JP7724642B2 - チューブ容器用積層体 - Google Patents
チューブ容器用積層体Info
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Description
基材層、
第1の高MFRポリオレフィン層、
第1の低MFRポリオレフィン層、
アルミニウム箔層、
第2の低MFRポリオレフィン層、及び
第2の高MFRポリオレフィン層、
をこの順に有し、
前記第1及び第2の低MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィン樹脂のメルトフローレートが、3.0g/10分以下であり、かつ
前記第1及び第2の高MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィン樹脂のメルトフローレートが、前記第1及び第2の低MFRポリオレフィン層のメルトフローレートよりも、0.5g/10分以上大きい、
チューブ容器用積層体。
〈態様2〉
前記アルミニウム箔層と前記第1の低MFRポリオレフィン層との間に、第1の接着樹脂層が配置されており、かつ
前記アルミニウム箔層と前記第2の低MFRポリオレフィン層との間に、第1の接着樹脂層が配置されている、
態様1に記載の積層体。
〈態様3〉
前記第1及び第2の低MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィンがいずれも、ポリエチレンであり、かつ
前記第1及び第2の高MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィンがいずれも、ポリエチレンである、
態様1又は2に記載の積層体。
〈態様4〉
前記基材層が、金属蒸着樹脂層を有する、態様1~3のいずれか一項に記載の積層体。
〈態様5〉
前記基材層が、印刷層を有する、態様1~4のいずれか一項に記載の積層体。
〈態様6〉
前記第2の高MFRポリオレフィン層が、最内シーラント層である、態様1~5のいずれか一項に記載の積層体。
〈態様7〉
前記第2の高MFRポリオレフィン層の、前記第2の低MFRポリオレフィン層とは反対側に、最内シーラント層として追加のシーラント層を更に有する、態様1~5のいずれか一項に記載の積層体。
〈態様8〉
態様1~7のいずれか一項に記載の積層体からなる胴部を有する、チューブ容器。
本発明のチューブ容器用積層体(以下、単に「本発明の積層体」とも称する)は、
基材層、
第1の高MFRポリオレフィン層、
第1の低MFRポリオレフィン層、
随意の、第1の接着樹脂層、
アルミニウム箔層、
随意の、第2の接着樹脂層、
第2の低MFRポリオレフィン層、及び
第2の高MFRポリオレフィン層、
をこの順に有し、
第1及び第2の低MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィン樹脂のメルトフローレートが、3.0g/10分以下であり、かつ
第1及び第2の高MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィン樹脂のメルトフローレートが、第1及び第2の低MFRポリオレフィン層のメルトフローレートよりも、0.5g/10分以上大きい、
チューブ容器用積層体
である。
本発明の積層体において、第1及び第2の低MFRポリオレフィン層は、同じメルトフローレートの値を有するポリオレフィン樹脂によって構成されたものであってもよく、異なるメルトフローレートの値を有するポリオレフィン樹脂によって構成されたものであってもよい。ヒートシール時にアルミニウム箔層に与える応力を低減させる観点や、製造の便宜上の観点からは、第1及び第2の低MFRポリオレフィン層は、同じメルトフローレートの値を有するポリオレフィン樹脂によって構成されたものであることが好ましい。
本発明において、「高MFRポリオレフィン層」とは、上述した「低MFRポリオレフィン層」を構成するポリオレフィン樹脂のメルトフローレートに比べて相対的に高いメルトフローレートの値を有する樹脂から構成される層である。より具体的には、第1及び第2の高MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィン樹脂のメルトフローレートは、第1及び第2の低MFRポリオレフィン層のメルトフローレートよりも、0.5g/10分以上大きければよく、例えば0.5g/10分以上、1.0g/10分以上、1.5g/10分以上、2.0g/10分以上、2.5g/10分以上、3.0g/10分以上、3.5g/10分以上、又は4.0g/10分以上大きくてもよい。
接着樹脂層は、特に層間の密着性強度を向上させるために設けられている随意の層である。本発明の積層体は、アルミニウム箔層と第1及び第2の低MFRポリオレフィン層との間に、それぞれ第1の接着樹脂層と第2の接着樹脂層とを有することができる。
本発明の積層体において、アルミニウム箔層は、バリア効果を発揮することができる。
本発明の積層体において、基材層は、上述した高MFRポリオレフィン層、低MFRポリオレフィン層、接着樹脂層、及びアルミニウム箔層等の層を支持する層である。基材層は、単層であってもよく、機能を付与するための観点からは複数の層を含む積層体であってもよい。以下では、基材層が積層体である場合のそれに含まれうる層について、例示的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明において、基材層は、表層を有してよい。基材層の表層は、樹脂から構成されてよい。ここで、表層とは、積層体をチューブ容器に成形した際に、チューブの最外層を構成する層を指す。
本発明において、基材層は、中間層を有してよい。中間層とは、任意に設けられている層であり、単層であってもよく、複数の層からなる積層体であってもよい。
本発明において、基材層は、印刷層を有してよい。印刷層を設けることによって、印刷層の絵柄等によってチューブ容器の意匠性を高めることができる。
本発明において、基材層は、金属蒸着樹脂層を有してよい。金属蒸着樹脂層を設けることによって、本発明の積層体のバリア効果を向上させることができ、更に、チューブ容器の意匠性を高めることができると共に、サイドシーム部分おけるアルミニウム箔層の微細の凹凸やシワが発生する場合にはそれらを隠蔽することができる。
本発明の積層体は、上述した層のほかに、その他の層を更に有してよい。以下では、その他の層について例示的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明の積層体は、接着層を有してよい。接着層とは、上述した各層の間に存在することができる随意の層であり、層間の密着性を向上することができる。
本発明の積層体は、上述した第2の高MFRポリオレフィン層とは別に、最内シーラント層を有してよい。特に、上述した第2の高MFRポリオレフィン層のシーラント層としての機能を補強するために、本発明の積層体は、第2の高MFRポリオレフィン層の、第2の低MFRポリオレフィン層とは反対側に、最内シーラント層として追加のシーラント層を更に有してよい。
本発明の積層体の総厚みは、特に限定されず、チューブ容器としたときのハンドリング性や機械的強度等の観点から、例えば、120μm以上、150μm以上、180μm以上、200μm以上、250μm以上、又は300μm以上であってよく、また、500μm以下、450μm以下、又は400μm以下であってよい。
本発明の積層体は、上述した各層を用いることの他は、公知の方法により、又はこれに当業者による適宜の変更を加えて、製造することができる。
上述した本発明の積層体を用いて、チューブ容器を製造することができる。すなわち、チューブ容器は、本発明の積層体からなる胴部を有する。
一般的なチューブ用の積層体の製造プロトコルに基づき、実施例1の積層体(原反)を作製した。なお、実施例1の積層体を構成する層の詳細は、表1に示す。
「LLDPEフィルム/ウレタン接着剤/PET-印刷/ウレタン接着剤/VMPET/ac剤/LLDPE樹脂/LLDPEフィルム/EMAA樹脂/AL/EMAA樹脂/LLDPEフィルム/LLDPE樹脂」
PET:ポリエチレンテレフタレート
VMPET:アルミニウム蒸着二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
LLDPE:直鎖状低密度ポリエチレン
EMAA:エチレン-メタクリル酸共重合体
AL:アルミニウム箔
ac剤:アンカーコート剤
実施例2及び3では、表1に示されているように積層体を構成する層の厚みを変えること以外は、実施例1の製造プロトコルと同様にして、実施例2及び3の積層体(原反)をそれぞれ作製した。
積層構成を下記の表2のように変更して、比較例1の積層体を得た。製造プロトコルについては、一般的なチューブ用の積層体の製造プロトコルを参照することができる。
積層構成を下記の表3のように変更して、比較例2の積層体を得た。製造プロトコルについては、一般的なチューブ用の積層体の製造プロトコルを参照することができる。
積層構成を下記の表4のように変更して、比較例3の積層体を得た。製造プロトコルについては、一般的なチューブ用の積層体の製造プロトコルを参照することができる。
上記で作製した各実施例及び比較例の積層体を評価するために、ヒートシール及び冷却の処理を行った。
・圧力:0.3MPa
・温度:130℃
・時間:2秒
A:アルミニウム箔層に凹凸自体がない;
B:アルミニウム箔層に凹凸はあるが、外観に影響しない程度である;
C:アルミニウム箔層に凹凸があり、外観に影響している。
2 中間層
3 印刷層
4 金属蒸着樹脂層
10 基材層
11a 第1の高MFRポリオレフィン層、
11b 第2の高MFRポリオレフィン層、
12a 第1の低MFRポリオレフィン層、
12b 第2の低MFRポリオレフィン層、
13a 第1の接着樹脂層、
13b 第2の接着樹脂層、
14 アルミニウム箔層、
100 チューブ容器用積層体。
Claims (9)
- 基材層、
第1の高MFRポリオレフィン層、
第1の低MFRポリオレフィン層、
アルミニウム箔層、
第2の低MFRポリオレフィン層、及び
第2の高MFRポリオレフィン層、
をこの順に有し、
前記第1及び第2の低MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィン樹脂のメルトフローレートが、0.5g/10分以上3.0g/10分以下であり、かつ
前記第1及び第2の高MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィン樹脂のメルトフローレートが、5.0g/10分以上10g/10分以下である、
チューブ容器用積層体。 - 前記第1及び第2の高MFRポリオレフィン層の厚みが、10μm以上100μm以下であり、かつ
前記第1及び第2の低MFRポリオレフィン層の厚みが、20μm以上100μm以下である、
請求項1に記載の積層体。 - 前記アルミニウム箔層と前記第1の低MFRポリオレフィン層との間に、第1の接着樹脂層が配置されており、かつ
前記アルミニウム箔層と前記第2の低MFRポリオレフィン層との間に、第1の接着樹脂層が配置されている、
請求項1又は2に記載の積層体。 - 前記第1及び第2の低MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィン樹脂がいずれも、ポリエチレン系樹脂であり、かつ
前記第1及び第2の高MFRポリオレフィン層を構成するポリオレフィン樹脂がいずれも、ポリエチレン系樹脂である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の積層体。 - 前記基材層が、金属蒸着樹脂層を有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の積層体。
- 前記基材層が、印刷層を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の積層体。
- 前記第2の高MFRポリオレフィン層が、最内シーラント層である、請求項1~6のいずれか一項に記載の積層体。
- 前記第2の高MFRポリオレフィン層の、前記第2の低MFRポリオレフィン層とは反対側に、最内シーラント層として追加のシーラント層を更に有する、請求項1~6のいずれか一項に記載の積層体。
- 請求項1~8のいずれか一項に記載の積層体からなる胴部を有する、チューブ容器。
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|---|---|---|---|
| JP2021096012A JP7724642B2 (ja) | 2021-06-08 | 2021-06-08 | チューブ容器用積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021096012A JP7724642B2 (ja) | 2021-06-08 | 2021-06-08 | チューブ容器用積層体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022187819A JP2022187819A (ja) | 2022-12-20 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021096012A Active JP7724642B2 (ja) | 2021-06-08 | 2021-06-08 | チューブ容器用積層体 |
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Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
| JP2015058649A (ja) | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 共同印刷株式会社 | チューブ用積層体及びチューブ容器 |
| JP2016225316A (ja) | 2016-09-15 | 2016-12-28 | 油化電子株式会社 | 電池外装用ラミネートフィルムの製造方法 |
| JP2017218213A (ja) | 2016-06-09 | 2017-12-14 | 共同印刷株式会社 | 容器密閉アセンブリ |
| JP2020521656A (ja) | 2017-05-31 | 2020-07-27 | テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ | ラミネートされた包装材料、それから製造される包装容器、及びラミネート材料を製造するための方法 |
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2021
- 2021-06-08 JP JP2021096012A patent/JP7724642B2/ja active Active
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