JP7724388B2 - プロセスチャンバー、半導体プロセス機器及びプロセス方法 - Google Patents

プロセスチャンバー、半導体プロセス機器及びプロセス方法

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Description

本発明は、半導体プロセス機器の分野に関し、より具体的には、プロセスチャンバー、半導体プロセス機器及びプロセス方法に関する。
集積回路チップ製造の後工程では、物理的蒸着(PVD:Physical Vapor Deposition)におけるマグネトロンスパッタリングを使用して金属相互接続を形成することが最も重要な技術であり、フォトリソグラフィー技術によって形成されたトレンチやビアにPVDによって金属ワイヤを堆積させ、トランジスタを相互に接続して必要な回路を形成する。完全な金属相互接続工程は、通常、バリア層/シード層堆積、銅めっき、化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)から構成される。しかしながら、チップの最小加工寸法が小さくなるにつれて、ビアとトレンチの開口はいずれも小さくなる一方、アスペクト比は大きくなるため、バリア層/シード層の堆積に多大な困難をもたらしてしまう。
研究によると、リフロープロセスは、信頼性の高い銅相互接続層を形成できる技術である。まず、低温で1層の銅シード層を堆積させ、その後、ウエハを加熱する。高温(通常は300℃以上)の作用で、銅の表面移動性と結晶粒の凝集力がいずれも強化され、拡散作用及び毛細管力の下で、表面の銅原子が移動し、堆積した銅が深い穴の底部に吸い込まれ、下から上に充填することが実現される。これにより、銅リフローの1サイクルが完了する。深い穴の寸法が小さいほど、毛細管力が強くなり、充填効果が良好になる。深い穴が完全に充填されるまで、このサイクルを繰り返す。
従来の銅リフロー機器で使用されているベースは、低温静電チャック(ESC:Electrostatic Chuck)であり、プロセスを実行する際に、ESCに直流電圧を印加する必要があり、静電作用によってウエハを吸着し、堆積プロセスを行うと同時に、ESCとウエハとの間にガス(バックブローガス)を導入することで、ウエハの熱をガスを通じてESCに伝え、ウエハ冷却の作用を実現する。
銅リフロープロセスを行う前に、まず、ESCに印加される直流電圧をオフにし、ESCとウエハとの間の吸着力がなくなることを待ち、このプロセスは脱着と呼ばれる。その後、ESCを降下させ、エジェクターピンを上昇させ、ウエハを堆積プロセス位置よりも高い位置に上昇させる。ESCを降下させ、ウエハを上昇させることで、ウエハとESCとの間の距離を大きくし、ウエハに対する加熱ランプチューブの照射空間を得ることができる。ウエハが高位置に上昇した後、銅リフロープロセスを開始し、即ち、加熱ランプチューブに非常に高い電力を印加し、エネルギーをウエハの裏面に照射し、ウエハを昇温させる。ウエハが高温でリフロープロセスを完了した後、再度ESCを上昇させ、エジェクターピンを降下させ、ウエハをESCの表面に落下させる。その後、再度ESCに直流電圧を印加し、ウエハを吸着し、バックブローガスを導入して冷却した後、2回目の堆積プロセスを行う。堆積プロセスが完了した後、再度上記脱着プロセスを行い、エジェクターピンを上昇させ、ウエハをESCから突き上げ、ウエハをチャンバーから搬出する。
このプロセスフローでは、ウエハの吸着-脱着-突き上げプロセスが2回ある。ウエハの裏面の材料がシリコンでない場合、例えば二酸化ケイ素や窒化ケイ素など導電性の低い絶縁材料の場合、ウエハの電荷放出が不完全になり、残留電荷が吸着力を発生させ、脱着が不完全になり、さらにウエハとESCとの間に残留吸着力があり、ウエハがエジェクターピンにより突き上げられると、ウエハのずれを引き起こす。場合によっては、残留吸着力が大きすぎると、エジェクターピンがウエハを破損させてしまうことがある。
本発明は、銅リフロープロセスフローにおける加工対象のウエハの複数回の吸着-脱着及び加熱によるウエハのずれ、変形、破損などの問題を解決するプロセスチャンバー、半導体プロセス機器及びプロセス方法を提供することを目的とする。
第1態様では、本発明は、チャンバー本体を含み、前記チャンバー本体内には前記チャンバー本体の内壁の周方向に環状のライニングアセンブリが周設され、前記ライニングアセンブリの内輪側に昇降可能な堆積バリアリングが設けられ、前記チャンバー本体内には加工対象のウエハを載置するための昇降可能なベースが設けられ、前記ライニングアセンブリには前記ライニングアセンブリの側壁を貫通する第1開孔が設けられ、前記堆積バリアリングには前記堆積バリアリングの側壁を貫通する第2開孔が設けられ、前記チャンバー本体には前記第1開孔と対向する加熱ランプアセンブリが設けられ、前記堆積バリアリングが第1位置にあるときに、前記第2開孔と前記第1開孔は互いにずれており、前記堆積バリアリングが第2位置にあるときに、前記第2開孔と前記第1開孔は少なくとも部分的に重なり、前記第2位置は前記第1位置よりも高い半導体プロセス機器用のプロセスチャンバーを提供する。
選択可能に、前記第1開孔は複数あり、前記ライニングアセンブリの周方向に間隔をおいて分布しており、前記第2開孔の数は前記第1開孔の数と同じであり、前記堆積バリアリングが前記第1位置にあるときに、各前記第2開孔と各前記第1開孔は1対1で対応して互いにずれており、前記堆積バリアリングが前記第2位置にあるときに、各前記第2開孔と各前記第1開孔は1対1で対応して少なくとも部分的に重なり、前記加熱ランプアセンブリの数は前記第1開孔の数と同じであり、各前記加熱ランプアセンブリは各前記第1開孔に1対1で対応して対向する。
選択可能に、前記ベースが第1プロセス位置にあるときに、前記堆積バリアリングは前記第1位置にあり、前記ライニングアセンブリによって支持され、前記ベースが前記第1プロセス位置から第2プロセス位置に上昇すると、前記ベースは前記堆積バリアリングを駆動して前記第2位置に上昇させることができる。
選択可能に、前記ライニングアセンブリの内輪側に環状段差が形成され、前記堆積バリアリングの上部及び底部には第1オーバーラップ部材と第2オーバーラップ部材がそれぞれ設けられ、前記堆積バリアリングが第1位置にあるときに、前記堆積バリアリングは前記第1オーバーラップ部材を介して前記環状段差にオーバーラップされ、前記ベースが前記第1プロセス位置から前記第2プロセス位置に上昇すると、前記ベースは前記第2オーバーラップ部材を介して前記堆積バリアリングを突き上げることができる。
選択可能に、前記ライニングアセンブリは下部ライニングを含み、前記下部ライニングは、同軸に設けられる第1円筒側壁及び第2円筒側壁を含み、前記第2円筒側壁は前記第1円筒側壁の下方に位置し、前記第1円筒側壁は前記チャンバー本体の側壁に接続され、前記第2円筒側壁の内径は前記第1円筒側壁の内径よりも小さく、前記第1円筒側壁の底部と前記第2円筒側壁の上部との間に前記環状段差が接続して形成され、複数の前記第1開孔は前記第2円筒側壁に設けられる。
選択可能に、前記チャンバー本体の側壁の上部にチャンバー本体支持部材が設けられ、前記第1円筒側壁の上部に横方向に延びる第1環状フランジが設けられ、前記第1円筒側壁は前記第1環状フランジを介して前記チャンバー本体支持部材にオーバーラップされる。
選択可能に、前記第1オーバーラップ部材は前記堆積バリアリングの上部から横方向において外側に延びる第2環状フランジである。
選択可能に、前記第2円筒側壁の底部には前記チャンバー本体の内壁から離れる方向に延びる第3環状フランジが設けられ、前記第3環状フランジの末端は上へ延びる環状突縁部を有し、前記第2オーバーラップ部材は、横方向に設けられる環状板を含み、前記環状板の下面には前記環状突縁部とオーバーラップして嵌合する環状溝が設けられる。
選択可能に、前記加熱ランプアセンブリは環状反射部材及び環状加熱ランプチューブを含み、前記環状反射部材は前記チャンバー本体の周方向に前記チャンバー本体の内壁に周設され、前記環状反射部材の内側壁は前記チャンバー本体の中心に面する弧状反射面であり、前記環状加熱ランプチューブは複数の支持部材を介して前記弧状反射面に設けられる。
選択可能に、前記第1円筒側壁と前記第2円筒側壁は一体成形され、前記第1円筒側壁の底部と前記第2円筒側壁の上部との間に前記環状段差が折り曲げ形成されるか、又は、前記第1円筒側壁と前記第2円筒側壁は別体部材であり、前記第1円筒側壁の底部と前記第2円筒側壁の上部には、互いに嵌合する横方向に延びる2つのオーバーラップ部がそれぞれ設けられ、2つの前記オーバーラップ部は前記環状段差を形成する。
選択可能に、前記堆積バリアリングと前記第2オーバーラップ部材は一体成形されるか、又は、前記堆積バリアリングと前記第2オーバーラップ部材は別体部材であり、前記堆積バリアリングの底部には、前記第2オーバーラップ部材の外縁と嵌合する段差状オーバーラップ部が設けられる。
選択可能に、前記第1開孔と前記第2開孔はいずれも長尺状の貫通孔であり、隣接する2つの前記第1開孔間の間隔及び隣接する2つの前記第2開孔間の間隔はいずれも10mm以上30mm以下である。
第2態様では、本発明は、第1態様に記載のプロセスチャンバーを含む半導体プロセス機器を提供する。
第3態様では、本発明は、加工対象のウエハを載置したベースを第1プロセス位置に上昇させ、前記堆積バリアリングを前記第1位置に降下させるように制御するステップと、前記ベースと前記加工対象のウエハとの間にバックブローガスを導入し、前記加工対象のウエハに1回目の堆積プロセスを行うステップと、前記1回目の堆積プロセスを完了した後、前記ベースと前記加工対象のウエハとの間へのバックブローガスの導入を停止するステップと、前記ベースを第2プロセス位置に上昇させ、前記堆積バリアリングを前記第2位置に上昇させるように制御し、前記加熱ランプアセンブリによって前記ウエハに対して照射加熱を行い、リフロープロセスを行うステップと、前記リフロープロセスを完了した後、前記ベースを前記第1プロセス位置に降下させ、前記堆積バリアリングを前記第1位置に降下させるように制御し、再度前記ベースと前記ウエハとの間にバックブローガスを導入し、前記ウエハに2回目の堆積プロセスを行うステップと、前記2回目の堆積プロセスを完了した後、前記ベースと前記ウエハとの間へのバックブローガスの導入を停止するステップと、を含む第2態様に記載の半導体プロセス機器を用いたプロセス方法を提供する。
本発明の有益な効果は以下の通りである。本発明のプロセスチャンバーは、ライニングアセンブリと堆積バリアリングの側壁に第1開孔と第2開孔がそれぞれ設けられ、チャンバー本体には第1開孔と対向する加熱ランプアセンブリが設けられることで、堆積バリアリングが第1位置にあるときに、第2開孔と第1開孔は互いにずれており、このとき、第1プロセス位置にあるベース上の加工対象のウエハに対して堆積プロセスを行うことで、堆積プロセスにおける反応物がチャンバーの内壁に堆積しないことを確保でき、堆積バリアリングが上記第1位置よりも高い第2位置にあるときに、第2開孔と第1開孔は少なくとも部分的に重なり、このとき、加熱ランプアセンブリの光が第1開孔と第2開孔を通じて第2プロセス位置にあるベース上の加工対象のウエハに照射され、ウエハを加熱し、銅リフロープロセスを完了することができる。従来技術と比較して、本発明は、堆積を行う第1プロセス位置と銅リフローを行う第2プロセス位置との切り替え中に、静電脱着を行って加工対象のウエハをベースから離脱させる必要はなく、従って、エジェクターピンがウエハを突き上げることによるウエハ滑りのリスク、及びウエハの昇降による位置ドリフトの問題を効果的に回避することができ、複数回の吸着-脱着による残留吸着力を防止し、さらにウエハ滑りやウエハ破損のリスクを解消することもできる。
本発明の装置はほかの特性及び利点を有し、これらの特性及び利点は本明細書に組み込まれている図面及び以下の具体的な実施形態から明らかになるか、又は本明細書に組み込まれている図面及び以下の具体的な実施形態に詳細に記載される。これらの図面及び具体的な実施形態はともに本発明の特定の原理を説明するために使用される。
図面を参照して本発明の例示的な実施例をより詳細に説明することにより、本発明の上記及びほかの目的、特徴や利点が明らかになり、本発明の例示的な実施例では、同じ符号は通常、同じ部材を表す。
本発明の実施例1に係るプロセスチャンバーの縦断面構成図を示す。 本発明の実施例1に係るプロセスチャンバー内の下部ライニングの第2円筒側壁の第1開孔及び堆積バリアリングの第2開孔の模式図を示す。 本発明の実施例1に係るプロセスチャンバー内の環状加熱ランプチューブの上面図を示す。 本発明の実施例1に係るプロセスチャンバー内のベースが第1プロセス位置にある場合の模式図を示す。 本発明の実施例1に係るプロセスチャンバー内のベースが第2プロセス位置にある場合の模式図を示す。 本発明の実施例1に係るプロセスチャンバーの別の下部ライニングの構成模式図を示す。 本発明の実施例1に係るプロセスチャンバーの別の堆積バリアリングの構成模式図を示す。 本発明の実施例3に係るプロセス方法のステップ図を示す。 本発明の実施例3に係る銅リフロープロセス方法のステップのフローチャートを示す。
従来の銅リフロープロセスには、ウエハの吸着-脱着-突き上げ-加熱-落下-吸着-脱着-突き上げのプロセスがある。このフローでは、ウエハの吸着-脱着-突き上げのプロセスが2回ある。ウエハの裏面の材料がシリコンでない場合、例えば二酸化ケイ素や窒化ケイ素などの絶縁材料の場合、脱着が不完全であるという問題がある。不完全な脱着のため、ウエハと静電チャック(ESC)との間に残留吸着力があり、ウエハがエジェクターピンにより突き上げられると、ウエハのずれを引き起こす。場合によっては、残留吸着力が大きすぎると、エジェクターピンがウエハを破損させてしまうことがある。
また、ウエハ内に比較的大きな応力があり、加熱後にウエハが湾曲して変形する(例えば、高低差は1mm以上になる)場合もあり、同様にウエハのずれを引き起こす。ずれなくても落下後のウエハとESCとの接触面が小さくなり、再吸着ができないという問題が生じる。
同様に、全フローでは、2回の吸着プロセスがあるため、ESCの残留吸着力の大幅な増加にもつながり、ウエハのずれ/破損を引き起こし、ウエハのずれ量が大きいと、ウエハがチャンバーから搬出される時にマニピュレーターとの衝突や隔離弁により挟まれて破損するなどの問題が生じる。
本発明のプロセスチャンバー、半導体プロセス機器及びプロセス方法は、銅リフロープロセスフローにおけるウエハの複数回の吸着-脱着及び加熱によるウエハのずれ、変形、破損などの問題を解決することができる。
以下、図面を参照して本発明をより詳細に説明する。図面において本発明の好ましい実施例が示されるが、本発明はここに記載される実施例に限定されるのではなく様々な形態で実現できることを理解すべきである。かえって、これらの実施例は本発明をより徹底的かつ完全なものにするために提供され、本発明の範囲を当業者に完全に伝えることができる。
実施例1
図1は、本発明の実施例1に係るプロセスチャンバーの縦断面構成図を示す。
図1に示すように、プロセスチャンバーは、チャンバー本体を含み、チャンバー本体内にはチャンバー本体の内壁の周方向に環状のライニングアセンブリが周設され、ライニングアセンブリの内輪側に昇降可能な堆積バリアリング214が設けられ、チャンバー本体内には加工対象のウエハを載置するための昇降可能なベース202が設けられ、ライニングアセンブリにはライニングアセンブリの側壁を貫通する第1開孔213が設けられ、堆積バリアリング214には堆積バリアリング214の側壁を貫通する第2開孔215が設けられ、チャンバー本体には第1開孔213と対向する加熱ランプアセンブリが設けられ、堆積バリアリング214が第1位置にあるときに、第2開孔215と第1開孔213は互いにずれており、堆積バリアリング214が第2位置にあるときに、第2開孔215と第1開孔213は少なくとも部分的に重なり、上記第2位置は第1位置よりも高い。
いくつかの実施例では、周方向に加工対象のウエハを均一に加熱することで、プロセス均一性を向上させるために、第1開孔213は複数あり、ライニングアセンブリの周方向に間隔をおいて分布しており、第2開孔215の数は第1開孔213の数と同じであり、堆積バリアリング214が上記第1位置にあるときに、各第2開孔215と各第1開孔213は1対1で対応して互いにずれており、堆積バリアリング214が上記第2位置にあるときに、各第2開孔215と各第1開孔213は1対1で対応して少なくとも部分的に重なり、加熱ランプアセンブリの数は第1開孔213の数と同じであり、各加熱ランプアセンブリは各第1開孔213に1対1で対応して対向する。
ベース202が第1プロセス位置に上昇すると、堆積バリアリング214を上記第1位置に位置させることで、第2開孔215と第1開孔213を互いにずらすことができ、ベース202が第2プロセス位置に上昇すると、堆積バリアリング214を上記第2位置に位置させることで、第2開孔215と第1開孔213が少なくとも部分的に重なることができる。いくつかの実施例では、ベース202が第1プロセス位置にあるときに、堆積バリアリング214は、上記第1位置にあり、ライニングアセンブリによって支持され、ベース202が第1プロセス位置から第2プロセス位置に上昇すると、ベース202は堆積バリアリング214を駆動して上記第2位置に上昇させることができる。つまり、ベース202の上昇運動によって堆積バリアリング214を駆動して第1位置から第2位置に上昇させることができ、ベース202が降下運動を行うと、堆積バリアリング214はベース202により駆動されて上記第1位置に戻ることができ、このときに、ライニングアセンブリによって支持され、それによって第1位置と第2位置間での堆積バリアリング214の切り替えを実現することができ、堆積バリアリング214に動力源を別途配置する必要がなく、機器の構造が簡素化され、機器のコストが低減される。しかし、本発明の実施例はこれに限定されず、実際の応用では、第1位置と第2位置間での堆積バリアリング214の切り替えを個別制御するように堆積バリアリング214に動力源を別途配置してもよく、この場合には、ベース202が第1プロセス位置に上昇すると、対応して堆積バリアリング214が第1位置に移動するように制御でき、ベース202が第2プロセス位置に上昇すると、対応して堆積バリアリング214が第2位置に移動するように制御できる。
好ましくは、本実施例では、ベース202が第2プロセス位置に上昇し、且つ堆積バリアリング214が第2位置にあるときに、第2開孔215と第1開孔213は高さにおいて完全に重なり、第1開孔213及びそれと対向して設けられる加熱ランプアセンブリはいずれもベース202の上部の上方に位置し、加熱ランプアセンブリが発する光が第1開孔213と第2開孔215を通じてベース202上に位置するウエハの上面に照射され、ウエハを加熱することができる。
本実施例では、チャンバー本体は下部チャンバー本体201及び上部チャンバー本体203を含み、下部チャンバー本体201は底壁及び環状側壁を含み、ベース202は静電チャックを含み、静電チャックの下方には下部チャンバー本体201の底壁を貫通する昇降機構が設けられ、昇降機構は、第1プロセス位置と第2プロセス位置との間での切り替えを可能にするように静電チャックを昇降駆動することに用いられる。上部チャンバー本体203は円筒状であり、上部チャンバー本体203と下部チャンバー本体201は同軸に設けられ、上部チャンバー本体203の上部にはセラミックリング204が設けられ、セラミックリング204はターゲット材205を配置することに用いられ、ターゲット材205は下部チャンバー本体201と上部チャンバー本体203で囲まれたキャビティを密閉することができる。実際の応用では、ほかの構造のチャンバー本体を採用してもよく、また、ベース202は機械チャック又はほかのチャックを採用してもよく、本発明の実施例では、これを特に限定しない。
いくつかの実施例では、ライニングアセンブリの内輪側に環状段差217aが形成され、堆積バリアリング214の上部及び底部には第1オーバーラップ部材218aと第2オーバーラップ部材218bがそれぞれ設けられ、堆積バリアリング214が第1位置(図1に示す位置)にあるときに、堆積バリアリング214は第1オーバーラップ部材218aを介して環状段差217aにオーバーラップされ、ベース202が第1プロセス位置から第2プロセス位置に上昇すると、ベース202は第2オーバーラップ部材218bを介して堆積バリアリング214を突き上げ、これにより堆積バリアリング214を駆動して第2位置(図5に示す位置)に上昇させることができる。ベース202が第2プロセス位置から降下すると、堆積バリアリング214は降下中に第1オーバーラップ部材218aを介して再度環状段差217aにオーバーラップされ、このとき、堆積バリアリング214は、ライニングアセンブリによって支持され、ベース202とともに降下し続けることがない。
いくつかの実施例では、上記第1オーバーラップ部材218aは堆積バリアリング214の上部から外側に向かって横方向に延びる第2環状フランジであってもよく、堆積バリアリング214は該第2環状フランジを介して環状段差217aにオーバーラップされる。
本実施例では、ライニングアセンブリは上部ライニング210及び下部ライニング212を含み、上部ライニング210はチャンバー本体の内側の上部に設けられ、下部ライニング212は上部ライニング210の下方に設けられる。実際の応用では、ライニングアセンブリは1つのライニングを採用してもよく、この場合には、ライニングは上部チャンバー本体203の側壁の内側を完全に遮蔽するように設けられてもよく、又は、上部ライニング210と下部ライニング212は接続されて一体式構造を形成してもよく、又は、ほかのライニング構造を採用してもよく、本発明の実施例では、これを特に限定しない。
いくつかの実施例では、下部ライニング212は、同軸に設けられる第1円筒側壁216及び第2円筒側壁217を含み、第2円筒側壁217は第1円筒側壁216の下方に位置し、第1円筒側壁216はチャンバー本体の側壁に接続される。具体的な接続方法としては、例えば、チャンバー本体の側壁の上部にチャンバー本体支持部材が設けられ、該チャンバー本体支持部材は、例えば、上部チャンバー本体203の上部に形成された第1環状段差203aを含み、第1円筒側壁216の上部には横方向に延びる第1環状フランジ216aが設けられ、第1円筒側壁216は第1環状フランジ216aを介してチャンバー本体支持部材(即ち、第1環状段差203a)にオーバーラップされる。選択可能に、該チャンバー本体支持部材は、第1環状段差203aに設けられる上部ライニング支持リング211をさらに含み、上部ライニング210は上部ライニング支持リング211に設けられる。実際の応用では、第1円筒側壁216とチャンバー本体の側壁はほかの接続方法を採用してもよく、本発明の実施例では、これを特に限定しない。
いくつかの実施例では、第2円筒217の側壁の内径は第1円筒側壁216の内径よりも小さく、第1円筒側壁216の底部と第2円筒側壁217の上部との間に上記環状段差217aが接続して形成され、複数の第1開孔213は第2円筒217側壁に設けられる。
いくつかの実施例では、第1円筒側壁216と第2円筒側壁217は一体成形される。この場合には、第1円筒側壁216の底部と第2円筒側壁217の上部との間に上記環状段差217aが折り曲げ形成される。
いくつかの実施例では、堆積バリアリング214と第2オーバーラップ部材218bは一体成形される。
いくつかの実施例では、上部ライニング210の内縁の底部には下へ延びる環状側壁210aが設けられ、該環状側壁210aの外径は第1円筒側壁216の内径よりも小さく、環状側壁210aの下端は第1環状フランジ216aの下方に延びており、該環状側壁210aは上部ライニング210とライニング支持リング211との間の隙間、及びライニング支持リング211と下部ライニング212との間の隙間を遮蔽することができる。
いくつかの実施例では、上部ライニング210の上部の外縁に第2環状段差210bが設けられ、第2環状段差210bの上面は上部チャンバー本体203の上部と面一であり、セラミックリング204は上部チャンバー本体203の上部と第2環状段差210bに設けられ、即ち、第2環状段差210bは上部チャンバー本体203の上部とともにセラミックリング204を支持する。
いくつかの実施例では、第2円筒側壁217の底部にはチャンバー本体の内壁から離れる方向に延びる第3環状フランジ217bが設けられ、該第3環状フランジ217bの末端は上へ延びる環状突縁部217cを有し、上記第2オーバーラップ部材218bは、横方向に設けられる環状板218b1を含み、該環状板218b1の下面には環状突縁部217cとオーバーラップして嵌合する環状溝218b2が設けられる。堆積バリアリング214がライニングアセンブリによって支持されるときに、環状溝218b2と環状突縁部217cはオーバーラップして嵌合することで、堆積バリアリング214の支持の安定性を向上させることができるとともに、堆積バリアリング214への制限作用を果たすことができる。
本実施例では、ベース202の上部エッジには、環状板218b1の内縁とオーバーラップして嵌合する第3環状段差202aがさらに設けられる。
図1及び図3に示すように、本実施例では、加熱ランプアセンブリは環状反射部材223及び環状加熱ランプチューブ220を含み、環状反射部材223はチャンバー本体の周方向に沿ってチャンバー本体の内壁に周設され、環状反射部材223の内側壁はチャンバー本体の中心に面する弧状反射面であり、環状加熱ランプチューブ220は複数の支持部材221を介して弧状反射面に設けられる。
具体的には、環状反射部材223は、チャンバーの中心軸を囲む1つのアセンブリであり、材料はアルミニウム又はステンレス鋼であり、チャンバーの中心に向かって窪んだ円弧を有し、その内面を加工する際に、鏡面研磨を行って高い反射率を得ることで、環状加熱ランプチューブ220の光を反射する役割を果たし、それが発する光をプロセスチャンバーの中心位置に反射する。
環状加熱ランプチューブ220はチャンバーの中心軸を囲む1周の環状ランプチューブであり、環状加熱ランプチューブ220の電力は、好ましくは、5kW~40kWであり、環状加熱ランプチューブ220は第1給電端401及び第2給電端402を有し、給電線222は上部チャンバー本体203の側壁を貫通して第1給電端401及び第2給電端402に接続し、環状加熱ランプチューブ220に電力を供給する。
図2に示すように、本実施例では、第1開孔213と第2開孔215はいずれも長尺状の矩形貫通孔であり、隣接する2つの第1開孔213間の間隔及び隣接する2つの第2開孔215間の間隔はいずれも10mm以上30mm以下である。
具体的には、下部ライニング212と堆積バリアリング214の2つの部材は同じ開孔方法を採用しており、一例では、下部ライニング212又は堆積バリアリング214の側壁には周方向に1周あたり4つの長尺状の矩形開孔が掘られてもよい。開孔の高さは少なくとも20ミリメートルであり、好ましくは、40ミリメートルである。加熱ランプチューブの光が通過できるように、チャンバーを囲む方向にできるだけ多く1周のスリットを掘る必要があり、隣接する開孔間に狭い幅の間隔だけが上下両部分の接続ブリッジとして残されている。部材の十分な強度を確保するために、隣接する開孔の間隔領域に位置する接続部分は少なくとも3つ必要であり、4つ、5つ、6つなどであってもよい。接続部分の幅は、十分な強度を確保するために、少なくとも10mmとする必要があり、好ましくは、30mmである。第1開孔213と第2開孔215は垂直方向に重なってもよいし、互いにずれてもよい。隣接する開孔の間隔接続部分が十分に狭く、ランプチューブが包囲型であるため、接続部分の両側のランプチューブ部分でもウエハに光を照射することができる。光がウエハに照射する面積が十分に大きく、ウエハが加熱されると、その内部に熱伝導プロセスが発生し、ウエハ全体を高温に上昇させることができる。
ほかの実施例では、図6に示すように、第1円筒側壁216と第2円筒側壁217は別体部材であってもよく、第1円筒側壁216の底部と第2円筒側壁217の上部には、互いに嵌合する横方向に延びる2つのオーバーラップ部がそれぞれ設けられ、2つのオーバーラップ部は環状段差217aを形成する。具体的には、第1円筒側壁216の底部のオーバーラップ部はチャンバー本体の内壁から離れる方向に沿って横方向に延びる第4環状フランジ216bであり、第2円筒側壁217の上部のオーバーラップ部はチャンバー本体の内壁に向かう方向に沿って横方向に延びる第5環状フランジ217dであり、一実施形態では、第2円筒側壁217は第5環状フランジ217dを介して第4環状フランジ216bにオーバーラップされてもよく、このとき、第2オーバーラップ部材218bは第5環状フランジ217dにオーバーラップされ、それによって堆積バリアリング214への支持を実現する。別の実施形態では、図6に示すように、第2円筒側壁217は第5環状フランジ217dを介して環状反射アセンブリ223の上部にオーバーラップされ、第1円筒側壁216の第4環状フランジ216bは第5環状フランジ217dの上方に積層されてもよく、このとき、第2オーバーラップ部材218bは第4環状フランジ216bにオーバーラップされ、それによって堆積バリアリング214への支持を実現する。
図7に示すように、堆積バリアリング214と第2オーバーラップ部材218bは別体部材であってもよく、堆積バリアリング214の底部には、第2オーバーラップ部材218bの外縁と嵌合する段差状オーバーラップ部214aが設けられる。
なお、本実施例のプロセスチャンバーは、従来の銅リフロープロセスチャンバーと同じRFシステム及びバックブローガス配管などのシステム部材をさらに含む。
本実施例のプロセスチャンバーの動作原理は以下の通りである。
図4に示すように、ベース202は第1プロセス位置(堆積プロセス位置)に上昇し、このとき、堆積バリアリング214は第1位置にあり、ベース202によって支持される。このとき、下部ライニング212の第1開孔213と堆積バリアリング214の第2開孔215は高さにおいて互いにずれており、堆積プロセスを行う際に、ターゲット材205上に堆積した薄膜がチャンバー壁上に堆積しないことを確保できる。リフロープロセスを行う際に、図5に示すように、ベース202は第2プロセス位置(リフロープロセス位置)まで上昇し続け、堆積バリアリング214を駆動して第2位置に上昇させ、このとき、下部ライニング212の第1開孔213と堆積バリアリング214の第2開孔215は高さにおいて基本的に位置が揃っている。それによって、環状加熱ランプチューブ220が発する光を、環状反射アセンブリ223の作用で、第1開孔213と第2開孔215を透過してベース202のウエハに照射することができ、それによってウエハに対して照射加熱を行い、リフロープロセスを実現する。
実施例2
本実施例は、実施例1のプロセスチャンバーを含む半導体プロセス機器を提供する。
該半導体機器は、実施例1のプロセスチャンバーを採用することで、リフロープロセスフローにおけるウエハの複数回の吸着-脱着及び加熱によるウエハのずれ、変形、破損などの問題を効果的に避けることができる。
実施例3
図8に示すように、実施例2の半導体プロセス機器を用いたプロセス方法であり、該方法は、ステップS1~S6を含む。
S1:加工対象のウエハを載置したベース202を第1プロセス位置に上昇させ、堆積バリアリング214を第1位置に降下させるように制御する。
S2:ベース202と加工対象のウエハとの間にバックブローガスを導入し、加工対象のウエハに1回目の堆積プロセスを行う。
S3:1回目の堆積プロセスを完了した後、ベース202と加工対象のウエハとの間へのバックブローガスの導入を停止する。
S4:ベース202を第2プロセス位置に上昇させ、堆積バリアリング214を第2位置に上昇させるように制御し、加熱ランプアセンブリによってウエハに対して照射加熱を行い、リフロープロセスを行う。
S5:リフロープロセスを完了した後、ベース202を第1プロセス位置に降下させ、堆積バリアリング214を上記第1位置に降下させるように制御し、再度ベース202とウエハとの間にバックブローガスを導入し、ウエハに2回目の堆積プロセスを行う。
S6:2回目の堆積プロセスを完了した後、ベース202とウエハとの間へのバックブローガスの導入を停止する。
銅リフロープロセスを例とすると、図9に示すように、本実施例の方法は、具体的には以下のステップS101~S113を含む。
S101:ウエハをチャンバーに搬送する。
S102:まず、ベース202を第1プロセス位置に上昇させるように制御する(このとき、堆積バリアリング214は第1位置に降下する)。
S103:ベース202上の静電チャックがウエハを静電吸着するように制御し、静電チャックとウエハとの間にバックブローガスを導入する。
S104:1回目の銅薄膜堆積プロセスを開始する。このとき、ウエハと静電チャックとの間のバックブローガスの熱伝導によって、堆積中にウエハを低温に維持することができる。
S105:1回目の堆積プロセスが終了した後、バックブローガスをオフにし、このとき、静電チャックが静電吸着電圧を維持するように制御し、ウエハを静電チャックの表面にしっかりと吸着し続ける。バックブローガスをオフにするため、このとき、ウエハと静電チャック間の熱伝導がほとんどなく、静電チャックがウエハに冷却作用をほとんど与えない。
S106:ベース202を第2プロセス位置に上昇させるように制御する(このとき、堆積バリアリング214は第2位置に上昇する)。
S107:加熱ランプアセンブリによってウエハに対して照射加熱を行い、銅リフロープロセスを行う。
ベース202が堆積バリアリング214を第2プロセス位置に上昇させると、堆積バリアリング214の第2開孔215と下部ライニング217の第1開孔213は高さにおいて少なくとも部分的に重なり、環状加熱ランプ200の光が第1開孔213と第2開孔215を通じてウエハに照射し、ウエハを加熱することができる。好ましくは、このとき、環状加熱ランプの光が、ウエハの上面を照射して加熱することができ、銅リフロープロセスを完了する。
S108:銅リフロープロセスを完了した後、再度ベース202とウエハとの間にバックブローガスを導入してウエハを冷却する。
S109:ベース202を第1プロセス位置に降下させるように制御する(ステップS108とステップS109の順序は互換可能である)(このとき、堆積バリアリング214は第1位置に降下する)。
S110:2回目の銅薄膜堆積プロセスを行う。
S111:2回目の堆積プロセスを完了した後、ベース202とウエハとの間へのバックブローガスの導入を停止する。
S112:ベース202がウエハの静電吸着を停止して脱着(de-chuck)を完了するように制御する。
S113:最後に、ウエハをチャンバーから搬出し、銅リフロープロセスを完了する。
本実施例のプロセス方法は、実施例2の銅リフロープロセス機器を採用し、環状加熱ランプチューブ220の光が第1開孔213と第2開孔215を透過してウエハの表面に照射できる(例えば、ベース202及びウエハの上方から下へ照射する)ため、プロセスでウエハをベース202から離脱させる必要がなく、脱着ステップも必要なく、従って、脱着による残留吸着力、及びエジェクターピンがウエハを突き上げることによるウエハ滑りのリスクを回避することができ、リフロープロセスでは、ウエハをベースから離脱させる必要がないことで、ウエハ昇降による位置ドリフトの問題を効果的に防止することができ、複数回の吸着-脱着による残留吸着力を防止し、さらにウエハ滑りやウエハ破損のリスクを解消することもできる。
以上、本発明の各実施例を説明したが、上記説明は網羅的でなく例示的なものであり、開示されている各実施例に限定されない。説明された各実施例の範囲及び趣旨から逸脱することなく、多くの修正や変更が行えることは当業者にとって自明である。

Claims (14)

  1. チャンバー本体を含み、前記チャンバー本体内には前記チャンバー本体の内壁の周方向に環状のライニングアセンブリが周設され、前記ライニングアセンブリの内輪側に昇降可能な堆積バリアリングが設けられ、前記チャンバー本体内には加工対象のウエハを載置するための昇降可能なベースが設けられ、
    前記ライニングアセンブリには前記ライニングアセンブリの側壁を貫通する第1開孔が設けられ、前記堆積バリアリングには前記堆積バリアリングの側壁を貫通する第2開孔が設けられ、前記チャンバー本体には前記第1開孔と対向する加熱ランプアセンブリが設けられ、
    前記堆積バリアリングが第1位置にあるときに、前記第2開孔と前記第1開孔は互いにずれており、前記堆積バリアリングが第2位置にあるときに、前記第2開孔と前記第1開孔は少なくとも部分的に重なり、前記第2位置は前記第1位置よりも高いことを特徴とする半導体プロセス機器用のプロセスチャンバー。
  2. 前記第1開孔は複数あり、前記ライニングアセンブリの周方向に間隔をおいて分布しており、前記第2開孔の数は前記第1開孔の数と同じであり、前記堆積バリアリングが前記第1位置にあるときに、各前記第2開孔と各前記第1開孔は1対1で対応して互いにずれており、前記堆積バリアリングが前記第2位置にあるときに、各前記第2開孔と各前記第1開孔は1対1で対応して少なくとも部分的に重なり、
    前記加熱ランプアセンブリの数は前記第1開孔の数と同じであり、各前記加熱ランプアセンブリは各前記第1開孔に1対1で対応して対向することを特徴とする請求項1に記載のプロセスチャンバー。
  3. 前記ベースが第1プロセス位置にあるときに、前記堆積バリアリングは前記第1位置にあり、前記ライニングアセンブリによって支持され、
    前記ベースが前記第1プロセス位置から第2プロセス位置に上昇すると、前記ベースは前記堆積バリアリングを駆動して前記第2位置に上昇させることができることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセスチャンバー。
  4. 前記ライニングアセンブリの内輪側に環状段差が形成され、
    前記堆積バリアリングの上部及び底部には第1オーバーラップ部材と第2オーバーラップ部材がそれぞれ設けられ、前記堆積バリアリングが第1位置にあるときに、前記堆積バリアリングは前記第1オーバーラップ部材を介して前記環状段差にオーバーラップされ、
    前記ベースが前記第1プロセス位置から前記第2プロセス位置に上昇すると、前記ベースは前記第2オーバーラップ部材を介して前記堆積バリアリングを突き上げることができることを特徴とする請求項3に記載のプロセスチャンバー。
  5. 前記ライニングアセンブリは下部ライニングを含み、
    前記下部ライニングは、同軸に設けられる第1円筒側壁及び第2円筒側壁を含み、前記第2円筒側壁は前記第1円筒側壁の下方に位置し、前記第1円筒側壁は前記チャンバー本体の側壁に接続され、
    前記第2円筒側壁の内径は前記第1円筒側壁の内径よりも小さく、前記第1円筒側壁の底部と前記第2円筒側壁の上部との間に前記環状段差が接続して形成され、複数の前記第1開孔は前記第2円筒側壁に設けられることを特徴とする請求項4に記載のプロセスチャンバー。
  6. 前記チャンバー本体の側壁の上部にチャンバー本体支持部材が設けられ、前記第1円筒側壁の上部に横方向に延びる第1環状フランジが設けられ、前記第1円筒側壁は前記第1環状フランジを介して前記チャンバー本体支持部材にオーバーラップされることを特徴とする請求項5に記載のプロセスチャンバー。
  7. 前記第1オーバーラップ部材は前記堆積バリアリングの上部から横方向において外側に延びる第2環状フランジであることを特徴とする請求項4に記載のプロセスチャンバー。
  8. 前記第2円筒側壁の底部には前記チャンバー本体の内壁から離れる方向に延びる第3環状フランジが設けられ、前記第3環状フランジの末端は上へ延びる環状突縁部を有し、
    前記第2オーバーラップ部材は、横方向に設けられる環状板を含み、前記環状板の下面には前記環状突縁部とオーバーラップして嵌合する環状溝が設けられることを特徴とする請求項5に記載のプロセスチャンバー。
  9. 前記加熱ランプアセンブリは環状反射部材及び環状加熱ランプチューブを含み、前記環状反射部材は前記チャンバー本体の周方向に前記チャンバー本体の内壁に周設され、前記環状反射部材の内側壁は前記チャンバー本体の中心に面する弧状反射面であり、
    前記環状加熱ランプチューブは複数の支持部材を介して前記弧状反射面に設けられることを特徴とする請求項1に記載のプロセスチャンバー。
  10. 前記第1円筒側壁と前記第2円筒側壁は一体成形され、前記第1円筒側壁の底部と前記第2円筒側壁の上部との間に前記環状段差が折り曲げ形成されるか、
    又は、前記第1円筒側壁と前記第2円筒側壁は別体部材であり、前記第1円筒側壁の底部と前記第2円筒側壁の上部には、互いに嵌合する横方向に延びる2つのオーバーラップ部がそれぞれ設けられ、2つの前記オーバーラップ部は前記環状段差を形成することを特徴とする請求項5に記載のプロセスチャンバー。
  11. 前記堆積バリアリングと前記第2オーバーラップ部材は一体成形されるか、
    又は、前記堆積バリアリングと前記第2オーバーラップ部材は別体部材であり、前記堆積バリアリングの底部には、前記第2オーバーラップ部材の外縁と嵌合する段差状オーバーラップ部が設けられることを特徴とする請求項4又は8に記載のプロセスチャンバー。
  12. 前記第1開孔と前記第2開孔はいずれも長尺状の貫通孔であり、隣接する2つの前記第1開孔間の間隔及び隣接する2つの前記第2開孔間の間隔はいずれも10mm以上30mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のプロセスチャンバー。
  13. 請求項1~12のいずれか1項に記載のプロセスチャンバーを含むことを特徴とする半導体プロセス機器。
  14. 加工対象のウエハを載置したベースを第1プロセス位置に上昇させ、堆積バリアリングを前記第1位置に降下させるように制御するステップと、
    前記ベースと前記加工対象のウエハとの間にバックブローガスを導入し、前記加工対象のウエハに1回目の堆積プロセスを行うステップと、
    前記1回目の堆積プロセスを完了した後、前記ベースと前記加工対象のウエハとの間へのバックブローガスの導入を停止するステップと、
    前記ベースを第2プロセス位置に上昇させ、前記堆積バリアリングを前記第2位置に上昇させるように制御し、前記加熱ランプアセンブリによって前記ウエハに対して照射加熱を行い、リフロープロセスを行うステップと、
    前記リフロープロセスを完了した後、前記ベースを前記第1プロセス位置に降下させ、前記堆積バリアリングを前記第1位置に降下させるように制御し、再度前記ベースと前記ウエハとの間にバックブローガスを導入し、前記ウエハに2回目の堆積プロセスを行うステップと、
    前記2回目の堆積プロセスを完了した後、前記ベースと前記ウエハとの間へのバックブローガスの導入を停止するステップと、を含むことを特徴とする請求項13に記載の半導体プロセス機器を用いたプロセス方法。
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