JP7725189B2 - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
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Description
散乱線を除去するため、一般的にはX線管の前方かつ近傍にスリットを設置することで、周辺部材へのX線の入射を除去している。
以下、本実施形態に係るX線CT装置について図1のブロック図を参照して説明する。図1に示すX線CT装置1は、架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置40とを有する。図1では説明の都合上、架台装置10を複数描画している。
寝台駆動装置32は、被検体Pが載置された天板33を天板33の長軸方向に移動するモータあるいはアクチュエータである。寝台駆動装置32は、コンソール装置40による制御、または制御装置15による制御に従い、天板33を移動する。例えば、寝台駆動装置32は、天板33に載置された被検体Pの体軸が回転フレーム13の開口の中心軸に一致するよう、天板33を被検体Pに対して直交方向に移動する。また、寝台駆動装置32は、架台装置10を用いて実行されるX線CT撮影に応じて、天板33を被検体Pの体軸方向に沿って移動してもよい。寝台駆動装置32は、制御装置15からの駆動信号のデューティ比等に応じた回転速度で駆動することにより動力を発生する。寝台駆動装置32は、例えば、ダイレクトドライブモータやサーボモータ等のモータにより実現される。
スキャン制御処理は、X線高電圧装置14に高電圧を供給させて、X線管11にX線を照射させるなど、X線スキャンに関する各種動作を制御する処理である。
画像処理は、入力インターフェース43を介して操作者から受け付けた入力操作に基づいて、再構成処理機能443によって生成されたCT画像データを公知の方法により、任意断面の断層画像データや3次元画像データに変換する処理である。なお、3次元画像データの生成は、再構成処理機能443が直接行なっても構わない。
このときコリメータ17によって、X線検出器12以外の部分、例えばX線検出器12に隣接して配置される周辺部材102にはX線が照射されないよう、図2Aの破線で示す照射範囲201に絞ることが望ましい。しかし、焦点移動などの照射範囲がずれることを想定するため、コリメータ17を少し広い間隔で配置する必要がある。そのため、X線検出器12以外の部分にも照射されることとなり、照射範囲201よりも外側に照射範囲202が生じうる。
図2Bに示す場合も図2Aと同様に、回転部に遮蔽部21が形成されて配置される。つまり、遮蔽部21が、X線検出器12よりもX線管11側に配置され、X線検出器12以外に入射するX線をできるだけ遮蔽するように配置される。さらに、X線検出器12の列方向端部のX線管11側上方において、遮蔽部21の一部分が被さるように形成される。
ここで、遮蔽部21の側面の角度θ’2は、図2Aの場合と同様に、θ’1よりも大きく設定されればよい。
図3は、図2Aのうち、X線検出器12周辺について拡大した図である。図3は、X線検出器12のチャネル方向および列方向のどちらの場合にも共通する。遮蔽部21は、遮蔽部21の第1面上の点とX線検出器12のセンサ面121との距離のうちの最短距離となる第1距離51が、遮蔽部21を配置しない場合にX線検出器12への散乱線を生じうる周辺部材102上の点とX線検出器12のセンサ面121との距離のうちの最短距離となる第2距離52よりも長くなるように配置される。
第1の実施形態に係る遮蔽部21は、X線検出器のセンサ面に入射するX線を遮蔽せず、かつ周辺部材102よりもX線検出器12に近くならないよう、遮蔽部21をX線検出器12から離して配置する必要がある。よって、X線検出器12近傍に入射するX線は全て除去できず、後方散乱による散乱線が生じうる。
図4は、図3と同様に、X線検出器12周辺の拡大図であり、チャネル方向および列方向のどちらの場合にも共通する。第1の実施形態に係る遮蔽部21に加え、遮蔽部22がX線検出器のセンサ部に対する側面に配置される。遮蔽部22の材質は、遮蔽部21と同様の材料で形成されればよい。
なお、遮蔽部22は、X線検出器の外側に配置するのではなく、X線検出器12の端部においてX線検出器12の内部に配置されてもよい。また、遮蔽部22は、センサ部の側面に限らず、センサ部の背面に配置されてもよい。
第3の実施形態では、遮蔽部21を回転フレーム13内、つまり回転部に配置するのではなく、固定部101に配置する点が異なる。
図5Aは、図2Aと同じX軸方向から見た架台装置10の断面の模式図であり、図5Bは、図2Bと同じZ軸方向から見た架台装置10の断面の模式図である。
遮蔽部21がX線検出器12のチャネル方向に沿って配置される場合、回転部の回転に対応するように固定部101の内周全体、つまり360度にわたって配置される。固定部101に配置される遮蔽部21は、第1の実施形態に係る遮蔽部21と同様に配置されればよい。
なお、図示しないが、第2の実施形態に係る遮蔽部22も併せて配置されてもよい。
11 X線管
12 X線検出器
13 回転フレーム
14 X線高電圧装置
15 制御装置
16 ウェッジ
17 コリメータ
18 データ収集装置
19 開口
21,22 遮蔽部
30 寝台装置
31 基台
32 寝台駆動装置
33 天板
34 支持フレーム
40 コンソール装置
41 メモリ
42 ディスプレイ
43 入力インターフェース
44 処理回路
51,52 距離
101 固定部
102 周辺部材
121 センサ面
201,202 照射範囲
441 システム制御機能
442 前処理機能
443 再構成処理機能
444 取得機能
445 補正処理機能
446 表示制御機能
Claims (9)
- 被検体に対してX線を照射するX線管と、
前記被検体を透過した前記X線を検出するX線検出器と、
前記X線管から前記X線検出器に直接入射するX線の照射範囲以外に照射されるX線を遮蔽するように、前記被検体と前記X線検出器との間に配置される第1遮蔽部と、
を具備し、
前記第1遮蔽部は、前記X線管から前記X線検出器に直接入射するX線の照射範囲を覆わないように開口が形成され、
前記開口は、前記X線管から前記X線検出器の中心に入射するX線の第1経路と、前記X線管から前記X線検出器の端部に入射するX線の第2経路とがなす第1角度よりも大きい第2角度で、前記X線管側から前記X線検出器側に向かって広がるテーパー状に形成される、
X線CT装置。 - 前記第1遮蔽部は、前記X線管と前記X線検出器とが前記被検体を介して対向配置される回転部に配置され、かつ前記X線検出器に隣接する周辺部材への、前記X線の入射を遮蔽するように配置される、
請求項1に記載のX線CT装置。 - 前記第1遮蔽部は、前記X線検出器の列方向およびチャネル方向の少なくともどちらか一方に沿って配置される、
請求項1または請求項2に記載のX線CT装置。 - 前記第1遮蔽部の一部は、前記X線管側から前記X線検出器を見た場合、前記第2経路を遮蔽しない位置で前記X線検出器の端部に重なるように配置される、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のX線CT装置。 - 前記第1遮蔽部は、前記X線管側の面上の点と前記X線検出器のセンサ面との距離のうちの最短距離となる第1距離が、前記第1遮蔽部を配置しない場合に散乱線を生じうる前記X線検出器に隣接する周辺部材上の点と前記センサ面との距離のうちの最短距離となる第2距離よりも長くなるように配置される、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のX線CT装置。 - 前記第1遮蔽部は、前記X線検出器のチャネル方向に沿って配置される場合、前記X線管と前記X線検出器とが前記被検体を介して対向配置される回転部よりも架台装置内部に位置する固定部に配置される、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のX線CT装置。 - 前記第1遮蔽部と前記X線検出器との間を通過したX線が直接入射しない形状を有し、前記X線管と前記X線検出器とが前記被検体を介して対向配置される回転部内に配置され、かつ前記X線検出器に隣接する周辺部材からの、散乱線を遮蔽するように、前記X線検出器のセンサ部側面または背面に配置される第2遮蔽部をさらに具備する、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のX線CT装置。 - 前記第2遮蔽部は、前記X線検出器のセンサ部側面に配置される場合、前記X線検出器に接する第1面と、前記X線検出器に隣接する周辺部材に接する第2面とを有し、前記第1面および前記第2面に垂直な断面が三角形となる形状を有する、
請求項7に記載のX線CT装置。 - 前記X線検出器に隣接する周辺部材からの散乱線を遮蔽するように、前記X線検出器の回りに配置される第2遮蔽部をさらに具備し、
前記第2遮蔽部は、前記第1角度よりも小さい角度で、前記X線管側から前記X線検出器側に向かって広がるテーパー状に形成される、
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のX線CT装置。
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