JP7724592B1 - 接続ロック機構および油圧作動装置 - Google Patents

接続ロック機構および油圧作動装置

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Abstract

【課題】安全かつ確実に駆動ユニットおよび工具ユニットの着脱を行うことができる接続ロック機構および油圧作動装置を備えた建設機械システムを提供する。
【解決手段】接続ロック機構30における駆動ユニット10側の外周縁には、第1縁部分36および第2縁部分38が形成されている。接続ロック機構30の第1縁部分36が駆動ユニット10の凸部分18に対向しているときには接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押して工具ユニット20および駆動ユニット10の接続の解除が可能となっている。また、接続ロック機構30の第2縁部分38が駆動ユニット10の凸部分18に対向しているときには工具ユニット20および駆動ユニット10の接続が解除されるまで接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができないようになっている。
【選択図】図6

Description

本開示は、接続ロック機構および油圧作動装置に関する。
従来から、レスキューの用途に可搬型の油圧作動装置を利用することが行われており、その一例が例えば特許文献1等に記載されている。特許文献1に開示される油圧作動装置は、バッテリー、このバッテリーから給電される電動モータおよびこの電動モータにより駆動される油圧ポンプを有する油圧発生ユニットと、油圧発生ユニットに着脱可能であり、当該油圧発生ユニットにより発生する作動油により駆動される先端工具を有するヘッドユニットとから構成されている。ヘッドユニットに設けられる先端工具として、カッター、スプレッダーなどの様々な種類のものが用意されており、ヘッドユニットを交換することにより多種多様な作業に対応することができる。また、油圧発生ユニットとヘッドユニットとを分離可能とすることにより、可搬性を向上させ、現場での作業員の負荷を軽減することができる。
特開2010-280011号公報
従来技術の油圧作動装置は、工具を有する工具ユニットと、作動油を工具ユニットの工具に送るための油圧ポンプを駆動させるモータを有する駆動ユニットとを備えており、工具ユニットおよび駆動ユニットが接続されたときに油圧ポンプによって工具に作動油が送られることにより工具が作動するようになっている。また、工具ユニットおよび駆動ユニットは、概して略円筒形の接続ロック機構により着脱自在に接続されるようになっている。
駆動ユニットから工具ユニットを取り外す際に、従来技術の油圧作動装置では接続ロック機構を駆動ユニット側に押すだけで駆動ユニットおよび工具ユニットが分離されるようになっていた。しかしながら、このような油圧作動装置では、不意な接触等で接続ロック機構が駆動ユニット側に押されると作業者の意図に反して駆動ユニットおよび工具ユニットが分離されてしまい事故が発生するおそれがあった。
本開示は、このような点を考慮してなされたものであり、安全かつ確実に駆動ユニットおよび工具ユニットの着脱を行うことができる接続ロック機構および油圧作動装置を備えた建設機械システムを提供することを目的とする。
本開示の接続ロック機構は、
工具を有する工具ユニットを、作動油を前記工具ユニットの前記工具に送るための油圧ポンプを駆動させるモータを有する駆動ユニットに接続するための接続ロック機構であって、
前記駆動ユニットに対して回転可能となるよう取り付けられており、
前記工具ユニットが前記接続ロック機構により前記駆動ユニットに接続されたときに前記油圧ポンプによって前記工具に作動油が送られることにより前記工具が作動するようになっており、
前記駆動ユニットの外周面には凸部分が設けられており、
前記接続ロック機構は、前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットを接続するロック状態のときに前記駆動ユニット側に押されることにより前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続を解除するようになっており、
前記接続ロック機構における前記駆動ユニット側の外周縁には、第1縁部分および第2縁部分が形成されており、前記第1縁部分および前記第2縁部分の間には段差が形成されており、前記接続ロック機構の前記第1縁部分が前記駆動ユニットの前記凸部分に対向しているときには前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押して前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続の解除が可能となっており、前記接続ロック機構の前記第2縁部分が前記駆動ユニットの前記凸部分に対向しているときには前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続が解除されるまで前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押すことができないようになっていることを特徴とする。
また、前記接続ロック機構は、略円筒形状であってもよい。
本開示の接続ロック機構は、
前記駆動ユニットに対して前記接続ロック機構が回転可能な領域を規制するための規制部材を更に備えてもよい。
また、前記規制部材は、前記第1縁部分に設けられた第1突起と、前記第2縁部分に設けられた第2突起とを有しており、前記第1突起および前記第2突起は、前記駆動ユニットに対して前記接続ロック機構を回転させたときに前記駆動ユニットの前記凸部分に当たることにより前記接続ロック機構をこれ以上回転させることができないような構成となっていてもよい。
また、前記第1突起が前記駆動ユニットの前記凸部分に当接または近接しているときにおいてのみ、前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続が解除されるまで前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押すことができるようになっていてもよい。
また、前記第1縁部分からの前記第1突起の高さは、前記第1縁部分および前記第2縁部分の間に形成される前記段差の高さよりも大きくなっていてもよい。
また、前記接続ロック機構における前記駆動ユニット側の外周縁に沿った前記第1突起と前記段差との間の長さは、前記駆動ユニットの外周縁に沿った前記凸部分の長さと略同一の大きさとなっていてもよい。
また、前記接続ロック機構における前記駆動ユニット側の外周縁に沿った前記第1縁部分の長さは前記第2縁部分の長さよりも大きくなっていてもよい。
本開示の油圧作動装置は、
工具を有する工具ユニットと、
作動油を前記工具ユニットの前記工具に送るための油圧ポンプを駆動させるモータを有する駆動ユニットと、
前記駆動ユニットに対して回転可能となるよう取り付けられており、前記工具ユニットを前記駆動ユニットに接続するための接続ロック機構と、
を備え、
前記工具ユニットが前記接続ロック機構により前記駆動ユニットに接続されたときに前記油圧ポンプによって前記工具に作動油が送られることにより前記工具が作動するようになっており、
前記駆動ユニットの外周面には凸部分が設けられており、
前記接続ロック機構は、前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットを接続するロック状態のときに前記駆動ユニット側に押されることにより前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続を解除するようになっており、
前記接続ロック機構における前記駆動ユニット側の外周縁には、第1縁部分および第2縁部分が形成されており、前記第1縁部分および前記第2縁部分の間には段差が形成されており、前記接続ロック機構の前記第1縁部分が前記駆動ユニットの前記凸部分に対向しているときには前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押して前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続の解除が可能となっており、前記接続ロック機構の前記第2縁部分が前記駆動ユニットの前記凸部分に対向しているときには前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続が解除されるまで前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押すことができないようになっていることを特徴とする。
本開示の接続ロック機構および油圧作動装置によれば、安全かつ確実に駆動ユニットおよび工具ユニットの着脱を行うことができる。
本実施の形態による接続ロック機構により工具ユニットが駆動ユニットに接続されてロックされた油圧作動装置の斜視図である。 図1に示す油圧作動装置の上面図である。 図1に示す油圧作動装置の右側面図である。 図1に示す油圧作動装置の左側面図である。 図1に示す油圧作動装置の駆動ユニットおよび駆動ユニットに取り付けられている接続ロック機構を示す斜視図である。 本実施の形態による接続ロック機構の構成を示す斜視図である。 図6に示す接続ロック機構を裏側から見たときの構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図1乃至図7は、本実施の形態に係る接続ロック機構30およびこの接続ロック機構30により工具ユニット20が駆動ユニット10に接続されてロックされた油圧作動装置を示す図である。
まず、本実施の形態による油圧作動装置の各構成要素について図1乃至図5を用いて説明する。
駆動ユニット10は、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池等の二次電池からなるバッテリー12と、作業者により把持される把持部14と、作動油を工具ユニット20の工具に送るための油圧ポンプ(図示せず)を駆動させるモータ16とを有している。また、駆動ユニット10のモータ16の外周面(具体的には、モータ16の上面)には凸部分18が形成されている。
工具ユニット20は、工具として、一対のヘッド22を有しており、各ヘッド22はそれぞれ軸23を中心として回転可能となっている。また、工具ユニット20の内部には細長い円筒形状のシリンダ(図示せず)が設けられており、油圧ポンプの油室から工具ユニット20の工具に作動油が送られると、ピストン部材がヘッド22側に向かって押し出されることにより、各ヘッド22が軸23を中心として図1の矢印で示す方向に回転し、一対のヘッド22の先端の間の距離が大きくなる。このように、工具ユニット20によりこじ開けられるべき対象物の隙間に各ヘッド22を挟んだ後、油圧ポンプの油室から工具ユニット20の工具に作動油を送ることによってヘッド22間の距離を大きくすることにより、対象物の隙間を広げることができるようになる。また、工具ユニット20には、作業者が把持するためのハンドル26と、切換レバー28とがそれぞれ設けられている。作業者が手でハンドル26を把持しながらこの手の指によって切換レバー28を回すことにより、油圧ポンプの油室から工具ユニット20の工具に作動油が送られたときの軸23を中心とした各ヘッド22の回転方向が切り換えられるようになっている。
接続ロック機構30は、工具ユニット20を駆動ユニット10に接続するためのものであり、駆動ユニット10に対して回転可能となるよう取り付けられている。そして、工具ユニット20が接続ロック機構30により駆動ユニット10に接続されたときに、油圧ポンプによって工具に作動油が送られることにより工具が作動するようになっている。具体的には、駆動ユニット10および工具ユニット20が互いに分離しているときに、工具ユニット20を接続ロック機構30に押し込むと、接続ロック機構30によって工具ユニット20を駆動ユニット10に接続されてロックされる。このようなロック状態では、工具ユニット20を駆動ユニット10から取り外すことができなくなる。また、接続ロック機構30によって工具ユニット20を駆動ユニット10に接続されてロックされているときに、工具ユニット20を接続ロック機構30に更に押し込むと、接続ロック機構30によるロック状態が解除されて、工具ユニット20を駆動ユニット10から取り外すことができるようになる。
このような接続ロック機構30の構成の詳細について図5乃至図7を用いて説明する。図5乃至図7に示すように、接続ロック機構30は略円筒形状であり、接続ロック機構30における駆動ユニット10側の外周縁には、第1縁部分36および第2縁部分38が形成されている。また、第1縁部分36および第2縁部分38の間には段差39が形成されている。ここで、図5および図6に示すように第2縁部分38は第1縁部分36よりも駆動ユニット10に近い側となるよう段差39が形成されている。また、第1縁部分36には第1突起34が形成されるとともに第2縁部分38には第2突起32が形成されている。本実施の形態では、これらの第1突起34および第2突起32を組み合わせることにより、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30が回転可能な領域を規制するための規制部材が構成されている。
本実施の形態では、第1突起34および第2突起32は、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させたときに駆動ユニット10の凸部分18に当たることによりこれ以上接続ロック機構30を回転させることができないような構成となっている。言い換えると、もし仮に第1突起34および第2突起32がそれぞれ設けられていない場合は、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を360°回転させることができるようになる。しかし、実際には、第1突起34および第2突起32がそれぞれ設けられていることにより、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させたときにこれらの第1突起34および第2突起32が凸部分18に引っかかることにより、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を360°回転させることができなくなる。具体的には、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を180°より小さい所定の範囲、具体的には約120°~150°程度しか回転させることができなくなる。ここで、図5に示すように、接続ロック機構30の第2突起32が駆動ユニット10の凸部分18に当接または近接しているときには、駆動ユニット10の凸部分18に第2縁部分38が対向するようになる。一方、接続ロック機構30の第1突起34が駆動ユニット10の凸部分18に当接または近接しているときには、駆動ユニット10の凸部分18に第1縁部分36が対向するようになる。
また、本実施の形態では、図5に示す状態から駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させて、接続ロック機構30の第1縁部分36が駆動ユニット10の凸部分18に対向したときには、接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことにより工具ユニット20および駆動ユニット10の接続の解除が可能となっている。一方、図5に示す状態のように、接続ロック機構30の第2縁部分38が駆動ユニット10の凸部分18に対向しているときには、工具ユニット20および駆動ユニット10の接続が解除されるまで接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができないようになっている。より詳細に説明すると、図5に示す状態のように、接続ロック機構30の第2縁部分38が駆動ユニット10の凸部分18に対向しているときには、接続ロック機構30の第2縁部分38が駆動ユニット10の凸部分18に接触または近接しているため、図5に示す状態から接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができない。一方、図5に示す状態から駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させて、接続ロック機構30の第1縁部分36が駆動ユニット10の凸部分18に対向したときには、少なくとも段差39の高さ分だけ接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができるようになる。このようにして接続ロック機構30が駆動ユニット10側に押されると、接続ロック機構30による駆動ユニット10および工具ユニット20のロックが解除され、工具ユニット20を駆動ユニット10から取り外すことができるようになる。
また、本実施の形態では、第1縁部分36からの第1突起34の高さは、第1縁部分36および第2縁部分38の間に形成される段差39の高さよりも大きくなっている。この場合には、第2縁部分38よりも第1突起34の先端が駆動ユニット10側に近い箇所に位置するようになる。また、図6等に示すように、接続ロック機構30における駆動ユニット10側の外周縁に沿った第1縁部分36の長さは第2縁部分38の長さよりも大きくなっている。なお、接続ロック機構30における駆動ユニット10側の外周縁に沿った第1突起34と段差39との間の長さは、駆動ユニット10の外周縁に沿った凸部分18の長さと略同一の大きさとなっている。この場合には、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させてこの接続ロック機構30の第2突起32に駆動ユニット10の凸部分18を接触させないと、接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができなくなる。このため、駆動ユニット10および工具ユニット20のロックが解除される接続ロック機構30の回転位相を限定することができるようになり、不意に駆動ユニット10および工具ユニット20のロックが解除されて工具ユニット20が駆動ユニット10から外れてしまうことを防止することができる。
次に、このような構成からなる油圧作動装置の動作について説明する。
まず、工具ユニット20を駆動ユニット10に装着するときの動作について述べる。工具ユニット20を駆動ユニット10に装着するにあたり、駆動ユニット10に取り付けられている接続ロック機構30に工具ユニット20を押し込む。このことにより、工具ユニット20が接続ロック機構30により駆動ユニット10に接続されてロックされる。工具ユニット20が駆動ユニット10にロックされると、工具ユニット20を駆動ユニット10から取り外すことができなくなる。このように工具ユニット20が接続ロック機構30により駆動ユニット10に接続されてロックされたあと、作業者が把持部14を把持しながらこの把持部14に設けられているスイッチを指で押すと、バッテリー12からモータ16に電力が供給されてこのモータ16により油圧ポンプが駆動されることにより油圧ポンプの油室から工具ユニット20の工具に作動油が送られる。工具ユニット20によりこじ開けられるべき対象物の隙間に各ヘッド22を挟んだ後、油圧ポンプの油室から工具ユニット20の工具に作動油を送ることによってヘッド22間の距離を大きくすることにより、対象物の隙間を広げることができるようになる。
次に、工具ユニット20を駆動ユニット10から取り外すときの動作について述べる。図1や図5に示すように、接続ロック機構30の第2縁部分38が駆動ユニット10の凸部分18に対向しているときは、上述したように、接続ロック機構30の第2縁部分38が駆動ユニット10の凸部分18に接触または近接しているため、図1や図5に示す状態から接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができない。一方、作業者が手元を見られない状態や、暗所での作業であっても、図5に示す状態から駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させて、接続ロック機構30の第1突起34を駆動ユニット10の凸部分18に接触させることにより接続ロック機構30の第1縁部分36が駆動ユニット10の凸部分18に対向したときには、少なくとも段差39の高さ分だけ接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができるようになる。このようにして接続ロック機構30が駆動ユニット10側に押されると、接続ロック機構30による駆動ユニット10および工具ユニット20のロックが解除され、工具ユニット20を駆動ユニット10から取り外すことができるようになる。
以上のような構成からなる本実施の形態の接続ロック機構30および油圧作動装置によれば、接続ロック機構30は、工具を有する工具ユニット20を、作動油を工具ユニット20の工具に送るための油圧ポンプを駆動させるモータ16を有する駆動ユニット10に接続するためのものであり、駆動ユニット10に対して回転可能となるよう取り付けられており、工具ユニット20が接続ロック機構30により駆動ユニット10に接続されたときに油圧ポンプによって工具に作動油が送られることにより工具が作動するようになっている。また、駆動ユニット10の外周面には凸部分18が設けられており、接続ロック機構30は、工具ユニット20および駆動ユニット10を接続するロック状態のときに駆動ユニット10側に押されることにより工具ユニット20および駆動ユニット10の接続を解除するようになっている。また、接続ロック機構30における駆動ユニット10側の外周縁には、第1縁部分36および第2縁部分38が形成されており、第1縁部分36および第2縁部分38の間には段差39が形成されており、接続ロック機構30の第1縁部分36が駆動ユニット10の凸部分18に対向しているときには接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押して工具ユニット20および駆動ユニット10の接続の解除が可能となっており、接続ロック機構30の第2縁部分38が駆動ユニット10の凸部分18に対向しているときには工具ユニット20および駆動ユニット10の接続が解除されるまで接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができないようになっている。このような接続ロック機構30および油圧作動装置によれば、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させて、接続ロック機構30の第1縁部分36を駆動ユニット10の凸部分18に対向させることにより、接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができるようになるため、接続ロック機構30による駆動ユニット10および工具ユニット20のロックが解除され、工具ユニット20を駆動ユニット10から取り外すことができるようになる。このようにして、安全かつ確実に駆動ユニット10および工具ユニット20の着脱を行うことができる。
また、本実施の形態の接続ロック機構30および油圧作動装置においては、上述したように、接続ロック機構30は、略円筒形状であってもよい。この場合は、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30をスムーズに回転させることができるようになる。
また、本実施の形態の接続ロック機構30および油圧作動装置においては、上述したように、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30が回転可能な領域を規制するための規制部材が設けられていてもよい。この場合は、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30が360°回転することがなくなるので、作業者が手元を見られない状態や、暗所での作業であっても、工具ユニット20を駆動ユニット10から取り外すために駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させるときの作業者にとっての作業性を向上させることができる。
また、本実施の形態の接続ロック機構30および油圧作動装置においては、上述したように、規制部材は、第1縁部分36に設けられた第1突起34と、第2縁部分38に設けられた第2突起32とを有しており、第1突起34および第2突起32は、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させたときに駆動ユニット10の凸部分18に当たることによりこれ以上接続ロック機構30を回転させることができないような構成となっている。この場合には、第1突起34および第2突起32により、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30が回転可能な領域を規制することができる。
また、本実施の形態の接続ロック機構30および油圧作動装置においては、上述したように、第1突起34が駆動ユニット10の凸部分18に当接または近接しているときにおいてのみ、工具ユニット20および駆動ユニット10の接続が解除されるまで接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができるようになっている。この場合は、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させて第1突起34を駆動ユニット10の凸部分18に当接または近接させないと、接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができないため、作業者が手元を見られない状態や、暗所での作業であっても、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30を回転させて第1突起34を駆動ユニット10の凸部分18に当接または近接させることにより、工具ユニット20を駆動ユニット10から取り外すことができるようになる。
また、本実施の形態の接続ロック機構30および油圧作動装置においては、上述したように、第1縁部分36からの第1突起34の高さは、第1縁部分36および第2縁部分38の間に形成される段差39の高さよりも大きくなっている。この場合は、第2縁部分38よりも第1突起34の先端を駆動ユニット10側に近い箇所に位置させることができるようになる。このため、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30が回転可能な領域を第1突起34により確実に規制することができるようになる。
また、本実施の形態の接続ロック機構30および油圧作動装置においては、上述したように、接続ロック機構30における駆動ユニット10側の外周縁に沿った第1突起34と段差39との間の長さは、駆動ユニット10の外周縁に沿った凸部分18の長さと略同一の大きさとなっている。この場合は、接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができる接続ロック機構30の回転位相が限定されるため、不意に駆動ユニット10および工具ユニット20のロックが解除されて工具ユニット20が駆動ユニット10から外れてしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態の接続ロック機構30および油圧作動装置においては、上述したように、接続ロック機構30における駆動ユニット10側の外周縁に沿った第1縁部分36の長さは第2縁部分38の長さよりも大きくなっている。この場合は、接続ロック機構30における駆動ユニット10側の外周縁に沿った第2縁部分38の長さが比較的小さくなるため、接続ロック機構30を駆動ユニット10側に押すことができる接続ロック機構30の回転位相が限定される。このため、不意に駆動ユニット10および工具ユニット20のロックが解除されて工具ユニット20が駆動ユニット10から外れてしまうことを防止することができる。
なお、本実施の形態による接続ロック機構30および油圧作動装置は、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、駆動ユニット10に対して接続ロック機構30が回転可能な領域を規制するための規制部材は、第1突起34および第2突起32を組み合わせたものに限定されることはない。駆動ユニット10に対して接続ロック機構30が回転可能な領域を規制するための規制部材として、第1突起34および第2突起32のうちいずれか一方の突起のみが設けられるようになっていてもよい。また、更に他の規制部材として、円筒形状の接続ロック機構30の内周面に突起または凹部が設けられるとともに、駆動ユニット10のモータ16の外周面に、これらの突起または凹部に対応する凹部または突起が設けられることにより、駆動ユニット10に対する接続ロック機構30の回転可能な領域が規制されるようになっていてもよい。このように、規制部材として、図示したもの以外の様々な構成のものを用いることができる。
また、本実施の形態の工具ユニット20は上述した一対のヘッド22を有するものに限定されることはない。工具ユニット20として、駆動ユニット10のモータ16により駆動される油圧ポンプから送られた作動油により動作する工具を有するものであれば、他の様々な構成のものを用いることができる。
10 駆動ユニット
12 バッテリー
14 把持部
16 モータ
18 凸部分
20 工具ユニット
22 ヘッド
23 軸
26 ハンドル
28 切換レバー
30 接続ロック機構
32 第2突起
34 第1突起
36 第1縁部分
38 第2縁部分
39 段差

Claims (8)

  1. 工具を有する工具ユニットを、作動油を前記工具ユニットの前記工具に送るための油圧ポンプを駆動させるモータを有する駆動ユニットに接続するための略円筒形状の接続ロック機構であって、
    前記駆動ユニットに対して回転可能となるよう取り付けられており、
    前記工具ユニットが前記接続ロック機構により前記駆動ユニットに接続されたときに前記油圧ポンプによって前記工具に作動油が送られることにより前記工具が作動するようになっており、
    前記駆動ユニットの端部における外周面には当該端部の径方向外方に延びるよう凸部分が設けられており、
    前記接続ロック機構は、前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットを接続するロック状態のときに前記駆動ユニット側に押されることにより前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続を解除するようになっており、
    前記接続ロック機構における前記駆動ユニット側の端部における外周縁には、第1縁部分および第2縁部分が形成されており、前記第1縁部分および前記第2縁部分はそれぞれ前記接続ロック機構の略円筒形状の中心軸と交差する平面において前記接続ロック機構の周方向に沿って延び、前記第1縁部分および前記第2縁部分の間には段差が形成されており、前記接続ロック機構の前記第1縁部分が前記駆動ユニットの前記凸部分に対向しているときには前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押して前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続の解除が可能となっており、前記接続ロック機構の前記第2縁部分が前記駆動ユニットの前記凸部分に対向しているときには前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続が解除されるまで前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押すことができないようになっている、接続ロック機構。
  2. 前記駆動ユニットに対して前記接続ロック機構が回転可能な領域を規制するための規制部材を更に備えた、請求項1記載の接続ロック機構。
  3. 前記規制部材は、前記第1縁部分に設けられた第1突起と、前記第2縁部分に設けられた第2突起とを有しており、前記第1突起および前記第2突起は、前記駆動ユニットに対して前記接続ロック機構を回転させたときに前記駆動ユニットの前記凸部分に当たることにより前記接続ロック機構をこれ以上回転させることができないような構成となっている、請求項記載の接続ロック機構。
  4. 前記第1突起が前記駆動ユニットの前記凸部分に当接または近接しているときにおいてのみ、前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続が解除されるまで前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押すことができるようになっている、請求項記載の接続ロック機構。
  5. 前記第1縁部分からの前記第1突起の高さは、前記第1縁部分および前記第2縁部分の間に形成される前記段差の高さよりも大きくなっている、請求項記載の接続ロック機構。
  6. 前記接続ロック機構における前記駆動ユニット側の外周縁に沿った前記第1突起と前記段差との間の長さは、前記駆動ユニットの外周縁に沿った前記凸部分の長さと略同一の大きさとなっている、請求項記載の接続ロック機構。
  7. 前記接続ロック機構における前記駆動ユニット側の外周縁に沿った前記第1縁部分の長さは前記第2縁部分の長さよりも大きくなっている、請求項1記載の接続ロック機構。
  8. 工具を有する工具ユニットと、
    作動油を前記工具ユニットの前記工具に送るための油圧ポンプを駆動させるモータを有する駆動ユニットと、
    前記駆動ユニットに対して回転可能となるよう取り付けられており、前記工具ユニットを前記駆動ユニットに接続するための略円筒形状の接続ロック機構と、
    を備え、
    前記工具ユニットが前記接続ロック機構により前記駆動ユニットに接続されたときに前記油圧ポンプによって前記工具に作動油が送られることにより前記工具が作動するようになっており、
    前記駆動ユニットの端部における外周面には当該端部の径方向外方に延びるよう凸部分が設けられており、
    前記接続ロック機構は、前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットを接続するロック状態のときに前記駆動ユニット側に押されることにより前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続を解除するようになっており、
    前記接続ロック機構における前記駆動ユニット側の端部における外周縁には、第1縁部分および第2縁部分が形成されており、前記第1縁部分および前記第2縁部分はそれぞれ前記接続ロック機構の略円筒形状の中心軸と交差する平面において前記接続ロック機構の周方向に沿って延び、前記第1縁部分および前記第2縁部分の間には段差が形成されており、前記接続ロック機構の前記第1縁部分が前記駆動ユニットの前記凸部分に対向しているときには前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押して前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続の解除が可能となっており、前記接続ロック機構の前記第2縁部分が前記駆動ユニットの前記凸部分に対向しているときには前記工具ユニットおよび前記駆動ユニットの接続が解除されるまで前記接続ロック機構を前記駆動ユニット側に押すことができないようになっている、油圧作動装置。
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