JP7724143B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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Description

本発明は表示装置に関する。
近年、表示装置において薄型化が求められており、特許文献1ではベゼルを取り除くことによって薄型化を実現している。表示装置の強度を担うシャーシに取り付けられた基板等を保護するために、カバーで覆う必要がある。カバーの薄型化および外観上の観点から、箱型のカバーが表示パネルを覆うのではなく、表示パネルに対しカバーの端部が鋭角に配置された構造が採用されるようになってきている。
国際公開WO2019/123871号
しかしながら、上述のような従来技術は表示装置内の発熱によって、シャーシとカバーが熱膨張を起こし、熱膨張の違いによってカバーが反ることによって、カバーの縁とシャーシとの間に隙間が生まれる問題がある。隙間が生まれると、外観上の品位低下、絶縁上の問題、または埃等の侵入などに繋がる欠点がある。そのため、縁に追加部品を用いて隙間を塞ぐことが一般的である。
本発明の一態様は、カバーの縁に生じる隙間(ギャップ)を低減することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、第1締結部を有する第1部材と、前記第1締結部に対向した第2締結部を有する第2部材と、を備え、前記第1部材と前記第2部材との一方はシャーシであり、他方は前記シャーシを覆うカバーであり、前記第1部材は樹脂製であり、前記第1部材から前記第2部材への方向を第1方向とし、前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1部材の第1縁が前記第1方向へと変位するまたは前記第1方向側の部材に押し当てられる。
本発明の一態様によれば、カバーの縁に生じる隙間を低減することができる。
実施形態1に係る表示装置の外観を示す斜視図である。 実施形態1に係るキャビネットの正面図である。 実施形態1に係るキャビネットの上面図である。 実施形態1に係るシャーシの正面図である。 実施形態1に係るシャーシの上面図である。 実施形態1に係る外縁ボスの外観を示す斜視図である。 実施形態1に係る外縁ボスの機能を示す断面図である。 実施形態1に係る傾斜面と平行面とが接した場合における、実施形態1に係る外縁ボスの断面図である。 実施形態1に係る傾斜面の傾斜の方向を示すモデル図である。 実施形態2に係る外縁ボスの外観を示す斜視図である。 実施形態2に係る外縁ボスの機能を示す断面図である。 実施形態3に係る外縁ボスの外観を示す斜視図である。 実施形態3に係る外縁ボスの機能を示す断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1~8に基づき詳細に説明する。
(表示装置の構成)
図1は、実施形態1に係る表示装置1の外観を示す斜視図である。表示装置1は、表示パネル2と、スタンド3と、シャーシ(第2部材)100と、基板(図示せず)と、キャビネット(第1部材、カバー)200と、を備える。表示パネル2の外周にベゼル(図示せず)があってもよい。
表示パネル2は、画像を表示する液晶表示パネルである。表示パネル2は液晶表示パネルに限定されず、有機EL(Electro-luminescence)表示パネルであってもよい。
シャーシ100は、金属製の板金部材であり、表示装置1の強度を保持するものである。表示パネル2とシャーシ100とは係合、締結、または接着などの何等かの手段によって一体化されている。例えば、表示パネル2とシャーシ100とを接着剤または両面テープなどで一体化してもよい。また、表示パネル2の映像を表示する面の逆面に、接着剤で固定された固定部材が設けられており、当該固定部材に対してシャーシ100を固定してもよい。
スタンド3は、金属および樹脂によって形成された、表示パネル2を立たせるためのスタンドである。スタンド3は、シャーシ100に固定されている。
基板は、入力された信号から表示パネル2に出力する映像信号を作成する回路を備える回路基板である。基板はシャーシ100に固定されている。
キャビネット200は、樹脂製の部材であり、基板にゴミまたは埃などの付着を防止するために設けられたものである。そのため、キャビネット200は、シャーシ100に固定され、シャーシ100の少なくとも一部を覆う。例えば、図1においては、キャビネット200はシャーシ100の下側半分を覆っている。
(キャビネット200の構成)
図2は、実施形態1に係るキャビネット200の正面図である。図3は、実施形態1に係るキャビネット200の上面図である。
キャビネット200の高さはシャーシ100の半分ほどの高さであってもよく、この場合、キャビネット200はシャーシ100の下半分のみを覆う構造体である。
キャビネット200は、正面から見て中央付近において、ほぼ平板上に広がる平カバー部210を備えている。キャビネット200は、平カバー部210の左右端から弓なりに正面側に突出するように湾曲した湾曲カバー部220を備えている。また、キャビネット200は、平カバー部210と湾曲カバー部220との上下面を上下カバー部230が覆っている。湾曲カバー部220と上下カバー部230との縁は、縁部240である。すなわち、縁部240がキャビネット200の縁(上下左右の縁)である。
キャビネット200には、背面側から正面側に突出したボルト穴を有する多数のボスが備えられている。多数のボスは大きく2種類に分類することができ、キャビネット200の外周のみにある(外縁に沿って位置する)外縁ボス(第1締結部)250と、外縁ボス250を除いた他のボスである内部ボス260とである。
内部ボス260は、キャビネット200とシャーシ100または他の構造部材とを機械的にネジ締結するための一般的なボスである。対して、外縁ボス250は、キャビネット200の外縁のみに設けられた特殊なボスである。外縁ボス250は、キャビネット200とシャーシ100とを当該外縁ボス250にて互いにネジ締結することで、キャビネット200の外周(縁部240)をシャーシ100にできる限り近づける(密着させにいく)機能をもつ。
また、外縁ボス250には、ボルト穴251(締結のための穴)が設けられており、内部ボス260には、ボルト穴が設けられている。ボルト穴251および内部ボス260のボルト穴の形状は、丸穴に限定されず任意の形状をとってもよい。例えば、熱膨張を考慮して、部材(キャビネット200)の中央から放射状に延びる長穴を設けてもよい。
(シャーシ100の構成)
図4は、実施形態1に係るシャーシ100の正面図である。図5は、実施形態1に係るシャーシ100の上面図である。
シャーシ100は、ほぼ平板上に広がる板状部110を備えている。シャーシ100は、板状部110の外縁において、正面から見て凹になるように90°で2回折り曲げられており、シャーシ100の四隅が突出した耳部120を形成している。当該耳部120で両面テープを用いて表示パネル2を接着してもよい。
また、シャーシ100は、背面から見て多数の凸形状が形成されている。多数の凸形状のうち、長手方向または短手方向に延びる凸部は、リブ130でありシャーシ100の強度を保持するための構造である。
多数の凸形状のうち、キャビネット200の外縁ボス250と内部ボス260とに対向した凸部は、他の構造部材を固定するための凸部(第2締結部)140である。例えば、凸部140には、背面側から正面側に向けてバーリングタップが切られたタップ141(図7参照)が形成されている。タップ141は、シャーシ100に他の部材を固定するために設けられた雌ネジである。タップ141が凸部140に形成されているのは、タップ141にてボルトを締結した場合に、ネジが逃げる場所を確保するためである。
(外縁ボス250)
図6は、実施形態1に係る外縁ボス250の外観を示す斜視図である。図7は、実施形態1に係る外縁ボス250の機能を示す断面図である。図7に示すように、シャーシ100とキャビネット200とは積層されており、外縁ボス250と凸部140とが対向している。なお、図7における断面では、凸部140の右側(中央側)はさらに高い凸部(リブ等)に繋がっている。図7は、ネジ締結されていない状態におけるシャーシ100とキャビネット200の関係を示す。また図7では、湾曲カバー部220に設けられた外縁ボス250を例示したが、これに限定されず、平カバー部210に外縁ボス250が設けられることもある。
凸部140のタップ141周囲の平行面142は、板状部110および表示パネル2の表示画面に対し平行な平面である。対して、外縁ボス250の正面側には、板状部110および表示パネル2の表示画面に対して傾斜した傾斜面252が形成されている。
傾斜面252は、キャビネット200の中央部側に近いほどシャーシ100に近接するように、キャビネット200の外縁部側に近いほどシャーシ100から離れるように、傾斜している。つまり、ネジ締結されていない状態における外縁ボス250と凸部140との間隔は、キャビネット200における縁(縁部240)側よりもキャビネット200における中央側が小さい。平行面142と傾斜面252とによって0°より大きい角度θを成す。つまり、外縁ボス250における凸部140に対向する面と、凸部140における外縁ボス250に対向する面とによって成す角度θは0°より大きい。例えば、成す角度θはネジ締結される前の状態において、3°以上であり、5°前後とすることが好ましい。
外縁ボス250において傾斜面252の反対面を、締結面253と称する。締結面253は、平行面142に対し平行であってもよいし、傾斜面252に対し平行であってもよい。締結面253がタップ平面に対し平行な場合、キャビネット200用の金型を容易に作ることができる。対して、締結面253が傾斜面252に対し平行な場合、ボルトにてシャーシ100とキャビネット200とを締結する場合、外縁ボス250の厚み(傾斜面252から締結面253までの間隔)が均一であるため、ボルト300を適切に締結できる。
キャビネット200(特に湾曲カバー部220)は、シャーシ100とキャビネット200の熱膨張の違いによって反ることがある。そのため、縁部240の寸法が、設計上、縁部240がシャーシ100に丁度当接する寸法であったとしても、使用中に、シャーシ100とキャビネット200の縁部240との間には、キャビネット200の反りによって隙間(ギャップ)241が生まれ得る。この隙間241によって、外観上の品位低下、絶縁上の問題、または埃等の侵入などに繋がる欠点が生じる。
図8は、実施形態1に係る傾斜面252と平行面142とが接した場合における、実施形態1に係る外縁ボス250の断面図である。図8に示すように、シャーシ100とキャビネット200とはボルト300によって互いにネジ締結されている。
外縁ボス250と凸部140とをネジ締結することにより、図7では生じていた成す角度θが小さくなり、図8においては、θは0ないしはほぼ0となる。これにより、キャビネット200において外縁ボス250から外側(縁部240側)に対し、成す角度θを変更する方向に変位が生じる。つまり、例えば図8においては、外縁ボス250と凸部140とをネジ締結することにより、外縁ボス250を支点にして、キャビネット200の縁部240がシャーシ100側へ回動する。ネジ締結することによって、キャビネット200は、縁部240がシャーシに近づくように変形しているともいえる。
すなわち、外縁ボス250と凸部140とを互いにネジ締結することにより、キャビネット200の縁部240をシャーシ100へと近づけ(キャビネット200からシャーシ100への方向(第1方向、正面方向)へと変位させ、または第1方向側の部材に押し当てられ)、熱膨張等によって生じる隙間241が低減されるかまたはなくなる。
なお、設計上(シャーシ100とキャビネット200とで熱膨張に差がない状態で)、ネジ締結されていない状態で、縁部240がシャーシ100に丁度当接してもよい。この場合、外縁ボス250と凸部140とを互いにネジ締結することにより、縁部240がシャーシ100に押し当てられる。それゆえ、キャビネット200の反りによる隙間241が生じにくい。なお、ネジ締結により、縁部240が表示パネル2側に変位するまたは表示パネル2に押し当てられる構成であってもよい。
なお、設計上、ネジ締結されていない状態で、縁部240とシャーシ100との間に隙間が生じていてもよい。この場合、外縁ボス250と凸部140とを互いにネジ締結することにより、縁部240がシャーシ100に当接するまたは少し押し当てられる。この場合も、ネジ締結によりキャビネット200は反りとは反対方向に予め変形させられているため、キャビネット200の反りによる隙間241が生じにくい。なお、ネジ締結により、縁部240が表示パネル2側に当接するまたは押し当てられる構成であってもよい。
(傾斜面252の方向)
図9は、実施形態1に係る傾斜面252の傾斜の方向を示すモデル図である。図9において、矢印の根本側が外縁ボス250と凸部140との間隔が狭い部位に対応し、矢印の先端側が外縁ボス250と凸部140との間隔が広い部位に対応する。図9に示すように、複数ある外縁ボス250と凸部140との対における、外縁ボス250の傾斜面252は、外縁ボス250ごとに異なる方向に向いている。すなわち、キャビネット200およびシャーシ100は、外縁ボス250および凸部140の対を複数有し、外縁ボス250と凸部140との間隔が広い部位から狭い部位にかけての方向(第2方向)が、キャビネット200における外縁ボス250の位置によって異なっている。
傾斜面252の第2方向は、縁部240からの距離に応じて異なっていてもよい。すなわち、外縁ボス250と凸部140との間隔が広い部位から狭い部位にかけての第2方向が、縁部240に対する外縁ボス250の位置によって異なっている。
具体的には、縁部240のうちの特定の一辺である縁部242からの距離がD1とD2とである第1外縁ボス2501と第2外縁ボス2502とがある。D2はD1よりも大きな距離である。このとき、第2外縁ボス2502が第1外縁ボス2501よりも縁部242から遠いため、第2外縁ボス2502の傾斜面252の第2方向よりも、第1外縁ボス2501の傾斜面252第2方向の方が、縁部242の方を向くようにする。すなわち、キャビネット200の縁部242(第2縁)からの距離が異なる少なくとも2つの外縁ボス2501、2502において、より距離が大きいものよりもより距離が小さいものは、外縁ボス2501、2502における凸部140に対する外縁ボス2501、2502の間隔が広い部位から狭い部位にかけての第2方向が、縁部242に向いている。
特定の縁部242に関して説明したが、縁部240の他の縁に関しても同様である。そのため、傾斜面252の方向(ベクトル)は、縁部240の近傍の頂点(角)を向く傾向がある。ただし、縁部240の中央に対応した位置に配置された外縁ボス250は、近傍の頂点が等距離になるため、縁部240に垂直な方向(ベクトル)となる。
例えば、図9における第1外縁ボス2501は縁部240の四隅に位置しており、第2外縁ボス2502は縁部240の四辺のほぼ中央に位置している。第2外縁ボス2502の近隣の縁部240との距離の関係から、第2外縁ボス2502の傾斜面252は、最も近傍の縁部240に垂直な方向(V2)を向くことになる。対して、第1外縁ボス2501の近隣の縁部240との距離の関係から、第1外縁ボス2501の傾斜面252は、近傍の縁部240の2辺が交わる頂点を向いた方向(V1)を向くことになる。そのため、V2よりもV1の方が縁部242に向いていることになる。
また、縁部240までの距離の関係だけでなく、例えば縁部240の頂点との関係によって傾斜面の方向を決定してもよい。さらに、縁部240との距離の関係に加え、キャビネット200の構造を考慮してもよい。例えば、シャーシ100に対する縁部240の角度を考慮してもよい。
傾斜面252をキャビネット200における位置関係または縁部240に対する位置関係から決定することによって、各縁部240をシャーシ100へと近づけやすくなる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図10は、実施形態2に係る外縁ボス250aの外観を示す斜視図である。図11は、実施形態2に係る外縁ボス250aの機能を示す断面図である。図11に示すように、シャーシ100とキャビネット200とは積層されており、外縁ボス250aと凸部140とが対向している。
外縁ボス250aは、外縁ボス250と異なり、傾斜面252が形成されておらず、代わりに、外縁ボス250aには突起254が形成されている。外縁ボス250aは、締結のための穴であるボルト穴251よりキャビネット200における中央側に突起254を備える。
突起254と、突起254からボルト穴251を挟んで反対側とを通る仮想平面252aが、実施形態1での傾斜面252に相当する。すなわち、平行面142と仮想平面252aとは、0°より大きい角度θを成している。また、平行面142に突起254にて、外縁ボス250aは接触しており、突起254によって外縁ボス250aと凸部140との間隔は、キャビネット200における縁(第1縁)側よりもキャビネット200における中央側が小さい。
そのため、外縁ボス250aと凸部140とを互いにネジ締結することにより、突起254を支点にして、キャビネット200の縁部240がシャーシ100へ回動し、キャビネット200の縁部240をシャーシ100へと近づけることができる。
実施形態2では、実施形態1よりも外縁ボス250aと凸部140との成す角度θを作ることが容易である。具体的には、キャビネット200のための金型において、外縁ボス250aに対応する部位において掘り込みをつくり、射出成型することによって突起254を形成することができる。
また、突起254は、外縁ボス250aに係合した部材であってもよい。具体的には、外縁ボス250aには凹部があり、当該凹部に突起254にあたる部材を挿入していてもよい。この場合、突起254の部品を交換することによって、平行面142と仮想平面252aとの成す角度θを変更することができ、調整が可能になる利点がある。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図12は、実施形態3に係る外縁ボス250bの外観を示す斜視図である。図13は、実施形態3に係る外縁ボス250bの機能を示す断面図である。図13に示すように、シャーシ100とキャビネット200とは積層されており、外縁ボス250bと凸部140とが対向している。
外縁ボス250bは、外縁ボス250とは異なり、傾斜面252が形成されておらず、代わりに、外縁ボス250bと凸部140との間に、傾斜面252に相当する傾斜面252bを備えるスペーサ256が追加されている。つまり、外縁ボス250bと凸部140との間に、キャビネット200における中央側が高く、キャビネット200における縁(第1縁)側が低い、スペーサ256を備える。スペーサ256は、樹脂製であっても金属製であってもよい。スペーサ256は、外縁ボス250bのボルト穴251に対応する位置に、ボルトが通る穴または切り欠きを有する。
スペーサ256と外縁ボス250bとは、接合面255にて、両面テープなどにより固定されている。接合面255は、傾斜面252bの逆側のスペーサ256の面である。接合面255は、平行面142と平行であってもよい。つまり、外縁ボス250bのボルト穴251が形成されている面は、平行面142と平行である、一般的なボス形状であってもよい。
傾斜面252bと平行面142とは、0°より大きい角度θを成している。また、スペーサ256と凸部140との間隔は、キャビネット200における縁側よりもキャビネット200における中央側が小さい。
そのため、外縁ボス250bと凸部140とを互いにネジ締結することにより、スペーサ256を支点にして、キャビネット200の縁部240がシャーシ100へ回動し、キャビネット200の縁部240をシャーシ100へと近づけることができる。
実施形態3では、実施形態1とは異なり、スペーサ256を交換することによって、成す角度θを調整することができる。また、実施形態2とも異なり、面によって締結するため、強固なネジ締結をすることができる。さらに、平行面142と平行面142に平行な面有する一般的な外縁ボス250bとの間にスペーサ256を挿入するだけでよいため、隙間を削減する設計を行わなかったものに対し、後付けでスペーサ256を挿入することで、隙間を削減できる効果もある。
ここでは、スペーサ256が外縁ボス250bに固定されているものとしたが、これに限定されず、凸部140に固定されていてもよい。スペーサ256が外縁ボス250bまたは凸部140のいずれかに固定される必要があるのは、ボルト300の回転に伴い、スペーサ256が回転することを防ぎ、傾斜面252bの方向を変えないためである。
〔変形例〕
実施形態1~3においては、キャビネット200側に傾斜面252、252a、252bを備えるものとしたが、これに限定されず、シャーシ100の凸部140が傾斜していてもよい。
また、キャビネットが樹脂製であり、シャーシが金属製であるものとしたが、これに限定されない。例えば、キャビネットが金属製であり、シャーシが樹脂製であってもよい。
さらに、傾斜面252の方向は、縁部240からの距離によって決定されることを記載したが、これに限定されない。例えば、キャビネット200の中央から放射状に傾斜面252を設けてもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置は、第1締結部を有する第1部材と、前記第1締結部に対向した第2締結部を有する第2部材と、を備え、前記第1部材と前記第2部材との一方はシャーシであり、他方は前記シャーシを覆うカバーであり、前記第1部材は樹脂製であり、前記第1部材から前記第2部材への方向を第1方向とし、前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1部材の第1縁が前記第1方向へと変位するまたは前記第1方向側の部材に押し当てられる。
上記の構成によれば、第1部材と第2部材とを、第1締結部と第2締結部とによって互いをネジ締結することで、第1部材の第1縁を第2部材への第1方向へと近づけることができる。そのため、第1部材の第1縁と第2部材との間に物が入り込んだりすることを防ぐことができる。例えば、第1部材はカバーであり、第2部材はシャーシである場合、第1方向側の部材は、シャーシまたは表示パネルであってもよい。
本発明の態様2に係る表示装置は、上記態様1において、前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1締結部を支点にして、前記第1部材の前記第1縁が前記第2部材側へ回動してもよい。
上記の構成によれば、第1締結部と第2締結部とによって互いをネジ締結することで、第1締結部を支点にして、第1部材を回動させ、第1部材の第1縁を第2部材へと近づけることができる。
本発明の態様3に係る表示装置は、上記態様1または2において、ネジ締結されていない状態における前記第1締結部と前記第2締結部との間隔は、前記第1部材における前記第1縁側よりも前記第1部材における中央側が小さくてもよい。
上記の構成によれば、第1締結部と第2締結部との間隔が、第1部材における第1縁側よりも第1部材における中央側が小さいため、ネジ締結することによって、第1部材の縁を第2部材へと近づけることができる。
本発明の態様4に係る表示装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記第1締結部における前記第2締結部に対向する面と前記第2締結部における前記第1締結部に対向する面とによって成す角度が、前記ネジ締結することにより、小さくなってもよい。
上記の構成によれば、第1締結部における第2締結部に対向する面と第2締結部における第1締結部に対向する面とによって成す角度が、ネジ締結することにより、小さくなり、第1部材の縁を第2部材へと近づけることができる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様1または2において、前記第1締結部は、締結のための穴より前記第1部材における中央側に突起を備えてもよい。
上記の構成によれば、第1締結において締結のための穴より第1部材における中央側に突起を設けることによって、第1締結部と第2締結部との間隔が、第1部材における第1縁側よりも第1部材における中央側が小さいため、ネジ締結することによって、第1部材の縁を第2部材へと近づけることができる。
本発明の態様6に係る表示装置は、上記態様1または2において、前記第1締結部と前記第2締結部との間に、前記第1部材における中央側が高く、前記第1部材における前記第1縁側が低い、スペーサを備えてもよい。
上記の構成によれば、第1部材における中央側が高く、第1部材における第1縁側が低い、スペーサを、第1締結部と第2締結部との間に挿入することで、ネジ締結することによって、第1部材の縁を第2部材へと近づけることができる。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様1から6のいずれかにおいて、前記第1部材および前記第2部材は、前記第1締結部および前記第2締結部の対を複数有し、前記第2締結部に対する前記第1締結部の間隔が広い部位から狭い部位にかけての第2方向が、前記第1部材の第2縁に対する前記第1締結部の位置によって異なってもよい。
上記の構成によれば、第2締結部に対する第1締結部の間隔が広い部位から狭い部位にかけての方向が、複数ある第1締結部ごとに異なっていてもよい。そのため、第1部材の第2縁に対する第1締結部の位置に応じて、適した方向を選ぶことができ、効率的に第1部材の第2縁を第2部材へと近づけることができる。
本発明の態様8に係る表示装置は、上記態様7において、前記第1部材の前記第2縁からの距離が異なる少なくとも2つの前記第1締結部において、より前記距離が大きいものよりも、より前記距離が小さいものは、前記第2方向が、前記第2縁に向いてもよい。
上記の構成によれば、第2締結部に対する第1締結部の間隔が広い部位から狭い部位にかけての方向を、第1部材の縁に対する第1締結部の位置に応じて、第2縁の方に向けることができる。そのため、第1締結部の近傍に複数の縁がある場合であっても、適切な方向を選択することができ、効率的に第1部材の第2縁を第2部材へと近づけることができる。
本発明の態様9に係る表示装置は、上記態様1から6のいずれかにおいて、前記第1部材および前記第2部材は、前記第1締結部および前記第2締結部の対を複数有し、前記第2締結部に対する前記第1締結部の間隔が広い部位から狭い部位にかけての方向が、前記第1部材における前記第1締結部の位置によって異なってもよい。
上記の構成によれば、第2締結部に対する第1締結部の間隔が広い部位から狭い部位にかけての方向が、複数ある第1締結部ごとに異なっていてもよい。そのため、第1部材における第1締結部の位置に応じて、適した方向を選ぶことができ、効率的に第1部材の縁を第2部材へと近づけることができる。
本発明の態様10に係る表示装置は、上記態様4において、前記成す角度は、前記ネジ締結される前において、3°以上であってもよい。
上記の構成によれば、成す角度を適切に設けることができ、効率的に第1部材の縁を第2部材へと近づけることができる。
1 表示装置
2 表示パネル
3 スタンド
100 シャーシ
110 板状部
120 耳部
130 リブ
140 凸部(第2締結部)
141 タップ
142 平行面
200 キャビネット(カバー)
210 平カバー部
220 湾曲カバー部
230 上下カバー部
240、242 縁部
241 隙間
250、250a、250b 外縁ボス(第1締結部)
251、261 ボルト穴
252、252b 傾斜面
252a 仮想平面
253 締結面
254 突起
255 接合面
256 スペーサ
260 内部ボス
300 ボルト
2501 第1外縁ボス
2502 第2外縁ボス

Claims (9)

  1. 第1締結部を有する第1部材と、
    前記第1締結部に対向した第2締結部を有する第2部材と、を備え、
    前記第1部材と前記第2部材との一方はシャーシであり、他方は前記シャーシを覆うカバーであり、
    前記第1部材は樹脂製であり、
    前記第1部材から前記第2部材への方向を第1方向とし、
    前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1部材の第1縁が前記第1方向へと変位するまたは前記第1方向側の部材に押し当てられ
    前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1締結部を支点にして、前記第1部材の前記第1縁が前記第2部材側へ回動する表示装置。
  2. 第1締結部を有する第1部材と、
    前記第1締結部に対向した第2締結部を有する第2部材と、を備え、
    前記第1部材と前記第2部材との一方はシャーシであり、他方は前記シャーシを覆うカバーであり、
    前記第1部材は樹脂製であり、
    前記第1部材から前記第2部材への方向を第1方向とし、
    前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1部材の第1縁が前記第1方向へと変位するまたは前記第1方向側の部材に押し当てられ、
    ネジ締結されていない状態における前記第1締結部と前記第2締結部との間隔は、前記第1部材における前記第1縁側よりも前記第1部材における中央側が小さい表示装置。
  3. 第1締結部を有する第1部材と、
    前記第1締結部に対向した第2締結部を有する第2部材と、を備え、
    前記第1部材と前記第2部材との一方はシャーシであり、他方は前記シャーシを覆うカバーであり、
    前記第1部材は樹脂製であり、
    前記第1部材から前記第2部材への方向を第1方向とし、
    前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1部材の第1縁が前記第1方向へと変位するまたは前記第1方向側の部材に押し当てられ、
    前記第1締結部における前記第2締結部に対向する面と前記第2締結部における前記第1締結部に対向する面とによって成す角度が、前記ネジ締結することにより、小さくなる表示装置。
  4. 第1締結部を有する第1部材と、
    前記第1締結部に対向した第2締結部を有する第2部材と、を備え、
    前記第1部材と前記第2部材との一方はシャーシであり、他方は前記シャーシを覆うカバーであり、
    前記第1部材は樹脂製であり、
    前記第1部材から前記第2部材への方向を第1方向とし、
    前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1部材の第1縁が前記第1方向へと変位するまたは前記第1方向側の部材に押し当てられ、
    前記第1締結部は、締結のための穴より前記第1部材における中央側に突起を備える表示装置。
  5. 第1締結部を有する第1部材と、
    前記第1締結部に対向した第2締結部を有する第2部材と、を備え、
    前記第1部材と前記第2部材との一方はシャーシであり、他方は前記シャーシを覆うカバーであり、
    前記第1部材は樹脂製であり、
    前記第1部材から前記第2部材への方向を第1方向とし、
    前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1部材の第1縁が前記第1方向へと変位するまたは前記第1方向側の部材に押し当てられ、
    前記第1締結部と前記第2締結部との間に、前記第1部材における中央側が高く、前記第1部材における前記第1縁側が低い、スペーサを備える表示装置。
  6. 第1締結部を有する第1部材と、
    前記第1締結部に対向した第2締結部を有する第2部材と、を備え、
    前記第1部材と前記第2部材との一方はシャーシであり、他方は前記シャーシを覆うカバーであり、
    前記第1部材は樹脂製であり、
    前記第1部材から前記第2部材への方向を第1方向とし、
    前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1部材の第1縁が前記第1方向へと変位するまたは前記第1方向側の部材に押し当てられ、
    前記第1部材および前記第2部材は、前記第1締結部および前記第2締結部の対を複数有し、
    前記第2締結部に対する前記第1締結部の間隔が広い部位から狭い部位にかけての第2方向が、前記第1部材の第2縁に対する前記第1締結部の位置によって異なる表示装置。
  7. 前記第1部材の前記第2縁からの距離が異なる少なくとも2つの前記第1締結部において、より前記距離が大きいものよりも、より前記距離が小さいものは、前記第2方向が、前記第2縁に向いている請求項に記載の表示装置。
  8. 第1締結部を有する第1部材と、
    前記第1締結部に対向した第2締結部を有する第2部材と、を備え、
    前記第1部材と前記第2部材との一方はシャーシであり、他方は前記シャーシを覆うカバーであり、
    前記第1部材は樹脂製であり、
    前記第1部材から前記第2部材への方向を第1方向とし、
    前記第1締結部と前記第2締結部とを互いにネジ締結することにより、前記第1部材の第1縁が前記第1方向へと変位するまたは前記第1方向側の部材に押し当てられ、
    前記第1部材および前記第2部材は、前記第1締結部および前記第2締結部の対を複数有し、
    前記第2締結部に対する前記第1締結部の間隔が広い部位から狭い部位にかけての方向が、前記第1部材における前記第1締結部の位置によって異なる表示装置。
  9. 前記成す角度は、前記ネジ締結される前において、3°以上である請求項に記載の表示装置。
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