JP7724677B2 - シラン化合物、シロキサン化合物、その製造方法、及び、硬化性樹脂組成物 - Google Patents
シラン化合物、シロキサン化合物、その製造方法、及び、硬化性樹脂組成物Info
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Description
なお、以下において記載する本発明の個々の好ましい形態を2つ以上組み合わせたものもまた、本発明の好ましい形態である。
本発明は、イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基を有することを特徴とするイミド結合含有シラン化合物である。
本発明のシラン化合物は、アルカリ可溶性を有し、耐熱性に優れる。また、本発明のシラン化合物を用いれば、アルカリ可溶性を有し、耐熱性に優れたシロキサン化合物を安定的に効率良く製造することができる。
本発明のシラン化合物や当該シラン化合物を用いて合成されるシロキサン化合物が、耐熱性にも優れるのは、熱に安定なSi-O結合やイミド結合で構成されるためであると推測される。
上記炭化水素基としては、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、又は、芳香族炭化水素基が挙げられる。なかでも、熱に安定である点で、芳香族炭化水素基が好ましい。
上記イミド環は、イミド結合が環構造を形成している環である。
上記イミド環は、5~6員環であることが好ましく、5員環であることがより好ましい。
上記炭化水素環は、3~6員環であることが好ましく、4~6員環であることがより好ましく、5~6員環であることが更に好ましい。
上記イミド環、炭化水素環は、置換基を有していてもよい。
なかでも、上記環構造は、イミド環と炭化水素環との縮合環であることが好ましく、イミド環と芳香族炭化水素環との縮合環であることが好ましい。
上記R1及びR2が互いに連結して、環構造を形成している場合、上記環構造は少なくとも一つのカルボキシ基、又はカルボキシ基を含む基を置換基として有することが好ましい。
上記有機基は、カルボキシ基をいずれの位置に有していてもよい。
また、上記有機基は、カルボキシ基を1つ又は2つ以上有していてもよいが、カルボキシ基を1つ又は2つ有することが好ましい。
上記2価の炭化水素基と-NH-を組み合わせた2価の基としては、例えば、-R’-NH-R’’-(式中、R’及びR’’は、同一又は異なって、2価の炭化水素基を表す。)が好ましく挙げられる。
上記R’及びR’’で表される2価の炭化水素基は、2価の脂肪族炭化水素基であることが好ましく、アルキレン基であることがより好ましい。
上記R’及びR’’で表される2価の炭化水素基の炭素数は、1~6であることが好ましく、1~3であることがより好ましい。
上記有機基は、ケイ素原子に結合していることが好ましい。
(式中、R4は、イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基を表す。R5は、イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基以外の有機基を表す。R6は、アルコキシ基、アシルオキシ基、ハロゲン原子、水酸基、又は、水素原子を表す。aは、1又は2の数を表し、bは、0又は1の数を表す。)
上記炭化水素基としては、上述したものと同様の基が挙げられる。
上記炭化水素基の炭素数は、1~10であることが好ましく、1~8であることがより好ましく、1~5であることが更に好ましい。
なかでも上記R5で表されるイミド結合及びカルボキシ基を有する有機基以外の有機基としては、炭化水素基、又は、炭化水素基とエポキシ基、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アミノ基、リン酸基、カルボキシ基、アミド基、ニトロ基、アシル基、若しくはスルホン基を組み合わせた基が好ましく、炭化水素基がより好ましく、脂肪族炭化水素基が更に好ましく、アルキル基が特に好ましい。
上記イミド結合含有シラン化合物を製造する方法としては、上記イミド結合含有シラン化合物が得られる方法であれば特に限定されず、いずれの方法であってもよいが、なかでも、安定して、効率良く製造することができる点で、アミノ基含有シラン化合物と、酸無水物基及びカルボキシ基を有する化合物とを反応させる工程を含む方法であることが好ましい。アミノ基含有シラン化合物と、酸無水物基及びカルボキシ基を有する化合物とを反応させることにより、アミノ基と酸無水物基が反応してイミド結合が容易に形成され、効率良く、上記シラン化合物を得ることができる。このような、アミノ基含有シラン化合物と、酸無水物基及びカルボキシ基を有する化合物とを反応させる工程を含むイミド結合含有シラン化合物の製造方法もまた、本発明の一つである。
上記アミノ基は、反応性の観点から、第一級アミノ基であることが好ましい。
(H2N-R3-)aR5 bSiR6 [4-(a+b)] (3)
(式中、R3は、上記一般式(1)中のR3と同じである。R5及びR6は、上記一般式(2)中のR5及びR6と同じである。aは、1又は2の数を表す。bは、0又は1の数を表す。)
上記アミノ基含有シラン化合物と、上記酸無水物基及びカルボキシ基を有する化合物との混合比は、モル比で85/15~15/85であることが好ましく、70/30~30/70であることが好ましく、45/55~55/45であることが更に好ましい。
加熱時間は、特に限定されないが、例えば、1~10時間、好ましくは1~8時間、より好ましくは、1~6時間である。
本発明のシロキサン化合物は、イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基を有することを特徴とするシロキサン化合物である。
上記イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基としては、上述した「イミド結合含有シラン化合物」における「イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基」と同様の基が挙げられる。
上記シロキサン化合物は、炭素数1~10のアルキル基、又は、炭素数6~10のアリール基を有することがより好ましく、炭素数6~10のアリール基を有することが更に好ましい。
XaYbZcSiOd (4)
(式中Xは、同一又は異なって、イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基を表す。Y及びZは、同一又は異なって、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、又は、上記イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基以外の有機基を表す。aは、0でない3以下の数であり、b及びcは、同一又は異なって、0又は3未満の数であり、dは、0でない2未満の数であり、a+b+c+2d=4である。)で表されるシロキサン化合物が挙げられる。
上記シロキサン化合物はまた、ポリシルセスキオキサンであることが好ましい。
X、Y及びZは、「鎖」の形態となった繰り返し単位に含まれてもよく、含まれていなくてもよい。例えば、Xは、側鎖として1分子に1つ以上含まれていればよい。
上記重量平均分子量は、後述する測定条件下でのGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)測定により求めることができる。
上記酸価は、水酸化カリウム(KOH)溶液を用いた中和滴定法により測定して得られる値であり、化合物固形分1gあたりの酸価である。
本発明のシロキサン化合物を製造する方法としては、特に限定されず、公知の方法を用いることができるが、安定して効率良く製造することができる点で、上述したイミド結合含有シラン化合物を調製し、得られたイミド結合含有シラン化合物を縮合する方法が挙げられる。すなわち、本発明のシロキサン化合物の製造方法は、アミノ基含有シラン化合物と、酸無水物基及びカルボキシル基を有する化合物とを反応させる工程、及び、上記反応工程で生成するイミド結合含有シラン化合物を含む反応原料を縮合する工程を含むことが好ましい。このようなシロキサン化合物の製造方法もまた、本発明の一つである。
反応原料として使用される上記イミド結合含有シラン化合物は、上述したものと同様のものが挙げられる。
なお、本明細書において、「反応原料」とは、シロキサン化合物の製造において使用されるシラン化合物の総量を意味する。
上記イミド結合及びカルボキシル基を有する有機基以外の有機基を有するシラン化合物(シラン化合物(B))としては、炭素数1~12のアルキル基、又は、炭素数6~12のアリール基を有するシラン化合物や、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、及び、エポキシ基からなる群より選択される少なくとも一種の基を有する有機基を有するシラン化合物が挙げられる。
例えば、上記イミド結合含有シラン化合物(A)の含有割合は、上記反応原料100質量%中、1~90質量%であることが好ましく、5~70質量%であることがより好ましく、10~50質量%であることが更に好ましい。
使用する水の量としては、反応原料であるシラン化合物の総量100モルに対し、50~200モルであることが好ましく、70~150モルであることがより好ましく、90~120モルであることが更に好ましい。
また、反応温度は、最初は30~100℃、好ましくは40~80℃で反応させた後、50~180℃、好ましくは60~160℃に昇温させることが好ましい。
反応時間は、反応温度、反応組成によって適宜設定すればよいが、通常1~10時間、好ましくは2~5時間である。
上記溶媒の使用量としては、反応原料の合計濃度(質量%)が20~70%、好ましくは25~50%となる量が挙げられる。
上記無機酸としては、例えば、硝酸、硫酸、フッ酸、リン酸等が挙げられる。
上記触媒は、1種のみ使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記縮合度は、後述する実施例に記載の方法により求めることができる。
本発明はまた、上述したシロキサン化合物と、光重合開始剤及び/又は酸発生剤とを含む硬化性樹脂組成物でもある。本発明の硬化性樹脂組成物は、上述したシロキサン化合物を含み、優れた耐熱性を有する。
なお、本明細書において「固形分総量」とは、硬化物を形成する成分(硬化物の形成時に揮発する溶媒等を除く)の総量を意味する。
本発明の硬化性樹脂組成物において使用される光重合開始剤としては、好ましくはラジカル重合性の光重合開始剤が挙げられる。ラジカル重合性の光重合開始剤とは、電磁波や電子線等の活性エネルギー線の照射により重合開始ラジカルを発生させるものである。
上記光重合開始剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の硬化性樹脂組成物において使用される酸発生剤としては、光酸発生剤、又は、熱酸発生剤が挙げられるが、塗膜の厚み方向で均一に酸を発生させられる点で、熱酸発生剤が好ましい。
上記シロキサン化合物がエポキシ基を有する場合、硬化性樹脂組成物の硬化性が良好になる点で、酸発生剤を使用するのが好ましい。
本発明の硬化性樹脂組成物は、更に、重合性化合物を含むことが好ましい。重合性化合物を更に含むことにより、硬化性樹脂組成物の硬化性が向上し、機械的強度、耐溶剤性等の各種物性にも優れた硬化物を与えることができる。
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、シクロヘキサンジメタノールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAアルキレンオキシドジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールFアルキレンオキシドジ(メタ)アクリレート等の2官能(メタ)アクリレート化合物;
レンオキシド付加ジトリメチロールプロパンテトラアリルエーテル、エチレンオキシド付加ペンタエリスリトールテトラアリルエーテル、エチレンオキシド付加ジペンタエリスリトールヘキサアリルエーテル等の多官能アリルエーテル類;
上記重合性化合物の分子量としては特に限定されないが、取り扱いの観点から、例えば、2000以下が好ましい。
本発明の硬化性樹脂組成物は、上述した成分以外に、必要に応じて他の成分を含んでいてもよい。上記他の成分としては、例えば、溶剤;色材(顔料、染料);分散剤;耐熱向上剤;レベリング剤;現像助剤;シリカ微粒子等の無機微粒子;シラン系、アルミニウム系、チタン系等のカップリング剤;フィラー、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリビニルフェノール等の熱硬化性樹脂;多官能チオール化合物等の硬化助剤;可塑剤;重合禁止剤;紫外線吸収剤;酸化防止剤;艶消し剤;消泡剤;帯電防止剤;スリップ剤;表面改質剤;揺変化剤;揺変助剤;キノンジアジド化合物;多価フェノール化合物;カチオン重合性化合物;酸発生剤;等が挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの他の成分は、公知のものから適宜選択して使用するとよく、その使用量も適宜設定することができる。
例えば、上記硬化性樹脂組成物をカラーフィルター用途に使用する場合には、上記硬化性樹脂組成物は色材を含むことが好ましい。
本発明の硬化性樹脂組成物を調製する方法としては、特に制限されず公知の方法を用いればよく、例えば、上述した各含有成分を、各種の混合機や分散機を用いて混合分散する方法が挙げられる。混合・分散工程は特に制限されず、公知の方法により行えばよい。また、通常行われる他の工程を更に含んでいてもよい。上記硬化性樹脂組成物が色材を含む場合は、公知の色材の分散処理工程を経て調製することが好ましい。
上記硬化性樹脂組成物を用いて硬化物を得る方法としては、特に限定されず、硬化性樹脂組成物を加熱、紫外線等の活性エネルギー線の照射、又はこれらの組み合わせ等の公知の方法を用いればよく、例えば、基材上に、上記硬化性樹脂組成物を塗布して塗布膜を形成する工程、形成された塗布膜に光照射する工程、及び、光照射された塗布膜を加熱する工程を含む方法が好ましく挙げられる。
本発明の硬化性樹脂組成物は、耐熱性に優れた硬化物を与えることができる。そのため、優れた耐熱性が必要とされる用途に好適に用いることができる。本発明の硬化性樹脂組成物は、光学材料用として好適に使用され、レジスト用として好適に使用できる。本発明の硬化性樹脂組成物は、ネガ型用としてもポジ型用としても好適に使用することができるが、ネガ型用感光性樹脂組成物であることが好ましい。
<酸価>
樹脂溶液を3g精秤し、テトラヒドロフラン(THF)90gと水10gの混合溶媒に溶解させ、0.1NのKOH水溶液を滴定液として用いて滴定した。滴定は、自動滴定装置(商品名:COM-555、平沼産業社製)を用いて行い、樹脂溶液の酸価と樹脂溶液の固形分から固形分1g当たりの酸価(mgKOH/g)を求めた。
なお、樹脂溶液の固形分は以下の方法で求めた。
樹脂溶液をアルミカップに約1gはかり取り、THF約3gを加えて溶解させた後、常温で自然乾燥させた。そして、熱風乾燥機(商品名:PHH-101、エスペック社製)を用い、真空下160℃で1.5時間乾燥した後、デシケータ内で放冷し、質量を測定した。その質量減少量から、樹脂溶液の固形分(質量%)を計算した。
ポリスチレンを標準物質とし、テトラヒドロフランを溶離液として、HLC-8220GPC(東ソー社製)、カラム:TSKgel SuperHZM-M(東ソー社製)によるGPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)法にて重量平均分子量を測定した。
縮合時に留去された留去液中の水分量をカールフィッシャー法で測定し、下記計算式で計算した。
縮合率(%)=(上記留去液中の水分量)/(100%縮合時の水分量(計算値))×100
表1に示す割合で、得られたシロキサン化合物に、828EL(三菱ケミカル製ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当量186、アルカリ可溶性シルセスキオキサンのカルボキシル基とエポキシ樹脂のエポキシ基を等モル)、エポキシ硬化剤(ジシアンジアミド、シルセスキオキサン溶液の固形分に対して0.5%)を配合し、熱硬化性樹脂組成物を調製した。得られた熱硬化性樹脂組成物を、ポリエチレンテレフタレートフィルムに乾燥後の膜厚が約80μmになるように塗布し、90℃で30分間乾燥させ、180℃で1時間硬化させて冷却した後、剥離した硬化塗膜を幅5mmに切り出して測定用試料とした。サーモメカニカルアナライザーBruker AXS TMA 4000(ブルカー・エイエックスエス(株)製)を用い、チャック間距離20mmで引っ張りモードにて210~250℃における線膨張率(CTE210~250)を測定した。
温度計、撹拌機、ガス導入管、冷却管及び滴下槽導入口を備えたセパラブルフラスコに、1-メチル-2-ピロリドン(NMP)93部、3-アミノプロピルトリエトキシシラン50部、トリメリット酸無水物43部を仕込み、窒素置換した後、120℃まで昇温し、1時間攪拌混合して、シラン化合物Aを生成した。
その後、シラン化合物Aを室温まで冷却し、これにNMP146部、フェニルトリメトキシシランを150部、純水を53部投入した後、90℃まで昇温し、メタノールを留去した。そして、160℃まで昇温して水を留去し、樹脂溶液(シルセスキオキサン溶液)1を得た。
また、得られたシルセスキオキサン(シロキサン化合物)の物性値(酸価、重量平均分子量)を表2に示す。
シラン化合物Aの原料、シロキサン化合物の反応原料として添加したシラン化合物、水及び溶媒について表2に記載の配合としたこと以外は、実施例1と同様の方法により、シルセスキオキサン溶液2を得た。得られたシロキサン化合物の物性値を表2に示す。
シラン化合物Aの原料、シロキサン化合物の反応原料として添加したシラン化合物、水及び溶媒について表2に記載の配合としたこと以外は、実施例1と同様の方法により、シルセスキオキサン溶液3を得た。得られたシロキサン化合物の物性値を表2に示す。
シラン化合物Aの原料、シロキサン化合物の反応原料として添加したシラン化合物、水及び溶媒について表2に記載の配合としたこと以外は、実施例1と同様の方法により、シルセスキオキサン溶液4を得た。得られたシロキサン化合物の物性値を表2に示す。
Claims (7)
- イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基を有するシロキサン化合物であって、
該イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基は、下記一般式(1)で表される基であり、
該シロキサン化合物は、下記一般式(5)で表される構造と下記一般式(6)で表される構造を有し、重量平均分子量が500~50000である
ことを特徴とするシロキサン化合物。
(式中、R1及びR2は、同一又は異なって、炭素数1~15の炭化水素基、カルボキシ基、又は、炭素数1~15の炭化水素基とカルボキシ基の組み合わせからなる基を表し、R1及びR2の少なくとも一つは、炭素数1~15の炭化水素基とカルボキシ基の組み合わせからなる基である。R1及びR2は、互いに連結して、環構造を形成していてもよい。R3は、直接結合、又は、炭素数1~10の2価の有機基を表す。*は、該イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基の結合部位を表す。)
(式中、R7は、該イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基を表す。)
(式中、R8は、炭素数1~12のアルキル基又は炭素数6~12のアリール基を表す。) - (メタ)アクリロイル基、ビニル基、及び、エポキシ基からなる群より選択される少なくとも一種の基を有する有機基を有することを特徴とする請求項1に記載のシロキサン化合物。
- 酸価が30~500mgKOH/gであることを特徴とする請求項1又は2に記載のシロキサン化合物。
- 請求項1~3のいずれかに記載のシロキサン化合物と、光重合開始剤及び/又は酸発生剤とを含むことを特徴とする硬化性樹脂組成物。
- 重合性化合物を含むことを特徴とする請求項4に記載の硬化性樹脂組成物。
- ネガ型感光性樹脂組成物であることを特徴とする請求項4又は5に記載の硬化性樹脂組成物。
- 請求項1に記載のシロキサン化合物の製造方法であって、
アミノ基含有シラン化合物と、酸無水物基及びカルボキシ基を有する化合物とを反応させる工程、及び、該反応工程で生成するイミド結合含有シラン化合物と炭素数1~12のアルキル基又は炭素数6~12のアリール基を有するシラン化合物とを含む反応原料を縮合する工程を含み、
該イミド結合含有シラン化合物は、下記一般式(2)で表される化合物である
R4 aR5 bSiR6 [4-(a+b)] (2)
(式中、R4は、下記一般式(1)で表されるイミド結合及びカルボキシ基を有する有機基を表す。R5は、イミド結合を含まない有機基を表す。R6は、アルコキシ基を表す。aは1であり、bは0である。)
(式中、R1及びR2は、同一又は異なって、炭素数1~15の炭化水素基、カルボキシ基、又は、炭素数1~15の炭化水素基とカルボキシ基の組み合わせからなる基を表し、R1及びR2の少なくとも一つは、炭素数1~15の炭化水素基とカルボキシ基の組み合わせからなる基である。R1及びR2は、互いに連結して、環構造を形成していてもよい。R3は、直接結合、又は、炭素数1~10の2価の有機基を表す。*は、該イミド結合及びカルボキシ基を有する有機基の結合部位を表す。)
ことを特徴とするシロキサン化合物の製造方法。
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