JP7724303B2 - フィーダの管理方法、および作業システム - Google Patents

フィーダの管理方法、および作業システム

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Description

本発明は、テープ化部品を送出装置の作動により送り出すことで部品を供給するフィーダの管理方法等に関するものである。
下記特許文献には、テープ化部品を送出装置の作動により送り出すことで部品を供給するフィーダが記載されている。
特開2011-082500号公報
テープ化部品を送出装置の作動により送り出すことで部品を供給するフィーダを適切に管理することを課題とする。
上記課題を解決するために、本明細書は、テープ化部品を送出装置の作動により送り出すことで部品を供給するフィーダの管理方法であって、前記フィーダにテープ化部品が取り付けられた際の前記送出装置の駆動源の駆動位置を取得する第1取得工程と、テープ化部品が取り付けられた状態の前記フィーダが対基板作業機に装着された際の前記送出装置の駆動源の駆動位置を取得する第2取得工程と、前記第1取得工程において取得された駆動位置と、前記第2取得工程において取得された駆動位置とに基づいて、前記フィーダでのテープ化部品の交換の有無を判断する判断工程と、を含むフィーダの管理方法を開示する。
また、本明細書は、テープ化部品を送出装置の作動により送り出すことで部品を供給するフィーダと、前記フィーダにテープ化部品を取り付けるための取付装置と、前記フィーダから供給された部品を基板に装着する対基板作業機と、前記取付装置において前記フィーダにテープ化部品が取り付けられた際の前記送出装置の駆動源の駆動位置と、テープ化部品が取り付けられた状態の前記フィーダが前記対基板作業機に装着された際の前記送出装置の駆動源の駆動位置とに基づいて、前記フィーダでのテープ化部品の交換の有無を判断する制御装置と、を備える作業システムを開示する。
本開示では、フィーダにテープ化部品が取り付けられた際の送出装置の駆動源の駆動位置と、テープ化部品が取り付けられた状態のフィーダが対基板作業機に装着された際の送出装置の駆動源の駆動位置とに基づいて、フィーダでのテープ化部品の交換の有無が判断される。これにより、テープ化部品を送出装置の作動により送り出すことで部品を供給するフィーダを適切に管理することが可能となる。
電子部品装着装置を示す斜視図である。 テープフィーダを示す斜視図である。 制御装置を示すブロック図である。 ローディング装置を示す概略図である。 リールカバーが閉じられた状態のテープフィーダを示す斜視図である。 リールカバーが開けられた状態のテープフィーダを示す概略図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
図1に、電子部品装着装置10を示す。電子部品装着装置10は、装着機本体20、搬送装置22、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す)24、装着ヘッド26、供給装置28、制御装置(図3参照)30を備えている。装着機本体20は、フレーム32と、そのフレーム32に上架されたビーム34とによって構成されている。
搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42は、互いに平行、かつ、所定の方向に延びるようにフレーム32に配設されている。なお、コンベア装置40,42の延びる方向を、X軸方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY軸方向と称する。それら2つのコンベア装置40,42の各々は、電磁モータ(図3参照)46によって各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に搬送する。また、回路基板は、所定の位置において、基板保持装置(図3参照)48によって保持される。
移動装置24は、XYロボット型の移動装置である。移動装置24は、スライダ50をX軸方向にスライドさせる電磁モータ(図3参照)52と、Y軸方向にスライドさせる電磁モータ(図3参照)54とを備えている。スライダ50には、装着ヘッド26が取り付けられており、その装着ヘッド26は、2つの電磁モータ52,54の作動によって、フレーム32上の任意の位置に移動する。
装着ヘッド26は、回路基板に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド26は、下端面に設けられた吸着ノズル60を有している。吸着ノズル60は、負圧エア,正圧エア通路を介して、正負圧供給装置(図3参照)62に通じている。吸着ノズル60は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。また、装着ヘッド26は、吸着ノズル60を昇降させるノズル昇降装置(図3参照)64を有している。そのノズル昇降装置64によって、装着ヘッド26は、保持する電子部品の上下方向の位置を変更する。
供給装置28は、フレーム32の前方側の端部に配設されており、複数のテープフィーダ70を有している。各テープフィーダ70は、図2に示すように、リール72と送出装置74と剥離装置76とを有しており、上面の端部において、電子部品を供給する。詳しくは、リール72には、テープ化部品78が巻回されており、テープ化部品78が巻回されたリール72が、リール収納部79に収納されている。そして、リール収納部79に収納されたリール72からテープ化部品78が、テープガイド80上に引き出されている。テープ化部品78は、電子部品がテーピングされたものであり、所定ピッチで送り穴(図示省略)が形成されている。その送り穴には、送出装置74のスプロケット82が噛合している。そして、スプロケット82は、電磁モータ84により回転する。このような構造により、テープ化部品78は、供給位置に向かって送り出される。なお、電磁モータ84には、エンコーダ(図3参照)85が配設されている。エンコーダ85は、送出装置74の駆動源である電磁モータ84の駆動位置、つまり、回転角度を検出するものであり、エンコーダ85の検出値に基づいて電磁モータ84の作動が制御される。ちなみに、エンコーダ85は、アブソリュート式のエンコーダであり、電磁モータの絶対的な回転角度を検出する。つまり、エンコーダ85では原点が設定されており、原点からの回転角度が検出される。このため、電磁モータ84が回転しない限り、エンコーダ85により検出される回転角度は、電磁モータへの電力供給が遮断された後であっても、変化しない。
また、剥離装置76は、フィルム剥離機構86とギア機構88とを有している。フィルム剥離機構86は、テープ化部品78からトップフィルム90を剥離するための機構であり、テープフィーダ70の上面端部に形成された開口92の手前に配設されている。ギア機構88は、テープ化部品78から剥離されたトップフィルム90を、フィルム回収部94内に引っ張り込む機構である。このような構造により、テープ化部品78からトップフィルム90が剥離されることで、テープ化部品78に収容されている電子部品が、開口92において露出し、その露出した電子部品が、装着ヘッド26の吸着ノズル60によって吸着保持される。つまり、開口92が、テープフィーダ70の電子部品供給位置となっている。なお、開口92のテープ化部品78の送り出し方向の側面には、下方に向かうように、テープ案内通路96が形成されている。このテープ案内通路96を通って、テープ化部品78から電子部品が取り出された廃棄テープ98が排出される。
また、テープフィーダ70のテープ化部品78の送り出し方向の側面には、コネクタ100が配設されている。一方、図1に示すように、フレーム32の前方側の端部にテープフィーダ装着台110が配設されている。テープフィーダ装着台110は、フレーム32に対して垂直方向に立設された立設面112と、立設面112の下端から突出する突出面114とから構成されている。突出面114にはY方向に延びるように複数のスライド溝116が形成されており、立設面112には、複数のスライド溝116の各々に対応してコネクタ接続部118が設けられている。そして、テープフィーダ70の下端をスライド溝116に嵌め込んで、テープフィーダ70のコネクタ100がコネクタ接続部118に接続される。これにより、テープフィーダ70が、テープフィーダ装着台110に位置決めされた状態で装着されて、電気的に接続される。
また、制御装置30は、図3に示すように、コントローラ130と、複数の駆動回路132と、制御回路133と、メモリ134とを備えている。複数の駆動回路132は、電磁モータ46,52,54,84、基板保持装置48、正負圧供給装置62に接続されている。コントローラ130は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路132に接続されている。これにより、搬送装置22、移動装置24等の作動が、コントローラ130によって制御される。なお、コントローラ130は、テープフィーダ70のエンコーダ85に接続されており、エンコーダ85の検出値に基づいてテープフィーダ70の電磁モータ84、つまり、送出装置74の作動を制御する。また、コントローラ130は、制御回路133を介して表示装置136に接続されている。これにより、コントローラ130は、任意の画像を表示装置136に表示する。さらに、コントローラ130は、メモリ134にも接続されている。これにより、コントローラ130は、各種情報をメモリ134に記憶したり、メモリ134から各種情報を取得する。
電子部品装着装置10では、上述した構成によって、搬送装置22に保持された回路基板に対して、装着ヘッド26によって装着作業が実行される。具体的には、コントローラ130の指令により、回路基板が作業位置まで搬送され、その位置において、回路基板が、基板保持装置48によって固定的に保持される。また、テープフィーダ70は、コントローラ130の指令により、テープ化部品を送り出し、電子部品を供給位置において供給する。そして、装着ヘッド26が、コントローラ130の指令により、電子部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル60によって電子部品を吸着保持する。そして、装着ヘッド26が、回路基板の上方に移動し、電子部品を回路基板に装着する。
このように、電子部品装着装置10では、テープフィーダ70により供給された電子部品が回路基板に装着される。このため、テープフィーダ70により供給される電子部品の種類と、そのテープフィーダ70を識別するための識別情報とを適切に管理する必要がある。つまり、テープフィーダ70に収容されているリール72に巻回されているテープ化部品の電子部品の種類と、テープフィーダの識別情報とを適切に管理する必要がある。このため、テープフィーダ70にリール72が収容される際に、電子部品の登録情報が登録される。
具体的には、図4に示すローディング装置150を用いてテープフィーダ70にテープ化部品が取り付けられる際に、電子部品の登録情報が登録される。ローディング装置150は、キッティングスタンド152と制御装置154とにより構成されている。キッティングスタンド152は、載置台160とスタンド162とアッパーレール164とを有している。載置台160は、テープフィーダの底面を支持するものであり、載置台160の上面にテープフィーダの底面が載置される。そして、載置台160の上面にスタンド162が立設されており、載置台160に載置されたテープフィーダの側面を支持する。また、スタンド162の上端部にアッパーレール164が配設されており、載置台160に載置されたテープフィーダの上端面がアッパーレール164に嵌合する。このような姿勢でテープフィーダがキッティングスタンド152にセットされる。また、スタンド162の前方側の側縁には、キッティングスタンド152にセットされたテープフィーダの前方側の側壁を覆うようにブラケット166が固定されており、そのブラケット166にコネクタ接続部168が配設されている。このため、テープフィーダがキッティングスタンド152にセットされると、テープフィーダのコネクタ100がコネクタ接続部168に接続される。これにより、テープフィーダ70が、キッティングスタンド152に位置決めされた状態でセットされて、電気的に接続される。
また、制御装置154は、キッティングスタンド152のコネクタ接続部168に接続されており、キッティングスタンド152にセットされたテープフィーダの作動を制御する。制御装置154は、コントローラ170と、駆動回路172とを備えている。コントローラ170は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、駆動回路172に接続されている。その駆動回路172は、テープフィーダがキッティングスタンド152にセットされると、そのテープフィーダの電磁モータ84に接続される。また、コントローラ170は、テープフィーダがキッティングスタンド152にセットされると、そのテープフィーダのエンコーダ85に接続される。これにより、コントローラ170は、エンコーダ85の検出値に基づいてテープフィーダ70の電磁モータ84、つまり、送出装置74の作動を制御する。また、コントローラ170には、コードリーダ176が接続されている。なお、制御装置154は、電子部品装着装置10の制御装置30とは接続されており、制御装置154と制御装置30との間で各種情報の送受信が行われる。
このような構造のローディング装置150において、テープフィーダ70にテープ化部品が取り付けられる際に、電子部品の登録情報が登録される。詳しくは、テープ化部品が巻回されたリール72には、バーコードが貼付されている。そのバーコードには、リール72に巻回されているテープ化部品に収納されている電子部品の種類を示す部品情報がコード化されている。そこで、作業者が、テープフィーダに収納予定のリール72のバーコードをコードリーダ176により読み取る。これにより、コントローラ170が、リール72に巻回されているテープ化部品の部品情報を取得する。
また、作業者は、リール72のバーコードをコードリーダ176により読み取ると、そのリール72をテープフィーダのリール収納部79に収納して、そのテープフィーダをキッティングスタンド152にセットする。これにより、テープフィーダが制御装置154と電気的に接続される。この際、コントローラ170は、テープフィーダからテープフィーダの識別情報を取得する。そして、コントローラ170は、コードリーダ176により読み込んだ部品情報と、テープフィーダから取得したテープフィーダの識別情報とを、電子部品装着装置10の制御装置30に送信する。これにより、制御装置30は、部品情報とテープフィーダの識別情報とを受信すると、受信した部品情報とテープフィーダの識別情報とを関連付けてメモリ134に、電子部品の登録情報として記憶する。
また、作業者は、テープフィーダをキッティングスタンド152にセットすると、そのテープフィーダに収納されているリール72からテープ化部品の先端を引き出して、テープガイド80の上面に沿って送り込む。この際、作業者は、テープ化部品の先端部の送り穴が送出装置74のスプロケット82に噛合するまで、送り込む。そして、作業者は、テープ化部品の送り穴が送出装置74のスプロケット82に噛合するまで送り込むと、スタンド162に配設された操作ボタン(図示省略)を操作する。操作ボタンは、操作されている間、テープフィーダの電磁モータ84を作動させるボタンであり、操作ボタンの操作により電磁モータ84が作動することで、スプロケット82に噛合しているテープ化部品が供給位置に向って送り出される。このため、作業者は、スプロケット82に噛合しているテープ化部品を確認しながら、操作ボタンを操作する。そして、テープ化部品の先端が所定の位置、例えば、供給位置まで送り出されると、作業者は、操作ボタンの操作を止める。これにより、ローディング装置150において、テープフィーダ70にテープ化部品が取り付けられる。また、ローディング装置150を用いてテープフィーダ70にテープ化部品が取り付けられる際に、電子部品装着装置10の制御装置30において、部品情報とテープフィーダの識別情報とが関連付けてメモリ134に記憶されることで、電子部品の登録情報が登録される。なお、テープ化部品がテープフィーダに取り付けられる際には、テープ化部品を電磁モータ84により送り出す作業だけでなく、テープ化部品から剥離したトップフィルムをフィルム剥離機構86にセットする作業等があるが、トップフィルムをセットする作業等の説明は省略する。
このように、テープ化部品がテープフィーダに取り付けられると、そのテープフィーダが電子部品装着装置10のテープフィーダ装着台110に装着されることで、そのテープフィーダに取り付けられたテープ化部品から電子部品が供給されて部品の装着作業が実行される。そこで、テープフィーダが電子部品装着装置10のテープフィーダ装着台110に装着された際に、電子部品のベリファイ作業が実行される。詳しくは、テープフィーダがテープフィーダ装着台110に装着されると、テープフィーダが電子部品装着装置10の制御装置30と電気的に接続される。この際、制御装置30のコントローラ130は、テープフィーダからテープフィーダの識別情報を取得する。そして、コントローラ130は、メモリ134に記憶されているテープフィーダの識別情報の中から、テープフィーダ装着台110に装着されているテープフィーダの識別情報を抽出する。続いて、コントローラ130は、抽出したテープフィーダの識別情報と関連付けてメモリ134に記憶されている部品情報を特定する。そして、コントローラ130は、特定した部品情報により示される電子部品の種類と、電子部品装着装置10での装着作業で装着予定の電子部品の種類とが一致するか否かの確認作業、つまり、電子部品のベリファイ作業を行う。そして、部品情報により示される電子部品の種類と、電子部品装着装置10での装着作業で装着予定の電子部品の種類とが一致する場合に、電子部品装着装置10での装着作業が実行される。これにより、適切な部品の装着作業が担保される。このように、電子部品装着装置10では、テープフィーダ装着台110に装着されたテープフィーダの電子部品のベリファイ作業が実行される。
ただし、キッティングスタンド152でテープフィーダにテープ化部品が取り付けられて直ぐに、そのテープフィーダがテープフィーダ装着台110に装着される場合には、リールの交換が行われている可能性は低い。一方、キッティングスタンド152でテープフィーダにテープ化部品が取り付けられてから、ある程度の時間が経過した後に、そのテープフィーダがテープフィーダ装着台110に装着される場合には、リールの交換が行われている可能性が高い。つまり、電子部品の登録情報が登録された後に、リールの交換が行われている可能性が高い。このように、電子部品の登録情報が登録された後にリールが交換されて、そのリールが交換されたテープフィーダがテープフィーダ装着台110に装着されると、適切にベリファイ作業を実行することができない。
このため、従来の手法では、電子部品の登録情報が登録された後に所定の時間が経過した場合には、登録情報が消去される。このため、電子部品の登録情報が登録された後に所定の時間が経過した場合には、電子部品の登録情報を再登録した後に、電子部品のベリファイ作業が実行されていた。このように、電子部品の登録情報が再登録された後に、電子部品のベリファイ作業が実行されることで、適切なベリファイ作業が担保される。しかしながら、電子部品の登録情報の再登録は作業者の負担となる。特に、キッティングスタンド152でテープフィーダにテープ化部品が取り付けられた後に、テープフィーダを保管しておくように運用されている場合には、多くのテープフィーダに対して電子部品の登録情報の再登録を行う必要があるため、作業者に大きな負担となる。また、作業者によっては、電子部品の登録情報の再登録を忌避して、ベリファイ作業自体を行わない虞もある。
このようなことに鑑みて、電子部品装着装置10では、電子部品の登録情報が登録された後に所定の時間が経過しても、登録情報を消去せずに、ベリファイ作業が実行される。ただし、適切なベリファイ作業を担保するために、テープフィーダのエンコーダによる検出値に基づいてリールの交換の有無が判断される。
詳しくは、上述したように、キッティングスタンド152でテープフィーダにテープ化部品が取り付けられる際に、制御装置154が、部品情報とテープフィーダの識別情報とを制御装置30に送信し、制御装置30において部品情報とテープフィーダの識別情報とが登録情報としてメモリ134に記憶される。この際、制御装置154は、部品情報とテープフィーダの識別情報だけでなく、テープフィーダにテープ化部品が取り付けられた際のエンコーダ85の検出値も制御装置30に送信する。具体的に、制御装置154は、テープフィーダへのテープ化部品の取り付けが完了した際のエンコーダ85の検出値(以下、「部品取付時検出値」と記載する)を取得する。つまり、テープフィーダへのテープ化部品の取り付けが完了すれば、電磁モータ84は作動しないため、制御装置154は、テープフィーダへのテープ化部品の取り付けが完了した後のエンコーダ85の検出値を取得する。そして、制御装置154は、取得したエンコーダ85の検出値、つまり、部品取付時検出値と、部品情報と、テープフィーダの識別情報とを制御装置30に送信する。そして、制御装置30において、部品取付時検出値と部品情報とテープフィーダの識別情報とが関連付けてメモリ134に記憶される。これにより、部品取付時検出値と部品情報とテープフィーダの識別情報とが、登録情報として登録される。そして、この登録情報は所定時間経過しても消去されない。
また、テープフィーダが電子部品装着装置10のテープフィーダ装着台110に装着され、電子部品装着装置10の制御装置30と電気的に接続されると、制御装置30のコントローラ130は、テープフィーダからテープフィーダの識別情報を取得する。更に、コントローラ130は、テープフィーダからエンコーダ85の検出値(「装着時検出値」と記載する)を取得する。そして、コントローラ130は、メモリ134に記憶されているテープフィーダの識別情報の中から、テープフィーダ装着台110に装着されているテープフィーダの識別情報を抽出する。続いて、コントローラ130は、抽出したテープフィーダの識別情報と関連付けてメモリ134に記憶されている部品取付時検出値を特定する。そして、コントローラ130は、メモリ134に記憶されている部品取付時検出値と、テープフィーダ装着台110に装着されているテープフィーダから取得した装着時検出値とを比較する。エンコーダ85は、上述したように、アブソリュート式のエンコーダであるため、電磁モータ84が回転しない限り、エンコーダ85により検出される回転角度は、電磁モータへの電力供給が遮断された後であっても、変化しない。このため、部品取付時検出値と装着時検出値とが同じであれば、電磁モータ84は作動していないと推定される。また、テープフィーダにおいてリール72が交換された場合には、交換後のリール72のテープ化部品をテープフィーダに取り付ける必要があるため、テープ化部品の送出により電磁モータ84は作動する。つまり、部品取付時検出値と装着時検出値とが同じである場合には、テープフィーダにおいてリール72の交換は行われていないと推定される。一方、部品取付時検出値と装着時検出値とが異なる場合には、テープフィーダにおいてリール72の交換が行われたと推定される。
そこで、部品取付時検出値と装着時検出値とが同じであれば、コントローラ130は、ベリファイ作業を実行する。つまり、コントローラ130は、メモリ134に記憶されているテープフィーダの識別情報の中から抽出したテープフィーダの識別情報と関連付けてメモリ134に記憶されている部品情報を特定する。そして、コントローラ130は、特定した部品情報により示される電子部品の種類と、電子部品装着装置10での装着作業で装着予定の電子部品の種類とが一致するか否かの確認作業、つまり、電子部品のベリファイ作業を行う。このように、部品取付時検出値と装着時検出値とが同じである場合、つまり、テープフィーダにおいてリール72の交換は行われていないと推定される場合にベリファイ作業を行うことで、適切なベリファイ作業を担保することができる。
一方で、部品取付時検出値と装着時検出値とが異なる場合には、テープフィーダにおいてリール72の交換が行われたと推定されるため、コントローラ130は、警告画面を表示装置136に表示する。この警告画面には、テープフィーダ装着台110に装着されたテープフィーダにおいてリールが交換されているため、部品情報の再登録を促すコメントが表示される。これにより、部品情報が登録された後に交換されたリール72からの電子部品の供給を防止することが可能となり、適切な部品の装着作業を担保することができる。
なお、制御装置30のコントローラ130は、図3に示すように、第1取得部180と第2取得部182と判断部184とを有している。第1取得部180は、テープフィーダにテープ化部品が取り付けられた際のエンコーダ85の検出値を、キッティングスタンド152を介して取得するための機能部である。第2取得部182は、テープ化部品が取り付けられた状態のテープフィーダがテープフィーダ装着台110に装着された際のエンコーダ85の検出値を、電子部品装着装置10を介して取得するための機能部である。判断部184は、部品取付時検出値と装着時検出値とに基づいてテープフィーダでのリール72の交換の有無を判断するための機能部である。
また、上記第1実施例では、テープフィーダでの送出装置74のエンコーダ85の検出値に基づいてリールの交換の有無が判断されているが、第2実施例では、テープフィーダでのリールカバーの開閉に基づいてリールの交換の有無が判断される。具体的には、第2実施例では、図5に示すテープフィーダ200が用いられる。テープフィーダ200は、リールカバー202を除いて、第1実施例のテープフィーダ70と殆ど同じ構造であるため、リールカバー202以外の構成の説明は省略し、テープフィーダ70の構成と同じ符号を用いる。
テープフィーダ200の筐体206には、側面に開口するリール収納部79が形成されている。リールカバー202は、概して平板形状をなし、リール収納部79の筐体206の側面への開口を塞ぐように配設されている。また、リールカバー202は、上端部において1対のヒンジ208により揺動可能に支持されている。これにより、リールカバー202を下方に向って揺動させることで、リールカバー202が閉じて、リール収納部79を塞ぐ。一方、図6に示すように、リールカバー202を上方に向って揺動させることで、リールカバー202が開いて、リール収納部79を開放する。このため、リール収納部79にリール72が収納されている場合に、リールカバー202を開くことで、リール収納部79からリール72が取り出される。また、リール収納部79にリール72が収納されていない場合に、リールカバー202を開くことで、リール収納部79にリール72が収納される。そして、リール72が収納されたテープフィーダ200が用いられる場合に、リールカバー202は閉じられる。このため、リール72の交換時において、リールカバー202は必ず開閉される。
また、テープフィーダ200には、リールカバー202の開閉を検出する検出センサ210及び、検出センサ210による検出結果を記憶するメモリ212が内蔵されている。さらに、テープフィーダ200には、検出センサ210及びメモリ212に電力を供給するバッテリ214も内蔵されている。これにより、非給電状態のテープフィーダ200においてリールカバー202が開閉された場合であっても、リールカバー202の開閉が検出センサ210により検出されて、その検出センサ210による検出結果がメモリ212に記憶される。なお、メモリ212では、リールカバー202の開閉が検出センサ210により検出されて、その検出センサ210による検出結果がメモリ212に記憶された場合に、開閉フラグがONとされ、リールカバー202の開閉が検出センサ210により検出されていない場合に、開閉フラグはOFFとされる。
このような構造のテープフィーダ200に、キッティングスタンド152を用いてテープ化部品が取り付けられる際に、リールカバー202が開閉される場合がある。このような場合に、リールカバー202の開閉が検出センサ210により検出されて、その検出結果がメモリ212に記憶される。つまり、メモリ212において開閉フラグがONにされる。また、キッティングスタンド152にテープフィーダ200がセットされて、リールに貼付されたバーコードがコードリーダ176により読み取られることで、制御装置154は、部品情報とテープフィーダ200の識別情報とを制御装置30に送信する。これにより、制御装置30において電子部品の登録情報が登録される。そして、制御装置154は、部品情報とテープフィーダ200の識別情報とを制御装置30に送信した後に、テープフィーダ200にメモリ212の消去指令を出力する。これにより、メモリ212に記憶されている検出センサ210による検出結果が消去される。つまり、電子部品の登録情報が登録された後において、メモリ212での開閉フラグはOFFにされる。このため、電子部品の登録情報が登録された後に、テープフィーダ200のリールカバー202が開閉されない限り、メモリ212の開閉フラグはOFFに維持される。一方、電子部品の登録情報が登録された後に、テープフィーダ200のリールカバー202が一度でも開閉されると、メモリ212の開閉フラグはONとなる。
そして、テープフィーダ200を電子部品装着装置10での装着作業に用いるべく、テープフィーダ200がテープフィーダ装着台110に装着されると、制御装置30のコントローラ130は、テープフィーダ200から識別情報を取得する。この際、コントローラ130は、テープフィーダ200から識別情報だけでなく、メモリ212に記憶されている情報、つまり、開閉フラグがONであるかOFFであるかを示す情報も取得する。この際、開閉フラグがOFFである場合には、電子部品の登録情報の登録後に、テープフィーダ200のリールカバー202は一度も開閉されていないことから、テープフィーダにおいてリール72の交換は行われていないと推定される。そこで、開閉フラグがOFFである場合には、上述した手順に従ってベリファイ作業が実行される。一方、開閉フラグがONである場合には、電子部品の登録情報の登録後に、テープフィーダ200のリールカバー202が開閉されており、テープフィーダにおいてリール72の交換が行われたと推定される。そこで、開閉フラグがONである場合には、上述した警告画面が表示装置136に表示される。これにより、第2実施例においても、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施例において、電子部品装着装置10は、対基板作業機の一例である。制御装置30は、制御装置の一例である。テープフィーダ70は、フィーダの一例である。送出装置74は、送出装置の一例である。テープ化部品78は、テープ化部品の一例である。電磁モータ84は、駆動源の一例である。エンコーダ85は、エンコーダの一例である。キッティングスタンド152は、取付装置の一例である。電子部品装着装置10とキッティングスタンド152とにより構成されるものは、作業システムの一例である。テープフィーダ200は、フィーダの一例である。また、第1取得部180により実行される工程が、第1取得工程の一例である。第2取得部182により実行される工程が、第2取得工程の一例である。判断部184により実行される工程が、判断工程の一例である。
また、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、テープ化部品から部品を供給するフィーダとして、テープフィーダ70,200が採用されているが、種々のフィーダを採用することが可能である。具体的には、例えば、アキシャルリード部品,ラジアルリード部品等のリード部品がテーピングされたテープ化部品からリード部品を供給するテープフィーダ等の種々のフィーダを採用することが可能である。
また、上記実施例では、電磁モータ84の回転角度を検出するアブソリュート式のエンコーダ85が採用されているが、インクリメンタル式のエンコーダが採用されてもよい。ただし、インクリメンタル式のエンコーダでは、電磁モータの相対的な回転角度が検出されるため、テープフィーダに回転角度を記憶するメモリ及び、メモリに電力を供給するバッテリを配設する必要がある。
また、上記実施例では、テープフィーダにテープ化部品を取り付ける装置として、キッティングスタンド152が採用されている。つまり、作業者がテープ化部品の先端をテープフィーダの所定の位置まで送り込んで、作業者が操作ボタンを操作することで、テープフィーダにテープ化部品を取り付ける装置が採用されている。一方で、テープ化部品の先端をテープフィーダの所定の位置まで送り込む作業、テープ化部品の送出作業をも自動で行う装置、所謂、オートローディング装置が採用されてもよい。
また、上記実施例では、登録情報などを記憶するメモリ134が制御装置30に設けられているが、クラウド,電子部品装着装置10を管理する上位管理装置等に設けられてもよい。
10:電子部品装着装置(対基板作業機)(作業システム) 30:制御装置 70:テープフィーダ(フィーダ) 74:送出装置 78:テープ化部品 84:電磁モータ(駆動源) 85:エンコーダ 152:キッティングスタンド(取付装置)(作業システム) 180:第1取得部(第1取得工程) 182:第2取得部(第2取得工程) 184:判断部(判断工程) 200:テープフィーダ(フィーダ)

Claims (5)

  1. テープ化部品を送出装置の作動により送り出すことで部品を供給するフィーダの管理方法であって、
    前記フィーダにテープ化部品が取り付けられた際の前記送出装置の駆動源の駆動位置を取得する第1取得工程と、
    テープ化部品が取り付けられた状態の前記フィーダが対基板作業機に装着された際の前記送出装置の駆動源の駆動位置を取得する第2取得工程と、
    前記第1取得工程において取得された駆動位置と、前記第2取得工程において取得された駆動位置とに基づいて、前記フィーダでのテープ化部品の交換の有無を判断する判断工程と、
    を含むフィーダの管理方法。
  2. 前記第1取得工程及び前記第2取得工程は、
    前記送出装置の駆動源である電磁モータの回転角度を検出するアブソリュート式のエンコーダの検出値を取得する請求項1に記載のフィーダの管理方法。
  3. 前記第1取得工程は、
    前記フィーダにテープ化部品を取り付けるための取付装置によって前記フィーダにテープ化部品が取り付けられた際の前記送出装置の駆動源の駆動位置を、前記取付装置を介して取得する請求項1または請求項2に記載のフィーダの管理方法。
  4. 前記第2取得工程は、
    テープ化部品が取り付けられた状態の前記フィーダが前記対基板作業機に装着された際の前記送出装置の駆動源の駆動位置を、前記対基板作業機を介して取得する請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のフィーダの管理方法。
  5. テープ化部品を送出装置の作動により送り出すことで部品を供給するフィーダと、
    前記フィーダにテープ化部品を取り付けるための取付装置と、
    前記フィーダから供給された部品を基板に装着する対基板作業機と、
    前記取付装置において前記フィーダにテープ化部品が取り付けられた際の前記送出装置の駆動源の駆動位置と、テープ化部品が取り付けられた状態の前記フィーダが前記対基板作業機に装着された際の前記送出装置の駆動源の駆動位置とに基づいて、前記フィーダでのテープ化部品の交換の有無を判断する制御装置と、
    を備える作業システム。
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