以下、図1から図11を参照しながらトナーカートリッジ梱包箱(以下、主に梱包箱という)14、トナーカートリッジ流通体(以下、主に流通体という)10、及び、トナーカートリッジ梱包用ブランク(以下、主にブランクという)110の実施形態について説明する。
図1から図3に示すように、トナーカートリッジ流通体10は、トナーカートリッジ12と、トナーカートリッジ梱包箱14とを有する。
図1に示すトナーカートリッジ12は、長手軸に沿って長く形成される。トナーカートリッジ12は、例えば複合機と称される画像形成装置に対して着脱可能である。トナーカートリッジ12は、画像形成装置に取り付けられるとき、画像形成装置のフロント側からリヤ側に向かって挿入される。トナーカートリッジ12は、画像形成装置から取り外されるとき、画像形成装置のフロント側から引き抜かれる。
トナーカートリッジ12は、外殻容器22が例えばプラスチック材で筒状に形成される。図1に示すトナーカートリッジ12の第1端(左側部位)221には、帯電性を有する微粒子と顔料を混ぜた粉であるトナーを外殻容器22に入れた後に溶着される蓋24が固定されている。トナーカートリッジ12の第1端(左側部位)221には、ギヤ26が設けられる。トナーカートリッジ12の第2端(右側部位)222は、外殻容器22の閉塞部を形成する。
なお、トナーカートリッジ12が画像形成装置に取り付けられるとき、図1に示すトナーカートリッジ12の第1端221は、画像形成装置のリヤ側に配置され、トナーカートリッジ12の第2端222は、画像形成装置のフロント側に配置される。
図4から図6に示す梱包箱14は、例えば両面段ボールなどの板材で形成される。梱包箱14は、紙製の段ボールのほか、プラスチック段ボールなどで形成される。一例であるが、梱包箱14の内のり寸法は、463×98×80mmであり、梱包箱14の外のり寸法は、500×107×89mmである。梱包箱14は、箱型の収容部32と、蓋部34と、第1の緩衝部36と、第2の緩衝部38とを有する。
ここで、流通体10は、トナーカートリッジ12及び梱包箱14に対して、図1から図3に示すようにX軸、Y軸、及び、Z軸を取る。X軸は、トナーカートリッジ12及び梱包箱14の長手方向に沿う方向である。Y軸は、X軸に直交し、XY平面が梱包箱14の底板部40の底面に平行な面となるように取る。Y軸は、長手方向に直交する幅方向に沿う方向である。Z軸は、X軸及びY軸に直交する。Z軸は、長手方向及び幅方向に直交する高さ方向に沿う方向である。
収容部32は、トナーカートリッジ12を収容可能な大きさに形成される。収容部32は、底板部40と、第1の側板部41と、第2の側板部42と、第3の側板部43と、第4の側板部44とを有する。第1の側板部41及び第2の側板部42は、幅方向に離間し、対向する。第3の側板部43及び第4の側板部44は、長手方向に離間し、対向する。
なお、図1に示す梱包箱14の収容部32の-Y軸側でZX平面に平行な第1の側板部41の面を正面側の面とし、+Y軸側でZX平面に平行な第2の側板部42の面を背面側の面とする。また、図1に示す収容部32の-X軸側でYZ平面に平行な第3の側板部43の面を左側面とし、+X軸側でYZ平面に平行な第4の側板部44の面を右側面とする。
蓋部34は、蓋天板51と、蓋フラップ52とを有する。
第1の緩衝部36は、例えば第3の側板部43に設けられる。このため、第1の緩衝部36は、収容部32の長手方向の一端に一体的に設けられることが好適である。第1の緩衝部36は、トナーカートリッジ12の第1端221が嵌まる大きさに形成される。
第2の緩衝部38は、例えば第4の側板部44に設けられる。このため、第2の緩衝部38は、収容部32の長手方向の他端に一体的に設けられることが好適である。第2の緩衝部38は、トナーカートリッジ12の第2端222が支持される。したがって、トナーカートリッジ12は、例えば第1の緩衝部36に第1端221が支持され、第2の緩衝部38に第2端222が支持されたときに収容部32の内側に配置される大きさに形成される。
図4から図6に示す梱包箱14として組み立てられる前のブランク110は、例えば3mmの厚さの平板の板状に形成される。
図7に示すように、ブランク110は、底部111と、第1の側板領域112と、第2の側板領域113と、蓋部114と、蓋フラップ部115と、第1の内板部116と、第2の内板部117と、第1の外板部118と、第1の底当接部119と、第1のスペーサ部(緩衝領域形成部)120と、嵌合部121と、第2のスペーサ部(緩衝領域形成部)122と、第2の外板部123と、第2の底当接部124と、緩衝領域形成部125と、固定板126とを有する。
底部111、第1の側板領域112、第2の側板領域113、蓋部114、第1の外板部118、第1のスペーサ部120、嵌合部121、第2のスペーサ部122、及び、第2の外板部123は、略矩形状に形成される。
なお、ブランク110の底部111の長手方向にX軸を取り、長手方向に直交する方向にY軸を取る。このため、XY平面は、ブランク110の底部111の表面及び裏面に平行な面となるように取る。また、ブランク110の厚さ方向にZ軸を取る。
底部111と第1の側板領域112との境界には、罫線(底部111の一方の長辺)131が形成される。底部111と第2の側板領域113との境界には、罫線(底部111の他方の長辺)132が形成される。第2の側板領域113と蓋部114との境界には、罫線(蓋部罫線)133が形成される。蓋部114と蓋フラップ部115との境界には、罫線(蓋フラップ部罫線)134が形成される。第1の側板領域112と第1の内板部116との境界には、罫線(第1の側板領域112の一方の短辺)135が形成される。第1の側板領域112と第2の内板部117との境界には、罫線(第1の側板領域112の他方の短辺)136が形成される。第2の側板領域113と第1の外板部118との境界には、罫線(第2の側板領域113の一方の短辺)137が形成される。第1の外板部118と第1の底当接部119との境界には、罫線138が形成される。第1の外板部118と第1のスペーサ部120との境界には、罫線139が形成される。第1のスペーサ部120と嵌合部121との境界には、罫線140が形成される。嵌合部121と第2のスペーサ部122との境界には、罫線141が形成される。第2の側板領域113と第2の外板部123との境界には、罫線(第2の側板領域113の他方の短辺)142が形成される。第2の外板部123と第2の底当接部124との境界には、罫線143が形成される。第2の外板部123と緩衝領域形成部125との境界には、罫線144が形成される。緩衝領域形成部125と固定板126との境界には、罫線145が形成される。
罫線133は、蓋天板51を収容部32に対して折り曲げたときに、底板部40と蓋天板51とを平行にする位置に形成される。
罫線134は、蓋フラップ52を蓋天板51に対して折り曲げたときに、蓋フラップ52を第1の側板部41の外表面に当接させ、かつ、蓋フラップ52と第1の側板部41とを平行にする位置に形成される。
蓋部114の長手方向に直交するY軸に沿う長さ(幅方向長さ)は、底部111の長手方向に直交するY軸に沿う長さ(幅方向長さ)よりも長い。このため、底部111に対して罫線131で折り曲げられ、底部111に対して罫線132で折り曲げられ、第1の側板領域112及び第2の側板領域113が平行な状態とされたとき、蓋部114が第1の側板領域112の突出部1121に当接する。
第1の側板領域112のうち、-Y軸側(底部111及び罫線131とは反対側)の端縁は、第1の内板部116の-Y軸側の端縁(第1端縁)1162及び第2の内板部117の-Y軸側の端縁(第2端縁)1172に対して-Y軸側(底部111とは反対側)に突出する突出部1121として形成される。すなわち、第1の内板部116の端縁1162は、第1の側板領域112の突出部1121よりも底部111側(+Y軸側)に位置する。第2の内板部117の端縁1172は、第1の側板領域112の突出部1121よりも底部111側(+Y軸側)に位置する。第1の側板領域112の突出部1121は、第1の内板部116の-Y軸側端縁1162及び第2の内板部117の-Y軸側端縁1172に対し、-Y軸側に例えば3mm突出する。
なお、罫線(一方の長縁部)133及び第1の側板領域112の突出部(他方の長縁部)1121は、収容部32の開口部の1対の長縁部を形成する。
第1の側板領域112は、第1の内板部116の端縁1162と第1の側板領域112の突出部1121との間に+X軸側に向かうにつれて-Y軸側に傾斜する傾斜面として形成される角部11211を有する。第1の側板領域112は、第2の内板部117の端縁1172と第1の側板領域112の突出部1121との間に+X軸側に向かうにつれて+Y軸側に傾斜する傾斜面として形成される角部11212を有する。
底部111の長手方向長さに対して、第2の側板領域113のX軸に沿う長手方向長さは、短い。蓋部114の長手方向長さに対して、第2の側板領域113の長手方向長さは、例えば1mmから2mm程度短い。第2の側板領域113の長手方向に直交するY軸に沿う長さは、第1側板領域112に対して短い。
蓋部114と第1のスペーサ部120及び嵌合部121との間は、貫通切込み1141が形成される。蓋部114と緩衝領域形成部125及び固定板126との間は、貫通切込み1142が形成される。
蓋フラップ部115と嵌合部121との間は、貫通切込み1151が形成される。貫通切込み1151は、貫通切込み1141と連続する。貫通切込み1151に対して+Y軸側には、嵌合部121と離間する傾斜端1152が形成される。傾斜端1152は、嵌合部121の+X軸側端縁1212から+Y軸方向に向かうにつれて+X軸方向に離れる方向に傾斜する。
蓋フラップ部115は、-X軸側の端縁に貫通切込み1151及び傾斜端1152を有する。蓋フラップ部115は、+X軸側の端縁に、貫通切込み1151及び傾斜端1152と左右対称となる端縁1153を有する。
蓋フラップ部115は、+Y軸側に端縁1154を有する。端縁1154のX軸に沿う長手方向長さは、蓋部114及び第1の側板領域112の長手方向長さに対して短い。また、蓋フラップ部115のX軸方向(長手方向)に直交するY軸方向の長さ、すなわち、罫線134と蓋フラップ部115の+Y軸方向の端縁1154との間の距離は、罫線131と第1の側板領域112の突出部1121との距離よりも小さい。
このため、蓋フラップ部115の+Y軸方向の端縁1154が、底板部40よりも下側に配置されることを防止する。また、蓋フラップ部115の+Y軸方向の端縁1154が、第3の側板部43を超えて-X軸側に位置することを防止し、第4の側板部44を超えて+X軸側に位置することを防止する。
底部111、第1の側板領域112、第2の側板領域113、蓋部114の長手方向長さは、トナーカートリッジ12の全長よりも長い。底部111及び蓋部114の長手方向に直交するY軸方向に沿う幅方向長さは、トナーカートリッジ12の幅方向の大きさよりも長い。第1の側板領域112及び第2の側板領域113の長手方向に直交するY軸方向に沿う高さは、トナーカートリッジ12の長手方向及び幅方向に直交する高さ方向の高さよりも長い。
底部111の長手方向長さに対して、第1の側板領域112の長手方向長さは、短い。第1の内板部116の+Y軸側(底部111側)の端縁1161は、底部111及び罫線131よりも-Y軸側に離間する位置にある。このため、底部111と第1の側板領域112と第1の内板部116との間に第1の溝部161を有する。第2の内板部117の+Y軸側(底部111側)の端縁1171は、底部111及び罫線131よりも-Y軸側に離間する位置にある。このため、底部111と第1の側板領域112と第2の内板部117との間に第2の溝部162を有する。
第1の外板部118の底部111側の罫線138は、底部111と第2の側板領域113との境界の罫線132から+Y軸側に離間する。
第1の外板部118の-Y軸側には、第1の底当接部119が形成される。第1の底当接部119の+X軸側の端縁1191は、底部111から-X軸側に離間し、傾斜する。端縁1191は、+Y軸側から-Y軸側に向かうにつれて-X軸方向に傾斜する傾斜端として形成される。第1の底当接部119の-X軸側の端縁1192は、+Y軸側から-Y軸側に向かうにつれて-X軸方向に傾斜する傾斜端11921と、傾斜端11921の-Y軸側端部から-Y軸方向に沿って真っ直ぐの直端縁11922とを有する。
罫線139は、第2の側板領域113と蓋部114との間の罫線133よりも-Y軸側の位置にある。
第1の外板部118の+Y軸側(蓋部114側)には、第1のスペーサ部120が形成される。第1のスペーサ部120の+Y軸側には、嵌合部121が形成される。嵌合部121の+Y軸側には、第2のスペーサ部122が形成される。
第1のスペーサ部120は、罫線139と罫線140との間に、Y軸方向に沿って段ボールの厚さよりも少なくとも数倍以上の長さの領域を形成する。嵌合部121のY軸方向長さ(高さ)は、罫線140と罫線141との間に、Y軸方向に沿う第1の側板領域112及び第2の側板領域113のそれぞれのY軸方向長さ(高さ)に対して短い。罫線141と第2のスペーサ部122の+Y軸側の端縁1221との間のY軸方向長さは、例えば段ボールの厚さ分、罫線139と罫線140との間のY軸方向長さよりも短い。
なお、第1のスペーサ部120、罫線139,140は、収容部32の開口部の1対の短縁部の一方を形成する。
嵌合部121は、第1の貫通切込み151、第2の貫通切込み152、第3の貫通切込み153、第4の貫通切込み154、及び、第5の貫通切込み155を有する。第1の貫通切込み151、第2の貫通切込み152、第3の貫通切込み153、第4の貫通切込み154、及び、第5の貫通切込み155は、Z軸方向に貫通する。
第1の貫通切込み151は、罫線141に沿って延びる。第1の貫通切込み151の-X側端部は、嵌合部121の-X軸側端縁1211に対して+X軸側に離間する。第1の貫通切込み151の+X側端部は、嵌合部121の+X軸側端縁1212に対して-X軸側に離間する。
第2の貫通切込み152は、第1の貫通切込み151に対して-Y軸側に離間し、X軸方向に延びる。このため、第1の貫通切込み151及び第2の貫通切込み152は平行である。第2の貫通切込み152の-X側端部は、嵌合部121の-X軸側端縁1211に対して+X軸側に離間する。第2の貫通切込み152の+X側端部は、嵌合部121の+X軸側端縁1212に対して-X軸側に離間する。
なお、第1の貫通切込み151の-X側端部と嵌合部121の-X軸側端縁1211とのX軸に沿う距離は、第2の貫通切込み152の-X側端部と嵌合部121の-X軸側端縁1211とのX軸に沿う距離と同じ距離に設定される。第1の貫通切込み151の+X側端部と嵌合部121の+X軸側端縁1212とのX軸に沿う距離は、第2の貫通切込み152の+X側端部と嵌合部121の+X軸側端縁1212とのX軸に沿う距離と同じ距離に設定される。
第3の貫通切込み153は、第1の貫通切込み151の-X側端部と+X側端部との略中央と、第2の貫通切込み152の-X側端部と+X側端部との略中央とを連結する。第3の貫通切込み153は、Y軸に沿って延びることが好適である。
第4の貫通切込み154は、第2の貫通切込み152の-X軸側端部から-Y軸側に向かって延びる。第4の貫通切込み154の-Y軸側端部は、罫線140に到達しない位置である。第5の貫通切込み155は、第2の貫通切込み152の+X軸側端部から-Y軸側に向かって延びる。第5の貫通切込み155の-Y軸側端部は、罫線140に到達しない位置である。
なお、嵌合部121には、Y軸方向に沿う罫線146,147が形成される。罫線146は、嵌合部121の-X軸側端縁1211に対して+X軸方向に離間する。罫線146は、第1の貫通切込み151の-X軸側端部と、第2の貫通切込み152の-X軸側端部とを結ぶ位置に形成される。罫線147は、罫線146よりも+X軸側に離間する。罫線147は、嵌合部121の+X軸側端縁1212に対して-X軸側に離間する。罫線147は、第1の貫通切込み151の+X軸側端部と、第2の貫通切込み152の+X軸側端部とを結ぶ位置に形成される。
罫線146と第3の貫通切込み153との間には、Y軸方向に沿う罫線148が形成される。罫線147と第3の貫通切込み153との間には、Y軸方向に沿う罫線149が形成される。
嵌合部121は、第1の貫通切込み151、第2の貫通切込み152、及び、第3の貫通切込み153と、罫線146との間に第1の緩衝フラップ部1213を形成する。嵌合部121は、第1の貫通切込み151、第2の貫通切込み152、及び、第3の貫通切込み153と、罫線147との間に第2の緩衝フラップ部1214を形成する。
嵌合部121には、X軸に沿う罫線150が形成される。罫線150は、第4の貫通切込み154の-Y軸側端部と、第5の貫通切込み155の-Y軸側端部とを結ぶ位置に形成される。嵌合部121は、第2の貫通切込み152、第4の貫通切込み154、及び、第5の貫通切込み155と、罫線150との間に第3の緩衝フラップ部1215を形成する。
第2の外板部123の底部111側の罫線143は、底部111と第2の側板領域113との境界の罫線132から+Y軸側に離間する位置にある。
第2の外板部123の-Y軸側には、第2の底当接部124が形成される。第2の底当接部124の-X軸側の端縁1241は、底部111から+X軸側に離間し、傾斜する。このため、端縁1241は、+Y軸側から-Y軸側に向かうにつれて+X軸方向に傾斜する傾斜端として形成される。第2の底当接部124の+X軸側の端縁1242は、+Y軸側から-Y軸側に向かうにつれて+X軸方向に傾斜する傾斜端12421と、傾斜端12421の-Y軸側端部から-Y軸方向に沿って真っ直ぐの直端縁12422とを有する。
なお、第2の底当接部124は、罫線143に対して-Y軸側に、固定板126の凸部1262が固定される貫通孔1243を有する。
第2の外板部123の+Y軸側には、緩衝領域形成部125が形成される。緩衝領域形成部125の+Y軸側には、固定板126が形成される。罫線144は、第2の側板領域113と蓋部114との境界の罫線133よりも-Y軸側の位置にある。緩衝領域形成部125は、罫線144と罫線145との間に、Y軸方向に沿って段ボールの厚さと同じかそれよりも長い長さの領域を形成する。
なお、緩衝領域形成部125、罫線144,145は、収容部32の開口部の1対の短縁部の他方を形成する。
罫線145と固定板126の+Y軸側の端縁1261との間は、Y軸方向に沿って第1の側板領域112及び第2の側板領域113のY軸方向長さ(高さ)に対して短い。
固定板126は、+Y軸側の端縁1261に対して+Y軸側に突出する凸部1262を有する。凸部1262は、貫通孔1243に嵌合する大きさ及び形状である。
第2の側板領域113、蓋部114、第1の外板部118及び第1のスペーサ部120の境界には、第2の側板領域113側に切込み1131が形成される。切込み1131は、貫通切込み1141に連続する。第2の側板領域113、蓋部114、第2の外板部123及び緩衝領域形成部125の境界には、第2の側板領域113側に切込み1132が形成される。切込み1132は、貫通切込み1142に連続する。
また、第2の側板領域113、底部111、第2の外板部123及び第2の底当接部124の境界には、第2の側板領域113側に切込み1133が形成される。切込み1133は、第2の底当接部124の-X軸側の端縁1241に連続する。
ブランク110の罫線131-150は、折り曲げ線となる。罫線131-150の位置には、予め折り曲げ易いように、例えば折り曲げ溝が形成されていることが好ましい。
図7に示すブランク110を罫線131-150で折り曲げて、図4に示す梱包箱14を形成する。
底部111に対して第1の側板領域112は、溝部161,162及び罫線131により、曲げられる。第1の側板領域112に対して、第1の内板部116は、溝部161及び罫線135により、曲げられる。第1の側板領域112に対して、第2の内板部117は、溝部162及び罫線136により、曲げられる。
切込み1131,1132及び罫線133により、第2の側板領域113に対して蓋部114が折り曲げられる。また、切込み1131及び罫線137により、第2の側板領域113に対して、第1の外板部118及び第1のスペーサ部120が折り曲げられる。
切込み1132,1133及び罫線142により、第2の側板領域113に対して、第2の外板部123、第2の底当接部124、及び、緩衝領域形成部125が折り曲げられる。
第1の外板部118は、梱包箱14の第3の側板部43の最も-X軸側の板となる。第1の内板部116は、第1の外板部118と嵌合部121との間に配置される。第1の内板部116は、第1の外板部118に対し+X側に例えば接触する。
罫線138により、第1の外板部118に対して第1の底当接部119が折り曲げられる。このため、第1の底当接部119は、底部111上に載置される。このとき、第1の底当接部119の+X軸側の端縁1191は、第2の側板領域113から+X軸側に向かうにつれて離間する。第1の底当接部119の傾斜端11921は第1の側板領域112から離間する。第1の底当接部119の直端縁11922は、第1の側板領域112に当接する。
第1の外板部118と嵌合部121との間は罫線139,140で折り曲げられ、罫線139,140間の第1のスペーサ部120により離間する。また、嵌合部121に対して第2のスペーサ部122は、罫線141で折り曲げられる。このとき、底部111に対して、第1の底当接部119及び第2のスペーサ部122が重ねられる。
そして、嵌合部121の罫線146-149を折り曲げて、第1の内板部116に緩衝フラップ部1213,1214を当接する。なお、第1のスペーサ部120は、第1の内板部116の端縁1162上に載置される。また、嵌合部121の罫線150を折り曲げて、第3の緩衝フラップ部1215を第1のスペーサ部120とZ軸方向に離間して配置する。したがって、第3の側板部43には、第1の緩衝部36が形成される。
第2の外板部123は、梱包箱14の第4の側板部44の最も+X軸側の板となる。第2の内板部117は、第2の外板部123と固定板126との間に、配置される。
罫線143により、第2の外板部123に対して第2の底当接部124が折り曲げられる。このため、第2の底当接部124は、底部111上に載置される。このとき、第2の底当接部124の-X軸側の端縁1241は、第2の側板領域113から-X軸側に向かうにつれて離間する。第2の底当接部124の傾斜端12421は、第1の側板領域112から離間する。第2の底当接部124の直端縁12422は、第1の側板領域112に当接する。
そして、罫線144,145を折り曲げることにより、凸部1262は、貫通孔1243に挿入し、固定される。このとき、第4の側板部44は、第2の外板部123、第2の内板部117及び固定板126の3枚が重なる。また、緩衝領域形成部125により、第2の外板部123と第2の内板部117との間、第2の内板部117と固定板126との間は、それぞれ空間を形成する。したがって、第4の側板部44には、第2の緩衝部38が形成される。また、ブランク110から、梱包箱14の収容部32が形成される。
このようにして、収容部32、蓋部34、第1の緩衝部36及び第2の緩衝部38を有する梱包箱14が形成される。
すなわち、底部111、第1の底当接部119、第2のスペーサ部122、及び第2の底当接部124は、梱包箱14を組み立てた組立状態の底板部40に対応する。第1の側板領域112は、第1の側板部41に対応する。第2の側板領域113は、同第2の側板部42に対応する。第1の外板部118、第1の内板部116は、第3の側板部43に対応する。第1の内板部116、第1の底当接部119、第1のスペーサ部120、嵌合部121、第2のスペーサ部122は、第1の緩衝部36に対応する。第2の外板部123、緩衝領域形成部125及び固定板126は、第4の側板部44に対応する。第1の内板部117、第2の外板部123、第2の底当接部124、緩衝領域形成部125及び固定板126は、第2の緩衝部38に対応する。蓋部114は、蓋天板51に対応する。蓋フラップ部115は、蓋フラップ52に対応する。
なお、例えば第1の底当接部119は、底板部40の一部として形成されるとともに、第1の緩衝部36の一部として形成される。このように、本実施形態に係るブランク110の一部は、1つの部材であっても、複数の機能を発揮し得る。
図4に示すように、ブランク110から梱包箱14を作製したとき、第1のスペーサ部120は、第1の内板部116の端縁1162に載置される。このため、第1のスペーサ部120は、第1の外板部118との間に第1の内板部116を挟むともに、端縁1162を蓋部114との間に挟む。第1のスペーサ部120の厚さと、第1の内板部116の端縁1162に対する第1の側板領域112の突出量とは一致する。このため、梱包箱14において、第1のスペーサ部120は、第1の側板領域112の突出部1121と面一となる。
ここで、収容部32の上端(開口部)は、第1の側板領域112の突出部1121、第1のスペーサ部120、罫線132、緩衝領域形成部125により矩形状に形成される。第1のスペーサ部120は、第1の緩衝部36の上端となるため、第1の緩衝部36は、収容部32の上端よりも上側に飛び出すことなく、収容部32内に収容される。第1の緩衝部36は、トナーカートリッジ12の第1端221を支持する。第1の緩衝部36には、トナーカートリッジ12の第1端221を嵌合する。
ブランク110から梱包箱14を作製したとき、緩衝領域形成部125は、第2の内板部117の端縁1172に載置される。緩衝領域形成部125の厚さと、第2の内板部117の端縁1172に対する第1の側板領域112の突出量とは一致する。このため、梱包箱14において、緩衝領域形成部125は、第1の側板領域112の突出部1121と面一となる。したがって、第2の緩衝部38は、収容部32の上端よりも上側に飛び出すことなく、収容部32内に収容される。第2の緩衝部38は、トナーカートリッジ12の第2端222を支持する。
したがって、トナーカートリッジ12に対して梱包箱14の収容部32の上端の3方は、底板部40の外表面に対して同じ高さに形成される。そして、第2の側板領域113と蓋部114との境界の罫線133を折り曲げたとき、蓋部114の内壁は、収容部32の上端の3方に当接する。このとき、第2の側板領域113は、底部111と蓋部114とが平行となる位置に形成されている。したがって、図8に示すように、罫線133に沿って折り曲げるだけで、底板部40と蓋天板51とは平行となる。
ここで、ブランク110の第2の側板領域113のY軸に沿う高さを例えば86mmとし、第2の側板領域113の切込み1131のY軸に沿う高さを3mmとすると、第1の緩衝部36の上端面と、第1の側板領域112の突出部1121とが面一又は略面一となる。第2の側板領域113の切込み1132のY軸に沿う高さを3mmとすると、第2の緩衝部38の上端面と、第1の側板領域112の突出部1121とが面一又は略面一となる。
図9に示すように、トナーカートリッジ12の第1端221を梱包箱14の収容部32の第1の緩衝部36に嵌合させ、トナーカートリッジ12の第2端222を第2の緩衝部38に近接させる。このとき、トナーカートリッジ12の第1端221と第2端222との間の長手方向(左右方向)の長さは、収容部32の第3の側板部43と第4の側板部44との間の長手方向の距離の範囲内に収まる。例えば、トナーカートリッジ12の第1端221は、嵌合部121を貫通するが、第1の内板部116とは離間する。トナーカートリッジ12の第1端221は、固定板126に対して離間する。トナーカートリッジ12の第1端221の上下方向高さは、第1の緩衝部36の上下方向の高さ範囲内に収まる。図10に示すように、トナーカートリッジ12の第1端221の前後方向に沿う幅方向の幅は、第1の緩衝部36の幅方向の幅の範囲内に収まる。図9及び図11に示すように、トナーカートリッジ12の第2端222の上下方向高さは、第2の緩衝部38の上下方向の高さ範囲内に収まる。トナーカートリッジ12の第2端222の前後方向に沿う幅方向の幅は、第2の緩衝部38の幅方向の幅の範囲内に収まる。さらに、トナーカートリッジ12の第1端221と第2端222との間の位置において、上下方向高さは、収容部32の上下方向の高さ範囲内に収まる。トナーカートリッジ12の第1端221と第2端222との間の位置において、前後方向に沿う幅方向の幅は、収容部32の幅方向の幅の範囲内に収まる。したがって、トナーカートリッジ12は、収容部32内から外側に飛び出すことなく収容される。
そして、図3及び図8に示すように、蓋部34で、収容部32を閉塞する。第2の側板領域113と蓋部114との間の罫線133を折り曲げて、蓋部34のうち罫線134に近い蓋フラップ部115側の位置を、第1の側板領域112の突出部1121に当接させる。このとき、底板部40の外表面と、蓋部34の外表面とは、平行となる。すなわち、底板部40の外表面と罫線133で折り曲げた蓋部34の内壁との間のZ軸方向に沿う距離(高さ)と、底板部40の外表面と第1の側板領域112の突出部1121との間のZ軸方向の沿う距離(高さ)が同じとなる。
したがって、梱包箱14は、蓋天板51(蓋部114)が第1の側板部41(第1の側板領域112)の突出部1121に接触し、蓋フラップ52と第1の側板部41とを例えば糊付等を行うか否かにかかわらず、底板部40の外表面と、蓋部34の外表面とを平行(略平行を含む)にする。このため、梱包箱14は、蓋フラップ52と第1の側板部41との位置決めが容易である。そして、トナーカートリッジ流通体10は、トナーカートリッジ梱包箱14にトナーカートリッジ12が収容され、蓋フラップ52がトナーカートリッジ梱包箱14の前面側の第1の側板部41の外表面に固定された状態で、例えば上下に複数積まれて所望の位置に輸送される。
また、蓋部114(蓋天板51)に隣接する領域において、蓋フラップ部115(蓋フラップ51)の貫通切込み1151及び傾斜端1152の近傍の領域と端縁1153の近傍の領域との間の長手方向に沿う領域は、第1の側板領域112の突出部1121のX軸方向に離間する角部11211,11212を覆う。このため、梱包箱14の蓋フラップ52を第1の側板部41に固定した状態で、角部11211,11212が隠れる。したがって、例えば流通業者等が流通体10を持ったときに、角部11211,11212が流通業者の手などに当たることを防止できる。
図5及び図9に示すように、第1の緩衝部36は、Z軸方向に沿って、収容部32の下端部近傍では、底部111、第1の底当接部119、及び、第2のスペーサ部122が重ねられる。このため、収容部32の下端部近傍では、トナーカートリッジ12の第1端221の下側は、3枚分の段ボールシートで支持されることとなる。このため、流通体10は、収容部32の下端部近傍において、流通体10の第3の側板部43のZ軸に沿って下側からの衝撃に対して、緩衝性を発揮する。
また、第1の緩衝部36は、Z軸方向に沿って、収容部32の上端部近傍では、第3の緩衝フラップ部1215と第1のスペーサ部120とがZ軸に沿って上下に離間して配置される。このため、流通体10は、収容部32の上端部近傍において、流通体10の第3の側板部43のZ軸に沿って上側からの衝撃に対して、緩衝性を発揮する。また、流通体10は、流通体10の第3の側板部43のZ軸に沿って下側からの衝撃に対して、トナーカートリッジ12が上方に向かって移動するときに、トナーカートリッジ12の第1端221が移動する空間を形成する。このため、流通体10は、流通体10の第3の側板部43のZ軸に沿って上側からの衝撃及びZ軸に沿って下側からの衝撃に対して、緩衝性を発揮する。
図5、図6、図9及び図10に示すように、第1の緩衝部36は、X軸方向に沿って、第1の外板部118に対して、第1の緩衝フラップ部1213及び第2の緩衝フラップ部1214により、トナーカートリッジ12の第1端221を+X軸側に離間して支持する。このため、流通体10は、収容部32の左側端部近傍において、流通体10の第3の側板部43のX軸に沿って左側からの衝撃に対して、緩衝性を発揮する。
また、図6及び図10に示すように、第1の緩衝部36は、Y軸方向に沿って、第1の側板領域112と第2の緩衝フラップ部1214との間が離間し、第2の側板領域113と第1の緩衝フラップ部1213との間が離間する。このため、第1の緩衝部36は、収容部32の左側端部近傍において、正面側から背面側、すなわち+Y軸方向への衝撃に対して、緩衝性を発揮する。また、第1の緩衝部36は、収容部32の左側端部近傍において、背面側から正面側、すなわち-Y軸方向への衝撃に対して、緩衝性を発揮する。
したがって、第1の緩衝部36は、トナーカートリッジ12の第1端221を嵌合し、上下方向、左右方向、及び、前後方向からの衝撃を緩衝する。
図5、図9及び図11に示すように、第2の緩衝部38は、Z軸方向に沿って、収容部32の下端部近傍では、底部111、及び、第2の底当接部124が重ねられる。このため、収容部32の下端部近傍では、トナーカートリッジ12の第2端222の下側は、2枚分の段ボールシートで支持されることとなる。このため、流通体10は、収容部32の下端部近傍において、流通体10の第3の側板部43のZ軸に沿って下側からの衝撃に対して、緩衝性を発揮する。
図5、図6、図9及び図11に示すように、第2の緩衝部38は、X軸方向に沿って、第2の外板部123、第2の内板部117、及び、固定板126が重ねられる。このため、収容部32の第4の側板部44では、トナーカートリッジ12の第2端222の右側(+X軸側)は、3枚分の段ボールシートで支持されることとなる。このため、流通体10は、収容部32の第4の側板部44において、流通体10の第4の側板部44のX軸に沿って右側からの衝撃に対して、緩衝性を発揮する。
なお、第2の緩衝部38の正面側は、第1の側板領域112で形成されるため、1枚の段ボールシートで支持される。第2の緩衝部38の背面側は、第2の側板領域113で形成されるため、1枚の段ボールシートで支持される。このため、前後方向は、第1の緩衝部36に対して緩衝性が劣る。
このように、第2の緩衝部38は、第1の緩衝部36よりも緩衝性は低いが、適宜の緩衝性を有する。
なお、本実施形態に係る第2の緩衝部38は、トナーカートリッジ12の第2端222を嵌合するものではないが、第1の緩衝部36のように、嵌合する構造として形成されていてもよい。
本実施形態では、ブランク110から梱包箱14を作製したとき、図4に示すように、底部111の外表面に対する第1の側板領域112の突出部1121、第1のスペーサ部120及び緩衝領域形成部125の高さが同じとなるようにブランク110を作製することができる。このため、梱包箱14の収容部32に対して蓋部34を閉じたときに、蓋天板51が第1の側板部41(第1の領域112)の突出部1121に当接し、底板部40と蓋天板51とが平行な状態を維持することができる。
したがって、本実施形態によれば、組み立て後に蓋フラップ52を収容部32に固定しなくても、底板部40と蓋天板51とを平行又は略平行とするトナーカートリッジ梱包箱14、そのトナーカートリッジ梱包箱14に箱詰めされたトナーカートリッジ12を含むトナーカートリッジ流通体10、及び、トナーカートリッジ梱包用ブランク110を提供することができる。
本実施形態に係る梱包箱14は、第1の側板部41と蓋フラップ52との間に例えば糊付等を行うか否かにかかわらず、底板部40の床等に接する外表面と蓋天板51の外表面とを平行(略平行を含む)にすることができる。このため、複数の流通体10を積むときに、上側に真っ直ぐに積むことができる。したがって、本実施形態に係る流通体10は、輸送時に荷崩れすることを抑制することができる。
したがって、本実施形態に係る流通体10は、複数の流通体10を上下に積んでいくときに、斜めに傾斜し難い。このため、より多くの数の流通体10を1つのコンテナ等に積むことができる。したがって、本実施形態に係る流通体10を用いることで、流通体10の輸送の際の運送コストを抑制することができる。また、本実施形態に係る流通体10を輸送するとき、環境負荷への影響を抑制することができる。
また、本実施形態に係る梱包箱14は、箱型の収容部32と、蓋部34と、第1の緩衝部36と、第2の緩衝部38とが一体に形成されるブランク110から作製される。このため、ブランク110は、複数体でなく、単体として運送することができる。したがって、複数体でブランクを形成するよりも、本実施形態に係るブランク110は、小さく形成することができる。したがって、本実施形態に係るブランク110を用いることで、ブランク110の輸送コストを抑制することができる。また、本実施形態に係るブランク110を輸送するとき、環境負荷への影響を抑制することができる。
本実施形態では、第1の緩衝部36及び第2の緩衝部38を収容部32に一体的に設ける例について説明した。第1の緩衝部36及び第2の緩衝部38は、収容部32に一体的に設けられなくてもよい。
梱包箱14の第1の緩衝部36及び第2の緩衝部38の形状は一例である。第1の緩衝部36及び第2の緩衝部38の形状は、種々に設定することができる。また、例えば、梱包箱14の収容部32と第1の緩衝部36とが別体として形成されることも好適である。
また、本実施形態では、収容部32に第1の緩衝部36及び第2の緩衝部38の両方を設ける例について説明した。例えば、収容部32に第2の緩衝部38が設けられなくてもよい。すなわち、緩衝部は、収容部32の前記長手方向の端部の少なくとも一側に設けられていればよい。
本実施形態では、第1の側板領域112の突出部1121、第1のスペーサ部120及び緩衝領域形成部125の位置が面一となる位置であると説明した。第1の側板領域112の突出部1121に対して、第1のスペーサ部120の位置は、図4に示すように梱包箱14を配置したときに、下側にあってもよい。同様に、第1の側板領域112の突出部1121に対して、緩衝領域形成部125の位置は、図4に示すように梱包箱14を配置したときに、下側にあってもよい。
以上述べた少なくともひとつの実施形態によれば、組み立て後に蓋フラップを固定しなくても、底板部と蓋天板とを平行又は略平行とするトナーカートリッジ梱包箱、そのトナーカートリッジ梱包箱に箱詰めされたトナーカートリッジを含むトナーカートリッジ流通体、及び、トナーカートリッジ梱包用ブランクを提供することができる。
[付記]
(付記1)
トナーカートリッジ梱包箱を組み立てた組立状態で前記トナーカートリッジ梱包箱の収容部の底板部に対応する矩形状の底部と、
前記底部の一方の長辺に連結し、前記組立状態で前記収容部の第1の側板部に対応する矩形状の第1の側板領域と、
前記底部の他方の長辺に連結し、前記組立状態で前記収容部の前記第1の側板部に対向する第2の側板部に対応する矩形状の第2の側板領域と、
前記第2の側板領域に連結し、前記組立状態で前記収容部の前記底板部に対向する蓋天板に対応する矩形状の蓋部と、
前記蓋部に連結し、前記組立状態で前記収容部の前記第1の側板領域に当接又は固定される蓋フラップに対応する蓋フラップ部と、
前記第1の側板領域の一方の短辺に連結し、前記組立状態で前記収容部の第3の側板部の一部に対応する第1の内板部と、
前記第1の側板領域の他方の短辺に連結し、前記組立状態で前記収容部の第4の側板部の一部に対応する第2の内板部と、
前記第1の側板領域において前記第1の内板部及び前記第2の内板部に対して前記底部とは反対側に突出し、前記組立状態で前記蓋天板に当接する突出部と、
前記第2の側板領域と前記蓋部との境界に設けられ、前記組立状態で前記底板部と前記蓋天板とを平行にする蓋部罫線と
を有する、トナーカートリッジ梱包用ブランク。
(付記2)
前記第1の内板部は、前記突出部よりも前記底部側に位置し、前記組立状態で前記蓋部に対向する第1端縁を有し、
前記第2の側板領域の一方の短辺に連結し、前記組立状態で前記第3の側板部の外板となる第1の外板部と、
前記第1の外板部から前記底部に向かう方向に沿って前記第1の外板部から延び、前記組立状態で前記底部に当接又は固定される第1の底当接部と、
前記第1の外板部から前記蓋部に向かう方向に沿って前記第1の外板部から延び、前記組立状態で前記第1の外板部との間に前記第1の内板部を挟むとともに、前記第1端縁を前記蓋部との間に挟み、前記突出部と面一の領域を有する第1のスペーサ部と
を有する、付記1に記載のトナーカートリッジ梱包用ブランク。
(付記3)
前記第2の内板部は、前記突出部よりも前記底部側に位置し、前記組立状態で前記蓋部に対向する第2端縁を有し、
前記第2の側板領域の他方の短辺に連結し、前記組立状態で前記第4の側板部の外板となる第2の外板部と、
前記第2の外板部から前記底部に向かう方向に沿って前記第2の外板部から延び、前記組立状態で前記底部に当接又は固定される第2の底当接部と、
前記第2の外板部から前記蓋部に向かう方向に沿って前記第2の外板部から延び、前記組立状態で前記第2の外板部との間に前記第2の内板部を挟むとともに、前記第2端縁を前記蓋部との間に挟み、前記突出部と面一の領域を有する緩衝領域形成部と
を有する、付記1又は付記2に記載のトナーカートリッジ梱包用ブランク。
(付記4)
トナーカートリッジを載置する底板部と、前記トナーカートリッジを出し入れする長手方向に沿って延びる矩形状の開口部とを有する箱型の収容部と、
前記収容部の前記長手方向の少なくとも一側に設けられ、前記トナーカートリッジの前記長手方向の一端を緩衝する緩衝部と、
前記収容部の前記開口部の1対の長縁部の一方に設けられ、前記収容部の前記開口部を覆う蓋天板と、前記蓋天板に設けられ前記収容部の外表面に当接する蓋フラップとを有する蓋部と、
前記収容部の前記1対の長縁部の他方に設けられ、前記蓋天板を前記収容部に対して折り曲げたときに、前記蓋天板の内壁に当接する端縁と、
前記収容部と前記蓋天板との境界に設けられ、前記蓋天板を前記収容部に対して折り曲げたときに、前記底板部と前記蓋天板とを平行にする位置に形成された蓋部罫線と
を有するトナーカートリッジ梱包箱。
(付記5)
前記緩衝部は、前記端縁と同じ高さに形成される前記トナーカートリッジの前記長手方向に延びるスペーサ部を有する、付記4に記載のトナーカートリッジ梱包箱。
(付記6)
前記蓋フラップは、前記蓋天板に隣接する領域において、前記長手方向に沿って前記蓋天板と同じ長さの領域を有し、
前記領域は、前記端縁の角部を覆う、付記4又は付記5に記載のトナーカートリッジ梱包箱。
(付記7)
付記4乃至付記6のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ梱包箱と、
前記緩衝部に端部が支持されたときに前記収容部の内側に配置され、前記蓋部で前記トナーカートリッジ梱包箱内に梱包されるトナーカートリッジと
を有する、トナーカートリッジ流通体。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。