JP7724349B2 - 携行型時計ケースの押しボタンをロックするためのロックデバイス - Google Patents
携行型時計ケースの押しボタンをロックするためのロックデバイスInfo
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- Push-Button Switches (AREA)
Description
本発明は、携行型時計(例、腕時計、懐中時計)、特に、携行型時計ケースの分野に関する。本発明は、特に、携行型時計ケースの押しボタンをロックするためのロックデバイスに関する。
いくつかの複雑機構がある携行型時計用ムーブメントを備える携行型時計には、少なくとも1つの押しボタンを備えるケースがあり、そのような押しボタンの目的は、前記携行型時計用ムーブメントの機能を選択し、アクティベートさせ、又は修正することである。
最もよく見かける押しボタンは、ミドル部の外側まで延在しているボタンの形態のものである。このような押しボタンには、携行型時計を装着しているときに、容易かつ素早くアクセスすることができる。しかし、押しボタンが突き出ているために、意図せずに操作してしまうことがある。
この問題を解決するために、一部の押しボタンは、携行型時計のミドル部の面と面一なコレクターの形態となっている。このような押しボタンは、誤操作を防ぐために専用工具の先端でアクティベートさせる必要があるようになっている。同じ目的を念頭に置いて、一部の押しボタンは、携行型時計ケースにおいて比較的アクセスが困難な箇所に配置されており、アクティベートさせるには携行型時計をユーザーから取り外す必要がある。したがって、このような押しボタンを用いることは、特に面倒であることがある。
携行型時計の装着時の押しボタンの使いやすさと、安全に操作できるようにすることの間で妥協点を探らなければならないことは明らかである。
本発明は、このような問題を解決することを目的とする。
このために、本発明は、押しボタンを休み位置にロックするためのロックデバイスに関し、アクティブ位置と休み位置の間にてミドル部において摺動運動可能に係合するように意図されている押しボタンと、制御メンバーとを備え、前記制御メンバーは、ブロック要素と連係して、前記制御メンバーがロック位置にあるときには、前記ブロック要素が、前記押しボタンを休み位置に固定して、そして、前記制御メンバーが解放位置にあるときには、前記ブロック要素が、前記押しボタンが休み位置から動くことを可能にする。
したがって、本発明は、携行型時計が着用されているときに、迅速に容易に使うことができる押しボタンに適用することを可能にしつつ、押しボタンをロックしたりロック解除したりすることを容易にし、工具をアクティベートさせる必要はない。
また、このロックデバイスにおいては、非常に少ない数のコンポーネントしか実装されないために、構築が非常に容易である。
特定の実施形態において、本発明は、さらに、単独で又は技術的に可能な任意の組み合わせで考慮される、以下の特徴のうちの一又は複数を備えることができる。
特定の実施形態において、前記制御メンバーが解放位置にあるときに、前記ブロック要素は、弾性戻し力の影響下で前記制御メンバーに対抗するように保持される。
特定の実施形態において、前記押しボタンには、突起があり、前記突起は、前記押しボタンがアクティブ位置にあるときに、前記ミドル部に形成されており前記突起に対して相補的な形状である空洞に係合するように意図されており、前記制御メンバーは、前記制御メンバーがロック位置にあるときには、前記ブロック要素に前記空洞を閉じさせ、前記空洞は、前記制御メンバーが解放位置にあるときには、解放される。
特定の実施形態において、前記ブロック要素は、2つの端の間に延在している弾性ブレードによって形成され、その第1の端は、前記制御メンバーに対抗するように配置され、第2の端は、前記制御メンバーの位置に応じて前記空洞を開けたり閉じたりするように意図されている。
特定の実施形態において、前記ブロック要素は、前記制御メンバーがロック位置の方へと動くときに、前記制御メンバーが前記ブロック要素の前記第1の端に前記ブロック要素を変形させる力を加えて、前記ブロック要素の前記第2の端が第1の方向に並進運動をするように、前記ブロック要素は構成しており、前記制御メンバーが解放位置の方へと動くときに、前記ブロック要素が弾性戻し力の影響下で変形して、前記ブロック要素の前記第2の端が、前記第1の方向とは反対の第2の方向に並進運動をするように、前記ブロック要素は構成している。
特定の実施形態において、前記制御メンバーは、巻きステムの自由端にしっかり留められるリュウズによって形成され、前記制御メンバーには、前記ブロック要素が当たるスカート部がある。
別の目的によると、本発明は、さらに、携行型時計用ムーブメントを受けるように意図された内部空間を形成する、ミドル部と、風防と、裏部とを備える携行型時計ケースに関し、前記携行型時計ケースは、さらに、上記のロックデバイスを備え、前記ミドル部は、前記ブロック要素の運動をガイドするように構成しており、前記ブロック要素は、前記内部空間の外側に配置される。
添付の図面を参照しながら例として与えられる以下の詳細な説明を読むことによって、本発明の他の特徴及び利点が明らかになる。なお、わかりやすくするために、必ずしも同じ縮尺で描かれているわけではない。
本発明は、携行型時計ケースの押しボタンを休み位置にロックするためのロックデバイス10と、前記ロックデバイス10を備える携行型時計ケース20に関する。
携行型時計ケース20は、当業者に知られている形態で、携行型時計用ムーブメントを収容するように意図された内部空間22を形成する。具体的には、内部空間22は、特に、携行型時計ケース20のミドル部21、風防及び裏部によって形成される。
本発明に係るロックデバイス10は、携行型時計ケース20のミドル部21において、ケースの内部空間22の方を向いている方向に摺動運動可能に係合するように意図されている押しボタン100を備える。押しボタン100は、図3に示しているように、アクティブ位置となるようにユーザーによってアクティベートされて、携行型時計用ムーブメントに作用して、例えば、携行型時計用ムーブメントの機能を選択し、アクティベートし、又は修正するように意図されている。図1に示しているように、押しボタン100は、当業者に知られている形態で、ばね(図示していない)などによって休み位置となるように付勢される。
ロックデバイス10は、さらに、制御メンバー110を備え、この制御メンバー110は、ロック位置と解放位置の間で回転可能かつ/又はピボット可能であるようにミドル部21において係合するように意図されている。
特に、ロックデバイス10は、ブロック要素120を備え、このブロック要素120は、制御メンバー110と連係して、制御メンバー110が解放位置にあるときには、ブロック要素120が、図1に示している休み位置から図3に示しているアクティブ位置の方への押しボタン100の運動を可能にし、そして、図2に示しているように制御メンバー110がロック位置にあるときには、ブロック要素120が押しボタン100を休み位置に固定するように構成している。
1つの好ましい実施形態において、押しボタン100には、スタッドなどの形態である突起101があり、この突起101は、図3に示しているように押しボタン100がアクティブ位置にあるときに、ケースのミドル部21内に形成されている相補的な形状である空洞210内において係合するように意図されている。ブロック要素120は、図2に示しているように、制御メンバー110がロック位置にあるときには、この空洞210を閉じるように構成している。したがって、ブロック要素120は、突起101が当たる止めを形成する。
有利なことに、制御メンバー110が解放位置にあるときに、ブロック要素120は、弾性戻し力の影響下で、前記制御メンバー110に対抗するように保持される。この結果、制御メンバー110は、ロック位置の方へと動くときに、弾性戻し力に対抗するようにしてブロック要素120を変形させる。
好ましくは、ブロック要素120は、2つの端の間にて延在している弾性ブレードによって形成され、その第1の端121は、制御メンバー110に対抗するように配置され、その第2の端122は、空洞210を開けたり閉じたりするように意図されている。
特に、制御メンバー110がロック位置の方へと動くときに、ブロック要素120の第1の端121にブロック要素120を変形させる力を加えて、前記ブロック要素120の第2の端122が、第1の方向に並進運動をして空洞210を閉じるように、ブロック要素120は構成している。相補的な形態で、制御メンバー110が解放位置の方へと動くときに、弾性戻し力の影響下でブロック要素120が変形して、第2の端122が、第1の方向とは反対の第2の方向に並進運動をするように動いて、空洞210を開け、すなわち、ブロック要素120が空洞210に対向しないようになるように、ブロック要素120は構成している。
好ましくは、制御メンバー110は、巻きステムの自由端にしっかり留められたリュウズによって形成される。リュウズには、ブロック要素120の第1の端121が当たるスカート部111がある。したがって、リュウズがらせん状の軌道に従って動くか又は直線状の軌道に従って動くかどうかにかかわらず、リュウズがねじ込まれたり/ねじ抜きされたりするとき、又はリュウズが引き込まれたり/押し出されたりするときに、ブロック要素120は同様に動作する。特に、本発明の好ましい実施形態において、図1及び3に示しているように、制御メンバーがロック位置にあるときには、制御メンバーは解放位置にあるときよりもミドル部に近くにある。
有利なことに、図1~3に示しているように、ブロック要素120の運動は、ミドル部21によってガイドされ、ブロック要素120は、内部空間22の外側に配置される。特に、ケースのミドル部21は、ブロック要素120をケースに確実にしっかり留めつつブロック要素120のガイドを確実にするガイドトラックを形成するように構成している。
なお、本発明において、押しボタン100と制御メンバー110の間には運動学的接続がない。この構成によって、ロックデバイス10を可能なかぎり単純化することができる。
また、ブロック要素120が内部空間22の外側に配置されていることによって、本発明を既存の携行型時計用ムーブメントに変更を加えることなく適応させることができる。
より一般的には、上において考慮された実装例及び実施形態は、例として説明されており、したがって、他の変異形態も考えることができる。
例えば、本発明は、複数の押しボタン及び同様に多くのブロック要素を備えることができ、これらのブロック要素はそれぞれ、1つの押しボタンをその休み位置に固定することができる。特に、本発明は、リュウズの両側にそれぞれ配置された2つの押しボタンを備えて、ブロック要素が、対称的にはたらき、これらの押しボタンを同時にロックするように構成していることができる。
10 ロックデバイス
20 携行型時計ケース
21 ミドル部
22 内部空間
100 押しボタン
101 突起
110 制御メンバー
111 スカート部
120 ブロック要素
121 第1の端
122 第2の端
210 空洞
20 携行型時計ケース
21 ミドル部
22 内部空間
100 押しボタン
101 突起
110 制御メンバー
111 スカート部
120 ブロック要素
121 第1の端
122 第2の端
210 空洞
Claims (5)
- 押しボタンを休み位置にロックするためのロックデバイス(10)であって、
アクティブ位置と休み位置の間にてミドル部(21)において摺動運動可能に係合するように意図されている押しボタン(100)と、
制御メンバー(110)とを備え、
前記制御メンバー(110)は、ブロック要素(120)と連係して、前記制御メンバー(110)がロック位置にあるときには、前記ブロック要素(120)が、前記押しボタン(100)を休み位置に固定して、そして、前記制御メンバー(110)が解放位置にあるときには、前記ブロック要素(120)が、前記押しボタン(100)が休み位置から動くことを可能にし、
前記押しボタン(100)には、突起(101)があり、
前記突起(101)は、前記押しボタン(100)がアクティブ位置にあるときに、前記ミドル部(21)に形成されており前記突起(101)に対して相補的な形状である空洞(210)に係合するように意図されており、
前記制御メンバー(110)は、前記制御メンバー(110)がロック位置にあるときには、前記ブロック要素(120)に前記空洞(210)を閉じさせ、
前記空洞(210)は、前記制御メンバー(110)が解放位置にあるときには、解放され、
前記ブロック要素(120)は、2つの端の間に延在している弾性ブレードによって形成され、その第1の端(121)は、前記制御メンバー(110)に対抗するように配置され、第2の端(122)は、前記制御メンバー(110)の位置に応じて前記空洞(210)を開けたり閉じたりするように意図されている
ことを特徴とするロックデバイス(10)。 - 前記制御メンバー(110)が解放位置にあるときに、前記ブロック要素(120)は、弾性戻し力の影響下で前記制御メンバー(110)に対抗するように保持される
ことを特徴とする請求項1に記載のロックデバイス(10)。 - 前記制御メンバー(110)が解放位置にあるときに、前記ブロック要素(120)は、弾性戻し力の影響下で前記制御メンバー(110)に対抗するように保持され、前記制御メンバー(110)がロック位置の方へと動くときに、前記制御メンバー(110)が前記ブロック要素(120)の前記第1の端(121)に前記ブロック要素(120)を変形させる力を加えて、前記ブロック要素(120)の前記第2の端(122)が第1の方向に並進運動をするように、前記ブロック要素(120)は構成しており、
前記制御メンバー(110)が解放位置の方へと動くときに、前記ブロック要素(120)が弾性戻し力の影響下で変形して、前記ブロック要素(120)の前記第2の端(122)が、前記第1の方向とは反対の第2の方向に並進運動をするように、前記ブロック要素(120)は構成している
ことを特徴とする請求項1に記載のロックデバイス(10)。 - 前記制御メンバー(110)は、巻きステムの自由端にしっかり留められるリュウズによって形成され、
前記制御メンバー(110)には、前記ブロック要素(120)が当たるスカート部(111)がある
ことを特徴とする請求項1に記載のロックデバイス(10)。 - 携行型時計用ムーブメントを受けるように意図された内部空間(22)を形成する、ミドル部(21)と、風防と、裏部とを備える携行型時計ケース(20)であって、
前記携行型時計ケース(20)は、さらに、請求項1に記載のロックデバイス(10)を備え、
前記ミドル部(21)は、前記ブロック要素(120)の運動をガイドするように構成しており、
前記ブロック要素(120)は、前記内部空間(22)の外側に配置される
ことを特徴とする携行型時計ケース(20)。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP23214943.5A EP4567525A1 (fr) | 2023-12-07 | 2023-12-07 | Dispositif de verrouillage d'un poussoir d'une boite de montre |
| EP23214943.5 | 2023-12-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025092410A JP2025092410A (ja) | 2025-06-19 |
| JP7724349B2 true JP7724349B2 (ja) | 2025-08-15 |
Family
ID=89122049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024174067A Active JP7724349B2 (ja) | 2023-12-07 | 2024-10-03 | 携行型時計ケースの押しボタンをロックするためのロックデバイス |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20250189930A1 (ja) |
| EP (1) | EP4567525A1 (ja) |
| JP (1) | JP7724349B2 (ja) |
| CN (1) | CN120122403A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011252863A (ja) | 2010-06-03 | 2011-12-15 | Seiko Instruments Inc | 時計のボタンロック機構、該機構を備えた時計用ムーブメント及び該ムーブメントを備えた時計 |
| EP2639656A1 (fr) | 2012-03-13 | 2013-09-18 | Graham S.A. | Dispositif de commande pour montre de plongée |
| JP2018197748A (ja) | 2017-05-24 | 2018-12-13 | オメガ・エス アー | プッシャのための係止デバイスを含む計時器 |
| JP2022125968A (ja) | 2021-02-17 | 2022-08-29 | オメガ・エス アー | 外部制御ユニットを係止するデバイスを備える時計 |
| CH718371A2 (fr) | 2021-02-17 | 2022-08-31 | Omega Sa | Montre munie d'un dispositif de verrouillage d'un organe de commande extérieur. |
-
2023
- 2023-12-07 EP EP23214943.5A patent/EP4567525A1/fr active Pending
-
2024
- 2024-09-30 US US18/901,035 patent/US20250189930A1/en active Pending
- 2024-10-03 JP JP2024174067A patent/JP7724349B2/ja active Active
- 2024-12-06 CN CN202411787569.7A patent/CN120122403A/zh active Pending
Patent Citations (5)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN120122403A (zh) | 2025-06-10 |
| EP4567525A1 (fr) | 2025-06-11 |
| JP2025092410A (ja) | 2025-06-19 |
| US20250189930A1 (en) | 2025-06-12 |
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