Rを有するUE100である場合において、連結・分離制御情報は、下りリンクにおけるPDCP分離処理の設定を解放する情報を含んでもよい。また、当該連結・分離制御情報は、下りリンクにおけるPDCP分離処理を非アクティブ化する情報を含んでもよい。
第1通信装置21が、受信側PDCPエンティティ50Rを有するgNB200であり、第2通信装置22が、送信側PDCPエンティティ50Tを有するUE100である場合において、連結・分離制御情報は、上りリンクにおけるPDCP連結処理をUE100に設定する情報を含んでもよい。また、当該連結・分離制御情報は、上りリンクにおけるPDCP連結処理をアクティブ化する情報を含んでもよい。
第1通信装置21が、受信側PDCPエンティティ50Rを有するgNB200であり、第2通信装置22は、送信側PDCPエンティティ50Tを有するUE100である場合において、連結・分離制御情報は、上りリンクにおけるPDCP連結処理の設定を解放する情報を含んでもよい。また、当該連結・分離制御情報は、上りリンクにおけるPDCP連結処理を非アクティブ化する情報を含んでもよい。
第1通信装置21が、送信側PDCPエンティティ50Tを有するUE100であり、第2通信装置22は、受信側PDCPエンティティ50Rを有するgNB200である場合において、連結・分離制御情報は、上りリンクにおけるPDCP連結処理のアクティブ化又は非アクティブ化をUE100が決定した場合、当該決定内容を示す情報を含んでもよい。
(実施例)
次に、上述の実施形態を前提として、第1実施例乃至第6実施例について説明する。これらの実施例は、別個独立して実施する場合に限らず、2以上の実施例を組み合わせて実施してもよい。また、以下の各実施例の動作フローにおいて、必ずしもすべてのステップを実行する必要は無く、一部のステップのみを実行してもよい。
(1)第1実施例
第1実施例は、上述の区切りコードに関する実施例である。図11は、第1実施例に係る区切りコードを示す図である。
図11に示す例において、送信側PDCPエンティティ50Tは、3つのPDCP SDU(PDCP SDU#1乃至#3)を連結するPDCP連結処理(PDCP Concatenation)を行うことにより、連結SDUを含むPDCP PDUを生成する。第1実施例において、送信側PDCPエンティティ50Tは、連結するPDCP SDU間に区切りコード#2及び#3を挿入する。送信側PDCPエンティティ50Tは、連結SDUの先頭、すなわち、PDCP PDUのペイロード部分の先頭に、区切りコード#1を挿入してもよい。送信側PDCPエンティティ50Tは、連結SDUの後尾、すなわち、PDCP PDUのペイロード部分の後尾に、区切りコード#4を挿入してもよい。但し、先頭の区切りコード#1及び末尾の区切りコード#4は無くてもよい。
各区切りコードは、送信側PDCPエンティティ50T及び受信側PDCPエンティティ50Rが予め認識している任意のビット列であってもよい。例えば、“0000 0000 0000 0000”を区切りコードとすることができる。但し、このビット長(16ビット)や単に“0”を並べただけだと、PDCP SDUを構成するビット列と偶然に一致してしまい、受信側PDCPエンティティ50Rで誤判定が生じる可能性がある。
各区切りコードは、送信側PDCPエンティティ50T及び受信側PDCPエンティティ50Rが予め認識している任意のビット列とチェックサムとの組み合わせであってもよい。例えば、”0101 0011 1101 0101”のうち、最後の4ビットがチェックサム部であって、それ以外が任意のビット列である。0101(10進数で“5”)+0011(10進数で“3”)+1101(10進数で“13”)=10101(10進数で“21”)であるが、10101(10進数で“21”)の下位4ビットを取って“0101”をチェックサム部とする。このようなチェックサムは、区切りコード単体のチェックサムである。或いは、チェックサムは、PDCP SDU全体のチェックサムであってもよい。例えば、区切りコード#2をPDCP SDU#1のチェックサムとし、区切りコード#3をPDCP SDU#2のチェックサムとし、区切りコード#4をPDCP SDU#3のチェックサムとすることができる。或いは、チェックサムは、PDCP SDUと区切りコード(の一部)とに対するチェックサムであってもよい。すなわち、区切りコードは、固定ビット列部とチェックサム部とで構成される。例えば、区切りコード#2(区切りコード#2のチェックサム部)をPDCP SDU#1と区切りコード#2(固定ビット列部)とのチェックサムとする。区切りコード#3(区切りコード#3のチェックサム部)をPDCP SDU#2と区切りコード#3(固定ビット列部)とのチェックサムとする。区切りコード#4(区切りコード#4のチェックサム部)をPDCP SDU#3と区切りコード#4(固定ビット列部)とのチェックサムとすることができる。但し、このような区切りコードの構成方法を用いても、PDCP SDUを構成するビット列と偶然に一致する可能性がある。
区切りコードを、PPP(Point-to-Point Protocol)で用いるようなエスケープ表現(エスケープコード)としてもよい。エスケープコードでは、0x00~0x1fと0x5eを除く0x40~0xffのオクテットは、0x7dに続けて、元の値と、0x20とのXOR値とを送る。例えば、区切りコードが固定で0x11の場合、送信データ内の0x11を0x7d及び0x31に変換して送る。これにより、エンドマーカ等も固定コードとすることができる。また、受信側は上記の逆操作を行う。
図12は、第1実施例の動作を示す図である。図12において、第1通信装置21は、送信側PDCPエンティティ50Tを有するgNB200又はUE100である。図12において、第2通信装置22は、受信側PDCPエンティティ50Rを有するgNB200又はUE100である。
ステップS101において、区切りコード(及び/又はエンドマーカ)のビット列が指定される。区切りコード(及び/又はエンドマーカ)のビット列は、技術仕様で規定される固定値であってもよい。当該区切りコード(及び/又はエンドマーカ)のビット列は、gNB200がUE100に指定してもよい。当該区切りコード(及び/又はエンドマーカ)のビット列は、UE100がgNB200に指定してもよい。当該区切りコード(及び/又はエンドマーカ)のビット列は、送信側PDCPエンティティ50Tが受信側PDCPエンティティ50Rに指定してもよい。当該区切りコード(及び/又はエンドマーカ)のビット列は、受信側PDCPエンティティ50Rが送信側PDCPエンティティ50Tに指定してもよい。
ステップS102において、送信側PDCPエンティティ50Tは、連結する複数のPDCP SDUにおいて、指定された区切りコードと一致するビット列があるか否かを判定する。具体的には、まず、送信側PDCPエンティティ50Tは、上位レイヤから、連結する複数のPDCP SDUを受け取る。送信側PDCPエンティティ50Tは、この時点で、それぞれのPDCP SDUに(個別に)ヘッダ圧縮処理を行ってもよい。次に、送信側PDCPエンティティ50Tは、当該複数のPDCP SDUのビット列を確認し、指定された区切りコードと一致するか否かを判定する。
ステップS102でYESの場合(すなわち、一致する場合)、ステップS103において、送信側PDCPエンティティ50Tは、当該複数のPDCP SDUに含まれないビット列を新たな区切りコードとして決定する(すなわち、送信側PDCPエンティティ50Tは、一致しない区切りコードを再指定する)。送信側PDCPエンティティ50Tは、当該再指定した区切りコードを、例えばPDCP Control PDUにより、受信側PDCPエンティティ50Rに通知してもよい(ステップS104)。送信側PDCPエンティティ50Tは、区切りコードを再指定しない場合は当該通知を行わずに、区切りコードを再指定した場合にのみ当該通知を行ってもよい。或いは、送信側PDCPエンティティ50Tは、区切りコードを再指定したか否かにかかわらず、PDCP PDU(PDCP Data PDU)のヘッダにより、当該PDCP PDUで使用する区切りコードを受信側PDCPエンティティ50Rに通知してもよい。
ステップS105において、送信側PDCPエンティティ50Tは、指定された区切りコード(再指定された区切りコード)を用いて、PDCP SDUを連結する。上述のように、送信側PDCPエンティティ50Tは、例えば、「区切りコード+PDCP SDU#1+区切りコード+PDCP SDU#2+区切りコード」といった連結SDUを生成する。
ステップS106において、送信側PDCPエンティティ50Tは、連結SDUに対して所定のPDCP処理を行い、PDCP PDUを生成する。所定のPDCP処理は、例えば、Integrity protection、Ciphering、及びPDCPヘッダ付与をこの順で行うものである。送信側PDCPエンティティ50Tは、連結SDUに付与するPDCPヘッダに、区切りコードのビット数を示す情報を含めてもよい。送信側PDCPエンティティ50Tは、当該PDCP PDUを下位レイヤ(RLC)に出力する。
ステップS107において、第1通信装置21は、当該PDCP PDUを第2通信装置22に送信する。第2通信装置22は、当該PDCP PDUを受信する。
ステップS108において、受信側PDCPエンティティ50Rは、下位レイヤ(RLC)から当該PDCP PDUを受け取り、当該PDCP PDUに対して所定のPDCP処理を行う。所定のPDCP処理は、Deciphering、Integrity verification、及びReordering/Duplication discardingをこの順で行うものである。所定のPDCP処理は、PDCPヘッダを除去する処理を含む。
ステップS109において、受信側PDCPエンティティ50Rは、連結SDUについて、区切りコードを取り除き、連結された各PDCP SDUを取り出す。受信側PDCPエンティティ50Rは、取り出した各PDCP SDUに対してヘッダ逆圧縮処理を行ってもよい。ここで、受信側PDCPエンティティ50Rは、最初及び/又は最後の区切りコードに基づいて、区切りコードのビット列を認識してもよい。PDCPヘッダに、区切りコードのビット数の情報が含まれる場合、受信側PDCPエンティティ50Rは、PDCPヘッダの後及び/又はPDCP PDU最後から当該ビット数分を抜き出すことで、区切りコードを認識してもよい。受信側PDCPエンティティ50Rは、各PDCP SDUを上位レイヤに出力する。
(2)第2実施例
第2実施例は、上述の区切りコードに代えて、連結可能なPDCP SDUのサイズを指定することにより、PDCP分離処理を可能とする実施例である。ここでは、上りリンク通信を想定して説明するが、同様な動作を下りリンク通信で行ってもよい。
図13は、第2実施例の動作を示す図である。UE100が送信側PDCPエンティティ50Tを有し、gNB200が受信側PDCPエンティティ50Rを有するものとする。
ステップS201において、連結可能なPDCP SDUのサイズが指定される。当該PDCP SDUサイズは、技術仕様で規定される固定値であってもよい。当該PDCP SDUサイズは、gNB200がUE100に指定してもよい。当該PDCP SDUサイズは、UE100がgNB200に指定してもよい。当該PDCP SDUサイズは、送信側PDCPエンティティ50Tが受信側PDCPエンティティ50Rに指定してもよい。当該PDCP SDUサイズは、受信側PDCPエンティティ50Rが送信側PDCPエンティティ50Tに指定してもよい。当該PDCP SDUサイズを示す情報は、RRCメッセージもしくはPDCP Control PDUに含まれてもよい。当該PDCP SDUサイズを示す情報は、ベアラ識別子と対応付けられていてもよい。すなわち、ベアラごとに当該PDCP SDUサイズが設定されてもよい。
なお、連結可能なPDCP SDUのサイズは、単一の値(例えば、1.5kB等)及び/又は値の範囲(1.0kB~1.5kB等)であってもよい。範囲の場合、上述の区切りコードが必要になり得る。
また、連結可能なPDCP SDUのサイズと共に、連結SDUの最大サイズが指定されてもよい。連結SDUの最大サイズは、PDCP PDUのペイロードの最大サイズであってもよい。
ステップS202において、送信側PDCPエンティティ50Tは、上位レイヤからPDCP SDUを受け取り、当該PDCP SDUのサイズが、指定されたPDCP SDUサイズと一致するか否かを判定する。
当該PDCP SDUのサイズが、指定されたPDCP SDUサイズと一致する場合、ステップS203において、送信側PDCPエンティティ50Tは、PDCP連結処理を行う。PDCP連結処理を行う場合、送信側PDCPエンティティ50Tは、当該PDCP SDUを一つ前に受け取ったPDCP SDUに連結する。ここで、送信側PDCPエンティティ50Tは、当該連結SDUのサイズと、指定されたPDCP SDUサイズとの合計のサイズが、連結SDUの最大サイズ以上である場合(すなわち、送信側PDCPエンティティ50Tが、次のPDCP SDUを受け取っても当該PDCP SDUを連結できない場合)、PDCP連結処理を完了する。そして、送信側PDCPエンティティ50Tは、所定のPDCP処理を行って下位レイヤにPDCP PDUを引き渡す(ステップS204)。
ステップS202において、当該PDCP SDUのサイズが、指定されたPDCP SDUサイズと一致しない場合、送信側PDCPエンティティ50Tは、当該PDCP SDUを連結せずにPDCP連結処理を完了し、PDCP送信処理を行ってもよい。これは、in-order deliveryを行うために、連結できないPDCP SDUが来たら、それまでに連結していたPDCP SDUを含むPDCP PDUを下位レイヤに渡すというものである。
或いは、ステップS202において、当該PDCP SDUのサイズが、指定されたPDCP SDUサイズと一致しない場合、送信側PDCPエンティティ50Tは、当該PDCP SDUを連結せずに、PDCP連結処理を継続し、次のPDCP SDUに対してPDCP連結処理を行ってもよい。これは、out-of-order deliveryを許容しつつ、とにかくひとつのPDCP PDUのサイズを大きくして処理効率を上げるというものである。
ステップS202において、送信側PDCPエンティティ50Tは、当該PDCP SDUが、指定されたPDCP SDUサイズよりも小さい場合、当該PDCP SDUにパディングビットを付加して、指定されたPDCP SDUサイズと一致させた上でPDCP連結処理を行ってもよい。
ステップS205において、UE100は、PDCP PDUをgNB200に送信する。gNB200は、当該PDCP PDUを受信する。
ステップS206において、gNB200の受信側PDCPエンティティ50Rは、PDCP受信処理を行う。
ステップS207において、受信側PDCPエンティティ50Rは、PDCP分離処理を行う。例えば、受信側PDCPエンティティ50Rは、PDCPヘッダを取り除いたうえで、指定されたPDCP SDUサイズごとにペイロード部(連結SDU)を分割し、複数のPDCP SDUを取り出す。そして、受信側PDCPエンティティ50Rは、当該複数のPDCP SDUを上位レイヤに出力する。ここで、受信側PDCPエンティティ50Rは、当該複数PDCP SDUを、ペイロード部で連結されていた順番で上位レイヤに出力してもよい(すなわち、in-order delivery)。
なお、gNB200からUE100に対して、順序通り(in-order)でPDCP連結処理を実施するように設定してもよい。このような設定は、受信側PDCPエンティティ50Rから送信側PDCPエンティティ50Tへの通知であってもよい。また、当該このような設定は、送信側PDCPエンティティ50Tから受信側PDCPエンティティ50Rへの通知であってもよい。
(3)第3実施例
第3実施例は、PDCP PDUに含まれる連結SDUを構成する各PDCP SDUのサイズを、当該PDCP PDUのPDCPヘッダにより通知する実施例である。
図14は、第3実施例の動作を示す図である。図14において、第1通信装置21は、送信側PDCPエンティティ50Tを有するgNB200又はUE100であって、第2通信装置22は、受信側PDCPエンティティ50Rを有するgNB200又はUE100である。
ステップS301において、送信側PDCPエンティティ50Tは、PDCP連結処理を行う。ここで、送信側PDCPエンティティ50Tは、連結する各PDCP SDUのサイズを記憶してもよい。
ステップS302において、送信側PDCPエンティティ50Tは、連結する各PDCP SDUのサイズを示すSDUサイズ情報を生成する。SDUサイズ情報は、PDCPヘッダに配置される。
連結した各PDCP SDUが同一サイズである場合、SDUサイズ情報は、1つのサイズの情報だけを含んでもよい。送信側PDCPエンティティ50Tは、連結するPDCP SDUを同一サイズにするために、当該サイズよりも小さいPDCP SDUにはパディングビットを付加してから連結してもよい。
他方、連結した各PDCP SDUが互いに異なるサイズである場合、SDUサイズ情報は、各PDCP SDUのサイズの情報を含んでもよい。この場合、ヘッダ内における各サイズの情報の並びと、ペイロード内のPDCP SDUの並びとが一致していてもよい。これにより、受信側PDCPエンティティ50Rは、サイズ情報とこれに対応するPDCP SDUとの対応関係を配置順に応じて特定できる。
ステップS303において、送信側PDCPエンティティ50Tは、ステップS302で生成したSDUサイズ情報を含むPDCPヘッダを連結SDUに付与するとともに、PDCP送信処理を行う。送信側PDCPエンティティ50Tは、当該PDCP PDUに対してPDCP連結処理が行われていることを示す情報をPDCPヘッダに含めてもよい。送信側PDCPエンティティ50Tは、当該連結SDUを構成するPDCP SDUの個数を示す情報をPDCPヘッダに含めてもよい。
ステップS304において、第1通信装置21は、当該PDCP PDUを第2通信装置22に送信する。第2通信装置22は、当該PDCP PDUを受信する。
ステップS305において、受信側PDCPエンティティ50Rは、当該PDCP PDUを下位レイヤから受け取り、PDCP受信処理を行う。
ステップS306において、受信側PDCPエンティティ50Rは、当該PDCP PDUのヘッダに含まれるSDUサイズ情報に基づいてPDCP分離処理を行う。具体的には、受信側PDCPエンティティ50Rは、当該PDCP PDUのヘッダからSDUサイズ情報を取得し、ヘッダを取り除いた後、ペイロード部をSDUサイズ情報に基づいて分割する。そして、受信側PDCPエンティティ50Rは、分割して得た各PDCP SDUを上位レイヤに出力する。
図15は、第3実施例におけるPDCP PDUの第1構成例を示す図である。第1構成例は、連結SDUを構成する各PDCP SDUのサイズが同一の場合に適用され得る。
図15において、“C”フィールドは、セットされる値が”1”の場合、PDCP連結処理を行ったPDCP PDUであることを示す。この場合、“Size”フィールドが挿入される。“Size”フィールドは、PDCP SDUのサイズを示す。“Size”フィールドにセットされる値は、PDCP SDUのサイズを示すインデックスであってもよい。インデックスは、PDCP SDUサイズのテーブルを参照する。例えば、“0000 0000”:100byte、“0000 0001”:200byte、…、“1111 1111”:1500byteというように対応付けがなされている。“Size”フィールドは、”Data”の前にあってもよく(PDCPヘッダに格納)、PDCP PDUの末尾にあってもよい(つまり当該“Size”フィールドは、”MAC-I”の後ろにあってもよい)。
図16は、第3実施例におけるPDCP PDUの第2構成例を示す図である。第2構成例は、連結SDUを構成する各PDCP SDUのサイズが少なくとも部分的に異なる場合に適用され得る。
図16において、“C”フィールドについては、上述の第1構成例と同様である。“M”フィールドは、セットされる値が”1”の場合、PDCP SDUの各サイズが通知されることを示す。“List size”フィールドは、“Size”の個数(もしくはPDCP SDUの個数)を示す。“List size”フィールドにセットされる値は、当該個数を示すインデックスであってもよい。インデックスは、当該個数のテーブルを参照する。例えば、“0000 0000”:2個、“0000 0001”:3個、…、“1111 1111”:n個というように対応付けがなされている。“Size”フィールドについては、上述の第1構成例と同様である。“List size”フィールド及び/又は“Size”フィールドは、”Data”の前にあってもよく(PDCPヘッダに格納)、PDCP PDUの末尾にあってもよい(つまり当該“List size”フィールド及び/又は“Size”フィールドは、”MAC-I”の後ろにあってもよい)。
(4)第4実施例
第4実施例は、下りリンクにおけるPDCP連結・分離処理をgNB200が制御するための実施例である。図17は、第4実施例の動作を示す図である。gNB200が送信側PDCPエンティティ50Tを有し、UE100が受信側PDCPエンティティ50Rを有するものとする。
ステップS401において、UE100は、下りリンクのPDCP分離処理をサポートしていることを示す能力情報(例えば、UE Capability Informationメッセージ)をgNB200に送信する。このような情報は、下りリンクのPDCP連結処理を許容することを示す情報であってもよい。gNB200は、当該情報に基づいて、下りリンクのPDCP連結処理を行うことを決定してもよい。
ステップS402において、gNB200は、例えば、UE100に対して送信するRRCメッセージもしくはPDCP Control PDUにより、下りリンクのPDCP分離処理に関する設定を行う。このような設定は、連結する各PDCP SDUのサイズ(もしくはサイズの範囲)、PDCP PDU又はそのペイロード部の最大サイズ(連結SDUの最大サイズ)、PDCP連結・分離処理を行うベアラのベアラIDのうち、少なくとも1つを含む。
ステップS403において、gNB200は、例えば、UE100に対して送信するRRCメッセージもしくはPDCP Control PDUにより、下りリンクのPDCP分離処理のアクティブ化を指示する指示情報をUE100に送信する。このような指示情報は、下りリンクのPDCP結合処理の開始を指示する情報であってもよい。指示情報は、対象とするベアラのベアラIDを含んでもよい。但し、ステップS403は必須ではなく、ステップS402の設定がアクティブ化(待受指示)を兼ねてもよい。すなわち、gNB200は、当該待受指示を行わなくても、ステップS402の設定によって強制的にUE100に待受をさせてもよい。この場合、ステップS402の設定情報は、当該アクティブ化を示す情報要素を含んでもよい。UE100は、当該設定が行われた場合、PDCP連結処理されたPDCP PDUを受信する可能性があることを認識してもよい。
なお、gNB200は、自セルの無線リソースが混雑していないこと、及び/又はUE100とgNB200との間の無線環境が良いことに応じて、PDCP連結・分離処理を開始すると決定してもよい。無線環境は、例えば、UE100からのmeasurement report及び/又はUE100からのUL信号のgNB測定により把握可能であり、例えばRSRP、RSRQ、SINRが無線環境に相当する。
ステップS404において、gNB200の送信側PDCPエンティティ50Tは、下りリンクのPDCP連結処理及びPDCP送信処理を行う。
ステップS405において、gNB200は、PDCP PDUをUE100に送信する。UE100は、PDCP PDUを受信する。
ステップS406において、UE100の受信側PDCPエンティティ50Rは、下りリンクのPDCP受信処理及びPDCP分離処理を行うことにより、上位レイヤへ各PDCP SDUを出力する。
その後、ステップS407において、gNB200は、例えば、UE100に対して送信するRRCメッセージもしくはPDCP Control PDUにより、下りリンクのPDCP分離処理の非アクティブ化を指示する指示情報をUE100に送信してもよい。指示情報は、対象とするベアラのベアラIDを含んでもよい。このような指示情報は、ステップS402の設定を解放する解放指示情報であってもよい。UE100は、このような指示情報の受信に応じて、下りリンクのPDCP分離処理を停止(終了)する。
なお、gNB200は、自セルの無線リソースが混雑していること、及び/又はUE100とgNB200との間の無線環境が悪いことに応じて、PDCP連結・分離処理を終了すると決定してもよい。
(5)第5実施例
第5実施例は、上りリンクにおけるPDCP連結・分離処理をgNB200が制御するための実施例である。図18は、第5実施例の動作を示す図である。UE100が送信側PDCPエンティティ50Tを有し、gNB200が受信側PDCPエンティティ50Rを有するものとする。
ステップS501において、UE100は、上りリンクのPDCP連結処理をサポートしていることを示す能力情報(例えば、UE Capability Informationメッセージ)をgNB200に送信する。gNB200は、当該情報に基づいて、上りリンクのPDCP連結処理をUE100に実行させることを決定してもよい。
ステップS502において、gNB200は、例えば、UE100に対して送信するRRCメッセージもしくはPDCP Control PDUにより、上りリンクのPDCP連結処理に関する設定を行う。このような設定は、連結する各PDCP SDUのサイズ(もしくはサイズの範囲)、PDCP PDU又はそのペイロード部の最大サイズ(連結SDUの最大サイズ)、PDCP連結・分離処理を行うベアラのベアラIDのうち、少なくとも1つを含む。
ステップS503において、gNB200は、例えば、UE100に対して送信するRRCメッセージもしくはPDCP Control PDUにより、上りリンクのPDCP連結処理のアクティブ化を指示する指示情報をUE100に送信する。指示情報は、対象とするベアラのベアラIDを含んでもよい。但し、ステップS503は必須ではなく、ステップS502の設定がアクティブ化(待受指示)を兼ねてもよい。すなわち、gNB200は、当該待受指示を行わなくても、ステップS502の設定によって強制的にUE100にPDCP連結処理を開始させてもよい。この場合、ステップS502の設定情報は、当該アクティブ化を示す情報要素を含んでもよい。UE100は、当該設定が行われた場合、PDCP連結処理されたPDCP PDUを受信する可能性があることを認識してもよい。
なお、gNB200は、自セルの無線リソースが混雑していないこと、及び/又はUE100とgNB200との間の無線環境が良いことに応じて、PDCP連結・分離処理を開始すると決定してもよい。
ステップS504において、UE100の送信側PDCPエンティティ50Tは、上りリンクのPDCP連結処理及びPDCP送信処理を行う。
ステップS505において、UE100は、PDCP PDUをgNB200に送信する。gNB200は、PDCP PDUを受信する。
ステップS506において、gNB200の受信側PDCPエンティティ50Rは、上りリンクのPDCP受信処理及びPDCP分離処理を行うことにより、上位レイヤへ各PDCP SDUを出力する。
その後、ステップS507において、gNB200は、例えば、UE100に対して送信するRRCメッセージもしくはPDCP Control PDUにより、上りリンクのPDCP連結処理の非アクティブ化を指示する指示情報をUE100に送信してもよい。指示情報は、対象とするベアラのベアラIDを含んでもよい。このような指示情報は、ステップS502の設定を解放する解放指示情報であってもよい。UE100は、このような指示情報の受信に応じて、上りリンクのPDCP連結処理を停止(終了)する。
なお、gNB200は、自セルの無線リソースが混雑していること、及び/又はUE100とgNB200との間の無線環境が悪いことに応じて、PDCP連結・分離処理を終了すると決定してもよい。
(6)第6実施例
第6実施例は、上りリンクにおけるPDCP連結・分離処理をUE主導でアクティブ化・非アクティブ化するための実施例である。図19は、第6実施例の動作を示す図である。UE100が送信側PDCPエンティティ50Tを有し、gNB200が受信側PDCPエンティティ50Rを有するものとする。
図19において、ステップS601、S602、S604、S605、S606の各処理は、上述のステップS501、S502、S504、S505、S506と同様であるため、ステップS603、S607について説明する。
ステップS603において、UE100は、予め決まっている条件に従って、上りリンクのPDCP連結処理のオン(アクティブ化)を決定し、アクティブ化情報をgNB200に送信する。予め決まっている条件は、例えば、無線環境が良いという条件であってもよい。また、当該予め決まっている条件は、例えば、RLC segmentationが多発していないという条件であってもよい。このような条件判定は、閾値との比較による判定であってもよい。当該閾値は、gNB200からUE100に設定されてもよい。アクティブ化情報は、RRCメッセージもしくはPDCP Control PDUにより送信されてもよい。アクティブ化情報は、対象とするベアラのベアラIDを含んでもよい。
ステップS607において、UE100は、予め決まっている条件に従って、上りリンクのPDCP連結処理のオフ(非アクティブ化)を決定し、非アクティブ化情報をgNB200に送信する。予め決まっている条件は、例えば、無線環境が悪いという条件であってもよい。また、当該予め決まっている条件は、例えば、RLC segmentationが多発しているという条件であってもよい。このような条件判定は、閾値との比較による判定であってもよい。当該閾値は、gNB200からUE100に設定されてもよい。非アクティブ化情報は、RRCメッセージもしくはPDCP Control PDUにより送信されてもよい。非アクティブ化情報は、対象とするベアラのベアラIDを含んでもよい。
第6実施例において、上りリンクにおけるPDCP連結・分離処理をUE主導でアクティブ化・非アクティブ化する一例について説明した。しかしながら、下りリンクにおけるgNB200のPDCP連結処理をUE100主導でアクティブ化・非アクティブ化する変更例も可能である。例えば、そのような能力を有するUE100は、当該能力を有することを示す能力情報(例えば、UE Capability Informationメッセージ)をgNB200に送信してもよい。このような変更例において、上述のステップS603及びS607の説明における「上りリンクのPDCP連結処理」を「下りリンクのPDCP連結処理」と読み替える。
(その他の実施形態)
上述の実施形態及び実施例において、UE100は、RRCアイドル状態又はRRCインアクティブ状態においてgNB200からブロードキャスト又はマルチキャストで送信されるPDCP PDUを受信してもよい。このようなPDCP PDUは、MBS(Multicast Broadcast Service)データの一種であってもよい。gNB200は、このようなPDCP PDUに対して、上述のPDCP連結処理を適用してもよい。UE100は、このようなPDCP PDUに対して、上述のPDCP連結処理を適用してもよい。gNB200からUE100に送信される連結・分離制御情報は、gNB200がブロードキャストで送信するRRCメッセージであるシステム情報メッセージ(SIB:System Information Block)に含まれる情報であってもよい。
上述の実施形態及び実施例において、PDCP連結処理及びPDCP分離処理を、下りリンク、上りリンク、及びサイドリンクに適用する場合について主として説明した。しかしながら、PDCP連結処理及びPDCP分離処理を、WLAN(Wireless Local Area Network)を介したリンクに適用してもよい。例えば、PDCPレイヤの下位レイヤにアダプテーションレイヤを配置し、アダプテーションレイヤの下位レイヤにWLANのMACレイヤ及びPHYレイヤを配置するプロトコルスタックにおいて適用してもよい。
上述の各動作フローは、別個独立に実施する場合に限らず、2以上の動作フローを組み合わせて実施可能である。例えば、1つの動作フローの一部のステップを他の動作フローに追加してもよいし、1つの動作フローの一部のステップを他の動作フローの一部のステップと置換してもよい。
上述の実施形態及び実施例において、基地局がNR基地局(gNB)である一例について説明したが基地局がLTE基地局(eNB)又は6G基地局であってもよい。また、基地局は、IAB(Integrated Access and Backhaul)ノード等の中継ノードであってもよい。基地局は、IABノードのDU(Distributed Unit)であってもよい。また、ユーザ装置は、IABノードのMT(Mobile Termination)であってもよい。
UE100又はgNB200が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。また、UE100又はgNB200が行う各処理を実行する回路を集積化し、UE100又はgNB200の少なくとも一部を半導体集積回路(チップセット、SoC:System on a chip)として構成してもよい。
本開示で使用されている「に基づいて(based on)」、「に応じて(depending on)」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」、「のみに応じて」を意味しない。「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」及び「に少なくとも部分的に基づいて」の両方を意味する。同様に、「に応じて」という記載は、「のみに応じて」及び「に少なくとも部分的に応じて」の両方を意味する。また、「取得する(obtain/acquire)」は、記憶されている情報の中から情報を取得することを意味してもよく、他のノードから受信した情報の中から情報を取得することを意味してもよく、又は、情報を生成することにより当該情報を取得することを意味してもよい。「含む(include)」、「備える(comprise)」、及びそれらの変形の用語は、列挙する項目のみを含むことを意味せず、列挙する項目のみを含んでもよいし、列挙する項目に加えてさらなる項目を含んでもよいことを意味する。また、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。さらに、本開示で使用されている「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。本開示において、例えば、英語でのa,an,及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
本願は、日本国特許出願第2021-115339号(2021年7月12日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。
1 :移動通信システム
21 :第1通信装置
22 :第2通信装置
50R :受信側PDCPエンティティ
50T :送信側PDCPエンティティ
100 :UE
110 :受信部
120 :送信部
130 :制御部
200 :gNB
210 :送信部
220 :受信部
230 :制御部
240 :バックホール通信部

Claims (14)

  1. PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を送信する送信側PDCPエンティティと、前記PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティと、からなる一対のPDCPエンティティを有する移動通信システムで用いる通信方法であって、
    前記送信側PDCPエンティティが、複数のPDCP SDU(Service Data Unit)を連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含む前記PDCP PDUを生成することと、
    前記受信側PDCPエンティティが、前記PDCP PDUに含まれる前記連結SDUから前記複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行うことと、
    前記一対のPDCPエンティティのうち一方のPDCPエンティティを有する第1通信装置から、前記一対のPDCPエンティティのうち他方のPDCPエンティティを有する第2通信装置に対して、前記PDCP連結処理及び前記PDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報を送信することと、を有し、
    前記PDCP PDUを生成することは、
    前記連結SDUを構成する各PDCP SDU間に区切りコードを挿入することと、
    前記複数のPDCP SDUにおいて、指定された区切りコードと一致するビット列がある場合、前記複数のPDCP SDUに含まれないビット列を新たな区切りコードとして決定することとを含む
    通信方法。
  2. 前記送信することは、前記制御情報を含むPDCP Control PDUを、前記送信側PDCPエンティティ又は前記受信側PDCPエンティティが送信することを含む
    請求項1に記載の通信方法。
  3. 前記送信することは、前記制御情報を含むRRCメッセージを送信することを含む
    請求項1に記載の通信方法。
  4. 前記送信することは、前記制御情報と対応付けられたベアラ識別子をさらに含む前記RRCメッセージを送信することを含む
    請求項3に記載の通信方法。
  5. 前記第1通信装置は、前記送信側PDCPエンティティを有し、
    前記第2通信装置は、前記受信側PDCPエンティティを有し、
    前記送信することは、前記制御情報をPDCPヘッダに含む前記PDCP PDUを前記送信側PDCPエンティティが送信することを含む
    請求項1に記載の通信方法。
  6. 前記制御情報は、前記区切りコードを指定する情報を含む
    請求項に記載の通信方法。
  7. PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を送信する送信側PDCPエンティティと、前記PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティと、からなる一対のPDCPエンティティを有する移動通信システムで用いる通信方法であって、
    前記送信側PDCPエンティティが、複数のPDCP SDU(Service Data Unit)を連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含む前記PDCP PDUを生成することと、
    前記受信側PDCPエンティティが、前記PDCP PDUに含まれる前記連結SDUから前記複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行うことと、
    前記一対のPDCPエンティティのうち一方のPDCPエンティティを有する第1通信装置から、前記一対のPDCPエンティティのうち他方のPDCPエンティティを有する第2通信装置に対して、前記PDCP連結処理及び前記PDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報を送信することと、を有し、
    前記第1通信装置は、前記受信側PDCPエンティティを有するネットワークノードであり、
    前記第2通信装置は、前記送信側PDCPエンティティを有するユーザ装置であり、
    前記制御情報は、上りリンクにおける前記PDCP連結処理により連結可能な各PDCP SDUのサイズを前記ユーザ装置に設定する設定情報を含む
    信方法。
  8. 前記制御情報は、上りリンクにおける前記PDCP連結処理を用いて生成する前記連結SDUの最大サイズ又は前記PDCP PDUの最大サイズを前記ユーザ装置に設定する情報をさらに含む
    請求項に記載の通信方法。
  9. 前記第1通信装置は、前記送信側PDCPエンティティを有し、
    前記第2通信装置は、前記受信側PDCPエンティティを有し、
    前記PDCP PDUを生成することは、前記連結SDUを構成する各PDCP SDUのサイズを示す情報を含む前記PDCPヘッダを前記連結SDUに付与することを含む
    請求項に記載の通信方法。
  10. PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を送信する送信側PDCPエンティティと、前記PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティと、からなる一対のPDCPエンティティを有する移動通信システムで用いる通信装置であって、
    前記送信側PDCPエンティティ及び前記受信側PDCPエンティティのいずれかを有する制御部を備え、
    前記送信側PDCPエンティティは、
    複数のPDCP SDU(Service Data Unit)を連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含む前記PDCP PDUを生成し、
    前記連結SDUを構成する各PDCP SDU間に区切りコードを挿入し、
    前記複数のPDCP SDUにおいて、指定された区切りコードと一致するビット列がある場合、前記複数のPDCP SDUに含まれないビット列を新たな区切りコードとして決定し、
    前記受信側PDCPエンティティは、前記PDCP PDUに含まれる前記連結SDUから前記複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行い、
    前記制御部は、前記PDCP連結処理及び前記PDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報を他の通信装置に送信する
    通信装置。
  11. PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を送信する送信側PDCPエンティティと、前記PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティと、からなる一対のPDCPエンティティを有する移動通信システムで用いる、前記受信側PDCPエンティティを有する制御部を備えるネットワークノードであって、
    前記送信側PDCPエンティティは、複数のPDCP SDU(Service Data Unit)を連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含む前記PDCP PDUを生成し、
    前記受信側PDCPエンティティは、前記PDCP PDUに含まれる前記連結SDUから前記複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行い、
    前記制御部は、前記PDCP連結処理及び前記PDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報を、前記送信側PDCPエンティティを有するユーザ装置に送信し、
    前記制御情報は、上りリンクにおける前記PDCP連結処理により連結可能な各PDCP SDUのサイズを前記ユーザ装置に設定する設定情報を含む
    ネットワークノード。
  12. PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を送信する送信側PDCPエンティティと、前記PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティと、からなる一対のPDCPエンティティを有する移動通信システムで用いる、前記送信側PDCPエンティティを有する制御部を備えるユーザ装置であって、
    前記送信側PDCPエンティティは、複数のPDCP SDU(Service Data Unit)を連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含む前記PDCP PDUを生成し、
    前記受信側PDCPエンティティは、前記PDCP PDUに含まれる前記連結SDUから前記複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行い、
    前記制御部は、前記PDCP連結処理及び前記PDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報を、前記受信側PDCPエンティティを有するネットワークノードから受信し、
    前記制御情報は、上りリンクにおける前記PDCP連結処理により連結可能な各PDCP SDUのサイズを前記ユーザ装置に設定する設定情報を含む
    ユーザ装置。
  13. PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を送信する送信側PDCPエンティティと、前記PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティと、からなる一対のPDCPエンティティを有する移動通信システムで用いる通信装置のためのチップセットであって、
    前記送信側PDCPエンティティが、複数のPDCP SDU(Service Data Unit)を連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含む前記PDCP PDUを生成する処理と、
    前記送信側PDCPエンティティが、前記連結SDUを構成する各PDCP SDU間に区切りコードを挿入する処理と、
    前記送信側PDCPエンティティが、前記複数のPDCP SDUにおいて、指定された区切りコードと一致するビット列がある場合、前記複数のPDCP SDUに含まれないビット列を新たな区切りコードとして決定する処理と、
    前記受信側PDCPエンティティが、前記PDCP PDUに含まれる前記連結SDUから前記複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行う処理と、
    前記PDCP連結処理及び前記PDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報を他の通信装置に送信する処理と、を実行する
    チップセット。
  14. PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を送信する送信側PDCPエンティティと、前記PDCP PDUを受信する受信側PDCPエンティティと、からなる一対のPDCPエンティティを有する移動通信システムで用いる、前記送信側PDCPエンティティを有する制御部を備えるユーザ装置のためのチップセットであって、
    前記送信側PDCPエンティティが、複数のPDCP SDU(Service Data Unit)を連結するPDCP連結処理を行うことにより、連結SDUを含む前記PDCP PDUを生成する処理と、
    前記受信側PDCPエンティティが、前記PDCP PDUに含まれる前記連結SDUから前記複数のPDCP SDUを分離するPDCP分離処理を行う処理と、
    前記PDCP連結処理及び前記PDCP分離処理の少なくとも一方の制御に用いる制御情報を、前記受信側PDCPエンティティを有するネットワークノードから受信する処理と、を実行し、
    前記制御情報は、上りリンクにおける前記PDCP連結処理により連結可能な各PDCP SDUのサイズを前記ユーザ装置に設定する設定情報を含む
    チップセット。
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